JP2004299098A - インクジェットプリンタ - Google Patents

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修 高木
進 ▲葛▼谷
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Abstract

【課題】複数のインクジェットヘッドを有するインクジェットプリンタにおいて、1つの駆動源で、複数のインクジェットヘッドの内の少なくとも一つを任意に選択してパージ動作を行えるようにする。
【解決手段】4つのインクジェットヘッドのインクの吐出状態を回復させるための4つのポンプ40と、モータ20により回転される駆動軸24と、駆動軸24の回転力を各ポンプ40に伝達して各ポンプ40を動作させる遊星歯車39と、選択軸30と、回転位置に応じて窪んだ形状のカム32,33,34,35,36とを備え、各ポンプ40のいずれかの動作指示に対して、駆動軸24を反時計回りに回転させ、選択軸30を、指示された機器番号に応じた回転角度として4つ遊星歯車39のいずれかを選択し、その後、駆動軸24を時計回りに回転させることにより、指示されたポンプ40を動作させる
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パージ動作を行うインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用紙に対して、インクジェットノズル群を備えたインクジェットヘッドからインクを吐出して、画像を形成するインクジェットプリンタにおいては、放置されて粘度が高くなったインクや、インク流路の内壁面に付着している気泡,塵埃などにより、インクジェットノズルが詰る場合がある。
【0003】
そこで、インクジェットノズルのインク吐出状態を回復・維持するために、インクジェットノズルから高い圧力でインクを排出させる動作(いわゆるパージ動作)を行うインクジェットプリンタが知られている。
例えば、インクジェットヘッドのノズル群が開口するノズル面に吸引キャップを接触させた状態で、吸引キャップに接続されたポンプにより大きな負圧力を発生させ、吸引キャップを通じて吸引することにより、インクジェットノズル内のインクを気泡や塵埃と共に排出するパージ動作を行うインクジェットプリンタが知られている(例えば特許文献1参照)。
【0004】
また、その他に、各々のインクジェットノズルへ供給されるインクをポンプにより加圧して、インクジェットノズルに高圧力のインクを供給することで、インクジェットノズルからインクを排出させるインクジェットプリンタも知られている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−310459 特許公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、インクジェットノズル群を備えたインクジェットヘッドが色数に応じて複数あるインクジェットプリンタにおいて、パージ動作は、1つのポンプで全てのインクジェットヘッドに対して同時に行われるようにされている。
【0007】
一方、インクジェットノズルが複数あるインクジェットプリンタにおいて、上記のようにインクジェットノズルが詰る場合としては、複数あるインクジェットヘッドのうち、全ての色のインクジェットヘッドが詰る場合だけでは無く、一つの色のインクジェットヘッドだけが詰るといった場合ある。
【0008】
しかし、従来のインクジェットプリンタでは、1つのインクジェットヘッドが詰まっているだけの場合にも、全てのインクジェットヘッドに対してパージ動作が行われるため、パージ動作の際に必要の無いインクジェットヘッドからもインクが排出され、無駄にインクが消費されるという問題がある。
【0009】
この問題を防止するには、インクジェットヘッド毎に、ポンプと、これを駆動する駆動源とを設けて、パージ動作が必要なインクジェットヘッドに対する駆動源を駆動するようにすれば良いが、インクジェットヘッド毎に駆動源を持たせることは、装置の大型化、及び、コストの増加につながり好ましくない。
【0010】
