JP3233762B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP3233762B2
JP3233762B2 JP33032693A JP33032693A JP3233762B2 JP 3233762 B2 JP3233762 B2 JP 3233762B2 JP 33032693 A JP33032693 A JP 33032693A JP 33032693 A JP33032693 A JP 33032693A JP 3233762 B2 JP3233762 B2 JP 3233762B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ、複写
機、プリンタやコンピュータの出力装置等に用いられる
画像記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録ヘッドのノズルからインクを
吐出して用紙に印字するインクジェット方式の画像記録
装置が提案され(特開平3−27949号公報)、ま
た、このような画像記録装置を備えた画像形成装置が提
案されており(特開平1−129667号公報)、現在
では、A0サイズの用紙に対して印字が可能な装置が実
用化されている。このような大サイズ用紙への印字を行
うためには、例えばA0一辺の寸法を有する長尺記録ヘ
ッドを用いることが考えられる。しかし、長尺記録ヘッ
ドで精密なノズル構成を製造するのが困難なため、通常
は記録ヘッドを用紙の幅方向にシリアル走査して1ライ
ンずつ印字することが行われている。
【0003】一方、インクの供給は、従来、固定された
インクタンクからインクチューブを介して記録ヘッドに
供給する方式や記録ヘッドに一体化されたインクカート
リッジを用いる方式により行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大サイ
ズ用紙への印字を行う画像記録装置では、インクチュー
ブを用いる方式によれば、走査幅が大きくなることによ
りインクチューブが長くなるために、シリアル走査する
記録ヘッドに衝突する等の障害が生じる虞れがある。ま
た、記録ヘッドの負荷が大きくなり、インク供給の応答
性も低下する。一方、インクカートリッジを用いる方式
によれば、インク消費量が増大するために、カートリッ
ジの交換頻度が増加する。また、交換頻度を低減するた
めにカートリッジのサイズを大型化すると、シリアル走
査のための駆動トルクが増大するとともに、正確な走査
が困難になる。
【0005】本発明は、上記問題を解決するもので、イ
ンクカートリッジを用いるインクジェット方式の画像記
録装置において、カートリッジの交換頻度を低減した画
像記録装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、カートリッジに封入されたインクを記録
ヘッドのノズルから吐出して用紙に印字を行う画像記録
装置において、複数個の上記カートリッジを収納するカ
ートリッジ収納手段と、上記記録ヘッドに配設され、上
記カートリッジを保持して上記ノズルにインクを供給す
るカートリッジ保持手段と、上記カートリッジ保持手段
に保持されたカートリッジを排出するとともに、上記カ
ートリッジ収納手段に収納されたカートリッジを上記カ
ートリッジ保持手段に入れ替えるカートリッジ入替え手
段とを備えたものである(請求項1)。
【0007】また、請求項1記載の画像記録装置におい
て、上記カートリッジ保持手段に保持されたカートリッ
ジが空カートリッジであることを検出するインク検出手
段と、上記空カートリッジが検出されると、上記カート
リッジ入替え手段を動作させる入替え制御手段とを備え
たものである(請求項2)。
【0008】また、請求項1または2記載の画像記録装
置において、上記排出されたカートリッジを保持する排
出カートリッジ保持手段と、上記ノズルから排出される
廃インクを上記排出カートリッジ保持手段に保持された
カートリッジに貯留する廃インク貯留手段を備えたもの
である(請求項3)。
【0009】また、請求項3記載の画像記録装置におい
て、上記排出されたカートリッジを収納する排出カート
リッジ収納手段と、上記排出カートリッジ保持手段に保
持されているカートリッジを上記排出カートリッジ収納
手段に移動する排出カートリッジ移動手段とを備えたも
のである(請求項4)。
【0010】また、上記排出カートリッジ収納手段は、
