JP2004009562A - 従動回転体及びシート材搬送装置及び記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】搬送ローラ31に圧接されて従動して回転するピンチローラ32であって、前記ピンチローラ32は軸受部32a,32bが一体に樹脂成形され、且つ、前記ピンチローラ32の成形型を前記ピンチローラ32の長手方向左右に分割するための凹部32cが前記ピンチローラ32の長手方向中央付近に設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送回転体に圧接されて従動して回転する従動回転体に関し、例えば搬送ローラに圧接されるピンチローラを有するシート材搬送装置、及び前記シート材搬送装置を有する記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタや複写機、ファクシミリ等の装置ではシート材への記録や原稿の読み込みを行うために、シート材積載部に積載されたシート材が1枚ずつ分離給送され、シート材搬送部において分離されてきたシート材の先端揃えが行われた後、記録読み取り領域にシート材が搬送される。
【0003】
図5は従来の搬送装置の搬送部の斜視図、図6は従来の搬送装置のシート材搬送部の構成を説明する構成断面図である。
【0004】
不図示の給送装置により分離給送されてきたシート材は、まず搬送部110において搬送ローラ111と搬送ローラ111に圧接されたピンチローラ104とにより先端揃えが行われる。
【0005】
先端揃えが行われたシート材は搬送ローラ111により記録部130に送られ、プラテン131に支持された状態で記録ヘッド132により記録が行われる。
【0006】
記録されたシート材は排出ローラ141と排出拍車142からなる排出部140を通って装置外に排出される。
【0007】
搬送ローラ111はシート材搬送面に砥粒を塗着した金属ローラで、ピンチローラ104はPOM(ポリオキシメチレン)等の樹脂を成形したものである。
【0008】
ピンチローラ104は長手方向に穴があけられており、この穴に金属軸105を通して、本体シャーシ101に回動可能に取り付けられたピンチローラホルダ102によって支持され、ピンチローラバネ103により搬送ローラ111に圧接されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような従来の搬送装置におけるピンチローラ104の形状を図7に示す。
【0010】
図7(a)に示すように内側に金属軸を通すように穴をあけられたピンチローラ104は、図7(b)に示すようにローラ長手方向片方の端部付近で型を割るようにしている。すなわち、図7(b)に示すように、ローラ長手方向片方の端部付近の分割ラインPLで分割される、それぞれが長手方向に長い成形型151,152により図7(a)に示す如き形状に成形される。
【0011】
このピンチローラ104の表面は、シート材の引っかかりや傷を防ぐために出来るだけ傷等を付けないように成形する必要が有り、また、ピンチローラの長手方向両端部によるシート材への傷を防ぐため、両端部よりも中央部の径を大きくしておく必要が有る。すなわち、図7(a)に示す▲1▼,▲2▼,▲3▼の位置のピンチローラ径をそれぞれφA±a、φB±b、φC±cとすると、これら径の関係はB−b>A+a、A=Cとなっている。なお、図7(a)に示すように、従来のピンチローラ104の長手方向の長さDは約20[mm]程度である。
【0012】
これに対して、コストダウン等のために金属軸を無くし、ピンチローラを一体で成形することで単価を下げ、かつローラ1本ごとの長さを伸ばしてピンチローラの使用本数を減らそうとする場合、従来と同様にローラの長手方向片側から割る型割による成形方法だと、ローラの長さを伸ばした分だけ該ローラを成形するための型の長さが前記長手方向に長くなってしまう。
【0013】
そのため、型の作成が困難になるだけでなく、型の冷却のためにローラの成形サイクルが長くなったり、成形時の寸法が出にくく傷等の不良が発生しやすい、等の問題があり、結果的にコストダウンの効果が無くなってしまう恐れがある。
【0014】
もし、上記の問題に対して特殊な樹脂材料を用いて対応出来たとしても、特殊な材料の場合、材料費や材料の入手性等でせっかくのコストダウン効果があまり得られなくなってしまう恐れがある。
【0015】
