JPH0970960A - インクジェットプリンタ及びそれを用いた印刷方法 - Google Patents

インクジェットプリンタ及びそれを用いた印刷方法

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JPH0970960A
JPH0970960A JP7229542A JP22954295A JPH0970960A JP H0970960 A JPH0970960 A JP H0970960A JP 7229542 A JP7229542 A JP 7229542A JP 22954295 A JP22954295 A JP 22954295A JP H0970960 A JPH0970960 A JP H0970960A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M7/00After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock
    • B41M7/0027After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock using protective coatings or layers by lamination or by fusion of the coatings or layers

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  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Printing Methods (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェットプリンタにおいて、装置を大
型化することなく、また、搬送機構を複雑化することな
く、印刷面にラミネートコーテングを施すことの可能な
構成を提案すること。 【解決手段】 インクジェットプリンタ1は、テープ状
記録媒体Tを収納したテープカートリッジ3の装着部4
を有し、ここから繰り出されるテープ状記録媒体Tは、
インクジェットヘッド7により印刷された後に、カッタ
ー57の間を通って、ヒーター54の位置に至る。ヒー
ター54によって加熱されると、テープ状記録媒体Tの
印刷面を規定しているインク吸収層を覆っている熱ラミ
ネート層が溶融して不透液性の透明層となって印刷面に
定着して、印刷面がラミネートコーティングされた状態
となる。この後は、排出ローラ56a、56bによって
搬送されて排出口101bから排出される。別途配置し
たラミネート紙を記録媒体Tの印刷面に貼り合わせる必
要が無いので、その配置場所が不要となり、これらを同
期を取って搬送して貼り合わせる搬送機構、その制御機
構も不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着脱可能に装着さ
れた記録媒体カートリッジ等から繰り出される記録媒体
に印刷を行うインクジェットプリンタに関するものであ
る。さらに詳しくは、記録媒体の印刷面がラミネートコ
ーティングされた状態で得られるインクジェットプリン
タの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタとしては、記録
媒体が収納された記録媒体カートリッジを着脱可能に装
着するカートリッジ装着部を備え、ここに装着された記
録媒体カートリッジから繰り出される記録媒体に印刷を
行うように構成された形式のものが知られている。記録
媒体カートリッジは、定格サイズの紙葉体を多数枚重ね
た状態で収納したもの、長いテープ状記録媒体をロール
状に巻き取った状態で収納したもの等が知られている。
【0003】テープ状記録媒体としては、裏面側に剥離
紙で覆われた粘着層が形成され、印字後に切断して一定
の長さとし、剥離紙を剥がすことにより、希望する場所
にラベルとして貼り付けることができるものがある。こ
のようなテープ状記録媒体への印字を行うプリンタは、
ラベルプリンタ、ラベルワープロ等と呼ばれ、近年市場
に出回っている。このようなプリンタでは、各色のテー
プ状記録媒体に対してカラー印字を行うように構成され
ており、インクジェットヘッドに対して、シアン
(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の各色の
インクタンクからインクを供給して、テープ状記録媒体
上にカラー印字を行うことができるようになっている。
【0004】ここで、このようなインクジェットプリン
タによって得られた記録媒体上の印刷面、即ちインク吸
収面は、そのままの状態では耐久性に乏しい、インク乾
燥性が悪い等の問題点がある。
【0005】このため、従来においては、印刷後の記録
媒体の印刷面を、ラミネートコーティングすることによ
り、その耐久性等の向上を図っている。この場合には、
記録媒体の裏面から鏡文字となるように裏面印刷を行な
った後、印刷済の記録媒体とラミネート紙を同期させて
搬送して、記録媒体の印刷面にラミネート紙を重ね合わ
せ、しかる後に、ヒーター等の定着器を用いてラミネー
ト紙を記録媒体の印刷面に融着する構成の機器が必要で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、インクジェッ
トプリンタによって印刷した後に、ラミネートコーティ
ング用の機器を用いて印刷済の印刷面にラミネートコー
ティングを施すということは、面倒であり、印刷と同時
にラミネートコーティングが施されたものを得ることが
できれば便利である。
【0007】従来においてはこのようなラミネートコー
ティング機構を内蔵したインクジェットプリンタは提案
されていない。そこで、例えば、実開平3−6966号
公報に開示されているような両面テープを印刷済の記録
媒体の裏面に貼り付ける構成を利用することが考えられ
る。しかし、このような機構では次のような問題が発生
してしまう。
【0008】まず、ラミネート紙を供給するための供給
部を配置する必要があるので、その分、プリンタ本体が
大型化してしまう。
【0009】次に、記録媒体とラミネート紙を同期を取
