JP2008175915A - 表示画像検査方法、表示画像検査システム及び表示画像検査プログラム - Google Patents

表示画像検査方法、表示画像検査システム及び表示画像検査プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】誰でも簡易に医用画像表示用モニタ特有の不良画像の確認、及びモニタ画像の検査を行うことのできる医用画像表示用モニタの表示画像検査方法、表示画像検査システム及び表示画像検査プログラムを提供する。
【解決手段】カラー画像として医用画像を表示する画像表示装置に複数の注目領域を有するテストパターンを表示して行う表示画像検査方法において、前記テストパターンの前記注目領域を選択する注目領域選択工程と、前記注目領域選択工程により選択された前記注目領域の周辺に、当該注目領域を指示する目印を表示させる画像表示工程と、を含み、前記目印は、前記テストパターンの主要色と異なる表示色を呈している。
【選択図】図6

Description

本発明は、表示画像検査、表示画像検査システム及び表示画像検査プログラムに係り、特に、医用画像を表示するための画像表示装置の表示画像検査方法、表示画像検査システム及び表示画像検査プログラムに関する。
従来、X線診断装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging磁気共鳴映像法)診断装置、各種CT(Computed Tomographyコンピュータ断層撮影)装置などの医療用診断装置で撮影された診断画像は、通常、X線フィルムやその他のフィルム感光材料などの光透過性の画像記録フィルムに記録され、光透過性の画像として再生される。この診断画像が再生されたフィルムは、シャーカステンと呼ばれる観察用の装置にセットされて、背面から光を照射された状態で観察され、病変箇所の有無等の診断が行われていた。
しかし、各種医療用診断・計測装置では、撮影・計測した画像を観察するためのモニタとして、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイやLCD(Liquid Crystal Display液晶ディスプレイ)等のカラー表示ディスプレイが接続されており、これらの表示画面に出力された画像により、診断あるいはフィルム出力前の診断画像の確認、調整や画像処理等が行われている。
また、近年、医用画像のデジタル化に伴いモニタ診断が普及しつつある。
このようなモニタ診断に用いるモニタは所定の画質が保たれている必要があり、画質の管理に関して規定したガイドラインには推奨のテスト画像が提示されている(例えば、非特許文献1参照)。そして、モニタ購入時の機器を設置運用する前に、定められた仕様に適合していることを確認するために行う受入試験や、機器の使用開始後一定期間毎に行う定期試験、及び診断毎に行う日常試験等が行われている。
このような各種試験の一つとして、テスト画像を表示して目視により評価する主観評価があり、モノクロ医療画像をカラーモニタに表示した場合には、微妙な色ムラや濃度ムラが生じて診断に影響を与えるため、モニタ画像の主観評価には特別な注意が必要とされる。
医用画像表示用モニタの品質管理に関するガイドライン
しかしながら、主観評価においては、ユーザによってはテスト画像のどの部分を見ればよいのか分からないこともあり、この場合、その都度取扱い説明書等をみなければならず非効率であるという問題が見られた。また、医用画像はモノクロ画像主体の大画面が多いため、前記の微妙な色ムラ、濃度ムラが発見されにくいという問題も見られた。
本発明は前記した点に鑑みてなされたものであり、誰でも簡易にモニタ画像の主観的評価を行うことのできる医用画像表示用モニタの表示画像検査方法、表示画像検査システム及び表示画像検査プログラムを提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の表示画像検査方法は、
カラー画像として医用画像を表示する画像表示装置に複数の注目領域を有するテストパターンを表示して行う表示画像検査方法において、
前記テストパターンの前記注目領域を選択する注目領域選択工程と、
前記注目領域選択工程により選択された前記注目領域の周辺に、当該注目領域を指示する目印を表示させる画像表示工程と、を含み、
前記目印は、前記テストパターンの主要色と異なる表示色を呈していることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、カラー画像として医用画像を表示する画像表示装置にテストパターンを表示する際に、テストパターンの注目領域の周辺に、当該注目領域を指示するための、テストパターンの主要色と異なる表示色の目印が表示されるようになっている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記目印は、前記注目領域の周囲を囲む枠であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、カラー画像として医用画像を表示する画像表示装置にテストパターンを表示する際に、テストパターンの注目領域の周囲に、当該注目領域を指示するための、テストパターンの主要色と異なる表示色の枠が表示されるようになっている。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、
