JP2004321659A - 色覚特性の定量的測定システム、並びに視覚的自己評価システム、方法及びプログラム - Google Patents

色覚特性の定量的測定システム、並びに視覚的自己評価システム、方法及びプログラム Download PDF

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光昭 勝矢
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Abstract

【課題】ディスプレイ上に表示できる色空間を利用して、色覚特性を簡単且つ定量的に測定でき、しかも被験者が知覚的に自己評価するシステム等の提供。
【解決手段】色度図の無彩色点W(D65)を中心交点とし、複数の直線43,45,47を描き、Wと各直線上の点を2つ表示した測定画面を被験者に見せ、識別できるか否かの回答を取得する。そして、回答に基づいて、境界座標53を決定し、境界座標から曲線54を生成する。この作業を複数回することで、複数の曲線を生成し、その曲線から近似的に得られた境界曲線に基づき、色弁別の可能領域62、不確定領域63、不能領域65の画像データを生成する。このシステムによれば、色覚特性等を被験者が簡単に測定でき、しかも被験者自身が視覚的に評価できる。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被験者の色覚特性を定量的に測定し、且つ視覚的に自己評価できる色覚特性の定量的測定システム、並びに視覚的自己評価システム、方法及びプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は被験者に色の点によって数字等のパターンを印刷した石原式色覚検査表を見せて読取れるか否かの回答をもらうことで、該被験者の色覚特性、即ち色覚異常の有無を判定していた。
しかしながら、この方法では、被験者が印刷物を反射光で見るため、印刷インクの退色や印刷紙の風化による変色が避けられないことや、照明条件の安定した確保が困難であることなどから、検査結果に対する信頼性は必ずしも高くない。
また、この方法では、検査表から数字等が読取れるか否かの回答をもらうため、定性的な判定はできたが、読取り難さがどの程度なのかを定量的に判定することはできなかった。
更に、被験者がどの程度色覚特性に異常があるのかは自分で評価することはできなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
最近では技術の発展により、コンピュータのディスプレイ上に、高品質なsRGB規格の色空間を表現できる。それ故、このディスプレイ上に表示できる色空間を利用して、色覚特性を簡単且つ定量的に測定でき、しかも被験者が知覚的に自己評価するシステム、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1の発明は、同じ明度の2つの色を表示する測定画面生成手段と、被験者から取得された前記2つの色を識別できたか否かの回答と前記2つの色の色度図上の位置座標を関連付けた色覚特性データを生成する色覚特性データ生成手段とを備えることを特徴とする色覚特性の定量的測定システムである。
【0005】
請求項2の発明は、請求項1に記載した色覚特性の定量的測定システムにおいて、測定画面生成手段では2つの色中一方の色を特定の色で表示し、色覚特性データ生成手段では回答と他方の色の色度図上の位置座標を関連付けた色覚特性データを生成することを特徴とする定量的測定システムである。
【0006】
請求項3の発明は、同じ明度の特定の色と前記色以外の2つの色を表示する測定用画面生成手段と、被験者から取得された前記2つの色を識別できたか否かの回答と前記特定の色以外の色の色度図上の位置座標に基づいて、前記の特定の色のまわりの色弁別不能領域及び/又は色弁別可能領域の境界を画定する複数の境界座標を決定する境界座標決定手段と、前記の決定された複数の境界座標に基づいて色度図上の色彩の色弁別不能領域及び/又は色弁別可能領域の画像を生成する領域画像生成手段とを備える色覚特性の視覚的自己評価システムである。
【0007】
請求項4の発明は、請求項3に記載した色覚特性の視覚的自己評価システムにおいて、測定画面生成手段がsRGB規格のディスプレイ画面に描画する画像を作成するものであることを特徴とする視覚的自己評価システムである。
【0008】
