JP2004305467A - 留置用カテーテルセット - Google Patents

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Abstract

【課題】留置針をハウジングに固定するための作業工数及び部品点数を削減して、留置用カテーテルセットの製造コストを削減する。
【解決手段】雌ルアー1と、雌ルアー1に夫々分離自在に接続される穿刺具と雄ルアーを有する留置用カテーテルセットであって、雌ルアー1が、A.略前後方向に配設されて、前後両端が開口する中空状とされた留置針5と、B.貫通孔が略前後方向に形成され、貫通孔に留置針5の後部が挿着されるハウジング6を有し、留置針5がハウジング6に接着、又は、溶着されている。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、輸液、輸血、採血、人工透析等を行なうための各種留置用カテーテルセット(例えば、インシュリンの投与セット等の薬液の皮下注入セット)に関する。
【0002】
【従来の技術】
インシュリンを断続的又は連続的に投与する投与セットとして、雌ルアーと、雌ルアーに夫々分離自在に接続される穿刺具及び雄ルアーを有するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
このものでは、雌ルアーが、A.前後方向に配設されて、前後両端が開口する中空状とされた留置針と、B.貫通孔が前後方向に形成され、貫通孔に留置針の後部が前方から挿入されたハウジングと、C.前後両端が開口する中空状とされ、留置針をハウジングに固定する固定ピン(カシメピン)等を有する。
【0004】
そして、留置針をハウジングに固定する際には、留置針の後端部に固定ピンを圧入して、留置針の後部を径方向外方に拡大させ、この状態で、留置針及び固定ピンをハウジングの貫通孔に圧入して、留置針の後部を、固定ピンと貫通孔内面間で挟持固定する。
【0005】
又、固定ピンの後端部は、後方に向かって、ラッパ状に拡大するように形成されており、これにより、穿刺具を雌ルアーに接続して、穿刺具の穿刺針を雌ルアーの栓体及び留置針に挿通した際に、留置針が固定ピンの後端部内面で案内されて、穿刺針に容易に挿入可能とされる。
【0006】
【特許文献1】
米国特許第6056718号明細書
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1等では、上記のように、留置針をハウジングに固定ピンで固定しているため、留置針の固定のための多くの作業工数が必要であると共に、固定ピンという部品も必要で、これが、雌ルアー、即ち、投与セットの製造コストを高いものにしていたのが実情である。
【0008】
又、固定ピンの加工精度にはバラつきがあるため、固定ピンとして、規格よりも大きなサイズのものを、留置針と共にハウジングに挿入すると、ハウジングが割れたり、留置針が固定ピンの先端部で破断したりする惧れがあった。逆に、固定ピンとして、規格よりも小さなサイズのものを使用すると、留置針をハウジングに良好に固定できず、液漏れが発生する惧れもあった。
【0009】
本発明は上記問題点を解決した留置用カテーテルセットを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の留置用カテーテルセットの特徴とするところは、雌ルアーが、A.略前後方向に配設されて、前後両端が開口する中空状とされた留置針と、B.貫通孔が略前後方向に形成され、貫通孔に留置針の後部が挿着されるハウジングを有する留置用カテーテルセットにおいて、留置針がハウジングに接着、又は、溶着された点にある。
尚、留置針及びハウジングが、同一プラスチック材料により、夫々、射出成形されることもある。
又、留置針の外面が、表面処理により、粗面とされることもある。
更に、留置針の後端部が、後方に向かって、ラッパ状に拡大するように形成されることもある。
