JP2004308229A - 枠組足場用手摺枠 - Google Patents

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Abstract

【課題】手摺枠の上昇時だけでなく下降時の操作性も向上させて作業効率を高め、また枠組足場からの手摺枠の脱落を確実に防止する。
【解決手段】手摺枠1には両側部に建枠の脚柱Cに係合させて昇降自在とするガイドローラ3を備える。また、建枠の横架材Dに係止する係止片19を回動自在に軸着した水平ロッド4を枠体の両側端部から中央部付近まで伸ばして左右一対配設する。水平ロッド4は手動操作によって水平方向に移動自在として係止片19を建枠係止位置に進退自在とする。そして、水平ロッド4を中央部へ引き寄せる力を解放すれば係止片19を係止位置に戻す方向へと付勢させるバネ体24と、係止片19が下方へ回動しても係止位置へと戻す方向に付勢させるバネ体25を備える。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、土木、建築などの工事現場において、建築物の外壁などに沿って設置する枠組足場に取り付けられる手摺枠に関する。
【0002】
【従来の技術】
土木、建築などの工事現場においては、建枠を上方向並びに水平方向に所望数配置して枠組足場を構築する。この枠組足場の組み立て、解体作業時には、作業員は最上段の足場の上に乗って専ら作業を行うこととなり、その際には周囲に安全のための柱や手摺などが無いことがあり、恐怖感を憶えると共に、転落などの危険も大きいという問題があった。
【0003】
そこで、こうした危険を解消するために、例えば、特開平7−279404号公報では、上段の足場の組み立てに先だって上方に移動させることができる手摺枠(墜落防止用ガード)が示されている。この手摺枠を図20乃至図23に基づいて簡単に説明すると、枠組足場Aは、脚柱Cと横架材Dとからなる門形状の建枠Bを上方向並びに水平方向に配置し、隣接する建枠B間に足場板Eと筋交いFとを掛け渡して構成されており、この隣設する建枠Bの脚柱C間に枠体状の手摺である手摺枠101が配置されている。この手摺枠101の両側部には建枠Bの脚柱Cに係合させてガイドローラ102を備えており、作業者が手摺枠101を上下方向に押し上げたり引き下げたりすれば建枠Bの脚柱Cに沿って手摺枠101を昇降できるようにしている。また、手摺枠101の両側端部にはストッパ103を備えており、該ストッパ103を建枠Bの横架材Dに係止させて手摺枠101を支持するようにしている。
【0004】
そして、枠組足場の組み立て時には、作業者は、下段の足場にいながら手摺枠101を建枠Bの脚柱Cに沿って押し上げて上段位置まで上昇させ、ストッパ103を建枠Bの横架材Dに係止させて最上段の足場板Eの側部に手摺枠101を配置し、安全を確保した後、最上段の足場板Eの上に立って上段の足場の組み立てを行う。また、枠組足場の解体時には、作業者は、最上段の足場板Eの上に立って手摺枠101を残したまま周囲の建枠Bを解体し、手摺枠101をそのままにして下段の足場に降り、手摺枠101を建枠Bの脚柱Cに沿って引き下げ、下段の足場板Eの側部に手摺枠101を配置した後、上方の足場板Eを解体する。
【0005】
したがって、枠組足場Aの組み立てや解体時に、手摺枠101を建枠Bの脚柱Cに沿って昇降させながら最上段の足場板E側部に常に手摺枠101を配置させた上で作業を行えるので、安全に組み立てや解体作業を行うことができる。
【0006】
ところで、前記ストッパ103の構造をもう少し詳細に説明すると、ストッパ103は、図23に示すように、係止片104を手摺枠101の枠体105に対して上下方向に回動自在に軸着してあり、係止片104には建枠Bの横架材Dに係止する係止溝106を形成すると共に、係止片104の内端部とガイドローラ102を構成する部材とをバネ体107にて連結し、通常は係止片104が水平状態を保つように付勢させている。
【0007】
