JP2004322797A - ノーズビュー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より適切なタイミングで車両前部の左右側方視界の画像(ノーズビューカメラ画像)を表示させることができるノーズビュー装置を提供する。
【解決手段】例えば、車速が設定速度以下であると判断し、ナビゲーションの自車位置データと地図データとに基づいて自車が交差点に差し掛かっていると判断した後、更に、前記地図データに含まれている危険ポイントデータに基づいて自車が差し掛かっている交差点が危険ポイントであると判断したとき、前記地図データに含まれている建物データに基づいて自車が差し掛かっている交差点の近辺に設定高さ以上の建物が存在すると判断したとき、前記地図データに含まれている道路データに基づいて自車が走行している道路が設定幅員以下の道路であると判断したとき、或いは、前記地図データに含まれている信号機データに基づいて自車が差し掛かっている交差点に信号機がないと判断したとき、左右側方視界画像(ノーズビューカメラ画像)を表示装置に表示させる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両前部の左右側方の視界を撮影してこの左右側方視界の画像を表示するノーズビュー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば図6に例示するように車両1を運転中に車両1が、道幅の狭い、見通しの悪い交差点2などに差し掛かったとき、車両1のドライバーは徐行運転をしながら左右を目視にて、安全確認をしなければならない。
【0003】
しかし、特に車両1のように運手席から車両前端(フロントバンパー)までの距離が長い車両の場合、ドライバーは交差点2に差し掛かった時点では左右の確認をすることができず、左右の確認をするには、どうしても車両1の前端を交差点2内に進入させなければならない。このとき交差点2の大きさなどによっては、左右の安全確認が取れた時点で既に車両1の前端が交差点2内の中央に位置する場合もある。このような状況が現在の交通状況では頻繁に起こっているため、交差点における出会い頭の衝突事故は後を経たない。
【0004】
このような状況に対応するために自動車メーカー各社では近年、ノーズビューカメラ(フロントビューカメラ)と呼ばれるカメラを用いたシステム(ノーズビュー装置)を採用してきている。
【0005】
ノーズビュー装置とは、図6に例示するように車両1の前部の左右側方を見渡せる位置である車両1のフロントバンパー部分やフロントグリル近辺にノーズビューカメラ3L,3Rを設置し、このノーズビューカメラ3L,3Rによって撮影した車両前部の左右側方の視界L,Rの画像を、車両1の運転席の近傍に設置されたディスプレイに表示させる、というものである。このノーズビュー装置により、車両1が交差点2に差し掛かったときにドライバーが直接目視することのできない左右側方視界L,Rの画像(左右側方視界画像)をドライバーに提供すれば、ドライバーはこの左右側方視界画像を見ることによって左右の安全確認することができる。
【0006】
この場合、左右側方視界画像(ノーズビューカメラ画像)を表示するためのディスプレイは、通常、ナビゲーション装置において地図情報や自車位置情報などを表示するためのディスプレイと共用になっており、同ディスプレイへの左右側方視界画像の表示は、ノーズビューカメラのハードスイッチが「ON」であって、車速がXkm/h以下である場合、又は、パーキングブレーキが「UNLOCK」、シフトが「P(パーキング)」以外であるという条件等をトリガとして決定される。
【0007】
このため、前記ハードスイッチを「ON」にしておくと、Xkm/h以下の低速走行の際には、必ず左右側方視界画像が前記ディスプレイに表示されることになる。従って、例えば地図情報などのナビゲーション情報を前記ディスプレイに表示して確認したい場合にも、左右側方視界画像が割り込んで前記ディスプレイに表示されることになる。そして、車速がXkm/h以下になっても左右側方視界画像を非表示とするには、ドライバーが前記ハードスイッチを手で操作してOFFにする必要があるため、ドライバーに面倒な操作をさせることになる。
【0008】
このため、左右側方視界画像の表示は、できるだけ必要なときにのみ行うようにしたい。そこで特許文献1では、単に車速やシフト状態だけを表示条件にするのではなく、ナビゲーション情報やインフラストラクチャ情報などの表示条件も考慮して、左右側方視界画像の表示/非表示を決定することにより、できるだけ必要なときにのみ左右側方視界画像をディスプレイに表示させるようにしている。
【0009】
【特許文献1】
特開平10−264722号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、更に各種の表示条件を考慮することにより、より適切なタイミングでディスプレイに左右側方視界画像の表示を行うことが望まれる。例えば交差点で信号待ちをしているとき(信号機が赤のとき)や、渋滞にはまってノロノロ運転をしているときなどには、基本的に左右側方視界画像の表示は必要としないにもかかわらず、従来のノーズビュー装置ではディスプレイの表示が左右側方視界画像の表示に切り替わってしまうことがあり、ドライバーにストレスを感じさせることにもなる。
