JPWO2008044438A1 - 画像表示方法、画像表示プログラム、及び画像表示システム - Google Patents
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Abstract
本発明は、輝度、色度の階調連続性の優れた多階調表現が可能な画像表示方法、画像表示プログラム、及び画像表示システムを提供する。この画像表示方法は、n+m(nは8以上の整数、mは2以上の整数)ビットの1チャンネルのモノクロ画像データを、予め設定される対応付けに基づいて、nビットの3チャンネル以上のカラー表示画像データに変換する画像表示方法であって、対応付けの候補として、ビット数に応じた階調数の異なる複数の候補対応付けを生成する候補対応付け生成工程と、候補対応付け生成工程で生成された階調数の異なる複数の候補対応付けの中から、モノクロ画像データのビット数に基づいて、1の候補対応付けを選択する対応付け選択工程と、対応付け選択工程で選択された1の候補対応付けを予め設定される対応付けとして設定する対応付け設定工程と、を有する。
Description
本発明は、画像表示方法、画像表示プログラム、及び画像表示システムに係り、特にカラー表示ディスプレイにおいて、画像表示手段の駆動階調数よりも階調数の多いモノクロ画像を表示する画像表示方法、画像表示プログラム、及び画像表示システムに関する。
X線診断装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging;磁気共鳴映像法)診断装置、各種CT(Computed Tomography;コンピュータ断層撮影)装置などの医療用診断装置で撮影された診断画像は、通常、X線フィルムやその他のフィルム感光材料などの光透過性の画像記録フィルムに記録され、光透過性の画像として再生される。この診断画像が再生されたフィルムは、シャーカステンと呼ばれる観察用の装置にセットされて、背面から光を照射された状態で観察され、病変箇所の有無等の診断が行われる。
また、各種医療用診断・計測装置では、撮影・計測した画像を観察するためのモニタとして、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイやLCD(Liquid Crystal Display;液晶ディスプレイ)等のカラー表示ディスプレイが接続されており、これらの表示画面に出力された画像により、診断あるいはフィルム出力前の診断画像の確認、調整や画像処理等が行われている。
ところで、前述のX線診断装置で撮影された画像をフィルム上に再現する場合、通常、ブルーベースのモノクロフィルムが用いられることが多い。また、通常、10〜12ビットの階調分解能(1024〜4096階調)で画像が再現される場合が多い。
従って、CRTやLCDなどのディスプレイで画像を診断する際にも、12ビット以上の階調分解能を持つ専用のモノクロディスプレイが用いられることが多い。
一方、内視鏡や眼底カメラなどのカラー画像の表示には、カラー表示ディスプレイが用いられる。また、近年では、超音波診断装置、CT装置、MRI装置などの3次元画像を表示する際にも、カラー表示ディスプレイが用いられるようになった。
総合的な診断を行うためには複数種類の診断装置の画像を観察する必要があり、そのためには専用の高階調モノクロディスプレイとカラーディスプレイの両方を設置しなければならず、費用がかかるとともに広い設置スペースを要するという問題があった。
カラー表示ディスプレイでモノクロ(白黒)画像を表示することは可能であるが、カラー表示ディスプレイでは、通常、8ビットの階調分解能で画像表示が行われるため、通常の表示画面で画像を再現する際には、前述のX線診断装置で撮影して出力される画像よりも階調分解能が低い、いわゆるビット落ちした画像データによる画像表示が行われる。
具体的には、例えば12ビットのモノクロ画像データを8ビットのRGB画像データに変換するには、4096階調のモノクロ画像信号値を、予め設定されたLUT(Look Up Table)に基づいて256階調のRGB値に変換するようになっている。ここで、従来のLUTにおいては、RGB値はそれぞれ等値であり、RGB画像データは256階調より多階調の画像表示を行うことができないという問題があった。
さらに、特許文献1に記載の発明のように、LUTにおいてB値をR、G値より大きな値とすることで、ブルーベースのモノクロフィルムを再現する画像表示装置が知られている。このような画像表示装置によれば、R値=G値=K×B値(0<K<1)としてLUTを作成することにより、ブルーベースのモノクロフィルムの色調をほぼ再現できるが、RG値の最大値が256よりも小さくなるために表示可能な階調数が256階調よりも少なくなってしまうので、ブルーベースのモノクロフィルムの色調を再現する場合、階調数の減少はさらに大きな問題であった。
ディスプレイの駆動階調数よりも多階調の表示を行う方法として、FRC(Flame Rate Control;時分割)表示という方法が考案されている。
ここでFRC表示とは、階調分解能(ビット数)の高い画像データを階調分解能(ビット数)の低い画像データとして表示する際に、ビット数の高い画像データから、両者のビット数の差に応じた数の、ビット数の低い画像データを生成して、この画像データを、順次、表示することにより、ビット数の低い画像表示で高いビット数に相当する階調表現を行うものである。
具体的には、ビット数の差をnとするとき2^nのフレーム数の、ビット数の低い画像データを生成して、このビット数の低い画像データを、順次、表示することで、例えば、8ビットの階調分解能の画像4フレームを用いて、10ビットの階調分解能に相当する階調表現を行う。
また、特許文献2に記載の発明のように、RGBが等値だけではなく、特許文献2の表1のようにR,G,B値が単調非減少で、RGB値の合計が1ずつ変化するようにLUTを作成することにより、765階調の画像表示を行うことができる。
さらに、特許文献3に記載の発明のように、副画素の信号値を任意の範囲で増減させたLUTを用いて多階調表現を行う画像表示装置が知られている。このような画像表示によれば、理論上は4096階調以上の画像表示を行うことができるようになっている。
特開2000−330530号公報
特開2001−034232号公報
特開2003−050566号公報
この様に、ディスプレイの駆動階調数よりも多階調の表示を行なう方法が種々検討されてきた。
しかしながら、特許文献2や特許文献3に記載の画像表示装置では、所定のビット数に対応した1のLUTしか備えていないことから、ビット数の異なる種々のモノクロ画像データが入力された場合、輝度と色度の階調連続性を両立し得るモノクロ階調表示をすることは困難なものと考えられる。
また、FRC表示では、いわゆるフリッカと呼ばれる画像のちらつきが目立って目が疲れるという問題があり、時分割表現における分割した表示データの切り替えに要する処理の負担が大きいという問題もあった。
