JPH11322236A - エレベータードア用セフティシュー - Google Patents
エレベータードア用セフティシューInfo
- Publication number
- JPH11322236A JPH11322236A JP10131598A JP13159898A JPH11322236A JP H11322236 A JPH11322236 A JP H11322236A JP 10131598 A JP10131598 A JP 10131598A JP 13159898 A JP13159898 A JP 13159898A JP H11322236 A JPH11322236 A JP H11322236A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- safety
- lever
- switch
- tissue
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】セフティシューの動作可能方向をドア開き方向
およびドア閉じ方向の２方向とし、安全性に優れたエレ
ベータードア用セフティシューを提供する。 【解決手段】セフティシューの動作可能方向をドア開き
方向およびドア閉じ方向の２方向とし、さらにそれぞれ
の動作方向に対し動作したことを検出する手段を設け
る。
およびドア閉じ方向の２方向とし、安全性に優れたエレ
ベータードア用セフティシューを提供する。 【解決手段】セフティシューの動作可能方向をドア開き
方向およびドア閉じ方向の２方向とし、さらにそれぞれ
の動作方向に対し動作したことを検出する手段を設け
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータードア
用セフティシューに関するものである。
用セフティシューに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】実開昭５５−５００２３の第１図に記載
されているように、従来のこの種のエレベータドア用セ
フティシューは、ドアの開き方向の動作のみであった。
すなわち、ドアの先端部に設けられたセフティシュー
は、ドアの閉動作中に障害物に当たるとドア開き方向に
後退動作し、障害物の検出信号を発するのである。これ
はセフティシューの目的がドアが閉じてきたときドアに
挟まれないように、または挟まれた場合すぐにドアを開
き乗客が怪我をしないように設けているためである。
されているように、従来のこの種のエレベータドア用セ
フティシューは、ドアの開き方向の動作のみであった。
すなわち、ドアの先端部に設けられたセフティシュー
は、ドアの閉動作中に障害物に当たるとドア開き方向に
後退動作し、障害物の検出信号を発するのである。これ
はセフティシューの目的がドアが閉じてきたときドアに
挟まれないように、または挟まれた場合すぐにドアを開
き乗客が怪我をしないように設けているためである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】したがって、上記の従
来技術では、ドアが開き方向に動いているとき、セフテ
ィシューを故意につかんだり、または紐などがセフティ
シューに絡まったまま開き方向に動いた場合の動作を検
出することは不可能であった。
来技術では、ドアが開き方向に動いているとき、セフテ
ィシューを故意につかんだり、または紐などがセフティ
シューに絡まったまま開き方向に動いた場合の動作を検
出することは不可能であった。
【０００４】本発明の目的は、ドアが開く方向に移動し
ている時にも障害物を検出し、ドアを閉じる方向に反転
させるようにしたエレベータードア用セフティシューを
提供することにある。
ている時にも障害物を検出し、ドアを閉じる方向に反転
させるようにしたエレベータードア用セフティシューを
提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、水平方向に駆動されるエレベータドアの先
端部に移動可能に設けられ、障害物の接触時に移動して
検出信号を発生するエレベータードア用セフティシュー
において、前記ドアに対する前記セフティシューの移動
動作可能方向をドア開き方向およびドア閉じ方向の２方
向とし、それぞれの動作方向に対し移動動作したことを
検出する手段を設けたものである。 上記のようにセフ
ティシューの動作可能方向をドア開き方向およびドア閉
じ方向の２方向とし、さらにそれぞれの動作方向に対し
動作したことを検出するスイッチを設ることによって上
記課題を解決できる。
成するため、水平方向に駆動されるエレベータドアの先
端部に移動可能に設けられ、障害物の接触時に移動して
検出信号を発生するエレベータードア用セフティシュー
において、前記ドアに対する前記セフティシューの移動
動作可能方向をドア開き方向およびドア閉じ方向の２方
向とし、それぞれの動作方向に対し移動動作したことを