前記画像表示工程において、前記注目領域に対応する文字を表示させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、カラー画像として医用画像を表示する画像表示装置にテストパターンを表示する際に、テストパターンの注目領域の周辺に、当該注目領域に対応する文字が表示されるようになっている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明において、
前記目印の表示色と、前記注目領域に対応する文字の表示色とが同一であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、カラー画像として医用画像を表示する画像表示装置にテストパターンを表示する際に、テストパターンの注目領域の周囲はテストパターンの主要色と異なる表示色の枠で囲まれるとともに、注目領域の周辺には当該注目領域に対応し、かつ枠と同一色の文字が表示されるようになっている。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発明において、
前記テストパターンは、n+m(nは8以上の正の整数、mは2以上の正の整数)ビットのモノクロ画像データが、nビットのカラー表示画像データに変換されたテストパターンであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、n+mビットの1チャンネルのモノクロ画像データが、RGBの3チャンネルにデータ分配されnビットのRGB表示画像データに変換されて画像表示装置に表示されるようになっている。
また、請求項6に記載の表示画像検査システムは、
カラー画像として医用画像を表示する画像表示装置に複数の注目領域を有するテストパターンを表示して行う表示画像検査システムにおいて、
前記テストパターンから前記複数の注目領域を選択する注目領域選択手段を有する画像処理装置と、
前記注目領域選択手段により選択された前記注目領域の周辺に、当該注目領域を指示する目印を表示させるように画像表示手段を制御する表示制御手段を有する画像表示装置と、からなり、
前記目印は、前記テストパターンの主要色と異なる表示色を呈していることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、カラー画像として医用画像を表示する画像表示装置にテストパターンを表示する際に、テストパターンの注目領域の周辺に、当該注目領域を指示するための、テストパターンの主要色と異なる表示色の目印が表示されるようになっている。
また、請求項7に記載の表示画像検査システムは、請求項6に記載の発明において、
前記目印は、前記注目領域の周囲を囲む枠であることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、カラー画像として医用画像を表示する画像表示装置にテストパターンを表示する際に、テストパターンの注目領域の周囲に、当該注目領域を指示するための、テストパターンの主要色と異なる表示色の枠が表示されるようになっている。
また、請求項8に記載の発明は、請求項6又は請求項7に記載の発明において、
前記画像表示工程において、前記注目領域に対応する文字を表示させることを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、カラー画像として医用画像を表示する画像表示装置にテストパターンを表示する際に、テストパターンの注目領域の周辺に、当該注目領域に対応する文字が表示されるようになっている。
また、請求項9に記載の発明は、請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の発明において、
前記目印の表示色と、前記注目領域に対応する文字の表示色とが同一であることを特徴とする。
請求項9に記載の発明によれば、カラー画像として医用画像を表示する画像表示装置にテストパターンを表示する際に、テストパターンの注目領域の周囲はテストパターンの主要色と異なる表示色の枠で囲まれるとともに、注目領域の周辺には当該注目領域に対応し、かつ枠と同一色の文字が表示されるようになっている。
また、請求項10に記載の発明は、請求項6から請求項9のいずれか一項に記載の発明において、
前記テストパターンは、n+m(nは8以上の正の整数、mは2以上の正の整数)ビットのモノクロ画像データが、nビットのカラー表示画像データに変換されたテストパターンであることを特徴とする。
請求項10に記載の発明によれば、n+mビットの1チャンネルのモノクロ画像データが、RGBの3チャンネルにデータ分配されnビットのRGB表示画像データに変換されて画像表示装置に表示されるようになっている。
また、請求項11に記載の表示画像検査プログラムは、
コンピュータに、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の表示画像検査方法を実行させることを特徴とする。
請求項11に記載の発明によれば、コンピュータに、カラー画像として医用画像を表示する画像表示装置にモノクロテスト画像を表示する際に、モノクロテスト画像の注目領域近傍には不良画像例が表示されるような表示画像検査方法を実行させる。
本発明によれば、テストパターンの注目領域の周辺に、当該注目領域を指示するための、テストパターンの主要色と異なる表示色の目印が表示されることで、注目すべき領域が明示されるため、医用画像表示用の画像表示装置の表示画像検査をユーザによらず簡易に行うことが可能である。