そして、手摺枠101を押し上げるときには、係止片104が建枠Bの横架材Dに接触すると、図23の二点鎖線で示すように、係止片104は下方へ回動して横架材Dを回避し、係止片104が横架材D位置を完全に通り過ぎると、バネ体107の付勢力によって係止片104は元の水平状態に復帰し、そのまま手摺枠101を降ろせば係止片104が横架材Dに係止されて手摺枠101が支持される。
【0008】
また、手摺枠101を引き下げるときには、手摺枠101を若干押し上げて係止片104の横架材Dへの係止を解除した後、係止片104を手にとって下方に回動させた状態で手摺枠101を引き下げていき、係止片104が横架材D位置を通り過ぎてから係止片104から手を離せば、バネ体107の付勢力によって係止片104が元の水平状態に復帰し、そのまま手摺枠101を降ろせば下段の建枠Bの横架材Dに係止されて手摺枠101が支持される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の手摺枠は、手摺枠101両側部に位置した係止片104を手にとって下方に回動させた状態で手摺枠101を引き下げる必要があり、押し上げ時と比較して操作性が悪い欠点を有している。また、上記手摺枠101は係止片104による建枠Bの横架材Dへの係止と、ガイドローラ102による建枠Bの脚柱Cへの係合とによって支持させているだけなので、外れて落下してしまうおそれもある。
【0010】
本発明は上記の点に鑑み、枠組足場の建枠の脚柱に沿って昇降自在とした手摺枠において、手摺枠の上昇時だけでなく下降時の操作性も向上させて作業効率を高め、また枠組足場からの脱落を確実に防止することのできる手摺枠を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するために、請求項1記載の枠組足場用手摺枠にあっては、建枠を上方向並びに水平方向に所望数配置して組み上げる枠組足場の建枠間に設置される枠組足場用手摺枠であって、手摺枠の両側部には隣接する建枠の脚柱に係合させて建枠の脚柱に沿って昇降自在とするガイドローラを備え、該ガイドローラの上位には隣接する建枠の横架材に係止する係止片を上下方向に回動自在に軸着し、かつ該係止片を建枠の係止位置に対し水平方向に進退自在に操作する水平ロッドを備え、該水平ロッドは手摺枠の両側部から中央部付近まで伸ばして左右一対配設すると共に、水平ロッドを中央部へと寄せる力を解放すれば係止片を元の係止位置に戻す方向へと付勢させる付勢手段と、係止片が隣接する建枠の横架材に接触して下方へ回動しても元の係止位置へと戻す方向に付勢させる付勢手段とを備えたことを特徴としている。
【0012】
また、請求項2記載の枠組足場用手摺枠にあっては、前記手摺枠には、隣接する手摺枠同士を連結し、かつ連結した手摺枠をそれら手摺枠間に位置する建枠の脚柱に固定して支持する連結固定手段を備えたことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明に係る請求項1記載の枠組足場用手摺枠によれば、下段から上段へ手摺枠を移設するときには、作業員は下段の足場から手摺枠を隣接する建枠の脚柱に沿ってそのまま押し上げていけば、手摺枠両側の係止片は建枠の横架材に接触すると下方に回動して回避した後、バネ体などの付勢力によって自動的に元の水平状態に復帰する。そして、そのまま手摺枠を降ろせば係止片が建枠の横架材などに係止し、手摺枠は上段の足場側部に配置される。
【0014】
また、上段から下段へ手摺枠を移設するときには、作業員は下段の足場から手摺枠に備えた左右一対の水平ロッドをそれぞれ把持し、一旦手摺枠を若干押し上げて係止片の横架材への係止を解除した後、各水平ロッドをバネ体などの付勢力に抗して枠体中央側に引き寄せる。これによって、水平ロッド先端に固着した係止片は建枠への係止位置よりも後退し、そのまま下方に引き下げれば何の障害もなく下降させることができる。そして、各水平ロッドを枠体中央側に引き寄せていた力を解放すると、各水平ロッドはバネ体などの付勢力によって元の位置に戻り、これに伴って係止片も建枠への係止位置へと戻る。そして、手摺枠をそのまま下段の建枠の横架材位置まで下降させれば、係止片が横架材へ係止されて手摺枠が支持される。