検出する手段を設けたものである。 上記のようにセフ
ティシューの動作可能方向をドア開き方向およびドア閉
じ方向の２方向とし、さらにそれぞれの動作方向に対し
動作したことを検出するスイッチを設ることによって上
記課題を解決できる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図１、
図２、および図３により説明する。図１に示すようにエ
レベータドア装置は、ドアレール１上を案内されて水平
方向に移動するドアハンガー２とドアハンガー２に吊り
下げ支持されるドア３、ドア３の下部に設けたドアシュ
ー４が出入り口の下部に設けたシル５の溝内を移動する
よう構成されている。
図２、および図３により説明する。図１に示すようにエ
レベータドア装置は、ドアレール１上を案内されて水平
方向に移動するドアハンガー２とドアハンガー２に吊り
下げ支持されるドア３、ドア３の下部に設けたドアシュ
ー４が出入り口の下部に設けたシル５の溝内を移動する
よう構成されている。
【０００７】ドア先端部には、下側レバー６、上側レバ
ー６６とセフティシュー７からなるセフティシュー装置
を設け、下側レバー６の支点軸６a付近にスイッチ８、
９とストッパー１０、１１を設ける。また、セフティシ
ュー７とドア３とを取り付け金具１２、１３により引っ
張りバネ１４で連結する。ドア制御装置３０は、スイッ
チ８、９の出力信号に応じてドア駆動電動機３２を制御
し、ドアを反転動作させる。
ー６６とセフティシュー７からなるセフティシュー装置
を設け、下側レバー６の支点軸６a付近にスイッチ８、
９とストッパー１０、１１を設ける。また、セフティシ
ュー７とドア３とを取り付け金具１２、１３により引っ
張りバネ１４で連結する。ドア制御装置３０は、スイッ
チ８、９の出力信号に応じてドア駆動電動機３２を制御
し、ドアを反転動作させる。
【０００８】ドアが閉じる方向に移動しているとき、セ
フティシュー７がドア３を開く方向に押された場合は、
レバー６は支点軸６aを回転中心として時計方向に回転
し、レバー６の一方の自由端が移動し、レバー６がスイ
ッチ９を動作させた後ストッパー１１により移動を規制
される。このとき、セフティシュー７と軸で連結してい
るレバー６の他の自由端は後退する。スイッチ９が動作
すると、ドア制御装置３０は、障害物がドアに挾まった
と判断し、ドアを開くように電動機３２を制御する。
フティシュー７がドア３を開く方向に押された場合は、
レバー６は支点軸６aを回転中心として時計方向に回転
し、レバー６の一方の自由端が移動し、レバー６がスイ
ッチ９を動作させた後ストッパー１１により移動を規制
される。このとき、セフティシュー７と軸で連結してい
るレバー６の他の自由端は後退する。スイッチ９が動作
すると、ドア制御装置３０は、障害物がドアに挾まった
と判断し、ドアを開くように電動機３２を制御する。
【０００９】反対にドアが開く方向に移動していると
き、セフティシュー７がドア３に対し引き出された場合
は、レバー６の支点軸６aを回転中心として反時計方向
にレバー６が移動し、レバー６がスイッチ８を動作させ
た後ストッパー１０により移動を規制される。
き、セフティシュー７がドア３に対し引き出された場合
は、レバー６の支点軸６aを回転中心として反時計方向
にレバー６が移動し、レバー６がスイッチ８を動作させ
た後ストッパー１０により移動を規制される。
【００１０】スイッチ８が動作すると、ドア制御装置３
０は、セフティシュー７に障害物が絡んだと判断し、ド
アを閉じるように電動機３２を制御する。なお、引っ張
りバネ１４はセフティシュー７に外力が作用していない
場合にセフティシュー３の自重とバランスして位置を保
持するために設けるものである。
０は、セフティシュー７に障害物が絡んだと判断し、ド
アを閉じるように電動機３２を制御する。なお、引っ張
りバネ１４はセフティシュー７に外力が作用していない
場合にセフティシュー３の自重とバランスして位置を保
持するために設けるものである。
【００１１】また、図１のA部相当として図２に示すよ
うにレバー６の自由端部にカム１６を設け、このカム１
６によりスイッチ１５を動作させる構造としてもレバー
６の動作方向が時計方向、反時計方向のどちらでもスイ
ッチを動作させることができる。
うにレバー６の自由端部にカム１６を設け、このカム１
６によりスイッチ１５を動作させる構造としてもレバー
６の動作方向が時計方向、反時計方向のどちらでもスイ
ッチを動作させることができる。
【００１２】さらに図３に示すようにレバー６の自由端
部にカム部６bを設け、ドア３に回転支持されたピン１
７を支点とした金具１８と、金具１８に取り付けられた
ベアリング１９、ドア３に固定したバネ座２０と金具１
８とを圧縮バネ２１により連結する。
部にカム部６bを設け、ドア３に回転支持されたピン１
７を支点とした金具１８と、金具１８に取り付けられた
ベアリング１９、ドア３に固定したバネ座２０と金具１