また、特許文献2に記載の画像表示装置では、入力モノクロ画像信号値の最大値がRの最大値+Gの最大値+Bの最大値となるように変換し、なおかつRGB信号値を略均等に分割して配分しており、RGB値の組み合わせに対する制限が厳しいので、時分割表示を行わなければ766階調の画像表現しか行えず、単純撮影の画像診断には不十分であった。
さらに、特許文献3に記載の画像表示装置では、モノクロモニタにおける多階調表示を想定しているため、副画素信号値の選択可能な範囲が大き過ぎるとともに、輝度に関する条件のみで副画素信号値を選択するため、作成されたLUTを用いて、カラーモニタでモノクロ画像を表示しても、診断に適した色調で表示できないという問題があった。また、特許文献3に記載の画像表示装置はカラーモニタにも適用可能との記載があるが、その場合、RGBの各画素をさらに副画素に分割しなければならず、構成が複雑になってしまう問題があった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたもので、モノクロ画像のビット数に係らず、モノクロ画像として適切な色調の画像表示が可能で、なおかつ、RGB画素の副画素への分割やFRC表示を行わなくてもディスプレイの駆動階調数よりも4倍以上多い階調数での表現が可能な画像表示方法、画像表示プログラム、及び画像表示システムの提供を目的とするものである。
上記目的は、下記の1乃至5のいずれか1項に記載の発明によって達成される。
1.n+m(nは8以上の整数、mは2以上の整数)ビットの1チャンネルのモノクロ画像データを、予め設定される対応付けに基づいて、nビットの3チャンネル以上のカラー表示画像データに変換する画像表示方法であって、
前記対応付けの候補として、ビット数に応じた階調数の異なる複数の候補対応付けを生成する候補対応付け生成工程と、
前記候補対応付け生成工程で生成された階調数の異なる複数の候補対応付けの中から、前記モノクロ画像データのビット数に基づいて、1の候補対応付けを選択する対応付け選択工程と、
前記対応付け選択工程で選択された1の候補対応付けを前記予め設定される対応付けとして設定する対応付け設定工程と、
を有することを特徴とする画像表示方法。
前記対応付けの候補として、ビット数に応じた階調数の異なる複数の候補対応付けを生成する候補対応付け生成工程と、
前記候補対応付け生成工程で生成された階調数の異なる複数の候補対応付けの中から、前記モノクロ画像データのビット数に基づいて、1の候補対応付けを選択する対応付け選択工程と、
前記対応付け選択工程で選択された1の候補対応付けを前記予め設定される対応付けとして設定する対応付け設定工程と、
を有することを特徴とする画像表示方法。
2.複数の前記候補対応付けのそれぞれの階調数は、2^k階調(n≦k≦n+m)であり、少なくとも1つは2^k′階調(n+2≦k′≦n+m)であることを特徴とする前記1に記載の画像表示方法。
3.前記候補対応付け生成工程は、複数の候補対応付けにおけるそれぞれの候補の対応付けを生成するにあたり、
表示可能なカラー表示画像データの全ての組み合わせの中から、C・2^n個(2^(m+1)≦C≦2^(m+4))を候補カラー表示画像データとして選択し、選択された候補カラー表示画像データの中から、前記モノクロ画像データのそれぞれの階調値に対応するカラー表示画像データを決定することを特徴とする前記1または2に記載の画像表示方法。
表示可能なカラー表示画像データの全ての組み合わせの中から、C・2^n個(2^(m+1)≦C≦2^(m+4))を候補カラー表示画像データとして選択し、選択された候補カラー表示画像データの中から、前記モノクロ画像データのそれぞれの階調値に対応するカラー表示画像データを決定することを特徴とする前記1または2に記載の画像表示方法。
4.前記1乃至3のいずれか1項に記載の画像表示方法を、コンピュータに実行させることを特徴とする画像表示プログラム。
5.n+m(nは8以上の整数、mは2以上の整数)ビットの1チャンネルのモノクロ画像データを、予め設定された対応付けに基づいて、nビットの3チャンネル以上のカラー表示画像データに変換する画像表示システムであって、
前記対応付けの候補として、ビット数に応じた階調数の異なる複数の候補対応付けを生成する候補対応付け生成部と、
前記候補対応付け生成部で生成された階調数の異なる複数の候補対応付けの中から、前記モノクロ画像データのビット数に基づいて、1の候補対応付けを選択する対応付け選択部と、
前記対応付け選択部で選択された1の候補対応付けを前記予め設定される対応付けとして設定する対応付け設定部と、
を有することを特徴とする画像表示システム。
前記対応付けの候補として、ビット数に応じた階調数の異なる複数の候補対応付けを生成する候補対応付け生成部と、
前記候補対応付け生成部で生成された階調数の異なる複数の候補対応付けの中から、前記モノクロ画像データのビット数に基づいて、1の候補対応付けを選択する対応付け選択部と、
前記対応付け選択部で選択された1の候補対応付けを前記予め設定される対応付けとして設定する対応付け設定部と、
を有することを特徴とする画像表示システム。
本発明によれば、ビット数に応じた階調数の異なる複数の候補対応付けを予め用意しておき、モノクロ画像データのビット数に応じて、的確な候補対応付けを選択する。すなわち、ビット数の異なる種々のモノクロ画像データに対して、従来の様に対応付けの間引きを行うことなく、モノクロ画像データのビット数に適した対応付けを用いて画像表示を行う様にしている。したがって、従来の様な対応付けの間引きによる色むらの発生を防止することができ、輝度と色度の階調連続性を両立し得るモノクロ階調表示をすることができる。
1 画像表示システム
2 表示部
210 液晶パネル
220 バックライト
3 液晶駆動部
4 測定手段
5 入力部
6 制御部
610 FM(フレームメモリ)
620 データ処理部
630 LUT生成部
631 候補選択部
632 目標色度決定部
633 目標輝度設定部
634 色度算出部
635 輝度算出部
636 信号値決定部
637 テストパターン保持部
640 LUT記憶部
650 LUT選択部
660 LUT設定部
7 インターフェース
10 画像生成装置
2 表示部
210 液晶パネル
220 バックライト
3 液晶駆動部
4 測定手段
5 入力部
6 制御部
610 FM(フレームメモリ)
620 データ処理部
630 LUT生成部
631 候補選択部
632 目標色度決定部
633 目標輝度設定部
634 色度算出部
635 輝度算出部
636 信号値決定部
637 テストパターン保持部
640 LUT記憶部
650 LUT選択部
660 LUT設定部
7 インターフェース
10 画像生成装置
以下図面に基づいて、本発明に係る画像表示方法、画像表示システムの実施の形態を説明する。尚、本発明を図示の実施の形態に基づいて説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。