【0011】
本発明は上記事情に鑑み、より適切なタイミングで車両前部の左右側方視界の画像を表示させることができるノーズビュー装置を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する第1発明のノーズビュー装置は、車両の前部に設けられこの車両前部の左右側方視界を撮影する撮影手段と、前記車両の室内に設けられ前記撮影手段により撮影された前記左右側方視界の画像を表示する表示手段と、前記車両の走行速度を検出する車速検出手段と、前記車両の位置を検出する車両位置検出手段と、地図データを入力する地図データ入力手段と、前記表示手段への前記左右側方視界画像の表示/非表示の決定をする表示制御手段とを備え、この表示制御手段では、前記車速検出手段の車速検出信号に基づいて車速が設定速度以下であると判断し、前記車両位置検出手段で検出した自車位置データと前記地図データ入力手段で入力した地図データとに基づいて前記車両が所定位置に差し掛かっていると判断した後、更に前記地図データに含まれている所定情報に基づいて前記車両が差し掛かっている所定位置に所定情報が対応付けられていると判断したときに前記左右側方視界画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
【0013】
また、第2発明のノーズビュー装置は、第1発明のノーズビュー装置において、前記所定位置が交差点であり、前記所定情報が、危険位置を示す情報であることを特徴とする。
【0014】
また、第3発明のノーズビュー装置は、第1発明乃至第2発明のノーズビュー装置において、前記所定位置が交差点であり、前記所定情報は前記地図データに含まれている建物データであり、前記表示制御手段は、前記建物データに基づいて前記車両が差し掛かっている交差点の近辺に設定高さ以上の建物が存在すると判断したときに前記左右側方視界画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
【0015】
また、第4発明のノーズビュー装置は、第1発明乃至第3発明のノーズビュー装置において、前記所定位置が交差点であり、前記所定情報は前記地図データに含まれている道路の幅員を示す道路データであり、前記表示制御手段は、前記道路データに基づいて前記車両が走行している道路が設定幅員以下の道路であると判断したときに前記左右側方視界画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
【0016】
また、第5発明のノーズビュー装置は、第1発明乃至第4発明のノーズビュー装置において、前記所定位置が交差点であり、前記所定情報は前記地図データに含まれている信号機の有無を示す信号機データであり、前記表示制御手段は、前記信号機データに基づいて前記車両が差し掛かっている交差点に信号機がないと判断したときに前記左右側方視界画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
【0017】
また、第6発明のノーズビュー装置は、第1発明乃至第5発明のノーズビュー装置において、前記所定位置は高速道路であり、前記所定情報は前記地図データに含まれているサービスエリア又はパーキングエリアであることを示すサービスエリア情報であり、前記表示制御手段は、前記自車位置データと前記地図データとに基づいて前記車両位置が前記高速道路のサービスエリア又はパーキングエリアにあると判断したときに前記左右側方視界画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
【0018】
また、第7発明のノーズビュー装置は、第1発明乃至第6発明のノーズビュー装置において、車外のインフラストラクチャから車外インフラ情報を受信する車外インフラ情報受信手段を更に備え、前記所定位置が交差点であり、前記所定情報は前記地図データ含まれている信号機の有無を示す信号機データであり、前記表示制御手段では、前記自車位置データと、前記信号機データと、前記車外インフラ情報受信手段で前記インフラストラクチャから受信した信号機情報とに基づいて、前記車両が差し掛かっている交差点において前記車両が従うべき信号機の状態が赤ではないと判断したときに前記左右側方視界画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
【0019】
また、第8発明のノーズビュー装置は、第1発明乃至第7発明のノーズビュー装置において、車外のインフラストラクチャから車外インフラ情報を受信する車外インフラ情報受信手段を更に備え、前記所定位置が交差点であり、前記表示制御手段は、前記自車位置データと、前記地図データと、前記車外インフラ情報受信手段で前記インフラストラクチャから受信した道路渋滞情報とに基づいて、前記車両の位置が渋滞中の道路上ではないと判断したときに前記左右側方視界画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態例を図面に基づき詳細に説明する。
