JP2004292452A - ヒドロフルオロエーテル類の製造法 - Google Patents
ヒドロフルオロエーテル類の製造法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004292452A JP2004292452A JP2004092681A JP2004092681A JP2004292452A JP 2004292452 A JP2004292452 A JP 2004292452A JP 2004092681 A JP2004092681 A JP 2004092681A JP 2004092681 A JP2004092681 A JP 2004092681A JP 2004292452 A JP2004292452 A JP 2004292452A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- formula
- fluoride
- reaction
- catalyst
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C41/00—Preparation of ethers; Preparation of compounds having groups, groups or groups
- C07C41/01—Preparation of ethers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C41/00—Preparation of ethers; Preparation of compounds having groups, groups or groups
- C07C41/48—Preparation of compounds having groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C41/00—Preparation of ethers; Preparation of compounds having groups, groups or groups
- C07C41/48—Preparation of compounds having groups
- C07C41/50—Preparation of compounds having groups by reactions producing groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G65/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
- C08G65/002—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from unsaturated compounds
- C08G65/005—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from unsaturated compounds containing halogens
- C08G65/007—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from unsaturated compounds containing halogens containing fluorine
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G65/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
- C08G65/02—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring
- C08G65/32—Polymers modified by chemical after-treatment
- C08G65/329—Polymers modified by chemical after-treatment with organic compounds
- C08G65/331—Polymers modified by chemical after-treatment with organic compounds containing oxygen
- C08G65/332—Polymers modified by chemical after-treatment with organic compounds containing oxygen containing carboxyl groups, or halides, or esters thereof
- C08G65/3322—Polymers modified by chemical after-treatment with organic compounds containing oxygen containing carboxyl groups, or halides, or esters thereof acyclic
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G65/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
- C08G65/02—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring
- C08G65/32—Polymers modified by chemical after-treatment
- C08G65/329—Polymers modified by chemical after-treatment with organic compounds
- C08G65/337—Polymers modified by chemical after-treatment with organic compounds containing other elements
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/584—Recycling of catalysts
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