って搬送して、正確に貼り合わせる必要があるが、搬送
ローラ等の滑り等の影響によって、常に正確に貼り合わ
せることは困難である。貼り合わせ精度を高めるために
は、搬送ローラ等の駆動制御を精度良くする等の対策が
必要となるので、コスト高となってしまう。
【0010】さらには、記録媒体の印刷面にラミネート
紙を貼り合わせるのであるから、得られる印刷済の記録
媒体は、貼り合わされたラミネート紙の分だけ厚くなっ
てしまう。
【0011】本発明の課題は、このような従来の問題点
を解消可能なインクジェットプリンタを提案することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のインクジェットプリンタは、記録媒体の
供給部と、ここから繰り出される記録媒体に印刷を行う
インクジェットヘッドと、印刷後の記録媒体を加熱する
加熱手段と、加熱定着後の記録媒体を排出する排出手段
とを有する構成を採用すると共に、前記記録媒体とし
て、その印刷面を規定しているインク吸収層の表面が透
液性の熱ラミネート層によって覆われ、この熱ラミネー
ト層は前記加熱手段により加熱されると不透液性の透明
層になるものを採用している。前記加熱手段は、前記イ
ンクジェットヘッドに対して前記記録媒体の搬送方向の
下流側の位置に配置される。
【0013】記録媒体は、一定のサイズの紙葉体でもよ
いし、テープ状記録媒体でもよい。テープ状記録媒体を
採用する場合には、印刷後のテープ状記録媒体を切断す
るための切断手段を備えた構成とされる。
【0014】この場合、前記切断手段は、前記インクジ
ェットヘッドと加熱手段の間に搬送経路上に配置するこ
とが望ましい。
【0015】また、前記排出手段としては、前記加熱手
段に対峙していると共に、記録媒体搬送方向に離れた位
置に配置された一対の排出ローラを備えたものを採用す
ることができる。この代わりに、一定の長さの搬送面を
備えた搬送ベルトを採用してもよい。
【0016】次に、記録媒体は、インクジェットプリン
タ本体に対して着脱可能な記録媒体カートリッジ内に収
納されたものを使用することができる。
【0017】また、前記テープ状記録媒体は、前記印刷
面を形成している前記インク吸収層と、この表面を覆っ
ている熱ラミネート層と、前記インク吸収層を支持して
いる支持層と、この支持層の裏面に形成された粘着層
と、この粘着層を覆っている剥離紙からなる積層構造の
ものを採用することができる。
【0018】一方、本発明は、加熱することにより不透
液性の透明層の変わる熱ラミネート層で覆われているイ
ンク吸収層を備えたテープ状記録媒体の搬送方向に沿っ
て、当該搬送方向の上流側から下流側に向けて、インク
ジェットヘッド、切断手段および加熱手段がこの順序で
配列されたインクジェットプリンタを用いた印刷方法で
あって、前記インクジェットヘッドよりも搬送方向上流
側に先頭が位置しているテープ状記録媒体を前記インク
ジェットヘッドの印刷位置を経由させて搬送することに
より当該テープ状記録媒体の印刷面に印刷を行い、次
に、前記切断手段によって、前記テープ状記録媒体にお
ける印刷前のテープ状記録媒体の側から印刷済のテープ
状記録媒体の部分を切断し、しかる後に、印刷前のテー
プ状記録媒体の側をその先頭位置が前記インクジェット
ヘッドよりも搬送方向の上流側の位置に戻るまで後退さ
せる工程を採用している。
【0019】ここで、前記テープ状記録媒体の先頭が前
記加熱手段による加熱領域に入った後は、当該テープ状
記録媒体を間欠送りすることが望ましい。
【0020】
【作用】本発明のインクジェットプリンタにおいては、
記録媒体の印刷面を規定しているインク吸収層の表面が
熱ラミネート層で覆われた構成のものを使用している。
したがって、別途、ラミネート紙を供給して、記録媒体
に貼り合わせて、加熱融着させる必要がない。単に、印
刷後の記録媒体の印刷面を加熱すればよい。したがっ
て、プリンタ本体を小型化でき、また、ラミネート紙と
記録媒体との同期合わせのための機構も不要となる。さ
らには、記録媒体にラミネート紙を貼り合わせてはいな
いので、印刷済の記録媒体が厚くなってしまうこともな
い。
【0021】また、本発明では、テープ状記録媒体を使
用する場合に、インクジェットヘッドと加熱手段の間の
搬送経路上に切断手段を配置している。従来におけるテ
ープ状記録媒体へ印刷を行うプリンタでは、切断手段
は、テープ状記録媒体の排出口、すなわち、搬送経路の
下流端に配置されている。この構成をそのまま採用する
と、印刷済のテープ状記録媒体の後端が切断位置に至る
まで搬送した状態では、これから印刷されるテープ状記
録媒体の部分が加熱手段の配置場所に位置することにな
り、好ましくない。これに対して本発明では、加熱手段
の搬送方向の手前側の位置に切断手段が配置されている
ので、印刷済のテープ状記録媒体の部分のみが加熱手段
の配置場所に位置する。したがって、これから印刷され
るテープ状記録媒体の部分が印刷前の加熱されてしまう
といった不具合を回避できる。
【0022】さらに、本発明では、排出機構として、加
熱手段に対向して配置した一対のローラ、あるいは搬送
ベルトを採用している。したがって、切断後の印刷済の
記録媒体片が短い場合であっても確実にそれを排出する
ことができる。
【0023】一方、本発明の印刷方法によれば、インク
ジェットヘッドよりも搬送方向の下流側に位置している
切断手段によって切断された後のテープ状記録媒体を、
その先頭が再びインクジェットヘッドよりも搬送方向の
上流側に戻るまで後退させている。したがって、切断後
に、そのまま次の印刷動作を開始する場合には無駄とな
ってしまうテープ状記録媒体の部分、すなわち、インク
ジェットヘッドの印刷位置から切断位置までの間に位置
するテープ状記録媒体の部分を利用できる。
【0024】また、本発明の印刷方法では、印刷後のテ
ープ状記録媒体が加熱手段による加熱領域内に入った後
は、このテープ状記録媒体を間欠送りしている。したが
って、加熱手段による加熱時間を充分に確保することが
でき、熱ラミネート層の熱融着を確実に行なうことがで
きる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施例を説明する。
【0026】(全体構成)本例のインクジェットプリン
