JP4544045B2 - コネクター及び混注用接続具 - Google Patents

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本発明は、流体ラインの末端に設けられたコネクター、および該コネクターと輸液ラインのライン上に設けられる混注部とからなる混注用接続具に関する。本発明のコネクターおよび混注用接続具は、前記混注部に前記コネクターを接続することによって、輸液中に別の薬液等を添加(混注)するために用いられる。
輸液のシステムにおいては、輸液を患者の体内へ注入する経路(輸液ライン)を主とし、必要に応じて該輸液ラインに別の輸液や薬液などの流体を混注するためのライン(流体ライン)が接続される。輸液ラインと流体ラインの接続は、輸液ライン上に設けられる混注部と、流体ラインの末端に設けられたコネクターとの接続によって行われる。
前記混注部としては、1つまたは2つ以上の流体入口と一つの流体出口を有し、該流体入口をゴム状弾性体で封鎖してなる混注部が輸液ラインの末端に設けられたもの(例えば、特許文献1参照)や、そのような混注部が複数個、輸液ラインの途中に設けられたもの(例えば、特許文献2参照)が公知である。
また、前記コネクターとしては、混注部の入口を封鎖するゴム状弾性体を貫通しうる針管と、該針管とチューブとを接続しうる針ハブと、該針管の針先を収容し、かつ混注部との接続を可能としうる筒状の針保護フードとから構成されるものが公知である。さらに、針管が混注部のゴム状弾性体を貫通した状態で、混注部とコネクターのフードとの接続を固定する手段が種々提案されており、具体的には螺合によるもの(例えば、特許文献3参照)や、別部材を用いた凹凸嵌合によるもの(例えば、特許文献4参照)、プッシュ回転式の係合によるもの(例えば、特許文献5参照)などがある。プッシュ回転式とは、コネクターを混注部に軸方向に挿入した後、周方向に回動させることによりコネクターと混注部の接続を固定しうるものである。
接続時の螺合によってチューブがねじれるのを防止しうるコネクターとして、針保護フードが針ハブに対して回動可能に固定されたコネクターもある(例えば、特許文献6参照)。しかし、コネクターの基端部はチューブに限らず、シリンジの先端部等に接続される場合がある。基端部にシリンジが接続されたコネクターは、針保護フードが回転するとシリンジとの接続操作が困難になるため、コネクターの針管、針管ハブおよび針保護フードは確実に固定され、シリンジの先端部を接続する際にコネクターの全ての部品が一体となって操作されることが好ましい。
従来のコネクター(例えば、特許文献3、4および5参照)の組立方法としては、予め針管の基端部を針ハブに固定し、針ハブの外周面に接着剤を塗布した上で針保護フードの基端側から挿入して、針ハブおよび針保護フードを接着固定する方法が主流であった。この方法によれば、針ハブを針保護フードの先端側から挿入して針ハブに塗布された接着剤が針保護フードの先端部内周面に付着してしまうおそれがないため、針保護フードと混注部との接続に影響を及ぼさない。しかし、この組立方法は針管の針先が針保護フード基端部の内腔を通過するため、針保護フードの内周面に接触して針先を痛める可能性がある。
また、針管の基端部をチューブ内に嵌合固定し、該チューブを針保護フードに固定したコネクター(例えば、特許文献5参照)は、針管のゴム状弾性体に対する穿刺抵抗が大きい場合、該コネクターを混注部と接続する際に針管がチューブ内で後退してしまい、ゴム状弾性体を貫通できなくなるおそれがある。
さらに、針管と針保護フードとが一体成形されたコネクターも開発されている(例えば、特許文献7参照)。このコネクターは、針管が針保護フードと同様の材料で形成された合成樹脂製針である場合は、容易に一体成形することができるが、針管を針保護フードとは別の材料で形成する場合および針管が金属製である場合等は、針管と該針管の針先を収容しうる形状を有する針保護フードとをインサート成形などによって一体成形することは非常に困難である。
実開平1−95953号公報 実開平4−44951号公報 実開平5−86356号公報 特開昭59−141954号公報 特表平9−507779号公報 特開平8−150216号公報 特開2000−126306号公報
