JP3225808B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JP3225808B2
JP3225808B2 JP26751395A JP26751395A JP3225808B2 JP 3225808 B2 JP3225808 B2 JP 3225808B2 JP 26751395 A JP26751395 A JP 26751395A JP 26751395 A JP26751395 A JP 26751395A JP 3225808 B2 JP3225808 B2 JP 3225808B2
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ink
filter
cartridge
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ink supply
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邦彦 松橋
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Seiko Epson Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタに対して着脱可能に装着されるインクカートリッ
ジのインク供給部分の改良に関するものである。また、
本発明は、改良されたインク供給部分を備えたインクカ
ートリッジを着脱可能に装着して使用するインクジェッ
トプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタとしては、イン
クが貯留されたインクカートリッジを着脱可能に装着
し、装着されたインクカートリッジから供給されるイン
クを用いてインクジェットヘッドにより印刷を行なう形
式のものが知られている。
【0003】この形式のインクジェットプリンタでは、
インクジェットヘッドのヘッドケースにインク導入部が
形成されている。インク導入部はヘッドケースから突出
した形状をしており、その先端にはインク導入口が形成
され、このインク導入口にはインクフィルタが取付けら
れている。
【0004】これに対して、着脱可能に装着されるイン
クカートリッジの側においては、上記のインク導入部を
差し込み可能なインク供給口が形成され、このインク供
給口の内部には、円柱状のフェルトフィルタがインク導
入部の差し込み方向に移動可能な状態で配置されてい
る。インクカートリッジ内には、インクを飽和状態で含
浸した合成樹脂製の連続気泡体(フォーム)が充填され
ている。
【0005】インクジェットヘッドのインク導入部にイ
ンク供給口を位置合わせさせた状態でインクカートリッ
ジを装着すると、当該インク供給口に差し込まれたイン
ク導入部の先端面がフェルトフィルタの端面に圧着され
ると共にこのフェルトフィルタを押し込み、インクを含
浸しているフォームがフェルトフィルタによって圧縮さ
れる。この結果、フォーム内に含浸されているインク
が、インク導入部先端のインクフィルタを通ってインク
導入部に至り、ここを介してインクジェットヘッドの内
部に形成されているインク室に供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように構成されて
いる着脱型のインクカートリッジからインクジェットヘ
ッドにインクを供給するインク供給機構においては、次
のような解決すべき課題がある。
【0007】すなわち、インクカートリッジのインク供
給口に差し込まれたインクジェットヘッドの側のインク
導入部には、円柱状のフェルトフィルタを介して、イン
クカートリッジ内のインク含浸フォームの側からインク
が導入される。円柱状のフェルトフィルタは、長期使用
によってフェルトの微細粉を発生するので、このフィル
タを通過するインクにはフェルトの微細粉が混入した状
態で、インクジェットヘッドの側のインク導入部に供給
される。特に、加熱および冷却が繰り返される環境下で
は、このようなフェルト微細粉が発生しやすい。この結
果、インク導入部の先端面に取り付けたインクフィルタ
に目詰まりが発生し易い。
【0008】また、円柱状のフェルトフィルタはある程
度以上の厚さがあるので、動圧が高くなりがちである。
動圧を低下させるにはフェルトフィルタを薄くすればよ
いが、薄くするとフィルタ剛性が低下してしまうので、
