JP2000245851A - 医療用コネクターおよび医療用コネクターを備えた医療用具 - Google Patents

医療用コネクターおよび医療用コネクターを備えた医療用具

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JP2000245851A JP11055258A JP5525899A JP2000245851A JP 2000245851 A JP2000245851 A JP 2000245851A JP 11055258 A JP11055258 A JP 11055258A JP 5525899 A JP5525899 A JP 5525899A JP 2000245851 A JP2000245851 A JP 2000245851A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクターとチューブの接合部におけるチュ
ーブの抜け強度を高くすることができ、さらに、コネク
ターとチューブの接合部における対衝撃強度も高いもの
とすることができる医療用コネクターおよび医療用コネ
クターを備える医療用具を提供する。 【解決手段】 医療用コネクター1は、チューブ接続部
を備える医療用コネクターである。コネクター1は、先
端側に形成された外筒部3と、外筒部3内に位置し、か
つチューブ接続部を形成する内筒部4と、基端側に形成
された医療用器具接続部13とを備え、内筒部4は、外
筒部3内に位置するとともに、チューブ端部を収納する
ための環状凹部41を備え、さらに、環状凹部41の先
端側端面は、環状のエッジ43を有する環状端面42と
なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体内、特に血管内
に薬剤を投与するために用いられる薬剤投与用カテーテ
ル、輸液チューブ、輸血チューブ、体外血液循環回路用
チューブなどに接続して用いられる医療用コネクターお
よびこの医療用コネクターを備える医療用具(例えば、
カテーテル)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、高カロリー輸液などの薬剤の
投与を行うために、中心静脈カテーテル(以下、IVH
カテーテル)が用いられている。カテーテルは、軟質チ
ューブとその端部に固定されたコネクターを備えてい
る。コネクターとチューブの接続形態としては、例え
ば、下記のような形態がある。 (1)コネクターの先端部に小径部を設け、チューブの
端部にこの小径部を嵌入させるとともに接着剤を用いて
固定したもの (2)コネクターの先端部内に、チューブの端部を収納
可能な拡径通路部を設け、この拡径通路部にチューブの
端部を挿入するとともに接着剤を用いて固定したもの
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のいずれ
の形態のものでも、コネクターとチューブの接合部に十
分な強度を与えることができないものであった。本発明
の目的は、コネクターとチューブの接合部におけるチュ
ーブの抜け強度を高くすることができ、さらに、コネク
ターとチューブの接合部における対衝撃強度も高いもの
とすることができる医療用コネクターおよび医療用コネ
クターを備える医療用具(例えば、カテーテル)を提供
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するもの
は、チューブ接続部を備える医療用コネクターであっ
て、該コネクターは、先端側に形成された外筒部と、該
外筒部内に位置し、かつ前記チューブ接続部を形成する
内筒部と、基端側に形成された医療用器具接続部とを備
え、前記内筒部は、前記外筒部内に位置するとともに、
チューブ端部を収納するための環状凹部を備え、さら
に、該環状凹部の先端側端面は、環状のエッジを有する
環状端面となっている医療用コネクターである。
【0005】そして、前記外筒部は、前記内筒部の環状
凹部に対応する位置に形成された少なくとも2つの切欠
部を備えていることが好ましい。また、前記環状エッジ
は、該切欠部の先端側端面と同じ位置もしくはそれより
基端側となる位置に形成されていることが好ましい。さ
らに、前記外筒部は、前記環状のエッジを有する環状端
面と同じ位置もしくはそれより先端側に形成されるとと
もに、前記内筒部方向に突出する環状段差部を備えてい
てもよい。また、前記内筒部の先端部は、先端に向かっ
て縮径していることが好ましい。さらに、前記環状凹部
には、環状リブが形成されていてもよい。また、前記医
療用コネクターは、前記内筒部の先端より該コネクター
の後端まで延びる内部通路を備え、該内部通路の後端部