また、各注目領域に対応した確認事項や問題点等の文字情報を同時表示することで注目すべき事項が明示されるため、医用画像表示用の画像表示装置の表示画像検査をユーザによらず簡易に行うことが可能である。
また、モノクロ画像データを単位画素を構成する各色に配分しカラー表示画像データを生成するので、8ビットカラー画像表示装置を用いても、色むらの目立ち難い診断に適した画像を表示させることができ、モノクロ画像の表示調整を正確かつ簡易に行うと同時に、注目領域のみを着色して目印表示することも可能である。
以下、本発明に係る表示画像検査システム1について図面を参照して説明する。但し、発明の範囲は図示例に限定されない。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態に係る画像表示装置2及び画像処理装置3からなる表示画像検査システム1を示すブロック図である。
画像表示装置2は、例えば、医療用診断装置のモニタである。画像表示装置2には、カラー画像を表示可能な画像表示手段としての液晶パネル(LCD(Liquid Crystal Display))4と、表示部を駆動させる表示駆動部としての液晶駆動部5とが備えられている。
本実施形態に適用可能な液晶パネル4の種類は特に限定されず、また、液晶駆動部5が液晶パネル4を駆動させる方式についてもTN(Twisted Nematic)方式、STN(Super Twisted Nematic)方式、MVA(Multi-domain Vertical Alignement)方式、IPS(In Plane Switching)方式等の各種の駆動方式のものを適用することができる。なお、本実施形態においては、液晶パネル4は図示しないカラーフィルタにより赤色(R)、緑色(G)、青色(B)それぞれ8ビット(256段階)の階調を再現することが可能である。
なお、本実施形態では、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色からなる液晶パネルを用いているが、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色に限定されるものではなく、例えば、黄色(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の3色でもよい。また、4色以上でもよく、R、G、B、Y、M、Cの6色や、色調の異なる赤色(R1、R2)、緑色(G1、G2)、青色(B1、B2)の6色でも良い。後述の画像処理も赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色に限定されるものではない。また、カラーフィルタによって多色表示する場合に限らず、複数色の光源を切り替えて多色表示する画像表示装置にも適用可能である。
また、画像表示装置2は非観察側から液晶パネル4に光を照射するバックライト6を備えている。バックライト6は、液晶パネル4を照射するに足りる光を提供し得るものであれば良く、例えば、LED、冷陰極蛍光管、熱陰極蛍光管、その他の発光素子等を適用可能であるが、医療用途のモニタにも好適に利用可能なように、最大輝度500〜5000cd/mの表示であることが好ましい。
また、画像表示装置2には、液晶パネル4の特定のターゲット領域に表示される画像の表示特性を測定する測定手段7が備えられており、測定手段7の測定値は、例えばキャリブレーション等に用いられるようになっている。測定手段7は液晶パネル4の種類に応じて輝度計や色度計などの公知のカラーセンサを用いることができる。また、図示の測定手段7は接触型センサであるが非接触型センサを用いても良く、測定する手段の如何は問わない。さらに、測定手段7の装置構成については、画像表示装置2に内蔵されていても外付けされていても適用可能である。
ここで、液晶パネル4の表示特性とは、液晶パネル4に入力するRGB値と、それに対する表示光の輝度及び色度の少なくともいずれか一方に関する情報である。輝度及び/又は色度に関する情報は、一般に用いられる表色の指標を用いることができる。例えばCIEで定める、XYZ表色系、X101010表色系、xyz色度座標、x101010色度座標、UCS色度、L*a*b*表色系、L*C*h*表色系、L*u*v*表色系などが挙げられるが、それに限られるものではない。
輝度及び/又は色度に関する情報は、液晶パネル4のターゲット領域にテストパターンを表示して測定手段7を用いて所定のタイミングで測定しても良いし、工場出荷時に液晶パネル4にテストパターンを表示して測定した結果を記憶しておいても良い。また、個々の表示装置に対する測定結果を用いずに、RBG値に対する輝度及び/又は色度に関する情報の対応関係を所定の変換式として記憶しておいても良い。
ターゲット領域の位置及び大きさは、特に制限は無いが、本実施形態においては液晶パネル4の表示画面の中央部における10%程度の面積の領域を指すものとする。測定手段7は画像表示装置2にオンライン接続されているが、例えば、画像表示装置2とオンライン接続されていない測定手段7を用いて表示特性を測定し、その結果をキーボード等の入力手段を介して画像表示装置2に入力することとしても良い。
また、画像表示装置2には例えばPC(パーソナルコンピュータ)等の画像処理装置3が接続されている。