[実施形態1]
最初に、本発明に係る画像表示システム1の第1の実施形態について図1、図2を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る画像表示システム1の概略構成図である。図2は、本実施形態に係る画像表示システム1の概略構成を示すブロック図である。
最初に、本発明に係る画像表示システム1の第1の実施形態について図1、図2を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る画像表示システム1の概略構成図である。図2は、本実施形態に係る画像表示システム1の概略構成を示すブロック図である。
画像表示システム1は、図1に示す様に、表示部2、制御部6、及び入力部5等を有し、表示部2は、例えば、医療用診断装置のモニタである。画像表示システム1には、図2に示す様に、内部信号値に基づいてカラー画像を表示する液晶パネル(LCD(Liquid Crystal Display))210と、液晶パネル210を駆動する液晶駆動部3とが備えられている。
本実施形態に適用可能な液晶パネル220の種類は特に限定されず、また、液晶駆動部3が液晶パネル210を駆動させる方式についてもTN(Twisted Nematic)方式、STN(Super Twisted Nematic)方式、MVA(Multiーdomain Vertical Alignement)方式、IPS(In Plane Switching)方式等の各種の駆動方式のものを適用することができる。尚、本実施形態においては、液晶パネル210は、図示しないカラーフィルタにより赤色(R)、緑色(G)、青色(B)それぞれ8ビット(256段階)の階調を再現することが可能である。
尚、本実施形態では、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色からなる液晶パネルを用いているが、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色に限定されるものではなく、例えば、黄色(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の3色でも良い。また、4色以上でも良く、R、G、B、Y、M、Cの6色や、色調の異なる赤色(R1、R2)、緑色(G1、G2)、青色(B1、B2)の6色でも良い。後述の画像処理も赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色に限定されるものではない。また、カラーフィルタによって多色表示する場合に限らず、複数色の光源を切り替えて多色表示する画像表示装置にも適用可能である。
また、画像表示システム1は非観察側から液晶パネル210に光を照射するバックライト220を備えている。バックライト220は、液晶パネル210を照明するに足りる光を提供し得るものであればよく、例えば、LED、冷陰極蛍光管、熱陰極蛍光管、その他の発光素子等を適用可能であるが、医療用途のモニタにも好適に利用可能なように、最大輝度500〜5000cd/m2の表示が可能であることが好ましい。
また、画像表示システム1には、液晶パネル210の特定のターゲット領域Tに表示される画像の表示特性を測定する測定手段4が備えられている。測定手段4は液晶パネル210の種類に応じて輝度計や色度計などの公知のカラーセンサを用いることができる。また、図示の測定手段4は接触型センサであるが、非接触型センサを用いても良く、測定する手段の如何を問わない。更に、測定手段4の装置構成については、画像表示システム1に内蔵/外付けのいずれも適用することができる。測定手段4は後述するLUT生成部630に接続されており、LUT生成部630が液晶パネル210に表示させるテストパターンを切り替える毎に表示される表示特性を測定し、測定結果をLUT生成部630に出力するようになっている。
液晶パネル210の表示特性とは、液晶パネル210に入力するRGB値と、それに対する表示光の輝度及び/又は色度に関する情報である。輝度及び/又は色度に関する情報は、一般に用いられる表色の指標を用いることができる。例えばCIEで定める、XYZ表色系、X10Y10Z10表色系、xyz色度座標、x10y10z10色度座標、UCS色度、L*a*b*表色系、L*C*h*表色系、L*u*v*表色系などが挙げられるが、
それに限られるものではない。
それに限られるものではない。
輝度及び/又は色度に関する情報は、液晶パネル210のターゲット領域Tにテストパターンを表示して測定手段4を用いて所定のタイミングで測定しても良いし、工場出荷時に液晶パネル210にテストパターンを表示して測定した結果を記憶しておいても良い。また、個々の表示装置に対する測定結果を用いずに、RGB値に対する輝度及び/又は色度に関する情報の対応関係を所定の変換式として記憶しておいても良い。
測定手段4が表示特性を測定する特定のターゲット領域Tの位置及び大きさに特に制限は無いが、本実施形態においては液晶パネル210の表示画面の中央部における10%程度の面積の領域を指すものとする。測定手段4は画像表示システム1にオンライン接続されているが、例えば、画像表示システム1とオンライン接続されていない測定手段を用いて表示特性を測定し、その測定結果をキーボード等の入力手段を介して画像表示システム1に入力することとしても良い。
また、画像表示システム1には、例えば、CPU(Central Processing Unit)、各種の制御プログラム等を格納するROM(Read Only Memory)、画像データ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)(いずれも図示せず)等を備えて構成され液晶駆動部3を制御する制御部6、及び制御部6と外部機器とを接続するインターフェース(I/F)7、入力部5等が設けられている。
インターフェース7には、外部機器としての画像生成装置10が接続されている。画像生成装置10は、例えば、12ビットのモノクロ画像データを供給し、インターフェース7にモノクロ画像データの入力信号値(以下、「P値」)が入力されるようになっている。画像生成装置10として特に制限は無いが、例えば、X線診断装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging)診断装置、各種CT(Computed Tomography)装置等の各種医療用診断装置の画像処理装置がある。尚、画
像生成装置10はその種類により、異なるビット数のモノクロ画像データを供給するものであるが、ここでは、ビット数を、例えば、12ビットとして、以下、画像表示システム1の基本動作を説明する。
像生成装置10はその種類により、異なるビット数のモノクロ画像データを供給するものであるが、ここでは、ビット数を、例えば、12ビットとして、以下、画像表示システム1の基本動作を説明する。
