JP5183121B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェット記録装置に関し、特に装置本体にインクジェット記録ヘッド及びそれを保護するキャップ部材を搭載するインクジェット記録装置及びその回復方法に関する。
画像形成装置として広く知られているインクジェット記録装置は、低騒音、低ランニングコスト、装置が小型化しやすい、カラー化が容易である等の理由でプリンタや複写機に利用されている。
また、近年のデジタルカメラの普及に伴うフォト画像データを家庭で手軽に印刷したいという要求に答えて、パソコンを使わずにメモリカードダイレクト印刷やデジタルカメラダイレクト印刷が可能なフォトプリンタが考案されている。
このようなプリンタでは、幅広いユーザ層に対する操作性向上を目的として、生産工場で記録装置本体にインクジェット記録ヘッドを予め搭載した形態で製品として出荷する。すなわち、所謂ヘッドセット出荷という形態を取ることにより、着荷時に精密部品であるところのインクジェット記録ヘッドをユーザが装着する作業を解消させることが提案されている。
ヘッドセット出荷においては、インクジェット記録ヘッドの埃や乾燥からの保護のため、記録装置本体に備えられたキャップ部材により、記録ヘッドの吐出面を覆った形態で出荷されることが一般的である。
このキャップ部材は、微細な吐出口からインクを吐出して記録を行うインクジェット記録ヘッドの吐出不良に起因する記録画像の品位低下を防止するための吸引回復手段の一部として備えられている。キャップ部材は、記録ヘッド吐出口の密閉性を保つため、一般にゴムやエラストマー等の柔らかい材料で形成され、特に塩素化ブチルゴム等のガスバリア性に優れた材料が用いられることが多い。
このような密着性/密閉性に優れた材質のキャップ部材においては、記録ヘッド吐出口面との組合せによっては、また、生産工場出荷後の物流過程での保管環境条件によっては、記録ヘッド吐出口面とキャップが過剰に貼り付いてしまう場合があった。そして、ユーザ先での通常の電源ON動作で記録ヘッドとキャップ部材が離間できず、装置として動作不良を起こす場合があった。
そこで、記録ヘッドとキャップ部材の貼り付きによる装置の動作不良を回避するため、キャップ部材の離間前に記録ヘッドを搭載するキャリッジを微小量往復移動させる提案(特許文献1、特許文献2)がなされている。
特開2002−347234号公報 特開2004−90293号公報
しかしながら、前述の記録ヘッドとキャップ部材の貼り付きは、記録ヘッドの吐出面に対してキャップ部材を垂直方向に離間させようとすると、キャップ部材の密着面全体に一様に力を加えることとなる。このため、引き剥がし力が非常に大きくなり離間動作が困難であった。
ここで、前述の従来の提案(特許文献1、特許文献2)では、キャップ部材の記録ヘッドに対する離間動作を、キャリッジの移動による所謂スライドキャップ機構によって行う。しかし、この機構はキャリッジの移動と共にキャップ部材も相対移動しながら記録ヘッドから離間する動作となるため、記録ヘッドの吐出面に対しキャップ部材を垂直方向に離間させることと同義となる。よって、結果的に引き剥がし力の大きな削減には至らなかった。
過剰に貼り付いたキャップ部材を記録ヘッドから離間するためには、大きな駆動力と関連部品の強度アップが必要となり、コスト増や装置サイズアップなどの点で不適であった。
このような事情を鑑みて、本発明は、記録ヘッドとキャップ部材の過剰な貼り付きを低コスト、少スペースで効果的に解消し、信頼性とユーザビリティに優れたインクジェット記録装置及び回復方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明のインクジェット記録装置は、インクを吐出する記録ヘッドと、記録ヘッドの吐出口面をキャッピングするキャップと、キャップを吐出口面と交差する方向に移動させる第1の駆動源と、記録ヘッドを搭載して移動するキャリッジと、キャリッジを駆動する第2の駆動源と、第1の駆動源及び第2の駆動源を制御する制御部と、を有する。制御部は、第1の駆動源のみ駆動してキャップを吐出口面から離間する第1の動作、または第1の駆動源及び第2の駆動源を駆動してキャップを吐出口面から離間する第2の動作を行わせることができ、第2の動作のときの第1の駆動源の駆動速度は第1の動作のときの第1の駆動源の駆動速度よりも小さい