【解決手段】モノまたは二官能性カルボニル化合物と少なくとも1当量のフルオロホルメートとを、イオンフルオライド化合物触媒と双極性中性溶媒の存在下反応させることからなる、式(I)
A−(Rf)n0−CF(Rf1)−O−Rh (I)
〔式中n0は0または1、Rfは任意に1以上の酸素原子を含むC1〜C20(ペルフルオロアルキレンなどの二価の基、Rf1はF、C1〜C10の飽和または不飽和アルキルまたはC7〜C20アルキルアリール、AはF、(Rh2O)−CF(Rf4)−、−C(O)F(式中Rh2はRhと同様の意味、Rf4はRf1と同様の意味)〕
のヒドロフルオロエーテルの製造方法が提供される。
【選択図】なし
Description
より詳しくは、−O−Rhタイプ(Rhは飽和または不飽和炭化水素基)の1つの末端基を有するヒドロフルオロエタン類に関する。
米国特許第3,962,460号(特許文献1)はヒドロフルオロエタン類とその合成を記述している。例えば、その特許に記載のCF3−CF(CF3)−OCH2ClとCF3−CF(CF3)−OCH3化合物は、ジメチルスルファート、弗化カリウムと大過剰のカルボニル反応剤の反応によって作られる。その方法は、金属弗化物が反応剤として使用され、かつ反応中に生成したかなりの量の反応剤と無機塩が最終混合物中に残存する欠点がある。これらの塩は、例えば硫酸カリウムとして破棄しなければならない。加えて、方法の収率は高くない。
−Rhが1以上の炭素原子を含有するときでも、高い縮合収率、
−触媒のリサイクルの可能性、
−簡単な技術で、ヒドロフルオロエタン類縮合生成物の分離、
−破棄すべき副生物か環境への低い衝撃、
製造する方法を可能にする必要があった。
式(IV)
B−Rf−C(O)Rf1 (IV)
(式中BはFまたは−C(O) f4、Rf、Rf1と Rf4は下記定義と同じ)
のモノまたは二官能性カルボニル化合物が、触媒として作用するイオンフルオライド化合物と、反応条件下で不活性な双極性中性有機の液状化合物との存在下で、式(III)
R−OC(O)F (III)
(式中Rは下記の定義のようにRh またはRh2)
のフルオロホルメートの少なくとも1当量と反応させることからなる、式(I)
A−(Rf)n0−CF(Rf1)−O−Rh (I)
〔式中n0は0または1、Rfは二価の基:1以上の酸素原子を任意に含むC1〜C20、好ましくはC2〜C12の、線状または分枝状(ペル)フルオロアルキレン;または−CFW'O−(Rf2)−CFW−、(式中WとW'は、同一または異なり、F、CF3;Rf2は、鎖に沿って統計的に分布した次の単位の1以上:(C3F6O);(CFWO)(式中Wは上述);(C2F4O)、(CF2(CF2)zCF2)(式中zは1または2の整数);(CH2CF2CF2);
Rf1はFまたはC1〜C10の線状または分枝状(ペル)フルオロアルキルまたは(ペル)フルオロオキシアルキル基、
RhはC1〜C20、好ましくはC1〜C10の、線状または可能なとき分枝状、飽和または可能なとき不飽和のアルキル、またはRhはF、O、N、SとPから選択された異原子および/または−SO2F、−CH=CH2、−CH2CH=CH2とNO2から好ましくは選択された官能基を任意に含む、C7〜C20アルキルアリール基、
AはF、(Rh2O)−CF(Rf4)−または−C(O)F(式中Rh2はRhと同一または異なり、Rhの意味を有し、Rf4はRf1と同一または異なり、Rf1の意味を有する)〕、
のヒドロフルオロエタン類を得る方法を提供することである。
−Rhが1以上の炭素原子を含有するときでも、高い縮合収率、
−触媒のリサイクルの可能性、
−簡単な技術で、ヒドロフルオロエタン類縮合生成物の分離、
−破棄すべき副生物か環境への低い衝撃、
製造する方法が可能となる。
カルボニル化合物(IV)とフルオロホルメート(III)との反応は、−C(O)Rf1また−C(O)Rf4の等量あたりCO21モルを発生する。
化合物(IV)が二官能性のとき、すなわちB=−C(O)Rf4、カルボニル化合物と、異なるRを有する2つのフルオロホルメート(III)を反応さすことが可能である。
式(I)中、A中とRf1とRf4は、互いに独立してFまたはCF3であるのが、好ましい。
Rfが(ペル)フルオロアルキレンのとき、次の基:−CF2−、−CF2CF2−、−CF2CF2CF2−、−CF2(CF3)CF−から選択するのが好ましく、Rfが1つの酸素原子を含むとき、−CF2CF(OCF3)−の意味を有するのが好ましい。
Rf2のペルフルオロポリオキシアルキレン鎖は次の構造から選択するのが好ましい。
a)−(CF2CF2O)m(CF2O)n(CF2CF(CF3)O)pCF(CF3)O)q−;
b)−(CF2O)n(CF2CF(CF3)O)p(CF(CF3)O)q−;
c)−(CF2CF2O)m(CF2O)n;
工程中、mは両端を含む0〜100からなり、
nは両端を含む0〜50からなり、
pは両端を含む0〜100からなり、
qは両端を含む0〜60からなり、
m+n+p+q>0で、Rf2の数平均分子量は上記の範囲内である。
ペルフルオロオキシアルキレンc)が好ましく、そこでn/n比は0.1〜10、nは0と異なり、数平均分子量は上記の範囲内である。
RhとRh2は次のもの:−CH3、−CH2CH3、−CH2CH2CH3、−CH(CH3)2、−CH2CH=CH2を有するのが好ましい。
双極性中性溶媒の例は、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、グリム、エチレンポリオキシドジメチルエーテル類(PEO−ジメチルエーテル類)で、テトラグリムと数平均分子量134〜2,000を有するPEO−ジメチルエーテル類を使用するのが好ましい。
イオンフルオライド化合物は、金属フルオライド、特にアルカリまたはアルカリ土類金属フルオライド;AgF;アルキルアンモニウムフルオライドとアルキルホスホニウムフルオライド(窒素原子と燐原子は、同一または異なる1以上のC1〜C8アルキル基で置換されてもよい)、から選択するのが好ましい。
触媒は、任意に、例えば、Al2O3やMgOのような多孔性材料に支持される。
モル%で表しての触媒量は、式(IV)のモノまたは二官能性カルボニル化合物に対し、0.1%〜50%の範囲である。