そこで本発明は、組立時に針管の針先を痛めるおそれがなく、かつ、針保護フード内周面に接着剤が付着するおそれがない、製造が容易で、針管、針管ハブおよび針保護フードが確実に固定されたコネクター、およびこのようなコネクターと混注部とからなる混注用接続具を提供することを目的とする。
本発明者は、鋭意検討を行った結果、針管を針ハブに固定し、針保護フードを針ハブに対して、該針ハブの基端部が基端側から突出するように外嵌し、さらに該針ハブの基端部および該針保護フードの基端部に別部材のアダプターを固定することにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、
(1) 輸液ラインの混注部に接続されるコネクターであって、針管と、該針管の基端部を保持しうる針ハブと、該針管の針先を収容し、かつ、針ハブに対して該針ハブの基端部が基端側から突出するように外嵌される略筒状の針保護フードと、該針ハブの基端部及び該針保護フードの基端部に固定されるアダプターとを有してなるコネクター、
(2) 前記針ハブには、前記針保護フードの針ハブ上での先端側への移動を阻止しうるように、該針保護フードの基端部に係合しうる突部が設けられてなる(1)記載のコネクター、
(3) 前記針保護フードには、基端部の外周面上に一つまたは複数のリブが設けられてなり、前記アダプターには、先端部の内周面に該針保護フードのリブと嵌合しうる一つまたは複数の凹部が設けられてなる(1)または(2)記載のコネクター、
(4) 前記アダプターは、基端部にメスルアーテーパー部が設けられてなる(1)〜(3)のいずれかに記載のコネクター、
(5) 流体ラインの末端に設けられた(1)〜(4)のいずれかに記載のコネクターと、
前記流体ライン内の流体を内腔へ導入しうる少なくとも一つの開口と、該開口を前記コネクターの針管が貫通しうるように閉鎖するシール手段とを有し、輸液ライン上に設けられる混注部とからなり、
前記コネクターは前記混注部の開口端に外嵌されることで接続され、それと同時に針管がシール手段を貫通して流体ライン内の流体と輸液ライン内の輸液との混注が可能となる混注用接続具、
(6) 前記コネクターの針保護フードの内周面及び該混注部の外周面には、該針保護フードが該混注部に対して軸方向に挿入され、続いて周方向に回動されることによって該コネクターと該混注部の接続を固定しうる案内手段を有してなる(5)記載の混注用接続具、
(7) 前記案内手段は、前記針保護フードの先端部内周面に設けられた凸部と、前記混注部の外周面に設けられた、該針保護フードの凸部をガイドしうるように開口端側から輸液ライン側へ軸方向に延びるガイド溝と、該ガイド溝の輸液ライン側端部より前記凸部を混注部の周方向へガイドしうる回動溝とから構成される(6)記載の混注用接続具、
(8) 前記回動溝の終端部には、さらに前記針保護フードの凸部と嵌合しうる凹部が形成されてなる(7)記載の混注用接続具、
(9) 前記案内手段は、前記混注部の開口端部外周面に設けられた凸部と、前記コネクターの内周面に設けられた、該混注部の凸部をガイドしうるように先端側から基端側へ軸方向に延びるガイド溝と、該ガイド溝の基端側端部より前記凸部をコネクターの周方向へガイドしうる回動溝とから構成される(6)記載の混注用接続具、
(10) 前記回動溝の終端部には、さらに前記混注部の凸部と嵌合しうる凹部または孔が形成されてなる(9)記載の混注用接続具、
(11) 前記混注部のシール手段は、該混注部の開口から該混注部の内部へと挿入されるゴム状弾性体と、針管が挿入される中央部に貫通孔を有し、該混注部の開口およびゴム状弾性体を覆うように該混注部の外周面に嵌着されるカバー部材とから構成されてなり、前記混注部に設けられる案内手段は、前記シール手段のカバー部材に形成されてなる(5)〜(10)のいずれかに記載の混注用接続具、
(12) 前記コネクターの針保護フードには、該コネクターと前記混注部との接続が輸液ラインに妨げられることを防ぐための切欠部が設けられてなる(5)〜(11)のいずれかに記載の混注用接続具
に関する。
本発明のコネクターは、針ハブと針保護フードが別部材のアダプターによって固定されるため、針ハブを針保護フードに挿入する際に接着剤を塗布する必要がなく、針ハブを針保護フードの先端側から挿入しても、針保護フードの先端部内周面に接着剤が付着するおそれがない。また、針ハブを針保護フードの先端側から挿入することが可能となったことにより、組立時に針管の針先を針保護フードの内周面との接触によって痛めるおそれがない。さらに本発明のコネクターは、針管が針保護フードとは別部材であって一体成形が困難な場合であっても、アダプターを用いることで針管と針保護フードを確実に固定することができるため、従来のコネクターに比べて製造がはるかに容易である。
また、本発明のコネクターは、針管、針ハブおよび針保護フードが確実に固定されたことにより、コネクターの基端部がシリンジの先端部などに接続される場合にも接続操作が簡単である。該コネクターと混注部とをプッシュ回転式で接続すれば、コネクターの基端部がチューブと接続される場合であってもチューブのねじれはそれほど大きくならず、チューブ内の流体の連通を阻止するおそれもない。
さらに、本発明のコネクターは、コネクターと混注部との接続が輸液ラインに妨げられることを防ぐために、針保護フードの輸液ラインにぶつかる部分に切欠部を設けることにより、輸液ラインから分岐したチューブの末端に設けられた混注部および輸液ライン上に直接設けられた混注部のいずれの混注部にも接続することが可能であり、混注部の形状を選ぶことなく混注操作を行うための接続を行うことができる。
以下、図面を用いて本発明の好ましい実施態様を詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
図1は本発明のコネクターの一実施例を示す断面図であり、図2は図1に示されるコネクターの斜視図、図3は図1に示されるコネクターを図中左側から見た場合の側面図、図4は図1に示されるコネクターの基端部にシリンジが接続された状態を示す断面図である。図5および図6は、本発明のコネクターと接続される混注部の一実施例を示す図、図7は混注部の他の実施例を示す図であり、図8は、本発明のコネクターと図7に示される混注部が接続された状態を示す本発明の混注用接続具の斜視図である。
本発明の混注用接続具は、流体ラインの末端に設けられるコネクター1と、輸液ライン上に設けられる混注部2とからなる。本発明において輸液ラインとは、輸液を患者の体内へ注入するための経路であり、輸液バッグから患者に穿刺される針まで輸液を移送し得るものである。また、本発明において流体ラインとは、輸液ラインを流れる輸液に別の輸液や薬液を混注するための経路であって、チューブやシリンジなど、内部に流体を連通または収容しうるものである。前記流体源を備えた流体ラインの末端が本発明のコネクターに接続され、該コネクターと前記混注部とが接続されて流体ラインと輸液ラインとが連通することにより、流体ライン内の流体を輸液ライン内の輸液に混注することが可能となる。
なお、本発明のコネクター1において、先端側とは混注具2との接続端側を指し、基端側とは流体ラインと接続される側を指す。また、本発明の混注具2において、開口端側とはコネクター1との接続端側を指し、輸液ライン側とは輸液ラインと接続される側を指す。
図1および図2において、本発明のコネクター1は、先端に鋭利な針先111を有する針管11と、該針管11の基端部を保持しうる針ハブ12と、該針管11の針先111を収容しうる略筒状の針保護フード13と、該針ハブ12の基端部及び該針保護フード13の基端部に固定されるアダプター14とを有してなる。
前記針管11は、後述する混注部2のシール手段を刺通することにより、流体ラインと輸液ラインとを連通させ、流体ライン内の輸液または薬液を輸液ライン内を流れる輸液に混注するためのものである。したがって、該針管11は、シール手段を刺通しうる十分な剛性を有する必要があり、具体的にはステンレス鋼、アルミニウム、チタンあるいはこれらの合金等の金属、ポリカーボネート、ABS等の合成樹脂などで形成される。また、該針管11の直径は0.6〜1.7mmであり、肉厚が0.09〜0.30mmであることが好ましい。該針管11の長さは、シール手段を刺通したときに、先端が完全に輸液ライン側へ突出しうる長さであり、シール手段の寸法に合わせて適宜設定される。
前記針ハブ12は略円筒状の部材であり、その内腔に前記針管11の基端部を内挿し、かつ離脱不能に固定しうるものである。該針ハブ12と該針管11との固定は、接着剤による接着の他、高周波溶着などが用いられる。該針管11の基端部は、針ハブ12の先端部から挿入されるが、該針管11の内部と、該針ハブ12の針管11が挿入されない基端部の内腔とは、流体連通している。該針ハブ12は、塩化ビニルやポリカーボネートなどの合成樹脂で形成されることが好ましい。
前記針ハブ12の外周面には、前記針管11を収容しうる針保護フード13の基端部が嵌着されている。該針保護フード13は、塩化ビニルやポリカーボネートなどの合成樹脂で形成された略筒状の部材である。該針保護フード13の先端部は、後述する混注部2の開口端に外嵌されうる程度に十分に大きな内腔を有しており、基端部は針ハブ12の外周面に嵌着されうる内腔を有している。したがって、該針保護フード13の内腔には、先端部と基端部の内径の差によって生じる段部131が存在する。また、該針保護フード13は、針ハブ12に嵌着された状態で、針管11の針先を完全に収容しうる長さを有している。
前記針保護フード13は、針ハブ12に対して、該針ハブ12の基端部が基端側から突出するように外嵌される。該針ハブ12の針保護フード13基端側から突出した部分の長さは、後述するアダプター14との固定が容易に行われる程度の長さであれば特に限定されない。また、該針ハブ12と針保護フード13とは、接着剤等により固定される必要はない。したがって、該針保護フード13が針ハブ12に外嵌される際に、該針ハブ12を針保護フード13の先端側から挿入することができ、針管11の針先111を針保護フード13の内周面との接触によって痛めるおそれがない。また、針ハブ12の挿入時に、針ハブ12に接着剤が塗布されていないため、接着剤が針保護フード13の内周面に付着するおそれもない。
前記針ハブ12には、その外周面上に突部121が設けられる。該突部121は、該針保護フード13の基端部の内腔を通過できない高さを有することで、該針保護フード13の内周面の段部131と係合する。該突部121は、針ハブ12の外周面上に全周にわたって設けられた環状の突部であってもよいし、外周面上の一部に設けられた一つまたは複数の突部であってもよい。
前記突部121の形状は、その機能を損なわない範囲であれば特に限定されないが、該突部121が針ハブ12の外周面上に全周にわたって設けられる場合は、図3に示されるように軸方向に垂直な断面が円形である環状突部121であることが好ましい。該環状突部121は、図1に示されるように針ハブ12の中間部位に設けられていてもよいし、針ハブ12の先端部全体が基端部よりも大きな外径を有することによって形成された環状突部であってもよい。
前記突部121は、前記針保護フード13の段部131と係合することにより、針ハブ12上に外嵌される針保護フード13を位置決めすることができる。すなわち、該針ハブ12が針保護フード13の先端側から挿入される際、該針保護フード13は、基端部内周面の段部131が前記突部121に当接するまで針ハブ12上を先端側へ移動して、針管11の針先111を完全に収容した状態で針ハブ12上に嵌着される。
また、該突部121と段部131との係合により、針保護フード13は針ハブ12上での先端側への移動を阻止される。コネクター1を混注部2に接続する際、該針保護フード13の先端部が混注部2の開口端に外嵌されると同時に、該針保護フード13の段部131は該針ハブ12の突部121に当接する。これにより、該針保護フード13が該針ハブ12を混注部2の方へと押し出し、それによって針管11もまた混注部2の方へ押されて、該混注部2のシール手段を刺通する。
前記針ハブ12の基端部及び前記針保護フード13の基端部には、アダプター14が固定される。該アダプター14は、塩化ビニルやポリカーボネートなどの合成樹脂で形成された略筒状の部材である。該アダプター14の内腔は、針ハブ12と針保護フード13が嵌着された状態で、該針ハブ12の基端部と該針保護フード13の基端部の両方に固定されるような形状を有している。すなわち、図1に示されるように、アダプター14の先端部内腔は針保護フード13の基端部の外周面に当接し、該アダプター14の中間部内腔は該針保護フード13の基端側から突出した針ハブ12の基端部の外周面に当接する。
該アダプター14は、接着剤による接着の他、超音波溶着などによって針ハブ12および針保護フード13に固定される。また、該アダプター14は、図3に示されるように、さらに該針保護フード13外周面に設けられた一つまたは複数のリブ132と、該アダプター14の内周面に設けられた、該リブ132と嵌合しうる一つまたは複数の凹部141とによって、嵌合固定されていてもよい。該リブ132と凹部141との嵌合により、該アダプター14は、該針保護フード13を針ハブ12に対して回転しないように確実に固定することができる。
該アダプター14の基端部は、流体ラインに接続されるため、流体ラインの末端形状に応じた形状を有することが好ましい。例えば、図4に示されるように流体ラインの末端がシリンジ3の先端である場合、該アダプター14の基端部には、シリンジ3先端のオスルアーテーパー部31と嵌合しうるように、メスルアーテーパー部142が設けられることが好ましい。また、流体ラインの末端が雌ネジ部32を有している場合、該アダプター14の基端部には、該雌ネジ部32に螺合しうる突部143が設けられることが好ましい。一方、流体ラインの末端がチューブである場合、該アダプター14の基端部は、該チューブの末端が被嵌されるような外径を有していることが好ましい。
前記アダプター14の外周面には、図1および図2で示されるように、コネクター1を混注部2に接続する際に指で把持しやすいように、リブ144が設けられていてもよい。該リブ14の形状および数は特に限定されないが、該アダプター14の基端部外周面に、軸方向に延びるリブ144が等間隔で複数個設けられていることが好ましい。さらに、該アダプター14の外周面には、前記リブ144とリブ144の間の指が当たる部分に窪みを設けることにより、さらにコネクター1を把持しやすくしてもよい。
また、該針保護フード13の外周面には、コネクター1を混注部2に接続する際の操作方法を案内するために、矢印などの表示145が設けられていてもよい。
前記コネクター1の製造方法は、まず針ハブ12の内腔に、先端側から針管11の基端部を挿入する。該針管11は、接着または溶着により、該針管11の先端部が針ハブ12の先端側から露出した状態で該針ハブ12に固定される。次に、針保護フード13の内腔に、先端側から該針ハブ12の基端部を挿入する。該針ハブ12の針保護フード13内腔への挿入は、該針保護フード13の段部131が針ハブ12の突部121に当接することで終了する。この状態で該針ハブ12の基端部および該針保護フード13の基端部にアダプター14の先端部が外嵌され、接着等により針ハブ12とアダプター14、および針保護フード13とアダプター14が互いに固定され、コネクター1の製造が完了する。
本発明のコネクター1は、図5〜図7に示されるような混注部2接続されることで、混注用接続具として使用される。該混注部2は、筒状のハウジング21と、該ハウジング21の一端に設けられた開口22と、該開口22を前記コネクター1の針管11が貫通しうるように閉鎖するシール手段とを有してなる。該開口22の大きさは、針管11が貫通しうる大きさであればよく、できるだけ小さいものであることが、混注部2がコンパクトになり好ましい。
前記混注部2のハウジング21は、ポリカーボネートやABSなどの合成樹脂で形成されることが好ましい。
該混注部2は、輸液ライン上に設けられるものであるが、図5および図6に示されるように輸液ラインから分岐したチューブの末端に設けられたものであってもよいし、図7および図8に示されるように輸液ライン上に直接設けられるものであってもよい。
該混注部2の輸液ライン側端部は、該混注部2が輸液ラインから分岐したチューブの末端に設けられる場合は、チューブとの接続が可能である形状を有している。例えば、図5および図6に示されるように、該混注部2の輸液ライン側端部には突出部211や雌ネジ部212が形成されていてもよい。一方、該混注部2が輸液ライン上に直接設けられる場合は、図7および図8に示されるように、該混注部2のハウジング21が輸液ラインを構成するチューブ4に連結される管41上に一体成形されることが好ましい。
前記混注部2のシール手段は、図6において、該混注部2の開口22からハウジング21内部へと挿入されるゴム状弾性体23と、該ゴム状弾性体23の脱落を防止しうるように該開口22に嵌着されるカバー部材24とから構成されてなる。
前記ゴム状弾性体23は、前記混注部2の内部を液密に封止しうるように、前記開口22から該混注部2の内部へと挿入される。該ゴム状弾性体23は、前記コネクター1と該混注部2が接続された時には針管11により刺通され、該コネクター1と該混注部2の接続が解除された時には針管11が抜去された後の孔を再度封止しうるような材質のものである必要がある。したがって、該ゴム状弾性体23を形成する材料としては、合成ゴム、天然ゴム、シリコンゴムや熱可塑性エラストマーなどが好ましく用いられる。
前記カバー部材24は、針管11が刺入される中央部に貫通孔241を有する天面部242と、該天面部242の縁部から基端側へ垂直に延びる円筒状の側壁部243とからなり、前記開口22およびゴム状弾性体23を覆うように該混注部2の開口22に嵌着される。該カバー部材24の側壁部243は、混注操作時にハウジング21とゴム状弾性体23との隙間から薬液が漏れない様、該隙間を完全にシールできる大きさであることが好ましい。また、該カバー部材24は、ハウジング21と容易に溶剤等によって接着できるよう、ハウジング21の材料と同様の合成樹脂から形成されることが好ましい。
前記混注部2の製造方法は、まずゴム状弾性体23をハウジング21の開口22から該混注部2の内部へと挿入する。次いで、カバー部材24を開口22およびゴム状弾性体23を覆うように嵌着させる。カバー部材24とハウジング21との固定は、カバー部材24の内側またはハウジング21外周面の開口端側、あるいはその両方に接着剤を塗布した上で、両者を嵌合させることにより行われることが好ましい。カバー部材24とハウジング21とが固定されると、混注部2の製造は完了する。
本発明の混注用接続具は、表示145に従ってコネクター1の針保護フード13が混注部2に対して軸方向に挿入され、続いて周方向に回動されることによって、図8に示されるようにコネクター1と混注部2との接続が固定される。この接続の解除は、接続時と逆の動き、すなわち針保護フード13が混注部2に対して周方向に回動され、続いて軸方向に抜去されることにより行われる。したがって、該針保護フード13および混注部2にはこれら一連の動きをガイドしうる案内手段が設けられていることが好ましい。
図2および図5に示されるように、前記案内手段は、例えば前記コネクター1の針保護フード13の先端部内周面に設けられた凸部133と、前記混注部2の外周面に設けられた該凸部133をガイドしうる溝とから構成される。該混注部2の外周面に設けられた溝は、開口端側から輸液ライン側へ軸方向に延びるガイド溝244と、該ガイド溝244の輸液ライン側端部より周方向に延びる回動溝245とからなり、前記針保護フード13の凸部133は、ガイド溝244に沿って混注部2の輸液ライン側へ軸方向にガイドされた後、回動溝245に沿って周方向にガイドされる。これらの凸部133、ガイド溝244および回動溝245からなる案内手段が設けられることにより、コネクター1が混注部2に対して軸方向に挿入され、続いて周方向に回動されるという、コネクター1と混注部2の接続に関する一連の動きを、容易かつ確実に行うことができる。
前記ガイド溝244は、針保護フード13に設けられる凸部133が抵抗なく摺動しうる幅および深さを有し、コネクター1が混注部2に接続されたときにコネクター1に設けられる針管11の針先111が混注部2のゴム状弾性体23の輸液ライン側から突出しうるまでコネクター1が混注部2の輸液ライン側へ進みうる長さを有するように形成される。
前記回動溝245もまた、前記凸部133が抵抗なく摺動しうる幅および深さを有し、針保護フード13が混注部2に対して回動されることにより、コネクター1が混注部2の開口端側から抜け落ちることを防止しうる程度の長さを有するように形成される。該回動溝245の長さは、コネクター1の混注部2に対する回動角度が5〜60°であるように形成されることが、操作上好ましい。
前記ガイド溝244および回動溝245は、カバー部材24の側壁部243に設けられることが成形上好ましい。この時、回動溝244はカバー部材24の中央部に設けられた溝であってもよいが、図3に示されるように側壁部243の基端側の縁に設けられた切欠部であってもよい。
前記回動溝245には、さらにその終端部、すなわちガイド溝244とは反対側の端部に針保護フード13の凸部133と嵌合しうる凹部246が設けられていてもよい。これにより、コネクター1と混注部2とは、針保護フード13のカバー部材24に対する軸方向への挿入および周方向への回動に続いて凹凸嵌合することにより固定され、混注操作はより確実に行われる。また、コネクター1を把持する医療従事者が、該凸部133が凹部246に嵌合されたときの針保護フード13の内側へのわずかな変位を感じることにより、コネクター1と混注部2の接続が完了したことを認識することができる。
該凹部246は回動溝245の終端部が一段深く掘り下げられて形成されたものであってもよいし、該回動溝245の中間部に突部を形成することによって終端部に凹部246が形成されたものであってもよい。また、図5に示されるように、回動溝245の長さが短い場合は、回動溝245のガイド溝244との接合部に突部が形成されることにより、回動溝245全体が凹部246となるように構成されていてもよい。
前記案内手段は、図示されないが、前記混注部2の側壁部243に設けられた凸部と、前記コネクター1の針保護フード13の先端部内周面に設けられたガイド溝および回動溝とから構成されるものであってもよい。この場合、前記針保護フード13に設けられる回動溝の終端部には、混注部2の凸部と嵌合しうる凹部または貫通した孔が設けられることが好ましい。
また、混注部2が図7および図8に示されるように輸液ラインを構成するチューブ4に連結される管41上に直接設けられたものである場合、コネクター1が混注部2に接続される際に、該コネクター1の針保護フード13が管41にぶつかり、接続が妨げられるおそれがある。したがって、該針保護フード13には、管41へのぶつかりを防止しうる切欠部134が設けられることが好ましい。該切欠部134が設けられた針保護フード13を有するコネクター1は、チューブの末端に設けられた混注部および管41上に直接設けられた混注部のいずれの混注部にも接続することが可能であってより好ましい。
前記切欠部134の大きさは、管41の太さおよび針保護フード13の回動角度により適宜設定される。
次に、本発明の混注用接続具の使用方法を図8に基づいて説明する。
まずコネクター1は、アダプター14のリブ144の部分を把持され、該針保護フード13の先端部内周面に設けられた凸部133が混注部2のカバー部材24の側壁部243に設けられたガイド溝244に沿うように位置合わせされた状態で、該混注部2の輸液ライン側へと軸方向に挿入される。該コネクター1は、凸部133がガイド溝244にガイドされながら混注部2の輸液ライン側へ軸方向に移動し、それと同時に、針管11の針先111がカバー部材24の天面部242に設けられた貫通孔241を通じてゴム状弾性体23に刺入される。該凸部133がガイド溝244の輸液ライン側端部に当接するまでコネクター1が移動すると、該針管11の針先111が該ゴム状弾性体23を貫通し、かつ流体ラインおよび輸液ラインが連通した状態になり、コネクター1の軸方向への挿入は完了する。
次いで、コネクター1は、凸部133が回動溝245に沿って周方向にガイドされながら回動せしめられる。針ハブ12と針保護フード13とはアダプター14によって固定されているため、アダプター14の基端側に接続された流体ラインを回動させることにより、コネクター1全体を回動させることができる。この回動操作は針管11のゴム状弾性体23への刺入が完了した後で行われるため、針管11が回動の影響を受けてゴム状弾性体23内にゆがんだ方向に刺入されるおそれはない。
その後、該凸部133が回動溝245の終端部に設けられた凹部246に嵌合することにより、針保護フード13とカバー部材24とは固定され、コネクター1と混注部2に接続操作が完了する。
流体の輸液への混注操作終了後、前記混注用接続具の接続を解除する場合は、まず、コネクター1を混注部2に対して接続時とは逆方向に回動させることにより、凸部133と凹部246の嵌合を解除する。該凸部133がカバー部材24のガイド溝244と係合するまでコネクター1を回動した後、該コネクター1を混注部2の開口端側へ軸方向に引き抜く。この時、針管11の針先111もまた混注部2のゴム状弾性体23から抜去される。
本発明のコネクターの一実施例を示す斜視図である。 図1に示されるコネクターの斜視図である。 図1に示されるコネクターを図中左側から見た場合の側面図である。 図1に示されるコネクターの基端部にシリンジが接続された状態を示す断面図である。 本発明のコネクターと接続される混注部の一実施例を示す斜視図である。 図5に示される混注部の断面図である。 本発明のコネクターと接続される混注部の他の実施例を示す断面図である。 本発明の混注用接続具の一実施例を示す斜視図である。
