JP2004317159A - 真円度測定機用基準治具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】真円度測定機用基準治具20は、被測定物を載置する被測定物回転機構3と、スタイラス14aを有するプローブ14とを備えた真円度測定機1の原点情報取得とプローブ14の校正とを行うもので、台座21と、台座21の上面に設けられプローブ14の感度校正を行う校正マスタ22と、この校正マスタ22の上方に配置されプローブ14のスタイラス14aを関与させることにより真円度測定機1の原点情報を付与する原点ボール23と、原点ボール23を支持する支持体25と、を備えて構成される。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は真円度測定機用基準治具に係り、さらに詳しくは真円度測定機の原点情報取得と検出器の校正とを行える真円度測定機用基準治具に関する。
【0002】
【背景技術】
従来より、被測定物の真円度、平面度、平行度などの幾何偏差を測定する測定機として、表面性状測定機の一種である真円度測定機が利用されている。
この真円度測定機は、被測定物であるワーク表面直交方向に揺動可能なレバー先端にセンサーを設けた構造の検出器を備えており、このセンサーをワーク表面に当接させた状態で検出器をワークの表面に沿って走査してデータを収集することによって測定データを得て、ワークの真円度、円筒度、真直度、座標あるいは寸法の測定を行っている。
以上のような真円度測定機では、測定が正確かつスムーズに行われるように、測定開始の前に、当該真円度測定機の原点の設定、および検出器の感度校正が行われていることが好ましい。
【0003】
ワークの座標値を求めるための原点を設定する方法として、第1に、走査軌跡の形状解析を行って、形状要素の交点に基づく方法が知られている(例えば、特許文献1)。
また、第2に、真円度測定機に備え付けられ、被測定物を載せて回転可能となっている回転テーブルを含む被測定物回転機構に基準球(原点ボール)を取り付け、この原点ボールの表面を測定して原点情報を得ようとすることも行われている。この場合、原点ボールは被測定物回転機構に垂直に取り付けられるシャンク部材に固定されている。また、第2の方法で、検出器の校正を行う際には、被測定物回転機構に校正マスタを取り付け、この校正マスタを測定することで検出器の感度誤差を検出し、誤差分の補正を行っている。
【0004】
【特許文献1】
特願2002−270307号
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記公報の原点設定では、形状解析を基本とした計算処理が複雑であるため、多くの計算処理時間が必要となり、また、大きな計算プログラムを作成する必要があるという問題がある。
【0006】
また、第2の方法では、原点ボールを支持しているシャンク部材が被測定物回転機構に垂直に設けられているため、検出器の向きが上向きとなって原点ボールの下面を測定することができない。その結果、測定できない面からのデータを得ることができず、高精度の原点情報が得られないという問題が生じている。
さらに、第2の方法では、校正マスタと原点ボールとはそれぞれ別の部品として存在し、CNC測定に先だって、原点ボールによるマシン原点情報の取得を行うとともに、それとは別に、校正マスタによる検出器の感度調整を行うことになる。この際、オペレータは、原点ボールを手で持って被測定物回転機構上に載せ、原点情報を得た後、原点ボールを被測定物回転機構から外し、次いで、校正マスタを手で被測定物回転機構上に載せ、検出器の感度調整が終了したら校正マスタを外している。そのため、原点ボールと校正マスタとの置き換え作業が生じることから段取り時間が多くかかり、また、使い勝手も悪いものであった。
また、原点ボールと校正マスタとの置き換え作業時に、オペレータが校正マスタを手で触るため、校正マスタにオペレータの体温の影響がおよび、測定精度向上のためには障害となることも懸念されていた。
【0007】
