JP2001232784A - 画像形成装置 - Google Patents
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- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims abstract description 45
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 23
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 abstract description 14
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/165—Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
- B41J2/16517—Cleaning of print head nozzles
- B41J2/1652—Cleaning of print head nozzles by driving a fluid through the nozzles to the outside thereof, e.g. by applying pressure to the inside or vacuum at the outside of the print head
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J23/00—Power drives for actions or mechanisms
- B41J23/02—Mechanical power drives
- B41J23/025—Mechanical power drives using a single or common power source for two or more functions
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Common Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像形成装置において、各駆動機構が共用す
る駆動源の駆動力の伝達に切換えを、例えばキャリッジ
の移動に応じて行なうことを必要とせずに、簡易な構成
で共用する駆動力の伝達切替えを行うことを可能とす
る。 【解決手段】 搬送ローラ302を駆動するLFモータ
305の駆動力は、搬送ローラの一端に設けられた振り
子駆動伝達機構(310、304、311)を介して回復
系のポンプカム510に伝達されるとともに、給紙ロー
ラを駆動するAPモータ501の駆動力は、同様の振り
子駆動伝達機構(514、515、516)によって、上
記給紙ローラまたは回復系のブレードホルダ508およ
びキャップホルダ504に伝達される。これにより、い
ずれの駆動力伝達の切換えも、モータの回転方向の制御
のみによって可能となる。
る駆動源の駆動力の伝達に切換えを、例えばキャリッジ
の移動に応じて行なうことを必要とせずに、簡易な構成
で共用する駆動力の伝達切替えを行うことを可能とす
る。 【解決手段】 搬送ローラ302を駆動するLFモータ
305の駆動力は、搬送ローラの一端に設けられた振り
子駆動伝達機構(310、304、311)を介して回復
系のポンプカム510に伝達されるとともに、給紙ロー
ラを駆動するAPモータ501の駆動力は、同様の振り
子駆動伝達機構(514、515、516)によって、上
記給紙ローラまたは回復系のブレードホルダ508およ
びキャップホルダ504に伝達される。これにより、い
ずれの駆動力伝達の切換えも、モータの回転方向の制御
のみによって可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送される記録用
シート等の被記録媒体に対して文字、画像等の形成を行
う画像形成装置に関し、詳しくは、例えば上記被記録媒
体の搬送機構と画像形成を行うインクジェットヘッドの
回復機構等、複数の機構がそれらを駆動するための駆動
源共用する画像形成装置に関するものである。
シート等の被記録媒体に対して文字、画像等の形成を行
う画像形成装置に関し、詳しくは、例えば上記被記録媒
体の搬送機構と画像形成を行うインクジェットヘッドの
回復機構等、複数の機構がそれらを駆動するための駆動
源共用する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィス等におけるパーソナルコ
ンピュータやワードプロセッサ、ファクシミリなどの普
及に伴い、これらの機器の情報出力機器として種々の画
像形成装置が提供されている。中でも、被記録媒体にイ
ンクを吐出して文字、画像等を形成するインクジェット
プリンタなどの画像形成装置は、画像品位、印刷速度、
装置サイズ、価格などのバランスに優れ、カラー化も容
易なため、広く普及し、また、様々な分野の画像形成装
置として用いられている。
ンピュータやワードプロセッサ、ファクシミリなどの普
及に伴い、これらの機器の情報出力機器として種々の画
像形成装置が提供されている。中でも、被記録媒体にイ
ンクを吐出して文字、画像等を形成するインクジェット
プリンタなどの画像形成装置は、画像品位、印刷速度、
装置サイズ、価格などのバランスに優れ、カラー化も容
易なため、広く普及し、また、様々な分野の画像形成装
置として用いられている。
【0003】ところで、インクジェットプリンタ等、こ
の方式の画像形成装置では、一般に、インクジェットヘ
ッドの吐出口に付着した増粘インクや塵埃などを除去し
て安定したインク吐出機能を維持するための回復機構が
設けられている。
の方式の画像形成装置では、一般に、インクジェットヘ
ッドの吐出口に付着した増粘インクや塵埃などを除去し
て安定したインク吐出機能を維持するための回復機構が
設けられている。
【0004】このような回復機構として、インクの乾燥
や蒸発を防止するため、非記録時にインクジェットヘッ
ドの吐出口が配設された面を被覆するためのキャップを
有したキャッピング機構、インクジェットヘッドの吐出
口配設面に付着したインクをブレード等を用いて除去す
るワイピング機構、上記キャップを介してインクジェッ
トヘッドの吐出口やその近傍から増粘インクなどを吸引
する吸引機構などが知られている。なお、この吸引機構
は、吐出口配設面を被覆したキャップ内部をポンプによ
って負圧にし、これによって吐出口などからインクを排
出させるものである。
や蒸発を防止するため、非記録時にインクジェットヘッ
ドの吐出口が配設された面を被覆するためのキャップを
有したキャッピング機構、インクジェットヘッドの吐出
口配設面に付着したインクをブレード等を用いて除去す
るワイピング機構、上記キャップを介してインクジェッ
トヘッドの吐出口やその近傍から増粘インクなどを吸引
する吸引機構などが知られている。なお、この吸引機構
は、吐出口配設面を被覆したキャップ内部をポンプによ
って負圧にし、これによって吐出口などからインクを排
出させるものである。