上記のように、カルボニル化合物(IV)とフルオロホルメート(III)との反応は、反応条件で液体で不活性な双極性中性有機化合物の存在下で行われる。この有機化合物は、例えば、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、グリム、エチレンポリオキシドジメチルエーテル類(PEO−ジメチルエーテル類)で、好ましくはテトラグリムと数平均分子量134〜2,000のPEO−ジメチルエーテルが使用される。
双極性中性溶媒とイオンフルオライドとの重量比は1:100〜100:1の範囲であることができる。
本発明の方法での反応温度は、60℃〜200℃、好ましくは80℃〜150℃である。
操作圧は、大気圧か、それ以上30圧までであってもよい。
反応生成物の形成は、例えば、圧が一定に残るまで圧増加(CO2形成)を経時にモニターすることに確認できる。
カルボニル化合物(IV)が二官能性のとき、反応は、2段階で行うこともできる。第1工程で、1モルフルオロホルメート(III)(R=Rfが、カルボニル化合物(IV)の第1の当量を添加される。反応の終わりに、異なるフルオロホルメート(R=Rh2)の1モルを添加する。又は、2当量のフルオロホルメートを同時に添加できる。
収率は、得られたHFEモルとカルボニル化合物(IV)の当初のモルとの%比として計算される。
その上、HFEと反応したカルボニル化合物(IV)との%モル比で表して選択率は、一般に90%以上である。
反応の終わりに、縮合生成物は、蒸留または傾斜で原料反応物から分離できる。当業者であれば、最終生成物と使用される双極性中性溶媒の沸点によって、最適な方法を選択すればよい。
かくして、双極性中性有機化合物中のイオンフルオライド化合物の懸濁液/溶液を何回も回収と再使用が可能である。縮合反応容器中の触媒の懸濁液/溶液を維持して操作できる。この場合に、反応剤が反応容器に供給され、縮合生成物のみと任意に未反応化合物が排出される。
カルボニル化合物(IV)は、次の特許:米国特許第3,113,967号、同第3,114,778号、同第3,250,808号、同第3,351,644号、同第6,013,795号、同第3,847,978号、同第6,127,498号、同第5,488,142号、イタリア特許出願第MI2003A 000018号、同MI2003A 000019号と同MI2002A 001365号の開示に従って製造できる。
フルオロホルメート化合物は当該分野で既知で、英国特許第1,216,639号の開示に従って製造できる。
この発明によって作られた化合物は、冷媒、発泡剤、溶剤、滑剤、熱交換剤として使用でき、環境上のインパクトが低い。
CsF粉末0.36g(2.4mmol)およびテトラグリム(CH3O(CH2CH2O)4CH3)2.02gをドライボックスに通して圧力変換器と磁気アンカーを装備する25mlオートクレーブ内に導入した。凝縮しない生成物をバキュームシステムによって除去した後、アシルフルオライド(CF3O)(CF3)CFCOF23mmolとメチルフルオロホルメート(CH3OC(O)F)23mmolをオートクレーブ内で濃縮した。次に、オートクレーブをオイルバスに浸けて温度100℃で保持した。36時間後、加熱を停止し、オートクレーブの内容物をバキュームシステム内に移送した。そして、各々−110℃と−196℃の温度に維持されたトラップを有するトラップ‐トゥ‐トラップ蒸留によって、蒸留物5.25gを−110℃のトラップ内に分離し、それをガスクロマトグラフィーにて分析した結果、生成物(CF3O)(CF3)CFCF2OCH3が84重量%含有していた。得られたHFEモルと使用されたカルボニル化合物との間のアルキル置換率は72%であった。変換したアシルフルオライドに対するアルキル置換率(選択率)は95%であった。
同じアシルフルオライド15mmolとエチルフルオロホルメート(CH3CH2OC(O)F)15mmolを供給する以外は実施例1と同様に合成を行った。トラップ‐トゥ‐トラップ蒸留後に分離された蒸留物3.21g中に所望の化合物が87重量%含有しており、その化合物のアルキル置換量の76%が初期のアシルフルオライドに対するものであった。選択率は96%である。
同じアシルフルオライド15mmolとアリルフルオロホルメート(CH2=CHCH2OC(O)F)15mmolを供給する以外は実施例1と同様に合成を行った。トラップ‐トゥ‐トラップ蒸留後に分離された蒸留物3.76g中に所望の化合物が95重量%含有しており、その化合物のアルキル置換量の81%が初期のアシルフルオライドに対するものであった。選択率は97%である。
同じアシルフルオライド15mmolとイソプロピルフルオロホルメート((CH3)2CHOC(O)F)15mmolを供給し反応時間を48時間とする以外は、実施例1と同様に合成を行った。トラップ‐トゥ‐トラップ蒸留後の蒸留物4.35g中に所望の化合物が59重量%含有しており、その化合物のアルキル置換量の57%が初期のアシルフルオライドに対するものであった。選択率は97%である。
CsF粉末0.77g(5.1mmol)、テトラグリム2.10gおよび数平均分子量(MN)620、m/n率=4.3、C(O)F末端基1.82(アシルフルオライド末端基12mmol)の相関性を有するジアシルフルオライドF(O)CCF2O(CF2CF2O)m(CF2O)nCF2C(O)F(IA)4.09gをドライボックスに通して圧力変換器と磁気アンカーを装備する25mlオートクレーブ内に導入した。凝縮しない生成物を−196℃のバキュームシステム(10-3ミリバール)によって除去した後、メチルフルオロホルメート20mmolをオートクレーブ内で濃縮した。次に、オートクレーブをオイルバスに浸けて温度100℃で保持した。24時間後、加熱を中断し、未反応アシルフルオライド群のエステル化を目的としてオートクレーブ内でメタノールを濃縮した。そして、バキュームシステムによって気相(CO2、HF)を除去し、フッ化ガスを回収し、水洗浄した。1H‐NMRおよび19F‐NMRにて分析した結果、初期のアシルフルオライドについての反応収率は90%であった。選択率は100%であった。
CsF粉末0.38g(2.5mmol)、テトラグリム2.04gおよび実施例5のジアシルフルオライド(IA)4.02gをドライボックスに通して圧力変換器と磁気アンカーを装備する25mlオートクレーブ内に導入した。凝縮しない生成物を−196℃のバキュームシステム(10-3ミリバール)によって除去した後、エチルフルオロホルメート19mmolをオートクレーブ内で濃縮した。次に、オートクレーブをオイルバスに浸けて温度100℃で保持した。48時間後、温度を130℃に上昇し、24時間反応させた。最後に加熱を停止し、オートクレーブ内でメタノール2.0gを濃縮した。そして、バキュームシステムによって気相(CO2、HF)を除去し、フッ化ガスを回収し、水洗浄した。1H‐NMRおよび19F‐NMRにて分析した結果、初期のアシルフルオライドについてのアルキル置換率は96%であった。選択率は100%であった。