請求項5の発明は、請求項3または4に記載した色覚特性の視覚的自己評価システムにおいて、境界座標決定手段が二分探索法を利用して境界座標を決定するものであることを特徴とする視覚的自己評価システムである。
【0009】
請求項6の発明は、請求項3から5のいずれかに記載した色覚特性の視覚的自己評価システムにおいて、生成された領域画像にx−y軸、目盛り等の画像を合成して表示する評価画面生成手段を備えることを特徴とする視覚的自己評価システムである。
【0010】
請求項7の発明は、色覚的特性の視覚的自己評価方法であって、同じ明度の特定の色と前記色以外の2つの色を表示する測定画面生成段階と、被験者から取得された前記2つの色を識別できたか否かの回答と前記特定の色以外の色の色度図上の位置座標に基づいて、前記の特定の無彩色のまわりの色弁別不能領域及び/又は色弁別可能領域の境界を画定する複数の境界座標を決定する境界座標決定段階と、前記の決定された複数の境界座標に基づいて色度図上の色彩の色弁別不能領域及び/又は色弁別可能領域の画像を生成する領域画像生成段階とを備えることを特徴とする色覚特性の視覚的自己評価方法である。
【0011】
請求項8の発明は、コンピュータに、請求項3から6のいずれかに記載した視覚的自己評価システムの測定用画面生成手段と、境界座標決定手段と、領域画像生成手段とを機能として実現するための視覚的自己評価プログラムである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、図1から図11によって本発明の実施の形態に係る色覚特性の自己評価システムを説明する。この自己評価システムは、定量的測定システムを包含している。
図1は自己評価システムの物理的構成を示すブロック図である。
自己評価システムは、図1に示すようにシステム全体を制御するCPU1と、入力手段としてのマウス3と、表示手段としてのディスプレイ5と、システムを動作させるためのプログラムやデータを格納するRAM7と、システムの起動時にハードディスクに記憶されているプログラムやデータをRAM7に記憶させるためのプログラムを格納したROM9、外部記憶装置の代表的な例であるハードディスク10を備えている。更に、通信I/F(インターフェイス)11を備えており、WWWサーバ13とインターネット通信網15を通じて双方向通信が可能となっている。
【0013】
図2は自己評価システムの論理的構成を示すブロック図である。
測定画面生成手段17、編集画面生成手段18、色覚特性データ生成手段19、評価画面生成手段21の各手段はCPU1が自己評価プログラムに従って必要な処理を実行することによって実現される。色覚特性データ生成手段18は、境界座標決定手段23と、領域画像生成手段25とで構成されている。
なお、本実施の形態では、自己評価プログラムは、WWWサーバ13からダウンロードにより取得され、ハードディスク10に格納されているが、CD−ROM等の記憶媒体に格納してもよい。
また、測定画面の設定条件を格納する設定条件データベース27、色度図を格納する色度図データベース29、領域画像を格納する領域画像データベース31、座標軸や目盛り等を格納する付加画像データベース33を備えている。
【0014】
図4は測定画面生成手段17の動作によりディスプレイ5上に表示された測定画面を示す。
このディスプレイ5は、sRGB規格で表色されている。このsRGB規格における原色R,G,Bの色光と無彩色光W(D65)の色度値は、以下の通りである。
【0015】
【表1】
Figure 2004321659
【0016】
XYZ表色系の任意の色は、以下の公式でsRGB規格のRs,Gs,Bsの値に変換できる。
【0017】
【数1】
Figure 2004321659
上記の変換式を逆変換すると、以下の公式が得られる。
【数2】
Figure 2004321659
【0018】
式(2)より、
【数3】
Figure 2004321659
の関係式が成立する。
【0019】
Yの値は明度に対応している。本実施の形態に係る自己評価システムでは、同じ明度、即ち同じY値における、無彩色点W(D65)のまわりの色彩の色弁別領域を測定するものである。従って、Y値が一定に保たれるように、Rs,Gs,Bs値を調整する。
なお、画面送信信号にはγ補正が加えられており、明度やRs,Gs,Bsの割合が適正化されたものが測定画面として表示される。
【0020】
図3は、x−y色度図である。この色度図は、色度(色相、彩度)を表現し、図示されないY軸で明度を表現している。色度図上において全ての色が表現されている。中心に向かうほど彩度が低くなり、色度図周囲の境界では単色となる。図3に示すように、人間の可視範囲は馬蹄形領域33内であるが、CRTの表示可能範囲は内側の三角形領域35内である。