【0015】
このように、手摺枠を下段の足場に下降させるときに、作業員は手摺枠の左右一対の水平ロッドを操作することによって係止片と建枠の横架材との干渉を回避させることができ、一人であっても容易に、かつ効率良く足場の解体作業を行うことができる。
【0016】
また、請求項2記載の枠組足場用手摺枠によれば、手摺枠に連結固定手段を備え、隣接する手摺枠同士を連結すると共に、一体に連結した手摺枠をそれら手摺枠間に位置する建枠の脚柱に固定して支持するようにしたので、もし万が一、手摺枠の係止片が横架材から外れてしまうようなことがあっても、手摺枠は少なくとも連結固定手段によって建枠に固定支持されており、直ちに建枠から脱落してしまうようなおそれはない。
【0017】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図1乃至図19に基づいて説明する。
【0018】
図1は本発明に係る手摺枠1を枠組足場Aに取り付けた状態を説明する図であって、枠組足場Aは、対向して立設した一対の建枠Bと、これら建枠Bの脚柱C同士を連結する筋交いF、及び建枠Bの横架材D間に架設する足場板Eとから成り、これを上方向並びに水平方向に所望数を設置して構成している。そして、手摺枠1は隣設される建枠B間に昇降自在に取り付けている。
【0019】
前記手摺枠1は、アルミ製の枠体2からなる手摺であって、枠体2は、図2に示すように、複数の水平管と垂直管、及び略C字形状の管体を連結した構造をしている。また、枠体2の両側部にはガイドローラ3を備えていると共に、枠体2の両側の垂直管2aから略C字形状に形成した曲管2bの垂直部にかけて左右一対の水平ロッド4を配設している。
【0020】
前記ガイドローラ3は、図3乃至図5にて詳細に示すように、枠体2の垂直管2aと平行に配した略コ字形状のローラ受け5の上下位置に、一対のローラ6をそれぞれ回動自在に軸着すると共に、枠体2の垂直管2aを直交方向に貫通させた操作ロッド7の一端を前記ローラ受け5に固着する一方、操作ロッド7の他端側は垂直管2aに固着した円筒状の筒体8内を挿通させ、操作ロッド7端部を筒体8端部から突出させている。また、前記筒体8内部には円筒状のバネ体9を内装しており、該バネ体9内に操作ロッド7を挿通させると共に、操作ロッド7にはバネ体9固定用のピン10を貫通して固定し、操作ロッド7の先端部には操作ハンドル11を回動自在に軸着している。
【0021】
そして、手摺枠1の脚柱Cへの取り付け時には、図3及び図4に示すように、操作ハンドル11を手摺枠1の垂直管2aと略平行位置に回動操作する。すると、バネ体9の伸長に伴って操作ロッド7は枠体2の外方へ付勢されて押し出され、その結果ローラ6の内周面が脚柱Cの外周面を押圧しながら係合する。一方、手摺枠1を脚柱Cから取り外すときには、図5に示すように、操作ハンドル11を手摺枠1の垂直管2aに対して略直交方向位置に回動操作する。この操作によって操作ロッド7は枠体2の内方へと引き寄せられ、その結果、ローラ6は脚柱Cと離れて手摺枠1を取り外せるようになる。
【0022】
また、ローラ受け5の外方側を脚柱Cの略中心位置まで臨ませるように延設すると共に、ローラ受け5の内方側にはガイド材12を備え、同様にその先端を脚柱Cの略中心位置まで臨ませており、脚柱Cに係合したローラ6が脚柱Cから外れるのを防止するように図っている。
【0023】
ここで、前記ガイド材12は、軸体13にてローラ受け5に対して回動自在に軸着していると共に、前記軸体13の他端側にはガイド材12と平行に同調円板14を軸着している。また、前記同調円板14には内側に突起片15を突設していると共に、軸体13には略L字形状のバネ体16を固着し、またローラ受け5の外方側の内側には前記バネ体16の両端部をそれぞれ掛け止めるための掛け止め片17を突設している。
【0024】