又、上記雌ルアーと、雌ルアーに夫々分離自在に接続される穿刺具と雄ルアーを有し、穿刺具が、A.略前後方向に配設されて、前後両端が開口する中空状とされ、穿刺具と雌ルアーの接続時に、栓体及び留置針に後方から挿脱自在に挿通される穿刺針と、B.穿刺針の後部に備えられ、穿刺具と雌ルアーの接続時に、ハウジングに後方から分離自在に接続されるホルダーを有し、雄ルアーが、A.略前後方向に配設されて、前後両端が開口する中空状とされ、雄ルアーと雌ルアーの接続時に、栓体に後方から挿脱自在に挿通されて、留置針と連通する液体移送用の接続針と、B.接続針の後部に備えられ、雄ルアーと雌ルアーの接続時に、ハウジングに後方から分離自在に接続されるハブを有することもある。
更に、貫通孔の後部が液体移送用の接続口とされ、接続口に、弾性材料から成り且つ接続口を閉鎖する栓体が後方から挿着され、接続口における、栓体よりも後方側部分に、・ 前後両端が開口する中空状とされ、栓体の接続口からの抜けを防止すると共に、穿刺針及び接続針が後方から挿脱自在に挿通されるガイドが挿着され、ガイド内部における、少なくとも後部が、・ 前方に向かって、テーパー状とされ、内面が、穿刺針及び接続針を接続口の略軸心部に案内するテーパー孔とされることもある。
又、ガイド内部が、A.その前部を構成し、内径が、軸心方向に関して、略一定とされたストレート孔と、B.ガイド内部の後部を構成するテーパー孔を有することもある。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をインシュリュンの投与セットに適用した実施の形態の第1例を、図1〜図13の図面に基づき説明すると、図1〜図4、図10及び図11等に示すように、投与セットは、雌ルアー1と、穿刺具2と、雄ルアー3等を有する。
【0012】
図5〜図7にも示すように、雌ルアー1は、留置針(ソフトカヌラ、外針、外套針、カテーテルチューブ)5と、ハウジング(留置針側針基、外針側針基、外套針側針基)6と、栓体8と、ガイド(ガイド用カシメピン、ガイドピン)9等を有する。
【0013】
留置針5は(略)前後方向に配設され、前後両端が開口する細長い(半)透明の中空状(チューブ状)とされて、可撓性を有し、プラスチック材料(樹脂材料)により一体形成されている。このプラスチック材料としては、例えば、熱可塑性樹脂が使用される。この熱可塑性樹脂としては、好ましくは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、エチレン・テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)、ポリウレタン(PU)、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、ポリウレタン(PUR)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PVC)、アクリルニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリオキシメチレン等が挙げられるが、この内、好ましいのは、PTFE、ETFE、PP、PUである。
【0014】
ハウジング6においては、前部の左右方向中央部が、上方に突出するセンター隆起部(凸部)11とされ、後部側の左右両側部が、上方に突出するサイド隆起部(凸部)12とされ、残部が下方に凹設された凹設部13とされている。センター隆起部11の左右方向中央部には、貫通孔(挿入孔)14が(略)前後方向に貫通形成されている。貫通孔14は、後方に向かってテーパー状とされた前テーパー孔15と、内径が軸心方向に関して一定とされた大径孔16と、大径孔16よりも小径とされた小径孔17と、前方に向かってテーパー状とされた後テーパー孔18と、内径が後テーパー孔18の後端の内径よりも大とされた液体移送用の接続口19を、上記の順で、後方に向かって、連設することで、構成されている。大径孔16と小径孔17は段付き状に連設され、その境界部には、前方に対して面状を呈する前側当接面81が形成されている。前テーパー孔15及び大径孔16には、留置針5の後部が前方から挿入されて、留置針5の後端が前側当接面81に当接している。尚、貫通孔14に前テーパー孔15を形成することにより、留置針5を貫通孔14に容易に挿入できる。又、後テーパー孔18と接続口19は段付き状に連設され、その境界部には、後方に対して面状を呈する後側当接面82が形成されている。