分は、医療用器具接続用のルアーテーパー部となってい
ることが好ましい。さらに、前記医療用コネクターは、
後端部外面に、キャップ固定部を備えていてもよい。さ
らに、前記医療用コネクターは、プラズマ処理またはコ
ロナ処理されていることが好ましい。
【0006】また、上記目的を達成するものは、上記の
医療用コネクターと、該医療用コネクターに嵌入固定さ
れたチューブとからなり、前記医療用コネクターの前記
内筒部は、該内筒部の前記環状のエッジが前記チューブ
の端部内となる位置まで、前記チューブ内に嵌入してい
る医療用具である。
【0007】そして、上記医療用具は、例えば、薬剤投
与用カテーテルである。さらに、前記チューブの端部と
前記コネクターは、該チューブの端部を該チューブ形成
材料を溶解可能な溶媒と接触した後に、嵌入固定された
ものであることが好ましい。さらに、前記チューブの端
部内面と前記内筒部の前記環状エッジ付近には、実質的
に隙間が形成されておらず、前記チューブの端部内面と
前記内筒部の前記環状エッジ付近の外面とは密着してい
ることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】そこで、本発明の医療用コネクタ
ーを図面に示す実施例を用いて説明する。図1は、本発
明の一実施例の医療用コネクターの正面図である。図2
は、図1に示した医療用コネクターの平面図である。図
3は、図1に示した医療用コネクターの左側面図であ
る。図4は、図1のA−A線断面図である。図5は、図
2のB−B線断面図である。
【0009】本発明の医療用コネクター1は、チューブ
接続部を備える医療用コネクターである。コネクター1
は、先端側(一端側)に形成された外筒部3と、外筒部
3内に位置し、かつチューブ接続部を形成する内筒部4
と、基端側(他端側)に形成された医療用器具接続部1
3とを備え、内筒部4は、外筒部3内に位置するととも
に、チューブ端部を収納するための環状凹部41を備
え、さらに、環状凹部41の先端側端面は、環状のエッ
ジ43を有する環状端面42となっている。
【0010】この実施例の医療用コネクター1は、内部
通路12を備えるコネクター本体2からなる。コネクタ
ー本体2は、円筒状であり、先端部に形成された外筒部
3と、外筒部3内に位置し、かつチューブ接続部を形成
する内筒部4を備える。さらに、外筒部3の先端付近よ
り基端側に延びる2つの翼部5,6と、コネクター1の
後端に形成されたキャップ固定部7を備えている。
【0011】外筒部3は、コネクター本体2の外径とほ
ぼ同一外径となっている円筒状部分であり、外筒部3は
ほぼ均一な内径を備えている。内筒部4は、外筒部3と
同軸に形成されるとともに、外筒部3内に位置し、か
つ、先端部が外筒部3より突出している。内筒部4の先
端部4aは、接続されるチューブの端部への挿入を容易
とするために先端に向かって縮径している。内筒部4の
基端部には、チューブ端部を収納するための環状凹部4
1が形成されており、この環状凹部41の先端側端面
は、環状のエッジ43を有する環状端面42となってい
る。環状エッジ43は、いわゆる面取りされていないエ
ッジとなっている部分であり、このような鋭利なエッジ
を備えることにより、接続されたチューブの抜けが少な
い。エッジの高さ、言い換えれば環状凹部41の深さと
しては、0.05〜1.00mm程度が好適であり、特
に、0.10〜0.50mm程度が好適である。
【0012】そして、この実施例のコネクター1の内筒
部4では、上述したような構成を備えるため、先端側よ
り、テーパー状の先端部、ほぼ同一外径の中間部、小径
となっている環状凹部41を備えている。なお、内筒部
4の内径は、ほぼ全体を通して同一径となっている。環
状凹部41の長さ(均一外径部分の長さ)としては、
0.50〜10.00mm程度が好適である。また、テ
ーパー状の先端部の長さとしては、1.00〜20.0
0mm程度が好適である。また、ほぼ同一外径の中間部
の長さとしては、0〜10.00mm程度が好適であ
る。さらに、外筒部3より突出する部分の内筒部4の長
さとしては、−10〜+10mm程度が好適であり、内
筒部は外筒部より突出していなくてもかまわない。
【0013】また、外筒部3は、内筒部4の環状凹部4
1に対応する位置に形成された2つの向かい合う切欠部
8a、8bを備えている。なお、切欠部は、2つ以上
(好ましくは、2〜4)であってもよく、3つ以上形成
する場合には、等角度で配置することが好ましい。この
ような切欠部8a、8bを設けることにより、チューブ
端部の位置確認が容易であるとともに、接続されたチュ
ーブの外側より、必要な場合には、接着剤、溶剤などを
添加することができる。切欠部8a、8bの長さ(コネ
クター1の軸方向の長さ)としては、0.50〜10.
