JP5087858B2 - 混注用接続具 - Google Patents

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本発明は混注用接続具、具体的には、輸液ラインに配設される混注部と、添加ラインに配設されるコネクタを有し、混注部にコネクタを接続することで、輸液中に別の輸液や薬液等の液体を添加(混注)できる混注用接続具に関する。
輸液システムでは、輸液を患者の体内へ注入する経路(輸液ライン)を主とし、必要に応じて、輸液ラインに別の輸液や薬液等の流体を混注するための添加ラインが接続される。添加ラインとしては、主に、添加チューブが使用され、このチューブの末端部に備えられたコネクタが、輸液ラインに備えられた混注部に接続されることで、添加チューブが輸液ラインに接続される。
混注部は輸液ラインへの混注用開口を有し、この開口がゴム状弾性体で閉鎖されている。このような混注部が輸液ラインの末端部に備えられたもの(例えば、特許文献1参照)や、複数個の混注部が輸液ラインの中途部に備えられたもの(例えば、特許文献2参照)が公知である。
コネクタは、添加チューブに備えられた針ハブと、針ハブに備えられて添加チューブと連通し且つ弾性体に挿通される針管と、針ハブに固設されて針管を収容し且つ混注部とコネクタの接続時に混注部に外嵌される針保護フードを有している。
ところで、混注部の弾性体にコネクタの針管を挿通して、混注部とコネクタを接続した際に、この接続状態を保持する種々の手段が既に提案されている。具体的には、
A.コネクタを混注部に螺合するもの(以下、このタイプを螺合タイプと称す。)(例え ば、特許文献3参照)、
B.コネクタに爪部等の離脱防止部が配設され、混注部とコネクタの接続時に、コネクタ の軸心方向の移動により、離脱防止部の弾性変形を介して、混注部がコネクタ内部に相 対的に挿入され、この挿入後に、弾性復元力により、原姿勢に復帰した離脱防止部によ り、混注部のコネクタからの離脱が防止されるもの(以下、このタイプを離脱防止部タ イプと称す。)(例えば、特許文献4参照)、
C.コネクタの軸心方向移動により、混注部の弾性体にコネクタの針管が挿通された後、 コネクタが回動操作されて、混注部とコネクタが係合し、両者の接続状態が保持される もの(以下、このタイプをプッシュ回転タイプと称す。)(例えば、特許文献5参照)等が提案されている。
しかし、上記螺合タイプでは、混注部とコネクタの接続時に、コネクタの回転により、コネクタに接続された添加チューブが大きく捩れて、添加チューブから輸液ラインへの流体の供給が阻害される惧れがあった。
又、上記離脱防止部タイプでは、混注部とコネクタの接続時には、混注部をコネクタ内部に押し込むだけでよい。しかし、両者の接続を解除する際には、爪部等の離脱防止部を大きく弾性変形させる必要があって、大きな操作力が必要で、操作が容易ではないとの問題があった。又、操作力を小さくするためには、接続解除時に、離脱防止部を操作する操作機構を別途備える必要があった。
一方、上記プッシュ回転タイプでは、螺合タイプに比較すると、コネクタの回転角度は小さく、コネクタに接続された添加チューブの捩れも小さい。然しながら、混注部のコネクタの接続操作終了後に、捩じれた添加チューブの反発力により、コネクタが接続操作時とは反対方向に回動して、混注部とコネクタの接続が解除される惧れがあった。又、針保護フードが添加チューブに直接固定される等して、針管の針保護フードに対する固定力が弱い場合において、針管の弾性体に対する挿通抵抗が大である時には、針保護フードの軸心方向の移動により、針管を弾性体に挿通する際に、針管が針保護フード内を後退して、針管を弾性体に挿通できない惧れもあった。
又、上記何れのタイプでも、混注部が輸液ラインから分岐したチューブの末端部に配設されている場合には(特許文献1参照)、混注部にコネクタを問題なく接続できる。然しながら、上記タイプでは、針保護フードが単なる筒状とされていたため、混注部が輸液ライン上に配設されている場合には(特許文献2参照)、針保護フードと輸液ラインの干渉により、混注部とコネクタを接続できない場合があり、コネクタの使用に制限があったのが実情である。