そこで、本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、ピンチローラを一体成形し、かつ長くした場合でも通常の成形と材料で無理無く成形出来るピンチローラにすることである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の代表的な従動回転体の構成は、搬送回転体に圧接されて従動して回転する従動回転体であって、前記従動回転体は軸受部が一体に樹脂成形され、且つ、前記従動回転体の成形型を前記従動回転体の長手方向左右に分割するための凹部が前記従動回転体の長手方向中央付近に設けられていることを特徴とする。
【0017】
また上記目的を達成するための本発明の代表的なシート材搬送装置の構成は、シート材を搬送するための搬送ローラと、前記搬送ローラに従動して回転するピンチローラと、前記ピンチローラを保持するピンチローラ保持手段と、前記ピンチローラを前記搬送ローラに圧接するための押圧手段と、を有するシート材搬送装置において、前記ピンチローラは軸受部が一体に樹脂成形され、且つ、前記ピンチローラの成形型を前記ピンチローラの長手方向左右に分割するための凹部が前記従動回転体の長手方向中央付近に設けられていることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0019】
〔第1実施形態〕
以下に、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。図1は第1実施形態における記録装置の全体構成を示す斜視図、図2は図1に示した記録装置の平面図、図3は図1に示した記録装置の構成断面図である。
【0020】
図1に示すように、記録装置1は、被記録媒体であるシート材を積載し分離給送する給送部2、給送されたシート材を搬送する搬送部3、記録装置外にシート材を排出する排出部4、シート材に記録を行う記録ヘッドが搭載されたキャリッジ部5、記録ヘッドのクリーニングを行うクリーニング部6とから主に構成されている。以下に、上述した各部の構成及び動作について説明する。
【0021】
給送部2はベース11に回転軸を中心に回転可能に取り付けられ、被記録媒体であるシート材を積載する圧板21と、積載されたシート材を1枚ずつ分離給送する給送ローラ22と分離ローラ23と、圧板21を給送ローラ22に付勢する圧板バネ24と、シート材の横方向の積載位置を規制する可動サイドガイド25から構成されている。
【0022】
待機状態においては、不図示のカム等により圧板21は所定の位置まで押し下げられており、これにより圧板21と給送ローラ22の当接が解除されている。
【0023】
給送時には不図示のカム等により圧板21が上昇し、給送ローラ22とシート材が当接し、給送ローラ22の回転に伴ってシート材が搬送され、給送ローラ22と分離ローラ23によって1枚ずつ分離された後、搬送部3に送られる。
【0024】
搬送部3は、シート材を搬送する搬送回転体としての搬送ローラ31と、搬送ローラ31に当接して設けられ搬送ローラ31に従動する従動回転体としてのピンチローラ32と、ピンチローラ32を保持する、シャーシ8に回動可能に取り付けられた保持手段としてのピンチローラホルダ33と、ピンチローラ32を搬送ローラ31に圧接するためにピンチローラ32を付勢する押圧手段としてのピンチローラバネ34と、ピンチローラホルダ33に回転可能に取り付けられ、シート材の先端後端を検出するためのPEセンサレバー35が設けられている。
【0025】
搬送ローラ31は搬送用モータ13の駆動がモータギア14と搬送ローラ31に固定された搬送ギア36とによって回転する。搬送ローラ31の搬送ギア36固定部の反対側には給送部2へ搬送用モータ13の駆動を伝達するための出力ギア37が固定されている。
【0026】
搬送部3に送られたシート材は、ベース11のガイド面16とピンチローラホルダ33の下面にガイドされて、搬送ローラ31とピンチローラ32とのローラ対に送られ、シート材の先端揃えが行われた後、搬送ローラ31の下流側に搬送される。
【0027】
上記動作の途中で、シート材の先端によりPEセンサレバー35が回動させられ、シャーシ8に固定されている電気基板9上に設けられたPEセンサ91を作動させることでシート材先端が検出され、検出結果により記録開始位置までのシート材の搬送量が求められる。
【0028】