【0005】また、画像形成装置において被記録媒体を
給紙、搬送する機構は、記録用シート等の複数枚の被記
録媒体を収納しそれらを1枚づつ分離して給紙する自動
給紙機構と、その下流側で画像形成に同期して被記録媒
体を搬送する搬送機構とからなるのが一般的である。自
動給紙機構は、積層された被記録媒体の最上部と相互に
圧接しその回転により最上部の被記録媒体を分離して給
紙するための給紙ローラを具える。そして、この給紙ロ
ーラの上記圧接部には、通常給紙のための適切な摩擦力
を生じさせる摩擦部材が設けられている。また、搬送機
構は、駆動源から駆動力を得て回転する搬送ローラとこ
れと被記録媒体を挟む従動ローラ、さらにはこれらロー
ラの間を被記録媒体が通るための紙パスを具える。
給紙、搬送する機構は、記録用シート等の複数枚の被記
録媒体を収納しそれらを1枚づつ分離して給紙する自動
給紙機構と、その下流側で画像形成に同期して被記録媒
体を搬送する搬送機構とからなるのが一般的である。自
動給紙機構は、積層された被記録媒体の最上部と相互に
圧接しその回転により最上部の被記録媒体を分離して給
紙するための給紙ローラを具える。そして、この給紙ロ
ーラの上記圧接部には、通常給紙のための適切な摩擦力
を生じさせる摩擦部材が設けられている。また、搬送機
構は、駆動源から駆動力を得て回転する搬送ローラとこ
れと被記録媒体を挟む従動ローラ、さらにはこれらロー
ラの間を被記録媒体が通るための紙パスを具える。
【0006】従来、このような画像形成装置において、
特願平11−233803号公報や特願平11−234
697号公報にあるように、記録ヘッドを搭載したキヤ
リッジの移動位置に応じて、このキャリッジを駆動する
駆動源とは別の駆動源によって駆動される複数の機構に
対するその駆動力伝達の切替えを行うものが知られてい
る。例えば、駆動源を回復機構と給紙機構とによって共
用する構成において、これらへ出力をキャリッジの位置
に応じて切替えたり、また、給紙時のレジスト動作の有
無についての切替をキャリッジの位置によって行うもの
である。
特願平11−233803号公報や特願平11−234
697号公報にあるように、記録ヘッドを搭載したキヤ
リッジの移動位置に応じて、このキャリッジを駆動する
駆動源とは別の駆動源によって駆動される複数の機構に
対するその駆動力伝達の切替えを行うものが知られてい
る。例えば、駆動源を回復機構と給紙機構とによって共
用する構成において、これらへ出力をキャリッジの位置
に応じて切替えたり、また、給紙時のレジスト動作の有
無についての切替をキャリッジの位置によって行うもの
である。
【0007】また、特願平11−231514号公報
は、キヤリッジの移動に応じて回復系内のキャップをス
ライド動作させ開閉を行うものを開示している。
は、キヤリッジの移動に応じて回復系内のキャップをス
ライド動作させ開閉を行うものを開示している。
【0008】これらとは別に、特開平11−13878
2号公報には、キャリッジの駆動源や被記録媒体搬送機
構の駆動源とは別の第三の駆動源によって回復系におけ
るワイピング動作および吸引動作や、給紙動作を行う構
成が開示されている。併せて、記録ヘッドを搭載したキ
ャリッジの位置と第三の駆動源の回転方向および回転量
とによって、上記回復系におけるのワイピング動作と吸
引動作とを選択的に行い、かつ、複数の給紙機構のうち
一つを選択して駆動することも開示されている。
2号公報には、キャリッジの駆動源や被記録媒体搬送機
構の駆動源とは別の第三の駆動源によって回復系におけ
るワイピング動作および吸引動作や、給紙動作を行う構
成が開示されている。併せて、記録ヘッドを搭載したキ
ャリッジの位置と第三の駆動源の回転方向および回転量
とによって、上記回復系におけるのワイピング動作と吸
引動作とを選択的に行い、かつ、複数の給紙機構のうち
一つを選択して駆動することも開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
公報に示される従来の構成は、本質的にキャリッジの動
作等に応じて駆動の切替えを行うものであり、この点か
ら次のような問題があった。
公報に示される従来の構成は、本質的にキャリッジの動
作等に応じて駆動の切替えを行うものであり、この点か
ら次のような問題があった。
【0010】上述の特願平11−233803号公報や
特願平11−234697号公報に示される構成では、
駆動を切替えるために比較的複雑な機構が必要になると
ともに、切替位置へのキャリッジの移動や切替動作の時
間が余分にかかる事になる。その上、キヤリッジの位置
に応じ切替位置は通常のキャリッジの移動範囲外に設け
る必要があり、装置本体の特に移動方向のサイズが大き
くなるという問題も派生する。これらの問題は、特願平
11−231514号公報に示される構成においても同
様である。
特願平11−234697号公報に示される構成では、
駆動を切替えるために比較的複雑な機構が必要になると
ともに、切替位置へのキャリッジの移動や切替動作の時
間が余分にかかる事になる。その上、キヤリッジの位置
に応じ切替位置は通常のキャリッジの移動範囲外に設け
る必要があり、装置本体の特に移動方向のサイズが大き
くなるという問題も派生する。これらの問題は、特願平
11−231514号公報に示される構成においても同
様である。
【0011】また、特開平11−138782号公報に
おいても、第三の駆動源を共用し、その駆動源をワイピ
ング動作、吸引動作、給紙動作ごとに切替えているた
め、複雑な機構が必要となり、さらにキャリッジの位置
に応じた動作切替のための切替時間の点や、装置の小型
化、簡略化、低コスト化などの点で課題が残るものであ
った。
おいても、第三の駆動源を共用し、その駆動源をワイピ
ング動作、吸引動作、給紙動作ごとに切替えているた
め、複雑な機構が必要となり、さらにキャリッジの位置
に応じた動作切替のための切替時間の点や、装置の小型
化、簡略化、低コスト化などの点で課題が残るものであ
った。
【0012】本発明は、上述の問題点を解消するために
なされたものであり、その目的とするところは、キャリ
ッジの移動に応じた切換え動作を必要とせずに、簡易な
構成で共用する駆動源の切替えを行うことができる画像
形成装置を提供することにある。
なされたものであり、その目的とするところは、キャリ
ッジの移動に応じた切換え動作を必要とせずに、簡易な
構成で共用する駆動源の切替えを行うことができる画像
形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】そのためのに本発明で
は、記録ヘッドを用いて被記録媒体に記録を行う画像形
成装置であって、前記被記録媒体の搬送手段を駆動する
ための第一の駆動源と、前記被記録媒体を前記搬送手段
へ給紙する給紙手段を駆動するための第二の駆動源と、
前記記録ヘッドの記録性能を維持する動作を行う回復系
とを具え、前記第一の駆動源は、当該駆動源の動作方向
による切換え機構を介して前記回復系における第一の駆
動機構の駆動源を兼ね、前記第二の駆動源は、当該駆動
源の動作方向による切換え機構を介して前記回復系の第
二の駆動機構の駆動源を兼ねることを特徴とする。