８とを圧縮バネ２１により連結する。
【００１３】そして、金具１８の動作をスイッチ１５に
より検出するようにする。これによりレバー６の動作方
向が時計方向、反時計方向のどちらでもスイッチを動作
させることができる。
より検出するようにする。これによりレバー６の動作方
向が時計方向、反時計方向のどちらでもスイッチを動作
させることができる。
【００１４】以上のように構成したのでセフティシュー
７がドアに対し押された場合及び引っ張られた場合のど
ちらの動作方向についても一つのスイッチで検出するこ
とができるため乗客がドアに挟まれたりあるいは戸袋に
引き込まれたりするのを未然に防止することができる安
全性に優れたエレベーターセフティシューを提供でき
る。
７がドアに対し押された場合及び引っ張られた場合のど
ちらの動作方向についても一つのスイッチで検出するこ
とができるため乗客がドアに挟まれたりあるいは戸袋に
引き込まれたりするのを未然に防止することができる安
全性に優れたエレベーターセフティシューを提供でき
る。
【００１５】なお、実施例ではスイッチの取り付けをセ
フティシュー７の下側レバー６の側に設けた場合で説明
したが上側レバー６６の側に設けても同様の効果を得ら
れる。
フティシュー７の下側レバー６の側に設けた場合で説明
したが上側レバー６６の側に設けても同様の効果を得ら
れる。
【００１６】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によればセフ
ティシューの動作可能方向をドア開き方向およびドア閉
じ方向の２方向とし、さらにそれぞれの動作方向に対し
動作したことを検出するスイッチと検出した信号を反転
動作制御手段に出力するようにしたので安全性に優れた
エレベータードア用セフティシューが得られる。
ティシューの動作可能方向をドア開き方向およびドア閉
じ方向の２方向とし、さらにそれぞれの動作方向に対し
動作したことを検出するスイッチと検出した信号を反転
動作制御手段に出力するようにしたので安全性に優れた
エレベータードア用セフティシューが得られる。
【図１】裏側から見たエレベーターのドア正面図であ
る。
る。
【図２】他の実施例を示す図１のA部相当図である。
【図３】他の実施例を示す図１のA部相当図である。
１…ドアレール、２…ドアハンガ、３…ドア、４…ドア
シュー、５…シル、６…レバー、６６…レバー、７…セ
フティシュー、８…スイッチ、９…スイッチ、１０…ス
トッパー、１１…ストッパー、１４…引っ張りバネ。
シュー、５…シル、６…レバー、６６…レバー、７…セ
フティシュー、８…スイッチ、９…スイッチ、１０…ス
トッパー、１１…ストッパー、１４…引っ張りバネ。
Claims (5)
- 【請求項１】 水平方向に駆動されるエレベータドアの
先端部に移動可能に設けられ、障害物の接触時に移動し
て検出信号を発生するエレベータードア用セフティシュ
ーにおいて、前記ドアに対する前記セフティシューの移
動動作可能方向をドア開き方向およびドア閉じ方向の２
方向とし、それぞれの動作方向に対し移動動作したこと
を検出する手段を設けたことを特徴とするエレベーター
ドア用セフティシュー。 - 【請求項２】 請求項１において、前記セフティシュー
の動作検出用スイッチを前記セフティシューのそれぞれ
の動作方向用として２個設けたエレベータードア用セフ
ティシュー。 - 【請求項３】 請求項１において、前記セフティシュー
の回転支持レバー部に動作検出用スイッチの作動カムを
設け、この作動カムにより１個の検出用スイッチでセフ
ティシューの動作方向に関係なく動作を検出するエレベ
ータードア用セフティシュー。 - 【請求項４】 請求項１において、セフティシューの動
作信号を検出したとき、検出前に動作していたドアの方
向と反対方向にドアを反転動作させる制御手段にその動
作信号を出力する信号手段を設けたエレベータードア用
セフティシュー。 - 【請求項５】 請求項１において、前記ドアをドアハン
ガーで吊って水平方向に駆動させるエレベータードア用
セフティシュー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10131598A JPH11322236A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | エレベータードア用セフティシュー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10131598A JPH11322236A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | エレベータードア用セフティシュー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11322236A true