以上説明したように、本発明によれば、記録ヘッドとキャップ部材の過剰な貼り付きを低コスト、少スペースで効果的に解消し、信頼性とユーザビリティに優れたインクジェット記録装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1(a)は本実施形態によるインクジェット記録装置の全体構成を示す模式的斜視図である。また、図1(b)は本実施形態のインクジェット記録装置の制御ブロック図である。
なお、本発明においては、第一の駆動源とはキャップ103を記録ヘッド1に対して相対的に離間させる機構を含むキャップの駆動系を駆動する駆動源を指す。本実施形態ではPGモータ106が第一の駆動源である。また、本発明において第二の駆動源とは、第一の駆動源によるキャップ部材の記録ヘッド1に対する離間方向とは異なる方向へ、キャップ103と記録ヘッド1を相対的に移動させる駆動源を指す。本実施形態ではCRモータ10が第二の駆動源であり、後述する他の実施形態ではLFモータ13が第二の駆動源である。
記録手段としての記録ヘッド1を搭載するキャリッジ2は、シャーシ3に保持された搬送ローラ4及びプラテン5に対向して往復移動できるようにガイドシャフト6及びガイドレール7によって案内支持されている。そして、キャリッジ2は、ベルト8を介して伝達されるキャリッジ駆動用のモータ(CRモータ)10の駆動力によりガイドシャフト6に沿って往復移動する(主走査)。
被記録材(被記録媒体)としての記録用紙99は、記録装置内部で搬送ローラ4と対向するピンチローラ(不図示)及び排紙ローラ11と対向する排紙補助ローラ12に狭持される。この状態で記録用紙99は、図示の付近の下部に配された搬送駆動用のモータ(LFモータ)13の駆動力により搬送ローラ4が回転すると摩擦力によって搬送ローラ4の軸線に対して垂直方向に搬送される(副走査)。
記録に際しては、キャリッジ2はCRモータ10の駆動により停止状態から加速された後に一定の速度で移動する。この状態のときに記録装置内部に送られてくる記録データに従って、記録手段としての記録ヘッド1を駆動して、インクを記録用紙99に向けて吐出する。そして、記録ヘッド1の1行分の駆動が終了した後、キャリッジ2は減速されて停止する。
搬送ローラ4はLFモータ13の駆動により、1行分の記録が終了したのち所定の量だけ回転して、記録用紙99の次に記録が行われるべき箇所が記録ヘッド1に対向するようになる位置まで、記録用紙99を搬送する。この動作が終了した後、キャリッジ2の移動を再開し、移動中に記録ヘッド1を駆動することで次の記録を行う。
この一連の動作の繰り返しによって規定の記録データが全て記録されていき、記録が完了すると記録用紙99を排紙ローラ11により記録装置外へ排出することで記録動作が終了する。
記録ヘッド1は、熱エネルギを利用してインクを吐出するインクジェット記録手段であって、熱エネルギを発生するための電気熱変換体を備えたものである。また、記録ヘッド1は、電気熱変換体によって印加される熱エネルギにより生じる膜沸騰による気泡の成長、収縮によって生じる圧力変化(状態変化)を利用して、吐出口よりインクを吐出させ、記録を行うものである。
図1(a)において、記録装置の記録領域を外れた所定位置には、記録ヘッド1の目詰まり等を防止してインク吐出性能を維持回復するための回復ユニット100が配設されている。このユニットには、非記録時に記録ヘッド1を保護し、吐出口からのインク蒸発を軽減させるために記録ヘッド1の吐出口面を覆う(所謂キャッピングする)ためのキャップが設けられている。
