JP5787222B2 - 駆動装置、送液装置および画像形成装置 - Google Patents
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しかし、各被駆動部に対応した複数の駆動伝達ギアのそれぞれについて、駆動伝達位置と駆動非伝達位置との間を移動させるアクチュエーター等の移動機構を設けると、装置の大型化やコスト高の問題を解決するには十分ではない。
このインクジェットプリンタが備える選択駆動機構は、回転動力が入力されることによってによって第一方向及び第二方向に回転される太陽歯車と、太陽歯車の回転に応じて太陽歯車の周りを公転し、且つ、公転が規制された状態では、太陽歯車の回転に応じて自転する遊星歯車と、太陽歯車の第一方向回転に応じて遊星歯車が公転する際、遊星歯車に順次噛み合うように遊星歯車の公転軌跡に沿って配置されたポンプのポンプ駆動歯車と、太陽歯車の第二方向回転に応じた遊星歯車の公転を、ポンプ駆動歯車との噛み合い位置で規制する公転規制手段と、を備える。
レリーズ遊星歯車は、ポンプ駆動歯車の数だけ設けられ、太陽歯車に噛み合う状態で、すべてのレリーズ遊星歯車が一つのレリーズ遊星レバーの各遊星支軸に回転自在に支持される。これにより、レリーズ遊星歯車は、太陽歯車の回転に応じて同方向に公転すると共に、公転規制状態では、太陽歯車の回転に応じて自転する。また、レリーズ遊星歯車には減速歯車部が一体的に形成されている。太陽歯車の第一方向回転に応じてレリーズ遊星歯車が公転した際、各ポンプ駆動歯車に減速歯車部が噛み合い、レリーズ遊星歯車の公転を規制する。この状態では、公転が規制されたレリーズ遊星歯車の減速歯車部がポンプ駆動歯車と噛み合った状態で自転し、ポンプ駆動歯車を逆転駆動(ポンプレリーズ動作)させることになる。一方、太陽歯車の第二方向回転に応じてレリーズ遊星歯車が公転した際には、レリーズ遊星レバーがストッパに当り、その公転がポンプ駆動歯車と噛み合わない位置で規制される。
このような駆動伝達経路を形成することにより、太陽歯車の第一方向回転によって、駆動対象となるポンプ駆動歯車の噛み合い位置まで遊星歯車を公転(ポンプ選択動作)させている間は、レリーズ遊星歯車及びレリーズ遊星レバーを用いた駆動伝達経路を介して、すべてのポンプに上述したポンプ駆動動作の時とは、逆方向の回転駆動を入力する。
特許文献3に記載の構成では、被駆動部よりも少ない数の駆動源によって各被駆動部に対する駆動の伝達を行うことができ、さらに、複数の駆動伝達ギアのそれぞれについて移動機構を設ける必要がないため、装置の大型化やコスト高の問題を解決することができる。
さらに、本発明においては、すべての駆動伝達ギヤの回転軸をスリット部材のスリットに挟んでいるため、三つ以上のすべての駆動伝達ギヤについて駆動非伝達位置と駆動伝達位置との間を移動させることができる。そして、複数の駆動伝達ギヤの少なくとも一つが駆動伝達位置にある状態で、回転駆動源を駆動させることで、駆動伝達位置に位置する駆動伝達ギヤにのみ駆動の伝達を行うため、スリット部材駆動源の駆動を制御することにより、駆動を伝達する送液ポンプの選択を行うことができる。
このように、本発明の駆動装置では、回転駆動源とスリット部材駆動源との二つの駆動源によって、各送液ポンプに対する駆動の伝達を行うことができ、駆動を伝達する送液ポンプの選択を行うことができる。
また、駆動伝達ギヤが駆動伝達位置に位置する状態では、駆動出力ギヤから駆動入力ギヤまでは駆動伝達ギヤを介した通常のギヤ連結であるため、送液ポンプに対して正逆両方の駆動を伝達することができる。