JPH11322236A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15061815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10131598A Pending JPH11322236A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | エレベータードア用セフティシュー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11322236A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001025129A1 (en) * | 1999-10-05 | 2001-04-12 | Selcom S.P.A. | Crush-proofing safety device in automatically opening doors for lifts and elevators |
| KR100714331B1 (ko) * | 1999-12-06 | 2007-05-04 | 오티스 엘리베이터 컴파니 | 엘리베이터 도어의 안전 디바이스 |
| JP2009029552A (ja) * | 2007-07-25 | 2009-02-12 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーターの安全装置及びその改修方法 |
-
1998
- 1998-05-14 JP JP10131598A patent/JPH11322236A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001025129A1 (en) * | 1999-10-05 | 2001-04-12 | Selcom S.P.A. | Crush-proofing safety device in automatically opening doors for lifts and elevators |
| KR100714331B1 (ko) * | 1999-12-06 | 2007-05-04 | 오티스 엘리베이터 컴파니 | 엘리베이터 도어의 안전 디바이스 |
| JP2009029552A (ja) * | 2007-07-25 | 2009-02-12 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーターの安全装置及びその改修方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3814520B2 (ja) | 車両用スライドドア装置 | |
| AU2010229559B2 (en) | Electric door-locking apparatus, and electric door comprising same | |
| JP4938360B2 (ja) | 開閉扉装置 | |
| JPH11322236A (ja) | エレベータードア用セフティシュー | |
| JP2018112054A (ja) | 自動ドア | |
| JP3806355B2 (ja) | 自動扉 | |
| JP5190176B2 (ja) | エレベータのドア開閉装置 | |
| JP2873162B2 (ja) | エレベータ扉への異物挟み込み検出装置 | |
| JP2003261281A (ja) | エレベーターのドア装置 | |
| JP4376820B2 (ja) | 車両用スライドドアの中間停止装置 | |
| JPH11182136A (ja) | 自動開閉装置 | |
| JP4142177B2 (ja) | エレベーターのドア安全装置 | |
| JP7426007B1 (ja) | エレベータのドア制御装置及びエレベータのドア開閉プログラム | |
| JP5406488B2 (ja) | パワードア | |
| JPS5916384Y2 (ja) | エレベ−タドアの安全装置 | |
| JPS5811817Y2 (ja) | エレベ−タドアアンゼンソウチ | |
| JP3395109B2 (ja) | 自動ドア装置 | |
| JPH11209045A (ja) | エレベータ出入口装置 | |
| JPH0687590A (ja) | エレベーター用ドアの制動装置 | |
| JPH11310375A (ja) | エレベータの扉安全装置 | |
| JPH0624675A (ja) | 両引き扉の安全装置 | |
| JPH11217171A (ja) | エレベーターの出入口装置 | |
| JPH07112885A (ja) | エレベータのドア安全装置 | |
| JPH027160Y2 (ja) | ||
| KR20050047367A (ko) | 슬라이드 도어의 글라스 안전 장치 |