一方、上記螺合タイプとして、従来の問題を解決するために、針保護フードをコネクタに回転自在に備えて、混注部とコネクタの接続時に、コネクタに接続された添加チューブが捩れないようにしたものも提案されている(例えば、特許文献6参照)。又、本願出願人も、上記同様に、針保護フードをコネクタに回転自在に備えると共に、針保護フードの先端部に、針保護フードと輸液ラインの干渉を防止する切欠部を形成して、混注部が輸液ラインから分岐したチューブの末端部に備えられている場合でも、混注部が輸液ライン上に備えられている場合でも、混注部とコネクタを接続できるようにしたものを既に提案している(例えば、特許文献7)。
しかし、上記何れの螺合タイプのものでも、混注部とコネクタの接続時に、針保護フードが回転しながら前進し、これに伴い、針管も回転しながら弾性体に挿通されていた。そのため、針管が弾性体に真っ直ぐに挿通されず、これにより、添加チューブから輸液ラインへの流体の供給が妨げられたり、針管に歪みを生じる惧れがあった。
実開平1−95953号公報 実開平4−44951号公報 特表2001−510266号公報 実開平5−86352号公報 特表平9−507779号公報 特表2002−501793号公報 特開2002−113111号公報
本発明は、混注部とコネクタの接続時に、添加ラインの捩れを防止できると共に、針管を弾性体に真っ直ぐに挿通でき、しかも、針管の歪みを防止できて、添加ラインから輸液ラインへ流体を円滑に供給でき、しかも、混注部とコネクタの接続解除機構を別途備える必要もなく、更に、混注部とコネクタを簡単な操作で確実接続できる混注用接続具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の特徴とするところは、輸液ラインに備えられる混注部と、添加ラインに備えられ、混注部に接続されて、添加ラインの流体を輸液ラインの輸液に添加するコネクタを有し、混注部が、輸液ラインへの混注用開口と、混注用開口を閉鎖するシール手段を有し、コネクタが、添加ラインに備えられた針ハブと、針ハブに備えられて、添加ライン内部と連通し、混注部とコネクタの接続時に、シール手段に挿通される針管と、針ハブに軸心方向に移動を規制された状態で且つ回動自在に外嵌されて、針管を収容し、混注部とコネクタの接続時に、軸心方向の移動により、混注部に外嵌される針保護フードを有する混注用接続具であって、針保護フードの先端部の内周面に、該面から突出する係合突部が備えられ、混注部の外周面に、係合突部が係合することで混注部とコネクタの接続状態を保持する係合溝部が形成され、係合溝部が、混注部の先端から基部に向かって軸心方向に形成され、針保護フードの混注部への外嵌時に、係合突部が係合する軸心方向溝部と、軸心方向溝部から周方向に形成され、針保護フードの回動により、係合突部が軸心方向溝部部から移動して、係合する周方向溝部を有し、混注部と針保護フードに、係合突部と軸心方向溝部を周方向に関して位置決めするための混注部側マークとコネクタ側マークが、それぞれ、備えられた点にある。
尚、係合溝部に、針保護フードの回動により、係合突部が、弾性変形を介して、係合され、針保護フードの回動を規制する規制溝が形成されることもある。
又、コネクタ側マークが、針保護フードの先端を指向する軸心方向の矢印とされ、係合突部の軸心方向溝部への係合方向を示す第1矢印と、第1矢印の先端側から周方向を指向する矢印とされ、係合突部の軸心方向溝部から周方向溝部への移動方向を示す第2矢印を有することもある。
更に、混注部が、混注用開口が形成されたハウジングを有し、シール手段が、ハウジングの内部における、混注用開口側に挿入された弾性体と、ハウジングにおける、混注用開口側に外嵌されて、弾性体における、混注用開口側の露出面の一部のみを覆被し、針管の弾性体への挿通を許容しつつ、弾性体のハウジングからの脱落を防止するカバー部材を有することもある。
又、針保護フードが、混注部とコネクタの接続時に針保護フードと輸液ラインの干渉を防止する切欠部を有することもある。
本発明によれば、混注部とコネクタの接続時に、コネクタの針保護フードを、軸心方向の移動により、混注部に外嵌して、回動するだけで、コネクタの針管が混注部のシール手段に挿通されると共に、針保護フードに備えられた係合突部が、混注部に備えられた係合溝部の軸心方向溝部と周方向溝部に順次係合して、混注部とコネクタの接続状態が保持されるので、混注部とコネクタを容易且つ確実に接続できると共に、混注部とコネクタの接続解除機構を別途備える必要もない。