図2は、本実施形態のプリンタ100全体の斜視図である。プリンタ100は、装置本体101と、装置本体101に装着された用紙を装填するための給紙トレイ102と、装置本体101に着脱自在に装着されて画像が記録(形成)された用紙をストックするための排紙トレイ103とを備えている。また、装置本体101の前面の一端部側(給排紙トレイ部の側方)には、前面から装置本体101の前方側に突き出し、上面よりも低くなったインクカートリッジを装填するためのカートリッジ装填部104を有し、このカートリッジ装填部104の上面には操作ボタンや表示器などの操作/表示部105が設けられている。
更に、吐出ヘッド134で記録された用紙142を排紙するための排紙部として、搬送ベルト151から用紙142を分離するための分離爪161と、排紙ローラ162及び排紙コロ163とを備え、排紙ローラ162の下方に排紙トレイ103を備えている。
更に、図4に示すように、キャリッジ133の主走査方向一方側の非印字領域には、吐出ヘッド134のノズルの状態を維持し、回復するための回復手段を含む維持回復機構181を配置している。
そして、この維持回復機構181による維持回復動作で生じる記録液の廃液、キャップ182に排出されたインク、あるいはワイパーブレード183に付着してワイパークリーナ185で除去されたインク、空吐出受け194に空吐出されたインクは図示しない廃液タンクに排出されて収容される。
上述した供給ポンプユニット124が備える四つの供給ポンプはそれぞれに駆動入力部を備えており、維持回復機構181が備える吸引ポンプにも駆動入力部が一つある。
このように構成したプリンタ100においては、給紙トレイ102から用紙142が1枚ずつ分離給紙され、略鉛直上方に給紙された用紙142はガイド部材145で案内される。案内された用紙142は、搬送ベルト151とカウンタローラ146との間に挟まれて搬送され、更に先端を搬送ガイド部材147で案内されて先端加圧コロ149で搬送ベルト151に押し付けられ、略90[°]搬送方向を転換される。
図5は、プリンタ100が備える四組の吐出ヘッド134及びヘッドタンク135のうちの一組の斜視説明図である。
図5に示すように、ヘッドタンク135は、負圧レバー201、フィルム状部材202、ヘッドタンク供給口203及び大気開放弁204等を備える。フィルム状部材202は、ヘッドタンク135のインク収容空間の一部を形成する可撓性部材であり、ヘッドタンク135内に収容されるインクの量に応じて変位する。また、ヘッドタンク135内には不図示のバネ部材が配置されており、フィルム状部材202をバネ部材が内部から付勢する。これにより、インク収容空間が膨張しようとする力が作用し、ヘッドタンク135内に負圧が生じ、この負圧を維持することで、吐出ヘッド134における吐出安定性を保つことが出来る。
このようなヘッドタンク135の下方にはインク滴を噴射する吐出ヘッド134が取り付けられている。
次に、供給ポンプユニット124が備える四つの供給ポンプや維持回復機構181が備える吸引ポンプ等の駆動入力部に駆動を伝達してポンプを駆動するポンプ駆動装置の一つ目の実施例(以下、実施例1と呼ぶ)について説明する。
図1は、実施例1のポンプ駆動装置20の概略構成図であり、図1(a)は、ポンプ駆動装置20の側面図、図1(b)は、ポンプ駆動装置20の正面図である。
図1に示すポンプ駆動装置20は、四つのポンプ2を備え、ポンプ2は、それぞれが備える駆動入力ギヤであるポンプ駆動ギヤ1に回転駆動の伝達を受けて駆動する。また、ポンプ駆動装置20は、回転駆動モータ6、モータギヤ6g、中央駆動ギヤ4、アイドラギヤ8、切替ギヤ3、切替ギヤ揺動レバー3b、円形スリット板5及びスリット駆動モータ7等を備える。