は、記録ヘッドを用いて被記録媒体に記録を行う画像形
成装置であって、前記被記録媒体の搬送手段を駆動する
ための第一の駆動源と、前記被記録媒体を前記搬送手段
へ給紙する給紙手段を駆動するための第二の駆動源と、
前記記録ヘッドの記録性能を維持する動作を行う回復系
とを具え、前記第一の駆動源は、当該駆動源の動作方向
による切換え機構を介して前記回復系における第一の駆
動機構の駆動源を兼ね、前記第二の駆動源は、当該駆動
源の動作方向による切換え機構を介して前記回復系の第
二の駆動機構の駆動源を兼ねることを特徴とする。
【0013】以上の構成によれば、それぞれ第一および
第二の駆動源による駆動力の伝達の切換えは、それぞれ
の駆動源の動作方向に応じた切り替え動作を行うそれぞ
れの切換え機構によって行なわれるので、それぞれの駆
動源の動作方向を制御するだけで切換えを制御でき、基
本的にそれぞれの駆動力伝達の切換えを任意のタイミン
グで行なうことができる。
第二の駆動源による駆動力の伝達の切換えは、それぞれ
の駆動源の動作方向に応じた切り替え動作を行うそれぞ
れの切換え機構によって行なわれるので、それぞれの駆
動源の動作方向を制御するだけで切換えを制御でき、基
本的にそれぞれの駆動力伝達の切換えを任意のタイミン
グで行なうことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。
施形態について詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の画像形成装置の一実施形
態を示すインクジェットプリンタを示す外観斜視図であ
り、上ケースを除いた状態で示す図である。
態を示すインクジェットプリンタを示す外観斜視図であ
り、上ケースを除いた状態で示す図である。
【0016】図1において、給紙トレイ101にセット
されたシート(被記録媒体)は給紙ローラ(不図示)の回
転によって給紙され、この給紙されたシートは搬送ロー
ラ(不図示)によってプラテン301上を搬送される。こ
の搬送の間にキャリッジ203に搭載された複数の記録
ヘッド201それぞれからその走査に伴ってインクが吐
出されシート上に画像等の記録(形成)がなされれる。キ
ャリッジ203は上記記録ヘッド201およびこれに供
給するインクを貯留したインクタンク202を着脱自在
に搭載するものであり、キャリッジ203は走査レール
360と摺動可能に係合するとともに、キャリッジモー
タ(不図示)の駆動力がベルト等の伝達機構を介して伝達
されることにより上記記録ヘッドの走査を行なうことが
できる。また、キャリッジ203にの移動範囲の一方の
端部には、記録ヘッド201の吐出機能を良好に維持す
る吐出回復処理を行うための回復系500が設けられ
る。この回復系500は、図2にて後述されるようにそ
の機能の一部について給紙ローラと駆動源を共用し、そ
のためのを切換え機構を有するものである。同様に、搬
送ローラは、回復系500の一部の機能と別の駆動源を
共用し、そのための切替え機構が設けられる。
されたシート(被記録媒体)は給紙ローラ(不図示)の回
転によって給紙され、この給紙されたシートは搬送ロー
ラ(不図示)によってプラテン301上を搬送される。こ
の搬送の間にキャリッジ203に搭載された複数の記録
ヘッド201それぞれからその走査に伴ってインクが吐
出されシート上に画像等の記録(形成)がなされれる。キ
ャリッジ203は上記記録ヘッド201およびこれに供
給するインクを貯留したインクタンク202を着脱自在
に搭載するものであり、キャリッジ203は走査レール
360と摺動可能に係合するとともに、キャリッジモー
タ(不図示)の駆動力がベルト等の伝達機構を介して伝達
されることにより上記記録ヘッドの走査を行なうことが
できる。また、キャリッジ203にの移動範囲の一方の
端部には、記録ヘッド201の吐出機能を良好に維持す
る吐出回復処理を行うための回復系500が設けられ
る。この回復系500は、図2にて後述されるようにそ
の機能の一部について給紙ローラと駆動源を共用し、そ
のためのを切換え機構を有するものである。同様に、搬
送ローラは、回復系500の一部の機能と別の駆動源を
共用し、そのための切替え機構が設けられる。
【0017】なお、キャリッジ203には、上述のよう
に複数の記録ヘッドおよびインクッカートリッジが着脱
自在に搭載されるが、本実施形態ではその形態が、記録
ヘッドを一体に取りつけたホルダに、さらにインクカー
トリッジが装着されたカートリッジホルダが装着され、
これらが一体でキャリッジ203に搭載されるものであ
る。また、上記複数の記録ヘッドおよびインクタンク
は、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各インク
にそれぞれ対応して記録を行なうものである。さらに、
本実施形態の記録ヘッドは熱エネルギーを利用してイン
クに気泡を生じさせ、この気泡の圧力によってインクを
吐出する、いわゆるバブルジェット方式のものである。
に複数の記録ヘッドおよびインクッカートリッジが着脱
自在に搭載されるが、本実施形態ではその形態が、記録
ヘッドを一体に取りつけたホルダに、さらにインクカー
トリッジが装着されたカートリッジホルダが装着され、
これらが一体でキャリッジ203に搭載されるものであ
る。また、上記複数の記録ヘッドおよびインクタンク
は、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各インク
にそれぞれ対応して記録を行なうものである。さらに、
本実施形態の記録ヘッドは熱エネルギーを利用してイン
クに気泡を生じさせ、この気泡の圧力によってインクを
吐出する、いわゆるバブルジェット方式のものである。
【0018】図2は、上述したプリンタにおける複数の
駆動源およびそれによって駆動される各機構の特に駆動
力伝達の構成を説明する平面図である。
駆動源およびそれによって駆動される各機構の特に駆動
力伝達の構成を説明する平面図である。
【0019】図2において、305は第一の駆動源であ
るLFモータ、501は第二の駆動源であるAPモー
タ、204は第三の駆動源であるCRモータである。
るLFモータ、501は第二の駆動源であるAPモー
タ、204は第三の駆動源であるCRモータである。
【0020】第一の駆動源であるLFモータ305の回
転によって発生した駆動力は、LF減速ギア306、L
Fギア303を介して搬送ローラ302に伝達され、こ
れにより、搬送ローラが回転することができる。
転によって発生した駆動力は、LF減速ギア306、L
Fギア303を介して搬送ローラ302に伝達され、こ
れにより、搬送ローラが回転することができる。
【0021】また、搬送ローラ302の他端に取り付け
られたベース歯車304に対しLF振り子アーム310
が回動可能に設けけられている。このLF振り子アーム
310には上記ベース歯車304と噛合うLF遊星ギア
311が取りつけられ、これにより、振り子状歯車伝達
機構(以下LF振り子機構)が構成される。そして、L
F振り子機構は、搬送ローラ302の回転による通常の
被記録媒体搬送時には、所定のクラッチ機構によって搬
送ローラ302の回転に拘わらず所定の位置(図中、L