画像処理装置3には、外部機器としての画像生成装置8が接続されている。画像生成装置8としては特に制限は無いが、例えば、X線診断装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging)診断装置、各種CT(Computed Tomography)装置等の各種医療用診断装置の画像処理を行う装置がある。また、画像処理装置3には、マウス等を備えて構成されユーザが各種情報を入力可能な入力部9が設けられている。入力部9からは、例えば、クロストーク、シャドー、ゴースト等の不良画像例をテストパターンと同時に表示させるか否か等の、液晶パネル4にテストパターンを表示させる際の表示条件が入力される。
なお、本実施形態における表示画像検査システム1の画像処理装置3は、画像表示装置2の液晶パネル4に画像データを供給するものであり、外部機器である画像生成装置8の一部として構成されてもよい。
また、画像処理装置3には、処理部10、図示しないRAM(Random Access Memory)、フレームメモリ(Flame Memory:図1において「FM」とする)11、記憶部12、画像保持部13、及びLUT生成部14が備えられている。
処理部10は、後述の記憶部12に記憶された表示画像検査プログラム及び各種処理プログラムとの協働により画像処理装置3の各部の動作を統括的に制御し、画像表示手段である液晶パネル4にカラー画像として所定のテストパターンを表示させると同時に、入力部9から入力された指示信号に応じて当該テストパターンの評価注目領域近傍に不良画像を例示させるとともに該不良画像の呼称を表示させる表示制御手段として機能するものである。
また、処理部10は、フレームメモリ11から入力されたn+mビットの1チャンネルのモノクロ画像データをRGBの3チャンネルにデータ分配してnビットのRGB表示画像データに変換する。すなわち、処理部10が、n+m(nは8以上の正の整数、mは2以上の正の整数)ビットのモノクロ画像データを、予め記憶されたLUTに基づいて、nビットRGB表示画像データに変換するようになっている。
本実施形態においては、液晶パネル4がR,G,Bの3色で画像表示するため、RGBの3チャンネルのカラー表示画像データとしてのRGB表示画像データに変換するものとしているが、表示装置が4色以上で画像表示する場合は表示色数に合わせたチャンネル数の画像データに変換すればよい。
また、処理部10は、テストパターンを表示させる際に、後述の画像保持部13に保持された不良画像例の画像データ及びその画像データに対応する呼称を選択取得する表示画像取得手段として機能する。
処理部10は、後述する画像保持部13から選択取得されデータ変換された不良画像の画像データ及びその画像データに対応する呼称データを読み出すものである。また、処理部10は、画像保持部13より読み出したテストパターンの画像データから特定の注目領域の画像データを選択する注目領域選択手段として機能するものである。また、入力部9より入力された指示信号に応じて、選択した注目領域に対して設定された表示条件に応じた画像を液晶パネル4に表示することを容認するか拒絶するか判断する画像表示判別手段として機能するものである。
記憶部12は、本発明に係る処理を行う表示画像検査プログラムや各種コンピュータプログラム、及びデータ等を記憶するものである。具体的には、この記憶部12には、例えば本実施形態においては、後述するLUT生成部14においてルックアップテーブル(以下、「LUT」と称する。)を生成するための変換テーブル作成プログラム等が記憶されている。変換テーブル作成プログラムとしては、本実施形態に特徴的な部分以外は一般に知られた変換テーブル作成プログラムを適用することが可能である。
この、記憶部12は、例えば表示画像検査プログラム等が記録されたCD−ROM等の外部の記憶媒体(図示せず)からコンピュータプログラムを取り込む形態となっていてもよい。このように外部から記憶媒体を介してコンピュータプログラムを取り込むことができる構成とすることにより、本実施形態に係る画像表示方法の実行が極めて容易になる。
なお、表示画像検査プログラム等は必ずしもCD−ROM等の可般型の記憶媒体に記録されている必要はなく、例えば外部のHDD(Hard Disk Drive)等に記憶されていてもよい。この場合には、画像表示装置2を外部のHDDと接続することにより外部のHDDに記憶されているコンピュータプログラムを記憶部12に取り込むことができる構成とする。
また、表示画像検査プログラム等のコンピュータプログラムは、記憶媒体に記録して、画像表示装置2の表示特性較正用のプログラムとして流通させることも可能である。
画像保持部13には、カラー画像からなるモノクロのテストパターンがn+mビットのモノクロの画像データとして保持されている。このテストパターンとは、不良画像評価用のテストパターンであって、例えば、クロストーク、ゴースト、リンギング等の劣化状態を目視評価するための複数の注目領域を有するものである。また、画像保持部13には、不良画像例の画像データ、各種不良画像に対応し不良の種類を示す呼称の呼称データ等の各種データが保持されている。しかしながら、保持するデータの数や種類はこれらに限定されるものではない。
LUT生成部14は、候補選択部、目標色度決定部、目標輝度設定部、色度算出部、輝度算出部、信号値決定部、及びLUT生成用に用いるテストパターンを保持するテストパターン保持部等(何れも図示せず)を有しており、液晶パネル4の表示特性に基づいてLUTを生成するようになっている。LUT生成部14は記憶部12に接続されており、LUT生成部14で生成されたLUTを記憶部12に記憶させるようになっている。ここで、LUT生成部14は、画像表示装置2の出荷時や一定期間経過毎に後述する液晶パネル4の表示特性の測定を行ってLUTを生成するようになっている。