さらに、長期に亘ってキャッピングされた後で記録を再開する場合に、記録に先立って記録ヘッド1の吐出口付近で固まりかけたインク(増粘インク)を除去することでインク吐出の安定化を図る必要がある。よって、記録ヘッド1の吐出口からインクを吸引排出させる吸引回復処理が行なわれる。
この吸引回復処理は、キャッピング状態でキャップに接続された吸引ポンプを作動させることにより実行される。
図1(b)において、インクジェット記録装置は、CRモータ10、LFモータ13、PGモータ106の駆動を制御する制御部200を有する。また、インクジェット記録装置は、記憶部201及びタイマ202を有し、制御部200は記憶部201に記憶された情報またはタイマ202の情報に基づき、CRモータ10、LFモータ13、PGモータ106の駆動を制御する。
図2は前述のインクジェット記録装置の回復ユニットの一実施例を示す模式的斜視図である。
図2において、回復ユニット100は、キャップ103と、ワイパー104と、キャリッジロック手段105とを備えている。キャップ103は、記録ヘッド(図2では不図示)の吐出口面を覆うためにベース101のガイド101aに沿って上下動可能に構成されたキャップホルダ102に搭載されている。ワイパー104は、記録ヘッド1の吐出口面をワイピングするためにリードスクリュー121上を往復動可能に構成されている。キャリッジロック手段105は、吐出口面をキャッピングしている間にキャリッジ(図2では不図示)が不用意に動かないように、搬送ローラ4上に回動可能に構成されている。
キャップ103及びキャリッジロック手段105の各動作は、回復ユニット駆動用のPGモータ106の駆動力を、変速ギア107、108とアイドラギア109、110及び振り子111により伝達してメインカム112を回転させて行う。振り子111は、太陽ギア111a、遊星ギア111bからなる。
ここでメインカム112に形成されたカム面とキャップレバー120によりメインカム112の回転がキャリッジロック手段105とキャップ103の上下方向往復動に変換されるように構成されている。
キャップ103は二室(2キャップ)一体型の構造をしている。二室のそれぞれに接続された吸引チューブ122、123がポンプベース127まで配設されることで、ポンプベース127の内部に設けられた不図示の吸引コロ等と合わせて吸引手段としてのチューブポンプを形成する。
チューブポンプは、不図示の吸引コロを回転させることにより、ポンプベース内部に配設された吸引チューブ122、123を扱くことによって負圧(吸引力)を発生させるように構成されている。吸引コロは、LFモータ13で駆動される搬送ローラ4の回転力を、搬送ローラ4の軸上に一体的に取り付けられた入力ギア113、変速ギア114、116、アイドラギア115、117を介してポンプギア118に伝達して回転する。
吸引チューブ122、123のそれぞれの一端部は、キャップホルダ102を介してキャップ103の各室の内部に連通している。これらのキャップ室を記録ヘッド1の吐出口面に密着させて吐出口を密閉した状態(キャッピング状態)で、チューブポンプを作動させることにより、吐出口からインクが増粘インクや気泡等とともに吸引することができる。
記録ヘッド1の吐出口から吸引された廃インクは、吸引チューブ122、123の他端から回復ユニット100の外部へ排出される。
図3は前述の記録ヘッドに対するキャップの駆動系を示す模式的斜視図であり、図4は駆動系によるキャップの密閉状態(キャッピング状態)を示す模式的側面図である。
図3及び図4において、PGモータ106の駆動力は、二つの変速ギア107、108と二つのアイドラギア109、110及び振り子111を介してメインカム112に伝達される。メインカム112に形成されたカム面に一端を当接し揺動可能に構成されたキャップレバー120の他端は、キャップ103を搭載したキャップホルダ102を引き降ろし可能に連結されている。キャップホルダ103は、ベース101に形成されたガイド101aに沿って上下動可能に構成されており、キャップバネ131、131により通常は上方向(キャッピング方向)に付勢されている。
キャリッジ2は、記録ヘッド1を搭載しガイドシャフト6及びガイドレール7によって案内支持される。
このキャリッジ2が、図4に示すように、対向する位置にあとき、キャップ103が上方向に付勢されることで記録ヘッド1の吐出面を覆う、所謂キャッピング状態を形成する。
記録ヘッド1の吐出面を異物や乾燥から保護するため、通常の保管時はキャッピングが為されているとともに、キャッピング状態で前述のポンプ手段を駆動することで、インク吐出の安定化を図るための吸引回復処理が為される。
図5は駆動系によるキャップの離間状態(キャップオープン状態)を示す模式的側面図である。
図5において、PGモータ106を駆動することでメインカム112を矢印A方向に回してキャップレバー120を矢印B方向に作動させていく。そうすると、キャップホルダ102はキャップバネ131、131の付勢に打ち勝って矢印C方向に移動してキャップ103を記録ヘッド1の吐出口面に対し密着状態から離間状態へ移動させていく。
キャップ103が記録ヘッド1から完全に離間した状態で図1で示したCRモータ10を駆動させることにより、キャリッジ2は紙面垂直方向(主走査方向)に自由に動くことが可能であり、この状態で通常の記録動作などが行われる。
ここで、上述したように、例えばヘッドセット出荷による生産工場出荷後の物流過程での保管環境条件によっては、記録ヘッド1の吐出面にキャップ103が過剰に貼り付いてしまう場合がある。このような状態になると、PGモータ106の駆動力のみではキャップホルダ102を図5の状態まで下げることが不可能な場合が生じ、ユーザ先の着荷時の電源ONで装置として動作不良となる。
そこで本発明においては、ユーザ先での着荷時など、記録ヘッド1とキャップ103の過剰な貼り付きが見込まれるときに、以下の動作を行う。
PGモータ106(第一の駆動源)を駆動して記録ヘッド1からキャップ103を離間させる動作を行いながら、CRモータ10(第二の駆動源)を一緒に駆動する離間工程を実施する。これによりキャリッジ2とともに記録ヘッド1をキャップ103の離間方向(下方向)に交差する方向(本実施形態では直交する方向、紙面垂直方向)に相対移動させる。
図6は前述のキャリッジとキャップの動作を示す図5のY方向からの模式的投影図である。
前述のように本発明は、PGモータ106の駆動をスタートさせキャップ103を搭載したキャップホルダ102を離間方向(矢印C方向)に下げ始める。この下げ始めとともに、CRモータ10の駆動をスタートさせ記録ヘッド1を搭載したキャリッジ2をガイドレール6に沿って同時に主走査方向(矢印D方向)に微少移動させる。
これにより、PGモータ106によりキャップ103を記録ヘッド1の吐出口面と垂直方向に離間力を働かせる動作中に、CRモータ10により記録ヘッド1を矢印C方向と直交する主走査方向に移動力を同時に働かせることになる。なお、図6に「記録ヘッド1の吐出口面と垂直方向」は矢印C方向として図示されており、「矢印C方向と直交する主走査方向」は矢印D方向として図示されている。
この結果として記録ヘッド1とキャップ103の密着面に対しては斜め方向(矢印Cと矢印Dの合力方向)への離間力が生じることとなる。
キャップ103を垂直方向に離間させようとしたときに記録ヘッド1とキャップ103の密着面全体に一様に力が加わることで引き剥がし力が非常に大きくなっていた。これに対し本動作においては、上述したように密着面に斜めに(不均一に)離間力が働くことで遥かに有利である。
また、ここで生じる離間力は、2つの駆動源による駆動力の合力となるので、どちらか単一の駆動源による場合に比較して大きな離間力を働かせることが可能である。よって、記録ヘッド1の吐出口面にキャップ103の密着面が過剰に貼り付いている状況においても、確実にキャップ103の離間動作を行うことができる。
図7は、本実施形態のインクジェット記録装置におけるキャップ離間(キャップオープン)動作制御の実施例を示すフローチャートである。
図7において、例えば電源ONキーを押すなどのユーザ操作や記録開始命令などをトリガーとしてキャップオープン動作を開始する(S100)。
