JPH09226107A - 印刷シートの製造方法及びそれに用いるインクジェットプリンタ - Google Patents

印刷シートの製造方法及びそれに用いるインクジェットプリンタ

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JPH09226107A
JPH09226107A JP8038447A JP3844796A JPH09226107A JP H09226107 A JPH09226107 A JP H09226107A JP 8038447 A JP8038447 A JP 8038447A JP 3844796 A JP3844796 A JP 3844796A JP H09226107 A JPH09226107 A JP H09226107A
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JP
Japan
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recording medium
layer
printing
ink
adhesive layer
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Application number
JP8038447A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Matsuhashi
邦彦 松橋
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷面の表面が透明なオーバーレイフィルム
層で覆われた印刷シートを簡単に製造できる印刷シート
の製造方法、及びそれに用いるインクジェットプリンタ
を提供すること。 【解決手段】 テープ状記録媒体Tでは、その印刷面を
規定するインク吸収層131がPET製の支持層132
によって支持され、この支持層132の裏面には剥離紙
134によって覆われた粘着層133が形成されてい
る。インクジェットプリンタによって印刷した後すぐ
に、その印刷面に対して、オーバーレイフィルム層とし
ての透明なPET製の支持層141の裏面にテープ状記
録媒体Tとの接合用の粘着層142が形成されたラミネ
ート用フィルムSを貼り、ラベル用印刷シート10を製
造する。粘着層142は、吸水性の高い材料からなる。
剥離紙134を剥いだ後のラベル用印刷シート10は、
ラベルとしてファイルFなどに貼る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着脱可能に装着さ
れた記録媒体カートリッジ等から繰り出される記録媒体
にインクジェットヘッドにより印刷を施すことにより印
刷面の表面が透明なオーバーレイフィルム層で覆われた
印刷シートを製造する方法、及びそれに用いるインクジ
ェットプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタとしては、記録
媒体が収納された記録媒体カートリッジを着脱可能に装
着するカートリッジ装着部を備え、ここに装着された記
録媒体カートリッジから繰り出される記録媒体に印刷を
行うように構成された形式のものが知られている。記録
媒体カートリッジは、定格サイズの紙葉体を多数枚重ね
た状態で収納したもの、長いテープ状記録媒体をロール
状に巻き取った状態で収納したもの等が知られている。
【0003】テープ状記録媒体としては、たとえば、裏
面側に剥離紙で覆われた粘着層が形成され、印字後に切
断して一定の長さとし、しかる後に剥離紙を剥がすこと
により、希望する場所にラベルとして貼り付けることが
できるものがある。このようなテープ状記録媒体への印
字を行うプリンタは、ラベルプリンタ、ラベルワープロ
等と呼ばれ、近年市場に出回っている。このようなプリ
ンタでは、各色のテープ状記録媒体に対してカラー印字
を行うように構成されており、インクジェットヘッドに
対して、シアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロー
(Y)の各色のインクタンクからインクを供給して、テ
ープ状記録媒体上にカラー印字を行うことができるよう
になっている。
【0004】このようなインクジェットプリンタによっ
て得られた記録媒体上の印刷面、即ちインク吸収面は、
そのままの状態では耐久性に乏しいという問題点があ
る。
【0005】そこで、剥離紙で覆われた粘着層が裏面に
形成された透明な記録媒体の表面に印刷を行なった後、
インクを完全に乾し、しかる後に、プリンタとは別の機
器において、記録媒体の印刷面に対して、記録媒体との
接合用の粘着層が裏面に形成された透明なラミネート用
フィルムを貼着することによって、剥離紙を剥がせばそ
のまま印刷面がオーバーレイフィルム層で覆われたラベ
ルとして用いることができる印刷シートを構成すること
が考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、インクジェッ