CsF粉末0.40g(2.6mmol)、テトラグリム2.03g、実施例5のジアシルフルオライド(IA)4.04gおよびアリルフルオロホルメート2.05g(19.7mmol)をドライボックスに通して圧力変換器と磁気アンカーを装備する25mlオートクレーブ内に導入した。凝縮しない生成物を−196℃のバキュームシステム(10-3ミリバール)によって除去した後、オートクレーブをオイルバスに浸けて温度100℃で保持した。24時間後、加熱を停止し、オートクレーブ内でメタノール2.0gを濃縮した。そして、バキュームシステムによって気相(CO2、HF)を除去し、フッ化ガスを回収し、水洗浄した。1H‐NMRおよび19F‐NMRにて分析した結果、初期のアシルフルオライドについてのアルキル置換率は90%であった。選択率は100%であった。
CsF粉末0.152g(1.0mmol)、テトラグリム1.0gおよび数平均分子量(MN)590、m/n率=4.45、C(O)F末端基1.0(アシルフルオライド末端基4.0mmol)の相関性を有するモノ‐アシルフルオライドCF3O‐(CF2CF2O)m(CF2O)nCF2C(O)F(IB)2.36gをドライボックスに通して圧力変換器と磁気アンカーを装備する25mlオートクレーブ内に導入した。凝縮しない生成物を−196℃のバキュームシステム(10-3ミリバール)によって除去した後、メチルフルオロホルメート8mmolをオートクレーブ内で濃縮した。次に、オートクレーブを温度100℃のオイルバスに浸けて加熱し、この温度で48時間保持した。その反応は、内部圧力によってチェックされた。反応終了後、メタノールをオートクレーブ内で濃縮した。そして、バキュームシステムによって気相(CO2、HF)を除去し、フッ化ガスを回収し、水洗浄した。1H‐NMRおよび19F‐NMRにて分析した結果、初期のアシルフルオライドについてのアルキル置換率は97%であった。選択率は100%であった。
反応の期間はCO2の発生に起因して内部圧力が増加する。初期のアシルフルオライドについてのアルキル置換率は最初の8時間で既に80%より高くなっていることが分かっており、反応によってそれより短い時間でも所望の化合物が高い収率で生じていることが示されている。
エチルフルオロホルメート8mmolをオートクレーブ内で濃縮すること以外は実施例8と同様に合成を行った。オートクレーブを100℃のオイルバスに浸けて加熱し、この温度で48時間保持した。その反応は、内部圧力によってチェックされた。反応終了後、メタノール1.0gをオートクレーブ内で濃縮した。そして、バキュームシステムによって気相(CO2、HF)を除去し、フッ化ガスを回収し、水洗浄した。1H‐NMRおよび19F‐NMRにて分析した結果、初期のアシルフルオライドについてのアルキル置換率は82%であった。選択率は100%であった。
イソプロピルフルオロホルメート8mmolをオートクレーブ内で濃縮すること以外は実施例8と同様に合成を行った。オートクレーブを100℃のオイルバスに浸けて加熱し、この温度で48時間保持した。その反応は、内部圧力によってチェックされた。反応終了後、メタノール1.0gをオートクレーブ内で濃縮した。そして、バキュームシステムによって気相(CO2、HF)を除去し、フッ化ガスを回収し、水洗浄した。1H‐NMRおよび19F‐NMRにて分析した結果、初期のアシルフルオライドについてのアルキル置換率は90%であった。選択率は100%であった。
アリルフルオロホルメート8mmolをオートクレーブ内で濃縮すること以外は実施例8と同様に合成を行った。オートクレーブを100℃のオイルバスに浸けて加熱し、この温度で48時間保持した。その反応は、内部圧力によってチェックされた。反応終了後、メタノール1.0gをオートクレーブ内で濃縮した。そして、バキュームシステムによって気相(CO2、HF)を除去し、フッ化ガスを回収し、水洗浄した。1H‐NMRおよび19F‐NMRにて分析した結果、初期のアシルフルオライドについてのアルキル置換率は98%であった。選択率は100%であった。
反応の期間はCO2の発生に起因して内部圧力が増加する。初期のアシルフルオライドについてのアルキル置換率は最初の8時間ですでに80%より高くなっていることが分かっており、反応によってそれより短い時間でも所望の化合物が高い収率で生じていることが示されている。
CsF粉末0.38g(2.5mmol)およびテトラグリム1.02gをドライボックスに通して圧力変換器と磁気アンカーを装備する25mlオートクレーブ内に導入した。凝縮しない生成物をバキュームシステムによって除去した後、ヘキサフルオロアセトン15.6mmolおよびメチルフルオロホルメート16.7mmolをオートクレーブ内で濃縮した。次に、オートクレーブを温度100℃のオイルバスに浸けて保持した。36時間後、加熱を停止し、オートクレーブの内容物をバキュームシステム内に移送した。そして、各々−78℃、−115℃および−196℃の温度に維持されたトラップを有するトラップ‐トゥ‐トラップ蒸留によって、純粋な蒸留物2.84gを−115℃のトラップ内に分離した。その蒸留物において、初期のアシルフルオライドについてのアルキル置換率は91%であった。選択率は100%であった。
CsF粉末0.36g(2.4mmol)およびテトラグリム2.01gをドライボックスに通して圧力変換器と磁気アンカーを装備する25mlオートクレーブ内に導入した。凝縮しない生成物をバキュームシステムによって除去した後、アシルフルオライド(CF3O)(CF3)CFCOF10mmolおよびメチルフルオロホルメートCH3OC(O)F15mmolをオートクレーブ内で濃縮した。次に、オートクレーブを温度100℃のオイルバスに浸けて保持した。24時間後、加熱を停止し、オートクレーブの内容物をバキュームシステム内に移送した。そして、各々−78℃、−110℃および−196℃の温度に維持されたトラップを有するトラップ‐トゥ‐トラップ蒸留によって、原産物2.88gを−78℃のトラップ内に分離した。それをガスクロマトグラフィーにて分析した結果、生成物(CF3O)(CF3)CFCF2OCH3が93重量%含有しており、初期のアシルフルオライドについてのアルキル置換率は100%であった。
