JP2004314703A - 車両用ドアサッシュ - Google Patents
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Abstract
【課題】サッシュ部材の突合わせ部におけるフランジ部外表面部における溶接を止める。
【解決手段】フランジ部7、7’の突合わせ部に熱硬化性樹脂シート8を挿入する。このような状態においてフランジ部7、7’側にはみ出した部分を削り取るように砥石車等による仕上げ作業を行う。この仕上げ作業時に発生する摩擦熱にて上記熱硬化性樹脂シート8を硬化させ、これによってフランジ部7、7’間における突合わせ部を接合する。その結果、接合部の強度・剛性が高められる。
【選択図】 図3
【解決手段】フランジ部7、7’の突合わせ部に熱硬化性樹脂シート8を挿入する。このような状態においてフランジ部7、7’側にはみ出した部分を削り取るように砥石車等による仕上げ作業を行う。この仕上げ作業時に発生する摩擦熱にて上記熱硬化性樹脂シート8を硬化させ、これによってフランジ部7、7’間における突合わせ部を接合する。その結果、接合部の強度・剛性が高められる。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用ドアサッシュに関するものであり、特に、冷間圧延鋼板等をロール成形手段等により成形したサッシュ型材を基礎に、その端面どうしを互いに突合わせ接合することによってドア枠(サッシュ)を形成させるようにしたものにおいて、意匠面となるフランジ部側における溶接を廃して研削仕上げを不要化した車両用ドアサッシュに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車の側面を形成するドアのウィンドガラス周りの車両用ドアサッシュは、例えば、特開平8−155568号公報あるいは図5に示すように、車体のセンターピラー戸当たり部に対向するピラー側サッシュ部100と、ルーフパネルの戸当たり部に対向するルーフ側サッシュ部200とを、突き合わせ部300において溶接手段により結合させることによってドアサッシュアセンブリ400が形成されるようになっているものである。そして、このようなドアサッシュアセンブリ400をドアパネル本体500に組み込むことによって車両用ドア600が形成されるようになっているものである。ところで、この車両用ドア600を形成するドアサッシュアセンブリ400のドア外板面を形成する部分は、意匠面を形成することとなるため、上記溶接手段による結合の後にサンダー手段等により、表面が段差あるいは歪み等のない状態に仕上げられるようになっているものである。そして、このようにきれいな面を有するように仕上げられたものの、その上面側から塗装処理等が施されるようになっているものである。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−155568号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、突合わせ溶接の施されたフランジ部側は意匠面を形成することとなるため、上記溶接ビードの部分をサンダー仕上げ手段等にて粗仕上げをし、更にその後、細かな砥粒を有するサンドペーパー等による鏡面仕上げが必要とされている。その結果、多くの手間を要してしまうという問題点がある。このような問題点を解決するために、サッシュ型材の切断面相互を結合させる突合わせ部におけるドア外板面を形成するサッシュ型材のフランジ部側には溶接を施さないようにするとともに、突合わせ部を形成する他の部分には追加的に溶接手段を施し、これによって、所定の接合強度を確保させるようにした車両用ドアサッシュを提供しようとするのが、本発明の目的(課題)である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明においては次のような手段を講ずることとした。すなわち、請求項1記載の発明においては、ガラスランチャンネルの収納される溝部と、当該溝部の背面側に設けられるものであって、底面部が上記溝部の底面部と接するように形成されるウェザストリップ保持用のリテーナ部と、これらリテーナ部及び溝部の間を連結するように形成されるものであってドア外板面の一部を形成するフランジ部と、からなるサッシュ型材を基礎に、これらサッシュ型材を複数本用意し、それらのうちのいずれか2本のものの切断面相互を突き合わせた状態で接合する車両用ドアサッシュに関して、上記フランジ部の表面側を除いた他の部分を溶接手段にて接合させるようにした構成を採ることとした。
【0006】