接続口19に関しては、内径が軸心方向に関して一定とされる場合と、前方に向かって、小さなテーパー比でテーパー状とされる場合とがある。サイド隆起部12の内側面はガイド面20とされ、ガイド面20の前後方向中間部は、前方に向かうに従って内側方に移行する傾斜状とされた傾斜面21とされている。ハウジング6は、プラスチック材料(樹脂材料)により一体形成されており、このプラスチック材料としては、例えば、留置針5と同様のものや、ポリエーテルスルホン(PES)、ABS樹脂等が挙げられるが、この内、好ましいのは、PP、PE、PES、PVC、ABS樹脂である。
【0015】
ところで、留置針5はハウジング6に下記の何れかの手段により固定されている。まず、第1番目の手段は、図6等に示されるものであって、下記の通りである。即ち、近年の技術発達により、フッ素系チューブ等の難接着材料(物質)も、その表面を改質(加工)して、例えば、粗面とすることにより、他の材料(物質)に接着することが可能になった。そこで、留置針5を、PTFE、ETFE、PFA等のフッ素系材料により形成する。そして、留置針5の外面(表面)に対して、コロナ放電、プラズマ放電等の表面処理を行なって、上記外面を粗面とし、この外面のハウジング6に対する接着性を良好にした後、留置針5を、ハウジング6の前テーパー孔15及び大径孔16の内面にアクリル系接着剤84で接着している。
【0016】
第2番目の手段は下記の通りである。即ち、現在、留置針5では、穿刺後の患者のダメージを低減させる目的で、留置針5の材料として、ETFEやPURを使用している。特に、PURは軟化温度が低く、留置針5の患者の皮下留置時に、体温で軟化し易いため、留置針5の留置時の違和感を低減できる。又、PURは、上記フッ素系材料と比較しても、接着性が良好である。そこで、留置針5をPURにより形成して、ハウジング6の前テーパー孔15及び大径孔16の内面に接着剤84で接着する。
【0017】
上記のように、留置針5をハウジング6に接着剤84で固定すれば、従来の固定ピンを利用した留置針5の固定方法に比較して、留置針5の固定のための作業工数を削減できると共に、固定ピンも不要とでき、雌ルアー1、即ち、投与セットの製造コストを削減できる。
【0018】
又、従来のように、留置針5の固定のために、固定ピンを使用していないため、固定ピンの加工精度のバラつきに起因する、ハウジング6の割れや、固定ピンの先端部での留置針5の破断、或いは、液漏れ等が発生する惧れもない。
【0019】
栓体8は、略円柱状とされ、ハウジング6の接続口19内に挿着されて、固定され、接続口19を閉鎖(シール)している。上記「挿着」の一例として、本例では、「圧入」が採用され、栓体8は接続口19内に圧入されている。尚、この「圧入」とは、「軸心方向及び径方向に関して圧縮した状態で挿入されている」との意味であり、このように圧入するのは、栓体8の外面を接続口19の内面に圧着(密着)させて、接続口19を良好に閉鎖(シール)するためである。尚、栓体8が接続口19内に圧入されていない場合でも、後述するように、ガイド9を栓体8の後側凹部24及びハウジング6の接続口19に挿着(圧入固定)することにより、栓体8が接続口19の内面に圧着(密着)されて、接続口19が良好に閉鎖(シール)される。栓体8の前面の中心部からは、円錐台形状の前側凹部23が後方に凹設されている。又、栓体8の後面の中心部からは、後側凹部(係合孔)24が前方に凹設(形成)されており、この後側凹部24は、内径が軸心方向に関して一定とされた前部側のストレート孔25と、前方に向かってテーパー状とされた後部側のテーパー孔26から成る。栓体8は、弾性材料から成り、例えば、イソプレンゴム、シリコンゴム、ブチルゴム、熱可塑性エラストマー、シリコンエラストマー、ラテックス等のゴム材料から成る。
【0020】