トプリンタによって印刷した後に、プリンタとは別の機
器を用いて印刷済の印刷面にラミネート用フィルムを貼
るということは、面倒であり、印刷と同時にラミネート
紙を貼れるものを得ることができれば便利である。
【0007】従来においてはこのようなラミネート機構
を内蔵したインクジェットプリンタは提案されていな
い。そこで、例えば、実開平3−6966号公報に開示
されているような両面テープを印刷済の記録媒体の印刷
面に貼り付ける構成を利用することが考えられる。しか
し、このような機構において、プリンタ部がインクジェ
ット方式である場合には、インクが乾きにくいため、印
刷した後すぐにラミネートコーティングを施すと、印刷
面上でインクが滲んでしまうという問題点がある。
【0008】本発明の課題は、このような従来の問題点
を解消可能な印刷シートの製造方法、及びそれに用いる
インクジェットプリンタを提案することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、インクジェットヘッドにより記録媒
体の印刷面に印刷を行った後、該記録媒体に対して前記
印刷面との接合用の粘着層を備えるラミネート用フィル
ムを貼り合わせることにより、前記印刷面の表面が透明
なオーバーレイフィルム層で覆われた印刷シートの製造
方法において、前記ラミネート用フィルムは、前記印刷
面との接合用の粘着層が吸水性の高い材料から構成され
ていることを特徴とする。
【0010】このような方法によれば、インクジェット
ヘッドにより記録媒体の印刷面に印刷を行った後、この
記録媒体に対してラミネート用フィルムを貼り合わせ
る。従って、印刷面がオーバーレイフィルムでコーティ
ングされたラベルなどを簡単に製造でき、インクジェッ
トプリンタによって得られた記録媒体の印刷面がそのま
まの状態では耐久性に乏しいという欠点を解消できる。
しかも、印刷を施した後すぐに記録媒体とラミネート用
フィルムとを貼り合わせても、その接合に用いた粘着層
には、吸水性の高い材料を用いてあるため、インクが完
全に乾いていなくてもインクは滲まない。それ故、ラミ
ネートコーティング機構を内蔵したインクジェットプリ
ンタを実現できる。
【0011】本発明において、前記記録媒体は、前記印
刷面を規定しているインク吸収層と、該インク吸収層が
表面に形成されている支持層と、この支持層の裏面に形
成された粘着層と、この粘着層を覆っている剥離紙とか
らなる積層構造を有し、前記ラミネート用フィルムは、
前記記録媒体との接合用の粘着層が裏面に形成された前
記オーバーレイフィルム層としての透明な支持層を有し
ている。
【0012】また、前記記録媒体は、前記印刷面を規定
しているインク吸収層と、該インク吸収層が裏面に形成
されている前記オーバーレイフィルム層としての透明な
支持層とを有し、前記ラミネート用フィルムは、前記記
録媒体との接合用の粘着層が表面に形成された支持層
と、該支持層の裏面に形成された粘着層と、この粘着層
を覆っている剥離紙とからなる積層構造を有することも
ある。
【0013】このような印刷シートの製造方法に用いる
インクジェットプリンタでは、前記記録媒体を繰り出す
記録媒体供給部と、ここから繰り出される前記記録媒体
に印刷を行うインクジェットヘッドと、前記ラミネート
用フィルムを繰り出すラミネート用フィルム供給手段
と、前記印刷面との接合用の粘着層によって、前記ラミ
ネート用フィルム供給部から繰り出される前記ラミネー
ト用フィルムを前記インクジェットヘッドにより印刷さ
れた前記記録媒体の印刷面に貼り合わせる貼着手段と、
該貼着手段によって前記ラミネート用フィルムと貼り合
わされた前記記録媒体を排出する排出手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0014】本発明において、前記記録媒体は、インク
ジェットプリンタ本体に対して着脱可能な記録媒体カー
トリッジ内に収納されているテープ状の記録媒体から構
成されていることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施例を説明する。
【0016】(全体構成)本例のインクジェットプリン
タは、テープ状記録媒体がロール状に巻き取られた状態
で収納されたテープカートリッジの装着部を備え、ここ
に装着されたテープカートリッジから繰り出されるテー
プ状記録媒体にインクジェットヘッドを用いてカラー印
刷を行う形式のものであり、テープ状記録媒体の表面に
印刷を行うラベルプリンタ、ラベルワープロ等と呼ばれ
ている形式のものである。特に、本例のプリンタは、イ
ンクジェットヘッドにより記録媒体の印刷面に印刷を行
った後すぐに、この記録媒体に対して印刷面との接合用
の粘着層を備えるラミネート用フィルムを貼り合わせる
ことにより、印刷面の表面が透明なオーバーレイフィル
ム層で覆われた印刷シートを製造するラミネートコーテ
ィング機構一体型のものである。
【0017】本例のプリンタに仕掛けられるテープ状記