このような構成を採ることにより、本発明のものにおいては、2本のサッシュ型材の切断面を互いに接合させる突合わせ部のうち、ドア外板面の意匠面を形成するフランジ部の表面側を除いた残りの箇所を、突合わせ溶接手段を用いて接合するようにしたので、意匠面を形成するフランジ部表面には溶接が施されないようになり、従来行われていたような溶接ビード部の研削仕上げ等が不要となる。そして、このようなフランジ部の表面側には黒色テープが装着(貼り付け)されて、意匠面の見栄えが確保されるようになる。その結果、本発明のものにおいては、車両用ドアサッシュの製造コストの低減化を図ることができるようになる。
【0007】
次に、請求項2記載の発明について説明する。本発明の構成も、その基本的な点は、上記請求項1記載のものと同じである。すなわち、本発明においては、請求項1記載の車両用ドアサッシュに関して、上記突合わせ部における両フランジ部の間に熱硬化性樹脂シートを挿入するとともに、この熱硬化性樹脂シートを挟んだ状態で上記熱硬化性樹脂シートを硬化させて、上記両フランジ部間を接着するようにした構成を採ることとした。
【0008】
このような構成を採ることにより、本発明のものにおいては、上記請求項1記載のものに加えて、更に、次のような作用を呈することとなる。すなわち、突合わせ部の切断面における両フランジ部の間に存する微少隙間に熱硬化性樹脂シートを挿入し、このような状態において意匠面となるフランジ部表面側へはみ出した熱硬化性樹脂シートを上記フランジ部とともに研削仕上げをする。この研削仕上げ時に発生する摩擦熱にて上記熱硬化性樹脂材を硬化させて両フランジ部における突合わせ部を接合させる。これによって、突合わせ部を形成する両フランジ部は、硬化した熱硬化性樹脂シートを介して接着されるようになる。その結果、突合わせ部の接合強度が強化され、接合部における口開き現象等が抑止され、フランジ部表面に設けられる黒色テープに亀裂等が生ずるのを未然に防止することができるようになる。
【0009】
次に、請求項3記載の発明について説明する。このものも、その基本的な点は、上記請求項1記載のものと同じである。すなわち、本発明においては、請求項1または請求項2記載の車両用ドアサッシュに関して、2本のサッシュ型材の突合わせ部のところであって上記フランジ部の裏面側に位置するところであり、かつ、本車両用ドアサッシュの取付けられる車両用ドアの平面視におけるドア枠の外郭線を形成するところ、並びに、同じく上記突合わせ部のところであってドア枠の内郭線を形成するところであり、かつ、本ドア枠横断面部における上記フランジ部のドア枠外郭線を形成するところに対して略対角線上の位置に溶接手段による結合部を設けるようにした構成を採ることとした。
【0010】
このような構成を採ることにより、本発明のものにおいては、コ字状あるいは逆U字状の形態からなる本車両用ドアサッシュの取付けられる車両用ドアの内側面を形成する側であって、ドアの外郭線を形成するところ及びドアサッシュの内郭線を形成するところ、すなわち、本車両用ドアサッシュの突合わせ部におけるサッシュ型材の横断面部における対角線上の2個所の位置に、溶接手段による結合部(接合部)を形成させるようにしたので、本突合わせ接合部における結合剛性は高められるようになる。従って、上記突合わせ接合部におけるフランジ部側には溶接手段を施さなくとも、フランジ部側における口開き現象の発生等を抑止することができるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図1ないし図4を基に説明する。本実施の形態にかかるものは、車両用ドアサッシュに関するものであり、特に、本実施の形態においては、車両用サイドドアのうちのリア側ドアに用いられるドアサッシュを例に挙げて説明することとする。具体的には、本実施の形態にかかるドアサッシュは、図1に示すようなサッシュ型材2を基礎に形成されるようになっているものである。このものは、一枚の冷間圧延鋼板等を用いてロール成形手段により一定断面形態を有するように成形されるものである。すなわち、ガラスランチャンネル(図示しない)が収納される溝部3と、この溝部3の背面側に設けられるものであって、その底面部51が溝部3の底面部31とスポット溶接等の溶接手段6により接合されて形成されるウェザストリップ保持用のリテーナ部5と、これらリテーナ部5及び溝部3の側壁32、52の間を連結するように形成されるものであってドア外板面の一部を形成するフランジ部7と、溝部3の一方の側面部に形成されるものであって車体側ウェザストリップと接触する接触部33と、からなることを基本とするものである
【0012】