本発明の目的は、大きな計算プログラム等が不要となり、一回の段取りで、真円度測定機の原点情報の取得および検出器の感度調整を連続して行なえ、測定効率の向上および測定精度の向上が図れるようになる真円度測定機用基準治具を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の真円度測定機用基準治具は、被測定物を載置するとともに回転可能な被測定物回転機構と、センサーを有し前記被測定物の表面形状を測定する検出器と、を備えた真円度測定機の原点情報取得と前記検出器の校正とを行う真円度測定機用基準治具であって、前記被測定物回転機構上面に載置される台座と、この台座の上面に設けられ前記検出器のセンサーを関与させて当該検出器の感度校正を行う校正マスタと、この校正マスタの上方に配置され前記検出器のセンサーを関与させることにより前記真円度測定機の原点情報を付与する基準球と、前記校正マスタに設けられ前記基準球を支持する支持体と、を備えて構成され、前記支持体は、前記基準球の前記校正マスタの軸線方向(Z軸方向)およびこの軸線の直交方向(X軸方向)を前記検出器で測定可能な寸法形状に形成されていることを特徴とする。
【0009】
このような構成によれば、真円度測定機用基準治具を被測定物回転機構の上に載せ、真円度測定機の検出器のセンサーを基準球に接触などによって関与させることで真円度測定機の原点情報を得ることができるとともに、検出器のセンサーを校正マスタに関与させることで検出器の感度校正を行うことができる。そのため、オペレータが原点情報を得るためと、感度校正を行うために、その都度基準球と校正マスタとを交換したりせずにすむ。また、支持体は、基準球の校正マスタの軸線方向およびこの軸線の直交方向を検出器で測定可能な形状に形成されているので、検出器によって基準球表面をZ軸方向あるいはX軸方向に走査可能で、それによって球面上の最大点あるいは最小点を検出することができ、その点を原点情報とすることができる。従って、検出器の姿勢を変更した場合であっても、その姿勢毎に原点情報を取得できるので、姿勢変更に伴う検出器位置の補正値が容易に取得できる。特に基準球下面の走査も可能であるので、多様な検出器姿勢に対しても補正値取得が容易である。
その結果、大きな計算プログラム等が不要となり、一回の段取りで、真円度測定機の原点情報の取得および検出器の感度調整を連続して行なえ、測定効率の向上および測定精度の向上が図れるようになる。
【0010】
請求項2に記載の真円度測定機用基準治具は、請求項1に記載の真円度測定機用基準治具において、前記支持体は、前記校正マスタの中心側に向かって斜めに延びる傾斜部を有していることを特徴とする。
【0011】
このような構成によれば、各種の検出器姿勢において、支持体との干渉を最小限にできるので、検出器の多様な姿勢において原点情報の取得が行える。
【0012】
請求項3に記載の真円度測定機用基準治具は、請求項1または請求項2に記載の真円度測定機用基準治具において、前記支持体の前記傾斜部は、前記校正マスタの上面に上方に突出して設けられたシャンク部材に着脱可能に設けられていることを特徴とする。
【0013】
このような構成によれば、基準球は支持体の傾斜部に設けられ、この傾斜部はシャンク部材に着脱可能に設けられているので、基準球が傷んだ場合等、基準球を傷のないものと容易に交換できる。
また、基準球が傷んだ場合等、傾斜部をシャンク部材から取り外して新しいものと交換すればよく、基準球をシャンク部材と傾斜部とを一体に形成する場合と比べて、製作の手間等が少なくてすむ。
【0014】
請求項4に記載の真円度測定機用基準治具は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の真円度測定機用基準治具において、前記校正マスタの側面外周一部には、当該校正マスタの軸線方向に沿いかつ当該軸線から予め設定された基準寸法で切り欠かれた平面部が形成され、この平面部を含む前記校正マスタの側面外周部の真円度を前記検出器で測定した結果に基づいて前記検出器の感度を校正可能とすることを特徴とする。
【0015】
このような構成によれば、平面部を含む校正マスタの側面外周部の真円度を検出器で測定した結果に基づいて検出器の感度を容易に校正できる。
この場合、平面部を含む校正マスタ側面外周部の全周測定を行って真円度を求めた結果から感度校正を行う他、全周測定ではなく、平面部を含む校正マスタ側面外周部の部分周囲測定を行って真円度を求めた結果から感度校正を行うことができる。また、平面部を含む校正マスタ側面外周部の部分周囲測定を行って円周部に対する平面部の最小値から感度校正を行うことができる。
【0016】