【0021】
<実施の形態1>
本実施の形態1では、左右側方視界画像の表示/非表示の決定を、自車位置データや地図データなどのナビゲーション情報に基づいて行う場合について説明する。
【0022】
図1は本発明の実施の形態1に係るノーズビュー装置の構成を示すブロック図、図2は前記ノーズビュー装置における左右側方視界画像の表示/非表示の判定処理手順を示すフローチャート、図3は前記ノーズビュー装置における左右側方視界画像の表示/非表示の他の判定処理手順を示すフローチャートである。
【0023】
図1に示すように、車両に装備された表示制御手段としての制御装置11には、車両に装備された車両位置検出手段としての車両位置検出器12、地図データ入力手段としての地図データ入力器13、撮影手段としてのノーズビューカメラ14L,14R、表示手段としての表示装置15、車速検出手段としての車速センサ17、及び、ノーズビューカメラスイッチ17が接続されている。
【0024】
制御装置11はマイクロコンピュータ等から構成されるECU(Electronic Control Unit)などであり、詳細は後述するが、表示装置15へのナビゲーション情報の表示制御や、各種の表示条件に基づく表示装置15への左右側方視界画像(ノーズビューカメラ画像)の表示制御などを行う。
【0025】
車両位置検出器12は例えばGPS(Global PositioningSystem)を利用した位置検出器などであり、車両位置検出器12を装備した車両(自車)の位置を検出し、検出した自車位置のデータを制御装置11へ出力する。地図データ入力器13は地図データを入力して制御装置11へ出力するものである。地図データ入力器13としては、例えば地図データが記憶されたCDやDVDなど記憶媒体から地図データを読み込むものや、インターネットなどの通信ネットワークを介して配信される地図データを受信するものなどがある。
【0026】
表示装置15は例えば液晶ディスプレイなどであり、車両の運転席に座っているドライバーから見えるように前記車両の室内(運転席前方のインストルメントパネルやコンソールパネルなど)に設けられる。制御装置11では、ドライバーによる図示しないナビゲーション操作スイッチの操作などにより、ナビゲーション情報の表示要求があったとき、車両位置検出器12から入力した自車位置データと、地図データ入力器13から入力した地図データとに基づいて、表示装置15に地図や地図上の自車位置などのナビゲーション情報を表示させる。即ち、制御装置11、車両位置検出器12、地図データ入力器13、表示装置15及び、車速センサ17などによって、ナビゲーション装置を構成している。
【0027】
また、制御装置11はノーズビューカメラ14L,14R、ノーズビューカメラスイッチ16などとともにノーズビュー装置も構成している。
【0028】
ノーズビューカメラ14L,14Rは例えばCCDビデオカメラなどであり、車両前部の左右側方を見渡せる位置(車両のフロントバンパー部分やフロントグリル近辺など)に設置された左視界カメラ及び右視界カメラ(図6のノーズビューカメラ3L,3R参照)である。従って、ノーズビューカメラ14Lでは車両前部の左側方視界(図6の左側方視界L参照)を撮影して、この左側方視界の画像信号を制御装置11へ出力し、ノーズビューカメラ14Rでは車両前部の右側方視界(図6の右側方視界R参照)を撮影して、この右側方視界の画像信号を制御装置11へ出力する。なお、ノーズビューカメラは2台に限らず、ミラーやプリズムを用いて左右側方視界を光学的に合成し、これを1台のノーズビューカメラで撮影するものであってもよい。
【0029】
ノーズビューカメラスイッチ16は、運転席のドライバーから手が届くように車両の室内(運転席前方のインストルメントパネルやコンソールパネルなど)に設けられおり、ドライバーの操作によってON/OFF切り替えが行われ、ON/OFF信号を制御装置11へ出力する。車速センサ17は例えば車両のトランスミッションなどに設けられ、車両(自車)の走行速度(車速)を検出して、車速検出信号を制御装置11へ出力する。
【0030】
そして、制御装置11では、車両位置検出器12から入力する自車位置データ、地図データ入力器13から入力する地図データ、ノーズビューカメラスイッチ16から入力するON/OFF信号及び車速センサ17から入力する車速検出信号などに基づき、ノーズビューカメラ14L,14Rで撮影した車両前部の左右側方視界の画像(左右側方視界画像)を表示装置15に表示するか否かを決定し、表示すると判断したときには表示装置15に左右側方視界画像(ノーズビューカメラ画像)を表示させる。
【0031】
ここで、図2及び図3のフローチャートも参照して、制御装置11による左右側方視界画像の表示/非表示の判定処理手順を説明する。