00mm程度が好適である。そして、上述した環状エッ
ジ43は、この切欠部8a、8bの先端側端面と同じ位
置もしくは切欠部8a、8bの先端側端面より基端側と
なる位置に形成されている。なお、この実施例では、環
状エッジ43は、切欠部8a、8bの先端側端面と同じ
位置に形成されている。
【0014】そして、外筒部3と内筒部4間により、円
筒状空間であるチューブ端部収納部(チューブ接続部)
が形成されている。この円筒状空間の基端側(チューブ
端部収納部の底面)は、丸みを帯びたものとなってい
る。このため、内筒部4の基端部(環状凹部41の基
端)は、連続的に外径が大きくなっており、内筒部4の
基端部の強度を高いものとしている。
【0015】また、コネクター1の内部通路12は、先
端側(内筒部形成部およびそれより若干基端側の部分)
は、細径でほぼ同一径となっており、中央部分では、急
激に拡径している。急激に拡径する中央部より後端まで
は、後端に向かってなだらかに拡径するいわゆるルアー
テーパーとなっており、このルアーテーパー部が、コネ
クター1の基端側に形成された医療用器具接続部13を
構成している。医療用器具としては、注射器、三方活
栓、輸液セット、輸血セットなどが使用され、それらの
チップ部分の外面ルアーテーパー形状と、上記のルアー
テーパー部の形状はほぼ同じものとなっている。
【0016】コネクター本体2の基端外面には、キャッ
プ固定部7が形成されており、この固定部7の外面に
は、ネジ溝が形成されており、キャップもしくは接続さ
れる医療用器具が備えるリング状の固定部材の内周面に
形成されたねじ山と螺合可能となっている。
【0017】そして、2つの翼部5,6は、外筒部3の
先端付近より基端側に延び、コネクター1の中央付近を
越える位置まで延びている。翼部5,6の先端部および
基端部は、湾曲している。また、翼部5,6の表面およ
び裏面には、コネクター1の軸方向に延びるリブが形成
されており、リブの表面は湾曲面となっている。この翼
部およびリブは、コネクター1を人体に固定する際のサ
ージカルテープの固定もしくは結紮糸の固定用に用いら
れる。
【0018】このようなコネクター1は、例えば、図9
に示すような方法により製造される。図9は、コネクタ
ー1を製造するための内部形状形成用金型を示してい
る。この金型は、コネクター1の内部通路12を形成す
るための先端側が小径となっている内部通路形成用ピン
61と、この内部通路形成用ピンの先端部を収納可能な
内腔を備える内筒部外面および外筒部内面形成用ピン6
2と、内筒部4の環状凹部41および環状端面42なら
びに外筒部3の切欠部8a、8bを形成するための切欠
部形成用ピン63a、63bを備えている。図示しない
外面形状形成用金型内に上記の各ピンを所定位置に配置
した状態にて、溶融成形樹脂を射出することにより、図
9に示すようなコネクター1が形成され、各ピンをそれ
ぞれの矢印方向に移動させることにより、成形されたコ
ネクター1を金型内より取り出すことができる。特に、
切欠部形成用ピン63a、63bは、コネクター1の軸
に対して垂直方向に移動するため、その移動時に環状エ
ッジ43を乗り越えることがなく、また、外筒部内面形
成用ピン62も環状エッジ43部分を乗り越えることも
ない。このため、環状エッジ43は、成型用ピンの抜き
工程において潰れ、面取りされた状態となることはな
い。
【0019】次に、本発明の医療用コネクターの他の実
施例について説明する。なお、同じ部分については、同
じ符号を付し、説明を省略する。図6に示す医療用コネ
クター30は、外筒部31が先端に向かって肉薄、言い
換えれば、外筒部の内径が先端に向かって拡径するもの
となっている。その他については、図1ないし図5に示
し、上述したものと同じである。このようにすることに
より、円筒状空間であるチューブ端部収納部(チューブ
接続部)の開口部を広くすることができ、チューブの端