目標色度決定部は、モノクロ画像データの信号値それぞれに対応する目標色の色度を決定し、目標輝度設定部は、モノクロ画像データの信号値それぞれに対応する目標色の輝度を決定する。
テストパターン保持部は、液晶パネル4にテストパターンを表示させる複数のベタ画像データ(RGB値)を保持している。保持するテストパターンの数や種類に特に制限は無く、RGB値のすべての組合せをテストパターンとすると正確な表示特性の測定ができて好ましいが、RGB値のすべての組合せは約1677万色(=256)もあるため実現が困難である。よって、表示・測定するRGB値の組合せを予め所定の条件で制限することが好ましい。
本実施形態においてはRGB値が等値である256色をテストパターンとしている。また、測定の精度を向上させるために、等値のRGB値の少なくとも1つを所定の範囲で増減させた組合せをテストパターンとして表示させて測定させることとしても良い。
LUT生成部14は、テストパターンを表示させた際の色刺激値XYZを測定手段7により測定させ、測定結果が入力されるようになっている。ここで、色刺激値のうちのYで表される値は、輝度を表すものである。
色度算出部は、候補選択部で選択された候補RGB表示画像データそれぞれについて、色度を算出し、輝度算出部は、候補選択部で選択された候補RGB表示画像データそれぞれについて、輝度を算出する。
色度算出部及び輝度算出部においては、測定手段7で測定されたテストパターンの色刺激値とRGB値とに基づいて、未測定のRGB値の組合せのRGB画像データを液晶パネル4に表示させた際の色刺激値XYZを近似推定するRGB−XYZ推定式を生成するようになっている。RGB−XYZ推定式は、下記一般式(1)で表されるようになっている。
一般式(1)の生成方法に特に制限は無いが、例えば、一般式(1)におけるγ、CXR、CXG、…の10個の未知変数を最小2乗法により求める方法等が適用可能である。また、表示させるテストパターンの数を増加させるほど正確なRGB−XYZ推定式を生成することができるという利点がある。一方、表示させるテストパターンの数を少なくするほど短時間でRGB−XYZ推定式を生成することができるという利点がある。
色度算出部及び輝度算出部は、上記一般式(1)に基づいてモノクロ画像データの内部信号値それぞれに対応する色度情報及び輝度情報を算出するようになっている。
候補選択部は、モノクロ画像データの内部信号値それぞれについて、約1677万(=256)通りの信号値を有するRGB表示画像データの中から、複数の候補RGB表示画像データ(候補色)を選択する。ここで、候補色とは、内部信号値kに対応するRGB値が等値の色を基準色とし、RGBの値をそれぞれ±2の範囲で増減させた色のことである。図2に示すように、候補色は、原則、1つの内部信号値(図中E)に対して125(=5×5×5)通り挙げられるが、異なる内部信号値の候補色同士が重複する場合は一度算出した算出結果を用いることとしても良い。その場合、図3に示すように、候補色は55通りとなる。
なお、モノクロ画像データの内部信号値それぞれについて、候補色の選択を、内部信号値kに対応するRGB値決定の都度行っても良いし、予めすべての内部信号値kに対する候補色群を選択しておいても良い。
信号値決定部は、モノクロ画像データの内部信号値それぞれに対応するRGB表示画像データのRGB値を決定する。また、信号値決定部は、候補RGB表示画像データのなかから、目標輝度設定部及び輝度算出部からの輝度情報に基づいて第一次候補RGB表示画像データを一次選抜する。さらに、信号値決定部は、第一次候補RGB表示画像データの中から、目標色度決定部及び色度算出部からの色度情報に基づいて1つの選択色を決定し、そのRGB値をモノクロ画像データの内部信号値に対応するRGB表示画像データとして対応付ける。これにより、テストパターンのRGB値に対する輝度及び/又は色度に関する情報との対応関係に基づいて、1チャンネルのモノクロ画像信号値(m+nビット)を3チャンネルのRGB値(nビット)に変換する変換則としてのモノクロ多階調化LUTが生成される。生成されたモノクロ多階調化LUTは、記憶部12に記憶される。
次に、本実施形態における表示画像検査方法について説明する。
本実施形態におけるテストパターンとは、JESRA X−0093(日本画像医療システム工業会により規定される医用画像表示用モニタの品質管理に関するガイドライン)により推奨されているモノクロのテストパターンであるTG18−QCパターンを使用する(図4参照)。
テストパターンは、図4に示すように、目視評価のための注目領域A1、A2、及びA3を有する。
注目領域A1は、テストパターンを表示した場合、その表示が滑らかな単調連続表示であるかどうかを確認するためのスケールバーである。注目領域A2は、テストパターンを表示した場合の、クロストークの有無を確認するためのスケールバーである。注目領域A3は、テストパターンを表示した場合、ゴーストやリンギング等のビデオ特性が正常であるかどうかを確認するためのスケールバーである。
本実施形態における表示画像検査方法を実施する前提として、まずテストパターンを液晶パネル4に表示させるための表示条件を設定することができる。
