JPH09200467A - カラー印刷装置、およびラベル作成用カラー印刷装置 - Google Patents

カラー印刷装置、およびラベル作成用カラー印刷装置

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JPH09200467A
JPH09200467A JP8007213A JP721396A JPH09200467A JP H09200467 A JPH09200467 A JP H09200467A JP 8007213 A JP8007213 A JP 8007213A JP 721396 A JP721396 A JP 721396A JP H09200467 A JPH09200467 A JP H09200467A
Authority
JP
Japan
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color
print data
print
printing
input
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8007213A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Matsuhashi
邦彦 松橋
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力された文字や記号などの印字データを同
じ条件で印刷する際に色を改めて指定しなくても、印刷
するときの色を自動的に設定することのできるカラー印
刷装置、およびラベル印刷用のカラー印刷装置を提供す
ること。 【解決手段】 インクジェットプリンタ1では、キーボ
ード入力部102から入力した印字データを、この印字
データに対して指定した文字色および背景色とともにス
タティックRAM30d登録しておき、それ以降、同じ
印字データが入力されたときには、この印字データに対
して登録されている文字色および背景色を読みだし、こ
の文字色および背景色をもって印字データを印刷する。
従って、同じ印字データを同じ文字色および背景色で印
刷する際に、文字色および背景色を改めて指定しなくて
もよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力された印字デ
ータを指定された色をもって印刷するカラー印刷装置、
およびラベル作成用カラー印刷装置に関するものであ
る。更に詳しくは、入力された印字データを印刷すると
きの色の設定技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カラー印刷装置のうち、たとえば、裏面
に剥離紙に覆われた粘着層を備えたテープ状記録媒体の
表面に印刷を行うラベルプリンタ、ラベルワープロ等と
呼ばれている形式のものでは、今回印刷すべき文字等の
印字データをキーボードから入力したときに、この印字
データを印刷するときの文字色や背景色もキーボードを
介して指定できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カラー印刷装置では、今回印刷しようとする印字データ
を入力した後、その都度、文字色や背景色を指定する必
要があるため、不便であるという問題点がある。特に、
同じ組合せの印字データを日を変えて繰り返し印刷する
場合でも、各印字データを入力する度に文字色や背景色
を指定する必要があるので、特に不便であるという問題
点がある。
【0004】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
入力された文字や記号などの印字データを同じ条件で印
刷する際に色を改めて指定しなくても、印刷するときの
色を自動的に設定することのできるカラー印刷装置、お
よびラベル印刷用のカラー印刷装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るカラー印刷装置では、印字データを入
力するとともに、該印字データを印刷するときの色を指
定するための印刷データ入力手段と、前記印字データを
印刷するときの色を該印字データに対応させて記憶して
おく印刷条件記憶手段と、前記印刷データ入力手段を介
して今回入力された印字データが前記印刷条件記憶手段
に記憶されているか否かを判断し、該印字データが前記
印刷条件記憶手段に記憶されていると判断したときに
は、該印字データに対応する色を前記印刷条件記憶手段
から読み出して今回入力された印字データを印刷すると
きの色を自動的に設定する印刷色自動設定手段と、該印
刷色自動設定手段によって設定された色をもって今回入
力された印字データを印刷可能なカラー印刷手段とを有