制御部6には、フレームメモリ(Flame Memory;図2において「FM」とする)610、データ処理部620、LUT生成部630、LUT記憶部640、LUT選択部650、及びLUT設定部660等が備えられている。
フレームメモリ610は、インターフェース7を介して画像生成装置10から入力されるモノクロ画像データを格納する。
データ処理部620は、フレームメモリ610から入力されたn+mビットの1チャンネルのモノクロ画像データをRGBの3チャンネルにデータ分配してnビットのRGB表示画像データに変換する。ここで、本実施形態においては、制御部6のデータ処理部620が、n+m(nは8以上の正の整数、mは2以上の正の整数)ビットのモノクロ画像データを、予め設定された対応付けに基づいて、nビットのRGB表示画像データに変換するようになっている。具体的には、データ処理部620は、入力されたn+mビットのモノクロ画像データを、LUT設定部660に予め設定された対応付けとしてのLUTに基づいて、RGB値にデータ分配してnビットのRGB表示画像データに変換するようになっている。さらに詳しくは、後述する様に、LUT記憶部640には、LUTの候補として、階調数の異なる複数の候補LUTが予め記憶されており、LUT記憶部640に記憶されている階調数の異なる複数の候補LUTの中から、LUT選択部650で選択され、LUT設定部660に設定された1の候補LUTに基づいて、データ処理部620は、n+mビットのモノクロ画像データを、RGB値にデータ分配してnビットのRGB画像データに変換するようになっている。
尚、本実施形態においては、液晶パネル220がR,G,Bの3色で画像表示するため、RGBの3チャンネルのカラー表示画像データとしてのRGB表示画像データに変換するものとしているが、表示装置が4色以上で画像表示する場合は表示色数に合わせたチャンネル数の画像データに変換すればよい。
LUT生成部630は、本発明における候補対応付け生成部に該当し、候補選択部631、目標色度決定部632、目標輝度設定部633、色度算出部634、輝度算出部635、信号値決定部636、テストパターン保持部637等を有しており、液晶パネル210の表示特性に基づいて対応付けとしてのLUTを生成する。LUT生成部630は、LUT記憶部640に接続されており、LUT生成部630で生成されたLUTをLUT記憶部640に記憶させるようになっている。詳しくは、LUT生成部630は、液晶パネル210の表示特性に基づいて階調数の異なる複数の候補LUTを生成し、生成された階調数の異なる複数の候補LUTをLUT記憶部640に記憶させるようになっている。ここで、LUT生成部630は、画像表示システム1の出荷時や一定期間経過毎に後述する液晶パネル210の表示特性の測定を行ってLUTを生成するようになっている。
目標色度決定部632は、モノクロ画像データの信号値それぞれに対応する目標色度を決定し、目標輝度設定部633は、モノクロ画像データの信号値それぞれに対応する目標輝度を決定する。
テストパターン保持部637は、液晶パネル210にテストパターンとして表示させる複数の均一画像データ(RGB値)を保持している。保持するテストパターンの数や種類に特に制限は無く、RGB値のすべての組み合わせをテストパターンとすると正確な表示特性の測定ができ好ましいが、RGB値のすべての組み合わせは約1677万色(=256^3)もあるため実現が困難である。よって、表示・測定するRGB値の組み合わせを予め所定の条件で制限することが好ましい。
本実施形態においてはRGB等値の256色をテストパターンとしている。また、測定の精度を向上させるために、RGB値の少なくとも1つを所定の範囲で増減させた組み合わせもテストパターンとして表示して測定させることとしても良い。
LUT生成部630は、テストパターンを表示させた際の色刺激値XYZを測定手段4により測定させ、測定結果が入力されるようになっている。ここで、色刺激値のうちのYで表される値は、輝度を表すものである。
色度算出部634は、候補選択部631で選択された候補RGB表示画像データそれぞれについて、色度を算出し、輝度算出部635は、候補選択部631で選択された候補RGB表示画像データそれぞれについて、輝度を算出する。なお、「候補RGB表示画像データ」とは、それぞれのP値に対してRGB値を対応付ける際に、表示可能なカラー表示画像データの全ての組み合わせ中から、選択可能性があるため候補色として列挙されたRGB値の色組み合わせデータ群をいう。
色度算出部634及び輝度算出部635においては、測定手段4で測定されたテストパターンの色刺激値とRGB値とに基づいて、未測定のRGB値の組み合わせのRGB画像データを液晶パネル210に表示させた際の色刺激値XYZを近似推定するRGB−XYZ推定式を生成するようになっている。RGB−XYZ推定式は、下記(式1)で表されるようになっている。
上記(式1)の生成方法に特に制限は無いが、例えば、上記(式1)におけるγ、Cxr、Cxg、・・・の10個の未知変数を最小2乗法により求める方法等が適用可能である。また、表示させるテストパターンの数を増加させるほど正確なRGB−XYZ推定式を生成することができるという利点がある。一方、表示させるテストパターンの数を少なくするほど短時間でRGB−XYZ推定式を生成することができるという利点がある。
色度算出部634及び輝度算出部635は、上記(式1)に基づいて候補RGB表示画像データそれぞれに対応する色度情報及び輝度情報を算出するようになっている。
候補選択部631は、8ビットのRGB表示画像データとなるRGB値の組み合わせ(256^3個)の中から、C・2^n個(2^(m+1)≦C≦2^(m+4))を候補RGB表示画像データ(候補色)として選択するようになっている。
詳しくは、候補選択部631は、目標階調特性として仮決めした基準色およびその近傍色を選択するようになっている。近傍色の選定方法は、例えば、それぞれの基準色に対してRGB値の±α以内(αは自然数)のオフセット値を加算した範囲内で候補色を選択するようになっている(図3参照)。なお、オフセット加算の結果、表示不可能な値範囲(信号値が0未満又は2n以上)となるRGBデータは候補色から除いている。また、オフセット加算の結果、候補色が重複する場合においては、重複部分を除外した上で候補色の選択数をカウントしている。例えば、α=2の場合、RGBそれぞれ−2〜+2までの5通りの数値を取り得るため、1つの基準色につき候補色125個(=5×5×5)を生成することができる。近隣する基準色の候補色重複を防止するため、上記125個の中から、さらにオフセット個数を絞り込むことも好ましい態様である。
この様に、候補色の範囲をモノクロ画像データのビット数(階調数)に応じた範囲(C・2^n個(2^(m+1)≦C≦2^(m+4)))に設定することにより、モノクロ画像データの階調数に適したLUTを生成することができる。すなわち、モノクロ画像データの階調数が少ない(mの値が小さい)場合、候補色の範囲は狭く、また、階調数が多い(mの値が大きい)場合は、候補色の範囲は広く設定され、モノクロ画像データの階調数に応じて候補色の範囲が設定されることから、モノクロ画像データの階調数に適したLUTを生成することができる。
ここで、基準色のRGB値は、例えば、下記(式2)に示すようになっている。
基準色のRGB値は等値に限られず、例えば、ブルー色調の場合、下記(式3)に示すようになっている。
また、候補選択部631は、液晶パネル210の表示階調数と色度とのバランスを考慮してαの値を決定するようになっている。本実施形態において、αは正の整数であれば良いが、候補色の数Nが増加しすぎないように、3以下であることが好ましい。一方、αが4以上であると、候補色としての選択範囲が広がりすぎてしまい、演算時間が長くなると同時に好ましくない色度のカラー表示画像データを選択してしまうおそれがある。
また、候補選択部631は、ユーザの好みで選択された色調に応じて候補色を選択する際の基準色を決定する。例えば、候補選択部631は、予め(式2)又は(式3)を用いて各色調に対応する基準色又は候補色のデータを保存しておくこととしてもよい。
候補選択部631は、基準色から±αの範囲内であってかつモノクロ領域内のRGB表示画像データのみを候補色として選択するようになっている。
ここで、モノクロ領域とは、従来、色度が、CIE色度座標上の各座標(0.174,0)、(0.4,0.4)、(δ′,0.4)(δ′は、スペクトル軌跡とy軸方向の座標が0.4である直線との交点のx座標)で囲まれた領域であった。しかし、各種ブルーベースのモノクロフィルムの画像をシャーカステンを用いて表示する際の色調について、実際に各フィルム、各光源、フィルム中の各濃度における色度の実測値をとった場合、色度の実測値はかなり狭い領域に集中している。そして、色度の測定誤差等を考慮すると、x,yともに約±0.01〜0.02程度の余裕を持たせることが好ましい。この結果、本実施形態においては、モノクロ領域を、CIE色度座標上の各座標(0.2,0.275)、(0.275,0.225)、(0.325,0.4)、(0.4,0.35)で囲まれた領域とする。
候補選択部631は、好ましくは、RGB表示画像データの表示色の三刺激値Y、CIE色度図上の座標(x,y)が、所定の色度座標上の目標値をx0、y0、色差をΔxy={(x−x0)^2+(y−y0)^2}^(1/2)、所定の許容差をΔxy0としたときに、Δxy≦Δxy0となるようなRGB表示画像データのみを候補色として選択するようになっている。
例えば、候補選択部631は、x0、y0を(R,G,B)=(255,255,255)の場合の色度座標(x,y)と定め、所定の許容差Δxy0を0.01として、Δxy≦Δxy0なる条件を満たすRGBデータを候補色とするようになっている。
ここで、少なくとも一部の輝度範囲において、目標値x0、y0の両方が減少するように定めると従来のブルーベースフィルムの画像色調を忠実に表現できて好ましい。具体的には、(式3)において、βr、βgは、少なくとも一部の輝度範囲において、表示する際の輝度、すなわちそれぞれのP値に対する目標輝度Yが小さいほど小さな値をとることによって実現できる。
候補選択部631の選択する候補色の数C・2^nは、演算時間の短縮と多階調表示に要する数との兼合いで決まるものである。一般に、モノクロ画像の表示には約1600万色全てを候補色の対象とする必要はなく、演算時間が長くなるだけである。
なお、候補選択部631は、モノクロ画像データのP値それぞれについて、候補色の選択を、後述する候補選択工程の都度行うこととしてもよく、また、上述のごとく基準値にオフセットを付加し機械的に候補色を選択する方法のみならず、予め候補色群を選択して保存しておいてもよい。
信号値決定部636は、モノクロ画像データのP値それぞれに対応するRGB表示画像データのRGB値を決定するようになっている。詳しくは、信号値決定部636は、候補RGB表示画像データのなかから、目標輝度設定部633及び輝度算出部635からの輝度情報に基づいて1つの選択色を決定し、そのRGB値をRGB表示画像データとして対応付けて設定するようになっている。
LUT記憶部640は、LUT生成部630で生成されたLUTを記憶する。詳しくは、LUT生成部630で生成された階調数の異なる複数の候補LUTを記憶する。
LUT選択部650は、本発明における対応付け選択部に該当し、LUT記憶部640に記憶されている階調数の異なる複数の候補LUTの中から、モノクロ画像データの階調数に応じて、1の候補LUTを選択する。
LUT設定部660は、本発明における対応付け設定部に該当し、LUT選択部650で選択された1の候補LUTをLUTとして設定する。
次に、本発明に係る画像表示方法について説明する。
先ず、LUT生成部630で実行されるLUT生成処理の詳細について説明する。LUT生成処理は、画像表示システム1において適切な色調のモノクロ画像表示が行われるようにするためにLUTを生成又は補正する処理であり、例えば画像表示システム1の出荷時、入力部15の操作により処理が開始される。
LUT生成処理では、本発明における候補対応付け生成工程としての変換則生成プロセスが実行される(図4参照)。尚、候補対応付け生成工程では、階調数の異なる複数の候候補LUTが生成されるが、ここでは、階調数が2^12(=4096)の1の候補LUTが生成される流れについて説明する。
変換則生成プロセスは、ユーザが所望する表示画像の色調を選択するプロセス(ステップS1)、液晶パネル2の表示特性を取得するプロセス(ステップS2)、変換則を導出するプロセス(ステップS3)、候補対応付け保存プロセス(ステップS4)に大別される。
色調選択プロセス(ステップS1)では、例えば、図5に示すような色調の異なる複数の画面を液晶パネル210に表示させ、ユーザに好みの表示画像色調をマウス等の入力部5(図2参照)を用いて選択させ、その情報を記憶する。図5では、X線透過画像を、ニュートラルグレーの色調と3種類の異なる濃さの青味を帯びた色調の、合計4種類を表示し、ユーザが所望する色調の画像上でマウスのポインタをクリックすることにより、色調を選択するように構成しているが、色調選択の方法はこれに限られるものではない。色調選択プロセスでの色調選択の結果に基づいて、候補選択部631は、低階調対応付け工程を行って決定された対応付けを用いて基準色を設定する。
表示特性取得プロセス(ステップS2)では、液晶パネル210に入力するRGB値に対して、液晶パネル210からの表示光の輝度及び/又は色度に関する情報との対応関係を取得する。詳しくは、表示特性取得プロセス(ステップS2)では、画像表示システム1は、LUT生成部630により液晶パネル210の表示特性を測定する。つまり、LUT生成部630は、液晶パネル210にテストパターン保持部637に保持されたテストパターンを順次表示させるとともに、テストパターンの表示切り替え毎に測定手段4によりCIE XYZ表色系の色刺激値XYZを測定させる。