このようなサッシュ型材2を複数本用意するとともに、それらの端末部どうしを所定の手段にて接合させることによって車両用ドアサッシュが形成されることとなる。具体的には、これらのうちの一方のもの、例えばルーフ側サッシュ1にベンディング加工等を施すことによってルーフの開口曲面に合わせた形態に成形するとともに、もう一方のものを、例えばBピラーに合わせて垂直状に成形加工してピラー側サッシュ1’を形成させる(図2参照)。これらのものの、それぞれの一方の端末部を略45°に切断加工し、例えば図2に示す如く、それらを接合させてリア側サイドドアのドアサッシュを形成させるようにする。
【0013】
次に、ルーフ側サッシュ1とピラー側サッシュ1’との突合わせ部Cにおける結合(接合)手順について、図3及び図4を基に説明する。すなわち、ロール成形手段等により形成されたルーフ側サッシュ1とピラー側サッシュ1’とを、それぞれの端末部11、11’を接合部の角度が2等分化されるような所定の角度にて切断する(図3参照)。そして、それぞれの切断面を互いに突合わせる。こうして突合わされた状態において、アーク溶接等の溶接手段を用いて突合わせ部を接合する。この突合わせ溶接を行う場所としては、例えば図4に示すように、リテーナ部5、5’の一方の側壁であってフランジ部7、7’の裏面側に形成されるもの(52,52’)のところに施されるもの(溶接W1)と、リテーナ部5、5’のもう一方側の側壁55、55’から接触部33、33’のリテーナ部側の側壁332、332’にかけて施されるもの(溶接W2)と、更に、追加的に設けられるものとして溝部3、3’と接触部33、33’との連結部のところに施されるもの(溶接W3)と、が挙げられる。すなわち、本実施の形態のものにおいては、上記溶接W1と溶接W3とは接合部における横断面形において、互いに対角線上の二点として位置付けられるようになっているものである。このように、本実施の形態のものにおいては、意匠面を形成するフランジ部7、7’側には溶接手段が施されない状態で両サッシュ1、1’の突合わせ部の接合が行われるようになる。そして、このように形成されたサッシュアセンブリの上記フランジ部7、7’側の表面に所定の黒色テープ等を貼付けることによって見栄えに優れた車両用ドアサッシュが効率良く形成(製造)されることとなる。
【0014】
このように、フランジ部7、7’側には溶接手段を施さないようにしたものにおいて、更に、上記接合部における強度・剛性を向上させるために、本実施の形態においては上記接合部のところに、図3に示すような熱硬化性樹脂材からなるシート状の接着剤(熱硬化性樹脂シート)8を設けるようにしている。具体的には、仮結合されたルーフ側サッシュ1とピラー側サッシュ1’との突合わせ部Cに、熱硬化性樹脂シート8を挿入する(図3参照)。ここに用いられる熱硬化性樹脂シート8は、接着剤として用いられるものであって、例えばクロロプレンフォームを基材とし、金属どうしの接着に適したものが挙げられる。そして、この熱硬化性樹脂シート8は、厚さが1mm以下の値を有するものであって、幅が10mm、長さが25mmから35mmの値を有するようになっているものである。また、接着が可能となる温度条件は、好ましくは150℃前後がよい。本実施の形態においては、フランジ部7、7’の表面側にはみ出した熱硬化性樹脂シート8をフランジ部7、7’側から所定の砥粒を有する円盤状サンドペーパを用いたサンダー仕上げ手段等にて軽い仕上げ加工を施すことによって硬化させる。具体的には、上記回転円盤状サンドペーパによる研削仕上げにより発生した摩擦熱によって上記熱硬化性樹脂シート8を硬化させる。その結果、切断面11、11’だけではなく、ルーフ側サッシュ1及びピラー側サッシュ1’の両フランジ部7、7’と、これら両フランジ部7、7’の裏面側にも上記熱硬化性樹脂材が廻り込み、両フランジ部7、7’間は強固に結合(接合)されることとなる。このように熱硬化性樹脂シート8にて強固に結合された両サッシュ1、1’の、それぞれのフランジ部表面側に黒色テープを貼り付けることによって、見栄えに優れた車両用ドアサッシュが効率良く形成されることとなる。
【0015】
次に、本実施の形態のものについての、その作用等について説明する。本実施の形態のものにおいては、フランジ部7、7’の表面側には従来のものにおけるような溶接が施されていなくても、両サッシュ1、1’の接合部のところに、図4に示すような追加溶接W3が施されるようになっているので、突合わせ部Cにおける結合強度及び剛性は、対角線上に設けられた2個所の溶接手段W1、W3によって確保されるようになる。また、フランジ部7、7’の間の突合わせ部に、熱硬化性樹脂シート8を挿入するとともに、この熱硬化性樹脂シート8を突き合わせ部におけるフランジ部7、7’の表面を仕上げる際に行われる砥石車等によるサンダー仕上げ時に発生する摩擦熱にて硬化させるようにしたので、上記熱硬化性樹脂シート8の接着作用にて突合わせ部Cの強度・剛性が高められることとなる。このような簡単な仕上げ工程を経ることによって、フランジ部7、7’の表面部の見栄えが確保されたうえで、接合部の強度・剛性も確保されたサッシュアセンブリが形成されることとなる。このようにして形成されたサッシュアセンブリのフランジ部7、7’側の表面に黒色テープを貼り付けることによって、見栄えに優れた車両用ドアサッシュが効率良く形成されることとなる。すなわち、意匠面となるフランジ部7、7’の外表面部には溶接が施されていないため、溶接ビード等を削り取るための複雑でめんどうな研削仕上げ作業が不必要となる。従って、仕上げに要する工数が低減化され、製造コストの低減化が図られるようになる。