そして、手摺枠1を昇降させるときに、ガイド材12が横架材Dなどに当接すると、図6に示すように、ガイド材12は下方へ回動しながら横架材Dを回避していく。このとき、その動作に応じて同調円板14も同様に回動し、突起片15がバネ体16の一方端を押し上げていき、その結果バネ体16は屈曲されていく。そして、ガイド材12が横架材D位置を通り過ぎると、バネ体16の復元力によって同調円板14は再び元の位置に復帰し、その動作に応じてガイド材12も水平状態へと復帰する構造としている。
【0025】
水平ロッド4は、枠体2の両側の垂直管2aから略C字形状に形成した曲管2bの垂直部にかけて水平に左右一対配設しており、図7乃至図10にて詳細に示すように、水平ロッド4の内方端は曲管2bに固設した管体18内に摺動自在に挿通させていると共に、外方先端には建枠Bの横架材Dへ係止させる係止片19をネジ20にて上下方向へ回動自在に軸着している。
【0026】
21は垂直管2aに固設した水平ロッド4支持用の支持体であって、該支持体21の一端面には丸孔22を穿設していると共に、他端面にはスリット23を切り欠いており、水平ロッド4の外方端を前記丸孔22を介して支持体21内部へ臨ませていると共に、水平ロッド4先端の係止片19を前記スリット23を介して支持体21外部へ突出させている。また、支持体21内部にはバネ体24を内装し、該バネ体24内に水平ロッド4を挿通させると共に、係止片19の基端側には略L字形状のバネ体25を備えている。
【0027】
そして、通常時は、バネ体24、25の付勢力により、係止片19は図7及び図8に示すような建枠への係止位置に位置しており、手摺枠1を上段の足場へ移設するときに、係止片19の上端側が建枠Bの横架材Dに当接すると、図9に示すように、係止片19は下方へ回動して横架材Dを回避する。そして、完全に横架材D位置を通り過ぎると、バネ体25の復元力により、係止片19は図7で示した元の位置へと直ちに復帰し、建枠Bの横架材Dに係止できるようになる。なお、係止片19は上方へ最大に回動したときでも、スリット23の上端に当接し、図7に示した水平位置よりも上方へは回動しないように規制している。
【0028】
一方、手摺枠1を下段の足場へ移設するときには、水平ロッド4を握ってバネ体24の付勢力に抗して枠体2内方へと引き寄せ、係止片19を図10に示す位置まで後退させる。なお、支持体21の背面側にはネジ20を挿通させた長孔26を穿設しており、ネジ20を長孔26の前後端に当接させることで水平ロッド4の可動範囲を規制している。そして、この状態のまま手摺枠1を下方へ移動させれば、係止片19は横架材Dなどを回避でき、回避後、水平ロッド4を引き寄せる手を緩めると、バネ体24の復元力によって係止片19は直ちに元の位置に復帰し、下段の建枠Bの横架材Dに係止可能となる。
【0029】
また、図中の27は、側方に隣り合う手摺枠1同士を連結し、かつ連結した手摺枠1をその間に位置する建枠Bの脚柱Cに固定する連結固定手段であって、該連結固定手段27は、図11乃至図15にて詳細に示すように、連結固定具28と垂直管2aに固着した受け金具29から成っている。また、前記連結固定具28は、図15に示すように、略左右対称な形状をした一対の係止金具30、30´と、管体31、及び差込金具32から成っている。
【0030】
前記係止金具30、30´は、図15に示すように、平板33、33´の一端側に所定角度に折曲した挟持片34、34´を固着していると共に、平板33、33´の長手方向に沿ってスリット35、35´をそれぞれ穿設している。また、前記挟持片34、34´には略L字形状の係止ピン36、36´の一端を貫通させて平板33、33´の長手方向と平行に備えると共に、他端を平板33、33´の長手方向と直交方向に突出させている。また、前記管体31は、内部に係止ピン36、36´を嵌入可能な管状体である。また、前記差込金具32は、上端部がスリット35、35´と略同幅で、下端部に向かうほど漸次幅が狭くなるような構造をしている。37は差込金具32の抜け止め用のネジである。