従って、この三角形領域35内の色を測定画面としてディスプレイ5に表示することになる。
【0021】
図4は測定画面を示す。
中心の正方形37を上下で2分割し、下領域39と、上領域41を作り出している。下領域39は、図3に示す色度図における無彩色点W(D65)の色で塗りつぶしている。上領域41は、図3に示す色度図において、即ち、同じ明度における色度図において、無彩色点W(D65)を中心交点として60°毎に分割する3本の直線43,45,47を描き、いずれかの直線上にある色、通常は有彩色で塗りつぶしている。
下領域39と上領域41の境界49及び正方形37の周囲領域51は黒色、即ちRs=Gs=Bs=0の値の色で塗りつぶしているが、図4では視覚的理解の便宜のため、周囲領域51は白で表現されている。
【0022】
正方形37の大きさは視度が2°になるように設定される。
測定画面の表示時間は2秒間である。2秒という表示時間は被験者が思考するには不十分で、直感的に判断せざるを得ない適当な時間ということで設定されている。
上記の測定画面は、測定画面生成手段17が設定条件データベース27に格納された画面の設定条件と、色覚特性のデータ生成手段19の動作により取得した上領域41を塗りつぶす有彩色の指示により、生成されている。
【0023】
境界座標決定手段23の動作により、境界座標を所謂二分探索法(binary search)を利用して探索し、決定する。ここで言う境界座標とは、無彩色点W(D65)のまわりの色彩の色弁別可能領域と色弁別不確定領域と色弁別不能領域のそれぞれの領域を画定するための境界座標を意味する。なお、中心に不能領域が存在し、周辺に可能領域が存在し、不能領域と可能領域の中間に不確定領域が存在すると仮定している。
【0024】
具体的には、先ず、色度図データベース29が読み込まれ、一つの直線、例えば直線43と三角形領域35の交点Pと無彩色点W(D65)の中点P1を上領域41を塗りつぶす色に指定し、測定画面を表示する。
被験者は測定画面を見て、表示された2つの色が識別できたか否か、即ち同じか否かを判断し、「違う」と判断した場合にはマウスをクリックし、「同じ」と判断した場合には何もアクションしない。
【0025】
図5は二分探索法による探索範囲の狭め方を説明する図である。
「同じ」との回答を取得(受信)した場合には、点P1と無彩色点W(D65)との間はもはや探索する必要はなくなる。次に、上領域41を点Pと点P1との中間に位置する点P2の色で塗りつぶした測定画面を表示する。探索すべき境界座標は、点Pと点P1との間に存在するからである。
一方、「違う」との回答を取得した場合には、点Pと点P1との間はもはや探索する必要はなくなる。次に、上領域41を点P1と無彩色点W(D65)との中間に位置する点P1/2の色で塗りつぶした測定画面を表示する。探索すべき境界座標は、点P1と無彩色点W(D65)との間に存在するからである。
【0026】
このように、探索する範囲、即ち測定画面の上領域41を塗りつぶす色の範囲を狭めていき、境界座標と決定する。直線43,45,47につき、無彩色点W(D65)を挟んで2点ずつ境界座標を決定する。
図6(A)は、直線43,45,47上の境界座標を示す。53で示される黒丸が境界座標である。
【0027】
直線43,45,47上の6つの境界座標53を取得すると、領域画像作成手段25の動作により、直線43,45,47と境界座標53を編集画面生成手段18に送り、直線43,45,47と境界座標53を描画した画面をディスプレイ5上に表示する。
そして、被験者がマウス3の操作により境界座標53を繋いだ曲線を作成(送信)すると、マウス3の軌跡画像データを生成し、図6(B)に示すように、生成した曲線54を合成画像としてディスプレイ5上に重ねて描画すると共に、登録する。
【0028】
被験者が更に2回同じ操作を行うことにより、更に2つの境界座標55,57、曲線56,58を生成及び登録する。
そして、図7(A)に示すように、3つの曲線54、56、58を重ね合わせた合成画像をディスプレイ5上に描画する。
【0029】