又、針保護フードが、針管を備える針ハブに軸心方向の移動を規制された状態で備えられているので、混注部とコネクタの接続時に、針保護フードを混注部に外嵌して、針管をシール手段に挿通する際に、針管が基端側に後退する惧れがなく、針管をシール手段に良好に挿通できる。
更に、針管がシール手段に挿通される際には、針管が回転することなく挿通されるので、針管が歪むことなく、シール手段に真っ直ぐに挿通される。又、上記挿通後に、針保護フードが回動操作されるが、針保護フードが針ハブに回動自在に備えられているので、針ハブに備えられた針管や針ハブに接続された添加ラインが針ハブの回動の影響を受けることがなく、針ハブが歪んだり、添加ラインが捩じれたりする惧れはない。従って、添加ラインから輸液ラインへ流体をスムーズに供給できる。尚、添加ラインの捩れ防止効果は、添加ラインが、流体経路が比較的長くて他の流体収容部に接続されるもの、例えば、チューブ等である場合に顕著となる。
又、混注部と針保護フードに、係合突部と軸心方向溝部を周方向に関して位置決めするための混注部側マークとコネクタ側マークが、それぞれ、配設されたので、係合突部と軸心方向溝部を周方向に関して容易に位置決めでき、その分、混注部とコネクタの接続を容易に行える。
又、請求項2記載の発明によれば、係合溝部に、針保護フードの周方向への回動を規制する規制溝が形成されたので、規制溝に係合突部を係合することで、混注部とコネクタの接続状態をより一層確実に保持できる。又、規制溝に係合突部が弾性変形を介して係合するので、混注部とコネクタの接続を行う医療従事者は、係合突部が規制溝に係合したことを、上記弾性変形により、確実に把握でき、混注部とコネクタの接続をより確実に行える。
更に、請求項3記載の発明によれば、コネクタ側マークが、針保護フードの先端を指向する軸心方向の矢印とされて係合突部の軸心方向溝部への係合方向を示す第1矢印と、第1矢印の先端側から周方向一方を指向する矢印とされて係合突部の軸心方向溝部から周方向溝部への移動方向を示す第2矢印を有するので、混注部とコネクタの接続時に、これを行う医療従事者は、矢印を見ることで、混注部とコネクタの接続をより一層容易に行える。
又、請求項5記載の発明によれば、針保護フードと輸液ラインの干渉を防止できるので、混注部が輸液ラインから分岐したチューブの末端部に備えられている場合でも、混注部が輸液ライン上に備えられている場合でも、混注部とコネクタを容易に接続できる。
〔実施の形態の第1例〕
以下、本発明の実施の形態の第1例を図1〜図10の図面に基づき説明すると、図1〜図5において、混注用接続具は、輸液ラインに配設された混注部1と、添加ラインに配設され且つ混注部1に解除可能に接続されるコネクタ2と、コネクタ2の混注部1に対する接続操作を案内し且つ混注部1とコネクタ2の接続状態を保持する案内保持手段と、混注部1とコネクタ2の接続操作時に混注部1とコネクタ2を周方向に関して位置決めするための位置決め手段を有する。
上記輸液ラインとは、輸液を患者の体内へ注入する経路であって、具体的には、輸液を輸液バッグから患者に穿刺される針まで移送するものであり、図例では、輸液チューブ4,5から構成されている。上記添加ラインとは、輸液ラインを流れる輸液に別の輸液や薬液を混注するための経路であって、チューブやシリンジなど、内部に流体が通過可能又は収容可能なものであり、図例では、添加チューブ6から構成されている。混注部1とコネクタ2を接続して、輸液チューブ4と添加チューブ6を連通させることにより、輸液チューブ4,5の輸液に添加チューブ6の別の輸液や薬液を混注できる。
図6にも示すように、混注部1は輸液チューブ5の中途部に備えられ、円筒状のハウジング8と、シール手段を有する。尚、混注部1において、先端側とはコネクタ2との接続端側を示し、基端側とは輸液チューブ5と接続される側を示す。
ハウジング8は輸液チューブ5と一体形成されて、該チューブ5から径方向外方に突設され、基端側で輸液チューブ5内部と連通すると共に、その先端側開口が輸液チューブ5への混注用開口10とされている。混注用開口10の大きさは、後述する針管が挿通可能な大きさであればよく、できるだけ小さい方が、混注部1をコンパクトにできて、好ましい。ハウジング8は、ポリカーボネートやABS等の合成樹脂で形成されることが好ましい。
シール手段はハウジング8の混注用開口10を閉鎖するもので、ゴム状弾性体12と、カバー部材13を有する。
弾性体12は、ハウジング8の混注用開口10からハウジング8内部に挿入されて、ハウジング8内部に液密状態で嵌着され、混注用開口10を閉鎖している。弾性体12には、後述する針管が挿通されると共に、コネクタ2と混注部1の接続が解除された際には、弾性体12における、針管が抜去された後の孔を再度封止できる材質である必要がある。従って、弾性体12を形成する材料には、好ましくは、合成ゴム、天然ゴム、シリコンゴム、熱可塑性エラストマー等が使用される。
カバー部材13は混注部1に外嵌されて、弾性体12における、混注用開口10側の端面の外周部のみを覆被し、後述する針管の弾性体12への挿通を許容しつつ、弾性体12のハウジング8からの脱落を防止する。カバー部材13は、弾性体12における、混注用開口10側の端面の外周部を覆被し且つ中央部に針管が挿通される挿通用開口15を有する天壁部16と、天壁部16の外周縁部から垂直に延びる円筒状の側壁部17を有する。天壁部16や側壁部17は、混注部1とコネクタ2の接続時に、ハウジング8と弾性体12間からの薬液の漏出を防止できるような形状、大きさであることが好ましい。カバー部材13は、ハウジング8と容易に接着剤(溶剤等)によって接着できるように、ハウジング8の材料と同様の合成樹脂から形成されることが好ましい。
混注部1は下記のように製造される。即ち、まず、弾性体12をハウジング8にその混注用開口10から挿入した後、ハウジング8にカバー部材13を外嵌する。カバー部材13とハウジング8の固定は、カバー部材13の内周面及び/又はハウジング8の先端部の外周面に接着剤を塗布して、両者を嵌合させることにより、行われることが好ましい。
コネクタ2は添加チューブ6の末端部に配設されており、図7〜図10にも示すように、針ハブ19と、針管20と、針保護フード21を有する。尚、コネクタ2において、先端側とは混注部1との接続端側を示し、基端側とは添加チューブ6と接続される側を示す。
針ハブ19は略円筒状とされており、塩化ビニルやポリカーボネート等の合成樹脂で形成されることが好ましい。針ハブ19は、基部側の小径部23、軸心方向中間部に位置し且つ外径が小径部23よりも大径とされた中間部24、先端部に位置し且つ外径が中間部24よりも大径とされた大径部25を、軸心方向に連設することで、構成されている。小径部23は添加チューブ6の先端部に挿入されて、接着剤等により、固定され、針ハブ19と添加チューブ6の内部は連通している。中間部24の外径は添加チューブ6よりも小径とされている。
針管20は先端が鋭利な刃先とされており、その基端部が針ハブ19の先端部内に挿入されて、接着剤や高周波溶着等により、固定されて、針管20は針ハブ19に保持されると共に、両者の内部は連通している。針管20は混注部1の弾性体12に挿通されることにより、輸液チューブ5と添加チューブ6を連通させ、添加チューブ6内の輸液又は薬液等の流体を輸液チューブ5内を流れる輸液に混注するものである。従って、針管20は、弾性体12を挿通可能な十分に剛性を有する材料で形成されることが好ましく、具体的には、ステンレス鋼、アルミニウム、チタン、或いは、これらの合金等の金属、ポリカーボネート、ABS等の合成樹脂等で形成される。針管20は、弾性体12に挿通される際に、屈曲しない剛性を有している必要がある。そのため、針管20の直径が0.6〜1.7mmで、肉厚が0.09〜0.30mmであることが好ましい。又、針管20の長さは、弾性体12に挿通した際に、先端が完全に輸液チューブ5の内部に突出する長さである必要があり、弾性体12の軸心方向の長さに応じて、適宜設定される。
針保護フード21は針管20を内部に収容するもので、透明な略円筒状とされており、針ハブ19と同様の材料で形成されている。針保護フード21の基端部は、針ハブ19の中間部24の外周面に当接可能な内径を有し、先端部は、混注部1に外嵌可能な内径を有している。又、針保護フード21は、針管20の先端を完全に覆う長さを有している。針保護フード21の基端部は針ハブ19の中間部24に回動自在に外嵌され、又、針ハブ19の大径部25と添加チューブ6により、針保護フード21は軸心方向への移動を規制されて、軸心方向に移動不能、又は、軸心方向に若干移動可能とされている。尚、添加チューブ6により針保護フード21の軸心方向の移動を規制せずに、針ハブ19に一体又は別体で設けたストッパにより、針保護フード21の軸心方向の移動を規制してもよい。
ところで、混注部1とコネクタ2の接続時には、後述するように、針保護フード21が軸心方向の移動により混注部1に外嵌された後、回動操作される。ところが、混注部1が輸液チューブ5の中途部に備えられて、混注部1の長さが短い場合には、針保護フード21が円筒状のままでは、混注部1とコネクタ2の接続時に、針保護フード21を混注部1に外嵌する際に、針保護フード21が輸液チューブ5と当接して、混注部1とコネクタ2を接続できない。そこで、針保護フード21を混注部1に外嵌し、その後、回動させても、針保護フード21と輸液チューブ5が干渉しないように、針保護フード21の先端部の径方向対称箇所には、一対の切欠部27が形成されている。尚、針保護フード21を混注部1に外嵌した際に、切欠部27の内周縁部の基端部が輸液チューブ5と当接する。切欠部27の大きさは、混注部1の長さ、輸液チューブ5の外径、針保護フード21の回動角度に応じて、適宜設定される。上記のように、針保護フード21に切欠部27を形成しておけば、混注部1が輸液チューブ5から分岐されたチューブに配設されて、その長さが長い場合は、無論の事、混注部1が輸液チューブ5の中途部に配設されて、その長さが短い場合でも、混注部1にコネクタ2を容易に接続できる。
針保護フード21は透明で、内部を視認できるので、混注部1とコネクタ2の接続作業を針保護フード21を介して視認でき、上記接続作業を容易に行える。しかし、更に、接続作業を容易に行えるように、針保護フード21には、一対の縦長の略長方形の窓部28が貫通形成されている。各窓部28は、周方向に関して、両切欠部27間に位置すると共に、針保護フード21の軸心方向略中央部(中間部)に位置して、切欠部27よりも軸心方向基部側に位置している。
混注部1とコネクタ2の接続時には、上記のように、針保護フード21が軸心方向の移動により混注部1に外嵌された後、回動操作される。この操作手順を明示するために、案内用矢印31が針保護フード21の外周面に一体形成されて、針保護フード21の外周面から突出し(膨出し、浮出て)ている。案内用矢印31は、軸心方向に形成され且つ窓部28の周方向一側方に位置する軸心方向突出部31Aと、この突出部31Aにおける、針保護フード21の先端部側の端部から周方向を指向し且つ窓部28の軸心方向前方に位置する周方向突出部31Bを有する。
針保護フード21の外周面には、コネクタ2を混注部1に接続する際に、指で把持し易いように、リブ29が設けられることがある。リブ29の形状および個数は特に限定されないが、針保護フード21の基端部外周面に、等間隔で複数個設けられることが好ましい。又、針保護フード21の外周面における、隣接するリブ29間の指が当たる部分に、窪み30を設けて、コネクタ2を更に把持し易くしてもよい。
コネクタ2は下記のように製造される。即ち、まず、針ハブ19の大径部25内に、先端側から針管20の基端部を挿入して、接着剤又は高周波溶着により、固定する。次に、針保護フード21の内部に、先端側から針ハブ19を挿入して、針ハブ19の大径部25の基端面を針保護フード21の内部の底面に当接させれば、コネクタの製造は終了する。この状態で、針ハブ19の小径部23に添加チューブ6又は別途ストッパーを備えることで、針保護フード21は針ハブ19に回動自在で且つ軸心方向に移動を規制された状態で嵌着される。
案内保持手段は、コネクタ2の混注部1に対する接続操作を案内すると共に、混注部1とコネクタ2の接続状態を保持するもので、係合突部32と係合溝部33を有する。
係合突部32は、針保護フード21の先端部の内周面に配設されて、径方向内方に突出すると共に、軸心方向の突条とされている。係合突部32における、コネクタ2の先端部側となる部分の内周部は面取りされた面取部32Aとされて、係合突部32が係合溝部33に係合する際に、スムーズに係合するようにされている。