することを特徴とする。
【0006】このように構成したカラー印刷装置では、
同じ印字データを同じ色で印刷する際に、色を改めて指
定しなくても、以前に指定した色のまま自動的に印刷で
きるので、便利である。
【0007】本発明では、前記印字データを印刷すると
きの色として前記印刷データ入力手段から指定される色
は、たとえば、文字色および背景色であり、該文字色お
よび背景色を前記印刷条件記憶手段が印字データと対応
させて記憶しておくことにより、前記印刷色自動設定手
段は、今回入力された印字データを印刷するときの文字
色および背景色を自動的に設定するように構成されてい
ることが好ましい。このように構成すると、ラベルなど
を作成するのに特に便利である。
【0008】本発明において、前記印刷色自動設定手段
は、入力された印字データのうち、該印字データの一部
として先に入力された印字データ列に相当するデータが
前記印刷条件記憶手段に記憶されていると判断したとき
には、該印字データに対応する色を前記印刷条件記憶手
段から読み出して、該色を前記印字データ列の後に同じ
行内で続く印字データ列を印刷するときの色として自動
的に設定するように構成されていることが好ましい。
【0009】このように構成したカラー印刷装置は、前
記カラー印刷手段に、テープ状記録媒体をロール状に収
納するカートリッジと、該カートリッジから前記テープ
状記録媒体を繰り出すテープ駆動手段とを設けることに
より、前記テープ状記録媒体の表面に印刷を行うラベル
作成用のカラー印刷装置として構成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施例を説明する。
【0011】(全体構成)本例のインクジェットプリン
タは、テープ状記録媒体がロール状に巻き取られた状態
で収納されたテープカートリッジの装着部を備え、ここ
に装着されたテープカートリッジから繰り出されるテー
プ状記録媒体にインクジェットヘッドを用いて印刷を行
う形式のものである。特に、本例のプリンタは、裏面に
剥離紙に覆われた粘着層を備えたテープ状記録媒体の表
面に印刷を行うラベルプリンタ、ラベルワープロ等と呼
ばれている形式のものである。
【0012】図1には本例のインクジェットプリンタ1
の外観を示してある。この図に示すように、インクジェ
ットプリンタ1は、全体として薄い直方体形状の本体ケ
ーシング101を有しており、その上面の前側半分の部
分がキーボード入力部102となっている。ここには、
各種のキーが配列されており、印刷動作を指示するため
の印刷ボタン103、電源ボタン104等も含まれてい
る。ケーシング101の上面の後側の部分には、キーボ
ード入力部102のキーを介して入力した文字情報等を
表示するための液晶表示部107が配置されている。
【0013】一方、本体ケーシング101の後側端面1
01aには、その上端側の中央位置にテープ排出口10
1bが形成されており、印刷後のテープ状記録媒体がこ
こを介して外部に排出されるようになっている。また、
この排出口101bの下側には、開閉蓋105が取付け
られている。この蓋105を開けると、後述するテープ
カートリッジ3の装着部4が形成されている。したがっ
て、この蓋105を開けてテープカートリッジ3の交換
を行うことができる。また、本体ケーシング101の上
面中央には、後述するインクカートリッジ8を交換する
ための開閉蓋106が配置されている。
【0014】本体ケーシング101の内部には、キーボ
ード入力部102が位置する前側部分には、電源ユニッ
ト、ニッカド電池等の電池等(図示せず)が搭載されて
いる。また、後側部分には、図4に示す構成の駆動機構
ユニット2が搭載されている。
【0015】(制御系の構成)図2を参照して、本例の
インクジェットプリンタ1における制御系の構成を説明
する。制御系には、1チップマイクロコンピュータ(以
下、CPUという。)31が用いられ、このCPU31
は、記憶部30と、キーボード入力部102と、プリン
タ部33を駆動するためのプリンタドライバ33a、お
よび液晶表示部107を駆動するためのLCDドライバ
107aに接続されている。ここで、キーボード入力部
102は、文字や記号などの印字データを入力するとと
もに、該印字データを印刷するときの色としての文字色
および背景色を指定するための印刷データ入力手段に相
当する。なお、制御系は、ダイナミックRAM30eを
有しており、このダイナミックRAM30eは、キーボ
ード入力部102から入力された結果を印刷データとし
て一次記憶しておくためのバッファである。
【0016】記憶部30には、CPU31で行う動作を
制御するプログラム、および印刷用テープ22に印刷す
るための文字フォントデータを記憶しているROM30