このキャップオープン動作は、ユーザ先での着荷時はキャリッジ2を装置中央付近に移動してユーザによるインクタンク装着のため、記録ヘッド1からキャップ103を離間してキャリッジ2を自由に動作できるよう、動作の始めに行う。また、このキャップオープン動作は、通常使用時はキャリッジ2を主走査方向に往復動させて記録を行うため、当該動作の始めに行う。
まず、本動作の実施タイミングがユーザ先での着荷時であるかどうか(S101)、また通常の使用時であっても装置を長期間未使用状態であったかどうか(S102)を制御部200は判別する。これにより、記録ヘッド1の吐出面にキャップ103が過剰に貼り付いている虞の有無を判断する。また、前述のどちらの状態でもないと判別されると通常のキャップ離間動作が行われる(S103)。なお、ここでキャップ離間動作が適正に動作したかどうかを制御部200は判別(S104)し、動作が適正に行われていなければ(N)記録ヘッド1とキャップ103が過剰に貼り付いていると判断する。
ここで制御部200によるS101、S102の判別は、例えば、生産工場出荷時に書き込まれるEEP−ROM(記憶部200)の情報や内蔵するタイマ202からの情報に基づいて行われる。例えば、記憶部200に時間情報として、生産工場からインクジェット記録装置に搭載された状態で製品として出荷される出荷時の日時及び基準となる時間を記憶させておく。インクジェット記録装置に搭載された状態で製品として出荷される時点から、ユーザが当該製品を購入後初めて使用するために電源を投入する時点(着荷時)までの時間が基準となる時間よりも長い場合、制御部200は離間工程を実施する。
また、制御部200によるS104の判別は、例えば、キャップ103離間動作の駆動伝達機構の部品(例えばキャップカム112)の位置を検出することで行われる。あるいは、制御部200によるS104の判別は、キャップ103離間動作の駆動源(例えばPGモータ106)の駆動動作限界値(PWM値など)を閾値にすることで行われる。
記録ヘッド1とキャップ103が過剰に貼り付いている虞があると制御部200が判断すると、以下の制御がなされる。PGモータ106は、通常使用時、すなわち、PGモータ106の駆動力のみではキャップホルダ102を図5の状態まで下げる際の速度より遅い速度にて駆動され、キャップ103の記録ヘッド1からの引き下げを開始する(S105)。続けてPGモータ106の駆動中にCRモータ10を駆動状態から停止させキャリッジ2を微少量移動させる(S106)。これらの動作により両駆動源による駆動力の合力を記録ヘッド1の吐出口面とキャップ103との密着面に対し斜め方向への離間力として働かせることができる。ここで、PGモータの駆動を一旦停止し(S107)、ウエイト時間(停止時間)を設ける(S108)。これにより、密着面に対し離間力を斜め方向に効かせた状態を保持させることができ、これは弾性体であるキャップ103に対しては瞬時に力を掛けるよりも有効な引き剥がし手段である。
次に、PGモータ106の駆動を再開して(S109)更にキャップ103の引き下げ動作を行いながら、いっしょにCRモータ10を逆転駆動状態から停止させてキャリッジ2を反対方向に微少量移動させる(S110)。その後、PGモータ106の駆動を停止し(S111)、ウエイト時間を設ける(S112)ことで、今度は密着面の反対側に斜め方向の離間力を働かせることができる。
このように、離間工程におけるPGモータ106によるキャップ103の離間動作は、記録ヘッド1に対する離間量が多段階に設けられている。
これらの一連の動作によって、記録ヘッド1とキャップ103の密着面に剥がれの切っ掛けが生じる。その後は通常の動作、即ちPGモータ106を所定量駆動しキャップ106を規定位置(キャップオープン位置)まで下げて停止する(S113)ことができ、キャップオープン動作は完了される(S114)。