(CF3)2CFCOF10.9mmolおよびメチルフルオロホルメートCH3OCOF17mmolを供給すること以外は実施例1と同様に合成を行った。トラップ‐トゥ‐トラップ蒸留後の分離した蒸留物2.71g中には、所望の化合物が72重量%含有しており、その化合物のアルキル置換量の71%が初期のアシルフルオライドに対するものであった。選択率は95%であった。
CsFの存在下でKF触媒を用いたこと以外は実施例5を同様に繰り返し、48時間後に加熱を停止した。初期のアシルフルオライドについてのアルキル置換率は85%であった。選択率は100%であった。
Claims (18)
- 式(IV)
B−Rf−C(O)Rf1 (IV)
(式中BはFまたは−C(O) f4、Rf、Rf1と Rf4は下記定義と同じ)
のモノまたは二官能性カルボニル化合物が、触媒として作用するイオンフルオライド化合物と、反応条件下で不活性な双極性中性有機の液状化合物との存在下で、式(III)
R−OC(O)F (III)
(式中Rは下記の定義のようにRh またはRh2)
のフルオロホルメートの少なくとも1当量と反応させることからなる、式(I)
A−(Rf)n0−CF(Rf1)−O−Rh (I)
〔式中n0は0または1、Rfは二価の基:1以上の酸素原子を任意に含むC1〜C20、好ましくはC2〜C12の、線状または分枝状(ペル)フルオロアルキレン;または−CFW'O−(Rf2)−CFW−、(式中WとW'は、同一または異なり、F、CF3;Rf2は、鎖に沿って統計的に分布した次の単位の1以上:(C3F6O);(CFWO)(式中Wは上述);(C2F4O)、(CF2(CF2)zCF2)(式中zは1または2の整数);(CH2CF2CF2);
Rf1はFまたはC1〜C10の線状または分枝状(ペル)フルオロアルキルまたは(ペル)フルオロオキシアルキル基、
RhはC1〜C20、好ましくはC1〜C10の、線状または可能なとき分枝状、飽和または可能なとき不飽和のアルキル、またはRhはF、O、N、SとPから選択された異原子および/または−SO2F、−CH=CH2、−CH2CH=CH2とNO2から好ましくは選択された官能基を任意に含む、C7〜C20アルキルアリール基、
AはF、(Rh2O)−CF(Rf4)−または−C(O)F(式中Rh2はRhと同一または異なり、Rhの意味を有し、Rf4はRf1と同一または異なり、Rf1の意味を有する)〕、
のヒドロフルオロエタン類を得る方法。 - Rf2の(C3F6O)単位が、(CF2CF(CF3)O)または(CF(CF3)CF2O)でありうる請求項1による方法。
- 式(I)でAのRf1とRf4が互いに独立してFまたはCF3である請求項1〜2の何れか1つによる方法。
- 式(I)のRfが(ペル)フルオロアルキレンのとき、Rfは次の基:−CF2−、−CF2CF2−、−CF2CF2CF2−と−CF2(CF3)CF−から選択され、Rfが1つの酸素原子を含むとき、−CF2(OCF3)CF−であるのが好ましい、請求項1〜3の何れか1つによる方法。
- Rf2は、数平均分子量66〜12,000、好ましくは100〜5,000、より好ましくは300〜2,000を有するペルフルオロポリオキシアルキレン鎖である、請求項1〜3の何れか1つによる方法。
- Rf2がペルフルオロオキシアルキレン鎖のとき、次の構造:
a)−(CF2CF2O)m(CF2O)n(CF2CF(CF3)O)pCF(CF3)O)q−;
b)−(CF2O)n(CF2CF(CF3)O)p(CF(CF3)O)q−;
c)−(CF2CF2O)m(CF2O)n;
(式中mは両端を含む0〜100の間からなり、nは両端を含む0〜50の間からなり、pは両端を含む0〜100の間からなり、qは両端を含む0〜60の間からなり、m+n+p+q>0で、Rf2の数平均分子量は請求項5での範囲内である)
から選択される請求項5による方法。 - Rf2はペルフルオロオキシアルキレンc)で、m/n比は0.1〜10の範囲で、nは0とは異なり、かつ数平均分子量が請求項5での範囲内である請求項6による方法。
- 式(I)でRhとRh2は、次の意味:−CH3、−CH2CH3、−CH2CH2CH3、−CH(CH3)2または−CH2CH=CH2である請求項1〜7の何れか1つによる方法。
- イオンフルオライド化合物が、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、グリムまたはエチレンポリオキシドジメチルエーテル類(PEO−ジメチルエーテル類)の双極性中性溶媒中で、20℃〜200℃のとき、イオンフルオライドを発生しうる何れかの化合物である請求項1〜8の何れか1つによる方法。
- イオンフルオライド化合物が、金属フルオライド、好ましくはアルカリまたはアルカリ土類金属フルオライド、AgF、アルキルアンモニウムフルオライドおよびアルキルホスホニウムフルオライド(窒素原子と燐原子は、それぞれ互いに同一または異なる1以上のC1〜C8アルキル基で置換できる)からなる群から選択される請求項9による方法。
- イオンフルオライド化合物がCsFまたはKFである請求項9〜10の何れか1つによる方法。
- 触媒が任意に支持されている請求項9〜11の何れか1つによる方法。
- 触媒量が、モル%で表して、式(IV)のモノまたは二官能性カルボニル化合物に対して0.1%〜50%の範囲である請求項1〜12の何れか1つによる方法。
- 反応条件下で液体で不活性な双極性中性化合物が、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、グリムとエチレンポリオキシドジメチルエーテル類(PEO−ジメチルエーテル類)からなる群から選択され、好ましくはテトラグリムと数平均分子量134〜2,000の範囲のPEO−ジメチルエーテル類である請求項1〜13の何れか1つによる方法。
- 双極性中性化合物とイオンフルオライド化合物の重量比が1:100〜100:1である請求項1〜14の何れか1つによる方法。
- 三級アミンおよび/または相転移触媒が使用される請求項1〜15の何れか1つによる方法
- 反応温度が60℃〜200℃、好ましくは80℃〜150℃である請求項1〜16の何れか1つによる方法。
