JPH11252589A - モニタの色調調整方法及びそれに用いる調整用カラーチャート - Google Patents

モニタの色調調整方法及びそれに用いる調整用カラーチャート

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JPH11252589A
JPH11252589A JP10050388A JP5038898A JPH11252589A JP H11252589 A JPH11252589 A JP H11252589A JP 10050388 A JP10050388 A JP 10050388A JP 5038898 A JP5038898 A JP 5038898A JP H11252589 A JPH11252589 A JP H11252589A
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patch
gray
black
gamma
monitor
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JP10050388A
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Sadamitsu Okuyama
貞光 奥山
Yoshio Okumura
嘉夫 奥村
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モニタの色調を、客観的にしかも高精度に調
整する。 【解決手段】 階調値255を100%として、0%か
ら段階的に変化させた複数のパッチからなるグレーステ
ップパッチ10と、白パッチ12と、グレー50%パッ
チ14と、グレー20%パッチ16と、ガンマ目視用パ
ッチ18とを含むチャートをモニタに表示し、前記グレ
ーステップの中の基準パッチが、背景の黒に対して識別
可能になるように黒の輝度を調整し、前記白パッチの輝
度と色温度を測定し、各測定値がそれぞれの基準値に一
致するように白の輝度と色温度を調整し、前記グレー5
0%パッチとグレー20%パッチの色温度を測定し、該
測定値がその基準値に一致するようにグレー50%と黒
近傍の色温度を調整し、前記ガンマ目視用パッチにより
ガンマ値を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モニタの色調調整
方法、特にインターネット等のマルチメディア分野や、
製版、印刷、DTP分野、その他モニタ上で色を扱う分
野で使用するカラーモニタの色調調整に適用して好適
な、モニタの色調調整方法及びそれに用いる調整用カラ
ーチャートに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット等のマルチメディア分野
や、製版、印刷、DTP(DesktopPublishing )分
野、その他モニタ上で色を扱う分野で使用するカラーモ
ニタでは、色調(輝度、コントラスト、色合い、ガンマ
特性)を正確に調整することが極めて重要である。
【0003】このカラーモニタの色調は、主に色温度で
ある白色及び無彩色の色味と、電光変換特性であるガン
マ特性(入力信号に対する輝度の割合)とに依存するこ
とから、定められた色調を表現するためには白レベル、
黒レベル、中間調を特定の指標(色温度、ガンマ値)に
調整する必要がある。
【0004】このような色調調整の従来方法としては、
(1)調整対象モニタと基準モニタや基準印刷物等のリ
ファレンスとを目視比較することにより調整する方法、
(2)モニタ自体やプログラム等の調整機能を用いて、
D65、D93等の色温度や、1.8、2.2等のガン
マ値のパラメータを選択することにより調整する方法等
を挙げることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記
(1)の方法には、主観に頼るために、個人によるばら
つきが大きく、精度の高い調整ができないという問題が
ある。
【0006】又、前記(2)の方法の場合には、調整し
たい値にパラメータを選択しても、実測値との間に誤差
が出ることが多く、精度の高い調整ができないという問
題がある。
【0007】それ以外にも、従来は黒レベル(輝度)を
合わせるための明確な調整方法が存在しない(通常、画
面エッジ部分の発光しない領域に合わせてモニタのブラ