搬送ローラ31の下流側に搬送されたシート材は、ベース11に形成されたプラテン面12にガイドされた状態で、キャリッジ50に搭載された記録ヘッド7により画像形成される。
【0029】
排出部4は、搬送部3から送られてきたシート材を搬送する排出ローラ41と、排出ローラ41に従動して回転可能な排出拍車42と、搬送用モータ13からの駆動を排出ローラ41に設けられた排出ギア43に伝達するための排出アイドラギア44とから構成されている。
【0030】
画像形成されたシート材は排出ローラ41と排出拍車42との間に挟まれて搬送され、排出トレイ15上に排出される。
【0031】
次に本実施形態に係る従動回転体としてのピンチローラについて説明する。図4は本実施形態に係るピンチローラの説明図である。
【0032】
搬送回転体としての搬送ローラ31に圧接されて従動して回転する従動回転体としてのピンチローラ32は、ピンチローラ軸受部32a,32bが一体に樹脂成形されたものである。
【0033】
ピンチローラ32はピンチローラ軸受部32a,32bで保持手段としてのピンチローラホルダ33(図3参照)に支持され、押圧手段としてのピンチローラバネ34(図3参照)によって軸受部近傍に圧をかけられ、搬送ローラ31に付勢されている。
【0034】
また、本実施形態では、図3に示すように、ピンチローラ31はシート材搬送方向と略直交する幅方向に4本配設され、それぞれのピンチローラホルダ33の軸受部近傍5箇所でピンチローラバネ34による付勢が行われている。このときの各ピンチローラバネ34による付勢力は、4本配設されたピンチローラの両端の2箇所をα、それ以外の3箇所をβとすると、これら付勢力の関係がβ=2αになるように構成されている。
【0035】
ピンチローラ32の長手方向中央部には凹部32cが設けられており、成形時には前記凹部32cの部分で成形型を長手方向左右に割るようにしている。具体的には、本実施形態では、図4(b)に示すように、前記ピンチローラ32は、前記長手方向に対して垂直方向に分割される前記凹部32cを成形するための2つの成形型38T,38Uと、該成形型38T,38Uに対して分割ラインPLにて前記長手方向左右に分割される2つの成形型39L,39Rと、により成形される。これらの成形型によって前記凹部32cが設けられ、且つ、軸受部32a,32bが一体に成形された、軸方向に長い図4(a)に示す如きピンチローラ32が成形される。
【0036】
このように、ピンチローラ32の長手方向中央部に凹部32cを設け、該凹部32cの部分(分割ラインPL)から型39L,39Rを左右に割ることによって、長手方向に長いローラを成形する場合であっても、該ローラを成形する型の長手方向の長さを短くすることができる。そのため、軸受部32a,32bを一体成形しピンチローラ32の軸方向の長さを伸ばしたときにも、型の冷却のための成形サイクルを悪化させることがなく、また特殊な材料の使用無しに従来から用いられているPOM等の樹脂によって良好な成形を行え、コストダウンをすることができる。
【0037】
また、前記ピンチローラ32の凹部32cは、回転中心側からローラ外周側に向けて幅が広くなっている。これは前述したように前記凹部32cの部分(分割ラインPL)を境に図4(b)に示すように型39a,39bを長手方向左右に割るだけでなく、該凹部32cの部分の型38a,38bが長手方向に対して垂直方向に抜けなくなるのを防止するためである。
【0038】
前記ピンチローラ32の凹部32cの両端部外径は、前記ピンチローラ32の凹部両側それぞれのローラ部32d,32eの中央付近外径よりも細くなっている。具体的には、図4(a)に示すように、1つのピンチローラ32において、前記凹部32cを挟んで左右のローラ部32d,32eは、▲1▼,▲2▼,▲3▼の位置のローラ径をそれぞれφA±a、φB±b、φC±cとすると、これら径の関係がB−b>A+a、A=Cとなっている。
【0039】
なお、本実施形態では、図4(a)に示すように、ピンチローラ32のローラ部32d,32eの径H1を約5[mm]程度、凹部32cの径H2を約4[mm]程度、凹部32cの深さH3を約0.5[mm]程度、凹部32cのローラ外周面側の軸方向の幅H4を約2[mm]程度、一体成形されたピンチローラ全体の長手方向の長さH5を約48〜50[mm]程度としている。
【0040】