【0031】
そして、係止金具30、30´と、管体31、及び差込金具32とを組み合わせて、連結固定具28とするには、図15に示すように、各係止金具30、30´を対向させ、それぞれの係止ピン36、36´を管体31内へ左右から嵌入させて連結する。このとき、各係止金具30、30´のスリット35、35´は、それぞれの一部が重なって上下方向に挿通可能な状態となっており、そのスリット35、35´が重なった部分へ上方から差込金具32を挿入した後、その先端に抜け止め用にネジ37を取り付けて連結固定具28の組み合わせを完了する。
【0032】
前記連結固定具28を用いて隣設する手摺枠1同士を連結する場合には、先ず、図11及び図12に示すように、各手摺枠1の垂直管2aに固着した受け金具29に連結固定具28の係止ピン36、36´をそれぞれ係止させる。このとき、各挟持片34、34´の先端の間隔は脚柱Cの幅よりも広く保たれており、脚柱Cは各挟持片34、34´間に余裕を持って収まった状態となる。次に、差込金具32を下方へと差し込んでいくと、差込金具32の幅が漸次拡幅していくため、スリット35、35´の端部と差込金具32の端部とが当接していき、係止金具30、30´は次第に中央寄りに引き寄せられ、ついには図13及び図14に示すように、受け金具29の窪みに係止ピン36、36´がしっかりとはまり込んで隣設する手摺枠1同士を連結する。このとき、各挟持片34、34´の間隔も狭まり、その間に収まっていた脚柱Cを挟み付けて強固に固定支持する。
【0033】
したがって、もし万が一、前記した手摺枠1の係止片19が建枠Bの横架材Dから外れてしまうようなことがあっても、手摺枠1は連結固定手段27によって建枠Bに固定支持されており、直ちに脱落してしまうようなおそれがない。
【0034】
しかして、この手摺枠1を枠組足場Aに取り付ける場合には、先ず、枠体2両側部に備えた各ガイドローラ3の操作ハンドル11を水平に起こし、各ローラ6を枠体2中央寄りに後退させる。続いて、枠組足場Aの隣設する建枠Bの各脚柱Cへ前記各ローラ6を臨ませた後、操作ハンドル11を縦向きに回動して各ローラ6を枠体2両側へ前進させ、各ローラ6を脚柱Cの外周面に係合させる。そして、そのまま手摺枠1を下方へ降ろしていくと、係止片19が建枠Bの横架材Dに係止して支持される。
【0035】
次に、枠組足場Aを上方へ積み上げるときには、先ず、手摺枠1を上段へ移設する。作業員は手摺枠1の枠体2を手にとり、両側の脚柱Cに沿ってそのまま上方へ押し上げていく。このとき、途中で係止片19が建枠Bの横架材Dに当接するが、係止片19は下方へと回動して横架材Dを回避し、その後自動的に元の水平状態に復帰する。そして、手摺枠1を下方へ降ろすと、係止片19が上段側の建枠Bの横架材Dへ係止され、上段の足場側部に手摺枠1が設置される。こうして、安全を確保した後、上段の足場板Eを設置し、上段の足場へと上がって建枠Bを設置して枠組足場Aを組み上げていくのである。
【0036】
一方、枠組足場Aを解体するときには、最上段の手摺枠1を残したままで、安全を確保しながら最上段の足場を解体していく。そして、最上段の足場の解体を終えると、下段の足場に移って最上段に残した手摺枠1を引き下げる。このとき、作業員は左右一対の水平ロッド4を両手で掴み、手摺枠1を若干押し上げて係止片19の横架材Dへの係止を解除し、次に、摺動自在となった各水平ロッド4をバネ体24の付勢力に抗して左右同時に枠体2中央寄りに引き寄せる。
【0037】
水平ロッド4を引き寄せると、水平ロッド4先端の係止片19は建枠Bへの係止位置よりも後退するので、その状態で手摺枠1を引き下げて係止片19を横架材Dから回避させながら下段位置まで下降させる。そして、水平ロッド4を枠体2中央寄りに引き寄せていた力を緩めると、各水平ロッド4はバネ体24の復元力によって元の位置に戻る。これによって、係止片19は建枠Bへの係止位置へと復帰し、手摺枠1をそのまま下方へ降ろすと、係止片19が下段側の建枠Bの横架材Dに係止される。これで足回りに手摺枠1が設置されるので、前記と同様にして安全を確保しながらその段の解体作業を行っていく。