cと、キーボード入力部102から入力されたデータを
テキスト等として記憶するスタティックRAM30dと
が含まれている。スタティックRAM30dは、前記の
電源ボタン104の操作により電源がオフにされても、
記憶したデータを保持しておくようにバックアップ回路
(図示せず。)によって電源の供給を受けている。本例
において、スタティックRAM30dは、キーボード入
力部102から入力された印字データを記憶するととも
に、この印字データに対応させて、該印字データに対す
る前記文字色および前記背景色の指定結果も併せて記憶
しておく印刷条件記憶手段に相当する。また、ROM3
0cに記憶されているプログラムに基づいて行われる動
作のうち、キーボード入力部102から今回入力された
印字データがスタティックRAM30dに記憶されてい
るか否かを判断し、この印字データがスタティックRA
M30dに記憶されていると判断したときには、この印
字データに対応する文字色および背景色を読み出して、
今回入力された印字データに対する文字色および背景色
として設定する動作が印刷色自動設定手段に相当する。
なお、制御系には、キーボード入力部102、プリンタ
部33、液晶表示部107とのデータのやりとりを行う
ための入力インターフェースや出力インターフェースな
ども含まれている。
【0017】プリンタ部33は、後述するとおり、記憶
部30のスタティックRAM30dに収納されたテキス
ト等のデータが所定の印刷条件でテープ状記録媒体Tに
カラー印刷するように構成されている。
【0018】(制御系の動作)本例のインクジェットプ
リンタ1における制御系の動作を、図3(A)に示すフ
ローチャートを参照して説明する。
【0019】まず、ステップST1において、図3
(B)に示すように、今回印刷すべき印字データ「あい
うえお」をキーボード入力部102から入力する。
【0020】次に、ステップST2では、今回入力され
た印字データ「あいうえお」がスタティックRAM30
dに記憶されているか否を判断し、かかる印字データが
スタティックRAM30dに記憶されていない場合に
は、今回入力された印字データ「あいうえお」に対する
文字色および背景色の指定を待つ。
【0021】ステップST3では、今回入力した印字デ
ータ「あいうえお」を印刷するときの文字色および背景
色をキーボード入力部102から指定する。
【0022】ステップST4では、印字データ「あいう
えお」とともに、この印字データに対する文字色および
背景色の指定結果も併せてスタティックRAM30dに
記憶する。
【0023】しかる後に、ステップST5では、図3
(C)に示すように、印字データ「あいうえお」を、こ
の印字データに対する文字色および背景色で印刷する。
【0024】それ以降、再度、ステップST1におい
て、印字データ「あいうえお」をキーボード入力部10
2から入力すると、ステップST2では、印字データ
「あいうえお」がスタティックRAM30dに記憶され
ているとして、ステップST6において、今回入力され
た印字データ「あいうえお」に対して、スタティックR
AM30dから読み出した文字色および背景色を設定す
る。
【0025】次に、ステップST7において、今回入力
された印字データ「あいうえお」に対して、スタティッ
クRAM30dから読み出した文字色および背景色を設
定した結果に変更があるか否かの入力を待ち、変更がな
ければ、ステップST5において、印刷を行う。
【0026】従って、キーボード入力部102から、図
3(D)に示すように、「かきくけこ」と「あいうえ
お」と多段に印刷するように入力したとき、印字データ
「かきくけこ」については、かかる印字データがスタテ
ィックRAM30dに記憶されていないので、今回は文
字色および背景色を指定する必要があるが、印字データ
「あいうえお」については、かかる印字データがスタテ
ィックRAM30dに記憶されているので、文字色およ
び背景色を改めて指定する必要がない。
【0027】本例では、ステップST6において、今回
入力された印字データに対して、スタティックRAM3
0dから読み出した文字色および背景色を設定する際
に、それを含む1行全体に対して、読み出した文字色お
よび背景色を設定する。
【0028】従って、本例では、図3(E)に示すよう
に、今回入力した印字データが「かきくけこあいうえ
お」である場合に、この行において先に出てくる印字デ
ータ列「かきくけこ」については、かかる印字データが
スタティックRAM30dに記憶されていないので、今
回は、文字色および背景色を指定する必要があるが、図
3(F)に示すように、今回入力した印字データが「あ
いうえおかきくけこ」である場合に、この行において先
に出てくる印字データ列「あいうえお」については、ス
タティックRAM30dに記憶されているので、改め
て、文字色および背景色を指定する必要がない。
【0029】なお、ステップST7において、今回入力
された印字データ「あいうえお」に対して、スタティッ
クRAM30dから読み出した文字色および背景色を設
定した結果に変更があるとの入力があった場合には、ス
テップST3において、文字色および背景色を改めて指
定するが、この新たな指定結果は、ステップST4で記
憶、更新される。
【0030】(プリンタ部の駆動機構ユニット)図4に
示すように、本例の駆動機構ユニット2は、テープ状記
録媒体Tの供給源であるテープカートリッジ3が着脱可
能に装着されたカートリッジ装着部4と、ここに装着さ
れたカートリッジ3から繰り出されるテープ状記録媒体
Tに印字を行うインクジェットヘッド7と、インクジェ
ットヘッド7に対してインクを供給するために着脱可能
に装着されたインクカートリッジ8と、インクジェット
ヘッド7を記録媒体Tの幅方向、本例では駆動機構ユニ
ットの幅方向に向けて往復移動させるキャリッジ9を有
している。キャリッジ9には、インクカートリッジ8を
着脱可能に装着するためのインクカートリッジ装着部9
01が形成されている。さらに、インクジェトヘッド7
のインクノズルを塞ぐヘッドキャップ機構11を備えて
いる。
【0031】各部分を詳細に説明すると、駆動機構ユニ
ット2は上記の各構成部分を搭載するためのベース21
を備え、このベース21の両側には垂直に立ち上がった
右側壁22、左側壁23が形成されている。右側壁22
の上側部分には水平にモータ取付け板(図示せず)が延
びており、この上に、キャリッジモータ91が取付けら
れている。このモータ91の出力軸は下方向に延びてお
り、その下端にはプーリ92が固着されている。反対側
の左側壁23の側においては、ベース上に支持されたテ
ンションレバー93の先端にテンションプーリ(図示せ
ず)が回転自在に支持されている。これらプーリの間に
は、タイミングベルト95が一定の引っ張り状態で架け
渡されている。タイミングベルト95には、インクジェ
ットヘッド7が搭載されたキャリッジ9の上側が連結さ
れている。キャリッジ9の下側は、左右側壁22、23
の間に架け渡したキャリッジガイド軸97によってその
軸線方向に移動自在に支持されている。
【0032】キャリッジ9の駆動機構は上記のように構
成されており、モータ91を駆動することにより、タイ
ミングベルト95に連結されているキャリッジ9がテー
プ状記録媒体Tの幅方向に向けて往復直線移動する。よ
って、そこに搭載されているヘッド7が幅方向に往復直
線移動する。したがって、この移動と同期させてヘッド
7を駆動することにより、搬送されるテープ状記録媒体
Tの表面に所望の印刷を形成することができる。
【0033】キャリッジ9のインクカートリッジ装着部
901に着脱可能に搭載されているインクカートリッジ
8は、例えば、3個のインクタンク83(83−1、8
3−2、83−3)を備え、それぞれには、シアン、マ
ゼンタ、イエローのインクが貯留されている。したがっ
て、インクジェットヘッド7の側も、各色に対応したイ
ンクノズル(図示せず)を備えている。
【0034】(インクジェットヘッドとインクカートリ
ッジの間のインク供給機構)図5には、キャリッジ9に
搭載されたインクジェットヘッド7と、このインクジェ
ットヘッド7の裏面側に接続されるインクカートリッジ
8のみを取り出して示してある。
【0035】インクジェットヘッド7は、全体として直
方体形状のヘッドケース701を備え、この前壁部分が
半導体製造技術によって構成したヘッド本体702であ
り、このヘッド本体702の表面には多数のインクノズ
ル(図示せず)が形成されており、これらのノズルから
インク液滴が吐出する。ヘッドケース701の裏面側に
はインクカートリッジ側に接続される接続部703が形
成されている。この接続部703は、左右両側が半円状
に湾曲した周壁704によって囲まれた凹部705を有
し、この凹部705の底面には、各色のインクをインク
ジェッドヘッド内に導入するインク導入部を構成する針
状突起706(706−1、706−2、706−3)
が突出している。各針状突起706の外周には、筒状の
インクフィルタカートリッジ707が着脱可能に装着さ
れている。
【0036】これに対して、インクカートリッジ8の側
は、縦長の3個の各色のインクタンク83(83−1、
83−2、83−3)が横方向に連結された構成となっ
ている。このインクカートリッジ8の前壁下方には、そ
れぞれ、円形のインク供給口831が開いている。この
インク供給口831を、インクジェットヘッド7の側の
凹部705に差し込むと、この凹部705から突出して