請求項5に記載の真円度測定機用基準治具は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の真円度測定機用基準治具において、前記真円度測定機の前記検出器は回転中心に対して所定角度の回転が可能であり、前記基準球の表面には当該基準球の経度に沿って、前記検出器が前記所定角度回転したときの回転ずれを検出するずれ検出マークが形成されていることを特徴とする。
【0017】
このような構成によれば、検出器を所定回転させて、その姿勢変更が可能な真円度測定機において、基準とする姿勢に対して、姿勢を変更したことによる検出器のセンサー位置(センサーが測定対象物と関与する位置)のずれを検出マークによって検出することができる。検出マークは溝形状あるいは凸形状などとすることができる。
例えば、検出器の基準とする姿勢で検出器がX軸方向の変位を測定可能な場合、その姿勢から検出器を90度回転させることによって、検出器はY軸方向の変位を測定可能となる。この時の検出器回転が正確に90度でない場合は、回転ずれとしてセンサーのX軸方向位置に誤差を生じる。
より具体的には、まず検出器の基準とする姿勢でセンサーを基準球に関与させて(例えば触針を接触させて)基準球を回転させ、検出マークを検出した基準球の回転角度位置を求めておく。次に検出器の姿勢を変更した状態で、センサーを基準球に関与させて基準球を回転させ、同様に検出マークを検出する。この時の基準球回転角度位置と基準姿勢における回転角度位置とからセンサーの回転ずれを求めることができる。このようにすれば、検出器の姿勢を変更した場合であっても、センサー位置のずれを求めて補正することが可能になる。
【0018】
請求項6に記載の真円度測定機用基準治具は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の真円度測定機用基準治具において、前記真円度測定機の前記検出器は回転中心に対して所定角度の回転が可能であり、前記校正マスタの側面外周他部には前記軸方向に沿って、前記検出器が前記所定角度回転したときの回転ずれを検出するずれ検出マークが形成されていることを特徴とする。
【0019】
このような構成によれば、校正マスタの側面外周他部(前記平面部が設けられていない箇所)に設けた検出マークによって検出器の回転ずれを検出してセンサー位置補正を行うことができる。
【0020】
請求項7に記載の真円度測定機用基準治具は、請求項5または請求項6に記載の真円度測定機用基準治具において、前記所定角度は略180度であり、前記回転ずれは前記軸線(Z軸方向)の直交方向かつ検出器の移動方向(X軸方向)と水平面内で直交する直交方向(Y軸方向)に生じるずれであることを特徴とする。
【0021】
このような構成によれば、真円度測定機において、検出器が回転中心に対して略180度反転したとき機械的な割り出しのずれが生じるおそれがあり、また、検出器がY軸方向に移動できない機構であっても、ずれ検出マークを検出することで、Y軸方向のずれとすることができるので、このずれ分を補正すればよく、その結果、正確な原点情報が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1には、本発明に係る図2以下の真円度測定機用基準治具(以下、単に基準治具という)20が用いられる真円度測定器1が示されている。
真円度測定器1は、ベース2と、このベース2の上面一側寄りに配置され被測定物であるワークWを回転駆動させる被測定物回転機構3と、ベース2の上面他側寄りに配置されワークWの外表面位置を検出する位置検出機構7とを備えて構成されている。
【0023】
被測定物回転機構3は、ベース2に図示省略の回転駆動機構を介して回転可能に設けられた回転テーブル4と、この回転テーブル4の上面に配置されワークWを載置するXYテーブル5とを備えている。回転テーブル4には、XYテーブル5を回転テーブル4の回転中心軸Zに対して直交しかつ互いに直交する方向(XおよびY方向)へ移動させる調整つまみ6A,6Bがぞれぞれ設けられているとともに、XYテーブル5の上面(ワーク載置面)を傾ける傾斜つまみ(図示省略)が設けられている。
【0024】
位置検出機構7は、ベース2に垂直(Z軸と平行)に立設された支柱8と、この支柱8に昇降可能に設けられたスライダ9と、このスライダ9に支柱8に対して直交する方向(Z軸に対して直交する方向=X軸方向)へ摺動可能に設けられた第1水平アーム10と、この第1水平アーム10の先端側に当該第1水平アーム10の軸線Aに対して回動可能に設けられた回動部材11と、この回動部材11に取り付けられ前記第1水平アーム10と平行な第2水平アーム12と、この第2水平アーム12に回転軸Bに対して180度反転可能に設けられたプローブホルダ13と、このプローブホルダ13に設けられスタイラス(センサー)14aを有するプローブ14(検出器)と、プローブホルダ13を回転させて向きを変えるモータ15と、を備えている。