さらに、ポンプ駆動装置20は、切替ギヤ3の位置を、切替ギヤ3がポンプ駆動ギヤ1及びアイドラギヤ8の少なくとも一方に対して離間する駆動非伝達位置と駆動伝達位置との間で移動させることで、ポンプ2に対する駆動の入力状態を切り替える駆動切替手段を備える。
切替ギヤ揺動レバー3bは、一端がアイドラギヤ8の回転軸であるアイドラギヤ軸8aに対して回転自在に支持されており、他端が切替ギヤ軸3aを回転可能に支持している。このような構成により、切替ギヤ軸3aの移動範囲及び移動方向はアイドラギヤ軸8aを中心とした円周上に規制される。この規制により、切替ギヤ揺動レバー3bは、切替ギヤ3が駆動非伝達位置と駆動伝達位置との間を移動するように、切替ギヤ3の移動方向を規制して、ガイドする駆動伝達ギヤガイド部材として機能する。
次に、供給ポンプユニット124が備える四つの供給ポンプや維持回復機構181が備える吸引ポンプ等の駆動入力部に駆動を伝達してポンプを駆動するポンプ駆動装置の二つ目の実施例(以下、実施例2と呼ぶ)について説明する。
図6は、実施例2のポンプ駆動装置20の概略構成図であり、図6(a)は、ポンプ駆動装置20の側面図、図6(b)は、ポンプ駆動装置20の正面図である。
図6に示すポンプ駆動装置20は、複数のポンプ2を備え、ポンプ2は、それぞれが備える駆動入力ギヤであるポンプ駆動ギヤ1に回転駆動の伝達を受けて駆動する。また、ポンプ駆動装置20は、回転駆動モータ6、中央駆動ギヤ4、アイドラギヤ8、切替ギヤ3、切替ギヤ揺動レバー3b、直線スリット板9、スリット駆動カム11、スリット駆動リンク10及びスリット駆動モータ7等を備える。
実施例2のポンプ駆動装置20では、回転駆動モータ6によって発生する回転駆動力は、中央駆動ギヤ4及びアイドラギヤ8を経て切替ギヤ3に伝達する。切替ギヤ3は、直線スリット板9によってポンプ2に対して駆動を入力するポンプ駆動ギヤ1と、接続または離間する位置へとアイドラギヤ8の周囲を回転しながら移動することが可能である。スリット駆動モータ7が回転駆動することによって、スリット駆動カム11が回転し、スリット駆動リンク10が揺動することで、直線スリット板9は図6(b)中の左右方向へと移動する。このとき、スリット12のレバー揺動方向スリット部12bが切替ギヤ3の位置にスライドしてくると、不図示の切替ギヤ付勢バネの付勢力によって、切替ギヤ3はレバー揺動方向スリット部12bに沿ってアイドラギヤ8の周囲を回転しながら、ポンプ駆動ギヤ1と接続する位置まで移動する。この状態で、回転駆動モータ6を駆動することによって、ポンプ駆動ギヤ1を介してポンプ2に回転駆動が伝達される。
一般的にチューブポンプ22は維持ユニット等の吸引ポンプや、インク供給ポンプなど、画像形成装置に於いて様々な用途で使用される。このとき、吸引ポンプのように常に一方向の回転でしか、送液しないポンプは逆回転時はチューブ23を押圧するコロ24を解除するような構成となっている。逆回転されても送液しないので、ラッチなどを設けて逆回転時はその動力を維持ユニットのワイパ昇降などに使用するなどして駆動源を集約している。しかし、図7に示すチューブポンプ22は正転も逆転も送液できるポンプであり、上述したような駆動源の集約ができない。
次に、供給ポンプユニット124が備える四つの供給ポンプや維持回復機構181が備える吸引ポンプ等の駆動入力部に駆動を伝達してポンプを駆動するポンプ駆動装置の三つ目の実施例(以下、実施例3と呼ぶ)について説明する。
図8は、実施例3のポンプ駆動装置20の概略構成図であり、図8(a)は、ポンプ駆動装置20の正面図、図8(b)は、ポンプ駆動装置20の背面図、図8(c)は、ポンプ駆動装置20駆動装置の側面図である。