本発明は、こうした問題点に鑑みなされたものであり、複数のインクジェットヘッドを有するインクジェットプリンタにおいて、1つの駆動源で、複数のインクジェットヘッドの内の少なくとも一つを任意に選択してパージ動作を行えるようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するためになされた請求項1記載の発明は、複数のインクジェットヘッドから異なる色のインクを吐出して、被記録媒体にカラー画像を形成するインクジェットプリンタであって、各インクジェットヘッドにインクを供給することより、各インクジェットヘッドのインクの吐出状態を回復させる複数のポンプと、駆動源により正逆回転される第1駆動軸と、第1駆動軸と各ポンプとの間にそれぞれ設けられ、第1駆動軸の正方向への回転力を各ポンプに伝達して前記各ポンプを動作させる状態と、前記正方向への回転力を伝達しない状態に切換可能な複数の第1動力伝達機構と、第1駆動軸の逆方向への回転に連動して、前記複数の第1動力伝達機構のうち、回転力を伝達する状態とする第1動力伝達機構を少なくとも一つを選択する選択手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】
このようなインクジェットプリンタによれば、第1駆動軸が逆方向に回転されると、選択手段にて、回転力を伝達する状態とする第1動力伝達機構が少なくとも一つ選択され、第1駆動軸が正方向に回転されると、選択手段で選択された第1動力伝達機構により、対応するポンプが動作する。
【0013】
このため、インクジェットヘッドの1つが詰っている場合に、駆動源を介して第1駆動軸を逆方向に回転させることによって、そのインクジェットヘッドに対応した第1動力伝達機構を選択し、その後、第1駆動軸を正方向に回転させることによって、選択された第1動力伝達機構に対応するポンプが駆動されて、詰ったインクジェットヘッドでだけパージ動作が行われるようにできる。
【0014】
このように、本発明のインクジェットプリンタでは、1つの駆動源で、複数のインクジェットヘッドの内の少なくとも一つを任意に選択してパージ動作を行えるようにできる。
また、複数のインクジェットヘッドの内、任意のポンプを選択してパージ動作を行う他に、長期不使用の場合など、全てのインクジェットヘッドが目詰まりを起こしている可能性がある場合に、全てのインクジェットヘッドに対してパージ動作を行いたい場合もある。このような場合、インクジェットヘッド個々を選択して順番に行っても良いが、全てを選択して一度に全てのインクジェットヘッドに対するパージ動作も行えると処理時間が短くなるのでより良い。このためには、請求項1に記載のインクジェットプリンタを、請求項2のようにすると良い。
【0015】
即ち、請求項2に記載のインクジェットプリンタにおいては、選択手段が、第2駆動軸の回転位置に応じて選択的に動作させる動力伝達機構として、複数の第1動力伝達機構の全てを同時に選択可能である。
この結果、本発明(請求項2)のインクジェットプリンタによれば、全てのインクジェットヘッドに対するパージ動作を行うこともできる。
【0016】
また、第1動力伝達機構の具体的な構成は、種々考えられるが、例えば請求項3に記載のインクジェットプリンタのように構成すると良い。
即ち、請求項3に記載のインクジェットプリンタにおいては、各第1動力伝達機構が、第1駆動軸と共に回転する太陽歯車と、太陽歯車に噛合されて太陽歯車の周りを回る遊星歯車と、遊星歯車を、ポンプの回転軸と共に回転する歯車と噛合して第1駆動軸の回転力を前記ポンプに伝達する動作位置と、この動作位置から退避した退避位置との何れかに変位可能に保持する保持部材とを備え、選択手段が、第1駆動軸の逆方向への回転に連動する第2駆動軸上に各第1動力伝達機構毎に設けられ、各第1動力伝達機構の保持部材がそれぞれ当接される複数のカムからなり、各カムは、第2駆動軸の回転位置が各第1動力伝達機構毎に割り当てられた所定の角度範囲内にあるときに、各第1動力伝達機構の保持部材を退避位置から動作位置に変位させるように形成されている。
【0017】
この結果、本発明(請求項3)のインクジェットプリンタによれば、単純な構造の太陽歯車と遊星歯車とを用いて動力伝達機構を構成でき、動力伝達機構の構成を簡易にできる。
また、本発明(請求項1〜3)は、複数のインクジェットヘッドを備えたインクジェットプリンタであればどのようなインクジェットプリンタにおいても適用できるが、特に請求項4に記載のように、各インクジェットヘッドが、被記録媒体の搬送方向とは直交する方向に配列された複数の吐出口を備えたインクジェットプリンタに適用すると、その効果をより発揮できる。
【0018】
つまり、この種のインクジェットプリンタでは、インクジェットヘッドから吐出されるインクの量が多量であり、パージ動作に用いられるインクの量も多いことから、複数のインクジェットヘッドの内の、少なくとも1つを任意に選択してパージ動作を行えることにより、不要なパージ動作がされなくなり、無駄なインクが消費されなくなることの効果は大きい。
【0019】
また、請求項1〜請求項4に記載のインクジェットプリンタにおいては、更に請求項5に記載のようにすると良い。
即ち、請求項5に記載のインクジェットプリンタにおいては、外部から複数のポンプの少なくとも一つを動作させる指令を受けると、その指令に対応して予め定められた第1駆動軸の逆方向への回転量に基づき、第1駆動軸を逆方向回転させ、指定されたポンプに対応する第1動力伝達機構が選択され、その後、第1駆動軸を正方向に回転させることにより、指定されたポンプを動作させて、該ポンプに対応するインクジェットヘッドのインクの吐出状態を回復させる制御手段を備える。
【0020】
この結果、本発明(請求項5)のインクジェットプリンタによれば、外部からの指令によって、動作させるポンプを指定するだけで、指定したポンプに対応するインクジェットヘッドにてパージ動作が行われるようにできる。
一方、本発明(請求項1〜請求項5)としては、請求項6のように構成しても良い。
【0021】
即ち、請求項6に記載のインクジェットプリンタにおいては、第1駆動軸が正方向に回転しているときに第1駆動軸の回転力を複数のポンプとは異なる被駆動機に伝達して、被駆動機を動作させる第2動力伝達機構を備え、選択手段が、第2駆動軸の回転位置に応じて選択的に動作させる動力伝達機構として、第2動力伝達機構をも選択可能である。
【0022】
この結果、本発明(請求項6)のインクジェットプリンタによれば、ポンプを駆動するための駆動源により、インクジェットプリンタにて種々用いられている他の被駆動機を選択して駆動するようにできる。
また、請求項6に記載のインクジェットプリンタにおいては、被駆動機として、請求項7に記載のインクジェットプリンタのように、被記録媒体は記録用紙であり、被駆動機が、記録用紙を前記各インクジェットヘッドが配置された画像形成位置に供給するピックアップローラであるように構成すると良い。
【0023】
つまり、このように構成すると、ポンプと、ピックアップローラとは、動作する時期が重なることが無く、駆動源の出力を両方同時に駆動するだけの能力を持たせる必要が無いため、駆動源の大型化につながらず良い。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施例を図面と共に説明する。図1は、本発明が適用されたインクジェットプリンタ1全体の内部構成を表す概略側面図である。
図1に示すように、インクジェットプリンタ1は、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの4色のカラーインクがそれぞれ貯留されるインクカートリッジ12(図1に一部示す)と、このカラーインクをそれぞれ用紙Pに印字するための4つのインクジェットヘッド11と、用紙Pを収容し、供給する給紙部13と、給紙部13からの用紙Pをインクジェットヘッド11へ搬送する用紙搬送ベルト14と、インクを加圧してインクジェットヘッド11のインク吐出口から吐出させるパージ動作を行うためのパージ部18と、装置の動作全般の制御を行う制御部110とで構成される。
【0025】
尚、インクジェットヘッド11は、各々インクジェットノズル群を備え、各ノズルはそれぞれピエゾ素子の振動によりインクジェットノズル内に圧力波を発生させてインクを吐出する。このインクを吐出する吐出口が、用紙Pの搬送方向とは直交する方向に、用紙Pの幅の分にわたって多数並べられており、インクカートリッジ12に貯留されるインクを吸引して、用紙Pの幅方向1列分を1度に吐出して印画を行う。これにより、高速印刷を可能としている。また、インクジェットヘッド11には、印刷を行わない時にインクジェットヘッド11の吐出口を覆うためのキャップ部15(図示無し)が設けられている。そして、このキャップ部15は、パージ動作が行われる際にも、インクジェットヘッド11の吐出口を覆い、パージ動作により吐出されるインクを回収する。
【0026】
また、給紙部13は、積層された用紙Pを収容するためのもので、その収容した用紙を一枚づつプリンタ内に供給するためのピックアップローラ88を備えている。そして、ピックアップローラ88は、インクジェットプリンタ1の筐体19に設けられた歯車58が回転されると、その回転力が動力伝達ベルト85を介して伝達されて回転して、用紙Pを用紙搬送ベルト14の方へ送り出す。
【0027】
また、用紙搬送ベルト14は、搬送中に用紙Pを滑らせず保持する程度の粘着性をその表面に有し、図1に示すように、駆動ローラ61と、従動ローラ62に架け渡されていて、駆動ローラ61が回転して、給紙部13から送られてくる用紙Pをインクジェットヘッド11の下方を通過するように搬送する。
【0028】
これらによって、インクジェットプリンタ1では、制御部110が、例えばパーソナルコンピュータなどの外部から画像データを入力されると、モータ20を駆動して歯車58を回転させて、ピックアップローラ88を回転させ、1枚の用紙を用紙搬送ベルト14へ送る。そして、駆動ローラ61を駆動して用紙搬送ベルト14により用紙Pをインクジェットヘッド11の直下に送る。そして、図3に示すようにインクカートリッジ12から供給されるインクをインクジェットヘッド11から画像データに応じてインクを吐出して、用紙Pに画像を形成する。
【0029】
次に、本発明の特徴部分であるパージ部18について説明する。
パージ部18は、図2に示すように、4つのポンプ40、駆動源としてのモータ20、第1駆動軸としての駆動軸24、第2駆動軸としての選択軸30を備えている。
【0030】
ここで、ポンプ40は、図3に示すように、吸入口42及び排出口43が設けられた略円筒形のシリンダ46と、シリンダ46の内部にあるロータ47と、ロータ47内に摺動可能に設けられて、シリンダ46内を仕切る矩形状の板となる摺動部48とから構成される。そして、ニードル52により吸入口42とインクカートリッジ12とが繋げられ、チューブ53により排出口43とインクジェットヘッド11とが繋げられている。
【0031】
また、ロータ47は、略円柱形状で、略円柱形上の側面が、シリンダ46の吸入口42と排出口43の間の内側面に接して回転するように装着され、回転軸中心に外部の歯車41とつながる駆動軸49が設けられている。
また、摺動部48は、板状部材で構成され、ロータ47の回転軸中心を通る溝に装着されてロータ47とともに回転する。そして、常にシリンダ46の内面に当接して、シリンダ46の内部を2つに仕切るように構成されている。そして、シリンダ46の中心位置と、ロータ47の中心位置とがずれているため、摺動部48により仕切られる容積の割合は、ロータ47の角度位置によって変わる。
【0032】
このように構成されたポンプ40は、図3で見て反時計回りにロータ47が回転されると、摺動部48で仕切られるシリンダ46内部のうち吸入口42が通じる側の容積が、ロータ47の回転と共に大きくなる。このため、吸入口42の部分が負圧となり吸入口42からインクが吸いだされる。逆に、排出口43に通じる摺動部48で仕切られるシリンダ46内の容積は、ロータ47の回転と共に小さくなるため、シリンダ46内のインクが圧縮されて、排出口43から排出される。つまり、ポンプ40は、いわゆるロータリーポンプとして動作する。
【0033】
また、ロータ47は、円筒形の一部が切除された形状となっており、この切除された箇所をシリンダ46と接する位置にもってくると、吸入口42と排出口43とが通じる経路が形成される。そして、パージ動作が行われない通常時は、ロータ47はこの状態にされる。
【0034】
また、パージ部18では、駆動軸24に対して、歯車41が直交するように4つのポンプ40が並設され、駆動軸上に歯車21が設けられたモータ20、及び、ピックアップローラ88に回転力を伝達するための歯車26も駆動軸24の周囲に配される。
【0035】
また、駆動軸24には、モータ20の歯車21と噛合する歯車22、歯車26に動力伝達するための太陽歯車27、及び、4つのポンプ40の歯車41に動力伝達するための4つの太陽歯車37がそれぞれ固定されている。
そして、太陽歯車27には、遊星歯車25が、噛合した状態で太陽歯車27の周りを回ることができるように保持部材23を介して設けられている。図4(a)に示すように、遊星歯車25は駆動軸24の回転方向と同じ方向に太陽歯車27のまわりを公転し、歯車30に噛合する位置と、歯車26に噛合する位置との間を移動する。同様に、4つの太陽歯車37には、それぞれ、遊星歯車39が、噛合した状態で太陽歯車37の周りを回るように保持部材38を介して設けられている。図4(b)に示すように、遊星歯車39は、駆動軸24の回転方向と同じ方向に太陽歯車37のまわりを公転し、歯車41に噛合する位置と、歯車41から離れた位置との間を移動される。尚、保持部材23には、太陽歯車27に保持される部分から遊星歯車25の反対方向に延出した突出部23aが形成されている。また、保持部材38にも同様に突出部38aが形成されている。