部挿入が容易となる。
【0020】図7に示す医療用コネクター40は、外筒
部44が先端に向かって肉薄、言い換えれば、外筒部4
4の内径が先端に向かって拡径するものとなっている。
さらに、外筒部44の切欠部8a、8bの先端側端面部
分が、内筒部4方向に突出する環状エッジ45となって
いる。このため、このコネクター40では、向かい合う
2つの環状エッジ43,45を備えている。その他につ
いては、図1ないし図5に示し、上述したものと同じで
ある。このようにすることにより、円筒状空間であるチ
ューブ端部収納部(チューブ接続部)の開口部を広くす
ることができ、チューブの端部挿入が容易となる。さら
に、向かい合う2つの環状エッジ43,45を備えてい
るため、接続されたチューブの抜けをより少ないものと
することができる。外筒部44の環状エッジ45は、内
筒部4の環状エッジ43と同じ位置であることが好まし
いが、内筒部4の環状エッジ43より先端側に形成され
ていてもよい。言い換えれば、内筒部4の環状エッジ4
3は、外筒部44の環状エッジ45より基端側に形成さ
れていてもよい。
【0021】図8に示す医療用コネクター50は、外筒
部51が先端に向かって肉薄、言い換えれば、外筒部の
内径が先端に向かって拡径するものとなっている。さら
に、外筒部51の切欠部8a、8bの先端側端面部分
が、内筒部4方向に突出する環状エッジ52となってい
る。このため、このコネクター50では、向かい合う2
つの環状エッジ43,52を備えている。さらに、内筒
部4の環状凹部41には、接合補強用環状リブ53a、
53bが形成されている。その他については、図1ない
し図5に示し、上述したものと同じである。このように
することにより、円筒状空間であるチューブ端部収納部
(チューブ接続部)の開口部を広くすることができ、チ
ューブの端部挿入が容易となる。さらに、向かい合う2
つの環状エッジを備えるとともに、接合補強用環状リブ
53a、53bを有するため、接続されたチューブの抜
けをより少ないものとすることができる。
【0022】上述したすべてのコネクターの形成材料
は、特に限定されるものではないが、合成樹脂、例え
ば、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのポリオレフィ
ン、ポリスチレン、BS樹脂、ABS樹脂などのスチレ
ン系樹脂、ポリカーボネート、塩化ビニル樹脂、ポリア
セタール、ポリアミド、ポリエステル、ポリサルホン、
ポリアリレート、メタクリレート−ブチレン−スチレン
共重合体等の熱可塑性樹脂が好適に使用できる。
【0023】なお、上述した実施例では、医療用器具接
続部は、内面形状が基端に向かって拡径するルアーテー
パー部となっている筒状部分(いわゆる雌型接続部)に
より構成されているが、これに限定されるものではな
く、例えば、図10および、図10のD−D線断面図で
ある図11に示すコネクター70のように、医療用器具
接続部73は、外面が基端に向かって縮径するテーパー
状となっているいわゆる雄型接続部となっているもので
あってもよい。このコネクター70の医療用器具接続部
73には、例えば、延長チューブが接続される。また、
コネクター70は、環状に外方に突出するフランジ部7
4を備えている。その他、上述したコネクター1と同じ
部分については、同じ符号を付してあり、上述した説明
を参照する。
【0024】次に、本発明の医療用具を薬剤投与用カテ
ーテルに応用した実施例を用いて説明する。図12は、
本発明の医療用コネクターを備えた医療用具の一例であ
る薬剤投与用カテーテルの外観図である。図13は、図
12に示した医療用具のコネクター部分の拡大断面図で
ある。本発明の医療用具は、上述したいずれかの医療用
コネクター(この実施例では、医療用コネクター1)
と、医療用コネクター1に嵌入固定されたチューブとか