上記カートリッジ収納手段に収納されるカートリッジの
個数以上の収納容量を備えている(請求項5)。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、カートリッジ収
納手段に収納されたカートリッジがカートリッジ保持手
段に保持され、ノズルにインクが供給される。そして、
カートリッジ保持手段に保持されたカートリッジが排出
され、カートリッジ収納手段に収納されたカートリッジ
がカートリッジ保持手段に入れ替えられる。
【0012】また、請求項2記載の発明によれば、カー
トリッジ保持手段に保持されたカートリッジが空カート
リッジであることが検出されると、空カートリッジが排
出され、カートリッジ収納手段に収納されたカートリッ
ジがカートリッジ保持手段に入れ替えられる。
【0013】また、請求項3記載の発明によれば、カー
トリッジ保持手段から排出されたカートリッジが排出カ
ートリッジ保持手段で保持され、このカートリッジにノ
ズルから排出される廃インクが貯留される。
【0014】また、請求項4記載の発明によれば、廃イ
ンクが貯留されたカートリッジが排出カートリッジ収納
手段に移動される。
【0015】また、請求項5記載の発明によれば、排出
カートリッジ収納手段は、カートリッジ収納手段に収納
されるカートリッジの個数以上のカートリッジが収納可
能になっている。
【0016】
【実施例】本発明に係る画像記録装置の一実施例につい
て、図面を用いて説明する。図1は同実施例の装置の内
部の概略構成を示す図で、(a)は正面図、(b)は右
側面図である。図2は印字部の概略構成を示す斜視図で
ある。
【0017】この装置は、例えば外部装置から入力され
る画像データ等を印字するプリンタで、図1(a)中、
右方に後述する広幅モードの印字を行う第1記録部1
1、左方に後述する高速モードの印字を行う第2記録部
12を備えてなり、それぞれ上部に印字部、下部に用紙
収納部を備えるとともに、その間に用紙を下方から上方
に搬送する用紙搬送系を備えている。なお、図2中、P
1及びP2は、それぞれ第1記録部11及び第2記録部
12の用紙搬送方向を示している。
【0018】装置の右端近傍には、インクカートリッジ
収納部2やキャッピング部材3などからなるインク供給
系が配設されている。また、装置の表面適所には、後述
する表示部85が配設されている。
【0019】各用紙収納部には、カット紙が収納できる
サイズの異なる給紙カセット21,22及び23〜25
が、それぞれ積層的に配設されている。各給紙カセット
21〜25には、例えば、給紙カセット21にA4サイ
ズ、給紙カセット22にB5サイズ、給紙カセット23
にB4サイズ、給紙カセット24にA3サイズ、給紙カ
セット25にA1サイズの用紙が収納されている。
【0020】各用紙搬送系には、それぞれ各給紙カセッ
ト21〜25に対応して設けられた用紙を給紙する給紙
ローラや画像記録のタイミングに応じて用紙搬送を行う
レジストローラ対が配設され、更に第1記録部11の印
字位置には搬送ベルト38が、第2記録部12の印字位
置には搬送ベルト36が配設されている。
【0021】搬送ベルト38は、前後端で搬送ローラ3
81,382に張架された無端状を有し、搬送ベルトモ
ータ383により回転され、給紙カセット23〜25か
ら装置上部に給送されてきた用紙を、静電気やエア吸引
力等により吸着して搬送するものである。排出ローラ対
39は、搬送ベルト38により搬送された用紙を排出ト
レイ29側に導いて排出するものである。
【0022】また、搬送ベルト36は、前後端で搬送ロ
ーラ361,362に張架された無端状を有し、搬送ベ
ルトモータ363により回転され、給紙カセット21,
22から装置上部に給送されてきた用紙を、静電気やエ
ア吸引力等により吸着して搬送するものである。排出ロ
ーラ対37は、搬送ベルト36により搬送ガイド371
に沿って搬送された用紙を排出トレイ19側に導いて排
出するものである。
【0023】記録ヘッド10は、キャリッジ52、ノズ
ル部511及び後述するカートリッジ保持部50から構
成され、そのホームポジションは、キャッピング部材3
上に設定されている。キャリッジ52は、ノズル部51
1を保持するもので、搬送ベルト38の幅方向に並設さ
れたステー54,55に貫通孔520a及び嵌合溝52
0bが嵌合されて、往復動可能にされている。
【0024】ステー54は、雄ねじからなり、一端がス