いる3本の針状突起706に装着したインクフィルタカ
ートリッジ707が、インク供給口831から各インク
タンク83の内部に差し込まれる。この状態において、
各インクタンク83に貯留されている各色のインクが、
インク供給口831に差し込まれたインクフィルタカー
トリッジ707およびその内側の針状突起706を経由
して、インクジェットヘッド7の側に供給される。
【0037】なお、インクジェットヘッド7のヘッドケ
ース701には、左右両側にそれぞれ、キャリッジ9へ
の取付け部708が形成されており、これらの部分がビ
ス止め等によって、キャリッジ9の側に固着される。ま
た、想像線で示すように、ヘッドケース701の内部に
は、その裏面に開いているスリット701aを通して配
線用のフレキシブルケーブル709が配置されている。
このケーブル709は、ヘッドケース内において、前側
のインクジェットヘッド本体に接続され、他端側は、不
図示のインクジェットヘッドの駆動制御回路の側に接続
されている。このケーブルを介してインクジェットヘッ
ドが電気的に駆動されて、インクの吐出動作が行なわれ
る。
【0038】(テープカートリッジおよびその装着部)
なお、本例のテープカートリッジ3およびその装着部4
の構造について説明する。図6には、テープカートリッ
ジ3の断面構成を示してある。本例のテープカートリッ
ジ3は、直方体形状のカートリッジケース31を有し、
この内部空間32には、テープ状記録媒体Tが巻き取ら
れたテープロール33が中央に配置されている。このカ
ートリッジケース31の前壁34の上下方向の中程の部
分は、装着状態において丁度、インクジェットヘッド7
のインクノズルに対峙するようになっている。この前壁
部分34Aがインクジェットヘッド7の印刷位置を規定
する案内部材(以下においては、単に「紙案内」と呼
ぶ。)として機能し、この表面に沿ってテープ状記録媒
体Tが搬送される。この前壁部分34Aの上下には、そ
の表面から一定の間隔を置いて上ガイド壁35および下
ガイド壁36がカートリッジケース31に一体形成され
ており、これらと前壁部分34Aの間に記録媒体の搬送
路が区画形成されている。また、これら上下のガイド壁
35、36の間の開口35Aは、インクジェットヘッド
7の側から吐出されたインク液滴を記録媒体Tの側に通
過させるための印刷開口部である。
【0039】この前壁34の下側には、テープ状記録媒
体Tを繰り出すための繰り出し口37が形成されてい
る。この繰り出し口37の内側には、左右一対のテープ
押さえローラ38が配置されている。これらのローラ3
8は、ケース31の内側に取り付けた板ばね41によっ
て繰り出し口37の側に向けて押し付けられている。ま
た、これらのローラ38は、板ばね41のばね力に抗し
て、繰り出し口37から内方に向けて一定の距離だけ押
し込み可能な状態で、ケース31の側に支持されてい
る。初期状態においては、テープ状記録媒体Tの先端
は、繰り出し口37の縁とローラ38の外周面の間にば
ね力によって挟まれて保持された状態となっている。
【0040】一方、紙案内として機能するケース前壁部
分34Aには、その左右にインク回収窓42が開いてい
る。ケース前壁部分34Aの内側には、ケース内壁43
によって廃インク回収部44が区画形成されており、こ
こには、インク吸収材45が充填されている。インク吸
収材45の一部は、一対の回収窓42からインクジェッ
トヘッドの側に露出している。
【0041】次に、本例のテープカートリッジ3におい
ては、テープ状記録媒体Tの繰り出し、搬送動作を常に
適切な状態で行うことができるように、次の構成を採用
している。すなわち、テープ繰り出し口37の左右に配
置されている押さえローラ38の外側には、それぞれ、
巻き込み防止案内板46が取付けられている。この巻き
込み防止案内板46はプラスチック製の薄板であり、そ
の上端側が前壁部分34Aの下端表面に固着され、繰り
出し口37の上側の縁と押さえローラ38の間を封鎖し
た状態で下方に向けて延びている。そして、その下端側
は、繰り出し口37から繰り出されるテープ状記録媒体
Tの邪魔にならないように、カートリッジケースの内方
に向けて湾曲している。
【0042】また、本例のテープカートリッジ3におい
ては、紙案内として機能する前壁部分34Aの下側の部
分に形成した下ガイド壁36の内側には、案内補助板4
7が取付けられている。この案内補助板47は、下端側
が壁壁部分34Aから離れる方向に広がっており、上端
側に向けて徐々に前壁部分34Aの側に接近している。
このような案内補助板47を配置することにより、テー
プカートリッジ3から繰り出されたテープ状記録媒体T
は、確実に印刷位置に向けて案内される。
【0043】上記構成のテープカートリッジ3が装着さ