【0016】
なお、本実施の形態においては、上記各図により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態のものに限られるものではない。具体的には、本実施の形態においてはリア側サイドドアについて説明をして来たが、サイドドアのフロント側ドア、あるいは後面ドア等にも、本発明の技術内容を適用することができる。
【0017】
【発明の効果】
本発明によれば、ガラスランチャンネルの収納される溝部と、当該溝部の背面側に設けられるものであって、その底面部が上記溝部の底面部と接するように形成されるウェザストリップ保持用のリテーナ部と、これらリテーナ部及び溝部の間を連結するように形成されるものであってドア外板面の一部を形成するフランジ部と、からなるサッシュ型材を基礎に、これらサッシュ型材を複数本用意し、それらのうちのいずれか2本のものの切断面相互を突き合わせた状態で接合する車両用ドアサッシュに関して、上記フランジ部を除いた他の部分を溶接手段にて接合させるようにした構成を採ることとしたので、ドア外板面の意匠面を形成するフランジ部には溶接が施されないようになり、従来行っていたような溶接ビード部の研削仕上げ等が不要となった。そして、このようなフランジ部の表面側には黒色テープが装着(貼り付け)されて、見栄えに優れたドアサッシュが形成されるようになったので、車両用ドアサッシュの製造コストの低減化を図ることができるようになった。
【0018】
また、本発明においては、上記突合わせ部における両フランジ部の間に熱硬化性樹脂シートを挿入するとともに、この熱硬化性樹脂シートを挟んだ状態にある上記両フランジ部の表面側にはみ出した熱硬化性樹脂シートの部分を簡単な研削仕上げにて加工し、当該研削仕上げ時に発生する熱にて上記熱硬化性樹脂シートを硬化させて、上記両フランジ部間を接合させるようにした構成を採ることとしたので、両フランジ部における突合わせ部が硬化した熱硬化性樹脂シートを介して接合されるようになり、突合わせ部の接合強度が強化されるようになった。その結果、接合部における口開き現象等が抑止され、フランジ部表面に設けられる黒色テープに亀裂等が生ずるのを未然に防止することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられるサッシュ型材の全体構成を示す斜視図である。
【図2】本発明における各サッシュの突合わせ状態を示す一部横断面図及び外観側面図である。
【図3】フランジ部の突合わせ部間に熱硬化性樹脂シートを挟むようにしたものについての外観側面図である。
【図4】両サッシュの突合わせ部の溶接箇所を説明する分解断面図である。
【図5】従来の車両用ドアサッシュを示す概略外観側面図である。
【符号の説明】
1 ルーフ側サッシュ
1’ ピラー側サッシュ
11 切断面
11’ 切断面
2 サッシュ型材
3 溝部
3’ 溝部
31 底面部
31’ 底面部
32 側壁(フランジ部側)
32’ 側壁(フランジ部側)
33 接触部
33’ 接触部
332 リテーナ部側接触部
332’ リテーナ部側接触部
333 溝部側接触部
333’ 溝部側接触部
5 リテーナ部
5’ リテーナ部
51 底面部
51’ 底面部
52 側壁(フランジ部側)
52’ 側壁(フランジ部側)
55 側壁(接触部側)
55’ 側壁(接触部側)
7 フランジ部
7’ フランジ部
8 熱硬化性樹脂シート