【0036】
また、選択軸30は、駆動軸24に対して平行に配置され、その選択軸30には、遊星歯車25が太陽歯車27の回りを周って下方向に移動すると噛合する歯車31が固定されている。
更に、選択軸30には、太陽歯車27及び4つの太陽歯車37に大綱するように略円柱形状のカム32,33,34,35,36が固定されている。また、選択軸30には、カム32とカム33との間にスリット盤72が固定されている。
【0037】
尚、カム32,33,34,35,36は、略円柱形状で、図2(a)の右側方から見ると、図2(b)〜(f)に示すように、その円形外周面には、夫々順番に60度毎ずれた箇所に窪み形状の第1のカム面331,341,351,361が形成されている。また、カム33,34,35,36には、同じ角度位置に形成された窪み形状の第2のカム面332,342,352,362が形成されている。
【0038】
また、スリット盤72は、図2(g)に示すように、円形板に方形のスリットが60度毎に6カ所形成されている。また、同様のスリットがカム35にも1カ所形成されている。
また、パージ部18には、スリット盤72の表面にどれぞれ対向する一対のはり出し部を有し、一方のはり出し部に発光器を、他方のはり出し部に受光器を備え、スリット盤72に形成された穴の通過を検出する回転検知器73と、その回転検知器73と同様に、カム35に形成された穴の通過を検出する回転検知器74とが配されている。尚、回転検知器73及び回転検知器74は、発光器からスリット盤72又はカム35に光りを照射し、受光器により受光した光の強さに応じた信号を出力する。つまり、スリット盤72及びカム35に開けられた穴の箇所では、照射した光が透過して、大きい値の信号を出力する。
【0039】
また、歯車26の回転は、歯車55、歯車56、歯車57を介して歯車58に伝達される。
尚、太陽歯車27,37、保持部23,38、遊星歯車25,39が本発明の複数の動力伝達機構に対応し、カム32,33,34,35,36が選択手段に対応する。
【0040】
次に、パージ部18の動作を説明する。
まず、図2(a)の右側から見てモータ20が時計回りに回転された場合、歯車21により歯車22が回転され、駆動軸24が反時計回りに回転する。この時、図4(a)に示すように、太陽歯車27が、駆動軸24と共に回転し、保持部材23が遊星歯車25とともに太陽歯車27に対して反時計回りに回転移動し、遊星歯車25が、歯車31に噛合する。すると、太陽歯車27により遊星歯車25が回転されて、遊星歯車25が噛合する歯車31を回転し、選択軸30を反時計回りに回転する。また、図4(b)に示すように、4つの太陽歯車37、遊星歯車39及び保持部材38もそれぞれ反時計回りに回転移動されるが、保持部材38の突出部38aが、筐体19の壁面に当接するため、保持部材38は途中で止まり、遊星歯車39は空回りする状態となる。
【0041】
次に、モータ20が反時計回りに回転された場合、歯車21により歯車22が回転され、駆動軸24が時計回りに回転する。この時、図5(a)に示すように、太陽歯車27は、駆動軸24と共に回転し、保持部材23が遊星歯車25とともに太陽歯車27のまわりを時計回りに回転移動し、保持部材23の突出部23aがカム32に当接する。このときカム32の外周で当接すると、保持部材23が、遊星歯車25を歯車26に噛合するまで回転できず、遊星歯車25は空回りの状態になる。
【0042】
これに対して、図5(b)に示すように、選択軸30が回転されて、保持部材23の突出部23aが当接する位置にカム32の窪み形状の第3のカム面321がくるようにされると、保持部材23は、カム32の窪みの分回転移動することができ、遊星歯車25が、歯車26に噛合するようになる。すると、遊星歯車25に噛合する歯車26が時計回りに回転し、歯車55、56、57を介して歯車58が回転されて、ピックアップローラ88が回転駆動される。
【0043】
また、駆動軸24が時計回りに回転する際には、4つ太陽歯車37それぞれにおいても同様に、遊星歯車39が時計回り方向に公転する。このとき、保持部材38の突出部38aが、カム33.34.35.36の外周面に当接する際には、遊星歯車39は、歯車41に噛合しない。しかし、図5(c)に示すように、保持部材38の突出部38aが当接する位置に、個々のカム33、34、35、36の第1のカム面331,341,351,361又は第2のカム面361がくるようにされると、対応する遊星歯車39が、歯車41に噛合して、ポンプ40が駆動される。
【0044】
また、パージ部18は、図6に示すように、パージ動作を指示するスイッチパネル130、モータ20、モータ20を駆動するための駆動部120、回転検知器73,74、及び、制御部110の構成で動作される。
尚、モータ20は、ステップモータであり、入力される矩形波電圧のパルス数に応じた角度分回転する。
【0045】
また、駆動部120は、制御部110からの駆動指令の方向へモータ20を駆動するための矩形波電圧を、駆動指令が入力されている間出力する。
また、スイッチパネル130には、パージ動作を行う色のインクジェットヘッド11を指定するボタンが設けられ、使用者によりボタンが押されると、そのボタンにより指定されたインクジェットヘッド11に対してパージ動作を行う指令を制御部110へ出力する。
【0046】
また、制御部110は、周知のマイコンにより構成され、スイッチパネル130からの指令を受けて、駆動部120へ、モータ20の駆動指令を出力する。また、インクジェットヘッド11でのインクの吐出量や、駆動ローラ61の動作の制御も行う。
【0047】
そして、制御部110は、回転検知器73からの信号を受けて、この信号が規定レベルを超える状態となった数をカウントする第1カウンタ111、及び、回転検知器74からの信号を受けて、この信号が規定レベルを超える状態となった数をカウントする第2カウンタ112を備えている。
【0048】
尚、駆動させる機器である、ピックアップローラ88、及び、4つのポンプ40に対して、ピックアップローラ88が「1」、各ポンプ40が図2での左から順番とするように「2」〜「5」の機器番号が割り振ってある。そして、スイッチパネル130でのパージ動作の指令や、ピックアップローラ88の動作指示には、この番号が用いられる。また、4つ全てでパージ動作を行う場合は、機器番号として「6」が指示される。この機器番号「1」〜「6」はスリット盤72の6個の穴とそれぞれ対応している。
【0049】
次に、スイッチパネル130から指令が入力さたとき、又は、用紙Pへ印刷する際にピックアップローラ88の動作をさせるときの、制御部110における処理手順を説明する。
まず、S210にて、動作させる機器の機器番号を読みとる。
【0050】
次に、S220にて、駆動部120へ駆動指令を出力して、モータ20を時計回りに回転させる。これにより、遊星歯車25が歯車31に噛合して駆動軸30が反時計回りに回転される。
次に、S230で、第2カウンタ112の値を「0」にリセットする。
【0051】
次に、S240で、第2カウンタ112の値を読み出し、「1」になったか判断する。そして、第1カウンタ112の値が「1」と判別されると、回転角度をカウントする基準位置になったとして、S250へ移行し、「1」と判別されない場合は、S240を繰り返す。これによって、カム35に1つだけ形成された穴の検出時における駆動軸30の回転角度位置が基準位置として設定される。
【0052】
次に、S250で、第1カウンタ111の値を「0」にリセットする。
次に、S260で、第1カウンタ111の値を読み出し、S210で設定された機器番号と同じ値かを判断する。そして、判別の結果、機器番号と同じ場合は、カム32,33,34,35,36のうち、動作される機器を選択するためのカムのカム面の窪みが、突出部23a又は38aを受け入れ可能になり、指示された機器が動作可能になったと判断してS270へ移行し、第1カウンタ111の値が機器番号と違う場合は、機器番号と同じになるまでS260を繰り返す。例えば、機器番号として「3」が指定された場合に、第1カウンタ111のカウントが「3」となったとき、カム34の第1カム面341の窪みに、保持部材38の突出部38aが嵌りこむ状態となる。
【0053】
次に、S270で、モータ20を反時計回りへ回転するよう駆動部120へ駆動指令を出力し、駆動部24を時計回りに回転させ、遊星歯車25,39の各々を時計回りに公転させる。この時、遊星歯車25,39を支持する保持部材23,38のうち、指定された機器番号に対応するカムのカム面のみが保持部材の突出部を収容し、指定された機器番号の機器のみに動力を伝達し、他の機器に動力伝達されない。このため、指定されたポンプ40又はピックアップローラ88が駆動される。
【0054】
次に、モータ20を逆転方向(反時計方向)へ回転させてからの時間が、あらかじめ設定された時間となったか判断し、設定された時間となると、S290へ移行し、設定された時間を経過していない場合は、時間になるまでS290を繰り返す。この設定された時間は、ポンプ40の場合は、パージ時間を示し、ピックアップローラ88の場合は、給紙用の回転時間を示す。このため、動作させる機器に応じた時間の経過を待つのである。