【0025】
従って、モータ15を駆動させることにより、プローブホルダ13が所定角度(例えば180度反対位置の2位置)に回動され、図2に示すように、プローブホルダ13の姿勢を、スタイラス14aでワークWの外径を測定する外径測定時姿勢と、内径を測定する内径測定時姿勢とに反転させることができるようになっている。
【0026】
図2,3に示すように、前記基準治具20は、前記XYテーブル5の上面に取り外し自在に載置されるものであり、XYテーブル5上面に載せられる台座21を備えている。
台座21は段付の円板状に形成され、上段部21Aの上面に、プローブ14の感度校正を可能とする校正マスタ22が設けられている。この校正マスタ22は、図4に示すように、外径の大きさφDが、例えば50mmとなるように真円度と円筒度が精密に仕上げられており、その側面外周はマスター領域22A、22B、22Cの三箇所に区切られている。また、校正マスタ22の外周部位には、その軸心方向に基準角度位置を示す2本の溝22aが形成されており、この2本の溝22aの中心位置が基準角度位置として定められる。この基準角度位置は、校正マスタ22を更に精密に校正して値付けを行う場合に用いられる。この溝22aは、後述する検出マークとしても兼用して用いられる。
なお、値付けを行うとは、基準角度位置に対して任意角度位置における校正マスタ22の半径値を精密に求めておくことをいい、その角度毎の半径値によって真円度測定機1における被測定物回転機構3の回転精度を精密に補正することができる。
【0027】
校正マスタ22の軸線と台座21の軸線とは一致しており、また、基準治具20をXYテーブル5上に載置する際は、真円度測定器1の調整つまみ6A,6B等で調整し、校正マスタ22および台座21の軸線とXYテーブル5の回転中心軸Zとを一致させてから、原点情報の取得およびプローブ14の感度校正が行われるようになっている。
【0028】
校正マスタ22の例えば一つのマスタ領域22Bの外周一部には、図4等に詳細を示すように平面部22bが形成されており、この平面部22bを測定することで、プローブ14の感度を校正することができるようになっている。
すなわち、校正マスタ22は、前述のように、例えばφDが50mmに形成されているが、この校正マスタ22の外周一部を、校正マスタ22の軸線と平行になるように、例えば基準寸法として25μmの寸法でカットして上記平面部22bが形成されている。
【0029】
今、スタイラス14aの位置が校正マスタ22の平面部22bを測定できるように、つまり25μmが測定できるように設定されている場合で、スタイラス14aにより実際に平面部22bを測定した値(校正マスタ22の平面部22bを含む領域22Bの外周面を測定したときの最大値と最小値との差)が25μmと異なっているとき、相違した量がプローブ14の感度誤差となり、真円度測定器1の図示しないデータ処理部で相違した量の補正を行って感度校正が行われることになる。
あるいは、校正マスタ22の平面部22bを含む領域22Bの外周面を測定して真円度を求めた結果から、感度校正を行うことができる。例えば、この実施形態では、求めた真円度が25μmとなれば、感度校正は正常であると判断でき、異なる値であれば、25μmとなるように感度校正を行えばよい。
【0030】
校正マスタ22の上方には、真円度測定機1の原点情報を付与する原点ボール23(基準球)が配置されている。この原点ボール23は精密に仕上げられ、その中心Cは、校正マスタ22の軸線上に位置しているとともに真円度測定器1の原点となる。
【0031】
原点ボール23は、支持部材25で支持されている。支持部材25は、校正マスタ22の上面かつ外周寄りに設けられ、校正マスタ22に固定されるブロック状の受部材26と、この受部材26に取り付けられ上方に所定寸法突出したシャンク部材27と、このシャンク部材27に取り付けられ一端に前記原点ボール23が固定された傾斜部材28(傾斜部)とを含み構成されている。シャンク部材27は、例えば、円柱部材で形成されており、シャンク部材27の上面には校正マスタ22の上面に対して、例えばほぼ45°に切り欠かれた切欠面27Aが形成されている。切欠面27Aは校正マスタ22の中心軸側に向いており、また、切欠面27Aには雌ねじが切られている。