図8に示すポンプ駆動装置20は、四つのポンプ2を備え、ポンプ2は、それぞれが備える駆動入力ギヤであるポンプ駆動ギヤ1に回転駆動の伝達を受けて駆動する。また、ポンプ駆動装置20は、回転駆動モータ6、中央駆動ギヤ4、アイドラギヤ8、切替ギヤ3、切替ギヤ揺動レバー3b、円形スリット板5及びスリット駆動モータ7等を備える。
このとき、表側の円形スリット板5におけるレバー揺動方向スリット部12bを配置した位置の位相をずらすことで、円形スリット板5に対し、円周上でそれぞれ同位置にあるポンプ駆動ギヤ1を互い独立して切替ギヤ3と接続することが出来る。逆に、位相を同じにしたり、位相と配置を組み合わせることで、毎回同時に二つのポンプ駆動ギヤ1を駆動させる構成を実現できる。
〔態様A〕
それぞれが備えるポンプ駆動ギヤ1等の駆動入力ギヤに回転駆動の伝達を受けて駆動する三つ以上の複数のポンプ2等の被駆動部と、被駆動部に入力される回転駆動の駆動源である回転駆動モータ6等の回転駆動源と、回転駆動源の駆動により回転する一つ以上のアイドラギヤ8等の駆動出力ギヤと、複数の駆動入力ギヤのそれぞれに対応するように複数配置され、駆動入力ギヤ及び駆動出力ギヤにギヤ連結する駆動伝達位置に位置することで駆動出力ギヤの回転駆動を駆動入力ギヤに伝達する切替ギヤ3等の駆動伝達ギヤと、駆動伝達ギヤの位置を、駆動伝達ギヤが駆動入力ギヤ及び駆動出力ギヤの少なくとも一方に対して離間する駆動非伝達位置と駆動伝達位置との間で移動させることで被駆動部に対する駆動の入力状態を切り替える駆動切替手段と、を有するポンプ駆動装置20等の駆動装置において、切替ギヤ3等の駆動伝達ギヤは、その回転軸に直交する平面に平行な方向に移動することで駆動非伝達位置と駆動伝達位置との間を移動し、駆動切替手段は、駆動伝達ギヤのそれぞれが駆動非伝達位置と駆動伝達位置との間を移動するように、駆動伝達ギヤの移動方向を規制して、ガイドする切替ギヤ揺動レバー3b等の駆動伝達ギヤガイド部材と、駆動伝達ギヤの回転軸に直交する平面に平行な回転方向等の所定の方向に移動可能で、この移動方向に沿った形状に形成された円状スリット部12a等の移動方向スリット部を含むスリット12等のスリットに切替ギヤ3等の駆動伝達ギヤのすべての回転軸を挟み、駆動伝達ギヤの移動をスリットで規制する円形スリット板5等のスリット部材と、スリット部材の所定方向への移動動作の駆動源であるスリット駆動モータ7等のスリット部材駆動源と、を備え、駆動伝達ギヤの回転軸がスリットにおける移動方向スリット部にあるときには、スリットの規制と駆動伝達ギヤガイド部材の規制とによって、駆動伝達ギヤの位置を駆動非伝達位置または駆動伝達位置の一方の位置とし、スリットは、移動方向スリット部と連続したスリット部として、駆動伝達ギヤの回転軸が到達したときに、駆動伝達ギヤガイド部材がガイドする方向に移動させ、駆動非伝達位置または駆動伝達位置の他方の位置へと移動させるレバー揺動方向スリット部12b等のギヤガイド方向スリット部を備える。これによれば、実施例1乃至実施例3について説明したように、切替ギヤ3等の駆動伝達ギヤの回転軸が円状スリット部12a等の移動方向スリット部にあるときには、切替ギヤ揺動レバー3b等の駆動伝達ギヤガイド部材がガイドする方向に対してはスリット12等のスリットの規制により移動することが出来ず、スリットに沿う方向に対しては、駆動伝達ギヤガイド部材の規制により移動することが出来ない。このため、スリット駆動モータ7等のスリット部材駆動源を駆動して、駆動伝達ギヤに対する円形スリット板5等のスリット部材の位置が変化しても、駆動伝達ギヤの回転軸が移動方向スリット部にあるときには、駆動伝達ギヤは、駆動非伝達位置または駆動伝達位置の一方の位置となる。