【0032】
図2に示すように、制御装置11では、まず、ノーズビューカメラスイッチ16から入力したON/OFF信号に基づき、ノーズビューカメラスイッチ16がONか否かを判定する(ステップS1)。その結果、ノーズビューカメラスイッチ16がONでないと判断した場合には、表示装置15に左右側方視界画像を表示させない。左右側方視界画像を表示装置15に全く表示したくないときには、ノーズビューカメラスイッチ16をOFFにしておけばよい。
【0033】
ノーズビューカメラスイッチ16がONであると判断した場合には、続いて、車両位置検出器12から入力した自車位置データと、地図データ入力器13から入力した地図データとに基づき、地図上の自車位置から、車両(自車)が交差点に差し掛かっているか否かを判定する(ステップS2)。その結果、自車が交差点に差し掛かっていないと判断した場合には、表示装置15に左右側方視界画像を表示させない。
【0034】
自車が交差点に差し掛かっていると判断した場合には、続いて、車速センサ17から入力した車速検出信号に基づき、車速が設定速度Xkm/h(例えば6km/h)以下か否かを判定する(ステップS3)。その結果、車速が設定速度Xkm/h以下でないと判断した場合には、表示装置15に左右側方視界画像を表示させない。
【0035】
車速が設定速度Xkm/h以下であると判断した場合には、続いて、地図データ入力器13から入力した地図データに含まれている危険ポイントデータに基づき、自車が差し掛かっている交差点が危険ポイントか否かを判定する(ステップS4)。即ち、前記地図データには、予め選定して入力した危険な交差点のデータ(危険ポイントデータ)も含めており、制御装置11では、この地図データに含まれている危険ポイントデータに基づいて、自車が差し掛かっている交差点が危険ポイントである否かを判定することができる。その結果、自車が差し掛かっている交差点が危険ポイントであると判断した場合には、表示装置15に左右側方視界画像を表示させる(ステップS8)。
【0036】
自車が差し掛かっている交差点が危険ポイントではないと判断した場合には、次に、地図データ入力器13から入力した地図データに含まれている建物データ(ナビゲーションの地図データには一般に建物の高さなどを表す建物データ(建物ポリゴン)なども含まれている)に基づき、自車が差し掛かっている交差点の近辺にドライバーの視界を妨げるような建物ポリゴン(N階以上など)が存在するか否か、即ち、設定高さ(階数やメートルなどで規定した高さ)以上の建物が前記交差点の近辺に存在するか否かを判定する(ステップS5)。その結果、前記交差点の近辺にドライバーの視界を妨げるような建物ポリゴン(N階以上など)が存在すると判断した場合には、表示装置15に左右側方視界画像を表示させる(ステップS8)。
【0037】
前記交差点の近辺にドライバーの視界を妨げるような建物ポリゴン(N階以上など)が存在しないと判断した場合には、次に、地図データ入力器13から入力した地図データに基づき、このナビゲーションの地図データに含まれている道路種別、幅員情報などの道路データから、車両(自車)が走行している道路が細街路(設定幅員以下の道路)であるか否かを判定する(ステップS6)。その結果、自車が走行している道路が細街路であると判断した場合には、表示装置15に左右側方視界画像を表示させる(ステップS8)。
【0038】
自車が走行している道路が細街路ではないと判断した場合には、次に、地図データ入力器13から入力した地図データに含まれている信号機データ(ナビゲーションの地図データには一般に交差点における信号機の有無を表す信号機データも含まれている)に基づき、自車が差し掛かっている交差点に信号機があるか否かを判定する(ステップS7)。その結果、自車が差し掛かっている交差点に信号機がないと判断した場合には、表示装置15に左右側方視界画像を表示させる(ステップS8)。
【0039】
つまり、自車が差し掛かっている交差点に信号機があると判断した場合には、表示装置15に左右側方視界画像を表示させる必要がかならずしもあるわけではないので、道路種別などと共に左右側方視界画像を表示装置15に表示させるか否かを判定する(即ちステップS4〜S7の何れかの表示条件が成立した場合に左右側方視界画像を表示装置15に表示させる)。
【0040】
また、図3の場合には、制御装置11では、まず、ノーズビューカメラスイッチ16から入力したON/OFF信号に基づき、ノーズビューカメラスイッチ16がONか否かを判定する(ステップS11)。その結果、ノーズビューカメラスイッチ16がONでないと判断した場合には、表示装置15に左右側方視界画像を表示させない。
【0041】
ノーズビューカメラスイッチ16がONである判断した場合には、続いて、車速センサ17から入力した車速検出信号に基づき、車速が設定速度Xkm/h(例えば6km/h)以下か否かを判定する(ステップS12)。その結果、車速が設定速度Xkm/h以下でないと判断した場合には、表示装置15に左右側方視界画像を表示させない。
【0042】
