JP2002123236A - モニタプロファイル作成システム及び方法並びにプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

モニタプロファイル作成システム及び方法並びにプログラムを記録した記録媒体

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JP2002123236A
JP2002123236A JP2000316276A JP2000316276A JP2002123236A JP 2002123236 A JP2002123236 A JP 2002123236A JP 2000316276 A JP2000316276 A JP 2000316276A JP 2000316276 A JP2000316276 A JP 2000316276A JP 2002123236 A JP2002123236 A JP 2002123236A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】モニタプロファイルを低価格かつ簡便でしかも
精度良く作成できるようにすること。 【解決手段】複数の画像をモニタに表示し、ユーザが目
視により、それら画像の中から印刷物に一番近いものを
選択する手段と、選択された画像に基づき、モニタのガ
ンマ特性及び色度点を求めることで、モニタプロファイ
ルを作成する手段と、を具備することを特徴とするモニ
タプロファイル作成システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モニタプロファイ
ル作成システム及び方法並びにプログラムを記録した記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、モニタプロファイルを作成するた
めにモニタの色特性を取得する方法としては、モニタ測
色器を使用しているものがある。この方法は、精度は良
いが、モニタ測色器が高価なため、流通性、汎用性が低
い。
【0003】モニタ測色器を用いないものとしては、複
数からなるカラーパッチを印刷物とモニタとで目で見比
べることによって、モニタプロファイルを作成するシス
テムが存在する。しかし、複数からなるカラーパッチを
目視により見比べるものであるが故に、差を見つけるこ
とが難しく、逆に誤差を生む可能性が高い。
【0004】モニタに画像を表示し、この画像に対して
モニタを調整する方法も考えられるが、これはモニタ自
体を調整しているだけで、モニタの色特性を取得してい
る訳ではなく、また特定の1画像のみの合わせ込みであ
るために、他の画像への流用が効かない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は係る従来技術
の欠点に鑑みてなされたもので、モニタプロファイルを
低価格かつ簡便でしかも精度良く作成できるようにする
ことを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明において上記の課
題を達成するために、まず請求項1の発明では、複数の
画像をモニタに表示し、ユーザが目視により、それら画
像の中から印刷物に一番近いものを選択する手段と、選
択された画像に基づき、モニタのガンマ特性及び色度点
を求めることで、モニタプロファイルを作成する手段
と、を具備することを特徴とするモニタプロファイル作
成システムとしたものである。
【0007】また請求項2の発明では、複数の画像をモ
ニタに表示し、ユーザが目視により、それら画像の中か
ら印刷物に一番近いものを選択する工程と、選択された
画像に基づき、モニタのガンマ特性及び色度点を求める
ことで、モニタプロファイルを作成する工程と、を含む
ことを特徴とするモニタプロファイル作成方法としたも
のである。
【0008】また請求項3の発明では、複数の画像をモ
ニタに表示し、ユーザが目視により、それら画像の中か
ら印刷物に一番近いものを選択する手順と、選択された
画像に基づき、モニタのガンマ特性及び色度点を求める
ことで、モニタプロファイルを作成する手順と、をコン
ピュータに実行させる特徴とするモニタプロファイル作
成プログラムを記録した記録媒体としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を説
明する。
【0010】(1)モニタプロファイル モニタプロファイル(モニタの色特性を記述しているフ
ァイル)を作成するには、R色度点、G色度点、B色度
点 Rガンマ特性、Gガンマ特性、Bガンマ特性が必要であ
る。ここで、R、G、Bは、それぞれRed、Blu
e、Greenの略である。
【0011】(2)ガンマ特性 ガンマ特性は、モニタにおいて、入力電圧に対する出力
ビームの関係(OUT=INγまたはOUT=IN
1/γ)であり、CRTモニタの場合γ=1.8、2.2
(または0.45、0.55)と言うものが一般的であ
る。
【0012】例えば、γ=1.8とγ=2.2(RGB
同値)のモニタに同じ画像データを表示させた場合、図
1に示すように、中間調は、γ=1.8よりもγ=2.
2の方が、明るく表示される。
【0013】ところで、ガンマ特性は、R、G、B別々
に定義はしているが、それらが同値であるモニタがほと
んどである。従って、本実施形態では、ガンマ特性は、
R、G、Bで同値であるとして、説明をする。
【0014】(3)RGB色度点 色度点はその信号(例えばRed)の最大値を表示した
ときの色の測色値を表わす。色の測色値は色相(色の種
類:赤、青、黄色など)と彩度(色の強さ:どのくらい
鮮やかか)などに大別できるが、テストした結果を基
に、方向(色相)はおおよそどのモニタであっても同様
で、異なるのは色の強さ(彩度)とする。
【0015】例えば、Redが強いモニタと弱いモニタ
に同じ画像データを表示させた場合、図2のように表示
され、特にホワイトやグレー色にその区別が明確に出
る。
【0016】(4)基本原理 ここで、モニタプロファイル作成方法の基本原理を説明
する。「ガンマ特性」「色度点」の情報を印刷物に基づ
いて取得するために、まず材料として、「印刷物」と、
「印刷物と標準モニタ上で同じ色に見える画像データ」
とを用意する。この様子を、図3に示す。ここでの「標
準モニタ」とは、あらゆるモニタから標準とされるよう
なものではなく、現存する1つのモニタを標準と名付け
たものである。また、「印刷物と標準モニタ上で同じ色
に見える画像データ」を標準画像データとも呼ぶ。
【0017】この標準画像データを別のモニタで表示す
ると、そのモニタと標準モニタの特性の違いにより、参
照する印刷物とモニタ表示画像が異なって見える。この
様子を、図4に示す。
【0018】例えば、標準モニタのガンマ特性が1.8
で、別モニタが2.2であるとすれば、標準画像は印刷
物に比べ中間調が明るく見える。このモニタ上にて、図
5に示すように、標準画像データと、標準画像データに
1.8/2.2の入出力カーブを掛けた「暗い」画像デ
ータとを表示した場合、カーブをかけていない標準画像
データより「暗い」画像データの方が印刷物の色に近く
見える。従って、印刷物と同じに見える画像を選択する
ようユーザに促すと、「暗い」画像を選ぶことになる。
【0019】同様に、標準モニタに比べてRedが強い
別モニタにて標準画像データを表示した場合、印刷物に
比べ赤く見える。この様子を、図6に示す。この別モニ
タ上にて、図7に示すように、標準画像データと、標準
画像データにRedを線形に下げる入出力カーブを掛け
た「青い(弱い)」画像データとを表示した場合、カー
ブをかけていない標準画像データより「青い(弱い)」
画像データの方が印刷物の色に近く見える。従って、印
刷物と同じに見える画像を選択するようユーザに促す
と、「青い(弱い)」画像を選ぶことになる。
【0020】本発明では、モニタに表示された画像の
間、そしてモニタに表示された画像と印刷物との間で、
目視で比較がし易いように、画像として写真を用いる。
【0021】(5)モニタプロファイル作成システムの
ハードウェア構成 本発明のモニタプロファイル作成システムは、図8に示
すように、少なくとも、中央処理装置と、主記憶装置
と、補助記憶装置と、入力装置と、出力装置とを備え、
それら装置がバスで接続されているコンピュータであ
る。
【0022】中央処理装置は、プログラムを実行する装
置である。
【0023】主記憶装置は、中央処理装置がプログラム
を実行するために、一時的にプログラムやデータを記憶
する装置である。
【0024】補助記憶装置は、プログラム及びデータを
永続的に記憶する装置である。
【0025】出力装置は、情報(データ)を一時的に視
覚表示する表示装置(モニタ)、情報(データ)を印刷
出力するプリンタなど、ユーザに対して情報(データ)
を出力する装置である。モニタプロファイル作成システ
ムは、少なくとも、モニタを備えており、このモニタに
対して、モニタプロファイルを作成する。
【0026】入力装置は、キーボードやマウスなど情報
(データ)を入力する装置である。
【0027】(6)モニタプロファイル作成処理 補助記憶装置には、モニタプロファイル作成プログラム
が記憶され、このモニタプロファイル作成プログラムが
主記憶装置にロードされ中央処理装置によって実行され
ることにより、モニタプロファイルが作成される。以下
に、モニタプロファイルが作成される処理の流れの1例
を、図12のフローチャートに従って、説明する。
【0028】STEP1;モニタのガンマ特性を取得す
るために、中央処理装置は、標準画像データaに対し
て、中間調の変化(明るい、中間、暗い)をつけたもの
3つを作成しモニタに表示する。例えば、具体的な値と
して、図9に示すように、1.0に対して0.5、0.