なお、前述のキャップ離間の一連の動作工程(S105〜S112)は、本実施形態に限定されるものではなく、適用される装置の性格(想定されるキャップの貼り付き力、駆動源の出力の大小など)によって適宜使用されるものである。例えば、前述の一連のシーケンスを複数回繰り返す、ウエイト時間を更に長く設定する、などによって、より強固な貼り付き状態の解除に対応することが可能となる。
図8は、本実施形態のインクジェット記録装置におけるキャップ離間(キャップオープン)動作制御の他の実施例を示すフローチャートである。
図8において、キャップオープン動作開始命令から一連の判別工程まで(S201〜S204)は、図7での説明に準ずるものである。
記録ヘッド1とキャップ103が過剰に貼り付いている虞があると制御部200が判断するとする。この場合、キャップ103を記録ヘッド1から離間させるため、以下の制御がなされる。PGモータ106を通常使用時、すなわち、PGモータ106の駆動力のみではキャップホルダ102を図5の状態まで下げる際の速度よりより遅い速度にて駆動してキャップ103の記録ヘッド1からの引き下げを開始する(S205)。
ここでPGモータ106を駆動中にCRモータ10を駆動状態から停止しキャリッジ2を微少量移動させる(S206)。ウエイト時間をおいた後(S207)、今度はCRモータ10を逆転駆動状態から停止してキャリッジ2を反対方向に微少量移動させ(S208)、ウエイト時間を設ける(S209)。これらの動作を行い、更にこの動作工程を繰り返す(S210〜S213)。
これにより、キャップ103を第一の駆動源で徐々に下げながら同時に第二の駆動源でキャリッジ2に搭載された記録ヘッド1と直交する方向(左右方向)に振る動作を行うこととなる。この動作により、記録ヘッド1とキャップ103の密着面に剥がれの切っ掛けを生じさせやすくしながらキャップ103を離間することができる。その後は通常の動作、即ちPGモータ106を規定位置(キャップオープン位置)まで下げて停止し(S214)、キャップオープン動作は完了される(S215)。
なお、前述のキャップ離間の一連の動作工程(S205〜S213)は、本実施形態に限定されるものではなく、適用される装置の性格(想定されるキャップの貼り付き力、駆動源の出力の大小など)によって適宜使用されるものである。例えば、前述の一連のシーケンスを複数回繰り返す、ウエイト時間を更に長く設定する、などによって、より強固な貼り付き状態の解除に対応することが可能となる。
図9は本発明の他の実施形態に係るインクジェット記録装置の構成を示す模式的斜視図であり、図10は構成におけるキャッピング状態からの動作を説明する模式的側面図である。
図9及び図10において、回復ユニット100に設けられたキャップ103が、第一の駆動源であるPGモータ106の駆動をメインカム112を介しキャップレバー120を揺動させる構成は、図3、図4の構成と同様である。しかしながら、図9及び図10の構成は、第二の駆動源として、被記録材の搬送(副走査)を行う記録媒体搬送機構用のモータ(LFモータ)を用いる点で異なる。
図9に示すように、LFモータ13の駆動力はベルト14、アイドラギア15、変速ギア16を介して搬送ローラ4と一体的に構成された搬送ギア17に伝達され、搬送ローラを回転させることにより被記録材を搬送するよう構成されている。回復ユニット近傍の搬送ローラ4軸上にはキャップ103の離間動作を補助するキャップオープンサポートレバー150が搬送ローラ4と一体的に設けられ、LFモータ13により搬送ローラ4を駆動することで回動するよう構成されている。
ここで図10に示すように、第一の駆動源であるPGモータ106を駆動させ、キャップ102を搭載したキャップホルダ102をキャップオープン方向(矢印C方向)に移動させる。これとともに、第二の駆動源であるLFモータ13を駆動し、キャップオープンサポートレバー150を矢印E方向に一緒に回動させてキャップホルダ102に設けられたカム面102aを押圧する。これにより、矢印C方向と直交する矢印F方向にキャップホルダ102を微少移動させることができる。この結果、記録ヘッド1とキャップ103の密着面に対しては斜め方向(矢印Cと矢印Fの合力方向)への離間力が生じることとなり、前述の実施形態と同様の効果が得られる。