車速が設定速度Xkm/h以下であると判断した場合には、続いて、車両位置検出器12から入力した自車位置データと、地図データ入力器13から入力した地図データとに基づき、地図上の自車位置から、車両(自車)の位置が高速道路上にあるか否かを判定する(ステップ13)。その結果、自車位置が高速道路上にないと判断した場合には、表示装置15に左右側方視界画像を表示させる(ステップ15)。
【0043】
自車位置が高速道路上にあると判断した場合には、続いて、前記自車位置データと、前記地図データとに基づき、地図上の自車位置から、車両(自車)の位置が高速道路上のサービスエリア(SA)又はパーキングエリア(PA)にあるか否かを判定する(ステップ14)。その結果、自車位置がSA又はPAにあると判断した場合には、表示装置15に左右側方視界画像を表示させ(ステップ15)、自車位置がSA又はPAにないと判断した場合には、表示装置15に左右側方視界画像を表示させない。
【0044】
即ち、自車位置が高速道路上にある場合には、車速が低下して通常では左右側方視界画像を表示装置15に表示させる速度になったときでも、左右側方視界画像を表示装置15に表示することを抑制し、高速道路上ではSA又はPAに自車位置があるときにのみ左右側方視界画像を表示装置15に表示して、SA又はPA内での走行時や駐車時により有効にドライバーの運転操作を補助することができる。
【0045】
なお、図3のステップS13において自車位置が高速道路上にないと判断したとき、直に左右側方視界画像を表示装置15に表示するのではなく、更に、例えば図2のステップS2及びステップS4〜S8の判定処理を行うことにより、表示装置15への左右側方視界画像の表示/非表示を判定するようにしてもよい。
【0046】
以上のように、本実施の形態1では、車速センサ17の車速検出信号に基づいて車速が設定速度以下であると判断し、車両位置検出機12で検出した自車位置データと地図データ入力器13で入力した地図データとに基づいて自車が交差点に差し掛かっていると判断した後、更に、前記地図データに含まれている危険ポイントデータに基づいて自車が差し掛かっている交差点が危険ポイントであると判断したとき、前記地図データに含まれている建物データに基づいて自車が差し掛かっている交差点の近辺に設定高さ以上の建物が存在すると判断したとき、前記地図データに含まれている道路データに基づいて自車が走行している道路が設定幅員以下の道路であると判断したとき、或いは、前記地図データに含まれている信号機データに基づいて自車が差し掛かっている交差点に信号機がないと判断したとき、左右側方視界画像を表示装置15に表示させる。
【0047】
また、本実施の形態1では、車速センサ17の車速検出信号に基づいて車速が設定速度以下であると判断した後、車両位置検出器12で検出した自車位置データと地図データ入力器13で入力した地図データとに基づいて自車位置が高速道路上にあると判断したときには、更に前記自車位置データと前記地図データとに基づいて自車位置が前記高速道路のSA又はPAにあると判断したときに左右側方視界画像を表示装置15に表示させる。
【0048】
従って、本実施の形態1によれば、ドライバーがノーズビュー装置によって左右側方視界画像の確認をする必要があると思われるときにのみ、左右側方視界画像を表示装置15に自動的に表示させることを、より確実に行うことができる。このため、単に車速に連動させた場合のように車速が低下しただけで頻繁に表示装置に左右側方視界画像が表示される(地図などのナビゲーション情報を表示しているときには同表示が左右側方視界画像の表示に切り替わってしまう)という煩わしさを低減して、ドライバーにストレスを感じさせないようにすることができ、より有効にドライバーの安全運転を補助することができる。
【0049】
<実施の形態2>
本実施の形態2では、左右側方視界画像の表示/非表示の決定を、自車位置データや地図データなどのナビゲーション情報と、車外インフラ情報とに基づいて行う場合について説明する。
【0050】
図4は本発明の実施の形態2に係るノーズビュー装置の構成を示すブロック図、図5は前記ノーズビュー装置における左右側方視界画像の表示/非表示の判定処理手順を示すフローチャートである。なお、図4中、上記実施の形態1(図1)と同様の部分には同一の符号を付し、重複する詳細な説明は省略する。
【0051】
図4に示すように、本実施の形態2の制御装置11は、上記実施の形態1と同様に車両位置検出器12、地図データ入力器13、ノーズビューカメラ14L,14R、表示装置15、ノーズビューカメラスイッチ17及び車速センサ17に接続され、更に、車外のインフラストラクチャ(車外インフラ)から各種の情報(車外インフラ情報)20を無線通信で受信する車外インフラ情報受信手段としての車外インフラ情報受信部も備えており、これらとともにナビゲーション装置及びノーズビュー装置を構成している。
【0052】