- 反応が非連続的または連続的に行われる請求項1〜17の何れか1つによる方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT000606A ITMI20030606A1 (it) | 2003-03-27 | 2003-03-27 | Procedimento per preparare idrofluoroeteri. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004292452A true JP2004292452A (ja) | 2004-10-21 |
JP4550458B2 JP4550458B2 (ja) | 2010-09-22 |
Family
ID=32800717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004092681A Expired - Fee Related JP4550458B2 (ja) | 2003-03-27 | 2004-03-26 | ヒドロフルオロエーテル類の製造法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7141704B2 (ja) |
EP (1) | EP1462434B1 (ja) |
JP (1) | JP4550458B2 (ja) |
CN (1) | CN1569787A (ja) |
AT (1) | ATE492524T1 (ja) |
DE (1) | DE602004030632D1 (ja) |
IT (1) | ITMI20030606A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011530565A (ja) * | 2008-08-11 | 2011-12-22 | ソルヴェイ・ソレクシス・エッセ・ピ・ア | 熱安定性及び化学的安定性が改善されたハイドロフルオロアルコール |
JP2021522356A (ja) * | 2018-04-20 | 2021-08-30 | ソルベイ スペシャルティ ポリマーズ イタリー エス.ピー.エー. | ポリマーの混合物の製造方法 |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006188007A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Canon Inc | プラスチックモールド用離型剤組成物、並びにこれを用いた部品 |
US8791254B2 (en) * | 2006-05-19 | 2014-07-29 | 3M Innovative Properties Company | Cyclic hydrofluoroether compounds and processes for their preparation and use |
ITMI20062308A1 (it) * | 2006-11-30 | 2008-06-01 | Solvay Solexis Spa | Additivi per alo-polimeri |
WO2008065163A1 (en) * | 2006-11-30 | 2008-06-05 | Solvay Solexis S.P.A. | Fluorinated lubricants |
US8193397B2 (en) * | 2006-12-06 | 2012-06-05 | 3M Innovative Properties Company | Hydrofluoroether compounds and processes for their preparation and use |
US7728163B2 (en) | 2007-08-06 | 2010-06-01 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Mixed fluoroalkyl-alkyl surfactants |
KR20230078698A (ko) | 2012-07-10 | 2023-06-02 | 더 리젠츠 오브 더 유니버시티 오브 캘리포니아 | 마취를 유도하는 방법 |
TWI825005B (zh) | 2016-12-14 | 2023-12-11 | 義大利商首威專業聚合物義大利公司 | (全)氟聚醚聚合物 |
KR102006733B1 (ko) * | 2017-11-01 | 2019-08-02 | 한국화학연구원 | 헵타플루오르아이소프로필 메틸 에테르의 제조방법 |
CN112352006A (zh) * | 2018-06-20 | 2021-02-09 | 索尔维特殊聚合物意大利有限公司 | 制造聚合物的混合物的方法 |
KR102031804B1 (ko) * | 2018-09-11 | 2019-10-14 | 한국화학연구원 | 헵타플루오르아이소프로필 트리플루오르비닐 에테르의 제조방법 |
CN109503366B (zh) * | 2018-11-30 | 2021-06-18 | 天津市长芦化工新材料有限公司 | 六氟丙烯二聚体制备全氟异丁基醚的方法及全氟异丁基醚和应用 |
CN109503362A (zh) * | 2018-11-30 | 2019-03-22 | 天津市长芦化工新材料有限公司 | 六氟丙烯二聚体制备全氟异丁基醚的装置 |
CN112341319A (zh) * | 2020-10-16 | 2021-02-09 | 浙江巨化技术中心有限公司 | 一种氢氟醚生产过程中含氟烯醚副产物的综合利用方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06293687A (ja) * | 1993-03-24 | 1994-10-21 | Agency Of Ind Science & Technol | 新規フッ素化合物及びその製造方法 |
JPH0790075A (ja) * | 1990-03-02 | 1995-04-04 | Hoechst Ag | 過フッ素化エーテルの製造方法 |
JPH1045651A (ja) * | 1996-08-07 | 1998-02-17 | Agency Of Ind Science & Technol | 含フッ素エ−テルの製造方法 |