れるプリンタ本体側の装着部4は、図1に示すように、
その前壁の下側には、少なくとも2本の位置決めピン
(図示せず。)が取付けられており、テープカートリッ
ジ3の装着位置を規定するようになっている。これらの
ピンの上方には、送りローラ61が配置されている。こ
の送りローラ61は、左右の側壁22、23の間の回転
自在に架け渡されている。
【0044】一方、送りローラ61を含む本例のテープ
状記録媒体の搬送機構は、駆動機構ユニットの左側壁2
3に取り付けたられた紙送りモータ62と、この出力
を、送りローラ61に伝達する減速歯車列63を備えて
いる。減速歯車列63は、左側壁23の外側面にそれぞ
れ回転自在に支持されている。送りローラ61によって
搬送されるテープ状記録媒体Tは、テープカートリッジ
3の前壁部分34Aによって規定される紙案内に沿って
上方に搬送され、その前壁部分34Aの中程の印刷位置
において、インクジェットヘッド7によって印刷が行わ
れる。印刷後のテープ状記録媒体Tの部分は、前壁部分
34Aと上ガイド壁35の間の搬送通路に沿って搬送さ
れ、その上端から斜め後方に向けて延びる一対の案内板
54、55により規定される搬送路を通って、排出ロー
ラ56によって、本体ケースの後ろ側に開けたテープ排
出口101bら排出される。
【0045】(実施例の効果)以上説明したように、本
例のインクジェットプリンタ1では、キーボード入力部
102から入力した印字データを、この印字データに対
して指定した文字色および背景色とともに登録してお
き、それ以降、同じ印字データが入力されたときには、
この印字データに対して登録されている文字色および背
景色を読みだし、この文字色および背景色をもって印字
データを印刷する。従って、本例のインクジェットプリ
ンタ1では、同じ印字データを同じ文字色および背景色
で印刷する際に、文字色および背景色を改めて指定しな
くても、以前に指定した文字色および背景色のまま自動
的に印刷できるので、ラベルなどの作成に便利である。
【0046】[他の実施形態]上記の実施例は、本発明
をテープカートリッジから繰り出されるテープ状記録媒
体に印刷を行うインクジェットプリンタに適用した例で
ある。しかし、本発明はこれ以外のインクジェットプリ
ンタにも同様に適用できる。例えば、記録媒体カートリ
ッジとして、葉書等のサイズの単票紙を多数枚重ねた状
態で収納しているものを着脱可能な装着部を備えたイン
クジェットプリンタにも、本発明を適用できる。また、
パーソナルコンピュータとカラープリンタとを組み合わ
せたシステムでのラベル等の作成にも適用できる。すな
わち、パーソナルコンピュータでも、入力した文字等の
印字データ、この印字データの文字色、およびその時の
背景色を記憶しておくことが可能であるが、印字データ
を入力したとき、この印字データに対して指定した文字
色および背景色を印字データとともに登録しておき、そ
れ以降、同じ印字データが入力されたときには、この印
字データに対して登録されている文字色および背景色を
読みだし、この文字色および背景色をもって印字データ
を印刷するという処理が行われていない。従って、ラベ
ル等を作成する際に、印字データを入力した後、その都
度、文字色や背景色を指定しなければならないという不
便さがあったが、本発明のように、先に登録した印字デ
ータと同じ印字データが入力されたときに、この印字デ
ータに対して登録されている文字色および背景色を読み
だし、この文字色および背景色をもって印字データを印
刷すれば、同じ印字データに対し、その都度、文字色お
よび背景色を指定しなくてもよいので、便利であるま
た、本発明を適用可能なインクジェットプリンタとして
は、上記の例におけるように、シアン、マゼンタ、イエ
ローの3色のインクタンクを搭載してカラー印刷を行う
形式のもので無くても適用できる。例えば、4色以上の
インクタンクを搭載可能なインクジェットプリンタに対
しても適用できる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るカラ
ー印刷装置では、印字データに対して指定した色を印字
データとともに登録しておき、それ以降、同じ印字デー
タが入力されたときには、この印字データに対して登録
されている色を読みだし、この色をもって印字データを
印刷することを特徴とする。従って、本発明によれば、
同じ印字データを同じ色で印刷する際に、色を改めて指
定しなくても、以前に指定した色のまま自動的に印刷で
きるので、便利である。
【0048】特に、印字データを印刷するときの文字色
および背景色を自動的に設定できるようにした場合に
は、ラベルなどを作成するのに特に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェットプリンタの外