テッピングモータ等からなるキャリッジ駆動モータ56
に直結され、他端が装置本体の側板58に回動可能に支
持されており、ステー55は、両端が装置本体の側板5
8,59に支持されている。
【0025】キャリッジ52は、嵌合溝520bがステ
ー55上を摺動するようになっており、一方、貫通孔5
20aは、雌ねじが形成されており、キャリッジ駆動モ
ータ56によるステー54の回転に応じて、キャリッジ
52が移動するようになっている。キャリッジ52の移
動量及び速度は、キャリッジ駆動モータ56へ供給され
る駆動パルスにより設定可能になっている。
【0026】なお、発光部及び受光部を有する反射型光
センサなどの位置センサをホームポジション近傍に配設
し、記録ヘッド10のホームポジションへの復帰を検出
するようにしてもよい。
【0027】また、キャリッジ52の幅をノズル部51
1の幅と同一寸法まで短縮させることにより、キャリッ
ジ52の移動による必要なスペースを最小限に抑えるこ
とができるので、装置の小型化が図れる。
【0028】ノズル部511は、多数の微小径ノズルが
配設され、各ノズルに設けられた、例えば圧電素子で構
成されるインク吐出機構によりインクを吐出して、用紙
上に画像を印字するものである。ノズル部511は、例
えば微小径ノズルが一列に所定ピッチで配設されたノズ
ル列からなる。なお、このノズル列は、微小径ノズルが
碁盤目状や千鳥状に配列されたマトリクス構成をアレイ
状に配列したものでもよい。
【0029】また、ノズル部511は、本実施例では、
ノズル列の寸法がA4サイズの短辺に等しい長さを有す
るように構成されている。
【0030】次に、カートリッジ収納部2、カートリッ
ジ保持部50、廃インクカートリッジ収納部4及びキャ
ッピング部材3の構成について、図3〜図5を用いて説
明する。図3はインクカートリッジ61の構成を示す斜
視図である。図4(a)はカートリッジ収納部2及び廃
インクカートリッジ収納部4の構成を示す図1(b)の
部分拡大図、図4(b)はカートリッジ保持部50、廃
インクカートリッジ収納部4及びキャッピング部材3の
構成を示す図1(b)の部分拡大図である。図5はカー
トリッジ収納部2のカートリッジ取出口204の構成を
示す図で、(a)は記録ヘッド10がキャッピング部材
3上に位置する場合の正面図、(b)は(a)の場合の
カートリッジ収納部2の底面図、(c)は(b)のC−
C断面図、(d)は、記録ヘッド10がカートリッジ収
納部2の直下に位置する場合の正面図、(e)は(d)
の場合のカートリッジ収納部2の底面図である。
【0031】インクカートリッジ61は、内部に例えば
黒インクが封入され、カートリッジ保持部50に保持さ
れてノズル部511にインクを供給するもので、底面の
前方側に形成された傾斜面に、インク抽出口61aが設
けられ、側面には、ガイドボス61bが突設され、上面
の前方側の隅には、大気通気孔61cが穿設されてい
る。インク抽出口61aは、未使用状態ではシールされ
ている。ガイドボス61bは、後述するガイド溝21
2,222(図4(b)参照)に嵌合し、インクカート
リッジ61の移動が案内されるようになっている。大気
通気孔61cは、カートリッジ内部を一定の大気圧に保
持するための小孔である。
【0032】このように、インク供給チューブなどを用
いることなく、インクカートリッジ61を記録ヘッド1
0のカートリッジ保持部50に保持し、ノズル部511
にインクカートリッジ61からインクを供給するように
したので、記録ヘッド10のシリアル走査が円滑に行わ
れる。
【0033】カートリッジ収納部2は、記録ヘッド10
のホームポジションの右上方に配設され、複数個の未使
用のインクカートリッジ61を収納するものである。図
4(a)中、左端に設けられたバネ205は、各インク
カートリッジ61を右方に付勢するもので、右方の下面
に設けられたカートリッジ取出口204(図5)からイ
ンクカートリッジ61が取り出されると、次に使用され
るインクカートリッジ61が右端に位置するようになっ
ている。
【0034】モータ201及び押出し板202は、右端
に位置するインクカートリッジ61をカートリッジ取出
口204から押し出すものである。モータ軸にはピニオ
ン201aが固定され、押出し板202にはラック20
2aが設けられ、ピニオン201aとラック202aと
が歯合している。また、押出し板202は、上端が内方
に延設され、当接片202bが形成されている。