F遊星ギア311が311bとして示される位置;図4
〜図6にて参照される位置)に停止する。一方、搬送ロ
ーラ302が上記通常の搬送時とは異なり逆方向の回転
をするときは、LF振り子機構は回動してそのLF遊星
ギア311がポンプ伝達ギア509と噛み合う位置(図
2中、LF遊星ギア311が311aとして示される位
置)に到り、搬送ローラ302の回転による駆動力を、
ポンプ506を駆動するポンプカム510に伝達する。
このように、LF振り子機構はポンプ506に対して駆
動の断続を行うワンウエイ駆動伝達機構を構成するもの
である。
られたベース歯車304に対しLF振り子アーム310
が回動可能に設けけられている。このLF振り子アーム
310には上記ベース歯車304と噛合うLF遊星ギア
311が取りつけられ、これにより、振り子状歯車伝達
機構(以下LF振り子機構)が構成される。そして、L
F振り子機構は、搬送ローラ302の回転による通常の
被記録媒体搬送時には、所定のクラッチ機構によって搬
送ローラ302の回転に拘わらず所定の位置(図中、L
F遊星ギア311が311bとして示される位置;図4
〜図6にて参照される位置)に停止する。一方、搬送ロ
ーラ302が上記通常の搬送時とは異なり逆方向の回転
をするときは、LF振り子機構は回動してそのLF遊星
ギア311がポンプ伝達ギア509と噛み合う位置(図
2中、LF遊星ギア311が311aとして示される位
置)に到り、搬送ローラ302の回転による駆動力を、
ポンプ506を駆動するポンプカム510に伝達する。
このように、LF振り子機構はポンプ506に対して駆
動の断続を行うワンウエイ駆動伝達機構を構成するもの
である。
【0022】以上のように、第一の駆動源であるLFモ
ータ305は、搬送ローラとポンプカムに対し、ワンウ
エイ駆動伝達機構を介して駆動力を供給することにな
る。
ータ305は、搬送ローラとポンプカムに対し、ワンウ
エイ駆動伝達機構を介して駆動力を供給することにな
る。
【0023】次に、第二の駆動源であるAPモータ50
1は、給紙トレイ101(図1参照)にセットされた記録
用シートをプラテン301上に給紙する給紙機構におけ
る給紙ローラ102と、回復系500におけるキャップ
およびブレードとの双方の駆動源となるものである。
1は、給紙トレイ101(図1参照)にセットされた記録
用シートをプラテン301上に給紙する給紙機構におけ
る給紙ローラ102と、回復系500におけるキャップ
およびブレードとの双方の駆動源となるものである。
【0024】APモータ501は図1に示す回復系50
0の一部に設けられ、APモータ501の回転によって
発生した駆動力は、AP減速ギア511を介してAP太
陽ギア514に伝達される。そして、このAP太陽ギア
514と同軸に設けられたベース歯車を介し、上述のL
F振り子アーム310と同様のAP振り子アーム515
が設けられる。すなわち、上記ベース歯車はAP振り子
アーム515に取りつけられているAP遊星ギア516
と歯合し、これにより、APモータ501の駆動力をA
P遊星ギア516に伝達するとともに、ベース歯車の回
転に応じてAP振り子アーム515の回動を行うことが
できる。
0の一部に設けられ、APモータ501の回転によって
発生した駆動力は、AP減速ギア511を介してAP太
陽ギア514に伝達される。そして、このAP太陽ギア
514と同軸に設けられたベース歯車を介し、上述のL
F振り子アーム310と同様のAP振り子アーム515
が設けられる。すなわち、上記ベース歯車はAP振り子
アーム515に取りつけられているAP遊星ギア516
と歯合し、これにより、APモータ501の駆動力をA
P遊星ギア516に伝達するとともに、ベース歯車の回
転に応じてAP振り子アーム515の回動を行うことが
できる。
【0025】以上の構成において、APモータ501の
回転方向に応じて、AP振り子アーム515はいずれか
一方に回動し、これにより、AP遊星ギア516は、シ
ート給送機構への駆動を出力する給紙出力ギア512に
噛み合う位置(図2中、AP遊星ギア516が516a
として示される位置)、または回復系500におけるキ
ャップホルダ504およびブレードホルダ508を動作
させるキャップカム513と同軸に設けられたギアと噛
み合う位置(図2中、AP遊星ギア516が516bと
して示される位置)に到り、これにより、シート給送機
構またはキャップ機構に対する駆動力伝達の切換えを行
うことができる。このように、AP振り子アーム515
等は、第二の振り子状歯車伝達機構(以下、AP振り子
機構)を構成するものである。
回転方向に応じて、AP振り子アーム515はいずれか
一方に回動し、これにより、AP遊星ギア516は、シ
ート給送機構への駆動を出力する給紙出力ギア512に
噛み合う位置(図2中、AP遊星ギア516が516a
として示される位置)、または回復系500におけるキ
ャップホルダ504およびブレードホルダ508を動作
させるキャップカム513と同軸に設けられたギアと噛
み合う位置(図2中、AP遊星ギア516が516bと
して示される位置)に到り、これにより、シート給送機
構またはキャップ機構に対する駆動力伝達の切換えを行
うことができる。このように、AP振り子アーム515
等は、第二の振り子状歯車伝達機構(以下、AP振り子
機構)を構成するものである。
【0026】AP遊星ギア516が給紙出力ギア512
に歯合するときは、APモータ501の駆動力が給紙ギ
ア105に伝達され、これにより、給紙ローラ102が
回転し、図1にて説明したように給紙トレイ101に積
載されたシートの給送を行なうことができる。
に歯合するときは、APモータ501の駆動力が給紙ギ
ア105に伝達され、これにより、給紙ローラ102が
回転し、図1にて説明したように給紙トレイ101に積
載されたシートの給送を行なうことができる。
【0027】一方、AP遊星ギア516がキャップカム
513のギアに歯合するときは、それによりキャップカ
ム513が回転するのに伴ないそれに形成されたカム形
状に倣って、キャップホルダ504とブレードホルダ5
08は所定の動作を行うことができ、これにより、それ
ぞれキャップホルダ504の記録ヘッドに対する進退移
動およびブレードホルダ508の記録ヘッド移動領域へ
の進退移動を行うことができる。
513のギアに歯合するときは、それによりキャップカ
ム513が回転するのに伴ないそれに形成されたカム形
状に倣って、キャップホルダ504とブレードホルダ5
08は所定の動作を行うことができ、これにより、それ
ぞれキャップホルダ504の記録ヘッドに対する進退移
動およびブレードホルダ508の記録ヘッド移動領域へ
の進退移動を行うことができる。
【0028】次に、第三の駆動源であるCRモータ20
4は、キャリッジ203を駆動するものである。図1に
て説明したように、記録ヘッド201を搭載したキャリ
ッジ203は主走査が可能に設けられている。このキャ
リッジ203は、CRモータ204とアイドルプーリ2
05との間に張られたCRベルト206の一部に接続す
る。これにより、CRモータ204の回転はCRベルト
206を介してキャリッジ203の直線運動に変換され