録媒体は、後述するとおり、たとえば、印刷面を規定し
ているインク吸収層と、該インク吸収層が表面に形成さ
れている支持層と、この支持層の裏面に形成された粘着
層と、この粘着層を覆っている剥離紙とからなる積層構
造と有するものであり、この場合には、ラミネート用フ
ィルムとしては、オーバーレイフィルム層としての透明
な支持層の裏面に記録媒体との接合用の粘着層が形成さ
れているフィルムを用いる。
【0018】また、テープ状記録媒体は、印刷面を規定
しているインク吸収層と、このインク吸収層が裏面に形
成されているオーバーレイフィルム層としての透明な支
持層とからなる積層構造を有する場合があり、この場合
には、ラミネート用フィルムとしては、記録媒体との接
合用の粘着層が表面に形成された支持層と、この支持層
の裏面に形成された粘着層と、この粘着層を覆っている
剥離紙とからなる積層構造を有するフィルムを用いる。
【0019】図1には本例のインクジェットプリンタ1
(カラー印刷装置)の外観を示してある。この図に示す
ように、インクジェットプリンタ1は、全体として薄い
直方体形状の本体ケーシング101を有しており、その
上面の前側半分の部分がキーボード入力部102となっ
ている。ここには、各種のキーが配列されており、印刷
動作を指示するための印刷ボタン103、電源ボタン1
04等も含まれている。また、キーボード入力部102
には、印刷すべき文字情報などの印字データを入力する
ためのキーに加えて、印字データを印刷するときの色を
指定するための色指定用のキーなども含まれている。
【0020】なお、ケーシング101の上面の後側の部
分には、キーボード入力部102のキーを介して入力し
た文字情報等を表示するための液晶表示部17が配置さ
れている。
【0021】一方、本体ケーシング101の後側端面1
01aには、その上端側の中央位置にテープ排出口10
1bが形成されており、印刷後のテープ状記録媒体がこ
こを介して外部に排出されるようになっている。また、
この排出口101bの下側には、開閉蓋105が取付け
られている。この蓋105を開けると、後述するテープ
カートリッジ3の装着部4が形成されている。したがっ
て、この蓋105を開けてテープカートリッジ3の交換
を行うことができる。また、本体ケーシング101の上
面中央には、後述するインクカートリッジ8を交換する
ための開閉蓋106が配置されている。
【0022】本体ケーシング101の内部には、キーボ
ード入力部102が位置する前側部分には、電源ユニッ
ト、ニッカド電池等の電池等(図示せず)が搭載されて
いる。また、後側部分には、図2に示す構成のプリンタ
部の駆動機構ユニット2が搭載されている。
【0023】(プリンタ部の駆動機構ユニット)図2
は、本例のインクジェットプリンタの駆動系のうち、プ
リンタ部の駆動系を示す概略斜視図である。
【0024】図2に示すように、本例の駆動機構ユニッ
ト2は、テープ状記録媒体Tの供給源であるテープカー
トリッジ3が着脱可能に装着されたカートリッジ装着部
4と、ここに装着されたカートリッジ3から繰り出され
るテープ状記録媒体Tに印字を行うインクジェットヘッ
ド7と、インクジェットヘッド7に対してインクを供給
するために着脱可能に装着されたインクカートリッジ8
と、インクジェットヘッド7を記録媒体Tの幅方向、本
例では駆動機構ユニットの幅方向に向けて往復移動させ
るキャリッジ9を有している。キャリッジ9には、イン
クカートリッジ8を着脱可能に装着するためのインクカ
ートリッジ装着部901が形成されている。さらに、イ
ンクジェトヘッド7のインクノズルを塞ぐヘッドキャッ
プ機構11を備えている。
【0025】各部分を詳細に説明すると、駆動機構ユニ
ット2は上記の各構成部分を搭載するためのベース21
を備え、このベース21の両側には垂直に立ち上がった
右側壁22、左側壁23が形成されている。右側壁22
の上側部分には水平にモータ取付け板(図示せず)が延
びており、この上に、キャリッジモータ91が取付けら
れている。このモータ91の出力軸は下方向に延びてお
り、その下端にはプーリ92が固着されている。反対側
の左側壁23の側においては、ベース上に支持されたテ
ンションレバー93の先端にテンションプーリ(図示せ
ず)が回転自在に支持されている。これらプーリの間に
は、タイミングベルト95が一定の引っ張り状態で架け
渡されている。タイミングベルト95には、インクジェ
ットヘッド7が搭載されたキャリッジ9の上側が連結さ
れている。キャリッジ9の下側は、左右側壁22、23
の間に架け渡したキャリッジガイド軸97によってその
軸線方向に移動自在に支持されている。
【0026】キャリッジ9の駆動機構は上記のように構
成されており、モータ91を駆動することにより、タイ
ミングベルト95に連結されているキャリッジ9がテー
プ状記録媒体Tの幅方向に向けて往復直線移動する。よ
って、そこに搭載されているヘッド7が幅方向に往復直
線移動する。したがって、この移動と同期させてヘッド
7を駆動することにより、搬送されるテープ状記録媒体
Tの表面に所望の印刷を形成することができる。
【0027】キャリッジ9のインクカートリッジ装着部
901に着脱可能に搭載されているインクカートリッジ
8は、例えば、3個のインクタンク83(83−1、8
3−2、83−3)を備え、それぞれには、シアン、マ
ゼンタ、イエローのインクが貯留されている。したがっ
て、インクジェットヘッド7の側も、各色に対応したイ
ンクノズル(図示せず)を備えている。
【0028】(インクジェットヘッドとインクカートリ
ッジの間のインク供給機構)図3には、キャリッジ9に
搭載されたインクジェットヘッド7と、このインクジェ
ットヘッド7の裏面側に接続されるインクカートリッジ
8のみを取り出して示してある。
【0029】インクジェットヘッド7は、全体として直
方体形状のヘッドケース701を備え、この前壁部分が
半導体製造技術によって構成したヘッド本体702であ
り、このヘッド本体702の表面には多数のインクノズ
ル(図示せず)が形成されており、これらのノズルから
インク液滴が吐出する。ヘッドケース701の裏面側に
はインクカートリッジ側に接続される接続部703が形
成されている。この接続部703は、左右両側が半円状
に湾曲した周壁704によって囲まれた凹部705を有
し、この凹部705の底面には、各色のインクをインク
ジェッドヘッド内に導入するインク導入部を構成する針
状突起706(706ー1、706ー2、706ー3)
が突出している。各針状突起706の外周には、筒状の
インクフィルタカートリッジ707が着脱可能に装着さ
れている。
【0030】これに対して、インクカートリッジ8の側
は、縦長の3個の各色のインクタンク83(83−1、
83−2、83−3)が横方向に連結された構成となっ
ている。このインクカートリッジ8の前壁下方には、そ
れぞれ、円形のインク供給口831が開いている。この
インク供給口831を、インクジェットヘッド7の側の
凹部705に差し込むと、この凹部705から突出して
いる3本の針状突起706に装着したインクフィルタカ
ートリッジ707が、インク供給口831から各インク
タンク83の内部に差し込まれる。この状態において、
各インクタンク83に貯留されている各色のインクが、
インク供給口831に差し込まれたインクフィルタカー
トリッジ707及びその内側の針状突起706を経由し
て、インクジェットヘッド7の側に供給される。
【0031】なお、インクジェットヘッド7のヘッドケ
ース701には、左右両側にそれぞれ、キャリッジ9へ
の取付け部708が形成されており、これらの部分がビ
ス止め等によって、キャリッジ9の側に固着される。ま
た、想像線で示すように、ヘッドケース701の内部に
は、その裏面に開いているスリット701aを通して配
線用のフレキシブルケーブル709が配置されている。
このケーブル709は、ヘッドケース内において、前側
のインクジェットヘッド本体に接続され、他端側は、不
図示のインクジェットヘッドの駆動制御回路の側に接続
されている。このケーブルを介してインクジェットヘッ
ドが電気的に駆動されて、インクの吐出動作が行なわれ
る。
【0032】(テープカートリッジ及びその装着部)本
例のテープカートリッジ3及びその装着部4の構造につ
いて説明する。図4には、テープカートリッジ3の断面
構成を示してある。本例のテープカートリッジ3は、直
方体形状のカートリッジケース31を有し、この内部空
間32には、テープ状記録媒体Tが巻き取られたテープ
ロール33が中央に配置されている。このカートリッジ
ケース31の前壁34の上下方向の中程の部分は、装着
状態において丁度、インクジェットヘッド7のインクノ
ズルに対峙するようになっている。この前壁部分34A
がインクジェットヘッド7の印刷位置を規定する案内部
材(以下においては、単に「紙案内」と呼ぶ。)として
機能し、この表面に沿ってテープ状記録媒体Tが搬送さ
れる。この前壁部分34Aの上下には、その表面から一
定の間隔を置いて上ガイド壁35及び下ガイド壁36が
カートリッジケース31に一体形成されており、これら
と前壁部分34Aの間に記録媒体の搬送路が区画形成さ
れている。また、これら上下のガイド壁35、36の間
の開口35Aは、インクジェットヘッド7の側から吐出
されたインク液滴を記録媒体Tの側に通過させるための
印刷開口部である。
【0033】この前壁34の下側には、テープ状記録媒
体Tを繰り出すための繰り出し口37が形成されてい
る。この繰り出し口37の内側には、左右一対のテープ
押さえローラ38が配置されている。これらのローラ3
8は、ケース31の内側に取り付けた板ばね41によっ
て繰り出し口37の側に向けて押し付けられている。ま
た、これらのローラ38は、板ばね41のばね力に抗し
て、繰り出し口37から内方に向けて一定の距離だけ押
し込み可能な状態で、ケース31の側に支持されてい
る。初期状態においては、テープ状記録媒体Tの先端
は、繰り出し口37の縁とローラ38の外周面の間にば
ね力によって挟まれて保持された状態となっている。
【0034】一方、紙案内として機能するケース前壁部
分34Aには、その左右にインク回収窓42が開いてい
る。ケース前壁部分34Aの内側には、ケース内壁43
によって廃インク回収部44が区画形成されており、こ
こには、インク吸収材45が充填されている。インク吸
収材45の一部は、一対の回収窓42からインクジェッ
トヘッドの側に露出している。
【0035】次に、本例のテープカートリッジ3におい
ては、テープ状記録媒体Tの繰り出し、搬送動作を常に
適切な状態で行うことができるように、次の構成を採用
している。すなわち、テープ繰り出し口37の左右に配
置されている押さえローラ38の外側には、それぞれ、
巻き込み防止案内板46が取付けられている。この巻き
込み防止案内板46はプラスチック製の薄板であり、そ
の上端側が前壁部分34Aの下端表面に固着され、繰り
出し口37の上側の縁と押さえローラ38の間を封鎖し
た状態で下方に向けて延びている。そして、その下端側
は、繰り出し口37から繰り出されるテープ状記録媒体
Tの邪魔にならないように、カートリッジケースの内方
に向けて湾曲している。
【0036】また、本例のテープカートリッジ3におい
ては、紙案内として機能する前壁部分34Aの下側の部
分に形成した下ガイド壁36の内側には、案内補助板4
7が取付けられている。この案内補助板47は、下端側
が壁壁部分34Aから離れる方向に広がっており、上端
側に向けて徐々に前壁部分34Aの側に接近している。
このような案内補助板47を配置することにより、テー
プカートリッジ3から繰り出されたテープ状記録媒体T
は、確実に印刷位置に向けて案内される。
【0037】上記構成のテープカートリッジ3が装着さ
れるプリンタ本体側の装着部4は、図2において、その
前壁の下側には、少なくとも2本の位置決めピン(図示
せず。)が取付けられており、テープカートリッジ3の
装着位置を規定するようになっている。これらのピンの
上方には、送りローラ61が配置されている。この送り
ローラ61は、左右の側壁22、23の間の回転自在に
架け渡されている。
【0038】一方、送りローラ61を含む本例のテープ
状記録媒体の搬送機構は、駆動機構ユニットの左側壁2
3に取り付けたられた紙送りモータ62と、この出力
を、送りローラ61に伝達する減速歯車列63を備えて
いる。減速歯車列63は、左側壁23の外側面にそれぞ
れ回転自在に支持されている。送りローラ61によって
搬送されるテープ状記録媒体Tは、テープカートリッジ
3の前壁部分34Aによって規定される紙案内に沿って
上方に搬送され、その前壁部分34Aの中程の印刷位置
において、インクジェットヘッド7によって印刷が行わ
れる。印刷後のテープ状記録媒体Tの部分は、前壁部分
34Aと上ガイド壁35の間の搬送通路に沿って搬送さ
れ、その上端から斜め後方に向けて延びる一対の案内板
54、55により規定される搬送路を通って、排出ロー
ラ56によって、本体ケースの後ろ側に開けたテープ排
出口101bから排出される。
【0039】(ラミネート用フィルム供給部及び貼着部
の構成)さらに、本体ケーシング101の内部には、図
5に模式的に示すように、テープ状記録媒体Tの搬送経
路のうち、テープカートリッジ3の装着部4及びインク
ジェットヘッド7の下流位置には、このインクジェット
ヘッド7によって印刷されたテープ状記録媒体Tの印刷
面に対して、この印刷面との接合用の粘着層を備えるラ
ミネート用フィルムSを貼り合わせる貼着部16と、こ
の貼着部16に向けてラミネート用フィルムSを繰り出
すラミネート用フィルム供給部18とが構成されてい
る。
【0040】ラミネート用フィルム供給部18には、ラ
ミネート用フィルムSのロールS0を装着しておくロー
ル保持ピン180が配置されている。また、貼着部16
には、ロールS0からラミネート用フィルムSを引き出
すとともに、その粘着層が形成されている側の面を印刷
済のテープ状記録媒体Tの印刷面に押し当てて、それら
を貼り合わすための1対のローラ161、162が配置
されている。さらに、貼着部16の下流側にはカッター
169が配置され、カッター169の下流側には、カッ
ター169で切断した後のテープ状記録媒体T及びラミ
ネート用フィルムSを排出するための1対のローラ16
3、164(排出手段)が配置されている。従って、テ
ープ押さえローラ38及び送りローラ61の回転に同期
して、ローラ161、162が搬送方向に回転すると、
ローラ161、162間に挟んだテープ状記録媒体Tと
ラミネート用フィルムSとを貼り合わせながら搬送する
ことができるとともに、ロールS0からラミネート用フ
ィルムSを繰り出すこともできる。このようにして、本
例では、ローラ161、162及びロール保持ピン18
0を利用してラミネート用フィルムSを繰り出すラミネ
ート用フィルム供給手段が構成され、ローラ161、1
62を利用してテープ状記録媒体Tとラミネート用フィ
ルムSとを貼り合わせる貼着手段とが構成されている。
ここで、テープ状記録媒体Tとラミネート用フィルムS
とを貼り合わせるための粘着層としてホットメルトタイ