【0032】
傾斜部材28は、例えば丸棒状に形成され、他端部に形成されたねじ部を上記雌ねじにねじ込んで取り付けられている。傾斜部材28は、原点ボール23におけるZ軸方向およびX軸方向上の外表面をプローブ14で測定可能な外径寸法(寸法形状)に形成されており、プローブ14、スタイラス14aとの干渉が生じないようになっている。
【0033】
以上のように、原点ボール23は、受部材26と所定高さのシャンク部材27と傾斜部材28とを含み構成された支持部材25に支持されているので、原点ボール23の下面と校正マスタ22の上面との間には、所定寸法の隙間が形成されている。また、傾斜部材28はほぼ45°の角度でシャンク部材27に取り付けられているので、図3に示すように、原点ボール23の下方にプローブ14を配置し、スタイラス14aを上向きにして原点ボール23の最下面をX軸方向に測定できる他、最上面のX軸方向、右側面のZ軸方向および左側面のZ軸方向の測定ができるようになっている。
【0034】
原点ボール23の表面一部には、図6,7に示すように、原点ボール23の経度に沿って形成された切欠き線23A(ずれ検出マーク)が付されている。この切欠き線23Aは、プローブ14の向きを回転中心軸Bに対して180度反転させたとき、Y軸方向のずれSを検出するためのものである。
すなわち、図5に示すように、プローブ14の向きを、例えば、外径測定時の姿勢から、プローブホルダ13およびプローブ14の前記回転中心軸Bに対して180度反転させ、内径測定時の姿勢にした時に、機械的な割り出し誤差に起因した位相ずれ(Y軸方向)Sが発生するおそれがある。このずれSが発生したとき、プローブ14の角度θ°は180度に達しない。あるいは、ずれは180度以上の場合も考えられる。
【0035】
ずれSは真円度測定器1では、Y軸方向のへのスタイラス14aの変位となるが、真円度測定器1がY軸方向の変位機構を装備していない場合は、原点ボール23の180度上の最外周面23Mをスキャンすることができない。その結果、プローブ14の向きを反転させた時に、Y軸方向の測定誤差が発生してしまうことになる。
【0036】
そこで、前述のように原点ボール23の表面に切欠き線23Aを付し、例えば、図6(A)、(B)に示すように、外径測定姿勢でスタイラス14aを原点ボール23の表面に接触させた状態で、被測定物回転機構3の回転テーブル4等を回転させて切欠き線23Aの位置を検出し、その位置を回転テーブル4の回転角度で記憶させる。次いで、図7(A)、(B)に示すように、内径測定姿勢でスタイラス14aを原点ボール23の表面に接触させた状態で、回転テーブル4を回転させて切欠き線23Aの位置を検出し、その位置を回転テーブル4の回転角度で記憶させる。そして、両測定時の回転角の相違をY軸方向のずれ量Sとして、前記真円度測定器1のデータ処理部で換算することで、プローブ14反転時のY軸方向の位相ずれの補正が可能となる。
【0037】
次に、以上のような構成の基準治具20を使用して、真円度測定器1の原点位置情報を取得するとともに、プローブ14の感度校正を行う手順を説明する。これら原点位置情報の取得およびプローブ14の感度校正は、真円度測定器1によるワークWの本測定に入る前に行われる。
【0038】
まず、真円度測定器1のXYテーブル5上に、基準治具20をオペレータが手で持って載せ、外径測定姿勢としたプローブ14で領域22Aと22Cとを測定して、回転テーブル4およびXYテーブル5と基準治具20との芯出し、および水平出しを、回転テーブル4付属の調整つまみ6A,6B、傾斜つまみによりずれ量だけ送って調整する。
次いで、プローブ14を180度反転させ、プローブ14による外径測定姿勢および内径測定姿勢でのY軸方向の位相ずれを、プローブ14のスタイラス14aを原点ボール23の表面に接触させ、回転テーブル3を回転させて外径測定姿勢および内径測定姿勢での切欠き線23Aの位置を検出し、両姿勢のずれ量Sを検出し、換算してプローブ14のY軸方向の位相ずれの補正を行う。
【0039】
その後、図2に示すように、プローブ14の向きを縦にした状態で、スライダ9をZ軸方向に移動させて、原点ボール23の垂直方向の最外面をスキャンしてその位置の座標を求める。この場合、プローブ14の向きを180度反転させて、内径測定の姿勢でも原点ボール23の垂直方向の最外面をスキャンしてその位置の座標を求め、原点情報として真円度測定器1のデータ処理部に取り込む。