JP2000508655A (ja) * | 1996-04-15 | 2000-07-11 | ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー | ヒドロフルオロエーテルの製造方法 |
JP2002506840A (ja) * | 1998-03-17 | 2002-03-05 | ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー | ヒドロフルオロエーテルを製造するための触媒法 |
JP2002201152A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-16 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 含フッ素エーテル化合物の製造方法 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3114778A (en) | 1963-12-17 | Fluorinated vinyl ethers and their | ||
US3113967A (en) | 1960-10-25 | 1963-12-10 | Du Pont | Addition of carbonyl fluoride to polyfluoro-olefins |
US3351644A (en) | 1962-07-24 | 1967-11-07 | Pennsalt Chemicals Corp | Preparation of telomeric acid fluorides |
US3250808A (en) | 1963-10-31 | 1966-05-10 | Du Pont | Fluorocarbon ethers derived from hexafluoropropylene epoxide |
DE1768660A1 (de) | 1968-06-14 | 1972-01-05 | Bayer Ag | Fluorameisensaeureester |
US3847978A (en) | 1968-07-01 | 1974-11-12 | Montedison Spa | Perfluorinated linear polyethers having reactive terminal groups at both ends of the chain and process for the preparation thereof |
US3962460A (en) | 1972-10-06 | 1976-06-08 | Airco, Inc. | Ether compounds as inhalant anesthetics |
US5488142A (en) | 1993-10-04 | 1996-01-30 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Fluorination in tubular reactor system |
US6013795A (en) | 1996-11-04 | 2000-01-11 | 3M Innovative Properties Company | Alpha-branched fluoroalkylcarbonyl fluorides and their derivatives |
IT1290462B1 (it) | 1997-04-08 | 1998-12-03 | Ausimont Spa | Polimeri idrogenati modificati |
US6023002A (en) | 1998-01-26 | 2000-02-08 | 3M Innovative Properties Company | Process for preparing hydrofluoroethers |
ITMI20021365A1 (it) | 2002-06-21 | 2003-12-22 | Ausimont Spa | Processo per preparare acilfluoruri |
ITMI20030019A1 (it) | 2003-01-09 | 2004-07-10 | Solvay Solexis Spa | Procedimento per la preparazione di composti mono- |
ITMI20030018A1 (it) | 2003-01-09 | 2004-07-10 | Solvay Solexis Spa | Procedimento per la preparazione di composti mono- |
-
2003
- 2003-03-27 IT IT000606A patent/ITMI20030606A1/it unknown
-
2004
- 2004-03-16 DE DE602004030632T patent/DE602004030632D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2004-03-16 AT AT04006223T patent/ATE492524T1/de not_active IP Right Cessation
- 2004-03-16 EP EP04006223A patent/EP1462434B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2004-03-26 CN CNA2004100352844A patent/CN1569787A/zh active Pending
- 2004-03-26 JP JP2004092681A patent/JP4550458B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2004-03-26 US US10/809,868 patent/US7141704B2/en active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0790075A (ja) * | 1990-03-02 | 1995-04-04 | Hoechst Ag | 過フッ素化エーテルの製造方法 |
JPH06293687A (ja) * | 1993-03-24 | 1994-10-21 | Agency Of Ind Science & Technol | 新規フッ素化合物及びその製造方法 |