てキャリッジ203の主走査方向の移動を行なうことが
できる。
4は、キャリッジ203を駆動するものである。図1に
て説明したように、記録ヘッド201を搭載したキャリ
ッジ203は主走査が可能に設けられている。このキャ
リッジ203は、CRモータ204とアイドルプーリ2
05との間に張られたCRベルト206の一部に接続す
る。これにより、CRモータ204の回転はCRベルト
206を介してキャリッジ203の直線運動に変換され
てキャリッジ203の主走査方向の移動を行なうことが
できる。
【0029】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、給紙・搬送・回復動作の駆動の切換えが、キャリッ
ジ203の位置や動作に依存することなく行えるので、
複雑な切換え機構や余分なキャリッジ位置を設けること
による装置サイズの増大を招くことが無い。また、切換
えのためのキャリッジ動作など、余分な時間を必要とし
ない上に、搬送ローラ302の駆動、給紙ローラ102
の駆動、キャリッジ203の駆動をそれぞれ任意の適切
なタイミングで行なえるので、給紙・搬送・主走査・排
紙の最適な動作により画像形成のスループットの向上を
図ることができる。
ば、給紙・搬送・回復動作の駆動の切換えが、キャリッ
ジ203の位置や動作に依存することなく行えるので、
複雑な切換え機構や余分なキャリッジ位置を設けること
による装置サイズの増大を招くことが無い。また、切換
えのためのキャリッジ動作など、余分な時間を必要とし
ない上に、搬送ローラ302の駆動、給紙ローラ102
の駆動、キャリッジ203の駆動をそれぞれ任意の適切
なタイミングで行なえるので、給紙・搬送・主走査・排
紙の最適な動作により画像形成のスループットの向上を
図ることができる。
【0030】図3は、主に、以上説明した回復系500
の詳細な構成を示す斜視図である。
の詳細な構成を示す斜視図である。
【0031】図3に示すように、回復系500は、記録
ヘッドにおけるインクの乾燥や蒸発を防止するために非
記録時に記録ヘッドの吐出口配設面を被覆するための二
つのキャップ503およびこれを支持するキャップホル
ダ504を有する。このキャップ構成により、上述した
第二駆動源によって二つの記録ヘッドの吐出口配設面に
対しそれぞれキャップ503を被覆・離間させるキャッ
ピング動作を行うことができる。また、各キャップ50
3はキャップホルダ504とジョイントチューブ505
を介してポンプ506と連通する。この構成によって上
述のように第一の駆動源であるLFモータの駆動力を得
て吸引動作を行なうことができる。また、ブレード50
7およびこれを保持するブレードホルダ508は、上述
のように、第二駆動源であるAPモータ501の駆動力
によって記録へッドに付着したインク等を除去するワイ
ピング動作を行なうことができる。
ヘッドにおけるインクの乾燥や蒸発を防止するために非
記録時に記録ヘッドの吐出口配設面を被覆するための二
つのキャップ503およびこれを支持するキャップホル
ダ504を有する。このキャップ構成により、上述した
第二駆動源によって二つの記録ヘッドの吐出口配設面に
対しそれぞれキャップ503を被覆・離間させるキャッ
ピング動作を行うことができる。また、各キャップ50
3はキャップホルダ504とジョイントチューブ505
を介してポンプ506と連通する。この構成によって上
述のように第一の駆動源であるLFモータの駆動力を得
て吸引動作を行なうことができる。また、ブレード50
7およびこれを保持するブレードホルダ508は、上述
のように、第二駆動源であるAPモータ501の駆動力
によって記録へッドに付着したインク等を除去するワイ
ピング動作を行なうことができる。
【0032】図4〜図6は、以上説明した自動給紙機構
における給紙シーケンスについて説明する側面図であ
る。
における給紙シーケンスについて説明する側面図であ
る。
【0033】これらの図において、1は被記録媒体であ
るところ記録用のシートであり、複数枚が積層されて給
紙トレイ101に収納されている。また、102は摩擦
部材を有した給紙ローラであり、シート給紙時に最上部
のシート1aに当接して給紙力を付与する円弧部と、初
期位置にあってはシート1aに接触しない不感帯部分を
有する全体としてはD断面形状を有したものである。こ
の給紙ローラは前述のように搬送ローラ302もしくは
キャリッジとは独立に駆動できるよう構成されている。
なお、図示しない給紙ローラ位置検出センサによって、
給紙ローラ102の初期位置を確認することができる。
ここで初期位置とは、給紙ローラ102の不感帯部分が
シート1aと対向し、給紙ローラ102がシート1と接
触しない位置のことである。
るところ記録用のシートであり、複数枚が積層されて給
紙トレイ101に収納されている。また、102は摩擦
部材を有した給紙ローラであり、シート給紙時に最上部
のシート1aに当接して給紙力を付与する円弧部と、初
期位置にあってはシート1aに接触しない不感帯部分を
有する全体としてはD断面形状を有したものである。こ
の給紙ローラは前述のように搬送ローラ302もしくは
キャリッジとは独立に駆動できるよう構成されている。
なお、図示しない給紙ローラ位置検出センサによって、
給紙ローラ102の初期位置を確認することができる。
ここで初期位置とは、給紙ローラ102の不感帯部分が
シート1aと対向し、給紙ローラ102がシート1と接
触しない位置のことである。
【0034】給紙ローラ102が図4に示す矢印A方向
に回転をはじめると、シート1と給紙ローラ102は相
互に圧接され、最上位シート1aは給紙ローラ102の
摩擦力によって図4に示す矢印B方向に給紙され、ペー
パパン309にガイドされて搬送ローラ302の位置へ
導かれる。
に回転をはじめると、シート1と給紙ローラ102は相
互に圧接され、最上位シート1aは給紙ローラ102の
摩擦力によって図4に示す矢印B方向に給紙され、ペー
パパン309にガイドされて搬送ローラ302の位置へ
導かれる。
【0035】この時、図5に示すように、搬送ローラ3
02は停止しており、給紙された最上位シート1aは搬
送ローラ302と従動ローラ307で構成されたニップ
部へ突き当てられて、適度な大きさのループが形成され
ることによりシートの搬送位置合わせ(レジ取り)が行わ
れる。
02は停止しており、給紙された最上位シート1aは搬
送ローラ302と従動ローラ307で構成されたニップ
部へ突き当てられて、適度な大きさのループが形成され
ることによりシートの搬送位置合わせ(レジ取り)が行わ
れる。
【0036】次に、図6に示すように、搬送ローラ30
2を図中矢印方向に回転させることにより、ニップ部に
突き当たっていた最上位シート1aは記録ヘッド201
と対向するプラテン301上の記録位置まで搬送され
る。この時、給紙ローラ102も同期してその初期位置
へリセットするために矢印A方向への回転を行い、最上
位シート1aが記録位置に到達し、また、給紙ローラ1
02が初期位置にリセットされることで給紙動作が完了
する。この完了により、記録ヘッド201による記録が
開始される。
2を図中矢印方向に回転させることにより、ニップ部に
突き当たっていた最上位シート1aは記録ヘッド201
と対向するプラテン301上の記録位置まで搬送され
る。この時、給紙ローラ102も同期してその初期位置
へリセットするために矢印A方向への回転を行い、最上
位シート1aが記録位置に到達し、また、給紙ローラ1
02が初期位置にリセットされることで給紙動作が完了
する。この完了により、記録ヘッド201による記録が
開始される。
【0037】なお、この記録時には搬送ローラはシート
搬送のため回転するが、前述したように、搬送ローラ3
02に設けられたLF振り子アーム310とLF遊星ギ
ア311等で構成されるLF振り子機構は、図6に明ら
かなように、ポンプ伝達ギア509に噛み合う方向と反
対方向に回動されるため、ポンプ伝達ギア509やポン
プカム510には駆動力は伝達されない。
搬送のため回転するが、前述したように、搬送ローラ3
02に設けられたLF振り子アーム310とLF遊星ギ
ア311等で構成されるLF振り子機構は、図6に明ら
かなように、ポンプ伝達ギア509に噛み合う方向と反
対方向に回動されるため、ポンプ伝達ギア509やポン
プカム510には駆動力は伝達されない。
【0038】図7は、上述した回復系500におけるキ
ャップの詳細構成を説明する斜視図である。
ャップの詳細構成を説明する斜視図である。
【0039】図7において、APモータ501の回転に
よって発生した駆動力は、前述したように、AP振り子
機構を構成する振り子アーム515等を介して、給紙出
力ギア512またはキャップカム513のギアの何れか
に伝達されてそれぞれの機構が駆動される。そして、こ
のAP振り子機構による駆動の切換えは、APモータ5
01の回転方向の切替えによって任意に選択することが
できる。
よって発生した駆動力は、前述したように、AP振り子
機構を構成する振り子アーム515等を介して、給紙出
力ギア512またはキャップカム513のギアの何れか
に伝達されてそれぞれの機構が駆動される。そして、こ
のAP振り子機構による駆動の切換えは、APモータ5
01の回転方向の切替えによって任意に選択することが
できる。
【0040】図7は、キャップカム513側に駆動力が
伝達されている様子を示しており、キャップカム513
に回転駆動力が伝わると、キャップカム513に設けら
れたキャップ駆動カム部513aのカム形状に倣ってキ
ャップレバー517が所定の支点を軸に回動し、このキ
ャップレバー517と勘合するキャップホルダ504を
動作させ、キャップホルダ504上に設けられたキャッ
プ503を記録ヘッドに対して被覆・離間させることが
できる。
伝達されている様子を示しており、キャップカム513
に回転駆動力が伝わると、キャップカム513に設けら
れたキャップ駆動カム部513aのカム形状に倣ってキ
ャップレバー517が所定の支点を軸に回動し、このキ
ャップレバー517と勘合するキャップホルダ504を
動作させ、キャップホルダ504上に設けられたキャッ
プ503を記録ヘッドに対して被覆・離間させることが
できる。
【0041】キャップホルダ504とポンプ506と
は、ジョイントゴム505により連結されており、これ
により、キャップ503を記録ヘッドに被覆させた状態
でポンプを駆動させることにより、記録ヘッドからイン
クを吸引することができる。
は、ジョイントゴム505により連結されており、これ
により、キャップ503を記録ヘッドに被覆させた状態
でポンプを駆動させることにより、記録ヘッドからイン
クを吸引することができる。
【0042】ここで、ポンプ506は前述のとおり、第
一の駆動源であるLFモータの搬送に用いる方向とは逆
方向の回転駆動をポンプカム510に伝達して駆動され
るものである。
一の駆動源であるLFモータの搬送に用いる方向とは逆
方向の回転駆動をポンプカム510に伝達して駆動され
るものである。
【0043】図8は、上述の回復系500におけるワイ
ピングの構成を説明する斜視図である。
ピングの構成を説明する斜視図である。
【0044】図8において、図7で前述したのと同様
に、APモータ501からの駆動力によってキャップカ
ム513が回転駆動すると、キャップカム513に設け
られたブレード駆動カム部513bのカム形状に倣って
ブレードホルダ508が上下動し、これにより、ブレー
ド507を記録ヘッドの移動領域に対して進退移動させ
ることができる。
に、APモータ501からの駆動力によってキャップカ
ム513が回転駆動すると、キャップカム513に設け
られたブレード駆動カム部513bのカム形状に倣って
ブレードホルダ508が上下動し、これにより、ブレー
ド507を記録ヘッドの移動領域に対して進退移動させ
ることができる。
【0045】以上のように、キャップカム513には、
キャップ駆動カム部513aとブレード駆動カム部51
3bが設けられており、キャップカム513の1回転の
間に、キャップ503とブレード507の両者が記録ヘ
ッド(の移動領域)から退避した状態、キャップ503が
記録ヘッドを被覆してブレード507は退避した状態、
ブレード507が記録ヘッドの移動領域に突出してキャ
ップ503は退避した状態、の3ポジションをとるよう
カム形状が構成されている。
キャップ駆動カム部513aとブレード駆動カム部51
3bが設けられており、キャップカム513の1回転の
間に、キャップ503とブレード507の両者が記録ヘ
ッド(の移動領域)から退避した状態、キャップ503が
記録ヘッドを被覆してブレード507は退避した状態、
ブレード507が記録ヘッドの移動領域に突出してキャ
ップ503は退避した状態、の3ポジションをとるよう
カム形状が構成されている。
【0046】次に、上述した構成の一連の回復動作にお
ける各機構の動作を説明する。
ける各機構の動作を説明する。
【0047】図9〜図13は、記録ヘッドの回復動作時
の一連の動きを説明する断面図である。
の一連の動きを説明する断面図である。
【0048】図9は、キャップ503、ブレード507
とも記録ヘッド201に対し離間した位置にあり、キャ
リッジ203の移動に影響を与えない状態を示してい
る。すなわち、通常の記録状態においては、回復系50
0は図9に示す状態にある。従って、キャリッジ203
の主走査のための移動開始位置は、図9に示された記録
ヘッド201とキャップ503とが対向する位置とする
ことができ、それより外側に、例えば切換えのためなど
の余分なキャリッジポジションを設ける必要は無い。
とも記録ヘッド201に対し離間した位置にあり、キャ
リッジ203の移動に影響を与えない状態を示してい
る。すなわち、通常の記録状態においては、回復系50
0は図9に示す状態にある。従って、キャリッジ203
の主走査のための移動開始位置は、図9に示された記録
ヘッド201とキャップ503とが対向する位置とする
ことができ、それより外側に、例えば切換えのためなど
の余分なキャリッジポジションを設ける必要は無い。
【0049】図10は、キャップ503がその対向する
位置に移動してきたキャリッジ203上の記録ヘッド2
01に当接した状態、所謂キャッピング状態を示してい
る。
位置に移動してきたキャリッジ203上の記録ヘッド2
01に当接した状態、所謂キャッピング状態を示してい