ガイド9は、栓体8の抜止(固定)機能と、後述する穿刺具2の穿刺針や雄ルアー3の接続針のガイド機能の両機能を有するもので、栓体8の後側凹部24及びハウジング6の接続口19に挿着(圧入固定)されている。図8にも示すように、ガイド9は、前後両端が開口する中空状とされて、後側凹部24のストレート孔25に挿入(圧入)される筒部28と、後側凹部24のテーパー孔26及び接続口19の後端部に圧入されるテーパー部29を一体成形してなり、テーパー部29の後端縁部が接続口19の後端部を弾性変形させて、その内面に食込状に圧入、嵌合されることで、ガイド9がハウジング6に固定されると共に、栓体8がハウジング6に固定されて、栓体8の接続口19からの離脱が防止されている。そして、筒部28の内部が、内径が軸心方向に関して一定とされたストレート孔30とされ、又、テーパー部29の内部が、前方に向かってテーパー状とされたテーパー孔31とされて、ストレート孔30及びテーパー孔31の軸心は、雌ルアー1の接続口19の軸心と(略)一致している。尚、テーパー孔31の内面は、後述する穿刺針や接続針の栓体8への挿通時に、これらを栓体8の(略)軸心部に案内する。又、テーパー孔31の前端の内径、即ち、最小内径と、ストレート孔30の内径は、後述する穿刺針及び接続針の外径よりも若干大とされ、上記内径は上記外径に近い径とされている。ガイド9は、ステンレス(SUS304が好ましい。)やニッケル・チタン合金等により一体形成されている。
【0021】
穿刺具2は、雌ルアー1に後方から分離可能に接続されるもので、図9にも示すように、穿刺針(内針、ハードカヌラ)33と、ホルダー(内針側針基)34等を有する。
【0022】
穿刺針33は、雌ルアー1のガイド9、栓体8、留置針5に挿脱自在に挿通されて、留置針5から前方に突出するもので、略前後方向に配設されて、前後両端が開口する細長い中空状(チューブ状)とされると共に、可撓性を有する。穿刺針33の前端部は、その軸心に対して傾斜状にカット(ベベルカット)されて、前端の開口縁36が傾斜状とされると共に、前端部が鋭利な刃先状とされている。尚、穿刺針33の前端開口は上向きとされている。穿刺針33は、例えば、ステンレス(SUS304が好ましい。)やニッケル・チタン合金により一体形成されている。
【0023】
ホルダー34は穿刺針33の後部に備えられて、雌ルアー1のハウジング6に後方から分離可能に接続されるもので、本体38と左右一対の係合爪39を一体形成して成る。ホルダー34は、ハウジング6と同様の材料により形成されている。
【0024】
本体38の左右方向中央部には、穿刺針用挿入孔41が(略)前後方向に貫通形成されている。挿入孔41は、後方に向かってテーパー状とされたテーパー孔42と、内径が軸心方向に関して一定とされたストレート孔43と、内径が軸心方向に関して一定とされ且つ内径がストレート孔43よりも大径とされた陥入部44を、後方に向かって、上記の順で、連設することで、構成されている。穿刺針33は挿入孔41に前方から挿入されて、接着剤45により、テーパー孔42及びストレート孔43の内面に固定されて、ホルダー34から大きく前方に突出している。尚、挿入孔41にテーパー孔42を形成することにより、穿刺針33を挿入孔41に容易に挿入できる。又、穿刺針33をホルダー34に溶着することもある。本体38は、穿刺具2の雌ルアー1への接続時に、ハウジング6の凹設部13の後部、即ち、センター隆起部11の後方で且つ両サイド隆起部12間に後方から挿入されて、前面がセンター隆起部11の後面に当接される。
【0025】
各係合爪39はハウジング6のサイド隆起部12等と共に穿刺具2のロック機構を構成するもので、本体38の前端部の左右両側部から前方に突設されて、弾性変形により、左右方向に揺動可能とされている。各係合爪39の前部の外側面は、前方に向かうに従って内側方に移行する傾斜状とされた傾斜面47とされており、上記外側面における、傾斜面47の後方側には、内側方に凹設された凹設部48が形成され、この凹設部48の前側内面が、後方側に面状を呈する係合部49とされている。各係合爪39は、穿刺具2の雌ルアー1への接続時に、ハウジング6のガイド面20による案内を受けて、弾性変形し、内側方に揺動すると共に、ハウジング6のセンター隆起部11とサイド隆起部12間に挿入され、その傾斜面47がハウジング6のサイド隆起部12よりも前方に移動した際に、その弾性復元力により、外側方に揺動して、その係合部49が各サイド隆起部12の前方に移動し、穿刺具2の雌ルアー1からの不慮の分離が防止される。尚、穿刺具2を雌ルアー1から分離させる際には、両係合爪39を摘んで、内側方に揺動させ、その係合部49を各サイド隆起部12の内側方に移動させて、穿刺具2を雌ルアー1の後方に移動させることで、穿刺具2を雌ルアー1から容易に分離させることができる。