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用ドアサッシュに関するものであり、特に、冷間圧延鋼板等をロール成形手段等により成形したサッシュ型材を基礎に、その端面どうしを互いに突合わせ接合することによってドア枠(サッシュ)を形成させるようにしたものにおいて、意匠面となるフランジ部側における溶接を廃して研削仕上げを不要化した車両用ドアサッシュに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車の側面を形成するドアのウィンドガラス周りの車両用ドアサッシュは、例えば、特開平8−155568号公報あるいは図5に示すように、車体のセンターピラー戸当たり部に対向するピラー側サッシュ部100と、ルーフパネルの戸当たり部に対向するルーフ側サッシュ部200とを、突き合わせ部300において溶接手段により結合させることによってドアサッシュアセンブリ400が形成されるようになっているものである。そして、このようなドアサッシュアセンブリ400をドアパネル本体500に組み込むことによって車両用ドア600が形成されるようになっているものである。ところで、この車両用ドア600を形成するドアサッシュアセンブリ400のドア外板面を形成する部分は、意匠面を形成することとなるため、上記溶接手段による結合の後にサンダー手段等により、表面が段差あるいは歪み等のない状態に仕上げられるようになっているものである。そして、このようにきれいな面を有するように仕上げられたものの、その上面側から塗装処理等が施されるようになっているものである。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−155568号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、突合わせ溶接の施されたフランジ部側は意匠面を形成することとなるため、上記溶接ビードの部分をサンダー仕上げ手段等にて粗仕上げをし、更にその後、細かな砥粒を有するサンドペーパー等による鏡面仕上げが必要とされている。その結果、多くの手間を要してしまうという問題点がある。このような問題点を解決するために、サッシュ型材の切断面相互を結合させる突合わせ部におけるドア外板面を形成するサッシュ型材のフランジ部側には溶接を施さないようにするとともに、突合わせ部を形成する他の部分には追加的に溶接手段を施し、これによって、所定の接合強度を確保させるようにした車両用ドアサッシュを提供しようとするのが、本発明の目的(課題)である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明においては次のような手段を講ずることとした。すなわち、請求項1記載の発明においては、ガラスランチャンネルの収納される溝部と、当該溝部の背面側に設けられるものであって、底面部が上記溝部の底面部と接するように形成されるウェザストリップ保持用のリテーナ部と、これらリテーナ部及び溝部の間を連結するように形成されるものであってドア外板面の一部を形成するフランジ部と、からなるサッシュ型材を基礎に、これらサッシュ型材を複数本用意し、それらのうちのいずれか2本のものの切断面相互を突き合わせた状態で接合する車両用ドアサッシュに関して、上記フランジ部の表面側を除いた他の部分を溶接手段にて接合させるようにした構成を採ることとした。
【0006】
このような構成を採ることにより、本発明のものにおいては、2本のサッシュ型材の切断面を互いに接合させる突合わせ部のうち、ドア外板面の意匠面を形成するフランジ部の表面側を除いた残りの箇所を、突合わせ溶接手段を用いて接合するようにしたので、意匠面を形成するフランジ部表面には溶接が施されないようになり、従来行われていたような溶接ビード部の研削仕上げ等が不要となる。そして、このようなフランジ部の表面側には黒色テープが装着(貼り付け)されて、意匠面の見栄えが確保されるようになる。その結果、本発明のものにおいては、車両用ドアサッシュの製造コストの低減化を図ることができるようになる。
【0007】
次に、請求項2記載の発明について説明する。本発明の構成も、その基本的な点は、上記請求項1記載のものと同じである。すなわち、本発明においては、請求項1記載の車両用ドアサッシュに関して、上記突合わせ部における両フランジ部の間に熱硬化性樹脂シートを挿入するとともに、この熱硬化性樹脂シートを挟んだ状態で上記熱硬化性樹脂シートを硬化させて、上記両フランジ部間を接着するようにした構成を採ることとした。
【0008】
このような構成を採ることにより、本発明のものにおいては、上記請求項1記載のものに加えて、更に、次のような作用を呈することとなる。すなわち、突合わせ部の切断面における両フランジ部の間に存する微少隙間に熱硬化性樹脂シートを挿入し、このような状態において意匠面となるフランジ部表面側へはみ出した熱硬化性樹脂シートを上記フランジ部とともに研削仕上げをする。この研削仕上げ時に発生する摩擦熱にて上記熱硬化性樹脂材を硬化させて両フランジ部における突合わせ部を接合させる。これによって、突合わせ部を形成する両フランジ部は、硬化した熱硬化性樹脂シートを介して接着されるようになる。その結果、突合わせ部の接合強度が強化され、接合部における口開き現象等が抑止され、フランジ部表面に設けられる黒色テープに亀裂等が生ずるのを未然に防止することができるようになる。