イトネスボリュームで調整することが多い)、又、特定
のガンマ値を正確に合わせるための明確な調整方法が存
在しない(通常、グレースケール等を用いて目視で調整
することが多い)等の問題がある。
【0008】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、黒の輝度やガンマ値を含めた色調を
客観的に、しかも高精度に調整することができる、モニ
タの色調調整方法及びそれに用いる調整用カラーチャー
トを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、モニタの色調
調整方法において、画素値を0から段階的に変化させた
複数のパッチからなるグレーステップパッチと、白パッ
チと、中間調グレーパッチと、輝度が測定可能な黒近傍
グレーパッチと、ガンマ目視用パッチとをモニタに表示
し、前記グレーステップの中で予め設定してある基準パ
ッチが、背景の黒に対して識別可能になるように黒の輝
度を調整し、前記白パッチの輝度と色温度を測定し、各
測定値がそれぞれの基準値に一致するように、白の輝度
と色温度を調整し、前記中間調グレーパッチの色温度を
測定し、該測定値がその基準値に一致するように中間調
の色温度を調整し、前記黒近傍グレーパッチの色温度を
測定し、該測定値がその基準値に一致するように黒近傍
の色温度を調整し、前記ガンマ目視用パッチに基づい
て、目視によりガンマ特性を調整するすることにより、
前記課題を解決したものである。
【0010】本発明は、又、調整用カラーチャートにお
いて、画素値を0から段階的に変化させた複数のパッチ
からなるグレーステップパッチと、白パッチと、中間調
グレーパッチと、輝度が測定可能な黒近傍グレーパッチ
と、ガンマ目視用パッチとが1フレームに作成されてい
るようにしたことにより、上記モニタの色調調整方法を
効率良くできるようしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明に係る一実施形態のモニタ
の色調調整方法に適用される調整用カラーチャートを示
す説明図である。
【0013】上記調整用カラーチャートは、各画素の調
整に使用する画素値を0から段階的に変化させた複数の
パッチからなるグレーステップパッチ10と、白パッチ
12と、中間調グレーパッチであるグレー50%パッチ
14と、輝度が測定可能な黒近傍グレーパッチグレーで
ある20%パッチ16と、ガンマ目視用パッチ18とが
1フレームに作成されており、カラーモニタの同一画面
に全てのパッチを一度に表示できるようになっている。
【0014】本実施形態においては、前記グレーステッ
プパッチ10の中で、予め設定してある基準パッチが、
背景の黒に対して目視により識別可能になるように黒の
輝度を調整し、前記白パッチ12の輝度と色温度を測定
し、各測定値がそれぞれの基準値に一致するように白の
輝度と色温度を調整し、同様に前記グレー50%パッチ
14の色温度を測定し、各測定値がそれぞれの基準値に
一致するように中間調の色温度を調整し、更に前記グレ
ー20%パッチ16の色温度を測定し、測定値がその基
準値に一致するように黒近傍の色温度を調整することに
より、カラーモニタの色調調整を行う。
【0015】なお、各パッチの前記パーセンテージは、
背景の黒を0%、白を100%とした場合の割合で、例
えば256階調のパソコンモニタにおいては、黒は
(R,G,B)=(0,0,0)であり、白は(R,
G,B)=(255,255,255)で表現される。
この場合のグレー20%は、(R,G,B)=(51,
51,51)となる。
【0016】黒レベル(輝度)の調整に使用する前記グ
レーステップパッチ10について詳述する。通常、黒の
輝度は0cd/m2 にするのが望ましいが、実際のモニ
タでは入力信号が0でも若干輝度が生じる。そのため、
通常の測定器では0cd/m 2 付近のデータは測定でき
ないことが多いことから、目視による定量的な調整が要
求される。
【0017】そこで、本実施形態では、上記のような複
数のグレーステップパッチを採用している。各パッチ
は、2%、4%、6%・・・のように、微小量ずつ段階
的に入力信号(前記階調値に当る画素値)の黒レベルを
増加させ、その中から基準値(予め決定しておいた基準
とするパッチ)を設定する。
【0018】この基準値は、より0cd/m2 に近付け
るため、できるだけ低レベルのパッチにするのが望まし
いが、観察環境(周囲光等)やモニタ自体の階調性能に
よって低レベルのパッチが識別できないこともあるた
め、環境に応じた設定が必要である。又、複数のモニタ
を同一の輝度(物理量としての)に合わせたい場合も、
各モニタ毎に観察環境に合わせた基準値を設定する必要
がある。
【0019】なお、上記グレーステップパッチを構成す
る各パッチの画素値(階調値)が、白の画素値を100
%とした場合、黒の0%から2%間隔で段階的に増加す
る例としたが、これに限定されない。本発明者が詳細に
検討したところ、1〜10%の間隔が有効であることが
知見された。
【0020】又、黒近傍の色温度調整に使用する前記グ
レー20%パッチ16について説明する。前述のよう
に、完全な黒だと輝度が低すぎて測定できないため、こ
こではグレー20%を使用する。但し、本来はより黒に
近い方が望ましいため、測定器の性能等によっては20
%より低いレベル(低輝度)のパッチを使用するように
してもよい。
【0021】又、前記ガンマ目視用パッチ18は、ガン
マ特性の目視による判定及び調整に使用する。これは図
4のように、白黒で構成される模様18Aとそれぞれ異
なるガンマ値を対応するグレー階調のパッチを交互に隣
接させて表示し、両者の見え方が最も近付くポイントを
目視評価することで、判定又は調整を行う。
【0022】上記白黒模様18Aは、白と黒の面積率に
よりモニタの上記ガンマ特性に左右されない絶対的な輝
度が再現されるため、これに合うようにグレーのパッチ
を調整することでガンマが調整できる。例えば、図4
は、白黒の格子模様で50%の輝度(面積率50%)を
再現し、符号ア、イ、ウは、それぞれ50%の輝度に対
するガンマ値が1.8、2.0、2.2の時のグレーの
階調値を表わし、基準値のガンマ値が2.2の場合は、
ウの符号を付した2.2用のパッチと白黒模様18Aの
見え方が近付くように調整する。この図4では、必ずし
も近く感じられないが、実際にモニタに表示する場合は
その判定は容易である。そして、一般に、グレーの階調
値は、次の式に当てはめて算出することができる。
【0023】 (グレーの階調値/白の階調値)c =面積率 …(1)
【0024】ここで、cはガンマ値である。
【0025】従って、上述した例で255階調のパソコ
ンモニタでガンマ値が2.2のときのグレーの階調値
は、次式のように算出される。
【0026】 (グレーの階調値/255)2.2 =0.5 グレーの階調値 ≒186
【0027】又、上記ガンマ目視用パッチ18における
白黒模様のデザインは、前記4に示したものに限定され
ず、利用用途に合わせて格子模様や縞模様を選定するこ
とができる。
【0028】なお実際に調整する際には、モニタから出
力される輝度が同じでも、環境によってもパッチの見え
方が異なるため、防止策としてモニタフードを装着する
ことも有効である。
【0029】次に、前記各要素の調整に使用するそれぞ
れの基準値について説明する。これら各基準値はモニタ
の利用用途に合わせて、使用する測定器で測定可能な値
を設定する。以下にその一例を示す。
【0030】まず、色温度の基準値であるが、これは
白、黒、中間調の全てで共通であり、例えば色温度の基
準をCIE標準表色系での色度座標(x,y)で表わし
て、例えば(x,y)=(0.313,0.329)と
することができ、又、輝度の基準値は黒の場合は前記グ
レーステップパッチ10の中の1つを基準パッチに予め
目視で決めておき、白の場合は例えば100cd/m2
に設定することができる。このように設定した場合は、
色温度がD65の状態にモニタが設定されることにな
る。又、ガンマ値の基準値は例えば2.2に設定する。
【0031】又、本実施形態では、前記白パッチ12、
グレー50%パッチ14及びグレー20%パッチ16の
各パッチは、いずれも実際に測定するため、接触式測定
器のセンサ部分(プローブ)より若干大きめのサイズと
し、しかもできるだけ画面の中心近くに表示できるよう
にする。通常、画面内の位置によって色ムラや輝度ムラ
が生じるため、できるだけ測定時には画像表示プログラ
ム等を使って測定対象パッチを画面上で移動させ、どの
パッチも画面中央で測定できるようにすることが好まし
い。
【0032】次に、本実施形態の作用を図2のフローチ
ャートを参照しながら、以下に説明する。
【0033】前記図1の調整用チャートを用いて白、
黒、中間の3点及びガンマ特性を調整するために、利用
用途に合わせて予め決めてある前記のような輝度、色温
度及びガンマの基準値を設定し(ステップ1)、モニタ
に上記調整用チャートを表示させる(ステップ2)。
【0034】このモニタ上のチャートを利用して、黒レ
ベル(輝度)の調整を行う(ステップ3)。この調整
は、前記グレーステップパッチ10を用いて、上段の一
番左のパッチが完全な黒の0%で、基準値に相当する基
準パッチが、左から2つ目の2%であるとすると、この
基準パッチが背景の黒に対して目視により識別可能にな
るように、モニタのブライトネスボリュームを操作して
行う。その際、ブライトネスボリュームを最低の状態か
ら徐々に増加させて、上段一番左の0%パッチは見えな
いが、2番目の基準パッチが見えるようにすることによ
り、黒の輝度を極力0cd/m2 に近付けることができ
る。
【0035】図3は、これを概念的に示したもので、同
図(A)はブライトネスボリュームを下げ過ぎて、低レ
ベルの基準パッチが見えない黒潰れの状態を示してお
り、上記のようにブライトネスボリュームを上げて低レ
ベルのパッチが識別できるように調整することにより、
同図(B)のように正確に黒の輝度が調整された状態に
することができる。
【0036】次いで、白レベル(輝度、色温度)の調整
を行う(ステップ4)。即ち、前記白パッチ12を用い
て白色の輝度、色温度を調整する。輝度の調整は、測定
器で白パッチを測定しながら、前記基準値に合うように
モニタのコントラストボリュームを操作して行う。又、
色温度の調整は、測定器で白パッチを測定しながら、基
準値に合うようにモニタの高輝度レベルのRGB調整用
ボリューム、又は同様の機能を有するプログラム等を操
作して行う。なお、ここで使用する測定器は、いわゆる
測色器であり、輝度と共に、色温度に相当する色度座標
値(x,y)を算出するためのXYZ3刺激値を測定で
きる。
【0037】次いで、黒レベル(色温度)の調整を行う
(ステップ5)。即ち、前記グレー20%パッチを用い
て、黒色(近傍)の色温度を調整する。この調整は、測
定器でグレー20%パッチを調整しながら、基準値に合
うように、モニタの低輝度レベルのRGB調整用ボリュ
ーム、又は同様の機能を有するプログラム等を操作して
行う。
【0038】更に、中間調(色温度)調整を行う(ステ
ップ6)。即ち、前記グレー50%パッチ14を用いて
中間調の色温度を調整する。この色温度の調整は、測定
器でグレー50%パッチを測定しながら、基準値に合う
ようにプログラム等による中間調のRGB調整機能を操
作して行う。但し、中間調の色温度は、通常モニタでは
調整できないため省略してもよい。この場合、白、黒に
おけるRGBバランスとガンマ特性を決めることによ
り、中間調の色温度は決定される。
【0039】次いで、前記ガンマ目視用パッチ18を用
いて、ガンマの調整を行う(ステップ7)。この調整
は、前述のように基準値に対応する符号ウのパッチと白
黒模様18Aの見え方が近付くように目視評価しなが
ら、モニタのガンマ調整ボリューム又は同様の機能を有
するプログラム等を操作して行う。図5は、ガンマ値
(特性)の目視調整の様子を概念的に示したものであ
る。
【0040】以上の各要素について調整を行った後、全
ての測定値を再度測定して確認し、必要に応じて前記ス
テップ4〜7の操作を繰り返す(ステップ8)。これ
は、調整の過程で他の調整要素にズレが生じる場合があ
るためである。
【0041】なお、モニタによる固体差はあるが、電源
投入後60分程度は色再現が安定しないため、前記調整
を行う時にはモニタのウォーミングアップを行うことが
望ましい。
【0042】以上詳述した本実施形態によれば、モニタ
の色調を正確に調整することができ、従来はモニタ特性
に異存していたモニタ上の色再現を統一し、モニタ上で
の色管理が可能となる。
【0043】又、モニタ上に表示された1つの調整用チ
ャートにより一括した調整が行えるため、各調整画素毎
に使用するチャートを差し替える必要が無いので作業効
率が向上する。又、測定器のプローブの大きさを考慮し
たパッチからなる調整用チャートを使用することによ
り、測定器を用いて調整する場合の調整精度を向上する
ことができる。
【0044】又、黒レベル、ガンマ特性を定量的に調整
できるため、主観によらない調整を行うことができる。
更に、モニタの色調調整方法が明確化されることによ
り、従来不明瞭で専任者に頼りがちであったモニタ調整