タは、テープ状記録媒体がロール状に巻き取られた状態
で収納されたテープカートリッジの装着部を備え、ここ
に装着されたテープカートリッジから繰り出されるテー
プ状記録媒体にインクジェットヘッドを用いて印刷を行
う形式のものである。特に、本例のプリンタは、裏面に
剥離紙に覆われた粘着層を備えたテープ状記録媒体の表
面に印刷を行うラベルプリンタ、ラベルワープロ等と呼
ばれている形式のものである。
【0027】図1には、本例のインクジェットプリンタ
1の外観を示してあり、図2には、そのII−II線で
切断した部分の概略断面を示してある。これらの図に示
すように、インクジェットプリンタ1は、全体として薄
い直方体形状の本体ケーシング101を有しており、そ
の上面の前側半分の部分が操作面102となっている。
ここには、各種のキーが配列されており、印刷動作を指
示するための印刷ボタン103、電源ボタン104等も
含まれている。ケーシング101の上面の後側の部分に
は、操作面102のキーを介して入力した文字情報等を
表示するための液晶表示部107が配置されている。
【0028】一方、本体ケーシング101の後側端面1
01aには、その上端側の中央位置にテープ排出口10
1bが形成されており、印刷後のテープ状記録媒体がこ
こを介して外部に排出されるようになっている。また、
この排出口101bの下側には、開閉蓋105が取付け
られている。この蓋105を開けると、内部には後述す
るテープカートリッジ3の装着部4が形成されている。
したがって、この蓋を開けてテープカートリッジ3の交
換を行うことができる。また、本体ケーシング101の
底面101cには、後述するインクカートリッジを交換
するための開閉蓋106が配置されている。
【0029】本体ケーシング101の内部において、上
側に操作面102が位置する前側部分には、電源ユニッ
ト112、ニッカド電池等の電池113等が搭載されて
いる。また、後側部分には、駆動機構ユニット2が搭載
されている。
【0030】(駆動機構ユニット)図3ないし図6に
は、本体ケーシング101の内部に搭載された駆動機構
ユニット2を取り出して示してある。これらの図におい
て、図3はその概略斜視図であり、図4はその概略平面
図であり、図5駆動機構ユニットを図4の矢印Rの側か
ら見た概略側面図であり、図6は駆動機構ユニットに装
着されたテープカートリッジの部分を示す概略断面図で
ある。
【0031】まず、図2および図3を参照して駆動機構
ユニット2の全体構成を説明する。本例の駆動機構ユニ
ット2は、テープ状記録媒体Tの供給源であるテープカ
ートリッジ3が着脱可能に装着されたカートリッジ装着
部4と、ここに装着されたカートリッジ3から繰り出さ
れるテープ状記録媒体Tの搬送路5と、この搬送路に沿
ってテープ状記録媒体Tを搬送する搬送機構6と、記録
媒体Tに印字を行うインクジェットヘッド7と、インク
ジェットヘッド7に対してインクを供給するインク供給
機構8と、インクジェットヘッド7を記録媒体Tの幅方
向、本例では駆動機構ユニットの幅方向に向けて往復移
動させるキャリッジ機構9を有している。さらに、イン
クジェトヘッド7のインクノズルを塞ぐヘッドキャップ
機構11を備え、当該ヘッドキャップ機構11を介して
回収された廃インクを回収する廃インク回収機構12を
有している。
【0032】ここで、本例のインクジェットプリンタ1
においては、インクジェットヘッド7によって印刷され
た後のテープ状記録媒体Tの搬送路5には、カッター5
7が配置され、さらにカッター57より下流側には、板
状ヒータ54とガイド板55によって排出経路が規定さ
れている。ガイド板55の側には、一対の排出ローラ5
6a、56bが配列されている。排出ローラ56bは、
排出ローラ56aに対して、搬送方向の下流側に向けて
一定の距離の位置に配置されている。さらに、上流側の
排出ローラ56aは、カッター57から搬送方向の下流
側に向けて一定の距離の位置に配置されている。
【0033】印刷後のテープ状記録媒体Tは、カッター
57を通過して板状ヒータ54の配置部分まで搬送され
て、ヒータ54によって印刷面が加熱定着される。ここ
で、テープ状記録媒体Tは、ヒータ上を一旦停止・移動
の繰り返しとなる間欠駆動により、移動しながら加熱定
着される。カッター57は印刷面の後端を切断し、一対
の排出ローラ56a、56bによって、切断後のテープ
状記録媒体の部分が排出口101bの側に搬送され、こ
こから外部に排出される。
【0034】次に、図2ないし図6を参照して、各部分
を詳しく説明する。駆動機構ユニット2は上記の各構成
部分を搭載するためのベース21を備え、このベース2
1の両側には垂直に立ち上がった右側壁22、左側壁2
3が形成されている。
【0035】右側壁22の上側部分には水平にモータ取
付け板24が延びており、この上に、キャリッジ機構9
を構成するキャリッジモータ91が取付けられている。
このモータ91の出力軸は下方向に延びており、その下
端にはプーリ92が固着されている。反対側の左側壁2
3の側においては、ベース上に支持されたテンションレ
バー93の先端にテンションプーリ94が回転自在に支
持されている。これらプーリ92、94は同一高さ位置
にあり、これらの間には、タイミングベルト95が一定
の引っ張り状態で架け渡されている。タイミングベルト
95には、インクジェットヘッド7が搭載されたキャリ
ッジ96の上側が連結されている。キャリッジ96の下
側は、左右側壁22、23の間に架け渡したキャリッジ
ガイド軸97によってその軸線方向に移動自在に支持さ
れている。
【0036】キャリッジ機構9は上記のように構成され
ており、モータ91を駆動することにより、タイミング
ベルト95に連結されているキャリッジ96はテープ記
録媒体Tの幅方向に向けて往復直線移動する。よって、
そこに搭載されているヘッド7が幅方向に往復直線移動
する。したがって、このキャリッジによるヘッドの幅方
向への往復直線移動に同期させてヘッド7を駆動するこ
とにより、搬送されるテープ状記録媒体Tの表面に所望
の印刷を形成することができる。
【0037】インクジェットヘッド7を担持しているキ
ャリッジ96は、インクカートリッジ装着部81を備え
ており、ここに、インクカートリッジ82が着脱可能に
搭載される。本例のインクカートリッジ82は、例え
ば、3個のインクタンク83を備え、それぞれには、シ
アン、マゼンタ、イエローのインクが貯留されている。
したがって、インクジェットヘッド7の側も、各色に対
応したインクノズル(図示せず)を備えている。
【0038】図2に示すように、インクジェットヘッド
7には、横方向に3個の各色インクの供給口72が開い
ており、これらに対して、インクカートリッジ82の各
色のインク供給口83aを圧着するようになっている。
すなわち、インクカートリッジ82は、各色のインク貯
留部84と、各インク貯留部の先端に取り付けた弾性封
鎖部材85と、各弾性封鎖部材の中心を貫通して延びる
インク供給路86とを有しており、各インク供給路の先
端開口が各色のインク供給口83となっており、各供給
口にはフィルタ87が取付けられている。
【0039】インクジェットヘッド7の側においても、
各色インクの供給口72にはフィルタ73が取付けられ
ており、これらの供給口はインク供給路74を介して、
対応する各色のインクノズルに通じている。インクカー
トリッジ82は、本体ケーシング101の底面の開閉蓋
106を開けて装着部81に装着される。装着部81の
当接壁81aとインクジェットヘッド7の間に、インク
カートリッジ82が挟まれた状態で保持され、インクジ
ェットヘッド7の側のフィルタ73とインクカートリッ
ジ82の側のフィルタ87を介して、インクカートリッ
ジの側からインクジェットヘッドの側へのインク供給路
が形成される。このようにインク供給機構8が構成され
ている。
【0040】次に、上記のテープカートリッジ装着部4
は、駆動機構ユニット2の幅方向の中央に位置してい
る。換言すると、インクジェットヘッド7の往復移動範
囲の中央に位置している。図4に示すように、インクジ
ェットヘッド7は、右側壁22の側のホーム位置(空吸
引位置)P1から、左側壁23の側の折り返し位置P2
の間を往復移動するように設定されている。通常の印刷
動作時には、ホーム位置P1よりも中央よりの位置P3
から位置P2までの範囲を往復移動する。P3からP4
までの領域は加速領域であり、位置P4から位置P5ま
では空走領域であり、この位置P5から位置P6までの
範囲が印刷可能領域である。位置P6から位置P7まで
は空走領域であり、位置P7から位置P2までは減速領
域(復動時には加速領域となる。)である。なお、右側
壁22にはキャリッジがホーム位置に至ったことを検出
するためのホトインタラプタ901が取付けられてお
り、キャリッジ96の側面からは被検出片902が突き
出ている。ホーム位置に至ると、この被検出片902が
ホトインタラプタ901によって検出されて、キャリッ
ジ96の移動が停止される。
【0041】インクジェットヘッド7がホーム位置P1
ある状態において、そのインクノズルが対峙する位置に
は、ヘッドキャップ機構11が配置されている。図5か
ら分かるように、このヘッドキャップ機構11は、ホー
ム位置にあるインクジェットヘッド7のインクノズルに
接近および離れる方向(前後)に移動可能なヘッドキャ
ップ111と、これを前後に移動させるためのキャップ
移動機構112と、この移動機構112を支持している
取付け板25を備え、この取付け板25がベース21か
ら起立している。ヘッドキャップ111はその表面にイ
ンク吸収体が取付けられ、ここを介して、インクジェト
ヘッド7のノズルから廃インクを吸収可能である。
【0042】ヘッドキャップ機構11を介して廃インク
を回収する廃インク回収機構12は、ヘッドキャップ機
構11に連通したインク吸引チューブ121を有し、こ
のチューブ121の他端は、インクポンプ122の吸引
口の側に連通している。インクポンプ122は、チュー
プポンプであり、テープカートリッジ装着部4と左側壁
23の間に配置されている。このポンプ122の上方位
置には、ポンプ駆動用のポンプモータ123が配置され
ている。インクポンプ122の吐出側の端は、後述する
ように、テープカートリッジ3に内蔵された廃インク回
収部に連通可能となっている。また、廃インク回収機構
12はヘッドキャップ機構11に連通した大気開放チュ
ーブ124を備え、このチューブ124の他端は、バル
ブユニット125を介して大気の側に開放可能となって
いる。
【0043】(テープカートリッジ)次に、本例のテー
プカートリッジ3およびその装着部4の構造について説
明する。図6はテープカートリッジおよびその装着部分
を示す図であり、(A)はその概略断面図であり、
(B)はその前壁を示す説明図である。本例のテープカ
ートリッジ3は、直方体形状のカートリッジケース31
を有し、この内部空間32には、テープ状記録媒体Tが
巻き取られたテープロール33が中央に配置されてい
る。このカートリッジケース31の前壁34の上下方向
の中程の部分は、装着状態において丁度、インクジェッ
トヘッド7のインクノズルに対峙するようになってい
る。この前壁部分34Aがインクジェットヘッド7の印
刷位置を規定する案内部材(以下においては、単に「紙
案内」と呼ぶ。)として機能し、この表面に沿ってテー
プ状記録媒体Tが搬送される。この前壁部分34Aの上
下には、その表面から一定の間隔を置いて上ガイド壁3
5および下ガイド壁36がカートリッジケース31に一
体形成されており、これらと前壁部分34Aの間に記録
媒体の搬送路が区画形成されている。また、これら上下
のガイド壁35、36の間の開口35Aは、インクジェ
ットヘッド7の側から吐出されたインク液滴を記録媒体
Tの側に通過させるための印字開口部である。
【0044】この前壁34の下側には、テープ状記録媒
体Tを繰り出すための繰り出し口37が形成されてい
る。この繰り出し口37の内側には、左右一対のテープ
押さえローラ38が配置されている。これらのローラ3
8は、ケース31の内側に取り付けた板ばね41によっ
て繰り出し口37の側に向けて押し付けられている。ま
た、これらのローラ38は、板ばね41のばね力に抗し
て、繰り出し口37から内方に向けて一定の距離だけ押
し込み可能な状態で、ケース31の側に支持されてい
る。初期状態においては、テープ状記録媒体Tの先端
は、繰り出し口37の縁とローラ38の外周面の間にば
ね力によって挟まれて保持された状態となっている。
【0045】一方、紙案内として機能するケース前壁部
分34Aには、その左右にインク回収窓42が開いてい
る。ケース前壁部分34Aの内側には、ケース内壁43
によって廃インク回収部44が区画形成されており、こ
こには、インク吸収材45が充填されている。インク吸
収材45の一部は、一対の回収窓42から印字ヘッドの
側に露出している。
【0046】ここで、本例のインクジェットプリンタ1
は、本願人の出願である特願平6−256868号明細
書に記載されているものと同様に、テープ状記録媒体T
の幅Twよりも広い幅に渡る印刷幅Tpを設定でき、こ
の印刷幅Tpに渡ってべた塗り印刷等を行うことが可能
となっている。このようなべた塗り印刷を行うと、テー
プ状記録媒体Tの左右の縁から外れた部分での印刷は、
「はみ出し印刷」となり、その地点でインクジェットヘ
ッド7から吐出したインク液滴は、直接に、テープカー
トリッジ3の前壁部分34Aに向かう。しかし、本例の
テープカートリッジ3の前壁部分34Aにおいては、は
み出し印刷が行われる位置に対応する左右の位置に、上
記のようにインク回収窓42が開いている。したがっ
て、はみ出し印刷時に吐出したインク液滴は、これらの
インク回収窓42を通って、カートリッジケース内のイ
ンク回収部44のインク吸収材45に当たり、ここに吸
収保持される。よって、はみ出し印刷を行っても、イン
ク液滴によってテープカートリッジ装着部4の各部分が
汚れる等の弊害は発生しない。また、このようなインク
液滴の回収のために、プリンタ本体内に別途、回収部を
設ける必要が無い。
【0047】次に、本例のテープカートリッジ3におい
ては、テープ状記録媒体Tの繰り出し、搬送動作を常に
適切な状態で行うことができるように、次の構成を採用
している。すなわち、図6に示すように、テープ繰り出
し口37の左右に配置されている押さえローラ38の外
側には、それぞれ、巻き込み防止案内板46が取付けら
れている。この巻き込み防止案内板46はプラスチック
製の薄板であり、その上端側が前壁部分34Aの下端表
面に固着され、繰り出し口37の上側の縁と押さえロー
ラ38の間を封鎖した状態で下方に向けて延びている。
そして、その下端側は、繰り出し口37から繰り出され
るテープ状記録媒体Tの邪魔にならないように、カート
リッジケースの内方に向けて湾曲している。
【0048】このような巻き込み防止板46が配置され
て、繰り出し口37の上側の縁と押さえローラ38の間
を左右の位置で部分的に封鎖しているので、この隙間か
らテープ状記録媒体Tの先端が再びカートリッジケース
内に巻き込まれてしまうことを防止できる。
【0049】また、本例のテープカートリッジ3におい
ては、紙案内として機能する前壁部分34Aの下側の部
分に形成した下ガイド壁36の内側には、案内補助板4
7が取付けられている。この案内補助板47は、下端側
が壁壁部分34Aから離れる方向に広がっており、上端
側に向けて徐々に前壁部分34Aの側に接近している。
このような案内補助板47を配置することにより、テー
プカートリッジ3から繰り出されたテープ状記録媒体T
は、確実に印刷位置に向けて案内される。
【0050】ここで、本例で使用しているテープ状記録
媒体Tについて説明する。図10には、本例のテープ状
記録媒体Tの断面構成を模式的に示してある。図におい
て、131は印刷面を規定しているインク吸収層であ
り、この表面は、透液性の熱ラミネート層132で覆わ
れている。インク吸収層131はPET製の支持層13
3によって支持されており、この支持層133の裏面に
は粘着層134が形成されている。この粘着層134
は、剥離紙135によって覆われている。インクジェッ
ドヘッドから吐出したインク液滴は、表面の熱ラミネー
ト層132を通過して、その裏面側のインク吸収層13
1に付着する。印刷後に、ヒーター54によって加熱さ
れると、この熱ラミネート層132は一旦溶融して硬化
して不透液性の透明層に変わる。この結果、ラミネート
紙をインク吸収層131に貼り合わせた場合と同様に、
このインク吸収層131の表面がラミネートコーティン
グされた状態となる。一般に、ヒーター54による加熱
温度は摂氏約130度程度である。このようなヒーター
54としては、アルミニウム板の内部あるいは背面に発
熱体を配置した構成のものを採用すればよい。
【0051】なお、本例で採用している熱ラミネート装
置132およびインク吸収層131および支持層133
を含む記録媒体については、例えば、特公平2−316
73号公報において詳細に開示されている。したがっ
て、本明細書においては、このような記録媒体の各部分
の素材等についての詳細な説明は省略する。
【0052】次に、上記構成のテープカートリッジ3が
装着されるプリンタ本体側の装着部4について説明す
る。図6(A)に示すように、装着部4は、その前壁の
下側には、少なくとも2本の位置決めピン400が取付
けられており、テープカートリッジ3の装着位置を規定
するようになっている。これらのピン400の上方に
は、送りローラ61が配置されている。この送りローラ
61は、左右の側壁22、23の間の回転自在に架け渡
されている。この送りローラの前後方向の位置は、テー
プカートリッジ3を装着した状態において、その押さえ
ローラ38の外周面に当たって、このローラ38をばね
力に抗して、カートリッジ内方に向けて僅かに押し込む
状態が形成されるように設定されている。このように設
定することにより、テープカートリッジの装着時には、
押し込みローラ38と送りローラ61の間に、テープ状
記録媒体Tの先端が挟み込まれた状態が形成される。こ
の状態で送りローラ51を搬送方向の回転すると、テー
プ状記録媒体Tの搬送が開始されることになる。
【0053】ここで、図7に示すように、テープカート
リッジ3のカートリッジケース31の側面の前側の位置
には、インク回収部44のインク吸収体45に繋がる接
続口401が開口している。廃インク回収機構12のチ
ューブポンプ122の吐出側のチューブ126は、その
先端126aがこの接続口401に差し込み可能となっ
ている。すなわち、カートリッジ装置部4には、固定軸
402を中心としてスイング可能なレバー403が配置