0、−0.5を加えたガンマ値のカーブを標準画像デー
タaに掛けた画像データを作成し、それらを表示する。
ユーザは、これら3つの画像を見て、印刷物に近いもの
をマウスなどの入力装置で選択する。
【0029】STEP2;中央処理装置は、標準画像デ
ータaに対して、さらに変化の割合を小さくして、中間
調の変化(明るい、中間、暗い)をつけたもの3つ作成
しモニタに表示する。例えば、具体的な値として、ST
EP1で選択された値に、それぞれ0.2、0.0、−
0.2を加えた値をガンマ値とするカーブを標準画像デ
ータaに掛けた画像データを作成し、それらを表示す
る。ユーザは、これら3つの画像を見て、印刷物に近い
ものをマウスなどの入力装置で選択する。
【0030】STEP3;モニタの明るさの情報を取得
するために、中央処理装置は、標準画像データd(モニ
タの最大輝度の変化が判りやすいもの、例えば黄色い画
像)に対して最大値の変化(明るい、中間、暗い)をつ
けたものを3つ作成しモニタに表示する。例えば、図1
0に示すように、具体的な値として、1.0に対して
0.1、0.0、−0.1を加えた値を最大値(RGB
同値)とする画像データを作成し、それらを表示する。
ユーザは、これら3つの画像を見て、印刷物に近いもの
をマウスなどの入力装置で選択する。
【0031】STEP4;モニタのRedの強さを取得
するために、中央処理装置は、標準画像データbに対し
てRedの変化(強い、中間、弱い)をつけたものを3
つ作成しモニタに表示する。例えば、図11に示すよう
に、具体的な値として、1.0に対して0.2、0.
0、−0.2を加えた値を最大値とした画像データを作
成し、それらを表示する。ユーザは、これら3つの画像
を見て、印刷物に近いものをマウスなどの入力装置で選
択する。
【0032】STEP5;中央処理装置は、標準画像デ
ータbに対して、さらに変化の割合を小さくして、Re
dの変化(強い、中間、弱い)をつけたものを3つ作成
しモニタに表示する。例えば、具体的な値として、ST
EP4で選択された値に、それぞれ0.1、0.0、−
0.1を加えた値を最大値とした画像データを作成し、
それらを表示する。ユーザは、これら3つの画像を見
て、印刷物に近いものをマウスなどの入力装置で選択す
る。
【0033】STEP6;モニタのBlueの強さを取
得するために、中央処理装置は、標準画像データcに対
してBlueの変化(強い、中間、弱い)をつけたもの
を3つ作成しモニタに表示する。例えば、Redの場合
と同様に、具体的な値として、1.0に対して0.2、
0.0、−0.2を加えた値を最大値とした画像データ
を作成し、それらを表示する。ユーザは、これら3つの
画像を見て、印刷物に近いものをマウスなどの入力装置
で選択する。
【0034】STEP7;中央処理装置は、標準画像デ
ータcに対して、さらに変化の割合を小さくして、Bl
ueの変化(強い、中間、弱い)をつけたものを3つ作
成しモニタに表示する。例えば、Redの場合と同様
に、具体的な値として、STEP6で選択された値に対
して0.1、0.0、−0.1を加えた値を最大値とし
た画像データを作成し、それらを表示する。ユーザは、
これら3つの画像を見て、印刷物に近いものをマウスな
どの入力装置で選択する。
【0035】STEP8;中央処理装置は、モニタのガ
ンマ特性を以下の式で計算する。 ガンマ特性=標準モニタガンマ値÷STEP2で選択し
た値×K1。 ここで、K1は、経験的に定められる係数である。ま
た、STEP2で選択した値は、STEP1で選択され
た値に対して異なる変化を加えた複数の値から選んだも
のなので、STEP1で選択した値の影響を含んでい
る。
【0036】STEP9;中央処理装置は、モニタのR
色度点を得るための中間過程として、XYZ表色系の各
XYZ成分ごとに、Red色度点を、以下の式で計算す
る。 Red色度点=標準モニタR色度点×STEP5で選択
した値×K2。 ここで、K2は、経験的に定められる係数である。ま
た、STEP5で選択した値は、STEP4で選択され
た値に対して異なる変化を加えた複数の値から選んだも
のなので、STEP4で選択した値の影響を含んでい
る。
【0037】STEP10;中央処理装置は、モニタの
B色度点を得るための中間過程として、XYZ表色系の
各XYZごとに、Blue色度点を、以下の式で計算す
る。 Blue色度点=標準モニタB色度点×STEP7で選
択した値×K3。 ここで、K3は、経験的に定められる係数である。ま
た、STEP7で選択した値は、STEP6で選択され
た値に対して異なる変化を加えた複数の値から選んだも
のなので、STEP6で選択した値の影響を含んでい
る。
【0038】STEP11;中央処理装置は、総和Y
を、以下の式で計算する。 総和Y=STEP9で求めたRed色度点のY成分+S
TEP10で求めたBlue色度点のY成分+標準モニ
タG色度点のY成分。
【0039】STEP12;中央処理装置は、正規化比
率rを、以下の式で計算する。 正規化比率r=STEP3で選択された値×K4÷総和
Y。 ここで、K4は、経験的に定められる係数である。
【0040】STEP13;中央処理装置は、XYZ表
色系の各XYZ成分ごとに、モニタのR色度点を、以下
の式で計算する。 モニタのR色度点=正規化比率r×STEP9で求めた
Red色度点。
【0041】STEP14;中央処理装置は、XYZ表
色系の各XYZ成分ごとに、モニタのG色度点を、以下
の式で計算する。 モニタのG色度点=正規化比率r×標準モニタG色度
点。
【0042】STEP15;中央処理装置は、XYZ表
色系の各XYZ成分ごとに、モニタのB色度点を、以下
の式で計算する。 モニタのB色度点=正規化比率r×STEP10で求め
たBlue色度点。
【0043】STEP16;中央処理装置は、XYZ表
色系の各XYZ成分ごとに、モニタの白色点を、以下の
式で計算する。 モニタの白色点=モニタのR色度点+モニタのG色度点
+モニタのB色度点。
【0044】STEP17;中央処理装置は、モニタの
ガンマ特性、モニタのR色度点、モニタのG色度点、モ
ニタのB色度点、モニタの白色点を、ファイルに格納し
て補助記憶装置に記憶する。このファイルが、モニタプ
ロファイルである。
【0045】(7)その他 ガンマ特性をRGB同値として取得しているので、ST
EP1及び2のみでガンマ特性を取得している。
【0046】Greenの強さを取得しないのは、Cr
eenは輝度成分が多く、色味の成分は少ないと判断し
ているためである。
【0047】STEP3は、絶対的なモニタの明るさを
取得するもので、相対的な(色変換のための)情報取得
だけであれば、不必要である。その場合、正規化比率r
は以下のように計算する。 正規化比率r=1.0÷総和Y。
【0048】STEP1〜7の各STEPにおいて、選
択する画像が3つであるのは、ユーザにストレスを感じ
させないために少数にしているだけであって、3つ以上
であっても良い。またガンマ特性、Redの強さ、Bl
ueの強さ、それぞれを取得するために画像選択を2回
するのも、ユーザにストレスを感じさせないためで、そ
れが問題なければ、回数が多い方が精度は良くなる。加
えて、ここに具体的な値として例示したものは、絶対的
なものではなく、「このような値で行う」というために
記述している。
【0049】さらに、ここでの処理では、ガンマ特性を
取得するために画像選択を2回するとき、同じ標準画像
データaを用いているが、それぞれの回で異なる標準画
像データを用いても良い。また同様に、Redの強さを
取得するために画像選択を2回するとき、同じ標準画像
データbを用いているが、それぞれの回で異なる標準画
像データを用いても良い。また同様に、Blueの強さ
を取得するために画像選択を2回するとき、同じ標準画
像データcを用いているが、それぞれの回で異なる標準
画像データを用いても良い。
【0050】図13に、ガンマ特性、明るさの最大値、
Redの強さ、Blueの強さを取得するためにモニタ
に表示される画像の例を示す。この例では、画像として
写真を用いているが、これは、モニタに表示された画像
の間、そしてモニタに表示された画像と印刷物との間
で、それらの差を目で見つけることが容易であるからで
ある。また、ガンマ特性、明るさの最大値、Redの強
さ、Blueの強さを取得するためにモニタに表示され
る画像は、それぞれ目で見て、ガンマ特性、明るさの最
大値、Redの強さ、Blueの強さの変化がわかりや
すいものであることは、云うまでもない。
【0051】
【発明の効果】本発明は、高価な測色器を必要としない
ため、低価格を実現できるという効果がある。
【0052】本発明は、画像として写真を用いれば、モ
ニタに表示された画像の間、及びモニタに表示される画
像と印刷物の間で、それらの差を目視でも容易に見分け
られるので、簡便かつ精度良くモニタプロファイルを作
成できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガンマ特性を説明する説明図。
【図2】Rの強さを説明する説明図。
【図3】標準モニタでは印刷物と標準画像データとが同
じ色に見えることを説明する説明図。
【図4】標準モニタと異なる特性を持つ別モニタでは標
準画像と印刷物が異なる色に見えることを説明する説明
図。
【図5】ガンマ特性を計測する基本原理を説明する説明
図。
【図6】標準モニタよりもRの強い別モニタでは標準画
像と印刷物が異なる色に見えることを説明する説明図。
【図7】色度点を計測する基本原理を説明する説明図。
【図8】モニタプロファイル作成システムのハードウェ
ア構成を例示するブロック図。
【図9】ガンマ値の変化のつけかたを示す説明図。
【図10】明るさの最大値の変化のつけかたを示す説明
図。
【図11】Rの強さの変化のつけかたを示す説明図。
【図12】モニタプロファイル作成処理の流れを例示す
るフローチャート。
【図13】ガンマ特性、明るさの最大値、Redの強
さ、Blueの強さを取得するためにモニタに表示され
る画像を例示する説明図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の画像をモニタに表示し、ユーザが目
    視により、それら画像の中から印刷物に一番近いものを
    選択する手段と、 選択された画像に基づき、モニタのガンマ特性及び色度
    点を求めることで、モニタプロファイルを作成する手段
    と、 を具備することを特徴とするモニタプロファイル作成シ
    ステム。
  2. 【請求項2】複数の画像をモニタに表示し、ユーザが目
    視により、それら画像の中から印刷物に一番近いものを
    選択する工程と、 選択された画像に基づき、モニタのガンマ特性及び色度
    点を求めることで、モニタプロファイルを作成する工程
    と、 を含むことを特徴とするモニタプロファイル作成方法。
  3. 【請求項3】複数の画像をモニタに表示し、ユーザが目
    視により、それら画像の中から印刷物に一番近いものを
    選択する手順と、 選択された画像に基づき、モニタのガンマ特性及び色度
    点を求めることで、モニタプロファイルを作成する手順
    と、 をコンピュータに実行させる特徴とするモニタプロファ
    イル作成プログラムを記録した記録媒体。
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