ここに圧着されるインクジェットヘッドの側のインク導
入部の先端面との間で適切な面接触状態が確保できず、
また、インク含浸フォームを充分に圧縮できないおそれ
もある。
【0009】本発明の課題は、このような弊害を解消可
能なインクカートリッジを着脱可能に装着して使用する
インクジェットプリンタを提案することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のインクジェットプリンタは、インクノズ
ルに連なるインク導入部を形成したインクジェットヘッ
ドと、インク導入部に着脱可能に接合されるインク供給
口が形成されると共に内部にインクを含浸した連続気泡
体を充填したインクカートリッジと、を備えたインクジ
ェットプリンタにおいて、インクジェットヘッドには、
インク導入部の先端部にヘッド側インクフィルタが設け
られ、インクカートリッジには、インク供給口側から連
続気泡体に接触すると共に、インク供給口に面してイン
ク供給口の軸線方向に摺動自在に装着したカートリッジ
側インクフィルタが設けられ、インク導入部にインク供
給口を接合した状態で、ヘッド側インクフィルタが、カ
ートリッジ側インクフィルタに接触してこれを連続気泡
体に向かって押し込むことを特徴とする。
【0011】この場合、カートリッジ側インクフィルタ
は、シート状のフィルタ本体と、フィルタ本体を保持す
ると共に、インク供給口の内周面に抜止め状態で且つイ
ンク供給口の軸線方向に摺動自在に装着したフィルタ枠
とを有していることが、好ましい。
【0012】この場合、カートリッジ側インクフィルタ
は、インク供給口の内周面に固定したフィルタ枠受けを
介して、インク供給口に抜止め状態で且つインク供給口
の軸線方向に摺動自在に装着されていることが、好まし
い。
【0013】またこの場合、フィルタ枠受けは、軸線方
向の一方の略半部でインク供給口の内周面に固定され、
他方の略半部で連続気泡体側に突出していることが、好
ましい。
【0014】
【作用】本発明では、従来における円柱状のフェルトフ
ィルタの代わりに、シート状のインクフィルタを用いる
と共に、これを筒状のフィルタ枠の開口端を覆う状態に
取り付けてある。したがって、フィルタ枠によってシー
ト状のインクフィルタは撓みやしわが発生することな
く、平坦面の状態で、インクジェットヘッドの側のイン
ク導入部の先端面によって、インクを含浸した連続気泡
体側に押し付けられる。この結果、適切な面接触状態を
形成でき、インクの供給が適正に行なわれる。また、シ
ート状インクフィルタを使用しているので、動圧を低く
することができ、また、フェルトフィルタを使用する場
合のようにフェルトの微細粉がインクに混入して、イン
ク導入部の先端に取り付けたインクフィルタに目詰まり
が発生し易いという弊害も回避される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態を説明する。
【0016】(全体構成)本例のインクジェットプリン
タは、テープ状記録媒体がロール状に巻き取られた状態
で収納されたテープカートリッジの装着部を備え、ここ
に装着されたテープカートリッジから繰り出されるテー
プ状記録媒体にインクジェットヘッドを用いて印刷を行
う形式のものである。特に、本例のプリンタは、裏面に
剥離紙に覆われた粘着層を備えたテープ状記録媒体の表
面に印刷を行うラベルプリンタ、ラベルワープロ等と呼
ばれている形式のものである。
【0017】図1には本例のインクジェットプリンタ1
の外観を示してある。この図に示すように、インクジェ
ットプリンタ1は、全体として薄い直方体形状の本体ケ
ーシング101を有しており、その上面の前側半分の部
分が操作面102となっている。ここには、各種のキー
が配列されており、印刷動作を指示するための印刷ボタ
ン103、電源ボタン104等も含まれている。ケーシ
ング101の上面の後側の部分には、操作面102のキ
ーを介して入力した文字情報等を表示するための液晶表
示部107が配置されている。
【0018】一方、本体ケーシング101の後側端面1
01aには、その上端側の中央位置にテープ排出口10
1bが形成されており、印刷後のテープ状記録媒体がこ
こを介して外部に排出されるようになっている。また、
この排出口101bの下側には、開閉蓋105が取付け
られている。この蓋105を開けると、内部には後述す
るテープカートリッジ3の装着部4が形成されている。
したがって、この蓋を開けてテープカートリッジ3の交