らなる。そして、医療用コネクター1の内筒部4は、内
筒部4の環状のエッジ43がチューブの端部内となる位
置まで、チューブ内に嵌入している。
【0025】この薬剤投与用カテーテルは、チューブ2
0と、チューブ20の後端に取り付けられたコネクター
1とからなっている。チューブ20は、先端に液体流出
口を有し、この液体流出口と連通するルーメン24を有
している。
【0026】ルーメン24は、薬液を流通するためのル
ーメンであり、コネクター1と連通している。一般的
に、IVHカテーテルの場合、チューブ20としては、
外径が0.9〜2.1mm、内径が0.5〜1.7mm
程度、長さ200〜700mm程度のものが使用され
る。チューブ20の形成材料としては、可撓性を有する
ものが好ましく、例えば、軟質塩化ビニル樹脂(例え
ば、可塑化塩化ビニル樹脂、また、ウレタングラフト化
塩化ビニルなどの塩化ビニル誘導体)、ポリウレタンエ
ラストマー、ポリアミドエラストマー、ポリオレフィン
系エラストマー、ポリエステル系エラストマー等が使用
でき、好ましくは、軟質塩化ビニル樹脂である。
【0027】そして、本発明のカテーテルでは、上記の
ような薬剤の吸着を低下させるために、チューブの内面
に低薬剤吸着性合成樹脂被膜を有していてもよい。軟質
合成樹脂への吸着性が問題となる薬剤としては、ニトロ
グリセリン(強心剤、血圧降下剤)、インシュリン(血
糖値低下剤)、ジアゼパム(鎮静・麻酔・不安除去
剤)、チオペンタールナトリウム(全身麻酔剤)などが
ある。これら薬剤は、微量持続投与を行う場合が多く、
投与量そのものが多くないため、カテーテルへの吸着が
問題となる。この被膜に使用される合成樹脂としては、
ポリブタジエンまたはフッ素系ポリマーなどが好適に使
用できる。特に、シンジオタクチック1,2ポリブタジ
エンが好ましく、より好ましくは、1,2結合を90%
以上含み、平均分子量が10数万、結晶化度が15〜3
5%程度のものである。また、この合成樹脂被膜の厚さ
としては、10〜100μm、より好ましくは40〜6
0μmである。
【0028】そして、この合成樹脂被膜は、使用する低
薬剤吸着性合成樹脂を溶解でき、かつチューブ20の成
形材料を若干溶解する溶媒の溶液を、カテーテルチュー
ブの内部に流通、または内面に塗布、あるいはカテーテ
ルチューブ全体を上記の溶液中に浸漬させたのち、乾燥
させることにより形成することができる。使用される溶
媒は、被覆する合成樹脂、さらにはカテーテルチューブ
の成形材料により相違するが、被覆する合成樹脂として
ポリブタジエンを用いる場合は、テトラヒドロフラン、
ベンゼン、塩化メチレン、二硫化炭素、シクロヘキサノ
ンなどが使用でき、特に、テトラヒドロフランが好適に
使用される。
【0029】さらに、チューブ20の外面に血栓が付着
するのを防止するために、抗血栓性材料、例えば、ポリ
ヒドロキシエチルメタクリレート、ポリヒドロキシメチ
ルメタクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート−
スチレン共重合体(例えば、HEMA−Stブロックコ
ポリマー、HEMA−St−HEMAブロックコポリマ
ー)をコーティングしてもよい。
【0030】そして、コネクター1は、図13に示すよ
うに、チューブ20の後端に接着剤(溶剤)または熱融
着などにより液密に固着されている。なお、チューブの
後端に固定される医療用コネクターとしては、上述した
コネクター1が使用される。また、上述し、かつ図6な
いし図8に図示したコネクター30,40,50を用い
てもよい。
【0031】さらに、チューブの後端は、図13のよう
に、チューブの端部内面とコネクター1の内筒部4の環
状エッジ43付近には、実質的に隙間が形成されておら
ず、チューブの端部内面と内筒部4の環状エッジ43付
近の外面とは密着していることが好ましい。このように