色度算出部634及び輝度算出部635では、テストパターンのRGB値と測定された色刺激値XYZに基づいて、上記(式1)で表されるRGB−XYZ推定式を生成する。ここで、LUT生成部630は、より正確なRGB−XYZ推定式を生成するために、テストパターンのRGB値を所定の範囲で増減させた色をテストパターンとして表示させ、液晶パネル210の色刺激値を測定することとしても良い。テストパターンのRGB値の増減の範囲に特に制限は無いが、より正確な推定式を作成するためには候補色の範囲と一致させることが好ましい。
変換則導出プロセス(ステップS3)では、テストパターンのRGB値に対する輝度及び/又は色度に関する情報との対応関係に基づいて、1chのモノクロ画像信号値(m+nビット)を3chのRGB値(nビット)に変換する変換則としての候補LUTを導出する。なお、本実施形態においては、変換則として候補LUTを生成することとしたが、変換式でもよい。また、ひとつの変換式やLUTでも良いし、多段階の変換則の組み合わせでも良い。
候補対応付け保存プロセス(ステップS4)では、変換則導出プロセス(ステップS3)で導出された上記変換則をLUT記憶部640に候補LUTとして記憶させる。
ここで、変換則導出プロセス(ステップS3)の詳細について図6を用いて説明する。
尚、本実施形態においては、上記変換則を導出する際に、「内部信号値」なる1チャンネル中間データを定義している。詳しくは、(1)P値(1チャンネル信号値)と内部信号値(1チャンネル信号値)との対応付けを行うための「DICOMキャリブレーションLUT」と、(2)内部信号値(1チャンネル信号値)とRGB値(3チャンネル信号値)との対応付けを行うための「モノクロ多階調化LUT」と、をそれぞれ生成し、この2つのLUTを合成することによりP値とRGB値とを対応付けている。
尚、ここでは、内部信号値の階調数Mを2^12(=4096)として内部信号値を構成したが、液晶パネル210の駆動階調数よりも2ビット(4倍)以上の多階調表現を行うためには少なくともMを2^10(=1024)として内部信号値を構成することとすればよい。
先ず、LUT生成部630は、液晶パネル210の表示特性に基づいて、内部信号値とP値との関連付けを行うDICOMキャリブレーション変換則を生成する(ステップS31)。ここで、DICOMキャリブレーション変換則はLUTとして生成することが好ましい。また、P値に対する表示輝度がDICOM PS 3.14で規定されるGSDF(Grayscale Standard Display Function;標準表示関数)に対応するように生成することが好ましく、従来より公知のDICOMキャリブレーション等により、標準表示関数を用いて生成することとしてもよい。
測定手段4による測定結果は制御部6に出力され、LUT生成部630はRGB値とテストパターンの輝度とを対応づける。この際、LUT生成部630は、図7(a)に示す様に、4096階調の内部信号値(0〜4095)の内、273間隔で16段の内部信号値に対して、256階調のテストパターン信号値RGBの内、17間隔で16段のRGB値を割り当て、それぞれのRGB値における実測輝度を対応付ける。そして、LUT生成部630は、各内部信号値とRGB値を比例配分で対応付ける。この際、RGB値は必ずしも整数でなくても良い。さらに、各RGB値に対応する推定実測輝度を例えば上記(式1)を用いて算出することにより、4096階調の内部信号値に対する推定実測輝度(図7(b)、図8参照)を推定する。続いて、LUT生成部630は、推定実測輝度の最低輝度及び最高輝度を求め、最高輝度から最低輝度を4096階調のP値に対してGSDFに基づいて割り振る(図9参照)。
そして、図10に示す様に、内部信号値とP値とを関連付けるキャリブレーションLUTを生成する。画像表示システム1がGSDFカーブの特性に調整されている場合、内部信号値とP値とは等価であり、生成されるキャリブレーションLUTは、傾き1の比例直線となる。一方、画像表示システム1が未調整の場合、キャリブレーションLUTは液晶パネル210の特性に応じた曲線となる。
候補選択工程では、候補選択部631により、モノクロ画像データの内部信号値それぞれについて、256^3通りの信号値を有するRGB表示画像データの中から、C・2^n個(2^(m+1)≦C≦2^(m+4))の候補RGB表示画像データ(候補色)が選択される(ステップS32)。候補色をモノクロ領域内に限定することによって、以降の処理を行う際に演算時間を短くすることが出来るうえにモノクロ領域外のRGB表示画像データを選択することがなく好ましい。
信号値決定工程では、選択された候補色の中から輝度に基づくRGB値の選抜が行われる(ステップS33)。このようにして、輝度に基づくRGB値の選抜を行うことで、画像色調と階調数を両立することができる。
ここで、信号値決定工程におけるRGB値の選抜について、図11を用いて説明する。
まず、k=0として(ステップS331)、目標輝度設定部633により内部信号値kに対する目標輝度Y(k)を定める。ここで、目標輝度Y(k)とは、内部信号値kとなるP値を画像表示システム1に入力すると液晶パネル210に表現されるであろう画像の輝度のことである。具体的には、図7(b)に示した推定実測輝度を目標輝度Y(k)として用いることができる。
続いて、輝度算出部635は、上記(式1)を用いて各候補色の輝度Yを算出する(輝度算出工程)。そして、図12に示す様に、信号値決定部636により目標輝度Y(k)に最も近い1つの候補色を選択色として選抜する(ステップS332)。
この様にして選ばれた選択色のRGB値を、LUT生成部630は、内部信号値kに対応するRGB値とする。続いて、内部信号値(k+1)についても同様にRGB値の選択を行い(ステップS333、ステップS334;No)、4096階調のすべての内部信号値に対してRGB値の選択を行い、候補LUTの生成が終了する(ステップS334;Yes)。
この様にして、階調数が2^12(=4096)の1の候補LUTが生成されるが、本実施形態では、同様にして、例えば、階調数が2^8(=256)、2^10(=1024)等、異なる階調数の複数の候補LUTを生成し、LUT記憶部640に記憶させておく。
次に、画像表示システム1による画像表示方法について、図13を参照して説明する。
先ず、画像生成装置10からモノクロ画像データが画像表示システム1に入力される(ステップS5)。入力されたモノクロ画像データはインターフェース7を介して制御部6に入力される。制御部6に入力されたモノクロ画像データは、LUT選択部650に入力される。対応付け選択工程では、LUT選択部650は、入力されたモノクロ画像データのビット数に基づいて、LUT記憶部640に記憶されている階調数がそれぞれ2^8(=256)、2^10(=1024)、2^12(=4096)の候補LUTの中から、1の候補LUTを選択する。具体的には、LUT選択部650には、図14に示す様に、モノクロ画像データのビットに応じた候補LUTの対応を示す表が設定されている。LUT選択部650は、モノクロ画像データのビット数を検出し、検出した結果に基づいて、表より1の候補LUTを選択する。対応付け設定工程では、対応付け選択工程で選択された1の候補LUTをLUTとして設定する(ステップS6)。尚、ここでは、入力されたモノクロ画像データのビット数が、例えば、12ビットであり、12ビットの候補LUT(LUT(c))が選択されたものとする。