係合溝部33は係合突部32が係脱自在に係合されるもので、カバー部材13の外周面に形成されて、径方向外方に開口しており、軸心方向溝部35と周方向溝部36を有する。係合溝部33をカバー部材13に形成したのは、成形上、好ましいからである。軸心方向溝部35の終端部及び周方向溝部36は軸心方向後方に開口している。
軸心方向溝部35は、カバー部材13の側壁部17の外周面の先端から基端に向かって軸心方向全長に形成されると共に、その始端部は混注部1の軸心方向前方に開口しており、針保護フード21の軸心方向の移動による混注部1に対する外嵌時に、係合突部32が係合する。尚、上記外嵌終了時に、係合突部32の大部分は、軸心方向溝部35の終端部から軸心方向前方に大きく突出する。
周方向溝部36は、カバー部材13の側壁部17の基端の外周面における、軸心方向溝部35の終端部から周方向に形成されており、針保護フード21の回動により、係合突部32が軸心方向溝部35の終端部から周方向溝部36に移動して、係合する。周方向溝部36は、係合突部32との係合により、コネクタ2の混注部1からの軸心方向への離脱を阻止するもので、軸心方向溝部35と周方向に隣接する浅溝部36Aと、これに隣接する規制溝36Bを周方向に連設することで、構成されている。浅溝部36Aの深さは、軸心方向溝部35及び規制溝36Bよりも浅くされて、浅溝部36Aの底部が軸心方向溝部35及び規制溝36Bよりも径方向外方に突出しており、針保護フード21の回動により、係合突部32が軸心方向溝部35の終端部から周方向に移動する際に、針保護フード21が径方向外方に弾性変形して、係合突部32が浅溝部36Aの底部を乗り越え、規制溝36Bに到達する。これにより、混注部1とコネクタ2の接続保持操作をより確実に行えると共に、コネクタ2を把持する医療従事者が、針保護フード21の径方向外方へのわずかな弾性変形、即ち、変位を感じることにより、混注部1とコネクタ2の接続が完了したことを認識できる。尚、上記弾性変形時には、針保護フード21、カバー部材13及びハウジング8の少なくとも一つが弾性変形すればよい。規制溝36Bは、係合突部32との係合により、コネクタ2、即ち、針保護フード21の回動を規制(阻止)する。
位置決め手段は、混注部1とコネクタ2の接続操作時に、混注部1のハウジング8に対して、コネクタ2の針保護フード21を周方向に関して位置決めして、係合突部32と軸心方向溝部35を周方向に関して位置決めするもので、混注部側マーク38と、コネクタ側マーク39を有する。混注部側マーク38は、例えば、軸心方向の直線状とされて、ハウジング8の外周面における、軸心方向溝部35よりも軸心方向基部側に付されている。又、コネクタ側マーク39は、例えば、円形状とされて、針保護フード21の先端部の外周面における、係合突部32の径方向外方に配設されている。これらマークは、青色や白色等の不透明なペイント材料から成る。
上記構成例によれば、混注部1にコネクタ2を接続して、輸液チューブ4,5の輸液に、添加チューブ6の別の輸液や薬液等を添加(混注)する際には、コネクタ2の針保護フード21のリブ29及び窪み30を把持し、図5及び図4に示すように、コネクタ側マーク39を混注部側マーク38に対して周方向に関して合致させる。これにより、係合突部32と軸心方向溝部35を周方向に関して位置決めでき、後述するように、係合突部32を軸心方向溝部35に容易に係合できる。
次に、針保護フード21を軸心方向に移動させて、混注部1及び輸液チューブ5に外嵌して、針保護フード21の切欠部27の内周縁部の基端部を輸液チューブ5に軸心方向に関して当接させる。
これにより、図3の仮想線で示すように、針保護フード21の係合突部32がカバー部材13の係合溝部33の軸心方向溝部35に係合する。この際、係合突部32の面取部32Aと軸心方向溝部35の底面の先端縁の当接による案内等により、係合突部32が軸心方向溝部35にスムーズに係合し、針保護フード21の混注部1及び輸液チューブ5への外嵌終了時には、係合突部32の大部分が、軸心方向溝部35の終端部から軸心方向前方に大きく突出する。