車外インフラは例えばVICS(Vehicle Information and Communication System)等のインフラストラクチャであり、道路の渋滞状況(道路渋滞情報)や、交差点の信号機の状態(信号機情報)などを提供する。制御装置11では、これらの車外インフラから車外インフラ情報として道路渋滞情報や信号機情報を受信して、これらの情報と、車速などの他の条件とに基づき、表示装置15への左右側方視界画像の表示/非表示の判定を行う。
【0053】
ここで、図5のフローチャートも参照して、制御装置11による左右側方視界画像の表示/非表示の判定処理手順を説明する。
【0054】
図5に示すように、制御装置11では、まず、ノーズビューカメラスイッチ16から入力したON/OFF信号に基づき、ノーズビューカメラスイッチ16がONか否かを判定する(ステップS21)。その結果、ノーズビューカメラスイッチ16がONでないと判断した場合には、表示装置15に左右側方視界画像を表示させない。
【0055】
ノーズビューカメラスイッチ16がONであると判断した場合には、続いて、車速センサ17から入力した車速検出信号に基づき、車速が設定速度Xkm/h(例えば6km/h)以下か否かを判定する(ステップS22)。その結果、車速が設定速度Xkm/h以下でないと判断した場合には、表示装置15に左右側方視界画像を表示させない。
【0056】
車速が設定速度Xkm/h以下であると判断した場合には、続いて、車両位置検出器12から入力した自車位置データと、地図データ入力器13から入力した地図データとに基づき、地図上の自車位置から、車両(自車)が交差点に差し掛かっているか否かを判定する(ステップS23)。
【0057】
その結果、自車が交差点に差し掛かっていると判断した場合には、更に前記自車位置データと、前記地図データに含まれている信号機データと、車外インフラ情報受信部で車外インフラから受信した信号機情報とに基づき、自車が差し掛かっている交差点において自車が従うべき信号機の状態が赤か否かを判定する(ステップS24)。その結果、前記信号機が赤であると判断した場合には、左右側方視界画像を表示装置15に表示させない。
【0058】
即ち、自車が交差点に差し掛かっている(交差点付近にいる)と判断しても、当該交差点において自車が従うべき信号機が赤のときには、車速が低下して通常では左右側方視界画像を表示装置15に表示させる速度になっても、表示装置15への左右側方視界画像の表示は不要であるため、同表示を抑制する。
【0059】
一方、上記ステップS24の判定において、前記信号機が赤でないと判断した場合には、更に前記自車位置データと、前記地図データと、車外インフラ受信部で車外インフラから受信した道路渋滞情報とに基づき、車両(自車)の位置が渋滞中の道路上であるか否かを判定する(ステップS25)。その結果、自車位置が渋滞中の道路上にないと判断した場合には、左右側方視界画像を表示装置15に表示させ(ステップS26)、自車位置が渋滞中の道路上であると判断した場合には、左右側方視界画像を表示装置15に表示させない。
【0060】
即ち、自車が渋滞に巻き込まれていると判断した場合には、車速が低下して通常では左右側方視界画像を表示装置15に表示させる速度になっても、表示装置15への左右側方視界画像の表示は不要であるため、同表示を抑制する。
【0061】
なお、上述の実施例では、交差点の信号機が赤であるか否かの判定後に渋滞中か否かの判定を行い、ノーズビューカメラの作動を制御していたが、単に交差点の信号機が赤でない場合にノーズビューカメラを作動させる又は、自車位置が渋滞中の道路上にないときにノーズビューカメラを作動させるようにしてもよい。また、この図5のような判定処理に加えて、更に上記実施の形態1(図2,図3)のような判定処理も行うようにしてもよい。
【0062】
以上のように、本実施の形態2では、車速センサ17の車速検出信号に基づいて車速が設定速度以下であると判断した後、車両位置検出器12で検出した自車位置データと地図データ入力器13で入力した地図データとに基づいて自車が交差点に差し掛かっていると判断したときには、更に前記自車位置データと、前記地図データに含まれている信号データと、車外インフラ情報受信部で車外インフラから受信した信号機情報とに基づいて、自車が差し掛かっている交差点において自車が従うべき信号機の状態が赤ではないと判断したとき、或いは、更に前記自車位置データと、前記地図データと、車外インフラ情報受信部で車外インフラから受信した道路渋滞情報とに基づいて、自車位置が渋滞中の道路上ではないと判断したとき、左右側方視界画像を表示装置15に表示させる。
【0063】
従って、本実施の形態2によれば、ドライバーがノーズビュー装置によって左右側方視界画像の確認をする必要があると思われるときにのみ、左右側方視界画像を表示装置15に自動的に表示させることを、より確実に行うことができる。このため、単に車速に連動させた場合のように車速が低下しただけで頻繁に表示装置15に左右側方視界画像が表示される(地図などのナビゲーション情報を表示しているときには同表示が左右側方視界画像の表示に切り替わってしまう)という煩わしさを低減して、ドライバーにストレスを感じさせないようにすることができ、より有効にドライバーの安全運転を補助することができる。