されている。このレバー403の下端側は、テープカー
トリッジ3の装着時にそのカートリッジケース31に係
合して、このケース31によって押されるようになって
いる。図から分かるように、本例では、このレバー40
3の下端側はテープカートリッジ3の装着時に下方に押
し下げられる。この結果、固定軸402を中心として、
レバー403の上端側の腕403aがテープカートリッ
ジ3の側面に向けて移動する。この腕403aの先に
は、上記のチューブ126の先端が取付けられている。
したがって、レバー403の移動に伴って、チューブ先
端126aが、装着されたテープカートリッジ3の接続
口401内に差し込まれ、その状態に保持される。
【0054】このように、テープカートリッジ3の装着
動作に連動して、レバー403がスイングして、廃イン
ク回収機構12のインク回収経路が、装着されたテープ
カートリッジ内のインク回収部44に接続される。
【0055】次に、図8を参照して、本例の廃インク回
収系について纏めて説明する。前述したように、テープ
カートリッジ3に内蔵されているインク吸収材45によ
って、はみ出し印刷時のインク液滴が直接吸収され、そ
こに保持される。
【0056】また、印刷待機状態においては、インクジ
ェットヘッド7はキャリッジ機構9によってそのホーム
位置P1まで移動され、ヘッドキャップ111が被せら
れる。この状態で、ヘッドキャップ111に取り付けた
インク吸収体115によってインクノズルに付着してい
るインク液滴が吸収される。また、インクノズルが詰ま
ることの無いように、フラッシング動作が行われ、イン
ク液滴の無駄打ちが行われる。この時にインクノズルか
ら吐出されたインク液滴もインク吸収体115に吸収さ
れてそこに保持される。このヘッドキャップ111のイ
ンク吸収体115がインクで一杯にならないように、そ
こに吸収保持されている廃インクを回収する必要があ
る。このための機構が前述したインク回収機構12であ
る。バルブユニット125を開いて、インク吸収体11
5を大気側に連通させ、この状態で、インクポンプ12
2を駆動してインクチューブ121を介して、インク吸
収体115に保持されている廃インクを、テープカート
リッジ3に内蔵されているインク回収部内のインク吸収
材45に回収する。
【0057】一方、送りローラ61を含む搬送機構5
は、駆動機構ユニットの左側壁23に取り付けたられた
紙送りモータ62と、この出力を、送りローラ61に伝
達する減速歯車列63を備えている。減速歯車列63
は、左側壁23の外側面にそれぞれ回転自在に支持され
ている。また、減速歯車列63によって、モータ62の
回転が減速されて、排出ローラ56bのローラ軸56c
に伝達される。ローラ軸56cは、ベルト等の巻き架け
式伝達機構を介して、他方の排出ローラ56aのローラ
軸(図示せず)に連結されている。したがって、これら
の排出ローラ56b、56aは一体となって同一方向に
回転する。
【0058】(テープ状記録媒体への印刷、加熱、切断
動作)次に、図11から図13までを参照して、本例の
プリンタ1における動作を説明する。
【0059】初期状態においては、図11(A)に示す
ように、テープ状記録媒体Tの先頭位置T(f)がどの
位置にあるのかは保証されていない。そこで、電源がオ
ンすると、まず、紙送りモータ62を駆動して、送りロ
ーラ61によってテープ状記録媒体Tを後退させて、そ
の先頭T(f)を送りローラ61と押さえローラ38の
ニップ部Aに位置させる。
【0060】次に、印刷動作が指示されると、図12
(A)に示すように、テープ状記録媒体の先頭T(f)
の頭出し動作を行なう。すなわち、テープ状記録媒体T
の先頭T(f)をインクジェットヘッド7による印刷開
始位置Bに位置させる。この後は、図12(B)に示す
ように、テープ状記録媒体Tの搬送を間欠駆動により継
続しながらインクジェットヘッド7を駆動して、搬送さ
れるテープ状記録媒体Tの印刷面上に所定の印刷を行な
う。
【0061】ここで、印刷後のテープ状記録媒体Tの部
分は、前壁部分34Aと上ガイド壁35の間の搬送通路
に沿って搬送され(図6を参照のこと。)、その上端に
配置したカッター57の間を通過して、そこから後方に
向けて上方に傾斜している板状ヒーター54およびガイ
ド板55により規定される搬送路(加熱領域)内に至
る。
【0062】このヒーターによって規定される搬送路内
にテープ状記録媒体Tの先頭T(f)が至った後は、当
該テープ状記録媒体Tは、一旦停止・移動の繰り返しと
なる間欠駆動によって、この搬送路内を間欠送り状態で
移動する。この間欠的な送りを行なう間に、テープ状記
録媒体Tの印刷面が板状ヒーター54によって加熱定着
される。
【0063】ここで、ヒーター54は予め駆動されてお
り、印刷前の段階では予備加熱状態にあり、印刷開始と
同時に昇温されて、加熱に適した摂氏130度程度の温
度まで加熱され、印刷継続中は、その温度状態に保持さ
れる。テープ状記録媒体Tの印刷面がヒーター54によ
って加熱されると、その表面を覆っている熱ラミネート
層132が一旦溶融した後に硬化して、透液性であった
ものが、不透液性の透明層に変わる。この結果、この裏
面側の印刷済のインク吸収層131がラミネートコーテ
ィングされた状態になる。
【0064】次に、図13(A)に示すように、搬送さ
れるテープ状記録媒体Tの印刷終了位置T(e)がカッ
ター57の切断位置Cに至ると、カッター57が駆動し
て、テープ状記録媒体Tを、その印刷終了位置T(e)
に沿って切断する。
【0065】切断後の印刷済のテープ状記録媒体片は、
一対の排出ローラ56b、56aによって排出口101
bの側に搬送されて、そこから外部に排出される。排出
されたテープ状記録媒体片は、その裏面の剥離紙135
を剥がせば、希望する場所に貼り付けることができる。
【0066】一方、インクジェットプリンタ内に残って
いる切断された後の印刷前のテープ状記録媒体Tは、図
13(B)に示すように、送りローラ61によって再び
後退させられる。切断によって新たに形成された当該テ
ープ状記録媒体Tの先頭T(f)が、テープ押さえロー
ラ38との間のニップ部Aまで戻ると(図11(A)参
照)、後退動作が停止されて、その位置で次の印刷動作
の開始を待機することになる。