【0035】そして、モータ201の回転力がピニオン
201a及びラック202aを介して押出し板202に
伝達され、押出し板202が下方に移動すると、インク
カートリッジ61が当接片202bに押されて、カート
リッジ取出口204から押し出されるようになってい
る。
【0036】カートリッジ取出口204は、図5に示す
ように、インクカートリッジ61の上面視と同一形状
で、多少大きめの寸法を有している。カートリッジ取出
口204は、その図5(b)中、上下辺側の適所に、T
字型の突起204aが突設され、その外側には、カート
リッジ取出口204と同一寸法の取出口203cを有す
るカートリッジ補給板203が配設されている。
【0037】カートリッジ補給板203は、取出口20
3cの図5(b)中、上下辺に溝部203aが形成さ
れ、この溝部203aが、図5(c)に示すように、突
起204aに係合し、溝部203aに沿って往復動可能
にされている。また、カートリッジ補給板203は、そ
の下面適所に、下方に延設された当接片203bが形成
されるとともに、バネ等の付勢手段(不図示)によっ
て、図5(a)中、左方に付勢されている。
【0038】そして、カートリッジ補給板203は、移
動する記録ヘッド10により当接片203bが押される
と、図5(d),(e)に示すように右方に移動し、取
出口203cとカートリッジ取出口204とが重なっ
て、インクカートリッジ61が取り出し可能になる。
【0039】このように、複数の未使用インクカートリ
ッジ61を収納するカートリッジ収納部2を設けたの
で、インクカートリッジ61の補給頻度を低減すること
ができる。
【0040】カートリッジ保持部50は、印字に使用す
るインクカートリッジ61を保持するもので、筐体の内
部にインクカートリッジ61の通路211が設けられて
いる。この通路211の紙面奥行き側及び手前側の側面
にはガイド溝212が設けられ、ガイドボス61bが嵌
合するようになっている。
【0041】ソレノイド213は、カートリッジ保持部
50の筐体内に配設され、オン、オフにより回動する位
置決め板214によりインクカートリッジ61の位置を
規制するもので、オフのときは位置決め板214が通路
211内に突出しており、インクカートリッジ61に当
接して停止させ、オンのときは位置決め板214が回動
して筐体に没入する。
【0042】ソレノイド215は、通路211のノズル
部511側内部であって、位置決め板214とほぼ同一
の高さ位置に配設され、オンのときはインク供給口21
6を引き込み、オフのときは突出させることにより、図
中左右に移動させるものである。インク供給口216
は、前面(図中、右側)に、インクカートリッジ61の
インク抽出口61aが配設された傾斜面に合う角度の傾
斜が形成され、インク抽出口61aに対向する位置に中
空の針216a(図8(b)参照)が配設されている。
そして、ソレノイド215がオフになると、インク供給
口216が右方に移動し、針216aがインク抽出口6
1aに突き刺さって、ノズル部511へのインク供給が
可能になる。
【0043】キャッピング部材3は、記録ヘッド10の
ホームポジションに配設され、インクの乾燥及び異物、
気泡等のノズル内への侵入を防止するものである。キャ
ッピング部材3の記録ヘッド10に対向する面には、例
えばゴム製のキャップ等が形成され、記録ヘッド10に
密着可能になっている。そして、キャップが記録ヘッド
10に密着すると、ノズル部511のノズル面を覆うよ
うになっている。
【0044】廃インクカートリッジ収納部4は、空にな
ったインクカートリッジ61を廃インクタンクとして使
用するために収納するもので、キャッピング部材3を囲
むようにL字形状を有し、筐体の内部にインクカートリ
ッジ61の通路221が設けられている。この通路22
1の紙面奥行き側及び手前側の側面にはガイド溝222
が設けられ、ガイドボス61bが嵌合する。
【0045】通路221の水平部分の下方には、複数個
の移動ローラ231が配設されている。移動ローラ23
1は、移動ローラ駆動モータ232(図6参照)により
駆動され、自重で下降したインクカートリッジ61を左
方に移動させるものである。なお、通路211,221
は、記録ヘッド10がホームポジションに位置するとき
に一致するようになっている。
【0046】ソレノイド223は、通路221の水平部
分の下方の筐体内適所に配設され、オン、オフにより回