が、誰にでも行うことができるようになる。
【0045】なお、本実施形態のように、前記図1の調
整用チャートをモニタに表示して、各パッチを測定する
ことにより、そのモニタの特性(輝度、色温度、ガンマ
値)を把握(判定)することもできる。
【0046】以上、本発明を具体的に説明したが、本発
明は前記実施形態に示したものに限られるものでなく、
その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0047】例えば、前記実施形態では、各要素を調整
するたるの各パッチを同一画面に表示して調整する場合
を示したが、これに限定されず、個別に又は複数を組に
表示するようにしてもよい、。
【0048】又、中間調グレーパッチは、確実に測定可
能な中間の値であればよく、50%に限定されない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
黒の輝度やガンマ値を含めた色調を、客観的にしかも高
精度に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の調整用カラーチャー
トを示す説明図
【図2】本発明に係る一実施形態のモニタの色調調整方
法の手順を示すフローチャート
【図3】実施形態による黒レベルの調整を概念的に示す
線図
【図4】ガンマ目視用パッチを示す説明図
【図5】実施形態によるガンマ特性の調整を概念的に示
す線図
【符号の説明】
10…グレーステップパッチ 12…白パッチ 14…グレー50%パッチ 16…グレー20%パッチ 18…ガンマ目視用パッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画素値を0から段階的に変化させた複数の
    パッチからなるグレーステップパッチと、白パッチと、
    中間調グレーパッチと、輝度が測定可能な黒近傍グレー
    パッチと、ガンマ目視用パッチとをモニタに表示し、 前記グレーステップの中で予め設定してある基準パッチ
    が、背景の黒に対して識別可能になるように黒の輝度を
    調整し、 前記白パッチの輝度と色温度を測定し、各測定値がそれ
    ぞれの基準値に一致するように、白の輝度と色温度を調
    整し、 前記中間調グレーパッチの色温度を測定し、該測定値が
    その基準値に一致するように中間調の色温度を調整し、 前記黒近傍グレーパッチの色温度を測定し、該測定値が
    その基準値に一致するように黒近傍の色温度を調整し、 前記ガンマ目視用パッチに基づいて、目視によりガンマ
    特性を調整することを特徴とするモニタの色調調整方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記グレーステップパッチを構成する各パッチの画素値
    が、白の画素値を100%とした場合、黒の0%から1
    〜10%の間隔で設定されていることを特徴とするモニ
    タの色調調整方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、 ガンマ目視用パッチが、所定の面積比で構成された白黒
    模様と、該模様に対して予め決定された1個以上のガン
    マ値に対応するグレーパッチとが隣接配置されているこ
    とを特徴とするモニタの色調調整方法。
  4. 【請求項4】画素値を0から段階的に変化させた複数の
    パッチからなるグレーステップパッチと、白パッチと、
    中間調グレーパッチと、輝度が測定可能な黒近傍グレー
    パッチと、ガンマ目視用パッチとが1フレームに作成さ
    れていることを特徴とするモニタの色調調整用カラーチ
    ャート。
  5. 【請求項5】請求項4において、 前記グレーステップパッチを構成する各パッチの画素値
    が、白の画素値を100%とした場合、黒の0%から1
    〜10%の間隔で設定されていることを特徴とする調整
    用カラーチャート。
  6. 【請求項6】請求項4において、 ガンマ目視用パッチが、所定の面積比で構成された白黒
    模様と、該模様に対して予め決定された1個以上のガン
    マ値に対応するグレーパッチとが隣接配置されているこ
    とを特徴とする調整用カラーチャート。
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