る。
【0050】すなわち、キャップカム(図7参照)が回
動すると、キャップホルダ504を付勢するキャップバ
ネ518の付勢力によってキャップ503は対向する記
録ヘッド201に当接することができる。ここで、前述
のようにポンプ(図7参照)を駆動させることにより記録
ヘッドからインク等を吸引することができる。なお、通
常の待機状態(非印字状態)においては、記録ヘッド2
01のインク吐出部の乾燥を防止するため、図10に示
す状態のままとされる。
動すると、キャップホルダ504を付勢するキャップバ
ネ518の付勢力によってキャップ503は対向する記
録ヘッド201に当接することができる。ここで、前述
のようにポンプ(図7参照)を駆動させることにより記録
ヘッドからインク等を吸引することができる。なお、通
常の待機状態(非印字状態)においては、記録ヘッド2
01のインク吐出部の乾燥を防止するため、図10に示
す状態のままとされる。
【0051】次に、図11は、図10に示す状態から更
にキャップカム(図7参照)を回動することによりキャ
ップ503が退避し、代わってブレード507が記録ヘ
ッド201に当接できる位置まで前進しワイピングが可
能な状態を示している。
にキャップカム(図7参照)を回動することによりキャ
ップ503が退避し、代わってブレード507が記録ヘ
ッド201に当接できる位置まで前進しワイピングが可
能な状態を示している。
【0052】また、図10に示す状態ででインクを吸引
した後、図11に示す状態でポンプ(図7参照)を駆動
することにより、キャップ503やポンプに残ったイン
クを回復系の外に排出する、所謂空吸引動作を行なうこ
ともできる。
した後、図11に示す状態でポンプ(図7参照)を駆動
することにより、キャップ503やポンプに残ったイン
クを回復系の外に排出する、所謂空吸引動作を行なうこ
ともできる。
【0053】ここで、以上で説明したように、キャップ
503を動作させる駆動源はAPモータ501であり、
ポンプ506を動作させる駆動源はLFモータ305で
あり、両者は任意のタイミングで独立して駆動すること
が可能である。このため、上述の空吸引動作を行なう時
に、記録ヘッド201に対するキャップ503の離間距
離を調整しながらポンプを駆動することができる。具体
的には、記録ヘッド201とキャップ503との間に僅
かな隙間を作った状態で吸引を行なうと、記録ヘッド2
01の吐出口配設面近傍に付着したインクを除去しやす
くなることが知られており、このため、先ずキャップ5
03を記録ヘッド201から僅かに離間させた位置で第
一の空吸引動作を行ない、次いで、キャップ503を記
録ヘッド201から完全に離間させた位置で第二の空吸
引動作を行なうことにより、記録ヘッド201に付着し
たインクを含めた効果的なインクの排出を行うことがで
きる。
503を動作させる駆動源はAPモータ501であり、
ポンプ506を動作させる駆動源はLFモータ305で
あり、両者は任意のタイミングで独立して駆動すること
が可能である。このため、上述の空吸引動作を行なう時
に、記録ヘッド201に対するキャップ503の離間距
離を調整しながらポンプを駆動することができる。具体
的には、記録ヘッド201とキャップ503との間に僅
かな隙間を作った状態で吸引を行なうと、記録ヘッド2
01の吐出口配設面近傍に付着したインクを除去しやす
くなることが知られており、このため、先ずキャップ5
03を記録ヘッド201から僅かに離間させた位置で第
一の空吸引動作を行ない、次いで、キャップ503を記
録ヘッド201から完全に離間させた位置で第二の空吸
引動作を行なうことにより、記録ヘッド201に付着し
たインクを含めた効果的なインクの排出を行うことがで
きる。
【0054】更には、ポンプ506を駆動しながらキャ
ップ503を記録ヘッド201から徐々に離間させるこ
とや、離間距離を多段階に設けることも可能であり、記
録ヘッド201のシートに対する距離(紙間距離)が変
動する画像形成装置においても、記録ヘッド201とキ
ャップ503の適切な距離を保った微小離間による吸引
を実現できる。
ップ503を記録ヘッド201から徐々に離間させるこ
とや、離間距離を多段階に設けることも可能であり、記
録ヘッド201のシートに対する距離(紙間距離)が変
動する画像形成装置においても、記録ヘッド201とキ
ャップ503の適切な距離を保った微小離間による吸引
を実現できる。
【0055】図12は、記録ヘッド201のワイピング
動作を示す図である。
動作を示す図である。
【0056】回復系500が図11に示す状態にあると
き、キャリッジ203は図12に示される矢印D方向に
移動することにより、ブレードバネ519により付勢さ
れたブレードホルダ508に設けられたブレード507
は、記録ヘッド201の吐出口配設面を拭う動作を行な
い、記録ヘッド201の吐出口配設面に付着した余分な
インクや塵埃を除去することができる。
き、キャリッジ203は図12に示される矢印D方向に
移動することにより、ブレードバネ519により付勢さ
れたブレードホルダ508に設けられたブレード507
は、記録ヘッド201の吐出口配設面を拭う動作を行な
い、記録ヘッド201の吐出口配設面に付着した余分な
インクや塵埃を除去することができる。
【0057】この場合、ブレード507を記録ヘッド2
01に当接させるためにブレードホルダ508を動作さ
せるのは、前述したように、APモータ501の駆動力
によるものであり、このとき、第三の駆動源であるCR
モータの駆動力やキャリッジ203の移動によるトリガ
ー動作は不要である。
01に当接させるためにブレードホルダ508を動作さ
せるのは、前述したように、APモータ501の駆動力
によるものであり、このとき、第三の駆動源であるCR
モータの駆動力やキャリッジ203の移動によるトリガ
ー動作は不要である。
【0058】図13は、記録ヘッドのワイピング動作完
了状態を示す図である。
了状態を示す図である。
【0059】記録ヘッド201が完全にブレード507
の位置を通過する位置までキャリッジ203を移動する
ことによってワイピングは完了する。ここで、再度キャ
ップカムを回動させることによってブレードホルダ50
8を記録ヘッド201に対して離間する位置とすること
により、図9に示した通常の記録可能状態に戻る。この
時のブレードホルダ508の駆動も、キャリッジ203
の動作や位置に依存しないで、任意のタイミングで動作
可能であることは上述の通りである。
の位置を通過する位置までキャリッジ203を移動する
ことによってワイピングは完了する。ここで、再度キャ
ップカムを回動させることによってブレードホルダ50
8を記録ヘッド201に対して離間する位置とすること
により、図9に示した通常の記録可能状態に戻る。この
時のブレードホルダ508の駆動も、キャリッジ203
の動作や位置に依存しないで、任意のタイミングで動作
可能であることは上述の通りである。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
それぞれ第一および第二の駆動源による駆動力の伝達の
切換えは、それぞれの駆動源の動作方向に応じた切り替