一方、制御部6に入力されたモノクロ画像データは、フレームメモリ610に格納される。
フレームメモリ610に格納されたモノクロ画像データは、データ処理部620に順次出力される。データ処理部620は、先ず、モノクロ画像データを4096階調の内部信号値に変換し、LUT選択部650で選択された12ビットのLUT(c)に基づいてRGB値にデータ分配して8ビットのRGB画像データに変換する(ステップS7)。
ステップS7では、P値に対して「DICOMキャリブレーションLUT」処理を行って内部信号値kに変換し、ついで内部信号値kをRGB値に変換する「モノクロ多階調化LUT」処理を行うようになっている。ここで、LUT処理は上述の2段階である必要はなく、例えば、キャリブレーションLUTと内部信号値からRGB値への変換LUTとを合成し、得られた合成LUTによる1段階の処理としても良い。
ステップS7で変換されたRGB画像データは液晶駆動部3に出力され(ステップS8)、液晶駆動部3はRGB画像データに基づく画像を表示し、12ビットのモノクロ画像を表現する(ステップS9)。なお、本実施形態においては、フレーム分割表示しない場合の処理で説明したが、フレーム分割表示することも可能である。フレーム分割表示する場合は、ステップS7で変換されたRGB画像データを4つのフレームデータに分割し、それぞれのフレームデータを図示しない第2フレームメモリに格納し、格納されたフレームデータを順次切り替えながら液晶駆動部3に出力する。このようにすることで、12ビット以上のモノクロ画像を表現することも可能となる。
以上より、本発明に係る画像表示方法によれば、ビット数に応じた階調数の異なる複数の候補対応付けを予め用意しておき、モノクロ画像データのビット数に応じて、的確な候補対応付けを選択するので、輝度と色度の階調連続性を両立し得るモノクロ階調表示をすることができる。
また、階調数の異なる複数の候補対応付けの中には、2^k′階調(n+2≦k′≦n+m)の候補対応付けを少なくとも1つ含むようにしている。したがって、駆動階調数が少ない安価なカラー表示手段を用いても、4倍以上の階調数のモノクロ画像データの入力に対して、医用画像診断を行うのに十分な階調再現性及び色調を有する画像を表示することが可能となる。
また、無数にある表示可能なカラー表示画像データの全ての組み合わせの中から、予めモノクロ画像として適正な候補カラー表示画像データを絞り込むので、信号値決定工程に要する演算時間を短縮することができ、適確な対応付けの設定が簡略化できる。また、候補カラー表示画像データを好ましい範囲内のものに選択してから信号値決定工程を行うことにより、好ましくない色調のカラー表示画像データを選んでしまう危険を排除することができ、適切な色調の対応付けが得られる。
また、液晶パネル2の特性を測定してLUTを生成又は補正するので、液晶パネル2の表示特性の変動の影響を受けることなくモノクロ画像の正確な再現が可能である。
また、基準色から±αの範囲内でかつ色度がモノクロ領域内となるような候補色を選択するので、モノクロ領域外のRGB表示画像データを選択するおそれがなくなるとともに、このようなRGB表示画像データについて輝度を算出して信号値決定工程を行う事ができるので、演算時間の短縮化が可能である。また、選択色をモノクロ領域内とすることで、信号値決定工程において簡単なアルゴリズム処理で1つの選択色を選抜しても、確実に選択色をモノクロ領域内のものとすることができる。
また、候補色のRGB値を等値に限らず±αの範囲内でオフセットするので、候補色としての選択肢を増加させることができ、表示部の階調特性を超える多階調表示が可能であり、階調分解能の高い画像を表示部に表現させることが可能である。
また、RGB−XYZ推定式を用いて輝度及び色度を推定することができるので、内部信号値から目標輝度を推定することができるとともに、RGB値から液晶パネル2に表示される色度を推定することが可能である。そして、推定式を用いて複数の候補色について輝度を算出し1つの選択色を選抜するので、全ての候補色について輝度を推定する必要がなく、LUT補正の処理に要する時間の短縮及び簡略化が可能である。
また、本実施形態では制御部6を画像表示システム1の内部に設けたが、制御部6の機能をパーソナル・コンピュータなどに担わせても良い。
また、本実施形態においては、FRC表示を行わなくても多階調表現が可能であるが、FRC表示と組み合わせることによって、さらに多階調の画像表示を行うように構成することもできる。
[実施形態2]
図6のステップS33におけるRGB値の選抜の第2の実施形態について、図15のフローチャートを用いて説明する。図15に示す様に、本実施形態においては、信号値決定工程において輝度による1次選抜に続いて色度による2次選抜を行う点で第1の実施形態とは異なる。以下、第1の実施形態と異なる処理について説明する。
図6のステップS33におけるRGB値の選抜の第2の実施形態について、図15のフローチャートを用いて説明する。図15に示す様に、本実施形態においては、信号値決定工程において輝度による1次選抜に続いて色度による2次選抜を行う点で第1の実施形態とは異なる。以下、第1の実施形態と異なる処理について説明する。
本実施形態において、候補選択部631は、8ビットのRGB表示画像データとなるRGB値の組み合わせ(256^3個)の中から、C・2^n個(2^(m+1)≦C≦2^(m+3))を候補RGB表示画像データ(候補色)として選択するようになっている。
また、候補選択部631は、基準色のRGB値の±α以内のオフセットを加算(加算後に0未満又は2n以上となるものを除く)した範囲内のものを候補色として選択するようになっている。αは正の整数であれば良いが、候補色の数が増加しすぎないように、1以上3以下が好ましい。なお、輝度と色度に基づく2段階の選抜を行うため、第1の実施形態よりαを大きくすることとしてもよい。
本実施形態における画像表示方法においては、信号値決定工程において、目標輝度設定部633により内部信号値k=0に対する目標輝度Y(k)を定める(ステップS335)。その後、輝度算出部66は、上記(式1)を用いて各候補色の輝度Yを算出する(輝度算出工程)。そして、信号値決定部636により、目標輝度Y(k)に最も近い複数の候補色A〜C(第1次候補RGB表示画像データ)が1次選抜される(ステップS336、輝度選抜工程)。ここで、本実施形態においては1次選抜で選ばれる第1次候補RGB表示画像データの数を3とするが、その数に特に制限はなく適宜変更可能である。