さらに、スリット部材駆動源を駆動して、駆動伝達ギヤに対するスリット部材の位置がさらに変化して、駆動伝達ギヤの回転軸がレバー揺動方向スリット部12b等のギヤガイド方向スリット部に到達すると、駆動伝達ギヤの回転軸が駆動非伝達位置または駆動伝達位置の他方の位置へと移動する。このような構成により、態様Aにおいては、スリット部材駆動源の駆動を制御して、駆動伝達ギヤに対するスリット部材の位置を制御することにより、任意の駆動伝達ギヤについて駆動非伝達位置と駆動伝達位置との間を移動させることができる。さらに、態様Aにおいては、すべての駆動伝達ギヤの回転軸をスリット部材のスリットに挟んでいるため、三つ以上のすべての駆動伝達ギヤについて駆動非伝達位置と駆動伝達位置との間を移動させることができる。そして、複数の駆動伝達ギヤの少なくとも一つが駆動伝達位置にある状態で、回転駆動源を駆動させることで、駆動伝達位置に位置する駆動伝達ギヤにのみ駆動の伝達を行うため、スリット部材駆動源の駆動を制御することにより、駆動を伝達する被駆動部の選択を行うことができる。このように、態様Aの駆動装置では、回転駆動源とスリット部材駆動源との二つの駆動源、すなわち、三つ以上の被駆動部よりも少ない駆動源によって、各被駆動部に対する駆動の伝達を行うことができ、駆動を伝達する被駆動部の選択を行うことができる。また、駆動伝達ギヤが駆動伝達位置に位置する状態では、駆動出力ギヤから駆動入力ギヤまでは駆動伝達ギヤを介した通常のギヤ連結であるため、被駆動部に対して正逆両方の駆動を伝達することができる。このように態様Aによれば、三つ以上の被駆動部よりも少ない数の二つの駆動源によって各被駆動部に対する駆動の伝達を行う構成で、駆動を伝達する被駆動部の選択と、選択した被駆動部に対して正逆両方向の回転駆動の伝達とを行うことが出来る。
〔態様B〕
〔態様A〕において、直線スリット板9等のスリット部材は、スリット駆動モータ7等のスリット部材駆動源が駆動することによって、直線状の往復移動を行う。これによれば、実施例2について説明したように、直線状に配置した複数のポンプ2等の被駆動部に対して、駆動を伝達する被駆動部の選択と、選択した被駆動部に対して正逆両方向の回転駆動の伝達とを行うことが出来る。
〔態様C〕
〔態様A〕において、円形スリット板5等のスリット部材は、スリット駆動モータ7等のスリット部材駆動源が駆動することによって、回転移動する。これによれば、実施例1及び実施例3について説明したように、円周上に配置した複数のポンプ2等の被駆動部に対して、駆動を伝達する被駆動部の選択と、選択した被駆動部に対して正逆両方向の回転駆動の伝達とを行うことが出来る。
〔態様D〕
〔態様A〕乃至〔態様C〕の何れか一つの態様において、円形スリット板5等の一つのスリット部材のスリット12等のスリットに対して、複数の切替ギヤ3等の駆動伝達ギヤの回転軸が配置されている。これによれば、実施例1乃至実施例3について説明したように、一つの円形スリット板5の移動を制御することにより、複数のポンプ2等の被駆動部に対して、駆動を伝達する被駆動部の選択と、選択した被駆動部に対して正逆両方向の回転駆動の伝達とを行う構成を実現することができる。
〔態様E〕
〔態様A〕乃至〔態様D〕の何れか一つの態様において、スリット駆動モータ7等のスリット部材駆動源が駆動することによって、円形スリット板5等の複数の上記スリット部材が移動する。これによれば、実施例3について説明したように、レイアウトの自由度を広げることが出来る。
〔態様F〕