【0064】
なお、上記では表示装置をナビゲーション装置とノーズビュー装置とで共用する場合について説明したが、必ずしもこれに限定するものではなく、ノーズビュー装置専用の表示装置を有する場合にも、本発明を適用して、より適切なタイミングで同表示装置に左右側方視界画像を表示するようにすることは有効である。
【0065】
【発明の効果】
以上、発明の実施の形態とともに具体的に説明したように、第1、第2、第3、第4又は第5発明のノーズビュー装置によれば、車速検出手段の車速検出信号に基づいて車速が設定速度以下であると判断し、車両位置検出手段で検出した自車位置データと地図データ入力手段で入力した地図データとに基づいて車両が所定位置に差し掛かっていると判断した後、更に地図データに含まれている所定情報に基づいて車両が差し掛かっている所定位置に所定情報が対応付けられていると判断したとき、地図データに含まれている危険位置を示す情報に基づいて車両が差し掛かっている交差点に危険位置を示す情報が対応付けられていると判断したとき、地図データに含まれている建物データに基づいて車両が差し掛かっている交差点の近辺に設定高さ以上の建物が存在すると判断したとき、地図データに含まれている道路の幅員を示す道路データに基づいて車両が走行している道路が設定幅員以下の道路であると判断したとき、或いは、地図データに含まれている信号機の有無を示す信号機データに基づいて車両が差し掛かっている交差点に信号機がないと判断したときに左右側方視界画像を表示手段に表示させるため、ドライバーがノーズビュー装置によって左右側方視界画像の確認をする必要があると思われるときにのみ、左右側方視界画像を表示手段に自動的に表示させることを、より確実に行うことができる。このため、単に車速に連動させた場合のように車速が低下しただけで頻繁に表示装置に左右側方視界画像が表示される(ナビゲーション装置と表示手段を共用している場合に地図などのナビゲーション情報を同表示手段に表示しているときには同表示が左右側方視界画像の表示に切り替わってしまう)という煩わしさを低減して、ドライバーにストレスを感じさせないようにすることができ、より有効にドライバーの安全運転を補助することができる。
【0066】
また、第6発明のノーズビュー装置によれば、自車位置データと地図データとに基づいて車両位置が高速道路のサービスエリア又はパーキングエリアにあると判断したときに左右側方視界画像を前記表示手段に表示させるため、ドライバーがノーズビュー装置によって左右側方視界画像の確認をする必要があると思われるときにのみ、左右側方視界画像を表示手段に自動的に表示させることを、より確実に行うことができる。このため、単に車速に連動させた場合のように車速が低下しただけで頻繁に表示装置に左右側方視界画像が表示される(ナビゲーション装置と表示手段を共用している場合に地図などのナビゲーション情報を同表示手段に表示しているときには同表示が左右側方視界画像の表示に切り替わってしまう)という煩わしさを低減して、ドライバーにストレスを感じさせないようにすることができ、サービスエリア又はパーキングエリア内での走行時や駐車時に、より有効にドライバーの安全運転を補助することができる。
【0067】
また、第7又は第8発明のノーズビュー装置によれば、自車位置データと、信号機データと、車外インフラ情報受信手段でインフラストラクチャから受信した信号機情報とに基づいて、車両が差し掛かっている交差点において車両が従うべき信号機の状態が赤ではないと判断したとき、或いは、自車位置データと、地図データと、車外インフラ情報受信手段で前記インフラストラクチャから受信した道路渋滞情報とに基づいて、車両の位置が渋滞中の道路上ではないと判断したときに左右側方視界画像を表示手段に表示させるため、ドライバーがノーズビュー装置によって左右側方視界画像の確認をする必要があると思われるときにのみ、左右側方視界画像を表示手段に自動的に表示させることを、より確実に行うことができる。このため、単に車速に連動させた場合のように車速が低下しただけで頻繁に表示装置に左右側方視界画像が表示される(ナビゲーション装置と表示手段を共用している場合に地図などのナビゲーション情報を同表示手段に表示しているときには同表示が左右側方視界画像の表示に切り替わってしまう)という煩わしさを低減して、ドライバーにストレスを感じさせないようにすることができ、より有効にドライバーの安全運転を補助することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るノーズビュー装置の構成を示すブロック図である。
【図2】前記ノーズビュー装置における左右側方視界画像の表示/非表示の判定処理手順を示すフローチャートである。
【図3】前記ノーズビュー装置における左右側方視界画像の表示/非表示の他の判定処理手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態2に係るノーズビュー装置の構成を示すブロック図である。