【0038】
このように、手摺枠1の上段への移設は手で持ち上げるだけで良く、また、下段への移設も左右一対の水平ロッド4を両手で掴んで枠体2中央寄りに引き寄せてから引き下げるだけなので、一人の作業員でも容易に、かつ効率良く作業を行うことができる。
【0039】
また、手摺枠1が水平方向に複数設置されると、隣接する手摺枠1の受け金具29に連結固定具28を係止させて連結し、その間に位置する建枠Bの脚柱Cを挟持させて固定支持させる。これによって、例え何かの拍子で手摺枠1の係止片19が建枠Bの横架材Dから外れるようなことがあったとしても、手摺枠1は連結固定具28にて建枠Bに強固に支持されていて脱落するおそれはない。
【0040】
図16乃至図19は、手摺枠1の係止片19を水平方向に進退自在とする他のの実施例を示したものである。図中において図1乃至図10と同一符号は同一構成要素を示し、変形した部分についてのみ簡単に説明する。
【0041】
係止片19を水平方向に移動操作する水平ロッド4は、曲管2bの垂直部と平行な操作管38に連結してある。該操作管38は曲管2bの垂直部と連結具39によって連結されると共に、操作管38は連結具39の長さ範囲内で水平移動可能となっている。
【0042】
水平ロッド4はリンク材40にピン41にて連結する一方、リンク材40の一端を垂直管2aにピン42にて支持し、他端部を垂直管2aに固定した支持板43を貫通したピン44によって係止片19と共にピン止めされている。そして、リンク機構によって係止片19を進退させれるように、支持板43にはピン44摺動用の長孔45を、リンク材40にはピン44摺動用の長孔46とピン41摺動用の長孔47とを穿設している。また、係止片19を元の係止位置に復帰させるために、係止片19と支持板43とをコイルバネ48によって連結している。
【0043】
係止片19は通常時には、図17で示すように、コイルバネ48の復元力によって脚柱Cの横架材Dに係止できる状態となっている。そして、手摺枠1を上段の建枠へと引き上げるときには、左右一対の曲管2bの垂直部と操作管38をそれぞれ手で掴んで少し上方に持ち上げてから操作管38を曲管2bの垂直部側に引き寄せ、図18に示すように、コイルバネ48を伸張させながら係止片19を後退させて脚柱Cの横架材Dへの係止を解除し、この状態で上段の建枠へと移動させる。そして、上段の建枠へと移動させると、操作管38を握る手を緩めることによって係止片19はコイルバネ48の復元力により元の係止位置に復帰し、上段建枠の横架材Dに係止可能となる。
【0044】
また、手摺枠1を押し上げるときには、図19に示すように、手摺枠1を持ち上げて係止片19を脚柱Cの横架材Dに接触させると、係止片19は下方へと回動退避して横架材Dを通過でき、横架材Dを通過後、コイルバネ48の復元力によって係止片19は元の位置に復帰し、下段建枠の横架材Dに係止可能となる。
【0045】
このように、上記手摺枠1は左右一対の曲管2bの垂直部と操作管38を掴み、操作管38を握りしめたり、離したりすることによって係止片19を進退させて係止及び係止解除の操作ができるようにしてあり、高所にて作業者が取り扱い易いようにしている。
【0046】
【発明の効果】
以上のように本発明に係る請求項1記載の枠組足場用手摺枠によれば、建枠を上方向並びに水平方向に所望数配置して組み上げる枠組足場の建枠間に設置される枠組足場用手摺枠であって、手摺枠の両側部には隣接する建枠の脚柱に係合させて建枠の脚柱に沿って昇降自在とするガイドローラを備え、該ガイドローラの上位には隣接する建枠の横架材に係止する係止片を上下方向に回動自在に軸着し、かつ該係止片を建枠の係止位置に対し水平方向に進退自在に操作する水平ロッドを備え、該水平ロッドは手摺枠の両側部から中央部付近まで伸ばして左右一対配設すると共に、水平ロッドを中央部へと寄せる力を解放すれば係止片を元の係止位置に戻す方向へと付勢させる付勢手段と、係止片が隣接する建枠の横架材に接触して下方へ回動しても元の係止位置へと戻す方向に付勢させる付勢手段とを備えたので、枠組足場の設置及び解体に応じて手摺枠の上昇、下降時でも一人の作業員でも容易に、かつ効率良く作業を行える。