動する位置決め板224によりインクカートリッジ61
の位置を規制するもので、オフのときは位置決め板22
4が通路221内に突出してインクカートリッジ61に
当接し、オンのときは位置決め板224が回動して筐体
に没入する。
【0047】ソレノイド225は、通路221のキャッ
ピング部材3側内部であって位置決め板224の上方に
配設され、オンのときは廃インク排出口226を引き込
み、オフのときは突出させることにより、図中上下に移
動させるものである。廃インク排出口226は、前面
(図中、右側)に、インクカートリッジ61のインク抽
出口61aが配設された傾斜面に合う角度の傾斜が形成
され、インク抽出口61aに対向する位置に中空の針2
26a(図9(b)参照)が配設されている。そして、
ソレノイド225がオフになると、廃インク排出口22
6が下方に移動し、針226aがインク抽出口61aに
突き刺さって、キャッピング部材3からインクカートリ
ッジ61に廃インクが流入可能になる。
【0048】このように、空のインクカートリッジ61
を廃インクタンクとして使用するようにしたので、廃イ
ンクタンクのカートリッジ化により、交換が容易にな
る。また、印字に使用しているインクカートリッジ61
が空になる度に、廃インクタンクを交換するようにした
ので、ノズル数が多いことによる廃インクの増加に拘ら
ず、廃インクタンクの交換頻度を低減することができ
る。
【0049】なお、最初は、廃インクカートリッジ収納
部4の廃インク排出口226の位置には、空のインクカ
ートリッジ61が収納されている。また、図4(b)に
は、ソレノイド213,215,223,225のオフ
状態が示されている。
【0050】次に、この装置の制御構成について、図6
のブロック図を用いて説明する。この装置は、パソコン
等の外部装置から入力される操作信号及び画像信号に基
づいて各部の動作が行われるようになっている。
【0051】制御部81は、マイクロコンピュータ等か
ら構成され、装置全体の動作を制御するものである。ま
た、制御プログラムが記憶されたROMや一時的にデー
タを保管するRAM等からなる記憶部82を内蔵してい
る。この記憶部82には、カートリッジ収納部2に収納
されているインクカートリッジ61の初期の収納個数が
記憶されている。
【0052】外部装置からは、画像信号が記録制御部8
11に、用紙サイズや後述する記録モード等の操作信号
が走査制御部812に入力される。走査制御部812
は、入力された記録モードに応じて、所要の指示信号を
記録制御部811に出力する。そして、記録制御部81
1と走査制御部812とは、互いに同期して制御動作を
行うようになっている。
【0053】記録制御部811は、入力された画像信号
を信号線513を介して記録ヘッド10に配設された駆
動回路512にシリアル送信するものである。駆動回路
512は、ラッチ部を有し、信号線513で送られてき
た例えば1ライン分のシリアルの2値あるいは多値の画
像信号を一旦ラッチし、パラレル信号に変換した後、ノ
ズル部511の対応する圧電素子にパルス駆動信号とし
て同期出力するものである。
【0054】例えば、「0」,「1」の2値信号の場
合、「1」の信号に対してはそのパルス幅の間、圧電素
子に電圧が印加されて液圧が急激に高まることで、ノズ
ルから定量のインクを吐出するようになっている。上記
1ライン分の画像信号は、所定周期で順次伝送されてく
るようになっており、これにより2次元の画像記録がな
される。
【0055】また、記録制御部811は、駆動回路51
2で変換されたパラレル信号を、走査制御部812に同
期してノズル部511の各ノズルに設けられた圧電素子
に出力し、インクの吐出を制御するものである。このイ
ンク吐出の周期、すなわち圧電素子への信号出力の周期
は、記録モードに応じて好適に設定される。
【0056】走査制御部812は、入力された操作信号
に基づき、駆動回路83を介して給紙ローラ等からなる
給紙系、排出系86を駆動して所定のカセットから給紙
を行わせるとともに、他の駆動系の各モータ等を駆動さ
せるものである。
【0057】インク残量検知部62は、カートリッジ保
持部50に保持されているインクカートリッジ61が空
であることを検知し、その旨の信号をカートリッジ交換
制御部816に入力するものである。
【0058】カートリッジ交換制御部816は、駆動回
路83を介してソレノイド213,215,223,2
25等の動作を制御するもので、インクカートリッジ6