【0040】
また、図1に示す回転部材11を軸線Aに対して回転させてプローブ14の向きを、図3に示すように横向き(水平姿勢)にし、この水平姿勢において、プローブ14を軸線B(図1参照)に対して回転させると、原点ボール23の上面、下面、右側面、左側面の測定が可能となる。
【0041】
上面、下面測定姿勢では、スタイラス14aを原点ボール23に接触させて、第1水平アーム10(図1参照)をX軸方向に移動させると、プローブ14もX軸方向に移動され、スタイラス14aで、原点ボール23の表面を走査することができる。この走査において最大値または最小値を検出して(上面測定では頂点位置、下面測定では下端位置)その座標値を原点情報として真円度測定機1のデータ処理部に取り込む。
右側面、左側面測定姿勢では、スタイラス14aを原点ボール23に接触させて、スライダ9をZ軸方向に移動させると、プローブ14もZ軸方向に移動され、スタイラス14aで、原点ボール23の表面を走査することができる。この走査において最大値または最小値を検出して(右側面測定では最右端位置、左側面測定では最左端位置)その座標値を原点情報として真円度測定機1のデータ処理部に取り込む。
これらの原点情報に基づいて、プローブ14の各姿勢におけるスタイラス14aの位置ずれ(回転ずれを含むオフセット)を求めて、補正値とする。
【0042】
次に、校正マスタ22の外周の平面部22bにスタイラス14aを接触などによって関与させてスタイラス14aの感度測定を行う。この際、測定値が、校正マスタ22の平面部22bのカット寸法25μmに対してプラス、マイナスのいずれかであれば、その相違量がプローブ14の感度の誤差なので、前記データ処理部で感度校正を行う。
【0043】
以上のように、基準治具20を使用することによって、マシン原点の情報を取得するとともに、プローブ14の感度校正を終了した後、XYテーブル4から基準治具20を取り除き、次いで、測定すべきワークWをXYテーブル4上に載せて、芯出し等を行って、そのワークWの真円度測定を行う。
【0044】
以上のような構成の基準治具20によれば、次のような効果がある。
(1) 基準治具20を被測定物回転機構3を構成するXYテーブル5の上に載せ、真円度測定機1のプローブ14のスタイラス14aを原点ボール23に接触などにより関与させ、スキャンさせることで真円度測定機1の原点情報を得ることができる。また、プローブ14のスタイラス14aを校正マスタ22の平面部22bに接触させることでプローブ14の感度校正を行うことができる。その結果、原点情報を得るための大きな計算プログラム等が不要となり、一回の段取りで、真円度測定機1の原点情報の取得および検出器の感度調整を連続して行なえ、測定効率の向上および測定精度の向上が図れるようになる。
【0045】
(2) 原点ボール23は支持体25の傾斜部材28に設けられ、この傾斜部材28は、原点ボール23の最下面表面をも測定できるように寸法、形状が形成されるので、原点情報を得るために各方向から多くの測定箇所での測定が可能となる。その結果、真円度測定機1の正確な原点情報が得られる。
【0046】
(3) 校正マスタ22の外周一部が、例えば25μmの寸法でカットされた平面部22bとなっており、スタイラス14aで平面部22bを含むマスタ領域22Bを測定したとき、その真円度等の測定値が25μmと異なっていれば、相違した量がプローブ14の感度誤差となり、その差の分だけ校正すればよいので、プローブ14の感度校正が容易となる。
【0047】
(4) 真円度測定機1において、プローブ14が回転中心Bに対して180度反転したとき機械的な割り出しのずれが生じるおそれがあるが、プローブ14のスタイラス14aを原点ボール23の表面に接触させ、回転テーブル3を回転させて外径測定時姿勢および内径測定時姿勢での切欠き線23Aの位置を検出し、両姿勢のずれ量Sを検出し、換算してプローブ14のY軸方向の位相ずれの補正を行うことができるので、プローブ14がY軸方向に移動できない機構であっても、精密な測定が可能となる。
【0048】
(5) 原点ボール23は支持体25の傾斜部材28に設けられ、この傾斜部材28はシャンク部材27に着脱可能に設けられているので、原点ボール23が傷んだ場合等、原点ボール23を傷のないものと容易に交換できる。
(6) 支持体25が、原点ボール23を支持する傾斜部材28がシャンク部材27に着脱可能となっているので、原点ボール23が傷んだ場合等、傾斜部材28をシャンク部材27から取り外して新しいものと交換すればよく、原点ボール23をシャンク部材27と傾斜部材28とを一体に形成する場合と比べて、製作の手間等が少なくてすむ。
【0049】
なお、本発明の基準治具20は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更を加え得ることはもちろんである。
例えば、前記実施形態では、支持部材25の傾斜部材28は、シャンク部材27にほぼ45°の傾斜で設けられているが、このほぼ45°とは、45°プラス、マイナス1,2°も含むものである。要は、原点ボール23の最下面表面の測定が、傾斜部材28に邪魔されずに行えればよい。
【0050】
さらに、前記実施形態では、支持部材25を受部材26、シャンク部材27および傾斜部材28で構成してあるが、これに限らず、立上り部と傾斜部とを有する一体物で形成した支持部材としてもよい。
また、原点ボール23の支持に傾斜部材28を用いたが、これに限らず、シャンク部材27から校正マスタ22の軸方向へ水平に突出する水平部材を用いて原点ボール23を支持してもよい。この場合、水平部材の軸方向がY軸方向に一致するように回転テーブル4を回転位置決めすれば、図2における外径測定姿勢、内径測定姿勢での原点情報収集が可能である。また、図3における上面測定姿勢、下面測定姿勢、右側面測定姿勢、左側面測定姿勢での原点情報収集が可能である。
【0051】
また、前記実施形態では、原点ボール23の表面に、Y軸方向のずれを検出するずれ検出マークとして切り欠き溝23Aが形成されているが、このずれ検出マークは、位置が特定できればよいので、切り欠き溝でなく、盛り上がった形状でもよい。
【0052】
さらに、前記実施形態では、原点ボール23の表面にずれ検出マークを形成する例に限って説明したが、このずれ検出マークを校正マスタ22の側面(例えばマスタ領域22C)に設けてもよい。
すなわち、図2において、外径測定姿勢としたプローブ14のスタイラス14aをマスタ領域22Cに右側から接触させ、回転テーブル4を回転させてずれ検出マークを検出した回転角度位置を記録する。次に、プローブ14を基準治具20の上方で回転させて内径測定姿勢としてスタイラス14aをマスタ領域22Cに左側から接触させ、回転テーブル4を回転させてずれ検出マークを検出した回転角度位置を記録する。この記録された両者の回転角度位置からY軸方向の位相ずれ量Sを検出し、換算してプローブ14のY軸方向の位相ずれの補正を行ってもよい。この場合、校正マスタ22の側面に設けるずれ検出マークは、基準角度位置を示す2本の溝22aで兼用してもよい。さらに、この基準角度位置を示す2本の溝22aは1本でもよい。
【0053】
また、前記実施形態では、プローブ14をY軸方向へ駆動する駆動機構を備えていないが、Y軸駆動機構を備えた構成あるいは、被測定物回転機構3をY軸方向へ駆動する機構を備えた真円度測定機では、図2に示す外径測定姿勢あるいは内径測定姿勢としてスタイラス14aがY軸方向の変位を検出可能な姿勢とすることができる。つまり、図2において校正マスタ22あるいは原点ボール23の、手前側あるいはその反対側(向こう側)が測定可能となる。この測定姿勢においても同様にプローブ14の回転に伴う位相ずれ(この場合、X軸方向の位相ずれとなる)を検出し、換算してプローブ14のX軸方向の位相ずれの補正を行ってもよい。
【0054】
さらに、プローブ14の姿勢として、垂直方向姿勢(図2)あるいは水平方向姿勢(図3)に限って説明したが、これに限らず、軸心Aまたは軸心Bの回りに任意角度だけ回転させてプローブ14が斜め方向となる姿勢における原点情報を取得して、補正を行ってもよい。
【0055】
また、前記実施形態における校正手順はプローブ14の回転ずれ検出、原点情報取得、感度校正の順に行う例を示したが、これに限らず、その校正手順の順序は入替えてもよく、その一部のみを行うものであってもよい。
さらに、これらの校正手順は一連のプログラムによって自動的に行われるものであってもよい。
また、この自動校正手順のなかに、基準治具20の心出しと水平出しの少なくともいずれかが含まれるものであってもよい。従って、本発明の基準治具によって校正を行う真円度測定機はCNC真円度測定機であってもよい。
さらに、真円度測定機能を備えた他のタイプの測定機(例:三次元測定機)などにおいて本発明を実施してもよい。