被験者が、マウス3の操作により最外側の境界座標53、55又は57を繋いだ曲線を色弁別の可能領域と不確定領域との境界を画定する第1境界曲線59として作成すると、作成した第1境界曲線59を合成画像として、マウス3の軌跡画像データを作成し、登録する。また、マウス3の操作により最内側の境界座標53、55又は57を繋いだ曲線を色弁別の不確定領域と不能領域の境界を画定する第2境界曲線61として作成すると、作成した第2境界曲線61を合成画像として、マウス3の軌跡画像データを作成し、登録する。そして、第1境界曲線59と第2境界曲線61の画像データに基づいて、第1境界曲線59より外側の領域を色弁別の可能領域62とし、第2曲線61より内側の領域を色弁別の不能領域65とし、該2つの領域に挟まれた領域を色弁別の不確定領域63とする領域画像データを生成し、領域画像データベース31に登録する。
【0030】
評価画面生成手段21の動作により、領域画像データベース31と付加画像データベース33が読み込まれ、生成された領域画像がディスプレイ5上に評価画面として表示される。図8は被験者の評価画面である。この評価画面は無彩色点W(D65)のまわりの色彩の色弁別領域を示すものであり、62は色弁別の可能領域を示し、63は不確定領域を示し、65は不能領域を示している。不確定領域63はグレーゾーンになっている。
視覚的判断の便宜のために、色弁別の不確定領域63は隣接する可能領域62と不能領域65と視覚的に明瞭に識別できるよう、異なる色調の色で塗りつぶしている。また、色度図の座標軸や目盛り等の付加画像データも合成されて表示される。
【0031】
本実施の形態を図9に示す処理フローチャートに従って説明すると、以下の通りとなる。
ステップS1では、測定画面生成手段17と色覚特性データ生成手段19の境界座標決定手段21が動作して、測定画面をディスプレイ5上に表示する。そして被験者からの回答を取得(受信)すると、二分探索法に従って次の測定画面をディスプレイ5上に表示する。この繰り返し処理により境界座標を決定する。
ステップS2では、領域画像生成手段23と編集画面生成手段18が動作して、境界座標に基づいて境界曲線を生成した後に、領域画像を生成し、領域画像データベース31に登録する。
ステップS3では、評価画像生成手段21が動作して、編集した領域画像が評価画面に表示される。
【0032】
図8は、色覚異常者の被験者に関して本システムにより測定されたデータの評価画面である。図10は、20歳の被験者に関して測定されたデータの評価画面である。図11は60歳の被験者に関して測定されたデータの評価画面である。
このように評価画面が出ることで、色弁別範囲の面積や形状と、色弱、色盲等の色覚異常だけでなく加齢効果や疲労効果等との相関関係を見ることができる。
【0033】
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても本発明に含まれる。
例えば、プログラムはCD−ROMなどの記録媒体を介して入手してもよい。
また、上記の実施の形態で使用したコンピュータは一般的なものであり、ディスプレイ5に表示できる諧調数は、R,G,Bそれぞれ256(8ビット)である。本実施の形態では二分探索法(binary search)を利用することから、測定画面に表示する諧調数を増やせば二分探索の精度を上げることができる。従って、画像処理技術として確立されている擬似諧調表示技法を用いることによって必要なだけ諧調数を増やしてもよい。図10に示す評価画面のグレーゾーン内の楕円はマックアダムにより観察されたものであるが、ディスプレイ5に表示できる諧調数が256の場合にはこの楕円は測定することが困難である。従って、色覚正常者の精度の高い測定を望む場合には、擬似諧調表示技法を利用することが推奨される。
【0034】
自己の色覚特性を簡単に知りたい場合には、不確定領域は必ずしも作成する必要はない。
境界座標の決定から始める一連の作業を、上記の実施の形態では3回しているが、この回数は必ずしも限定されるものではなく、数多くすればするほど結果の精度が高くなることは言うまでもない。
また、上記の実施の形態では、曲線をポインティングデバイスとしてのマウスを用いて被験者が描画していたが、現在既に確立されているパラメトリック曲線法などを利用して、CPUによる処理により生成してもよい。
【0035】
【発明の効果】
本発明の色覚特性の自己己評価システムによれば、このディスプレイ上に表示できる色空間を利用して、色覚特性を簡単且つ定量的に測定でき、しかも被験者が知覚的に自己評価するシステム、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、色覚特性の自己評価システムの物理構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、色覚特性の自己評価システムの論理構成を示すブロック図である。