換を行うことができる。また、本体ケーシング101の
上面中央には、後述するインクカートリッジ8を交換す
るための開閉蓋106が配置されている。
【0019】本体ケーシング101の内部には、操作面
102が位置する前側部分には、電源ユニット、ニッカ
ド電池等の電池等(図示せず)が搭載されている。ま
た、後側部分には、図2に示す構成の駆動機構ユニット
2が搭載されている。
【0020】(駆動機構ユニット)本例の駆動機構ユニ
ット2は、テープ状記録媒体Tの供給源であるテープカ
ートリッジ3が着脱可能に装着されたカートリッジ装着
部4と、ここに装着されたカートリッジ3から繰り出さ
れるテープ状記録媒体Tに印字を行うインクジェットヘ
ッド7と、インクジェットヘッド7に対してインクを供
給するために着脱可能に装着されたインクカートリッジ
8と、インクジェットヘッド7を記録媒体Tの幅方向、
本例では駆動機構ユニットの幅方向に向けて往復移動さ
せるキャリッジ9を有している。キャリッジ9には、イ
ンクカートリッジ8を着脱可能に装着するためのインク
カートリッジ装着部901が形成されている。さらに、
インクジェトヘッド7のインクノズルを塞ぐヘッドキャ
ップ機構11を備えている。
【0021】各部分を詳細に説明すると、駆動機構ユニ
ット2は上記の各構成部分を搭載するためのベース21
を備え、このベース21の両側には垂直に立ち上がった
右側壁22、左側壁23が形成されている。右側壁22
の上側部分には水平にモータ取付け板(図示せず)が延
びており、この上に、キャリッジモータ91が取付けら
れている。このモータ91の出力軸は下方向に延びてお
り、その下端にはプーリ92が固着されている。反対側
の左側壁23の側においては、ベース上に支持されたテ
ンションレバー93の先端にテンションプーリ(図示せ
ず)が回転自在に支持されている。これらプーリの間に
は、タイミングベルト95が一定の引っ張り状態で架け
渡されている。タイミングベルト95には、インクジェ
ットヘッド7が搭載されたキャリッジ9の上側が連結さ
れている。キャリッジ9の下側は、左右側壁22、23
の間に架け渡したキャリッジガイド軸97によってその
軸線方向に移動自在に支持されている。
【0022】キャリッジ9の駆動機構は上記のように構
成されており、モータ91を駆動することにより、タイ
ミングベルト95に連結されているキャリッジ9がテー
プ状記録媒体Tの幅方向に向けて往復直線移動する。よ
って、そこに搭載されているヘッド7が幅方向に往復直
線移動する。したがって、この移動と同期させてヘッド
7を駆動することにより、搬送されるテープ状記録媒体
Tの表面に所望の印刷を形成することができる。
【0023】キャリッジ9のインクカートリッジ装着部
901に着脱可能に搭載されているインクカートリッジ
8は、例えば、3個のインクタンク83(83−1、8
3−2、83−3)を備え、それぞれには、シアン、マ
ゼンタ、イエローのインクが貯留されている。したがっ
て、インクジェットヘッド7の側も、各色に対応したイ
ンクノズル(図示せず)を備えている。
【0024】(インクジェットヘッドとインクカートリ
ッジの間のインク供給機構)図3には、キャリッジ9に
搭載されたインクジェットヘッド7と、このインクジェ
ットヘッド7の裏面側に接続されるインクカートリッジ
8のみを取り出して示してある。
【0025】インクジェットヘッド7は、全体として横
長の直方体形状のヘッドケース701を備えている。こ
のヘッドケースの前壁部分が半導体製造技術によって構
成したヘッド本体702であり、このヘッド本体702
の表面には多数のインクノズル(図示せず)が形成され
ており、これらのノズルからインク液滴が吐出する。ヘ
ッドケース701の裏面側にはインクカートリッジ側に
接続される接続部703が形成されている。この接続部
703は、左右両側が半円状に湾曲した周壁704によ
って囲まれた凹部705を有し、この凹部705の底面
には、各色のインクをインクジェッドヘッド内に導入す
るインク導入部を構成する針状突起706(706−
1、706−2、706−3)が突出している。各針状
突起706の外周には、円筒形状のインクフィルタ筒7
07が装着されてそこに固定されている。図3において
は、理解を容易にするために、針状突起706−3に装
着固定されているインクフィルタ筒707を、この針状
突起から分離して示してある。
【0026】これに対して、インクカートリッジ8の側