【0056】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の真円度測定機用基準治具によれば、大きな計算プログラム等が不要となり、一回の段取りで、真円度測定機の原点情報の取得および検出器の感度調整を連続して行なえ、測定効率の向上および測定精度の向上が図れるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る真円度測定機用基準治具が用いられる真円度測定機を示す全体図である。
【図2】前記実施形態のプローブを縦向きの状態で使用した例を示す正面図である。
【図3】前記実施形態のプローブを横向きの状態で使用した例を示す正面図である。
【図4】前記実施形態の要部を示す平面図である。
【図5】前記実施形態のプローブと原点ボールとの関係を示す図である。
【図6】前記実施形態のプローブを原点ボールに接触した状態を示す図である。
【図7】前記実施形態のプローブを原点ボールの他の位置に接触した他の状態を示す図である。
【符号の説明】
1 真円度測定機
3 被測定物回転機構
4 回転テーブル
5 XYテーブル
14 プローブ(検出器)
14a スタイラス(センサー)
20 真円度測定機用基準治具
21 台座
22 校正マスタ
23 原点ボール(基準球)
23A 切込み線(ずれ検出マーク)
25 支持部材
27 シャンク部材
28 傾斜部である傾斜部材
Claims (7)
- 被測定物を載置するとともに回転可能な被測定物回転機構と、センサーを有し前記被測定物の表面形状を測定する検出器と、を備えた真円度測定機の原点情報取得と前記検出器の校正とを行う真円度測定機用基準治具であって、
前記被測定物回転機構上面に載置される台座と、
この台座の上面に設けられ前記検出器のセンサーを関与させて当該検出器の感度校正を行う校正マスタと、
この校正マスタの上方に配置され前記検出器のセンサーを関与させることにより前記真円度測定機の原点情報を付与する基準球と、
前記校正マスタに設けられ前記基準球を支持する支持体と、を備えて構成され、前記支持体は、前記基準球の前記校正マスタの軸線方向(Z軸方向)およびこの軸線の直交方向(X軸方向)を前記検出器で測定可能な寸法形状に形成されていることを特徴とする真円度測定機用基準治具。 - 請求項1に記載の真円度測定機用基準治具において、
前記支持体は、前記校正マスタの中心側に向かって斜めに延びる傾斜部を有していることを特徴とする真円度測定機用基準治具。 - 請求項1または請求項2に記載の真円度測定機用基準治具において、
前記支持体の前記傾斜部は、前記校正マスタの上面に上方に突出して設けられたシャンク部材に着脱可能に設けられていることを特徴とする真円度測定機用基準治具。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の真円度測定機用基準治具において、
前記校正マスタの側面外周一部には、当該校正マスタの軸線方向に沿いかつ当該軸線から予め設定された基準寸法で切り欠かれた平面部が形成され、この平面部を含む前記校正マスタの側面外周部の真円度を前記検出器で測定した結果に基づいて前記検出器の感度を校正可能とすることを特徴とする真円度測定機用基準治具。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の真円度測定機用基準治具において、
前記真円度測定機の前記検出器は回転中心に対して所定角度の回転が可能であり、前記基準球の表面には当該基準球の経度に沿って、前記検出器が前記所定角度回転したときの回転ずれを検出するずれ検出マークが形成されていることを特徴とする真円度測定機用基準治具。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の真円度測定機用基準治具において、
前記真円度測定機の前記検出器は回転中心に対して所定角度の回転が可能であり、前記校正マスタの側面外周他部には前記軸方向に沿って、前記検出器が前記所定角度回転したときの回転ずれを検出するずれ検出マークが形成されていることを特徴とする真円度測定機用基準治具。 - 請求項5または請求項6に記載の真円度測定機用基準治具において、前記所定角度は略180度であり、前記回転ずれは前記軸線(Z軸方向)の直交方向かつ検出器の移動方向(X軸方向)と水平面内で直交する直交方向(Y軸方向)に生じるずれであることを特徴とする真円度測定機用基準治具。
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