異なる種類のインク等の液体を液滴として吐出するノズル孔を備えた複数のヘッド部を備えた吐出ヘッド134等の記録ヘッドと、複数のヘッド部にそれぞれ液体を供給するヘッドタンク135等の複数のヘッドタンクと、記録ヘッドに供給する液体を収容する交換可能なインクカートリッジ110等の複数のメインタンクと、複数のメインタンクから複数のヘッドタンクにそれぞれ液体を送液し、且つ、ヘッドタンクからメインタンクに液体を逆送することができるポンプ2等の複数の送液ポンプと、複数の送液ポンプに対して回転駆動を伝達して、各送液ポンプを駆動するポンプ駆動手段とを備え、ノズル孔から吐出した液体を用紙142等の記録媒体に付着させることで画像を形成するプリンタ100等の画像形成装置において、ポンプ駆動手段として、態様A乃至Eの何れか一つの態様のポンプ駆動装置20等の駆動装置を用い、回転駆動モータ6等の回転駆動源はポンプ2等の送液ポンプを被駆動部として回転駆動を伝達する。これによれば、上述した実施形態について説明したように、三つ以上の被駆動部よりも少ない数の二つの駆動源によって各被駆動部に対する駆動の伝達を行う構成で、駆動を伝達する被駆動部の選択と、選択した被駆動部に対して正逆両方向の回転駆動の伝達とを行うことが出来るため、被駆動部の回転方向の自由度を維持しつつ、プリンタ100装置本体の小型化及びコスト削減を図ることができる。
〔態様G〕
〔態様F〕において、ヘッド部におけるノズル孔が設けられたノズル面をキャッピングするキャップ182等のキャッピング部材と、キャッピング部材に接続され、駆動することによってキャッピングされた状態のノズル面に対して負圧を作用させる吸引ポンプとを備え、回転駆動モータ6等の回転駆動源は吸引ポンプを上記被駆動部として回転駆動を伝達する。これによれば、上述した実施形態について説明したように、回転駆動源を供給ポンプの駆動源としてだけでなく、吸引ポンプの駆動源として用いることができるので、駆動源を増やすことなく、吸引ポンプを使用することができ、プリンタ100装置本体の小型化及びコスト削減を図ることができる。
〔態様H〕
〔態様F〕または〔態様G〕において、回転駆動が入力されることにより、ヘッドタンク135等のヘッドタンクの内部を大気開放するように開閉可能な大気開放弁204等の大気開放機構を備え、回転駆動モータ6等の回転駆動源は大気開放機構を被駆動部として回転駆動を伝達する。これによれば、上述した実施形態について説明したように、回転駆動源を供給ポンプの駆動源としてだけでなく、大気開放機構の駆動源として用いることができるので、駆動源を増やすことなく、大気開放機構を使用することができ、プリンタ100装置本体の小型化及びコスト削減を図ることができる。
2 ポンプ
3 切替ギヤ
3a 切替ギヤ軸
3b 切替ギヤ揺動レバー
4 中央駆動ギヤ
5 円形スリット板
5a スリット板回転軸
6 回転駆動モータ
6g モータギヤ
7 スリット駆動モータ
8 アイドラギヤ
8a アイドラギヤ軸
9 直線スリット板
10 スリット駆動リンク
11 スリット駆動カム
12 スリット
12a 円状スリット部
12b レバー揺動方向スリット部
12c 直線状スリット部
20 ポンプ駆動装置
22 チューブポンプ
100 プリンタ
101 装置本体
104 カートリッジ装填部
110 インクカートリッジ
124 供給ポンプユニット
134 吐出ヘッド
135 ヘッドタンク
201 負圧レバー
202 フィルム状部材
203 ヘッドタンク供給口
204 大気開放弁
Claims (11)
- 液体を吐出する記録ヘッドに液体を供給する送液装置が有する複数の送液ポンプを駆動する駆動装置であって、
前記複数の送液ポンプにそれぞれ対応するように複数配置され、回転駆動の伝達を受けて駆動する複数の駆動入力ギヤと、
前記駆動入力ギヤを回転駆動する駆動源である回転駆動源と、
複数の前記駆動入力ギヤにそれぞれ対応するように複数配置され、前記回転駆動源の駆動により回転する複数の駆動出力ギヤと、