【0009】
次に、請求項3記載の発明について説明する。このものも、その基本的な点は、上記請求項1記載のものと同じである。すなわち、本発明においては、請求項1または請求項2記載の車両用ドアサッシュに関して、2本のサッシュ型材の突合わせ部のところであって上記フランジ部の裏面側に位置するところであり、かつ、本車両用ドアサッシュの取付けられる車両用ドアの平面視におけるドア枠の外郭線を形成するところ、並びに、同じく上記突合わせ部のところであってドア枠の内郭線を形成するところであり、かつ、本ドア枠横断面部における上記フランジ部のドア枠外郭線を形成するところに対して略対角線上の位置に溶接手段による結合部を設けるようにした構成を採ることとした。
【0010】
このような構成を採ることにより、本発明のものにおいては、コ字状あるいは逆U字状の形態からなる本車両用ドアサッシュの取付けられる車両用ドアの内側面を形成する側であって、ドアの外郭線を形成するところ及びドアサッシュの内郭線を形成するところ、すなわち、本車両用ドアサッシュの突合わせ部におけるサッシュ型材の横断面部における対角線上の2個所の位置に、溶接手段による結合部(接合部)を形成させるようにしたので、本突合わせ接合部における結合剛性は高められるようになる。従って、上記突合わせ接合部におけるフランジ部側には溶接手段を施さなくとも、フランジ部側における口開き現象の発生等を抑止することができるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図1ないし図4を基に説明する。本実施の形態にかかるものは、車両用ドアサッシュに関するものであり、特に、本実施の形態においては、車両用サイドドアのうちのリア側ドアに用いられるドアサッシュを例に挙げて説明することとする。具体的には、本実施の形態にかかるドアサッシュは、図1に示すようなサッシュ型材2を基礎に形成されるようになっているものである。このものは、一枚の冷間圧延鋼板等を用いてロール成形手段により一定断面形態を有するように成形されるものである。すなわち、ガラスランチャンネル(図示しない)が収納される溝部3と、この溝部3の背面側に設けられるものであって、その底面部51が溝部3の底面部31とスポット溶接等の溶接手段6により接合されて形成されるウェザストリップ保持用のリテーナ部5と、これらリテーナ部5及び溝部3の側壁32、52の間を連結するように形成されるものであってドア外板面の一部を形成するフランジ部7と、溝部3の一方の側面部に形成されるものであって車体側ウェザストリップと接触する接触部33と、からなることを基本とするものである
【0012】
このようなサッシュ型材2を複数本用意するとともに、それらの端末部どうしを所定の手段にて接合させることによって車両用ドアサッシュが形成されることとなる。具体的には、これらのうちの一方のもの、例えばルーフ側サッシュ1にベンディング加工等を施すことによってルーフの開口曲面に合わせた形態に成形するとともに、もう一方のものを、例えばBピラーに合わせて垂直状に成形加工してピラー側サッシュ1’を形成させる(図2参照)。これらのものの、それぞれの一方の端末部を略45°に切断加工し、例えば図2に示す如く、それらを接合させてリア側サイドドアのドアサッシュを形成させるようにする。
【0013】
次に、ルーフ側サッシュ1とピラー側サッシュ1’との突合わせ部Cにおける結合(接合)手順について、図3及び図4を基に説明する。すなわち、ロール成形手段等により形成されたルーフ側サッシュ1とピラー側サッシュ1’とを、それぞれの端末部11、11’を接合部の角度が2等分化されるような所定の角度にて切断する(図3参照)。そして、それぞれの切断面を互いに突合わせる。こうして突合わされた状態において、アーク溶接等の溶接手段を用いて突合わせ部を接合する。この突合わせ溶接を行う場所としては、例えば図4に示すように、リテーナ部5、5’の一方の側壁であってフランジ部7、7’の裏面側に形成されるもの(52,52’)のところに施されるもの(溶接W1)と、リテーナ部5、5’のもう一方側の側壁55、55’から接触部33、33’のリテーナ部側の側壁332、332’にかけて施されるもの(溶接W2)と、更に、追加的に設けられるものとして溝部3、3’と接触部33、33’との連結部のところに施されるもの(溶接W3)と、が挙げられる。すなわち、本実施の形態のものにおいては、上記溶接W1と溶接W3とは接合部における横断面形において、互いに対角線上の二点として位置付けられるようになっているものである。このように、本実施の形態のものにおいては、意匠面を形成するフランジ部7、7’側には溶接手段が施されない状態で両サッシュ1、1’の突合わせ部の接合が行われるようになる。そして、このように形成されたサッシュアセンブリの上記フランジ部7、7’側の表面に所定の黒色テープ等を貼付けることによって見栄えに優れた車両用ドアサッシュが効率良く形成(製造)されることとなる。