【0067】このように、本例のインクジェットプリン
タにおいては、印刷面が熱ラミネート層によって覆われ
た構成のテープ状記録媒体を用いている。したがって、
従来のように、ラミネート紙の供給部を配置する必要が
ない。また、ラミネート紙をテープ状記録媒体の搬送と
同期を取って搬送する搬送機構、あるいはそのための制
御機構も不要となる。
【0068】また、本例では、ヒーターと印刷位置の間
の搬送経路にカッターを配置した構成を採用している。
したがって、熱ラミネート層を備えたテープ状記録媒体
の切断、加熱定着動作を効率良く行うことが可能にな
る。
【0069】さらには、ヒーターによる加熱領域内に印
刷済のテープ状記録媒体が入った後は、このテープ状記
録媒体を間欠送りしているので、テープ状記録媒体の印
刷面の加熱を確実に行なうことができ、したがって、熱
ラミネート層の融着を確実に行なうことができる。
【0070】これに加えて、切断後に、テープ状記録媒
体を後退させて、その先頭位置をインクジェットヘッド
よりも上流側の位置まで戻すようにしている。このよう
な後退動作を行なわない場合には、インクジェットヘッ
ドによる印刷位置からカッターによる切断位置までの間
のテープ状記録媒体の部分が無駄になってしまうが、本
例によれば、このようなテープ状記録媒体の無駄を無く
すことができる。
【0071】(他の実施形態)以上の説明は、本発明
を、テープカートリッジから繰り出されるテープ状記録
媒体に印刷を行うインクジェットプリンタに適用した例
である。しかし、本発明はこれ以外のインクジェットプ
リンタにも同様に適用できる。
【0072】例えば、図9に示すように、記録媒体カー
トリッジ3Bとして、葉書等のサイズの単票紙Tbを多
数枚重ねた状態で収納しているものを着脱可能な装着部
を備えたインクジェットプリンタに対しても、本発明を
適用できる。この場合にも、記録媒体の印刷面が熱ラミ
ネート層で覆われた構成のものを採用すればよい。
【0073】なお、図において、記録媒体カートリッジ
3Bの後端には廃インク吸収部44Bが付設されてお
り、この中にインク吸収材45Bが内蔵されている。ま
た、廃インク回収部44Bの一方の端は横方向に突出し
て、その部分に、インクチューブ126の先端126a
を差し込むための接続口401Bが形成されている。カ
ートリッジの記録媒体の繰り出し口37Bの側には、用
紙分離ローラ61Bが配置され、これに対して、弾性力
によって記録媒体Tbが押し付けられているので、ロー
ラ61bを回転することにより、内蔵されている記録媒
体Tbを上側から一枚づつ繰り出すことができる。
【0074】一方、本発明を適用可能なインクジェット
プリンタとしては、上記の例におけるように、シアン、
マゼンタ、イエローの3色のインクタンクを搭載してカ
ラー印刷を行う形式のもので無くても適用できる。例え
ば、ブラックのインクのみを用いるインクジェットプリ
ンタにも適用でき、4色以上のインクタンクを搭載可能
なインクジェットプリンタに対しても適用できる。
【0075】例えば、インクタンクとして、シアン、マ
ゼンタ、イエローの3色と、ホワイトの合計4色のイン
クタンクが搭載される形式のインクジェットプリンタに
対しても本発明を適用できる。この場合には、シアン、
マゼンタ、イエローの3色のインクを用いたカラー印刷
に比べて、より色再現性に優れたカラー印刷を行うこと
ができる。特に、テープ状記録媒体として透明テープを
収納したテープカートリッジを装着した場合には、これ
らの4色を用いて、再現性の良いカラー印刷を実現でき
る。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェットプリンタは、記録媒体の供給部と、ここから繰り
出される記録媒体に印刷を行うインクジェットヘッド
と、印刷後の記録媒体を加熱してそこに付着しているイ
ンク滴を定着させる加熱手段と、加熱定着後の記録媒体
を排出する排出手段とを有する構成を採用すると共に、
記録媒体として、その印刷面を規定しているインク吸収
層の表面が透液性の熱ラミネート層によって覆われ、こ
の熱ラミネート層が加熱手段により加熱されると不透液
性の透明層になるものを採用している。
【0077】したがって、別途、ラミネート紙を供給し
て、記録媒体に貼り合わせて、加熱定着させる必要がな
い。単に、印刷後の記録媒体の印刷面を加熱すればよ
い。したがって、プリンタ本体を小型化でき、また、ラ
ミネート紙と記録媒体との同期合わせのための機構も不
要となる。さらには、記録媒体にラミネート紙を貼り合
わせてはいないので、印刷済の記録媒体が厚くなってし
まうこともない。
【0078】また、本発明では、テープ状記録媒体を使
用する場合に、インクジェットヘッドと加熱手段の間の
搬送経路上に切断手段を配置した構成を採用している。
したがって、本発明によれば、テープ状記録媒体の切断
と、印刷済のテープ状記録媒体の加熱定着動作を効率良
く行うことが可能になる。
【0079】さらに、本発明では、排出機構として、加
熱手段に対向して配置した一対のローラ、あるいは搬送
ベルトを採用している。したがって、切断後の印刷済の
記録媒体片が短い場合であっても確実にそれを排出する
ことができる。
【0080】さらにまた、本発明では、印刷済のテープ
状記録媒体の部分を切断した後に、テープ状記録媒体を
後退させて、その先頭がインクジェットヘッドによる印
刷位置よりも搬送方向の上流側まで戻すようにしてい
る。したがって、テープ状記録媒体を無駄にすることな
く、印刷動作を行なうことができる。
【0081】これに加えて、本発明では、加熱手段によ
る加熱領域内においては、テープ状記録媒体を間欠送り
するようにしているので、テープ状記録媒体への充分な
加熱を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェットプリンタの外
観斜視図である。
【図2】図1のプリンタをII−II線で切断した部分
の概略断面図である。
【図3】図1のプリンタの駆動機構ユニットの概略斜視
図である。
【図4】駆動機構ユニットの平面構成を示す概略図であ
る。
【図5】図3の駆動機構ユニットを図4の矢印Rの側か
ら見た概略側面図である。
【図6】テープカートリッジおよびその装着部分を示す