1が空になると、その交換動作を行うようになってい
る。また、インクカートリッジの交換回数をカウント
し、カートリッジ収納部2が空になると、その旨の信号
を表示制御部813に入力する。表示制御部813は、
表示部85の表示内容を制御するものである。表示部8
5は、各給紙カセット内の用紙の有無やインクカートリ
ッジ61の交換中であること等を表示するとともに、カ
ートリッジ収納部2が空であって、かつインク残量検知
部62がインク無しを検知すると、インクカートリッジ
の補充を促す表示を行う。
【0059】次に、印字動作について説明する。外部装
置から入力された用紙サイズの横幅がA4の短辺より大
きいとき、すなわち給紙カセット23〜25の用紙を用
いるときは、搬送ベルトモータ383は、用紙の搬送と
停止とを繰り返し、停止中にキャリッジ駆動モータ56
によりキャリッジ52を第1記録部11の印字位置の範
囲で走査させて、1ライン毎の画像印字を行う(広幅モ
ード)。
【0060】一方、入力された用紙サイズの横幅がA4
の短辺以下のとき、すなわち給紙カセット21,22の
用紙を用いるときは、キャリッジ駆動モータ56により
キャリッジ52を第2記録部12の所定の印字位置まで
移動させ、停止させて、搬送ベルトモータ363で用紙
を停止させることなく搬送しつつ、画像の印字を行う
(高速モード)。
【0061】高速モードでは、用紙搬送速度が広幅モー
ドと同等であれば、記録ヘッド10の走査中、すなわち
用紙が停止している時間だけ印字速度を広幅モードに比
して上昇させることができる。
【0062】また、印字中は、所要の間隔で記録ヘッド
10をホームポジションに戻し、キャッピング部材3に
向けて全ノズルからインクを吐出する空吐出を行うこと
により、印字中に使用されないか、または使用頻度の低
いノズルの目詰まりを防止するようにしている。
【0063】次に、インクカートリッジ61の交換動作
について、図7のフローチャートに従い、図4、図5、
図8及び図9を参照しながら説明する。図8はカートリ
ッジ保持部50における空インクカートリッジの交換手
順を示す説明図で、図9は廃インクカートリッジ収納部
4におけるインクカートリッジ交換手順を示す説明図で
ある。なお、図7のフローチャートでは、処理記号を図
8に対応する動作を左方に、図9に対応する動作を右方
にずらせて示している。
【0064】カートリッジ保持部50に保持されている
インクカートリッジ61が空になったかどうかが判別さ
れ(ステップS1)、空であれば(ステップS1でYE
S)、ステップS2以下の動作に進む。
【0065】まず、記録ヘッド10がホームポジション
のキャッピング部材3上まで移動する(ステップS
2)。次に、ソレノイド215のオンにより、空のイン
クカートリッジ61からインク供給口216が取り外さ
れ(ステップS3,図8(a),(b))、一方、ソレ
ノイド225のオンにより、廃インク回収用のインクカ
ートリッジ61から廃インク排出口226が取り外され
る(ステップS4,図9(a),(b))。
【0066】次いで、ソレノイド213のオンにより、
位置決め板214が取り外され(ステップS5,図8
(c))、一方、ソレノイド223のオンにより、廃イ
ンク回収用インクカートリッジ61の位置決め板224
が取り外される(ステップS6,図9(c))。
【0067】続いて、移動ローラ231が駆動されて、
自重で下降する空のインクカートリッジ61が移動する
とともに(ステップS7)、今まで廃インク回収に使用
されていたインクカートリッジ61が移動する(ステッ
プS8,図9(c))。
【0068】次に、ソレノイド213のオフにより、位
置決め板214が突出され(ステップS9,図8
(d))、一方、ソレノイド223のオフにより、位置
決め板224が突出される(ステップS10,図9
(d))。そして、空のインクカートリッジ61が位置
決め板224に当接して移動ローラ231が停止すると
(ステップS11)、ソレノイド225のオフにより、
廃インク排出口226が突出される(ステップS1
2)。このとき、移動ローラ231の駆動中に、今まで
廃インク回収に使用されていたインクカートリッジ61
は、廃インクカートリッジ収納部4の左端、または以前
に廃インク回収に使用されていたインクカートリッジ6
1に当接して停止する。
【0069】続いて、記録ヘッド10がカートリッジ収
納部2の直下まで移動して取出口が開かれ(ステップS
13,図5(d),(e))、モータ201が所定時間
駆動して、未使用のインクカートリッジ61が押し出さ
れる(ステップS14)。次いで、インクカートリッジ
61が位置決め板214に当接して停止すると、ソレノ
イド215のオフによりインク供給口216が突き出さ
れる(ステップS15)。
【0070】そして、記録ヘッド10がキャッピング部
材3上に移動して、空吐出等によりインク初期充填動作
が行われ(ステップS16)、終了する。
【0071】なお、廃インク排出口226を、例えば廃
インクカートリッジ収納部4の図4(b)中、左端に配
設し、廃インクタンク用のカートリッジ61を入れ替え
ないようにしてもよい。この場合には、ソレノイド22
3,225及び位置決め板224を省略することができ
る。廃インクの量がそれほど多くないときには、このよ
うな構成でも支障を来すことがない。
【0072】また、本実施例では、白黒印字の装置につ
いて説明したが、カラー印字が可能な装置でもよい。こ
の場合には、ノズル部511は、イエロー(Y)、マゼ
ンタ(M)、シアン(C)及び黒(K)のインクを吐出
するノズル列を並設するとともに、カートリッジ収納部
2、キャッピング部材3及び廃インクカートリッジ収納
部4その他の各機構を4列並設するようにすればよい。
【0073】また、本実施例では、高速印字を行うため
の第2記録部12を備えた装置で説明したが、第1記録
部11のみを備えた装置でもよい。
【0074】また、キャッピング部材3と廃インク排出
口226間にポンプを配設してもよい。この場合には、
ポンプの吸引力により、ノズル部511に密着したキャ
ップを介してノズル先端に形成されたメニスカスを正常
な位置に復帰させたり、ノズル内の気泡や異物をインク
とともに取り除くことにより、インクの吐出不良を解消
することができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数個のカートリッジをカートリッジ収納手段に収納
し、カートリッジ保持手段に保持されたカートリッジを
排出するとともに、カートリッジ収納手段に収納された
カートリッジをカートリッジ保持手段に入れ替えるよう
にしたので、カートリッジの補給頻度を低減することが
できる。
【0076】また、請求項2の発明によれば、カートリ
ッジ保持手段に保持されたカートリッジが空カートリッ
ジであることを検出すると、空カートリッジを排出し、
カートリッジ収納手段に収納されたカートリッジをカー
トリッジ保持手段に入れ替えるようにしたので、自動的
にカートリッジ保持手段に未使用のカートリッジを入れ
替えることができる。
【0077】また、請求項3の発明によれば、カートリ
ッジ保持手段から排出されたカートリッジを排出カート
リッジ保持手段で保持し、このカートリッジにノズルか
ら排出される廃インクを貯留するようにしたので、廃イ
ンク貯留手段の交換頻度を低減することができる。
【0078】また、請求項4の発明によれば、廃インク
が貯留されたカートリッジを排出カートリッジ収納手段
に移動するようにしたので、カートリッジが廃インクで
満杯になるまでに順次交換することができる。
【0079】また、請求項5の発明によれば、排出カー
トリッジ収納手段は、カートリッジ収納手段に収納され
るカートリッジの個数以上のカートリッジが収納可能に
なっているので、排出カートリッジを装置から取り出す
頻度は、カートリッジの補給頻度以下にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像記録装置の一実施例の装置の
内部の概略構成を示す図で、(a)は正面図、(b)は
右側面図である。
【図2】印字部の概略構成を示す斜視図である。
【図3】インクカートリッジ61の構成を示す斜視図で
ある。
【図4】(a)はカートリッジ収納部2及び廃インクカ
ートリッジ収納部4の構成を示す図1(b)の部分拡大
図、(b)はカートリッジ保持部50、廃インクカート
リッジ収納部4及びキャッピング部材3の構成を示す図
1(b)の部分拡大図である。
【図5】カートリッジ収納部2のカートリッジ取出口2
04の構成を示す図で、(a)は記録ヘッド10がキャ
ッピング部材3上に位置する場合の正面図、(b)は
(a)の場合のカートリッジ収納部2の底面図、(c)
は(b)のC−C断面図、(d)は、記録ヘッド10が
カートリッジ収納部2の直下に位置する場合の正面図、
(e)は(d)の場合のカートリッジ収納部2の底面図