複数の前記駆動入力ギヤのそれぞれに対応するように複数配置され、前記駆動入力ギヤ及び前記駆動出力ギヤの両方にギヤ連結する駆動伝達位置に位置したときに、前記駆動出力ギヤの回転駆動を前記駆動入力ギヤに伝達する複数の駆動伝達ギヤと、
前記駆動伝達ギヤの位置を、前記駆動伝達ギヤが前記駆動入力ギヤ及び前記駆動出力ギヤの少なくとも一方に対して離間する駆動非伝達位置と、前記駆動伝達位置との間で移動させることで前記駆動入力ギヤに対する駆動の入力状態を切り替える駆動切替手段と、を備え、
前記駆動切替手段は、
一端が前記駆動出力ギヤの回転軸に支持され、他端が前記駆動伝達ギヤの回転軸に支持されており、複数の前記駆動伝達ギヤのそれぞれが前記駆動非伝達位置と前記駆動伝達位置との間を移動するように、前記駆動伝達ギヤの移動方向を規制して、ガイドする駆動伝達ギヤガイド部材と、
前記駆動伝達ギヤの回転軸に直交する平面に平行な方向に移動可能であって、この移動方向に沿った形状に形成されたスリットに複数の前記駆動伝達ギヤのすべての回転軸を挟むことによって前記駆動伝達ギヤの移動を前記スリットで規制するスリット部材と、
前記スリット部材を前記平面に平行な方向に移動するよう駆動するスリット部材駆動源と、を有し、
前記駆動伝達ギヤは、前記駆動伝達ギヤガイド部材及び前記スリット部材により移動が規制された状態で、前記駆動出力ギヤの周囲を回転しながら前記平面に平行な方向に移動することにより前記駆動非伝達位置と前記駆動伝達位置との間を移動することを特徴とする駆動装置。 - 請求項1の駆動装置において、
前記スリット部材は、前記スリット部材駆動源が駆動することによって、直線状の往復移動を行うことを特徴とする駆動装置。 - 請求項1の駆動装置において、
複数の前記駆動出力ギヤは、前記回転駆動源から回転駆動力を伝達される中央駆動ギヤに各々噛み合うように、前記中央駆動ギヤの周囲に配置されており、
複数の前記駆動入力ギヤは、複数の前記駆動出力ギヤの外側であって、複数の前記駆動出力ギヤの周囲に配置されており、
前記スリット部材の前記スリットが、複数の前記駆動伝達ギアのすべての回転軸を挟んでいて、
前記スリット部材は、前記スリット部材駆動源が回転駆動することによって回転移動し、前記駆動伝達ギヤを前記駆動非伝達位置と前記駆動伝達位置との間で移動させることを特徴とする駆動装置。 - 液体を吐出する記録ヘッドに液体を供給する送液装置が有する複数の送液ポンプを駆動する駆動装置であって、
前記複数の送液ポンプにそれぞれ対応するように複数配置され、回転駆動の伝達を受けて駆動する複数の駆動入力ギヤと、
前記駆動入力ギヤを回転駆動する駆動源である回転駆動源と、
複数の前記駆動入力ギヤにそれぞれ対応するように複数配置され、前記回転駆動源の駆動により回転する複数の駆動出力ギヤと、
複数の前記駆動入力ギヤのそれぞれに対応するように複数配置され、前記駆動入力ギヤ及び前記駆動出力ギヤの両方にギヤ連結する駆動伝達位置に位置したときに、前記駆動出力ギヤの回転駆動を前記駆動入力ギヤに伝達する複数の駆動伝達ギヤと、
前記駆動伝達ギヤの位置を、前記駆動伝達ギヤが前記駆動入力ギヤ及び前記駆動出力ギヤの少なくとも一方に対して離間する駆動非伝達位置と、前記駆動伝達位置との間で移動させることで前記駆動入力ギヤに対する駆動の入力状態を切り替える駆動切替手段と、を備え、
前記駆動切替手段は、
一端が前記駆動出力ギヤの回転軸に支持され、他端が前記駆動伝達ギヤの回転軸に支持されており、複数の前記駆動伝達ギヤのそれぞれが前記駆動非伝達位置と前記駆動伝達位置との間を移動するように、前記駆動伝達ギヤの移動方向を規制して、ガイドする駆動伝達ギヤガイド部材と、