は、縦長の3個の各色のインクタンク83(83−1、
83−2、83−3)が横方向に連結された構成となっ
ている。このインクカートリッジ8の前壁下方には、そ
れぞれ、円形のインク供給口831が開いている。この
インク供給口831を、インクジェットヘッド7の側の
凹部705に差し込むと、この凹部705から突出して
いる3本のインクフィルタ筒707が、インク供給口8
31から各インクタンク83の内部に差し込まれる。こ
の状態において、各インクタンク83に貯留されている
各色のインクが、インク供給口831に差し込まれたイ
ンクフィルタ筒707およびその内側の針状突起706
を経由して、インクジェットヘッド7の側に供給され
る。
【0027】なお、インクジェットヘッド7のヘッドケ
ース701には、左右両側にそれぞれ、キャリッジ9へ
の取付け部708が形成されており、これらの部分がビ
ス止め等によって、キャリッジ9の側に固着される。ま
た、想像線で示すように、ヘッドケース701の内部に
は、その裏面に開いているスリット701aを通して配
線用のフレキシブルケーブル709が配置されている。
このケーブル709は、ヘッドケース内において、前側
のインクジェットヘッド本体に接続され、他端側は、不
図示のインクジェットヘッドの駆動制御回路の側に接続
されている。このケーブルを介してインクジェットヘッ
ドが電気的に駆動されて、インクの吐出動作が行なわれ
る。
【0028】図4には、キャリッジ9に搭載されている
インクジェットヘッド7に対して、インクカートリッジ
8を装着した状態の断面構成を示してある。また、図5
には、インクジェットヘッド7に対してインクカートリ
ッジ8を装着する前の状態あるいは取り外した後の状態
を示してある。
【0029】これらの図に示すように、インクジェット
ヘッド7のヘッドケース701の上側部分には、前側の
ヘッド本体702に形成されている各インク室(図示せ
ず)にインクを供給するインク供給路710が後側に向
けて水平に形成されている。このインク供給路710の
後端開口711はテーパ状に広がっており、ここにステ
ンレススチール製のメッシュフィルタ712が取付けら
れている。この開口710にはインク導入部を構成して
いる針状突起706の元端側が取付けられている。
【0030】この針状突起706は、細径の円筒状の胴
部731と、その元端側に形成された大径のフランジ7
32と、その先端に形成された円錐状頭部733を備え
ており、フランジ732がインクジェットヘッドのヘッ
ドケース701の側に固着されている。針状突起706
の内部にはその軸線方向に向けてインク導入路735が
形成され、その元端側開口736がメッシュフィルタ7
12を介してヘッドケース内に形成したインク供給路7
10の後端開口711に連通している。インク導入路7
35の先端側は、針状突起706の円錐状頭部733に
開けた複数本のインク導入孔736に連通している。
【0031】針状突起706の外周には、インクフィル
タ筒707が装着固定されている。このインクフィルタ
筒707は円筒状のフィルタケース741を備えてお
り、このフィルタケース741の元端側開口から上記の
針状突起706が差し込まれている。
【0032】フィルタケース741の先端側の円形開口
はインク導入口742であり、ここにはインクフィルタ
751が取付けられ、この開口を覆っている。インクフ
ィルタ751は、例えば、ステンレススチール製のメッ
シュフィルタを用いることができる。この代わり、不織
布メッシュ、合成繊維メッシュを用いてもよい。
【0033】フィルタケース741の元端側は大径のフ
ランジ743が形成され、これにより環状端面744が
形成されている。この環状端面744には、ブチルゴム
等なからなるOリング745が固定されている。
【0034】次に、フィルタ筒707が差し込まれるイ
ンクカートリッジの各インクタンク83のそれぞれは、
縦長の直方体形状の中空ケース832を備え、この内部
は水平な仕切り板833によって上下に仕切られ、その
上側の区画室がインクを貯留したインク室834となっ
ており、下側の区画室がインクを飽和状態に充填したフ
ォーム835が充填されたインク供給室836となって
いる。上下の室は仕切り板833に開けた連通孔837
を介して連通している。
【0035】前述したように、下側のインク供給室83
6の前壁の下側位置には、インク供給口831が形成さ
れている。このインク供給口831は、ケース832の