することにより、環状エッジ43部分において、両者が
嵌合した状態となり、コネクター1からのチューブの抜
け抵抗はかなり高いものとなる。
【0032】次に、本発明の医療用具の製造方法につい
て、医療用器具として薬剤投与用カテーテルに応用した
実施例を用いて説明する。本発明の医療用具の製造方法
では、医療用チューブを準備する工程と、医療用コネク
ターを準備する工程と、医療用チューブの後端部にコネ
クターを固定する工程とを備えている。
【0033】医療用チューブを準備する工程は、上述し
たような材料を用いて、押出成形、射出成形、ブロー成
形などの方法により行われる。また、内面に上述したよ
うに、低薬剤吸着性合成樹脂を被覆したもの、さらに
は、外面に上述したように、抗血栓性材料を被覆もしく
は固定したものを作製する。
【0034】医療用コネクター1の準備工程は、上述し
たような熱可塑性樹脂材料を用いて、例えば、図9に図
示し上述した方法により、射出成形することにより行わ
れる。そして、このように、準備したコネクター1は、
プラズマ処理もしくはコロナ処理することが好ましい。
このような処理を行うことにより、後に行うチューブの
接着工程による接着強度が高いものとなる。プラズマ処
理により接着強度が向上する理由は、表面粗面化による
表面積の増加もしくは粗面部分への樹脂の流入によるク
サビ効果、および表面親水化による接着剤の塗布が良好
になるためと考えられる。
【0035】医療用チューブの後端部にコネクター1を
固定する工程は、まず、チューブの後端部をチューブ形
成材料をある程度溶解できる溶媒に接触(浸漬)し、チ
ューブの後端部を軟化(膨潤)させる。そして、軟化
(膨潤)したチューブの後端部内にコネクター1の内筒
部4を挿入し、内筒部4の環状エッジ43がチューブの
後端部内に侵入するまで、コネクター1を押し込む。さ
らに、必要であれば、コネクター1の外筒部3の2つの
切欠部8a、8bに棒状部材を差し込みチューブの後端
を押圧する。このようにすることにより、図13に示す
ように、チューブの後端部の内面は、内筒部4の外表面
と隙間無く密着する。特に、環状エッジ43部分では、
密着嵌合した状態となり、コネクター1からのチューブ
の抜け抵抗はかなり高いものとなる。なお、チューブの
後端部のチューブ形成材料をある程度溶解できる溶媒へ
の接触は、チューブ後端部の内面のみに行ってもよい。
また、溶媒としては、使用するチューブの形成材料によ
っても相違するが、テトラヒドロフラン、ベンゼン、塩
化メチレン、二硫化炭素、シクロヘキサノンなどが使用
でき、特に、テトラヒドロフランが好適に使用される。
また、溶媒は、コネクター形成材料を若干溶解できるも
のが好適である。両者の点を満たす溶媒としては、コネ
クター形成材料によっても相違するが、テトラヒドロフ
ラン、ベンゼン、塩化メチレン、二硫化炭素、シクロヘ
キサノンなどが使用でき、特に、テトラヒドロフランが
好適に使用される。
【0036】
【実施例】次に、本発明の医療用具を薬剤投与用カテー
テルに応用した具体的実施例について説明する。
【0037】(実施例)ポリプロピレンを用いて、図1
ないし図5に示すような形状を備えたコネクターを射出
成形により作製した。なお、外筒部の外径は6.0m
m、内径は4.4mm、内筒部の長さは7.0mm、内
筒部の環状凹部の外径は2.5mm、環状エッジの外径
は3.1mm(環状エッジの幅0.3mm)、環状エッ
ジと同一外径で延びる中間部の長さ1.5mm、内筒部
の先端の外径は2.3mm、外筒部より突出する内筒部
分の長さ3.0mm、外筒部の先端から切欠部までの長
さ2.0mm、2つの切欠部の軸方向長さ2.0mm、
周方向長さ4.4mmであった。そして、コネクターを
笑気ガスを使用して出力1.2kw、処理時間12mi
nの条件でプラズマ処理した。ポリウレタンエラストマ
ーにより、長さ500mm、外径3.7mm、内径2.