【0026】
雄ルアー3は、雌ルアー1に後方から分離可能に接続されるもので、図12及び図13にも示すように、液体移送用の接続針(輸液針)51と、ハブ(接続針側針基、輸液針側針基)52と、チューブ(液体移送ライン)53と、接続筒54等を有する。
【0027】
接続針51は液体移送ラインに接続されて、雌ルアー1のガイド9、栓体8に後方から挿脱自在に挿通されるもので、(略)前後方向に配設されて、前後両端が開口する細長い中空状(チューブ状)とされている。接続針51は、例えば、ステンレス(SUS304が好ましい。)により一体形成されている。又、接続針51には、シリコンオイル等の潤滑剤が塗布されている。
【0028】
ハブ52は接続針51の後部に備えられて、雌ルアー1のハウジング6に後方から分離可能に接続されるもので、ホルダー34と同様に、本体61と左右一対の係合爪62を一体形成して成る。ハブ52は、ハウジング6やホルダー34と同様の材料により形成されている。
【0029】
本体61の左右方向中央部には、接続針用挿入孔64が(略)前後方向に貫通形成されている。図14にも示すように、挿入孔64は、後方に向かってテーパー状とされたテーパー孔65と、内径が軸心方向に関して一定とされたストレート孔66と、内径が軸心方向に関して一定とされ且つ内径がストレート孔66よりも大径とされたチューブ嵌合孔67を、後方に向かって、上記の順で、連設することで、構成されている。接続針51は挿入孔64に前方から挿入されて、接着剤68により、テーパー孔65及びストレート孔66の内面に固定されて、本体61から前方に突出している。尚、挿入孔64にテーパー孔65を形成することにより、接続針51を挿入孔64に容易に挿入できる。又、接続針51をハブ52に溶着することもある。本体61は、雄ルアー3の雌ルアー1への接続時に、ハウジング6の凹設部13の後部、即ち、センター隆起部11の後方で且つ両サイド隆起部12間に後方から挿入されて、前面がセンター隆起部11の後面に当接される。
【0030】
各係合爪62はハウジング6のサイド隆起部12等と共に雄ルアー3のロック機構を構成するもので、本体61の前端部の左右両側部から前方に突設されて、弾性変形により、左右方向に揺動可能とされている。各係合爪62の前部の外側面は、前方に向かうに従って内側方に移行する傾斜状とされた傾斜面70とされ、上記外側面における、傾斜面70の後方側には、内側方に凹設された凹設部71が形成され、この凹設部71の前側内面が、後方に面状を呈する係合部72とされている。各係合爪62は、雄ルアー3の雌ルアー1への接続時に、ハウジング6のガイド面20による案内を受けて、弾性変形し、内側方に揺動すると共に、ハウジング6のセンター隆起部11とサイド隆起部12間に挿入され、その傾斜面70がハウジング6のサイド隆起部12よりも前方に移動した際に、その弾性復元力により、外側方に揺動して、その係合部72が各サイド隆起部12の前方に移動し、雄ルアー3の雌ルアー1からの不慮の分離が防止される。尚、雄ルアー3を雌ルアー1から分離させる際には、両係合爪62を摘んで、内側方に揺動させ、その係合部72を各サイド隆起部12の内側方に移動させて、雄ルアー3を雌ルアー1の後方に移動させることで、雄ルアー3を雌ルアー1から容易に分離させることができる。
【0031】
チューブ53は液体移送ラインの一例とされるもので、(半)透明とされて、その前端部が接続針51の後部に外嵌されて、ハブ52の挿入孔64のチューブ嵌合孔67内面に、例えば、接着や溶着等により固定されている。チューブ53の長さは、インシュリュン投与用ポンプ(図示省略)の配設箇所に応じて、適宜、自由に決定される。チューブ53はプラスチック材料により一体形成されている。
【0032】
接続筒54は前後両端が開口する中空状とされて、チューブ53の後端部に連通状に外嵌固定されており、インシュリン投与用ポンプに、直接、又は、チューブ等の接続ライン(部材)を介して、間接的に接続される。尚、接続筒54への接続ラインの接続前には、接続筒54の後端の開口はフィルターや蓋体等の閉鎖部材74により閉鎖されている。接続筒54はハウジング6と同様の材料により一体形成されている。