JP2000508655A (ja) * | 1996-04-15 | 2000-07-11 | ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー | ヒドロフルオロエーテルの製造方法 |
JPH1045651A (ja) * | 1996-08-07 | 1998-02-17 | Agency Of Ind Science & Technol | 含フッ素エ−テルの製造方法 |
JP2002506840A (ja) * | 1998-03-17 | 2002-03-05 | ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー | ヒドロフルオロエーテルを製造するための触媒法 |
JP2002201152A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-16 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 含フッ素エーテル化合物の製造方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011530565A (ja) * | 2008-08-11 | 2011-12-22 | ソルヴェイ・ソレクシス・エッセ・ピ・ア | 熱安定性及び化学的安定性が改善されたハイドロフルオロアルコール |
JP2021522356A (ja) * | 2018-04-20 | 2021-08-30 | ソルベイ スペシャルティ ポリマーズ イタリー エス.ピー.エー. | ポリマーの混合物の製造方法 |
JP7337092B2 (ja) | 2018-04-20 | 2023-09-01 | ソルベイ スペシャルティ ポリマーズ イタリー エス.ピー.エー. | ポリマーの混合物の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20040192974A1 (en) | 2004-09-30 |
US7141704B2 (en) | 2006-11-28 |
EP1462434B1 (en) | 2010-12-22 |
JP4550458B2 (ja) | 2010-09-22 |
ATE492524T1 (de) | 2011-01-15 |
ITMI20030606A1 (it) | 2004-09-28 |
DE602004030632D1 (de) | 2011-02-03 |
EP1462434A1 (en) | 2004-09-29 |
CN1569787A (zh) | 2005-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4550458B2 (ja) | ヒドロフルオロエーテル類の製造法 | |
KR100386824B1 (ko) | 수소-종결폴리옥시퍼플로로알칸들의제조방법 | |
EP0898556B1 (en) | A process for the production of hydrofluoroethers | |
KR100581632B1 (ko) | 모노플루오로메틸 에테르의 제조 방법 | |
JP5581380B2 (ja) | ホウ素ベースの触媒 | |
JP3167356B2 (ja) | ペルフルオロアルコキシスルホン酸化合物の製造法 | |
JP4861991B2 (ja) | ポリグリセリルエーテル誘導体の製造方法 | |
JP5683570B2 (ja) | アルコールのアルコキシル化方法 | |
KR100685072B1 (ko) | 플루오로메틸2,2,2-트리플루오로-1-(트리플루오로메틸)에틸 에테르의제조 방법 | |
JPH04211075A (ja) | アルキレンカーボネートの製造法 | |
JP2004043465A (ja) | フッ化アシルの製造方法 | |
JPH059416B2 (ja) | ||
JP4804762B2 (ja) | フルオロハロゲンエーテルの製造方法 | |
WO2011018466A1 (en) | Process for the manufacture of sevoflurane | |
JP5284607B2 (ja) | 含フッ素オリゴマー並びにその製造方法 | |
JP4526826B2 (ja) | フルオロハロゲンエーテルの製造方法 | |
EP1440994B1 (en) | Process for the preparation of (per)fluorinated mono-functional carbonyl compounds | |
JP4126542B2 (ja) | 含フッ素エステル化合物の分解反応生成物の製造方法 | |
KR102421384B1 (ko) | 폴리알콕시화 중합체의 제조 방법 | |
KR20080110203A (ko) | 이온성 액체를 이용한 함불소에테르 화합물의 제조방법 | |
KR100744834B1 (ko) | 함불소알콕시실란 유도체의 제조방법 | |
WO2002026693A1 (fr) | Procede de preparation d'un compose fluoroamine | |
JP5267632B2 (ja) | フッ素化(ポリ)エーテル含有カルボニルフルオリドの製造方法 | |
JP4290093B2 (ja) | 含フッ素エーテル化合物の製造方法 | |
KR100778032B1 (ko) | 함불소알콕시실란 유도체의 제조방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100126 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100326 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100629 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100708 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4550458 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |