JP2002201152A - 含フッ素エーテル化合物の製造方法 - Google Patents

含フッ素エーテル化合物の製造方法

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JP2002201152A JP2000402345A JP2000402345A JP2002201152A JP 2002201152 A JP2002201152 A JP 2002201152A JP 2000402345 A JP2000402345 A JP 2000402345A JP 2000402345 A JP2000402345 A JP 2000402345A JP 2002201152 A JP2002201152 A JP 2002201152A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不純物であるオレフィン化合物の副生を抑
え、更に生成する含フッ素エーテル化合物の溶媒からの
分離が容易な含フッ素エーテルの製造方法を提供する。 【解決手段】 塩基性化合物の存在下、下記一般式
(1) 【化1】CmnopOH (1) (式中、Xはハロゲン原子を示し、mは1〜5の整数を
示し、n、o及びpは0以上の整数を示すが、n+o+
pの合計は2m−1である。)で表されるアルコール
と、下記一般式(2) 【化2】CF2=CYZ (2) (式中、Y及びZはそれぞれ独立してトリフルオロメチ
ル基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子又は水素原子を
示す)で表される含フッ素オレフィンとを水溶媒中で反
応させることを特徴とする含フッ素エーテルの製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、含フッ素エーテル
化合物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、含フッ素エーテル化合物を得るた
めに、アルカリ金属またはアルカリ金属水酸化物の存在
下でアルコールと含フッ素オレフィン化合物とを反応さ
せることは知られている(米国特許3557294
号)。また有機溶媒中で反応を行うことにより穏やかな
反応条件で高収率で含フッ素エーテル化合物を合成でき
ることも知られている(特開平9−263559号)。
【0003】上述した米国特許3557294号の方法
では、原料であるアルコールを溶媒として用いて反応が
行われている。また、特開平9−263559号の方法
では、有機溶媒中で反応が行われている。有機溶媒中で
反応を行う場合、反応後に生成物を溶媒から分離する必
要があり、精製が困難である。しかし、これらの反応を
水溶媒中で行った例はない。さらに本発明者らがアルコ
ールとヘキサフルオロプロペンの反応を原料であるアル
コール溶媒中、また有機溶媒中で試みたところ、中間体
カルバニオンからフッ素原子が脱離したことにより生成
するオレフィン化合物が副生することが分かった。ま
た、いずれの方法においても副生するオレフィン化合物
の沸点が目的とする含フッ素エーテルの沸点と近いため
に蒸留による精製は困難であることが分かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、不純物であ
るオレフィン化合物の副生を抑え、更に生成する含フッ
素エーテル化合物の溶媒からの分離が容易な含フッ素エ
ーテルの製造方法を提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、水溶媒中で反応を行
うことにより、不純物であるオレフィン化合物を生成を
抑え、さらに目的とする含フッ素エーテル化合物の溶媒
からの分離が容易な製造方法を見いだし、本発明の完成
に至った。即ち、本発明によれば、塩基性化合物の存在
下、下記一般式(1)
【化6】CmnopOH (1) (式中、Xはハロゲン原子を示し、mは1〜5の整数を
示し、n、o及びpは0以上の整数を示すが、n+o+
pの合計は2m−1である。)で表されるアルコール
と、下記一般式(2)
【化7】CF2=CYZ (2) (式中、Y及びZはそれぞれ独立してトリフルオロメチ
ル基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子又は水素原子を
示す)で表される含フッ素オレフィンとを水溶媒中で反
応させることを特徴とする下記一般式(3)
【化8】CmnopOCF2CHYZ (3) (式中、m、n、o、p、Y及びZは前記と同じ意味を
有する)で表される含フッ素エーテルの製造方法が提供
される。また、本発明によれば、塩基性化合物の存在
下、下記一般式(1)
【化9】CmnopOH (1) (式中、Xはハロゲン原子を示し、mは1〜5の整数を
示し、n、o及びpは0以上の整数を示すが、n+o+
pの合計は2m−1である。)で表されるアルコール