【0033】
上記構成例では、留置針5を患者の皮下に挿入する際には、まず、図1〜図3に示すように、雌ルアー1に穿刺具2を接続し、雌ルアー1のハウジング6に穿刺具2のホルダー34を後方から接続すると共に、穿刺具2の穿刺針33を、雌ルアー1のガイド9、栓体8及び留置針5に後方から挿通するのであり、穿刺針33の栓体8への挿通時には、栓体8が弾性変形される。
【0034】
ところで、穿刺針33を留置針5に挿通する際には、従来においては、留置針5の後方側に、留置針5をハウジング6に固定し且つ穿刺針33を留置針5に案内する固定ピンが備えられていたため、穿刺針33を留置針5に容易に挿通可能であったが、本構成例では、上記のような固定ピンが備えられていない。
【0035】
然しながら、本構成例では、雌ルアー1にガイド9が備えられて、そのストレート孔30及びテーパー孔31の軸心が、雌ルアー1の接続口19の軸心と(略)一致していると共に、テーパー孔31の前端の内径、即ち、最小内径と、ストレート孔30の内径が、穿刺針33の外径よりも若干大とされているので、穿刺針33の上記挿通時において、穿刺針33の先鋭状とされた前端部が、ガイド9のテーパー孔31の内面により案内されて、センタリング作用を受け、ガイド9、即ち、接続口19の(略)軸心部に案内されて、ガイド9のストレート孔30に容易に挿入される。これにより、穿刺針33を栓体8の(略)軸心部に容易に挿通でき、穿刺針33は栓体8の前側凹部23から前方に突出して、留置針5に容易に挿通される。
【0036】
このようにして、雌ルアー1に穿刺具2を接続した状態で、穿刺針33及び留置針5を患者の皮下に挿入する。その後、穿刺具2を雌ルアー1から分離させて、穿刺針33を患者の皮下及び雌ルアー1から抜き、留置針5を患者の皮下に留置する。この際、栓体8における、穿刺針33の抜き跡(孔)は、栓体8の弾性復元力により、閉鎖されるので、雌ルアー1の接続口19から漏血したり、外気が接続口19から貫通孔14の内部に侵入する惧れはない。
【0037】
次に、インシュリンを断続的又は連続的に投与する際には、図10及び図11に示すように、雌ルアー1に、インシュリン投与用ポンプが接続された雄ルアー3を接続して、雄ルアー3のハブ52を雌ルアー1のハウジング6に接続すると共に、雄ルアー3の接続針51を、雌ルアー1のガイド9及び栓体8に挿通する。
【0038】
この際、雌ルアー1にガイド9が備えられ、そのテーパー孔26及びストレート孔25の軸心は、雌ルアー1の接続口19の軸心と(略)一致していると共に、テーパー孔26の前端の内径、即ち、最小内径と、ストレート孔25の内径が、接続針51の外径よりも若干大とされているので、接続針51がガイド9のテーパー孔26の内面により案内されて、センタリング作用を受け、ガイド9、即ち、接続口19の(略)軸心部に案内されて、栓体8の(略)軸心部に容易に挿通される。
【0039】
更に、上記のように、接続針51自体には、穿刺能力が全く乃至は殆どないので、手指を誤穿刺する惧れも極めて少ない。それ故、特許文献1に示すように、接続針51を囲繞する防護壁を設ける必要もなく、雄ルアーを小型化できる。又、接続針51に潤滑剤が塗布されているので、接続針51を栓体8の抜き跡76に容易且つスムーズに挿通できる。
【0040】
上記のようにして、雄ルアー3の接続針51を雌ルアー1の栓体8に挿通した後、インシュリュン投与用ポンプを駆動することにより、該ポンプから、インシュリュンを、雄ルアー3の接続筒54、チューブ53、接続針51、留置針5等を介して、患者の体内に断続的又は連続的に投与できる。
【0041】
投与が終了すれば、雄ルアー3を雌ルアー1から分離させて、雄ルアー3のハブ52を雌ルアー1のハウジング6から分離させると共に、雄ルアー3の接続針51を雌ルアー1の栓体8及びガイド9から抜くのであり、この際、栓体8における、接続針51の抜き跡(即ち、穿刺針33の抜き跡)は、栓体8の弾性復元力により、閉鎖されて、雌ルアー1の接続口19から漏血したり、外気が接続口19から貫通孔14の内部に侵入する惧れはない。