次に、色度算出部635は、候補色A〜Cのそれぞれについて、上記(式1)を用いて色刺激値XYZを算出し、算出された色刺激値に基づいて色度を求める(色度算出工程)。ここで、色度(L*、a*、b*)は、一般に、色刺激値XYZを用いて下記(式4)〜(6)を用いて表されるCIE L*a*b*表色系である。
また、目標色度決定部632は、モノクロ画像データの内部信号値(k−1)に対して選択したRGB値の色度を目標色度とする(色度決定工程)。そして信号値決定部636は、このようにして求めた目標色度と、候補色A〜Cの推定色度との、CIE L*a*b*表色系における色差ΔE*ab(k−1)を求め、候補色A〜Cの中で|ΔE*ab(k−1)|が最小になる色を選択色として2次選抜する(ステップS337、色度選抜工程)。例えば、図16に示す様に、候補色Aの推定色度が最も目標色度と近い場合、候補色Aが選択色となる。
CIE L*a*b*表色系における色差ΔE*abは下記(式7)で定義されるが、輝度に対応する指標L*の影響を除いた下記(式8)として定義しても良い。
すなわち色度選抜工程においては、内部信号値k−1のモノクロ画像データに対応付けられたRGB表示画像データの色度を目標色度とする。そして、内部信号値kのモノクロ画像データに対応する第1次候補RGB表示画像データのうち、目標色度との色差が最小となる色度となるRGB表示画像データを選択するものである。このようにRGB表示画像データを選択することにより、色度のバラツキを抑えることができ、通常の観察能力で液晶パネル2を見る際に、全体として色度の階調連続性を安定させることが可能である。
なお、色度選抜工程において用いられる目標色度の数に特に制限はない。例えば、信号値kのモノクロ画像データに対応する目標色度を、信号値k−1のモノクロ画像データに対応付けられたRGB表示画像データの色度及び信号値k−2のモノクロ画像データに対応付けられたRGB表示画像データの色度とする(図16及び図17参照)。また、信号値kのモノクロ画像データに対応する第1次候補RGB表示画像データのうち、信号値k−1のモノクロ画像データに対応付けられたRGB表示画像データの色度との色差を|ΔE*ab(k−1)|、信号値k−2のモノクロ画像データに対応付けられたRGB表示画像データの色度との色差を|ΔE*ab(k−2)|とする。そして、|ΔE*ab(k−1)|−|ΔE*ab(k−2)|が最大となるRGB表示画像データを選択することもできる。
本アルゴリズムを適用した場合には、図16及び図17においては候補色Bが選択される。このようにしてRGB表示画像データを選択する場合、隣接するモノクロ画像データの信号値における色度の変動を、使用者に許容できる範囲内で最大になるRGB表示画像データと最小となるRGB表示画像データを交互に選択することになるので、通常の観察能力で液晶パネル2を見る際に、低輝度部と高輝度部とが隣接する画像においても色度の階調連続性を安定させることが可能である。
このようにして選ばれた1つの選択色のRGB値を、LUT生成部630は、内部信号値kに対応するRGB値とする。続いて、内部信号値(k+1)についても同様にRGB値の選択を行い(ステップS338、ステップS339;No)、4096階調の全ての内部信号値に対してRGB値の選択を行い、候補LUTの生成が終了する(ステップS339;Yes)。
この様にして、階調数が2^12(=4096)の1の候補LUTが生成されるが、本実施形態では、同様にして、例えば、階調数が2^8(=256)、2^10(=1024)等、異なる階調数の複数の候補LUTを生成し、LUT記憶部61に記憶させておく。
以上の様に、本発明に係る画像表示方法によれば、各内部信号値の候補色の中から、好ましい輝度に近いものを1次選抜し、続いて色度に基づいて1つの選択色を選抜してLUTの生成又は補正を行うことができ、液晶パネル210の表示特性を反映させたLUTを用いることが可能である。また、内部信号値に対する複数の候補色の中から選択色を選抜すればよいので、1つの内部信号値に対するRGB値の組み合わせの選択肢を増加させることができる。よって、液晶パネル210の階調特性を超える多階調表示が可能であり、階調分解能の高い画像を表現させることが可能である。
Claims (5)
- n+m(nは8以上の整数、mは2以上の整数)ビットの1チャンネルのモノクロ画像データを、予め設定される対応付けに基づいて、nビットの3チャンネル以上のカラー表示画像データに変換する画像表示方法であって、
前記対応付けの候補として、ビット数に応じた階調数の異なる複数の候補対応付けを生成する候補対応付け生成工程と、
前記候補対応付け生成工程で生成された階調数の異なる複数の候補対応付けの中から、前記モノクロ画像データのビット数に基づいて、1の候補対応付けを選択する対応付け選択工程と、
前記対応付け選択工程で選択された1の候補対応付けを前記予め設定される対応付けとして設定する対応付け設定工程と、
を有することを特徴とする画像表示方法。 - 複数の前記候補対応付けのそれぞれの階調数は、2^k階調(n≦k≦n+m)であり、少なくとも1つは2^k′階調(n+2≦k′≦n+m)であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の画像表示方法。
- 前記候補対応付け生成工程は、複数の候補対応付けにおけるそれぞれの候補の対応付けを生成するにあたり、
表示可能なカラー表示画像データの全ての組み合わせの中から、C・2^n個(2^(m+1)≦C≦2^(m+4))を候補カラー表示画像データとして選択し、選択された候補カラー表示画像データの中から、前記モノクロ画像データのそれぞれの階調値に対応するカラー表示画像データを決定することを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載の画像表示方法。 - 請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか1項に記載の画像表示方法を、コンピュータに実行させることを特徴とする画像表示プログラム。
- n+m(nは8以上の整数、mは2以上の整数)ビットの1チャンネルのモノクロ画像データを、予め設定された対応付けに基づいて、nビットの3チャンネル以上のカラー表示画像データに変換する画像表示システムであって、
前記対応付けの候補として、ビット数に応じた階調数の異なる複数の候補対応付けを生成する候補対応付け生成部と、
前記候補対応付け生成部で生成された階調数の異なる複数の候補対応付けの中から、前記モノクロ画像データのビット数に基づいて、1の候補対応付けを選択する対応付け選択部と、
前記対応付け選択部で選択された1の候補対応付けを前記予め設定される対応付けとして設定する対応付け設定部と、
を有することを特徴とする画像表示システム。
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