【0055】
次に、S290で、駆動部120へモータ20を停止するように駆動指令を出力して本処理を終了する。
以上のように、インクジェットプリンタ1によれば、各ポンプ40又はピックアップローラ88のいずれかの動作指示に対して、モータ20を駆動して、駆動軸24を反時計回りに回転させ、選択軸30を、指示された機器番号に応じた回転角度として、動力を伝達させる遊星歯車25又は4つ遊星歯車39のいずれかを選択し、その後、モータ20を逆回転に駆動して、駆動軸24を時計回りに回転させることにより、指示されたポンプ40又はピックアップローラ88を動作させることができる。
【0056】
このように、モータ20一つで、パージ動作が必要なインクジェットヘッド11の一つを任意に選択してパージ動作を行うことができる。しかも、機器番号に「1」を設定すれば、モータ20を、パージ動作以外のピックアップローラ88の駆動にも用いることができる。
【0057】
また、インクジェットヘッド11を個々にパージ動作させるだけでなく、機器番号を「6」に設定すれば、インクジェットヘッド11全て同時にパージ動作することも可能である。これは、カム33,34,35,36の第2カム面332,352,362が同一回転位相に形成されているからである。
【0058】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されず、このほかにも様々な形態で実施することができる。
例えば、本実施例においては、パージ動作は、スイッチパネル130からの指令により行うものとしているが、他からの要求によりパージ動作を行うものであっても良く、例えば、外部のパーソナルコンピュータなどから指令が入力されるものであっても良いし、制御部110にて、前回パージ動作を行った時間経過を判別して、所定の時間が経過すると自動的にパージ動作を行うように構成されたものであっても良い。この時間経過は、ヘッド毎(インクの色毎)に判別することができる。特に、モノクロなどの特定色のインクのみで長時間印刷した場合は、使用しなかったインクのヘッドのみをパージすれば良いにもかかわらず、従来は、全てのヘッドを一括してパージするのみであった。このように、インク色(ヘッド)毎に経過時間を管理し、特定のヘッドのみパージできるようにした本実施形態においては、インクの無駄な使用が防止できる。
【0059】
また、モータ20により駆動する機器として、ピックアップローラ88の代わりに、駆動ローラ61など他の機器を駆動するものであっても良いし、他の機器用に太陽歯車27、遊星歯車25、保持部材23、カム32を設けて、ピックアップローラ88に加えて、駆動できるように構成したものであっても良い。また、選択軸30に歯車を別個に固定し、選択軸30の反時計回りの回転を更に別の機器に伝達する構成としてもよい。
【0060】
また、選択手段として、機器毎にカム32,33,34,35,36を設けていたが、これに限定されない。例えば、第1駆動軸としての駆動軸24の反時計回りの回転に連動して回転する選択軸30(第2駆動軸)の周面を軸方向に進む螺旋溝を形成し、その螺旋溝に選択子を嵌合させて、選択軸30の回転に応じて選択子を軸方向に移動させ、動力伝達機構を選択するようにしても良い。
【0061】
また、インクジェットプリンタ1のインクジェットヘッド11は、用紙幅分吐出口が並べられたものを用いているが、インクジェットノズルを用紙幅方向に走査して印刷するものであっても良い。尚、本実施例のように、一度に吐出するインクの量が多いものでは、必要なインクジェットヘッド11だけでパージ動作を行うようにできる効果はより大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のインクジェットプリンタ1全体の内部構成を表す概略側面図である。
【図2】本実施例のパージ部18を表す図である。
【図3】本実施例のポンプ40の動作を説明する図である。
【図4】本実施例のパージ部18の動作を説明する図である。
【図5】本実施例のパージ部18の動作を説明する図である。
【図6】本実施例のパージ部18を表すブロック図である。
【図7】本実施例の制御部110でのパージ動作のフローチャート図である。
【符号の説明】