前壁から前方に突出した円筒状突起841によって規定
されている。この円筒状突起841の内側の円形開口8
42には、円筒状のフィルタ枠受け843が固着されて
いる。このフィルタ枠受け843は、円形開口842の
内側に嵌め込み固定されている小径の取付け部分844
と、インク供給室836の中に突出している大径の突出
部分845を備えている。
【0036】この構成のフィルタ枠受け843の突出部
分845には、そのインク供給室側の開口846から円
筒状のフィルタ枠851が中心軸線方向に向けて摺動可
能に差し込まれている。このフィルタ枠851のインク
供給室側の環状端面852には、シート状のインクフィ
ルタ860が張られている。本例のインクフィルタ86
0は、ステンレススチール製のメッシュフィルタであ
る。この代わりに、不織布メッシュフィルタ、合成樹脂
メッシュフィルタを用いてもよい。また、フィルタ枠8
51はポリスチレン樹脂製である。フィルタ枠の材質と
しては、耐インク性が良好であると共にインクフィルタ
の溶着性が良好なものであればよい。
【0037】ここで、フィルタ枠受け843の内周面に
は、その小径の取付け部分844と大径の突出部分84
5の間に、インク供給室の側に面する環状段面847が
形成されている。したがって、このフィルタ枠受け84
3の大径の突出部分845に差し込まれたフィルタ枠8
51の環状端面は、この環状段面847に当たり、イン
ク供給口831から外部へ抜けることがない。フィルタ
枠851はインク供給室内の側への移動は自由である
が、インク供給室内にはインクが含浸されたフォーム8
35が充填されているので、このフォーム835の弾性
力によって常に、フィルタ枠受け843の環状段面84
7に向けて押された状態にある。
【0038】インクジェットヘッド7に対してインクカ
ートリッジ8を接続した状態においては、図4に示すよ
うに、インクジェットヘッド7の側のフィルタ筒707
が、インクカートリッジの各インクタンク83のインク
供給口831の中に差し込まれる。フィルタ筒707の
軸長は充分な寸法にしてあるので、インクフィルタ75
1で覆われた円形先端面(インク導入口)は、フィルタ
枠851の開口端に張られているシート状インクフィル
タ860の裏面側に当たり、このインクフィルタ860
をインク供給室内に向けて押し込む。
【0039】シート状のインクフィルタ860は、フィ
ルタ枠受け843の内側に移動自在に配置されたフィル
タ枠851に取付けられている。したがって、シート状
インクフィルタ860が、フィルタ筒707によって押
されると、フィルタ枠851と共に、その開口端に張ら
れているシート状インクフィルタ860が、フォーム8
35の弾性力に抗してインク供給室内に移動して、フォ
ーム835を押し縮める。
【0040】このようにシート状インクフィルタ860
が押し込まれると、これに密着しているインク供給室内
のフォーム835の部分が圧縮されて、毛細管現象によ
って、その周囲の側から圧縮された部分にインクが集ま
る。そして、シート状インクフィルタ860を介して、
フィルタ筒741の内部を経由し、インクジェットヘッ
ド7の側に導入される。
【0041】なお、インクジェットヘッド7の側のフィ
ルタ筒741の元端側の外周に配置されているOリング
745によって、このフィルタ筒741とインク供給口
831の側が液密状態に保持されるので、これらの間か
ら外部にインクが洩れ出ることはない。
【0042】(テープカートリッジおよびその装着部)
なお、本例のテープカートリッジ3およびその装着部4
の構造について説明する。図6には、テープカートリッ
ジ3の断面構成を示してある。本例のテープカートリッ
ジ3は、直方体形状のカートリッジケース31を有し、
この内部空間32には、テープ状記録媒体Tが巻き取ら
れたテープロール33が中央に配置されている。このカ
ートリッジケース31の前壁34の上下方向の中程の部
分は、装着状態において丁度、インクジェットヘッド7
のインクノズルに対峙するようになっている。この前壁
部分34Aがインクジェットヘッド7の印刷位置を規定
する案内部材(以下においては、単に「紙案内」と呼
ぶ。)として機能し、この表面に沿ってテープ状記録媒
体Tが搬送される。この前壁部分34Aの上下には、そ
の表面から一定の間隔を置いて上ガイド壁35および下
ガイド壁36がカートリッジケース31に一体形成され
ており、これらと前壁部分34Aの間に記録媒体の搬送
路が区画形成されている。また、これら上下のガイド壁
35、36の間の開口35Aは、インクジェットヘッド
7の側から吐出されたインク液滴を記録媒体Tの側に通
過させるための印刷開口部である。
【0043】この前壁34の下側には、テープ状記録媒
体Tを繰り出すための繰り出し口37が形成されてい
る。この繰り出し口37の内側には、左右一対のテープ
押さえローラ38が配置されている。これらのローラ3
8は、ケース31の内側に取り付けた板ばね41によっ
て繰り出し口37の側に向けて押し付けられている。ま
た、これらのローラ38は、板ばね41のばね力に抗し
て、繰り出し口37から内方に向けて一定の距離だけ押
し込み可能な状態で、ケース31の側に支持されてい
る。初期状態においては、テープ状記録媒体Tの先端
は、繰り出し口37の縁とローラ38の外周面の間にば
ね力によって挟まれて保持された状態となっている。
【0044】一方、紙案内として機能するケース前壁部
分34Aには、その左右にインク回収窓42が開いてい
る。ケース前壁部分34Aの内側には、ケース内壁43
によって廃インク回収部44が区画形成されており、こ
こには、インク吸収材45が充填されている。インク吸
収材45の一部は、一対の回収窓42からインクジェッ
トヘッドの側に露出している。
【0045】ここで、本例のインクジェットプリンタ1
は、本願人の出願である特願平6−256868号明細
書に記載されているものと同様に、テープ状記録媒体T
の幅Twよりも広い幅に渡る印刷幅Tpを設定でき、こ
の印刷幅Tpに渡ってべた塗り印刷等を行うことが可能
となっている。このようなべた塗り印刷を行うと、テー
プ状記録媒体Tの左右の縁から外れた部分での印刷は、
「はみ出し印刷」となり、その地点でインクジェットヘ
ッド7から吐出したインク液滴は、直接に、テープカー
トリッジ3の前壁部分34Aに向かう。しかし、本例の
テープカートリッジ3の前壁部分34Aにおいては、は
み出し印刷が行われる位置に対応する左右の位置に、上
記のようにインク回収窓42が開いている。したがっ
て、はみ出し印刷時に吐出したインク液滴は、これらの
インク回収窓42を通って、カートリッジケース内のイ
ンク回収部44のインク吸収材45に当たり、ここに吸
収保持される。よって、はみ出し印刷を行っても、イン
ク液滴によってテープカートリッジ装着部4の各部分が
汚れる等の弊害は発生しない。また、このようなインク
液滴の回収のために、プリンタ本体内に別途、回収部を
設ける必要が無い。
【0046】次に、本例のテープカートリッジ3におい
ては、テープ状記録媒体Tの繰り出し、搬送動作を常に
適切な状態で行うことができるように、次の構成を採用
している。すなわち、図6に示すように、テープ繰り出
し口37の左右に配置されている押さえローラ38の外
側には、それぞれ、巻き込み防止案内板46が取付けら
れている。この巻き込み防止案内板46はプラスチック
製の薄板であり、その上端側が前壁部分34Aの下端表
面に固着され、繰り出し口37の上側の縁と押さえロー
ラ38の間を封鎖した状態で下方に向けて延びている。
そして、その下端側は、繰り出し口37から繰り出され
るテープ状記録媒体Tの邪魔にならないように、カート
リッジケースの内方に向けて湾曲している。
【0047】このような巻き込み防止板46が配置され
て、繰り出し口37の上側の縁と押さえローラ38の間
を左右の位置で部分的に封鎖しているので、この隙間か
らテープ状記録媒体Tの先端が再びカートリッジケース
内に巻き込まれてしまうことを防止できる。
【0048】また、本例のテープカートリッジ3におい
ては、紙案内として機能する前壁部分34Aの下側の部
分に形成した下ガイド壁36の内側には、案内補助板4
7が取付けられている。この案内補助板47は、下端側
が壁壁部分34Aから離れる方向に広がっており、上端
側に向けて徐々に前壁部分34Aの側に接近している。
このような案内補助板47を配置することにより、テー
プカートリッジ3から繰り出されたテープ状記録媒体T
は、確実に印刷位置に向けて案内される。
【0049】次に、上記構成のテープカートリッジ3が
装着されるプリンタ本体側の装着部4について説明す
る。図6に示すように、装着部4は、その前壁の下側に
は、少なくとも2本の位置決めピン400が取付けられ
ており、テープカートリッジ3の装着位置を規定するよ
うになっている。これらのピン400の上方には、送り
ローラ61が配置されている。この送りローラ61は、