【0042】
図14及び図15は本発明の実施の形態の第2例を示し、留置針5の後端部が後方に向かって、ラッパ状に拡大するように形成されて、上記後端部に、径方向外方に突出するリング状のフランジ部86が形成されている。又、ハウジング5の貫通孔14は、前方に向かってテーパー状とされたテーパー孔87と、内径が軸心方向に関して一定とされたストレート孔88と、留置針5の後端部の形状に対応するように内径が後方に向かうに従って大となる拡大孔89と、接続口19を、後方に向かって上記の順で連設することで、構成されている。そして、拡大孔89と接続口19が段付き状に連設され、その境界部に、後方に対して面状を呈する当接面(溶着面)90が形成されている。そして、留置針5とハウジング6が、同一プラスチック材料により、例えば、射出成形で、製造されている。この場合、例えば、留置針5を軟質PPで、又、ハウジング6を硬質PPで製造する。そして、留置針5のフランジ部86がハウジング6の当接面90に、例えば、超音波等により溶着されると共に、フランジ部86に栓体8が当接している。
【0043】
本構成例によれば、接着剤を使用した場合に必要な接着剤硬化工程(例えば、加熱、紫外線(UV)照射、常温長時間放置等)が不要で、作業工数を削減でき、雌ルアー1、即ち、投与セットの製造コストを削減できる。又、上記溶着時において、留置針5とハウジング6を同一プラスチック材料により成形しておけば留置針5とハウジング6は互いに相溶性が良いため、留置針5とハウジング6の(超音波)溶着が容易である。更に、留置針5やハウジング6の材料として、上記のような高価なフッ素系材料を使用すると、その分、雌ルアーの製造コストが高くつくが、上記のような安価なPPを使用すれば、その分、雌ルアーの製造コストを削減できる。尚、軟質PP自体は、多くの医療用具に使用可能なグレードが既に公表されている。
【0044】
又、留置針5の後端部が後方に向かって、ラッパ状に拡大するように形成されているので、穿刺針33を留置針5に挿通する際に、穿刺針33を留置針5の後端部内面で案内でき、穿刺針33を留置針5内により容易に挿入できる。
【0045】
図16及び図17は本発明の実施の形態の第3例を示し、ガイド9が、上記第1例のガイド9から筒部28を除去した形状とされて、前方に対して、テーパー状とされている。
【0046】
尚、上記実施の形態は、本発明をインシュリュンの投与セットに適用したものであるが、本発明は、(1) インシュリュン以外の輸液、輸血、採血、人工透析等を行なうための各種留置用カテーテルセットにも適用可能である。
【0047】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、留置針をハウジングに接着、又は、溶着したので、従来の固定ピンを利用した固定方法に比較して、留置針の固定のための作業工数を削減できると共に、従来必要であった留置針の固定ピンも不要とでき、雌ルアー、即ち、留置用カテーテルセットの製造コストを削減できる。特に、留置針をハウジングに溶着すれば、従来に比較して、作業工数を大きく削減でき、雌ルアー、即ち、留置用カテーテルセットの製造コストを大きく削減できる。又、従来のように、留置針の固定のために、固定ピンを使用していないので、固定ピンの加工精度のバラつきに起因する、ハウジングの割れや、固定ピンの先端部での留置針の破断、或いは、液漏れ等が発生する惧れもない。
又、請求項2記載の発明のように、留置針とハウジングを同一プラスチック材料により成形すれば、留置針とハウジングは互いに相溶性が良いため、留置針とハウジングの溶着を容易に行なえる。
更に、請求項3記載の発明のように、留置針の外面を、表面処理により、粗面とすれば、留置針が難接着材料により成形されている場合でも、留置針をハウジングに良好に接着できる。
又、請求項4記載の発明のように、留置針の後端部を、後方に向かって、ラッパ状に拡大するように形成すれば、従来、留置針の固定ピンが有していた「穿刺針の留置針に対するガイド機能」を、留置針自体に付与でき、固定ピンがないにもかかわらず、穿刺針を留置針に容易に挿入できる。