テストパターンの表示画像検査を開始する指示が入力部9から入力されると(図5;START)、処理部10は記憶部12に格納された表示画像検査プログラムを実行する。表示画像検査プログラムが実行されると、処理部10は、ユーザにテストパターンを液晶パネル4に表示させる際の表示条件を設定させ(ステップS1)、表示条件を設定することによって、入力部9から表示条件通りの設定の実行を指示する指示信号が入力される。
本実施形態における「表示条件」とは、テストパターンを液晶パネル4に表示させる際に、例えば、図6から図8に示すように、注目領域A1を指示するための目印として注目領域A1の周囲を囲む枠を表示させるか否かの条件をいう。このとき当該枠は、テストパターンの主要色とは異なる表示色とすることが好ましい。図6から図8においては、赤色を破線として示している。
なお、目印とは、ユーザが注目領域を指示できるものであればその色や形態に特に制限はなく、矢印等の各種のマークを用いてもよいし、これらを複数組合わせたものであってもよい。
また、図6から図8に示すように、テストパターンが表示される際に、注目領域に対応する情報をユーザに提供するための文字情報を表示したメッセージボックス20が液晶パネル4に表示されるよう設定することも好ましい。この場合の「文字情報」とは、各注目領域A1、A2、A3に関する確認事項や問題点の詳細を示す文章である。具体的には、例えば、注目領域A1については「グレースケールが単調連続的に表示されていまか?」、注目領域A2については「過度な尾引きやオーバーシュート、シャドー、ゴーストがなく正常に表示されていますか?」、注目領域A3については「クロストークなく正常に表示されていますか?」等の文章である。
また、注目領域を囲んだ表示色と、この注目領域に対応する文字情報の表示色と、が同一であることも好ましい。
表示条件が設定された後、処理部10は画像保持部13からモノクロのテストパターンの画像データを読み出す(ステップS2)。
テストパターンの画像データは、処理部10により(n+m)ビットのモノクロ画像データから、nビットのカラー表示画像データに変換される(ステップS3)。
処理部10は、入力部9から入力された指示信号に応じてテストパターンのカラー表示画像データから、注目領域を選択する(ステップS4;注目領域選択工程)。本実施形態においては、まず、注目領域A1を選択することとして説明する。
処理部10は注目領域A1を選択した後、入力部9から入力された指示信号に応じて、注目領域A1に対して上記で設定された表示条件に応じた画像を液晶パネル4に表示することを容認するか拒絶するか判断する(ステップS5;画像表示判別工程)。
表示が容認された場合(ステップS5;YES)、処理部10は画像保持部13から、上記で設定された表示条件に応じた各種データ(以下、「条件データ」という。)を読み出す(ステップS6;表示画像取得工程)。
次いで、処理部10は、図6に示すように、注目領域A1の周囲が枠で囲まれ、メッセージボックス20が表示されたテストパターンを液晶パネル4に表示させる(ステップS7;画像表示工程)。
一方、表示が拒絶された場合(ステップS5;NO)は、図4に示すように、各注目領域に対して設定された表示条件を満たす画像は表示されず、テストパターンのみ表示される(ステップS8)。
処理部10は、ユーザにテストパターンの特定すべき注目領域をA1からA2に切替える指示を入力させることで、前記ステップS4からステップS5の処理を実行し、図7に示すように、注目領域A2の周囲が枠で囲まれ、メッセージボックス20が表示されたテストパターンを液晶パネル4に表示させる。
同様に、処理部10は、ユーザにテストパターンの特定すべき注目領域をA2からA3に切替える指示を入力させることで、前記ステップS4からステップS5の処理を実行し、図8に示すように、注目領域A3の周囲が枠で囲まれ、メッセージボックス20が表示されたテストパターンを液晶パネル4に表示させる。
また、それぞれの画面において、メッセージボックス20、及び注目領域周囲の枠について表示又は非表示を切替えることも可能である。
メッセージボックス20を表示から非表示に切替える指示が選択された場合、該当するデータの非表示を指示する指示信号が入力される。処理部10は、この指示信号に応じてメッセージボックス20、及び/又は注目領域周囲の枠が液晶パネル4に表示されることを拒絶する判断を行い、非表示とする。
また、非表示から表示に切替える指示が選択された場合、該当するデータの表示を指示する指示信号が入力される。処理部10は、この指示信号に応じてメッセージボックス20、及び/又は注目領域周囲の枠が液晶パネル4に表示されることを容認する判断を行い、表示させる。
また、メッセージボックス20、メッセージボックス20に示す文字情報、及び注目領域周囲の枠等の表示色の設定も適宜変更可能なのは勿論である。
また、色表示する注目領域を順次変化させる事により、テスト画像の正確な測色位置表示をする事も可能となる。
以上より、本実施形態における表示画像検査方法及び表示画像検査システム1によれば、注目領域を指示する目印を表示させることで注目すべき領域が明示されるため、医用画像表示用の画像表示装置の表示画像検査をユーザによらず簡易に行うことが可能である。
また、各注目領域に対応した確認事項や問題点等の文字情報を同時表示することで注目すべき事項が明示されるため、医用画像表示用の画像表示装置の表示画像検査をユーザによらず簡易に行うことが可能である。