符号の説明
1 コネクター
11 針管
111 針先
12 針ハブ
13 針保護フード
131 段部
132 リブ
133 凸部
134 切欠部
14 アダプター
141 凹部
142 メスルアーテーパー部
143 突部
144 リブ
145 表示
2 混注部
21 ハウジング
211 突出部
212 雌ネジ部
22 開口
23 ゴム状弾性体
24 カバー部材
241 貫通孔
242 天面部
243 側壁部
244 ガイド溝
245 回動溝
246 凹部
3 シリンジ
31 オスルアーテーパー部
32 雌ネジ部
4 チューブ
41 管

Claims (12)

  1. 輸液ラインの混注部に接続されるコネクターであって、針管と、該針管の基端部を保持しうる針ハブと、該針管の針先を収容し、かつ、針ハブに対して該針ハブの基端部が基端側から突出するように外嵌される略筒状の針保護フードと、一端側が該針ハブの基端部及び該針保護フードの基端部に対してそれらの基端部側から外嵌固定され、且つ他端側が流体ラインに接続されるアダプターとを有してなるコネクター。
  2. 前記針ハブには、前記針保護フードの針ハブ上での先端側への移動を阻止しうるように、該針保護フードの基端部に係合しうる突部が設けられてなる請求項1記載のコネクター。
  3. 前記針保護フードには、基端部の外周面上に一つまたは複数のリブが設けられてなり、前記アダプターには、先端部の内周面に該針保護フードのリブと嵌合しうる一つまたは複数の凹部が設けられてなる請求項1または2記載のコネクター。
  4. 前記アダプターは、基端部にメスルアーテーパー部が設けられてなる請求項1〜3のいずれかに記載のコネクター。
  5. 流体ラインの末端に設けられた請求項1〜4のいずれかに記載のコネクターと、
    前記流体ライン内の流体を内腔へ導入しうる少なくとも一つの開口と、該開口を前記コネクターの針管が貫通しうるように閉鎖するシール手段とを有し、輸液ライン上に設けられる混注部とからなり、
    前記コネクターは前記混注部の開口端に外嵌されることで接続され、それと同時に針管がシール手段を貫通して流体ライン内の流体と輸液ライン内の輸液との混注が可能となる混注用接続具。
  6. 前記コネクターの針保護フードの内周面及び該混注部の外周面には、該針保護フードが該混注部に対して軸方向に挿入され、続いて周方向に回動されることによって該コネクターと該混注部の接続を固定しうる案内手段を有してなる請求項5記載の混注用接続具。
  7. 前記案内手段は、前記針保護フードの先端部内周面に設けられた凸部と、前記混注部の外周面に設けられた、該針保護フードの凸部をガイドしうるように開口端側から輸液ライン側へ軸方向に延びるガイド溝と、該ガイド溝の輸液ライン側端部より前記凸部を混注部の周方向へガイドしうる回動溝とから構成される請求項6記載の混注用接続具。
  8. 前記回動溝の終端部には、さらに前記針保護フードの凸部と嵌合しうる凹部が形成されてなる請求項7記載の混注用接続具。
  9. 前記案内手段は、前記混注部の開口端部外周面に設けられた凸部と、前記コネクターの内周面に設けられた、該混注部の凸部をガイドしうるように先端側から基端側へ軸方向に延びるガイド溝と、該ガイド溝の基端側端部より前記凸部をコネクターの周方向へガイドしうる回動溝とから構成される請求項6記載の混注用接続具。
  10. 前記回動溝の終端部には、さらに前記混注部の凸部と嵌合しうる凹部または孔が形成されてなる請求項9記載の混注用接続具。
  11. 前記混注部のシール手段は、該混注部の開口から該混注部の内部へと挿入されるゴム状弾性体と、針管が挿入される中央部に貫通孔を有し、該混注部の開口およびゴム状弾性体を覆うように該混注部の外周面に嵌着されるカバー部材とから構成されてなり、前記混注部に設けられる案内手段は、前記シール手段のカバー部材に形成されてなる請求項5〜10のいずれかに記載の混注用接続具。
  12. 前記コネクターの針保護フードには、該コネクターと前記混注部との接続が輸液ラインに妨げられることを防ぐための切欠部が設けられてなる請求項5〜11のいずれかに記載の混注用接続具。
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