また、本実施形態の構成を用いて、図7及び図8で説明したキャップ離間動作制御を実施することも可能であり、同様の効果が得られるものである。
なお、図3〜図6及び図9〜図10で説明した実施形態は、それぞれ単独で用いての効果は前述のとおりであるが、合わせて用いる構成及び離間工程を用いても構わない。
即ちPGモータ106によるキャップホルダ102を下げる駆動と、CRモータ10によるキャリッジ2を左右に移動する駆動と、LFモータ13によるキャップホルダ102を前後に移動する駆動とを、同時に駆動させてもよい。あるいは互い違いに駆動させてもよい。いずれにしても記録ヘッド1とキャップ103の密着面に対しては3次元的な斜め方向に離間力が生じることとなり、更なる効果が期待できる。
本発明の実施形態によるインクジェット記録装置の全体構成を示す模式的斜視図である。 本発明の実施形態によるインクジェット記録装置の制御ブロック図である。 本発明のインクジェット記録装置の回復ユニットの一実施形態を示す模式的斜視図である。 本発明の記録ヘッドに対するキャップの駆動系を示す模式的斜視図である。 駆動系によるキャップの密閉状態(キャッピング状態)を示す模式的側面図である。 駆動系によるキャップの離間状態(キャップオープン状態)を示す模式的側面図である。 キャリッジとキャップの動作を示す図5のY方向からの模式的投影図である。 本発明のインクジェット記録装置におけるキャップ離間(キャップオープン)動作制御の実施例を示すフローチャートである。 本発明のインクジェット記録装置におけるキャップ離間(キャップオープン)動作制御の他の実施例を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係るインクジェット記録装置の構成を示す模式的斜視図である。 図9の構成におけるキャッピング状態からの動作を説明する模式的側面図である。
符号の説明
1 記録ヘッド
10 CRモータ
13 LFモータ
103 キャップ
106 PGモータ
200 制御部

Claims (5)

  1. インクを吐出する記録ヘッドと、該記録ヘッドの吐出口面をキャッピングするキャップと、該キャップを前記吐出口面と交差する方向に移動させる第1の駆動源と、前記記録ヘッドを搭載して移動するキャリッジと、該キャリッジを駆動する第2の駆動源と、前記第1の駆動源及び前記第2の駆動源を制御する制御部と、を備えるインクジェット記録装置において、
    前記制御部は、前記第1の駆動源のみ駆動して前記キャップを前記吐出口面から離間する第1の動作、または前記第1の駆動源及び前記第2の駆動源を駆動して前記キャップを前記吐出口面から離間する第2の動作を行わせることができ、前記第2の動作のときの前記第1の駆動源の駆動速度は前記第1の動作のときの前記第1の駆動源の駆動速度よりも小さいことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記制御部は、前記第2の動作のときに、前記キャリッジが第1の方向及び該第1の方向と反対の第2の方向に移動するように前記第2の駆動源を駆動することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記制御部は、装置の着荷時に前記第2の動作を行わせることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記制御部は、装置が長期間未使用状態の場合は、前記第2の動作を行わせることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記制御部は、前記第1の動作を行って前記キャップが前記吐出口面から離間しない場合に前記第2の動作を行わせることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
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