【0014】
このように、フランジ部7、7’側には溶接手段を施さないようにしたものにおいて、更に、上記接合部における強度・剛性を向上させるために、本実施の形態においては上記接合部のところに、図3に示すような熱硬化性樹脂材からなるシート状の接着剤(熱硬化性樹脂シート)8を設けるようにしている。具体的には、仮結合されたルーフ側サッシュ1とピラー側サッシュ1’との突合わせ部Cに、熱硬化性樹脂シート8を挿入する(図3参照)。ここに用いられる熱硬化性樹脂シート8は、接着剤として用いられるものであって、例えばクロロプレンフォームを基材とし、金属どうしの接着に適したものが挙げられる。そして、この熱硬化性樹脂シート8は、厚さが1mm以下の値を有するものであって、幅が10mm、長さが25mmから35mmの値を有するようになっているものである。また、接着が可能となる温度条件は、好ましくは150℃前後がよい。本実施の形態においては、フランジ部7、7’の表面側にはみ出した熱硬化性樹脂シート8をフランジ部7、7’側から所定の砥粒を有する円盤状サンドペーパを用いたサンダー仕上げ手段等にて軽い仕上げ加工を施すことによって硬化させる。具体的には、上記回転円盤状サンドペーパによる研削仕上げにより発生した摩擦熱によって上記熱硬化性樹脂シート8を硬化させる。その結果、切断面11、11’だけではなく、ルーフ側サッシュ1及びピラー側サッシュ1’の両フランジ部7、7’と、これら両フランジ部7、7’の裏面側にも上記熱硬化性樹脂材が廻り込み、両フランジ部7、7’間は強固に結合(接合)されることとなる。このように熱硬化性樹脂シート8にて強固に結合された両サッシュ1、1’の、それぞれのフランジ部表面側に黒色テープを貼り付けることによって、見栄えに優れた車両用ドアサッシュが効率良く形成されることとなる。
【0015】
次に、本実施の形態のものについての、その作用等について説明する。本実施の形態のものにおいては、フランジ部7、7’の表面側には従来のものにおけるような溶接が施されていなくても、両サッシュ1、1’の接合部のところに、図4に示すような追加溶接W3が施されるようになっているので、突合わせ部Cにおける結合強度及び剛性は、対角線上に設けられた2個所の溶接手段W1、W3によって確保されるようになる。また、フランジ部7、7’の間の突合わせ部に、熱硬化性樹脂シート8を挿入するとともに、この熱硬化性樹脂シート8を突き合わせ部におけるフランジ部7、7’の表面を仕上げる際に行われる砥石車等によるサンダー仕上げ時に発生する摩擦熱にて硬化させるようにしたので、上記熱硬化性樹脂シート8の接着作用にて突合わせ部Cの強度・剛性が高められることとなる。このような簡単な仕上げ工程を経ることによって、フランジ部7、7’の表面部の見栄えが確保されたうえで、接合部の強度・剛性も確保されたサッシュアセンブリが形成されることとなる。このようにして形成されたサッシュアセンブリのフランジ部7、7’側の表面に黒色テープを貼り付けることによって、見栄えに優れた車両用ドアサッシュが効率良く形成されることとなる。すなわち、意匠面となるフランジ部7、7’の外表面部には溶接が施されていないため、溶接ビード等を削り取るための複雑でめんどうな研削仕上げ作業が不必要となる。従って、仕上げに要する工数が低減化され、製造コストの低減化が図られるようになる。
【0016】
なお、本実施の形態においては、上記各図により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態のものに限られるものではない。具体的には、本実施の形態においてはリア側サイドドアについて説明をして来たが、サイドドアのフロント側ドア、あるいは後面ドア等にも、本発明の技術内容を適用することができる。
【0017】
【発明の効果】
本発明によれば、ガラスランチャンネルの収納される溝部と、当該溝部の背面側に設けられるものであって、その底面部が上記溝部の底面部と接するように形成されるウェザストリップ保持用のリテーナ部と、これらリテーナ部及び溝部の間を連結するように形成されるものであってドア外板面の一部を形成するフランジ部と、からなるサッシュ型材を基礎に、これらサッシュ型材を複数本用意し、それらのうちのいずれか2本のものの切断面相互を突き合わせた状態で接合する車両用ドアサッシュに関して、上記フランジ部を除いた他の部分を溶接手段にて接合させるようにした構成を採ることとしたので、ドア外板面の意匠面を形成するフランジ部には溶接が施されないようになり、従来行っていたような溶接ビード部の研削仕上げ等が不要となった。そして、このようなフランジ部の表面側には黒色テープが装着(貼り付け)されて、見栄えに優れたドアサッシュが形成されるようになったので、車両用ドアサッシュの製造コストの低減化を図ることができるようになった。