1…インクジェットプリンタ、11…インクジェットヘッド、12…インクカートリッジ、13…給紙部、14…用紙搬送ベルト、15…キャップ部、18…パージ部、19…筐体、20…モータ、21,22,26,31…歯車、23,38…保持部材、24…駆動軸、25,39…遊星歯車、27,37…太陽歯車、30…選択軸、32,33,34,35,36…カム、40…ポンプ、41…歯車、42…吸入口、43…排出口、46…シリンダ、47…ロータ、48…摺動部、49…駆動軸、52…ニードル,53…チューブ、55,56,57,58…歯車、61…駆動ローラ、62…従動ローラ、72…スリット盤、73,74…回転検知器、85…動力伝達ベルト、88…ピックアップローラ、110…制御部、111…第1カウンタ、112…第2カウンタ、120…駆動部、130…スイッチパネル、P…用紙。

Claims (7)

  1. 複数のインクジェットヘッドから異なる色のインクを吐出して、被記録媒体にカラー画像を形成するインクジェットプリンタであって、
    前記各インクジェットヘッドにインクを供給することより、前記各インクジェットヘッドのインクの吐出状態を回復させる複数のポンプと、
    駆動源により正逆回転される第1駆動軸と、
    該第1駆動軸と前記各ポンプとの間にそれぞれ設けられ、該第1駆動軸の正方向への回転力を前記各ポンプに伝達して前記各ポンプを動作させる状態と、前記正方向への回転力を伝達しない状態に切換可能な複数の第1動力伝達機構と、
    前記第1駆動軸の逆方向への回転に連動して、前記複数の第1動力伝達機構のうち、回転力を伝達する状態とする第1動力伝達機構を少なくとも一つを選択する選択手段と、
    を備えたことを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記選択手段は、前記複数の第1動力伝達機構の全てを同時に選択可能であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記各第1動力伝達機構は、
    前記第1駆動軸と共に回転する太陽歯車と、
    該太陽歯車に噛合されて該太陽歯車の周りを回る遊星歯車と、
    該遊星歯車を、前記ポンプの回転軸と共に回転する歯車と噛合して前記第1駆動軸の回転力を前記ポンプに伝達する動作位置と、該動作位置から退避した退避位置との何れかに変位可能に保持する保持部材と、
    を備え、
    前記選択手段は、
    前記第1駆動軸の逆方向への回転に連動する第2駆動軸上に前記各第1動力伝達機構毎に設けられ、前記各第1動力伝達機構の保持部材がそれぞれ当接される複数のカムからなり、
    該各カムは、前記第2駆動軸の回転位置が前記各第1動力伝達機構毎に割り当てられた所定の角度範囲内にあるときに、前記各第1動力伝達機構の保持部材を前記退避位置から前記動作位置に変位させるように形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記各インクジェットヘッドは、前記被記録媒体の搬送方向とは直交する方向に配列された複数の吐出口を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか記載のインクジェットプリンタ。
  5. 外部から前記複数のポンプの少なくとも一つを動作させる指令を受けると、その指令に対応して予め定められた前記第1駆動軸の逆方向への回転量に基づき、第1駆動軸を逆方向回転させ、前記指定されたポンプに対応する第1動力伝達機構が選択され、その後、前記第1駆動軸を正方向に回転させることにより、前記指定されたポンプを動作させて、該ポンプに対応するインクジェットヘッドのインクの吐出状態を回復させる制御手段、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記第1駆動軸が正方向に回転しているときに該第1駆動軸の回転力を前記複数のポンプとは異なる被駆動機に伝達して、該被駆動機を動作させる第2動力伝達機構を備え、
    前記選択手段は、前記第2駆動軸の回転位置に応じて選択的に動作させる動力伝達機構として、前記第2動力伝達機構をも選択可能であること特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか記載のインクジェットプリンタ。
  7. 前記被記録媒体は記録用紙であり、
    前記被駆動機は、該記録用紙を前記各インクジェットヘッドが配置された画像形成位置に供給するピックアップローラであることを特徴とする請求項6記載のインクジェットプリンタ。
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