また、モノクロ画像データを単位画素を構成する各色に配分しカラー表示画像データを生成するので、8ビットカラー画像表示装置を用いても、色ムラの目立ち難い診断に適した画像を表示させることができ、モノクロ画像の表示調整を正確かつ簡易に行い、かつ、注目すべき領域を着色して、明示する事ができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係る表示画像検査方法について説明する。
本実施形態における表示画像検査方法を実施する前提として、第1実施形態と同様にまずテストパターンを液晶パネル4に表示させるための表示条件を設定することができる。
テストパターンの表示画像検査を開始する指示が入力部9から入力されると(図5;START)、処理部10は記憶部12に格納された表示画像検査プログラムを実行する。表示画像検査プログラムが実行されると、処理部10は、ユーザにテストパターンを液晶パネル4に表示させる際の表示条件を設定させ(ステップS1)、表示条件を設定することによって、入力部9から表示条件通りの設定の実行を指示する指示信号が入力される。
第2実施形態における「表示条件」とは、例えば図10から図12に示すように、第1実施形態の表示条件に加えて、テストパターンを液晶パネル4に表示させる際にテストパターンの各注目領域A1、A2、A3の劣化状態を示した不良画像例a1、a2、a3を表示させるか否かの条件を含む。すなわち、注目領域の近傍に不良画像例を表示し、かつ、これらの周囲をテストパターンの主要色とは異なる表示色の枠によって囲むよう設定する。このとき当該枠は、テストパターンの主要色とは異なる表示色であり、かつ、注目領域と不良画像例とで異なる表示色とすることが好ましい。図10から図12においては、赤色を二点鎖線、緑色を一点鎖線、青色を破線として示している。
また、各不良画像例と同時に、例えば「クロストーク」、「シャドー」、「ゴースト」等の各不良画像例に対応する劣化状態の呼称や、メッセージボックス等のその他の表示表件に関しても同時に設定してもよい。
図10に示すように、不良画像例a1としては、例えば、注目領域A1と比較して単調連続表示とならない画像例が表示される。
また、図11に示すように、不良画像例a2としては、例えば、注目領域A2と比較して白黒のコントラストのある部分に尾引きのある画像例が表示される。
また、図12に示すように、不良画像例a3としては、例えば、注目領域A3と比較して多重画像となった画像例が表示される。
このとき、表示条件は、例えば、図9に示す設定画面を用いて、ユーザに表示又は非表示の表示条件を選択させることで設定される。
図9において「表示を標準」を選択した場合、不良画像例の表示が標準状態として設定され、テストパターンが表示される際には不良画像例が必ず表示される。一方、図9において「非表示を標準」を選択した場合、不良画像例の非表示が標準状態として設定され、テストパターンが表示される際に不良画像例は表示されない。
なお、表示画像検査プログラムに予め各種データの表示又は非表示等の表示条件を登録しておき、プログラム実行により自動的に表示条件が設定されるようにしてもよい。
表示条件が設定された後、処理部10は画像保持部13からモノクロのテストパターンの画像データを読み出す(ステップS2)。
テストパターンの画像データは、処理部10により(n+m)ビットのモノクロ画像データから、nビットのカラー表示画像データに変換される(ステップS3)。
処理部10は、入力部9から入力された指示信号に応じて、テストパターンのカラー表示画像データから、注目領域を選択する(ステップS4;注目領域選択工程)。本実施形態においては、まず、注目領域A1を選択することとして説明する。
処理部10は注目領域A1を選択した後、入力部9から入力された指示信号に応じて、注目領域A1に対して上記で設定された表示条件に応じた画像を液晶パネル4に表示することを容認するか拒絶するか判断する(ステップS5;画像表示判別工程)。
表示が容認された場合(ステップS5;YES)、処理部10は画像保持部13から条件データを読み出す(ステップS6;表示画像取得工程)。
次いで、処理部10は、図10に示すように、注目領域A1と、これに対応する不良画像例a1と、メッセージボックス20とが、異なる表示色の枠で囲まれたテストパターンを液晶パネル4に表示させる(ステップS7;画像表示工程)。
処理部10は、ユーザにテストパターンの特定すべき注目領域をA1からA2に切替える指示を入力させることで、前記ステップS4からステップS5の処理を実行し、図11に示すように、注目領域A2と、これに対応する不良画像例a2と、メッセージボックス20とが、異なる表示色の枠で囲まれたテストパターンを液晶パネル4に表示させる。
同様に、処理部10は、ユーザにテストパターンの特定すべき注目領域をA2からA3に切替える指示を入力させることで、前記ステップS4からステップS5の処理を実行し、図12に示すように、注目領域A3と、これに対応する不良画像例a3と、メッセージボックス20とが、異なる表示色の枠で囲まれたテストパターンを液晶パネル4に表示させる。
一方、表示が拒絶された場合(ステップS5;NO)は、図4に示すように、各注目領域に対して設定された表示条件を満たす画像は表示されず、テストパターンのみ表示される(ステップS8)。
この際、それぞれの画面において、不良画像例、各不良画像例の呼称、メッセージボックス20、及び、各注目領域と不良画像例を囲む枠の表示又は非表示を切替えることも可能である。また、これらの表示色の設定も適宜変更可能なのは勿論である。