上述したように、ピンチローラ32を、軸受部32a,32bを一体に樹脂成形し、且つ、前記ピンチローラ32の成形型を前記ピンチローラ32の長手方向左右に分割するための凹部32cを前記ピンチローラ32の長手方向中央付近に設けることによって、成形型の長手方向の長さを短くすることができるため、軸受部32a,32bを一体成形しピンチローラ32の長手方向の長さを伸ばしたときにも、型の冷却のための成形サイクルを悪化させることがなく、特殊な材料の使用無しに良好な成形を行え、コストダウンをすることができる。
【0041】
〔他の実施形態〕
前述した実施形態では、搬送回転体に圧接されて従動して回転する従動回転体として、シート材を搬送するための搬送ローラに圧接されて従動して回転するピンチローラを例示したが、これに限定されるものではなく、必要に応じて適宜適用可能である。
【0042】
また前述した実施形態では、記録ヘッドの種類や数を具体的に例示して説明しなかったが、本発明は、1個の記録ヘッドを用いるインクジェット記録装置、異なる色のインクで記録する複数個の記録ヘッドを用いるカラー記録用のインクジェット記録装置、或いは同一色彩で濃度の異なるインクで記録する複数の記録ヘッドを用いる階調記録用のインクジェット記録装置など、記録ヘッドの種類や数に関係なく適用ができ、前述した作用効果を達成し得る。
【0043】
更に記録手段(記録ヘッド)としては、記録ヘッドとインクタンクを一体化したカートリッジタイプのもの、或いは記録ヘッドとインクタンクを別体としこれらをインク供給チューブで接続する構成のものなど、記録手段及びインクタンクの構成がどのようなものであっても、同様に適用することができ、同様の効果を達成し得る。
【0044】
尚、本発明をインクジェット記録装置に適用する場合には、例えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体等を用いる記録手段を使用するものに適用できるが、中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出する方式の記録手段を使用するインクジェット記録装置において優れた効果をもたらすものである。かかる方式によれば、記録の高密度化、高精細化が達成できるからである。
【0045】
更に、記録装置が記録できる記録媒体の最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドに対しても、本発明は有効に適用できる。そのような記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによって、その長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての構成のいずれでも良い。加えて、前述したシリアルタイプのものでも、装置本体に固定された記録ヘッド、或いは装置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、或いは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0046】
また、前述したインクジェット記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末装置として用いられるものの他、キャリッジに記録ヘッド以外のスキャナ等を装着することが可能なインクジェット入出力装置、リーダ等と組み合わせた複写装置、更には送受信機能を有するファクシミリ装置の形態をとるもの等であっても良い。
【0047】
また前述した実施形態では、記録方式としてインクジェット記録方式を例示したが、これに限定する必要はなく、他にも熱転写記録方式や感熱記録方式、更にはワイヤードット記録方式等のインパクト記録方式、或いはそれ以外の電子写真方式等の記録方式であっても適用し得る。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、搬送回転体に圧接されて従動して回転する従動回転体の成形型を前記従動回転体の長手方向左右に分割するための凹部を前記従動回転体の長手方向中央付近に設けることによって、従動回転体の成形型の長手方向の長さを短くすることができる。そのため、軸受部を一体に樹脂成形し従動回転体の長手方向の長さを伸ばしたときにも、型の冷却のための成形サイクルを悪化させることがなく、特殊な材料の使用無しに良好な成形が行え、コストダウンをすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における記録装置の全体構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示した記録装置を上面から見た図である。