プのものを用いた場合には、貼着部16にはヒータを設
けるなど、粘着層の種類に適応した貼着手段を構成す
る。
【0041】(ラベル用印刷シートの構成)次に、本例
で使用しているテープ状記録媒体T及びラミネート用フ
ィルムSについて説明する。
【0042】図6(A)には、本例のテープ状記録媒体
T及びラミネート用フィルムSの断面構成を模式的に示
してある。この図において、131は、テープ状記録媒
体Tの印刷面を規定しているインク吸収層であり、この
インク吸収層131は、PET製の支持層132によっ
て支持されており、この支持層132の裏面には粘着層
133が形成されている。この粘着層133は、剥離紙
134によって覆われている。ここで、インク吸収層1
31を備えた記録媒体については、例えば、特公平2−
31673号公報において詳細に開示されている。
【0043】ラミネート用フィルムSは、オーバーレイ
フィルム層としての透明なPET製の支持層141の裏
面にテープ状記録媒体Tとの接合用の粘着層142が形
成されている。
【0044】ここで、テープ状記録媒体Tとの接合用の
粘着層142としては、インク吸収性(吸水性)の高い
ものを用いてある。本例では、粘着層142として、ア
クリル酸エステル共重合体系のものが使用され、その他
にも、ポリビニルアルコール系、ポリアクリルアミド
系、ポリビニルメチルエーテル系、ポリアクリル酸含有
ポリマー系、デキストリン系、ポリビニルピロリドン系
などといった吸水性の高い粘着材を用いることができ
る。
【0045】このように構成したテープ状記録媒体T及
びラミネート用フィルムSをインクジェットプリンタ1
に仕掛けると、まず、インクジェットヘッド7によって
テープ状記録媒体Tのインク吸収層131に文字Pなど
が印刷された後、図6(B)に示すように、貼着部16
では、インク吸収層131に対して粘着層142を向け
るようにしてテープ状記録媒体Tとラミネート用フィル
ムSとが貼り合わされる。次に、ラミネート用フィルム
Sが貼り合わされたテープ状記録媒体Tは、カッター1
7により所定の長さ寸法に切断され、しかる後に排出さ
れる。従って、印刷面の表面が支持層141(オーバー
レイフィルム層)で覆われたラベル用印刷シート10を
簡単に製造できる。
【0046】このようにして製造したラベル用印刷シー
ト10では、その裏面側に位置する剥離紙134を剥ぐ
と、そこには粘着層133が形成されている。従って、
剥離紙134を剥いだ後のラベル用印刷シート10をフ
ァイルFなどに貼ると、図6(C)に示すように、イン
ク吸収層131に印刷された文字Pが表面に向いたラベ
ルとなる。ここで、インク吸収層131の表面は、ラミ
ネート用フィルムSの透明なPET製の支持層141
(オーバーレイフィルム層)で覆われた状態にある。よ
って、インクジェットプリンタ1によって得られたテー
プ状記録媒体Tの印刷面、即ちインク吸収面131がそ
のままの状態では耐久性に乏しいという欠点を解消でき
る。
【0047】しかも、インク吸収層131に印刷を施し
た後、すぐにテープ状記録媒体Tとラミネート用フィル
ムSとを貼り合わせても、ラミネート用フィルムSの粘
着層142には、インク吸収性(吸水性)の高い材料を
用いてあるので、インクが完全に乾いておらず水分が多
少残っていても、インク吸収層131に付着しているイ
ンクは滲まない。また、インクの偏在に起因する凹凸も
ない。それ故、ラミネートコーティング機構を内蔵した
インクジェットプリンタ1を実現できる。
【0048】(別のラベル用印刷シートの構成)また、
テープ状記録媒体T及びラミネート用フィルムとして
は、図7に示す以下の構成のものを用いることもでき
る。
【0049】図7(A)には、本例の別のテープ状記録
媒体T1及びラミネート用フィルムS1の断面構成を模
式的に示してある。この図において、136は、テープ
状記録媒体T1の印刷面を規定しているインク吸収層で
あり、このインク吸収層136は、オーバーレイフィル
ム層としての透明なPET製の支持層137の裏面に支
持されている。
【0050】ラミネート用フィルムS1では、テープ状
記録媒体T1との接合用の粘着層146が表面に形成さ
れた支持層147と、該支持層147の裏面に形成され
た粘着層148と、この粘着層148を覆っている剥離
紙149とからなる積層構造になっている。
【0051】ここで、テープ状記録媒体T1との接合用
の粘着層146としては、インク吸収性(吸水性)の高
いものを用いてある。本例では、粘着層146として、
アクリル酸エステル共重合体系のものが使用され、その
他にも、ポリビニルアルコール系、ポリアクリルアミド
系、ポリビニルメチルエーテル系、ポリアクリル酸含有
ポリマー系、デキストリン系、ポリビニルピロリドン系
などといった吸水性の高い粘着材を用いることができ
る。
【0052】従って、インクジェットプリンタ1にテー
プ状記録媒体T1及びラミネート用フィルムS1を仕掛
けると、まず、インクジェットヘッド7によってテープ
状記録媒体Tのインク吸収層136に文字Pなどが鏡文