4mmのものを作製し、これを、約100mmに切断し
たものをチューブとして用いた。このチューブの一端を
テトロヒドロフランに約3秒浸漬して、チューブ端部を
軟化させた。軟化したチューブ端部に、上記のコネクタ
ーの内筒部を強制嵌入させて、本発明の医療用具(薬剤
投与用カテーテル)を5つ作製した。
【0038】(比較例)実施例にて用いたコネクターの
外縁部を切削したものを作製した。切削は図5のC−C
線部分を削ることにより行った。そして、コネクターを
笑気ガスを使用して出力1.2kw、処理時間12mi
nの条件でプラズマ処理した。ポリウレタンエラストマ
ーにより、長さ500mm、外径3.7mm、内径2.
4mmのものを作製し、これを、約100mmに切断し
たものをチューブとして用いた。このチューブの一端を
テトロヒドロフランに約3秒浸漬して、チューブ端部を
軟化させた。軟化したチューブ端部に、上記のコネクタ
ーの内筒部を強制嵌入させて、医療用具(薬剤投与用カ
テーテル)を5つ作製した。
【0039】(実験1)実施例の5つの薬剤投与用カテ
ーテルについて、引っ張り強度(コネクターを固定し、
チューブを抜けるまで引っ張ったときの荷重)、耐圧
(チューブの端部を封止し、コネクターの基端より水を
圧入し水が漏れたときの圧力値)を測定した。結果は表
1に示す通りであった。
【0040】
【表1】
【0041】(実験2)実施例の5つの薬剤投与用カテ
ーテルおよび比較例の5つの薬剤投与用カテーテルにつ
いて、チューブ接続部(内筒部)の折れ強度(チューブ
を垂直方向に内筒部の根本が折れるまで引っ張ったとき
の荷重)を測定した。結果は表2に示す通りであった。
【0042】
【表2】
【0043】
【発明の効果】本発明の医療用コネクタは、チューブ接
続部を備える医療用コネクターであって、該コネクター
は、先端側に形成された外筒部と、該外筒部内に位置
し、かつ前記チューブ接続部を形成する内筒部と、基端
側に形成された医療用器具接続部を備え、前記内筒部
は、前記外筒部内に位置するとともに、チューブ端部を
収納するための環状凹部を備え、さらに、該環状凹部の
先端側端面は、環状のエッジを有する環状端面となって
いる。特に、環状エッジを備えるため接続されたチュー
ブの抜けが少なく、さらに、チューブ接続部となる内筒
部の根本部分は少なくとも外筒部により覆われているた
め、接続されたチューブが引っ張られても内筒部が折れ
ることが少なく、医療用として有効に利用できる。
【0044】さらに、本発明の医療用具は、上記の医療
用コネクターと、該医療用コネクターに嵌入固定された
チューブとからなり、前記医療用コネクターの前記内筒
部は、該内筒部の前記環状のエッジが前記チューブの端
部内となる位置まで、前記チューブ内に嵌入しているも
のである。このため、環状エッジを備えるため接続され
たチューブの抜けが少なく、さらに、チューブ接続部と
なる内筒部の根本部分は少なくとも外筒部により覆われ
ているため、接続されたチューブが引っ張られても内筒
部が折れることが少なく、使用時に多少の負荷がかかっ
てもチューブの離脱ならびにコネクターの破損が生じ難
いため安全に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例の医療用コネクター
の正面図である。
【図2】図2は、図1に示した医療用コネクターの平面
図である。
【図3】図3は、図1に示した医療用コネクターの左側
面図である。
【図4】図4は、図1のA−A線断面図である。
【図5】図5は、図2のB−B線断面図である。
【図6】図6は、本発明の他の実施例の医療用コネクタ
ーの断面図である。