左右の側壁22、23の間の回転自在に架け渡されてい
る。この送りローラの前後方向の位置は、テープカート
リッジ3を装着した状態において、その押さえローラ3
8の外周面に当たって、このローラ38をばね力に抗し
て、カートリッジ内方に向けて僅かに押し込む状態が形
成されるように設定されている。このように設定するこ
とにより、テープカートリッジの装着時には、押し込み
ローラ38と送りローラ61の間に、テープ状記録媒体
Tの先端が挟み込まれた状態が形成される。この状態で
送りローラ51を搬送方向の回転すると、テープ状記録
媒体Tの搬送が開始されることになる。
【0050】一方、図1に示すように、送りローラ61
を含む本例のテープ状記録媒体の搬送機構は、駆動機構
ユニットの左側壁23に取り付けたられた紙送りモータ
62と、この出力を、送りローラ61に伝達する減速歯
車列63を備えている。減速歯車列63は、左側壁23
の外側面にそれぞれ回転自在に支持されている。送りロ
ーラ61によって搬送されるテープ状記録媒体Tは、テ
ープカートリッジ3の前壁部分34Aによって規定され
る紙案内に沿って上方に搬送され、その前壁部分34A
の中程の印刷位置において、インクジェットヘッド7に
よって印刷が行われる。印刷後のテープ状記録媒体Tの
部分は、前壁部分34Aと上ガイド壁35の間の搬送通
路に沿って搬送され、その上端から斜め後方に向けて延
びる一対の案内板54、55により規定される搬送路を
通って、排出ローラ56によって、本体ケースの後ろ側
の開けたテープ排出口101bら排出される。
【0051】また、図においては省略してあるが、印刷
位置よりも下流側の搬送路には、印刷後のテープ状記録
媒体Tを印刷終了端側の位置で切断するための切断機構
が配置されており、一回の印刷動作が終了すると、テー
プ状記録媒体Tは切断され、外部に排出される。一方、
切断された後のテープ状記録媒体Tは、送りローラ51
によって、テープ押さえローラ38の位置にその先端が
戻るまで逆搬送され、その位置で次の印刷動作の開始を
待機することになる。
【0052】(効果)以上説明したように、本例のイン
クジェットプリンタ1では、そこに着脱されるインクカ
ートリッジ8のインク供給口831の内側に、移動可能
な状態でフィルタ枠851を配置し、このフィルタ枠8
51の環状端面852に、シート状インクフィルタ86
0を張った構成を採用している。この構成によれば、シ
ート状インクフィルタ860には、撓みあるいはしわ等
が生ずることなく、その裏面側から、インクジェットヘ
ッドのフィルタ筒の円形先端面を圧着することができ
る。従って、インクジェットヘッドの側のフィルタ筒7
07の円形先端面と、インク供給室836内に充填した
フェルト835とを、シート状のインクフィルタ860
を介して、面接触状態で適切に圧接することができる。
【0053】この結果、インクの供給が適正に行なわれ
る。すなわち、従来のような円柱状のフェルトフィルタ
を用いる場合のようにフェルトの微細粉が発生してイン
クフィルタに目詰まりが起きることを回避できる。ま
た、シート状インクフィルタを用いてるので、動圧を低
く保持することができる。
【0054】(他の実施形態)上記の説明は、本発明
を、テープカートリッジから繰り出されるテープ状記録
媒体に印刷を行うインクジェットプリンタに適用した例
である。しかし、本発明はこれ以外のインクジェットプ
リンタにも同様に適用できる。例えば、記録媒体カート
リッジとして、葉書等のサイズの単票紙を多数枚重ねた
状態で収納しているものを着脱可能な装着部を備えたイ
ンクジェットプリンタに対しても、本発明を適用でき
る。
【0055】一方、本発明を適用可能なインクジェット
プリンタとしては、上記の例におけるように、シアン、
マゼンタ、イエローの3色のインクタンクを搭載してカ
ラー印刷を行う形式のもので無くても適用できる。例え
ば、ブラックのインクのみを用いるインクジェットプリ
ンタにも適用でき、4色以上のインクタンクを搭載可能
なインクジェットプリンタに対しても適用できる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、インクジェットプリンタに対して着脱可能に装着さ
れるインクカートリッジにおいて、そのインク供給口の
内側に、移動可能に筒状のフィルタ枠を配置し、このフ
ィルタ枠の開口端にシート状のインクフィルタを張った
構成を採用している。したがって、本発明によれば、従