【図3】図3は、色度図を示す図である。
【図4】図4は、測定画面を示す図である。
【図5】図5は、二分探索法を説明する図である。
【図6】図6(A)は、3つの直線上の境界座標を示した編集画面である。図6(B)は、境界座標を繋いだ描画曲線を示す編集画面である。
【図7】図7(A)は、3つの描画曲線を示す編集画面である。図7(B)は、描画された第1と第2の境界曲線を示す編集画面である。
【図8】図8は、ある被験者の無彩色点W(D65)のまわりの色弁別範囲を表示した評価画面である。
【図9】図9は、色覚特性の自己測定及び評価の手順を説明するフローチャートである。
【図10】図10は、ある被験者の無彩色点W(D65)のまわりの色弁別範囲を表示した評価画面である。
【図11】図11は、ある被験者の無彩色点W(D65)のまわりの色弁別範囲を表示した評価画面である。
【符号の説明】
1 CPU 3 マウス
5 ディスプレイ 7 RAM
9 ROM 10 ハードディスク
11 通信I/F 13 WWWサーバ
15 インターネット通信網 17 測定画面生成手段
18 編集画面生成手段 19 色覚特性データ生成手段
21 評価画面生成手段 23 境界座標決定手段
25 領域画像生成手段
27 設定条件データベース 29 色度図データベース
31 領域画像データベース 33 付加画像データベース
33 馬蹄形領域 35 三角形領域
37 正方形 39 下領域
41 上領域41 43,45,47 直線
53,55,57 境界座標 54,56,58 曲線
59 第1境界曲線 61 第2境界曲線
62 色弁別の可能領域 63 色弁別の不確定領域
65 色弁別の不能領域

Claims (8)

  1. 同じ明度の2つの色を表示する測定画面生成手段と、被験者から取得された前記2つの色を識別できたか否かの回答と前記2つの色の色度図上の位置座標を関連付けた色覚特性データを生成する色覚特性データ生成手段とを備えることを特徴とする色覚特性の定量的測定システム。
  2. 請求項1に記載した色覚特性の定量的測定システムにおいて、測定画面生成手段では2つの色中一方の色を特定の色で表示し、色覚特性データ生成手段では回答と他方の色の色度図上の位置座標を関連付けた色覚特性データを生成することを特徴とする定量的測定システム。
  3. 同じ明度の特定の色と前記色以外の2つの色を表示する測定用画面生成手段と、被験者から取得された前記2つの色を識別できたか否かの回答と前記特定の色以外の色の色度図上の位置座標に基づいて、前記の特定の色のまわりの色弁別不能領域及び/又は色弁別可能領域の境界を画定する複数の境界座標を決定する境界座標決定手段と、前記の決定された複数の境界座標に基づいて色度図上の色彩の色弁別不能領域及び/又は色弁別可能領域の画像を生成する領域画像生成手段とを備える色覚特性の視覚的自己評価システム。
  4. 請求項3に記載した色覚特性の視覚的自己評価システムにおいて、測定画面生成手段がsRGB規格のディスプレイ画面に描画する画像を作成するものであることを特徴とする視覚的自己評価システム。
  5. 請求項3または4に記載した色覚特性の視覚的自己評価システムにおいて、境界座標決定手段が二分探索法を利用して境界座標を決定するものであることを特徴とする視覚的自己評価システム。
  6. 請求項3から5のいずれかに記載した色覚特性の視覚的自己評価システムにおいて、生成された領域画像にx−y軸、目盛り等の画像を合成して表示する評価画面生成手段を備えることを特徴とする視覚的自己評価システム。
  7. 色覚的特性の視覚的自己評価方法であって、同じ明度の特定の色と前記色以外の2つの色を表示する測定画面生成段階と、被験者から取得された前記2つの色を識別できたか否かの回答と前記特定の色以外の色の色度図上の位置座標に基づいて、前記の特定の無彩色のまわりの色弁別不能領域及び/又は色弁別可能領域の境界を画定する複数の境界座標を決定する境界座標決定段階と、前記の決定された複数の境界座標に基づいて色度図上の色彩の色弁別不能領域及び/又は色弁別可能領域の画像を生成する領域画像生成段階とを備えることを特徴とする色覚特性の視覚的自己評価方法。
  8. コンピュータに、請求項3から6のいずれかに記載した視覚的自己評価システムの測定用画面生成手段と、境界座標決定手段と、領域画像生成手段とを機能として実現するための視覚的自己評価プログラム。
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