【図7】図7は、本発明の他の実施例の医療用コネクタ
ーの断面図である。
【図8】図8は、本発明の他の実施例の医療用コネクタ
ーの断面図である。
【図9】図9は、本発明の医療用コネクターの製造方法
を説明するための説明図である。
【図10】図10は、本発明の他の実施例の医療用コネ
クターの正面図である。
【図11】図11は、図10のD−D線断面図である。
【図12】図12は、本発明の医療用具を薬剤投与用カ
テーテルに応用した実施例を示す外観図である。
【図13】図13は、図12に示した医療用具のコネク
ター部分の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 医療用コネクター 3 外筒部 4 内筒部 41 環状凹部 42 環状端面 43 環状のエッジ 30 医療用コネクター 40 医療用コネクター 50 医療用コネクター 70 医療用コネクター

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブ接続部を備える医療用コネクタ
    ーであって、該コネクターは、先端側に形成された外筒
    部と、該外筒部内に位置し、かつ前記チューブ接続部を
    形成する内筒部と、基端側に形成された医療用器具接続
    部とを備え、前記内筒部は、前記外筒部内に位置すると
    ともに、チューブ端部を収納するための環状凹部を備
    え、さらに、該環状凹部の先端側端面は、環状のエッジ
    を有する環状端面となっていることを特徴とする医療用
    コネクター。
  2. 【請求項2】 前記外筒部は、前記内筒部の環状凹部に
    対応する位置に形成された少なくとも2つの切欠部を備
    えている請求項1に記載の医療用コネクター。
  3. 【請求項3】 前記外筒部は、前記環状のエッジを有す
    る環状端面と同じ位置もしくはそれより先端側に形成さ
    れるとともに、前記内筒部方向に突出する環状段差部を
    備えている請求項1または2に記載の医療用コネクタ
    ー。
  4. 【請求項4】 前記環状凹部には、環状リブが形成され
    ている請求項1ないし3のいずれかに記載の医療用コネ
    クター。
  5. 【請求項5】 前記医療用コネクターは、プラズマ処理
    またはコロナ処理されている請求項1ないし4のいずれ
    かに記載の医療用コネクター。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかの医療用コ
    ネクターと、該医療用コネクターに嵌入固定されたチュ
    ーブとからなり、前記医療用コネクターの前記内筒部
    は、該内筒部の前記環状のエッジが前記チューブの端部
    内となる位置まで、前記チューブ内に嵌入していること
    を特徴とする医療用具。
  7. 【請求項7】 前記チューブの端部と前記コネクター
    は、該チューブの端部を該チューブ形成材料を溶解可能
    な溶媒と接触した後に、嵌入固定されたものである請求
    項6に記載の医療用具。
  8. 【請求項8】 前記チューブの端部内面と前記内筒部の
    前記環状エッジ付近には、実質的に隙間が形成されてお
    らず、前記チューブの端部内面と前記内筒部の前記環状
    エッジ付近の外面とは密着している請求項6または7に
    記載の医療用具。
  9. 【請求項9】 前記医療用具は、薬剤投与用カテーテル
    である請求項6ないし8のいずれかに記載の医療用具。
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