来のような円柱状のフェルトフィルタを使用する場合の
ようなフェルトの微細粉によってフィルタに目詰まりが
発生し易いという問題を回避できる。また、本発明では
シート状のインクフィルタを使用できるので、動圧を低
く抑えることができ、インクの供給を常に適切に行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェットプリンタの外
観斜視図である。
【図2】図1のプリンタに内蔵された駆動機構ユニット
の概略斜視図である。
【図3】図1のプリンタに搭載されているインクジェッ
トヘッドと、そこに接続される着脱可能なインクカート
リッジのみを取り出して示す概略斜視図である。
【図4】図1のプリンタに搭載されているインクジェッ
トヘッドに対してインクカートリッジが接続された状態
を示す概略断面図である。
【図5】図1のプリンタに搭載されているインクジェッ
トヘッドに対してインクカートリッジを装着する前ある
いは取り外した状態を示す概略断面図である。
【図6】図1のプリンタのテープカートリッジおよびそ
の装着部分を示す図であり、(A)はその概略断面図で
あり、(B)はその前壁を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・・インクジェットプリンタ 101・・・本体ケーシング 2・・・駆動機構ユニット 3・・・テープカートリッジ 7・・・インクジェットヘッド 701・・・ヘッドケース 702・・・ヘッド本体 706・・・針状突起(インク導入部) 707・・・フィルタ筒 710・・・インク供給路 735・・・インク導入路 736・・・インク導入口 741・・・フィルタケース 742・・・インクフィルタ 745・・・Oリング 8・・・インクカートリッジ 83・・・インクタンク 831・・・インク供給口 835・・・インク含浸フォーム 836・・・インク供給室 843・・・フィルタ枠受け 844・・・フィルタ枠受けの小径の取付け部分 845・・・フィルタ枠受けの大径の突出部分 847・・・環状段面(フィルタ枠の抜け防止機構) 851・・・フィルタ枠 860・・・シート状インクフィルタ T・・・テープ状記録媒体

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクノズルに連なるインク導入部を形
    成したインクジェットヘッドと、前記インク導入部に着
    脱可能に接合されるインク供給口が形成されると共に内
    部にインクを含浸した連続気泡体を充填したインクカー
    トリッジと、を備えたインクジェットプリンタにおい
    て、 前記インクジェットヘッドには、前記インク導入部の先
    端部にヘッド側インクフィルタが設けられ、 前記インクカートリッジには、前記インク供給口側から
    前記連続気泡体に接触すると共に、前記インク供給口に
    面して当該インク供給口の軸線方向に摺動自在に装着し
    たカートリッジ側インクフィルタが設けられ、 前記インク導入部に前記インク供給口を接合した状態
    で、前記ヘッド側インクフィルタが、前記カートリッジ
    側インクフィルタに接触してこれを前記連続気泡体に向
    かって押し込む ことを特徴とするインクジェットプリン
  2. 【請求項2】 前記カートリッジ側インクフィルタは、
    シート状のフィルタ本体と、 前記フィルタ本体を保持すると共に、前記インク供給口
    の内周面に抜止め状態で且つ当該インク供給口の軸線方
    向に摺動自在に装着したフィルタ枠とを有していること
    を特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリン
  3. 【請求項3】 前記カートリッジ側インクフィルタは、
    前記インク供給口の内周面に固定したフィルタ枠受けを
    介して、前記インク供給口に抜止め状態で且つ当該イン
    ク供給口の軸線方向に摺動自在に装着されていることを
    特徴とする請求項2に記載のインクジェットプリンタ
  4. 【請求項4】 前記フィルタ枠受けは、軸線方向の一方
    の略半部で前記インク供給口の内周面に固定され、他方
    の略半部で前記連続気泡体側に突出していることを特徴
    とする請求項3に記載のインクジェットプリンタ
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