前記駆動伝達ギヤの回転軸に直交する平面に平行な方向に移動可能であって、この移動方向に沿った形状に形成されたスリットに前記駆動伝達ギヤの少なくともひとつの回転軸を挟むことによって前記駆動伝達ギヤの移動を前記スリットで規制する複数のスリット部材と、
前記スリット部材を前記平面に平行な方向に移動するよう駆動するスリット部材駆動源と、を有し、
前記駆複数の動伝達ギヤの回転軸は、前記複数のスリット部材のいずれかひとつのスリットに挟み込まれており、
前記駆動伝達ギヤは、前記駆動伝達ギヤガイド部材及び前記複数のスリット部材のいずれかひとつにより移動が規制された状態で、前記駆動出力ギヤの周囲を回転しながら前記平面に平行な方向に移動することにより前記駆動非伝達位置と前記駆動伝達位置との間を移動することを特徴とする駆動装置。 - 請求項4の駆動装置において、
前記複数のスリット部材は、前記スリット部材駆動源が駆動することによって、直線状の往復移動を行うことを特徴とする駆動装置。 - 請求項4の駆動装置において、
複数の前記駆動出力ギヤは、前記回転駆動源から回転駆動力を伝達される中央駆動ギヤに各々噛み合うように、前記中央駆動ギヤの周囲に配置されており、
複数の前記駆動入力ギヤは、複数の前記駆動出力ギヤの外側であって、複数の前記駆動出力ギヤの周囲に配置されており、
前記駆複数の動伝達ギヤの回転軸は、前記複数のスリット部材のいずれかひとつのスリットに挟み込まれていて、
前記複数のスリット部材は、前記スリット部材駆動源が回転駆動することによって回転移動し、前記駆動伝達ギヤを前記駆動非伝達位置と前記駆動伝達位置との間で移動させることを特徴とする駆動装置。 - 請求項1乃至6の何れか一項に記載の駆動装置において、
前記スリット部材駆動源が駆動することによって、複数の前記スリット部材が移動することを特徴とする駆動装置。 - 前記記録ヘッドは、異なる種類の液体を液滴として吐出するノズル孔を備えた複数のヘッド部を有し、
前記複数のヘッド部にそれぞれ液体を供給する複数のヘッドタンクと、
前記記録ヘッドに供給する液体を収容する交換可能な複数のメインタンクと、
前記複数のメインタンクから前記複数のヘッドタンクにそれぞれ液体を送液し、且つ、前記ヘッドタンクから前記メインタンクに液体を逆送することができる複数の前記送液ポンプと、
前記複数の送液ポンプに対して回転駆動を伝達して、各送液ポンプを駆動するポンプ駆動手段とを備え、
前記ポンプ駆動手段として、請求項1乃至7の何れか一項に記載の駆動装置を用い、前記回転駆動源は前記送液ポンプに前記駆動入力ギヤを介して回転駆動を伝達することを特徴とする送液装置。 - 請求項8に記載の送液装置を用いて前記複数のヘッド部に液体を送液し、
前記複数のヘッド部の前記ノズル孔から吐出した液体を記録媒体に付着させることで画像を形成することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項9の画像形成装置において、
前記ヘッド部におけるノズル孔が設けられたノズル面をキャッピングするキャッピング部材と、
前記キャッピング部材に接続され、駆動することによってキャッピングされた状態の前記ノズル面に対して負圧を作用させる吸引ポンプとを備え、
前記回転駆動源は前記駆動入力ギヤを介して前記吸引ポンプを駆動することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項9の画像形成装置において、
前記ヘッドタンクの内部を大気開放するように開閉可能な大気開放機構を備え、
前記回転駆動源は、前記大気開放機構を駆動することを特徴とする画像形成装置。
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