図であり、(A)はその概略断面図であり、(B)はそ
の前壁を示す説明図である。
【図7】テープカートリッジとプリンタ本体側のチュー
ブとの接続機構を示す説明図である。
【図8】図1のプリンタの廃インク回収経路を示す説明
図である。
【図9】記録媒体カートリッジの別の例を示す説明図で
ある。
【図10】テープ状記録媒体の断面構成を示す説明図で
ある。
【図11】図1のプリンタにおける電源投入時のテープ
状記録媒体の搬送動作を示すための説明図である。
【図12】図1のプリンタにおけるテープ状記録媒体の
頭出し動作から印刷動作までを示すための説明図であ
る。
【図13】図1のプリンタにおけるテープ状記録媒体の
切断動作から切断後のテープ状記録媒体の後退動作を示
すための説明図である。
【符号の説明】
1・・・インクジェットプリンタ 101・・・本体ケーシング 2・・・駆動機構ユニット 3・・・テープカートリッジ 31・・カートリッジケース 33・・テープロール 34・・前壁 34A・前壁部分(紙案内) 35、36・・ガイド壁 35A・・印字開口部 37・・繰り出し口 38・・押さえローラ 41・・板ばね 42・・インク回収窓 44・・廃インク回収部 45・・インク吸収材 46・・巻き込み防止案内板 47・・案内補助板 48・・第1の廃インク回収部 49・・第2の廃インク回収部 4・・・テープカートリッジの装着部 5・・・搬送路 54・・ヒーター 55・・ガイド板 56a、56b・・排出ローラ 57・・カッター 6・・・搬送機構 61・・送りローラ 62・・紙送りモータ 63・・減速歯車列 7・・・インクジェットヘッド T・・・テープ状記録媒体 131・・インク吸収層 132・・熱ラミネート層 133・・支持層 134・・粘着層 135・・剥離紙
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41M 7/00 B41J 29/00 H

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の供給部と、ここから繰り出さ
    れる記録媒体に印刷を行うインクジェットヘッドと、記
    録媒体を加熱する加熱手段と、加熱後の記録媒体を排出
    する排出手段とを有し、前記記録媒体の印刷面を規定し
    ているインク吸収層は表面が透液性の熱ラミネート層に
    よって覆われており、この熱ラミネート層は前記加熱手
    段により加熱されて不透液性の透明層になることを特徴
    とするインクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記加熱手段は、前
    記インクジェットヘッドに対して前記記録媒体の搬送方
    向の下流側の位置に配置されていることを特徴とするイ
    ンクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記記録媒体はテー
    プ状記録媒体であり、更に、前記インクジェットヘッド
    によって印刷された後の記録媒体を切断する切断手段を
    有していることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記切断手段は、前
    記インクジェットヘッドと前記加熱手段の間の記録媒体
    の搬送経路上に配置されていることを特徴とするインク
    ジェットプリンタ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記排出手段は、前
    記加熱手段に対峙していると共に、記録媒体搬送方向の
    下流側に向けて前記切断手段から離れた位置に配置され
    た一対の排出ローラを備えていることを特徴とするイン
    クジェットプリンタ。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記一対の排出ロー
    ラの代わりに、排出用の搬送ベルトを備えていることを
    特徴とするインクジェットプリンタ。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記記録媒体は、イ
    ンクジェットプリンタ本体に対して着脱可能な記録媒体
    カートリッジ内に収納されていることを特徴とするイン
    クジェットプリンタ。
  8. 【請求項8】 請求項3において、前記テープ状記録媒
    体は、前記印刷面を規定している前記インク吸収層と、
    この表面を覆っている熱ラミネート層と、前記インク吸
    収層を支持している支持層と、この支持層の裏面に形成
    された粘着層と、この粘着層を覆っている剥離紙からな
    る積層構造となっていることを特徴とするインクジェッ
    トプリンタ。
  9. 【請求項9】 加熱することにより不透液性の透明層の
    変わる熱ラミネート層で覆われているインク吸収層を備
    えたテープ状記録媒体の搬送方向に沿って、当該搬送方
    向の上流側から下流側に向けて、インクジェットヘッ
    ド、切断手段および加熱手段がこの順序で配列されたイ
    ンクジェットプリンタを用いた印刷方法であって、 前記インクジェットヘッドよりも搬送方向上流側に先頭
    が位置しているテープ状記録媒体を前記インクジェット
    ヘッドの印刷位置を経由させて搬送することにより当該
    テープ状記録媒体の印刷面に印刷を行い、 次に、前記切断手段によって、前記テープ状記録媒体に
    おける印刷前のテープ状記録媒体の側から印刷済のテー
    プ状記録媒体の部分を切断し、 しかる後に、印刷前のテープ状記録媒体の側をその先頭
    位置が前記インクジェットヘッドよりも搬送方向の上流
    側の位置に戻るまで後退させることを特徴とする印刷方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記テープ状記録
    媒体の先頭が前記加熱手段による加熱領域に入った後
    は、当該テープ状記録媒体を間欠送りすることを特徴と
    する印刷方法。
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