又、針保護フード21は、針管20を備える針ハブ19に軸心方向への移動を規制された状態で備えられているので、上記の際に、コネクタ2の針管20は、針保護フード21の軸心方向への移動と共に、混注部1のカバー部材13の挿通用開口15を介して、弾性体12に挿通されて、その先端部が輸液チューブ5内に到達し、これにより、添加チューブ6は、針ハブ19、針管20を介して、輸液チューブ5と連通する。この際、針管20は、回動することなく、弾性体12に挿通されるので、針管20を弾性体12に真っ直ぐに挿通でき、歪んだ方向に挿通されることはない。
次に、針保護フード21を回動させると、針保護フード21が径方向外方に弾性変形しながら、係合突部32が周方向溝部36の浅溝部36Aの底部を乗り越えて、図2及び図3の実線で示すように、規制溝36Bに到達し、針保護フード21の回動が規制されて、図1に示すように、混注部1とコネクタ2の接続状態が保持される。
この際、針保護フード21は針ハブ19に回動自在に備えられているので、針保護フード21の回動時に、針ハブ19、針管20及び添加チューブ6は回動しない。それ故、針管20が弾性体12内で回動して、歪みを生じる惧れはないと共に、添加チューブ6が回動して、捩じれる惧れもない。
上記のようにして、コネクタ2の混注部1に対する接続操作を終了した後、添加チューブ6の輸液や薬液等を、針ハブ19、針管20を介して、輸液チューブ5の輸液に添加して、混注する。
上記混注操作終了後、混注部1とコネクタ2の接続を解除する際には、針保護フード21を接続時とは反対方向に回動させ、針保護フード21を径方向に弾性変形させながら、針保護フード21の係合突部32をカバー部材13の係合溝部33の浅溝部36Aを乗り越えさせて、規制溝36Bから離脱させ、軸心方向溝部35の終端部に到達させる。
次に、針保護フード21を軸心方向に後退させて、針保護フード21を混注部1及び輸液チューブ5から離脱させ、係合突部32を軸心方向溝部35から離脱させると共に、針管20を弾性体12から抜去して、混注部1とコネクタ2の接続を解除する。
〔実施の形態の第2例〕
図11及び図12は本発明の実施の形態の第2例を示し、混注部1が、輸液ラインから分岐したチューブの末端部に備えられるものとされ、細長くされている。
〔実施の形態の第3例〕
図13は本発明の実施の形態の第3例を示し、コネクタ2の基端部がアダプタ41の一端部に挿入固定され、アダプタ41の他端部にシリンジ42の先端部のルアーチップ43が接続されて、コネクタ2がアダプタ41を介してシリンジ42に接続されている。尚、アダプタ41を設けずに、コネクタ2をシリンジ42先端部のルアーチップ43に直接接続してもよい。
〔実施の形態の第4例〕
図14は本発明の実施の形態の第4例を示し、周方向溝部36が、軸心方向溝部35の終端部と周方向に連設され且つ深さが軸心方向溝部35と同一とされた移動用溝36Cと、移動用溝36Cに周方向に連設され且つ軸心方向溝部35及び移動用溝36Cと深さが同一とされた規制溝36Bを有する。尚、本例では、軸心方向溝部35に係合突部32が係合する際に、針保護フード21が径方向外方に弾性変形して、係合突部32が軸心方向溝部35及び移動用溝36Cの底面に圧接状態で摺動し、係合突部32が規制溝36Bに到達した際に、針保護フード21が径方向内方に弾性変形して、係合突部32が径方向内方に移動し、規制溝36Bに係合、固定される。
〔実施の形態の第5例〕
図15は本発明の実施の形態の第5例を示し、案内用矢印が省略されると共に、コネクタ側マーク39が案内用矢印としての機能も有しており、第1・第2矢印45,46を有する。第1矢印45は、針保護フード21の先端を指向する軸心方向の矢印とされて、係合溝部33の軸心方向溝部35への係合方向を示すと共に、この第1矢印45を混注部側マーク38と周方向に関して一致させれば、係合突部32と軸心方向溝部35を周方向に関して位置決めできる。第2矢印46は、第1矢印45の先端側から周方向を指向する矢印とされ、係合突部32の軸心方向溝部35から周方向溝部36への移動方向を示している。
上記構成例では、第1・第2矢印45,46を見ることで、コネクタ2の混注部1に対する接続操作を容易に行える。