【0018】
また、本発明においては、上記突合わせ部における両フランジ部の間に熱硬化性樹脂シートを挿入するとともに、この熱硬化性樹脂シートを挟んだ状態にある上記両フランジ部の表面側にはみ出した熱硬化性樹脂シートの部分を簡単な研削仕上げにて加工し、当該研削仕上げ時に発生する熱にて上記熱硬化性樹脂シートを硬化させて、上記両フランジ部間を接合させるようにした構成を採ることとしたので、両フランジ部における突合わせ部が硬化した熱硬化性樹脂シートを介して接合されるようになり、突合わせ部の接合強度が強化されるようになった。その結果、接合部における口開き現象等が抑止され、フランジ部表面に設けられる黒色テープに亀裂等が生ずるのを未然に防止することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられるサッシュ型材の全体構成を示す斜視図である。
【図2】本発明における各サッシュの突合わせ状態を示す一部横断面図及び外観側面図である。
【図3】フランジ部の突合わせ部間に熱硬化性樹脂シートを挟むようにしたものについての外観側面図である。
【図4】両サッシュの突合わせ部の溶接箇所を説明する分解断面図である。
【図5】従来の車両用ドアサッシュを示す概略外観側面図である。
【符号の説明】
1 ルーフ側サッシュ
1’ ピラー側サッシュ
11 切断面
11’ 切断面
2 サッシュ型材
3 溝部
3’ 溝部
31 底面部
31’ 底面部
32 側壁(フランジ部側)
32’ 側壁(フランジ部側)
33 接触部
33’ 接触部
332 リテーナ部側接触部
332’ リテーナ部側接触部
333 溝部側接触部
333’ 溝部側接触部
5 リテーナ部
5’ リテーナ部
51 底面部
51’ 底面部
52 側壁(フランジ部側)
52’ 側壁(フランジ部側)
55 側壁(接触部側)
55’ 側壁(接触部側)
7 フランジ部
7’ フランジ部
8 熱硬化性樹脂シート
Claims (3)
- ガラスランチャンネルの収納される溝部と、当該溝部の背面側に設けられるものであって、底面部が上記溝部の底面部と接するように形成されるウェザストリップ保持用のリテーナ部と、これらリテーナ部及び溝部の間を連結するように形成されるものであってドア外板面の一部を形成するフランジ部と、からなるサッシュ型材を基礎に、これらサッシュ型材を複数本用意し、それらのうちのいずれか2本のものの切断面相互を突合わせた状態で接合する車両用ドアサッシュに関して、上記フランジ部の表面側を除いた部分を溶接手段にて接合するようにした構成からなることを特徴とする車両用ドアサッシュ。
- 請求項1記載の車両用ドアサッシュにおいて、上記突合わせ部における両フランジ部の間に熱硬化性樹脂シートを挿入するとともに、この熱硬化性樹脂シートを挟んだ状態で上記熱硬化性樹脂シートを硬化させて、上記両フランジ部間を接着するようにしたことを特徴とする車両用ドアサッシュ。
- 請求項1または請求項2記載の車両用ドアサッシュにおいて、2本のサッシュ型材の突合わせ部のところであって上記フランジ部の裏面側に位置するところであり、かつ、本車両用ドアサッシュの取付けられる車両用ドアの平面視におけるドア枠の外郭線を形成するところ、並びに、同じく上記突合わせ部のところであってドア枠の内郭線を形成するところであり、かつ、本ドア枠横断面部における上記フランジ部のドア枠外郭線を形成するところに対して略対角線上の位置に溶接手段による結合部を設けるようにしたことを特徴とする車両用ドアサッシュ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003108627A JP2004314703A (ja) | 2003-04-14 | 2003-04-14 | 車両用ドアサッシュ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016088247A (ja) * | 2014-11-04 | 2016-05-23 | シロキ工業株式会社 | 車両用ドアフレーム |
-
2003
- 2003-04-14 JP JP2003108627A patent/JP2004314703A/ja active Pending
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