【図3】図1に示した記録装置の構成断面図である。
【図4】図1に示した記録装置のピンチローラの説明図である。
【図5】従来の搬送装置の搬送部の斜視図である。
【図6】従来の搬送装置のシート材搬送部の構成を説明する構成断面図である。
【図7】従来のピンチローラの説明図である。
【符号の説明】
PL …分割ライン
1 …記録装置
2 …給送部
3 …搬送部
4 …排出部
5 …キャリッジ部
6 …クリーニング部
7 …記録ヘッド
8 …シャーシ
9 …電気基板
11 …ベース
12 …プラテン面
13 …搬送用モータ
14 …モータギア
15 …排出トレイ
16 …ガイド面
21 …圧板
22 …給送ローラ
23 …分離ローラ
24 …圧板バネ
25 …可動サイドガイド
31 …搬送ローラ
32 …ピンチローラ
32a,32b…ピンチローラ軸受部
32c…凹部
32d,32e…ローラ部
33 …ピンチローラホルダ
34 …ピンチローラバネ
35 …PEセンサレバー
36 …搬送ギア
37 …出力ギア
38T,38U…成形型
39L,39R…成形型
41 …排出ローラ
42 …排出拍車
43 …排出ギア
44 …排出アイドラギア
50 …キャリッジ
91 …PEセンサ
Claims (9)
- 搬送回転体に圧接されて従動して回転する従動回転体であって、前記従動回転体は軸受部が一体に樹脂成形され、且つ、前記従動回転体の成形型を前記従動回転体の長手方向左右に分割するための凹部が前記従動回転体の長手方向中央付近に設けられていることを特徴とする従動回転体。
- 前記従動回転体の凹部の両端部外径が、前記従動回転体の凹部両側それぞれのローラ部中央付近外径よりも細いことを特徴とする請求項1に記載の従動回転体。
- 前記従動回転体は、前記従動回転体の前記長手方向に対して垂直方向に分割される前記凹部を成形するための2つの成形型と、該成形型に対して前記長手方向左右に分割される2つの成形型と、により成形されることを特徴とする請求項1に記載の従動回転体。
- シート材を搬送するための搬送ローラと、前記搬送ローラに従動して回転するピンチローラと、前記ピンチローラを保持するピンチローラ保持手段と、前記ピンチローラを前記搬送ローラに圧接するための押圧手段と、を有するシート材搬送装置において、
前記ピンチローラは軸受部が一体に樹脂成形され、且つ、前記ピンチローラの成形型を前記ピンチローラの長手方向左右に分割するための凹部が前記従動回転体の長手方向中央付近に設けられていることを特徴とするシート材搬送装置。 - 前記ピンチローラの凹部の両端部外径が、前記ピンチローラの凹部両側それぞれのローラ部中央付近外径よりも細いことを特徴とする請求項4に記載のシート材搬送装置。
- 前記ピンチローラは、前記ピンチローラの長手方向に対して垂直方向に分割される前記凹部を成形するための2つの成形型と、該成形型に対して前記長手方向左右に分割される2つの成形型と、により成形されることを特徴とする請求項4に記載のシート材搬送装置。
- 被記録媒体に記録を行う記録手段と、前記被記録媒体を搬送する搬送手段と、を有する記録装置において、
前記搬送手段として、請求項4〜6のいずれか1項に記載のシート材搬送装置を有することを特徴とする記録装置。 - 前記記録装置は、記録手段が信号に応じてインクを吐出して記録することを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
- 前記記録装置は、記録手段が信号に応じて電気熱変換体に通電し、該電気熱変換体の発する熱エネルギーによってインクを吐出することを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050525 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070404 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070410 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070410 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070724 |