字となるように印刷された後、図7(B)に示すよう
に、インク吸収層136に対して粘着層146を向ける
ようにしてテープ状記録媒体T1とラミネート用フィル
ムS1とが貼り合わされ、印刷面の表面が支持層137
(オーバーレイフィルム層)で覆われたラベル用印刷シ
ート15を簡単に製造できる。
【0053】このようにして製造したラベル用印刷シー
ト15では、その裏面側に位置する剥離紙149を剥ぐ
と、そこには粘着層148が形成されている。従って、
剥離紙149を剥いだ後のラベル用印刷シート15を、
図7(C)に示すように、ファイルFなどに貼ると、イ
ンク吸収層136に印刷された文字Pが表面に向いたラ
ベルとなる。ここで、インク吸収層136の表面は、テ
ープ状記録媒体T1の透明なPET製の支持層137
(オーバーレイフィルム層)で覆われた状態にある。よ
って、インクジェットプリンタ1によって得られたテー
プ状記録媒体T1の印刷面、即ちインク吸収面136が
そのままの状態では耐久性に乏しいという欠点を解消で
きる。
【0054】しかも、インク吸収層136に印刷を施し
た後、すぐにテープ状記録媒体T1とラミネート用フィ
ルムS1とを貼り合わせても、ラミネート用フィルムS
1の粘着層146には、インク吸収性(吸水性)の高い
材料を用いてあるので、インクが完全に乾いておらず水
分が多少残っていても、インク吸収層136に付着して
いるインクは滲まない。それ故、ラミネートコーティン
グ機構を内蔵したインクジェットプリンタ1を実現でき
る。
【0055】(他の実施形態)以上の説明は、本発明
を、テープカートリッジから繰り出されるテープ状記録
媒体に印刷を行うインクジェットプリンタに適用した例
である。しかし、本発明はこれ以外のインクジェットプ
リンタにも同様に適用できる。
【0056】例えば、記録媒体カートリッジとして、葉
書等のサイズの単票紙を多数枚重ねた状態で収納してい
るものを着脱可能な装着部を備えたインクジェットプリ
ンタに対しても、本発明を適用できる。
【0057】また、本発明を適用可能なインクジェット
プリンタとしては、上記の例におけるように、シアン、
マゼンタ、イエローの3色のインクタンクを搭載してカ
ラー印刷を行う形式のもので無くても適用できる。例え
ば、ブラックのインクのみを用いるインクジェットプリ
ンタにも適用でき、4色以上のインクタンクを搭載可能
なインクジェットプリンタに対しても適用できる。
【0058】例えば、インクタンクとして、シアン、マ
ゼンタ、イエローの3色と、ホワイトの合計4色のイン
クタンクが搭載される形式のインクジェットプリンタに
対しても本発明を適用できる。この場合には、シアン、
マゼンタ、イエローの3色のインクを用いたカラー印刷
に比べて、より色再現性に優れたカラー印刷を行うこと
ができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、印刷
面の表面が透明なオーバーレイフィルム層で覆われた印
刷シートを製造するにあたって、インクジェットヘッド
により記録媒体の印刷面に印刷を行った後、この記録媒
体に対して、印刷面との接合用の粘着層として吸水性の
高い材料を用いたラミネート用フィルムを貼り合わるこ
とに特徴を有する。従って、本発明によれば、印刷面が
オーバーレイフィルム層で覆われたラベルなどを簡単に
製造でき、インクジェットプリンタによって得られた記
録媒体の印刷面がそのままの状態では耐久性に乏しいと
いう欠点を解消できる。しかも、印刷を施した後、すぐ
に記録媒体とラミネート用フィルムとを貼り合わせて
も、その粘着層には吸水性の高い材料を用いてあるた
め、インクが滲まない。それ故、ラミネートコーティン
グ機構を内蔵したインクジェットプリンタを実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェットプリンタの外
観斜視図である。
【図2】図1のプリンタに内蔵された駆動機構ユニット
の概略斜視図である。
【図3】図1のプリンタに搭載されているインクジェッ
トヘッドと、そこに接続される着脱可能なインクカート
リッジのみを取り出して示す概略斜視図である。
【図4】図1のプリンタのテープカートリッジ及びその
装着部分を示す図であり、(A)はその概略断面図であ
り、(B)はその前壁を示す説明図である。
【図5】図1のプリンタに構成したラミネート用フィル
ム供給部と貼着部の配置を模式的に示す説明図である。
【図6】(A)は、図1のプリンタに仕掛けるテープ状
記録媒体及びラミネート用フィルムの断面図、(B)
は、これらのテープ状記録媒体及びラミネート用フィル
ムから製造した印刷シートの断面図、(C)は、この印
刷シートの使用方法を示す断面図である。
【図7】(A)は、図1のプリンタに仕掛ける別のテー
プ状記録媒体及びラミネート用フィルムの断面図、
(B)は、これらのテープ状記録媒体及びラミネート用
フィルムから製造した印刷シートの断面図、(C)は、
この印刷シートの使用方法を示す断面図である。
【符号の説明】
1・・・インクジェットプリンタ 2・・・駆動機構ユニット 3・・・テープカートリッジ 10、15・・・印刷シート 16・・・貼着部 18・・・ラミネート用フィルム供給部 31・・カートリッジケース 33・・テープロール 131、136・・・テープ状記録媒体の印刷面を規定
するインク吸収層 137、141・・・オーバーレイフィルム層としての
支持層 142、146・・・テープ状記録媒体との接合用の粘
着層 132、147・・・支持層 133、148・・・粘着層 134、149・・・剥離紙 161、162・・・ローラ 163、164・・・ローラ(排出手段) 169・・・カッター 180・・・保持ピン S、S1・・・ラミネート用フィルム S0・・・ラミネート用フィルムのロール T、T1・・・テープ状記録媒体 P・・・インクジェットヘッドで印刷した文字

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットヘッドにより記録媒体の
    印刷面に印刷を行った後、該記録媒体に対して前記印刷
    面との接合用の粘着層を備えるラミネート用フィルムを
    貼り合わせることにより、前記印刷面の表面が透明なオ
    ーバーレイフィルム層で覆われた印刷シートの製造方法
    において、 前記ラミネート用フィルムは、前記印刷面との接合用の
    粘着層が吸水性の高い材料から構成されていることを特
    徴とする印刷シートの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記記録媒体は、前
    記印刷面を規定しているインク吸収層と、該インク吸収
    層が表面に形成されている支持層と、この支持層の裏面
    に形成された粘着層と、この粘着層を覆っている剥離紙
    とからなる積層構造を有し、前記ラミネート用フィルム
    は、前記記録媒体との接合用の粘着層が裏面に形成され
    た前記オーバーレイフィルム層としての透明な支持層を
    有していることを特徴とする印刷シートの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記記録媒体は、前
    記印刷面を規定しているインク吸収層と、該インク吸収
    層が裏面に形成されている前記オーバーレイフィルム層
    としての透明な支持層とを有し、前記ラミネート用フィ
    ルムは、前記記録媒体との接合用の粘着層が表面に形成
    された支持層と、該支持層の裏面に形成された粘着層
    と、この粘着層を覆っている剥離紙とからなる積層構造
    を有することを特徴とする印刷シートの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかの項に規定
    する印刷シートの製造方法に用いるインクジェットプリ
    ンタであって、前記記録媒体を繰り出す記録媒体供給部
    と、ここから繰り出される前記記録媒体に印刷を行うイ
    ンクジェットヘッドと、前記ラミネート用フィルムを繰
    り出すラミネート用フィルム供給手段と、前記印刷面と
    の接合用の粘着層によって、前記ラミネート用フィルム
    供給手段から繰り出される前記ラミネート用フィルムと
    前記インクジェットヘッドにより印刷された前記記録媒
    体の印刷面とを貼り合わせる貼着手段と、該貼着手段に
    よって前記ラミネート用フィルムと貼り合わされた前記
    記録媒体を排出する排出手段とを有することを特徴とす
    るインクジェットプリンタ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記記録媒体は、イ
    ンクジェットプリンタ本体に対して着脱可能な記録媒体
    カートリッジ内に収納されたテープ状の記録媒体から構
    成されていることを特徴とするインクジェットプリン
    タ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6280558B1 (en) 1997-06-03 2001-08-28 Seiko Epson Corporation Laminating tape and to-be-laminated tape, as well as method and device for laminating the laminating tape to the to-be-laminated tape
JP2002120434A (ja) * 2000-07-31 2002-04-23 Hewlett Packard Co <Hp> 印刷された媒体用の保護アンダーコーティング
JP2013193304A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Casio Computer Co Ltd 印刷装置

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