更に、請求項6記載の発明のように、ガイドを備えれば、留置針の固定ピンがないにもかかわらず、穿刺針を留置針に容易に挿入できると共に、接続針を栓体に対して良好に案内できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す一部断面平面図である。
【図2】図1の縦側断面図である。
【図3】図2の一部拡大図である。
【図4】図2の分解図である。
【図5】図1の雌ルアーの一部断面平面図である。
【図6】図4の一部拡大図である。
【図7】図4の一部拡大図である。
【図8】(A)は図7のガイドの側面図、(B)は(A)の縦側断面図である。
【図9】図1の穿刺針の一部断面平面図である。
【図10】図1の穿刺具を雄ルアーに代えた状態を示す一部断面平面図である。
【図11】図10の縦側断面図である。
【図12】図11の雄ルアーの一部断面平面図である。
【図13】図12の縦側断面図である。
【図14】本発明の実施の形態の第2例を示す縦側断面図である。
【図15】図14の留置針の後部の縦側断面図である。
【図16】本発明の実施の形態の第3例を示す縦側断面図である。
【図17】(A)は図16のガイドの側面図、(B)は(A)の縦側断面図である。
【符号の説明】
1 雌ルアー
2 穿刺具
3 雄ルアー
5 留置針
6 ハウジング
8 栓体
9 ガイド
14 貫通孔
19 接続口
30 ストレート孔
31 テーパー孔
33 穿刺針
34 ホルダー
51 接続針
52 ハブ
84 接着剤

Claims (7)

  1. 雌ルアーが、
    A.略前後方向に配設されて、前後両端が開口する中空状とされた留置針と、
    B.貫通孔が略前後方向に形成され、貫通孔に留置針の後部が挿着されるハウジング
    を有する留置用カテーテルセットにおいて、
    留置針がハウジングに接着、又は、溶着された留置用カテーテルセット。
  2. 留置針及びハウジングが、同一プラスチック材料により、夫々、射出成形された請求項1記載の留置用カテーテルセット。
  3. 留置針の外面が、表面処理により、粗面とされた請求項1又は2記載の留置用カテーテルセット。
  4. 留置針の後端部が、後方に向かって、ラッパ状に拡大するように形成された請求項1〜3の何れかに記載の留置用カテーテルセット。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の雌ルアーと、雌ルアーに夫々分離自在に接続される穿刺具と雄ルアーを有し、
    穿刺具が、
    A.略前後方向に配設されて、前後両端が開口する中空状とされ、穿刺具と雌ルアーの接続時に、栓体及び留置針に後方から挿脱自在に挿通される穿刺針と、
    B.穿刺針の後部に備えられ、穿刺具と雌ルアーの接続時に、ハウジングに後方から分離自在に接続されるホルダー
    を有し、
    雄ルアーが、
    A.略前後方向に配設されて、前後両端が開口する中空状とされ、雄ルアーと雌ルアーの接続時に、栓体に後方から挿脱自在に挿通されて、留置針と連通する液体移送用の接続針と、
    B.接続針の後部に備えられ、雄ルアーと雌ルアーの接続時に、ハウジングに後方から分離自在に接続されるハブ
    を有する留置用カテーテルセット。
  6. 貫通孔の後部が液体移送用の接続口とされ、
    接続口に、弾性材料から成り且つ接続口を閉鎖する栓体が後方から挿着され、
    接続口における、栓体よりも後方側部分に、
    ・ 前後両端が開口する中空状とされ、栓体の接続口からの抜けを防止すると共に、穿刺針及び接続針が後方から挿脱自在に挿通されるガイド
    が挿着され、
    ガイド内部における、少なくとも後部が、
    ・ 前方に向かって、テーパー状とされ、内面が、穿刺針及び接続針を接続口の略軸心部に案内するテーパー孔
    とされた請求項5記載の留置用カテーテルセット。
  7. ガイド内部が、
    A.その前部を構成し、内径が、軸心方向に関して、略一定とされたストレート孔と、
    B.ガイド内部の後部を構成するテーパー孔
    を有する請求項6記載の留置用カテーテルセット。
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