【図5】前記ノーズビュー装置における左右側方視界画像の表示/非表示の判定処理手順を示すフローチャートである。
【図6】ノーズビューカメラの設置位置と左右側方視界の説明図である。
【符号の説明】
11 制御装置
12 車両位置検出器
13 地図データ入力器
14L,14R ノーズビューカメラ
15 表示装置
16 ノーズビューカメラスイッチ
17 車速センサ
20 車外インフラ情報

Claims (8)

  1. 車両の前部に設けられこの車両前部の左右側方視界を撮影する撮影手段と、
    前記車両の室内に設けられ前記撮影手段により撮影された前記左右側方視界の画像を表示する表示手段と、
    前記車両の走行速度を検出する車速検出手段と、
    前記車両の位置を検出する車両位置検出手段と、
    地図データを入力する地図データ入力手段と、
    前記表示手段への前記左右側方視界画像の表示/非表示の決定をする表示制御手段とを備え、
    この表示制御手段では、
    前記車速検出手段の車速検出信号に基づいて車速が設定速度以下であると判断し、前記車両位置検出手段で検出した自車位置データと前記地図データ入力手段で入力した地図データとに基づいて前記車両が所定位置に差し掛かっていると判断した後、更に前記地図データに含まれている所定情報に基づいて前記車両が差し掛かっている所定位置に所定情報が対応付けられていると判断したときに前記左右側方視界画像を前記表示手段に表示させることを特徴とするノーズビュー装置。
  2. 前記所定位置が交差点であり、
    前記所定情報が、危険位置を示す情報であることを特徴とする請求項1記載のノーズビュー装置。
  3. 前記所定位置が交差点であり、
    前記所定情報は前記地図データに含まれている建物データであり、
    前記表示制御手段は、前記建物データに基づいて前記車両が差し掛かっている交差点の近辺に設定高さ以上の建物が存在すると判断したときに前記左右側方視界画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至2記載のノーズビュー装置。
  4. 前記所定位置が交差点であり、
    前記所定情報は前記地図データに含まれている道路の幅員を示す道路データであり、
    前記表示制御手段は、前記道路データに基づいて前記車両が走行している道路が設定幅員以下の道路であると判断したときに前記左右側方視界画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至3記載のノーズビュー装置。
  5. 前記所定位置が交差点であり、
    前記所定情報は前記地図データに含まれている信号機の有無を示す信号機データであり、
    前記表示制御手段は、前記信号機データに基づいて前記車両が差し掛かっている交差点に信号機がないと判断したときに前記左右側方視界画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至4記載のノーズビュー装置。
  6. 前記所定位置は高速道路であり、
    前記所定情報は前記地図データに含まれているサービスエリア又はパーキングエリアであることを示すサービスエリア情報であり、
    前記表示制御手段は、前記自車位置データと前記地図データとに基づいて前記車両位置が前記高速道路のサービスエリア又はパーキングエリアにあると判断したときに前記左右側方視界画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至5記載のノーズビュー装置。
  7. 車外のインフラストラクチャから車外インフラ情報を受信する車外インフラ情報受信手段を更に備え、
    前記所定位置が交差点であり、
    前記所定情報は前記地図データ含まれている信号機の有無を示す信号機データであり、
    前記表示制御手段では、前記自車位置データと、前記信号機データと、前記車外インフラ情報受信手段で前記インフラストラクチャから受信した信号機情報とに基づいて、
    前記車両が差し掛かっている交差点において前記車両が従うべき信号機の状態が赤ではないと判断したときに前記左右側方視界画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至6記載のノーズビュー装置。
  8. 車外のインフラストラクチャから車外インフラ情報を受信する車外インフラ情報受信手段を更に備え、
    前記所定位置が交差点であり、
    前記表示制御手段は、前記自車位置データと、前記地図データと、前記車外インフラ情報受信手段で前記インフラストラクチャから受信した道路渋滞情報とに基づいて、
    前記車両の位置が渋滞中の道路上ではないと判断したときに前記左右側方視界画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至7記載のノーズビュー装置。
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