以上より、本実施形態における表示画像検査方法及び表示画像検査システム1によれば、注目領域を指示する目印を表示させることで注目すべき領域が明示されるため、医用画像表示用の画像表示装置の表示画像検査をユーザによらず簡易に行うことが可能である。
また、各注目領域に対応した確認事項や問題点等の文字情報を同時表示することで注目すべき事項が明示されるため、医用画像表示用の画像表示装置の表示画像検査をユーザによらず簡易に行うことが可能である。
また、不良画像例と、その不良画像例に対応した確認事項や問題点等のメッセージと同時表示することで、ユーザによらず不良画像の検討を行うことができ、医用画像表示用の画像表示装置の表示画像検査を誰でも簡易に行うことが可能である。
また、注目領域と、これに対応する不良画像例とを異なるカラーの枠で囲むことで、注目すべき領域と比較すべき対象が明示されるため、目視評価の判断を容易に行うことが可能である。
また、モノクロ画像データを単位画素を構成する各色に配分しカラー表示画像データを生成するので、8ビットカラー画像表示装置を用いても、色むらの目立ち難い診断に適した画像を表示させることができ、モノクロ画像の表示調整を正確かつ簡易に行うことが可能である。
図1に示す表示画像検査システムのブロック図である。 第1実施形態における候補色の範囲を示す説明図である。 第1実施形態における候補色の具体例を示す図である。 テストパターンの一例を示す図である。 本発明における表示画像検査方法を示すフローチャートである。 第1実施形態におけるテストパターンの一例を示す図である。 第1実施形態におけるテストパターンの一例を示す図である。 第1実施形態におけるテストパターンの一例を示す図である。 設定画面の一例を示す図である。 第2実施形態におけるテストパターンの一例を示す図である。 第2実施形態におけるテストパターンの一例を示す図である。 第2実施形態におけるテストパターンの一例を示す図である。
符号の説明
1 表示画像検査システム
2 画像表示装置
3 画像処理装置
4 液晶パネル
5 液晶駆動部
6 バックライト
7 測定手段
8 画像生成装置
9 入力部
10 処理部
11 フレームメモリ
12 記憶部
13 画像保持部
14 LUT生成部
20 メッセージボックス

Claims (11)

  1. カラー画像として医用画像を表示する画像表示装置に複数の注目領域を有するテストパターンを表示して行う表示画像検査方法において、
    前記テストパターンの前記注目領域を選択する注目領域選択工程と、
    前記注目領域選択工程により選択された前記注目領域の周辺に、当該注目領域を指示する目印を表示させる画像表示工程と、を含み、
    前記目印は、前記テストパターンの主要色と異なる表示色を呈していることを特徴とする表示画像検査方法。
  2. 前記目印は、前記注目領域の周囲を囲む枠であることを特徴とする請求項1に記載の表示画像検査方法。
  3. 前記画像表示工程において、前記注目領域に対応する文字を表示させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の表示画像検査方法。
  4. 前記目印の表示色と、前記注目領域に対応する文字の表示色とが同一であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の表示画像検査方法。
  5. 前記テストパターンは、n+m(nは8以上の正の整数、mは2以上の正の整数)ビットのモノクロ画像データが、nビットのカラー表示画像データに変換されたテストパターンであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の表示画像検査方法。
  6. カラー画像として医用画像を表示する画像表示装置に複数の注目領域を有するテストパターンを表示して行う表示画像検査システムにおいて、
    前記テストパターンから前記複数の注目領域を選択する注目領域選択手段を有する画像処理装置と、
    前記注目領域選択手段により選択された前記注目領域の周辺に、当該注目領域を指示する目印を表示させるように画像表示手段を制御する表示制御手段を有する画像表示装置と、からなり、
    前記目印は、前記テストパターンの主要色と異なる表示色を呈していることを特徴とする表示画像検査システム。
  7. 前記目印は、前記注目領域の周囲を囲む枠であることを特徴とする請求項6に記載の表示画像検査システム。
  8. 前記画像表示工程において、前記注目領域に対応する文字を表示させることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の表示画像検査システム。
  9. 前記目印の表示色と、前記注目領域に対応する文字の表示色とが同一であることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の表示画像検査システム。
  10. 前記テストパターンは、n+m(nは8以上の正の整数、mは2以上の正の整数)ビットのモノクロ画像データが、nビットのカラー表示画像データに変換されたテストパターンであることを特徴とする請求項6から請求項9のいずれか一項に記載の表示画像検査システム。
  11. コンピュータに、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の表示画像検査方法を実行させることを特徴とする表示画像検査プログラム。
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