観斜視図である。
【図2】図1のインクジェットプリンタにおける制御系
の構成を示すブロック図である。
【図3】(A)は、図1のインクジェットプリンタにお
ける動作を示すフローチャート、(B)〜(F)は、こ
のインクジェットプリンタに入力された印字データを示
す説明図である。
【図4】図1のプリンタに内蔵された駆動機構ユニット
の概略斜視図である。
【図5】図1のプリンタに搭載されているインクジェッ
トヘッドと、そこに接続される着脱可能なインクカート
リッジのみを取り出して示す概略斜視図である。
【図6】図1のプリンタのテープカートリッジおよびそ
の装着部分を示す図であり、(A)はその概略断面図で
あり、(B)はその前壁を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・・インクジェットプリンタ 2・・・駆動機構ユニット 3・・・テープカートリッジ 7・・・インクジェットヘッド T・・・テープ状記録媒体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字データを入力するとともに、該印字
    データを印刷するときの色を指定するための印刷データ
    入力手段と、前記印字データを印刷するときの色を該印
    字データに対応させて記憶しておく印刷条件記憶手段
    と、前記印刷データ入力手段を介して今回入力された印
    字データが前記印刷条件記憶手段に記憶されているか否
    かを判断し、該印字データが前記印刷条件記憶手段に記
    憶されていると判断したときには、該印字データに対応
    する色を前記印刷条件記憶手段から読み出して今回入力
    された印字データを印刷するときの色を自動的に設定す
    る印刷色自動設定手段と、該印刷色自動設定手段によっ
    て設定された色をもって今回入力された印字データを印
    刷可能なカラー印刷手段とを有することを特徴とするカ
    ラー印刷装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記印字データを印
    刷するときの色として前記印刷データ入力手段から指定
    される色は、文字色および背景色であり、該文字色およ
    び背景色を前記印刷条件記憶手段が印字データと対応さ
    せて記憶しておくことにより、前記印刷色自動設定手段
    は、今回入力された印字データを印刷するときの文字色
    および背景色を自動的に設定するように構成されている
    ことを特徴とするカラー印刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記印刷色
    自動設定手段は、入力された印字データのうち、該印字
    データの一部として先に入力された印字データ列に相当
    するデータが前記印刷条件記憶手段に記憶されていると
    判断したときには、該印字データに対応する色を前記印
    刷条件記憶手段から読み出して、該色を前記印字データ
    列の後に同じ行内で続く印字データ列を印刷するときの
    色として自動的に設定するように構成されていることを
    特徴とするカラー印刷装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかの項におい
    て、前記カラー印刷手段は、テープ状記録媒体をロール
    状に収納するカートリッジと、該カートリッジから前記
    テープ状記録媒体を繰り出すテープ駆動手段とを備える
    ことにより、前記テープ状記録媒体の表面に印刷を行う
    ように構成されていることを特徴とするラベル作成用の
    カラー印刷装置。
JP8007213A 1996-01-19 1996-01-19 カラー印刷装置、およびラベル作成用カラー印刷装置 Withdrawn JPH09200467A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2403453A (en) * 2003-06-27 2005-01-05 Esselte Tape printing apparatus and tape cassette

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2403453A (en) * 2003-06-27 2005-01-05 Esselte Tape printing apparatus and tape cassette

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