尚、上記実施の形態では、針保護フードの内周面に係合突部を備え、混注部の外周面に係合溝部を備えたが、上記とは逆に、混注部の外周面に係合突部を備え、針保護フードの内周面に係合溝部を備えてもよい。又、上記実施の形態では、係合溝部を径方向に貫通形成していないが、貫通形成してもよい。
本発明の実施の形態の第1例を示す斜視図である。 図1の要部の縦側断面図である。 図2のA−A線矢視断面図である。 図1の混注部とコネクタの接続を解除した縦側断面図である。 図4の正面図である。 図1の混注部の縦側断面図である。 図1のコネクタの斜視図である。 図7の斜視図である。 図8の側面図である。 図9の平面図である。 本発明の実施の形態の第2例を示すコネクタの斜視図である。 図11の縦側断面図である。 本発明の実施の形態の第3例を示す縦側断面図である。 本発明の実施の形態の第4例を示す横断面図である。 本発明の実施の形態の第5例を示すコネクタの正面図である。
符号の説明
1 混注部
2 コネクタ
4,5 輸液チューブ(輸液ライン)
6 添加チューブ(添加ライン)
8 ハウジング
10 混注用開口
12 弾性体
13 カバー部材
19 針ハブ
20 針管
21 針保護フード
27 切欠部
32 係合突部
33 係合溝部
35 軸心方向溝部
36 周方向溝部
36B 規制溝
38 混注部側マーク
39 コネクタ側マーク
45,46 第1・第2矢印

Claims (5)

  1. 輸液ラインに備えられる混注部と、
    添加ラインに備えられ、混注部に接続されて、添加ラインの流体を輸液ラインの輸液に添加するコネクタを有し、
    混注部が、輸液ラインへの混注用開口と、混注用開口を閉鎖するシール手段を有し、
    コネクタが、
    添加ラインに備えられた針ハブと、
    針ハブに備えられて、添加ライン内部と連通し、混注部とコネクタの接続時に、シール手段に挿通される針管と、
    針ハブに軸心方向に移動を規制された状態で且つ回動自在に外嵌されて、針管を収容し、混注部とコネクタの接続時に、軸心方向の移動により、混注部に外嵌される針保護フードを有する混注用接続具であって、
    針保護フードは針管先端を完全に覆う長さであり、
    針保護フードの先端部の内周面に、該面から突出するとともに、軸心方向の突条とされている係合突部が備えられ、
    混注部の外周面に、係合突部が係合することで混注部とコネクタの接続状態を保持する係合溝部が形成され、
    係合溝部が、
    混注部の先端から基部に向かって軸心方向に形成され、針保護フードの混注部への外嵌時に、係合突部が係合する軸心方向溝部と、
    軸心方向溝部から周方向に形成され、針保護フードの回動により、係合突部が軸心方向溝部から移動して、係合する周方向溝部を有し、
    混注部と針保護フードに、係合突部と軸心方向溝部を周方向に関して位置決めするための混注部側マークとコネクタ側マークが、それぞれ、備えられたことを特徴とする混注用接続具。

  2. 係合溝部に、
    針保護フードの回動により、係合突部が、弾性変形を介して、係合され、針保護フードの回動を規制する規制溝が形成された請求項1記載の混注用接続具。
  3. コネクタ側マークが、
    針保護フードの先端を指向する軸心方向の矢印とされ、係合突部の軸心方向溝部への係合方向を示す第1矢印と、
    第1矢印の先端側から周方向を指向する矢印とされ、係合突部の軸心方向溝部から周方向溝部への移動方向を示す第2矢印を有する請求項1又は2記載の混注用接続具。
  4. 混注部が、混注用開口が形成されたハウジングを有し、
    シール手段が、
    ハウジングの内部における、混注用開口側に挿入された弾性体と、
    ハウジングにおける、混注用開口側に外嵌されて、弾性体における、混注用開口側の露出面の一部のみを覆被し、針管の弾性体への挿通を許容しつつ、弾性体のハウジングからの脱落を防止するカバー部材を有する請求項1〜3の何れかに記載の混注用接続具。
  5. 針保護フードが、混注部とコネクタの接続時に針保護フードと輸液ラインの干渉を防止する切欠部を有する請求項1〜4の何れかに記載の混注用接続具。
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