【0047】
また、請求項2記載の枠組足場用手摺枠によれば、前記手摺枠には、隣接する手摺枠同士を連結し、かつ連結した手摺枠をそれら手摺枠間に位置する建枠の脚柱に固定して支持する連結固定手段を備えたので、枠組足場からの手摺枠の脱落を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る枠組足場用手摺枠を枠組足場に取り付けた状態を示す正面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】ガイドローラを建枠の脚柱に係合させた状態を示す一部切り欠き正面図である。
【図4】図3の一部切り欠きW−W断面図である。
【図5】ガイドローラを建枠の脚柱から後退させた状態を示す図3に相当する図である。
【図6】手摺枠を上昇させる際に、建枠の横架材に当接したガイド材が横架材を回避する状態を示す図3に相当する図である。
【図7】係止片を建枠の横架材に係止させた状態を示す正面図である。
【図8】図7のX−X断面図である。
【図9】手摺枠を上昇させる際に、建枠の横架材に当接した係止片が横架材を回避する状態を示す図7に相当する図である。
【図10】手摺枠を下降させる際に、水平ロッドの引き寄せ操作によって係止片を後退させて建枠の横架材を回避する状態を示す図7に相当する図である。
【図11】隣接する手摺枠同士を連結固定手段にて連結する直前の状態を示す正面図である。
【図12】図11のY−Y断面図である。
【図13】隣接する手摺枠同士を連結固定手段にて連結した状態を示す正面図である。
【図14】図13のZ−Z断面図である。
【図15】連結固定具の組み立て工程を説明する図である。
【図16】手摺枠の他の実施例を示す正面図である。
【図17】図16の係止片を建枠の横架材に係止させた状態を示す正面図である。
【図18】手摺枠の係止片を後退させた状態を示す図17に相当する図である。
【図19】手摺枠の係止片が下方へ回動する状態を示す図17に相当する図である。
【図20】従来例を示す、図1に相当する図である。
【図21】図20の側面図である。
【図22】従来例を示す、図3に相当する図である。
【図23】従来例のストッパ部分を説明する図である。
【符号の説明】
1…手摺枠 2…枠体
3…ガイドローラ 4…水平ロッド
19…係止片 24、25…バネ体(付勢手段)
27…連結固定手段 28…連結固定具
29…受け金具 38…操作管
48…コイルバネ
A…枠組足場 B…建枠
C…脚柱 D…横架材
E…足場板 F…筋交い

Claims (2)

  1. 建枠を上方向並びに水平方向に所望数配置して組み上げる枠組足場の建枠間に設置される枠組足場用手摺枠であって、手摺枠の両側部には隣接する建枠の脚柱に係合させて建枠の脚柱に沿って昇降自在とするガイドローラを備え、該ガイドローラの上位には隣接する建枠の横架材に係止する係止片を上下方向に回動自在に軸着し、かつ該係止片を建枠の係止位置に対し水平方向に進退自在に操作する水平ロッドを備え、該水平ロッドは手摺枠の両側部から中央部付近まで伸ばして左右一対配設すると共に、水平ロッドを中央部へと寄せる力を解放すれば係止片を元の係止位置に戻す方向へと付勢させる付勢手段と、係止片が隣接する建枠の横架材に接触して下方へ回動しても元の係止位置へと戻す方向に付勢させる付勢手段とを備えたことを特徴とする枠組足場用手摺枠。
  2. 前記手摺枠には、隣接する手摺枠同士を連結し、かつ連結した手摺枠をそれら手摺枠間に位置する建枠の脚柱に固定して支持する連結固定手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の枠組足場用手摺枠。
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