である。
【図6】制御構成を示すブロック図である。
【図7】インクカートリッジ61の交換動作の手順を示
すフローチャートである。
【図8】(a)(b)(c)(d)はカートリッジ保持
部50における空インクカートリッジの交換手順を示す
説明図である。
【図9】(a)(b)(c)(d)は廃インクカートリ
ッジ収納部4におけるインクカートリッジ交換手順を示
す説明図である。
【符号の説明】
2 カートリッジ収納部 3 キャッピング部材 4 廃インクカートリッジ収納部 10 記録ヘッド 11 第1記録部 12 第2記録部 21〜25 給紙カセット 36,38 搬送ベルト 50 カートリッジ保持部 52 キャリッジ 54,55 ステー 56 キャリッジ駆動モータ 58,59 側板 61 インクカートリッジ 61a インク抽出口 61b ガイドボス 61c 大気通気孔 81 制御部 82 記憶部 83,512 駆動回路 85 表示部 211,221 通路 212,222 ガイド溝 213,215,223,225 ソレノイド 214,224 位置決め板 216 インク供給口 226 廃インク排出口 231 移動ローラ 232 移動ローラ駆動モータ 371 搬送ガイド 383 搬送ベルトモータ 511 ノズル部 513 信号線 811 記録制御部 812 走査制御部 813 表示制御部 816 カートリッジ交換制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬場 弘一 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (72)発明者 河内 嘉子 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (72)発明者 堀 節夫 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/175 B41J 2/18 B41J 2/185

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジに封入されたインクを記録
    ヘッドのノズルから吐出して用紙に印字を行う画像記録
    装置において、複数個の上記カートリッジを収納するカ
    ートリッジ収納手段と、上記記録ヘッドに配設され、上
    記カートリッジを保持して上記ノズルにインクを供給す
    るカートリッジ保持手段と、上記カートリッジ保持手段
    に保持されたカートリッジを排出するとともに、上記カ
    ートリッジ収納手段に収納されたカートリッジを上記カ
    ートリッジ保持手段に入れ替えるカートリッジ入替え手
    段とを備えたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像記録装置において、
    上記カートリッジ保持手段に保持されたカートリッジが
    空カートリッジであることを検出するインク検出手段
    と、上記空カートリッジが検出されると、上記カートリ
    ッジ入替え手段を動作させる入替え制御手段とを備えた
    ことを特徴とする画像記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の画像記録装置に
    おいて、上記排出されたカートリッジを保持する排出カ
    ートリッジ保持手段と、上記ノズルから排出される廃イ
    ンクを上記排出カートリッジ保持手段に保持されたカー
    トリッジに貯留する廃インク貯留手段を備えたことを特
    徴とする画像記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の画像記録装置において、
    上記排出されたカートリッジを収納する排出カートリッ
    ジ収納手段と、上記排出カートリッジ保持手段に保持さ
    れているカートリッジを上記排出カートリッジ収納手段
    に移動する排出カートリッジ移動手段とを備えたことを
    特徴とする画像記録装置。
  5. 【請求項5】 上記排出カートリッジ収納手段は、上記
    カートリッジ収納手段に収納されるカートリッジの個数
    以上の収納容量を備えていることを特徴とする請求項4
    記載の画像記録装置。
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