え動作を行うそれぞれの切換え機構によって行なわれる
ので、それぞれの駆動源の動作方向を制御するだけで切
換えを制御でき、基本的にそれぞれの駆動力伝達の切換
えを任意のタイミングで行なうことができる。
それぞれ第一および第二の駆動源による駆動力の伝達の
切換えは、それぞれの駆動源の動作方向に応じた切り替
え動作を行うそれぞれの切換え機構によって行なわれる
ので、それぞれの駆動源の動作方向を制御するだけで切
換えを制御でき、基本的にそれぞれの駆動力伝達の切換
えを任意のタイミングで行なうことができる。
【0061】この結果、駆動力伝達の切換え時に、例え
ばキャリッジの動作や位置をトリガーとすることなく任
意に切換えを行なうことができ、キャリッジの余分な範
囲の動作や複雑な切換え機構を必要とせず、装置の小型
化、簡略化、低コスト化を図ることができる。
ばキャリッジの動作や位置をトリガーとすることなく任
意に切換えを行なうことができ、キャリッジの余分な範
囲の動作や複雑な切換え機構を必要とせず、装置の小型
化、簡略化、低コスト化を図ることができる。
【図1】本発明の一実施形態にかかるインクジェットプ
リンタを示す外観斜視図である。
リンタを示す外観斜視図である。
【図2】上記インクジェットにおける各機構への駆動力
の伝達を説明する概略平面図である。
の伝達を説明する概略平面図である。
【図3】上記プリンタにおける回復系および回復系に駆
動力を伝達する駆動源を示す斜視図である。
動力を伝達する駆動源を示す斜視図である。
【図4】上記プリンタにおける給紙シーケンスを説明す
る側面図である。
る側面図である。
【図5】上記プリンタにおける給紙シーケンスを説明す
る側面図である。
る側面図である。
【図6】上記プリンタにおける給紙シーケンスを説明す
る側面図である。
る側面図である。
【図7】上記回復系のキャップピングの構成を説明する
斜視図である。
斜視図である。
【図8】上記回復系のワイピング手段の構成を説明する
斜視図である。
斜視図である。
【図9】上記構成における記録ヘッドの回復動作時の一
連の動きを説明する断面図である。
連の動きを説明する断面図である。
【図10】上記構成における記録ヘッドの回復動作時の
一連の動きを説明する断面図である。
一連の動きを説明する断面図である。
【図11】上記構成における記録ヘッドの回復動作時の
一連の動きを説明する断面図である。
一連の動きを説明する断面図である。
【図12】上記構成における記録ヘッドの回復動作時の
一連の動きを説明する断面図である。
一連の動きを説明する断面図である。
【図13】上記構成における記録ヘッドの回復動作時の
一連の動きを説明する断面図である。
一連の動きを説明する断面図である。
102 給紙ローラ 201 記録ヘッド 203 キャリッジ 204 CRモータ 302 搬送ローラ 305 LFモータ 310 LF振り子アーム 311 LF遊星ギア 500 回復系 501 APモータ 503 キャップ 504 キャップホルダ 506 ポンプ 507 ブレード 508 ブレードホルダ 509 ポンプ伝達ギア 510 ポンプカム 512 給紙出力ギア 513 キャップカム 513a キャップ駆動カム部 513b ブレード駆動カム部 515 AP振り子アーム 516 AP遊星ギア 517 キャップレバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西城 泰嗣 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 吉田 正仁 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 新町 昌也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA23 EA24 EC12 EC28 FA03 FA10 HA56 JA05 JA13 JB04 JC20 2C064 AA03 AA05
Claims (7)
- 【請求項1】 記録ヘッドを用いて被記録媒体に記録を
行う画像形成装置であって、 前記被記録媒体の搬送手段を駆動するための第一の駆動
源と、 前記被記録媒体を前記搬送手段へ給紙する給紙手段を駆
動するための第二の駆動源と、 前記記録ヘッドの記録性能を維持する動作を行う回復系
とを具え、 前記第一の駆動源は、当該駆動源の動作方向による切換
え機構を介して前記回復系における第一の駆動機構の駆
動源を兼ね、前記第二の駆動源は、当該駆動源の動作方
向による切換え機構を介して前記回復系の第二の駆動機
構の駆動源を兼ねることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記記録ヘッドの走査を行うための第三
の駆動源をさらに具え、前記第一および第二の駆動源そ
れぞれに関する切換え機構は前記第三の駆動源による前
記記録ヘッドの動作とは独立に動作することを特徴とす
る請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記第一および第二の駆動源は、それぞ
れの前記切換え機構によって任意に切換え可能な少なく
とも2つの駆動動作モードを有し、前記第一の駆動源の
第一の駆動動作モードで前記搬送手段を駆動し、前記第
一の駆動源の第二の駆動動作モードで前記回復系の第一
の駆動機構を駆動し、更に、前記第二の駆動源の第一の
駆動動作モードで前記給紙手段を駆動し、前記第二の駆
動源の第二の駆動動作モードで前記回復系の第二の駆動
機構を駆動することを特徴とする請求項1または2に記
載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記第一、第二の駆動源はモータであ
り、前記それぞれの駆動源の第一の駆動動作モード、第
二の駆動動作モードは、前記モータの正転方向の回転駆
動と逆転方向の回転駆動であることを特徴とする請求項
1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記記録ヘッドは、インクを吐出するイ
ンクジェット記録ヘッドであり、前記回復系の第一の駆
動機構は、前記記録ヘッドの吐出口からインクを吸引す
るポンプであり、前記回復系の第二の駆動機構は、前記
記録ヘッドの吐出部を覆うキャップ機構および前記記録
ヘッドの吐出部を拭うワイピング機構であることを特徴
とする請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装
置。 - 【請求項6】 前記キャップ機構の動作時の任意のタイ
ミングで、前記ポンプの駆動を行なうことが可能である
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の
画像形成装置。 - 【請求項7】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
してインクに気泡を生じさせ、該気泡の圧力によってイ
ンクを吐出することを特徴とする請求項5に記載の画像
形成装置。
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