と、ヘキサフルオロプロペンとを水溶媒中で反応させる
ことを特徴とする下記一般式(4)
【化10】 CmnopOCF2CHFCF3 (4) (式中、m、n、o、pは前記と同じ意味を有する)で
表される含フッ素エーテルの製造方法が提供される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で用いるアルコールは、前
記一般式(1)で表される。前記一般式(1)におい
て、Xはハロゲン原子を示すが、このハロゲン原子に
は、通常、塩素や臭素、フッ素が包含される。前記一般
式(1)において、mは1〜5の整数、好ましくは1〜
3の整数である。n、o及びpは0以上の整数である
が、その合計[n+o+p]は2m−1である。前記ア
ルコールの具体例としては、例えば、CH3OH、C2
5OH、(CH3)2CHOH、CF3CH2OH、CF3
2CH2OH、CHF2CF2CH2OH、(CF3)2CH
OH、CClF2CF2CH2CH2OH等が挙げられる。
【0007】本発明の他方の原料として用いる含フッ素
オレフィン化合物は、前記一般式(2)で表される。前
記一般式(2)において、Y及びZは、それぞれ独立し
て、トリフルオロメチル基(CF3)、フッ素原子、塩
素原子又は水素原子を示す。前記含フッ素オレフィン化
合物の具体例としては、例えば、CF2=CF2、CF2
=CH2、CF2=CHF、CF2=CBr2、CF2=C
FCl、CF2=CFCF3等が挙げられる。本発明で
は、好ましくは、ヘキサフルオロプロペンが用いられ
る。
【0008】本発明により含フッ素エーテルを製造する
には、前記アルコールを塩基性化合物の存在下及び水溶
媒体中で、前記含フッ素オレフィン化合物と反応させ
る。塩基性化合物としては、無機塩基及び有機塩基のい
ずれもを使用することができる。無機塩基には、NaO
H、KOH、NaH等の塩基性アルカリ金属化合物や、
Ca(OH)2、CaH2等の塩基性アルカリ土類金属化合
物が包含される。有機塩基には、第1級、第2級及び第
3級有機アミンが包含される。有機アミンにおいて、そ
の沸点は0〜120℃、好ましくは20〜100℃であ
る。本発明では、特に、第3級アミン、例えば、(CH
3CH2)3N等の炭素数1〜10、好ましくは1〜6のア
ルキル基を有するトリアルキルアミンの使用が好まし
い。塩基性化合物の使用割合は、特に制約されないが、
原料アルコール1モル当り、0.01当量以上、好まし
くは0.1当量以上である。その上限値は、通常10当
量程度である。塩基性化合物の割合が少なすぎると、反
応が効率よく進行しない。一方、多すぎると副反応が起
しやすくなる。
【0009】本発明で用いる含フッ素オレフィン化合物
は常温でガス状のものであり、その反応に際しての圧力
は特に限定されないが、あまりに高圧下で行っても含フ
ッ素オレフィン化合物の重合反応が併発する、装置的に
高価になる、などの問題が生じるため、30kgf/c
2以下が好ましく、より好ましくは20kgf/cm2
以下である。その下限値は、通常、5kg/cm2程度
である。含フッ素オレフィンは全量を反応初期に仕込む
ことも、反応中に連続的または間欠的に供給することも
可能である。
【0010】本発明における最大の効果は反応を水溶媒
中で行うことにより達成される。溶媒として用いる水
は、水道水でも構わず、特に制限されないが、イオン交
換水、蒸留水を用いた方が、不純物の混入が少なく好ま
しい。また、水の他に水溶性有機溶媒を添加しても構わ
ないが、反応生成物の精製が困難になるために添加しな
い方が好ましい。このような有機溶媒としては、特に限
定はされないが、ジエチルエーテル、グライム類、ジオ
キサン、テトラヒドロフラン、アセトニトリルを挙げる
ことができる。また、反応原料と水との相溶性を向上す
るために界面活性剤類を添加しても構わない。有機溶媒
を含む水溶媒を用いる場合、その有機溶媒の濃度は20
%以下、好ましくは10%以下である。本発明で溶媒と
して用いる水の使用量は特に限定されないが、好ましく
は原料のアルコールに対して重量で100倍以下、より
好ましくは50倍以下である。その下限値は、通常5倍
程度である。本発明における反応の温度は特に限定され
るものではないが、あまりに高すぎる場合は副反応が起
こり、あまりに低すぎる場合は反応が進行しないため、
反応速度に応じて反応温度を選べば良い。一般的には1
0〜120℃の範囲であり、好ましくは50〜100℃
の範囲である。
【0011】本発明の反応は次式で表される。 CopOH+CH2=CYZ→ CopOCF2CHYZ (5) 前記反応における原料の導入方法は特に限定されない
が、あらかじめ、水、アルコール、塩基性化合物を一緒
に導入しておき、含フッ素オレフィンを導入する方法が
一般的である。なお、本発明において反応生成物の含フ
ッ素エーテル化合物は水に対してほとんど溶解しないた
め、反応終了時には溶媒である水と含フッ素エーテル化
合物は相分離しており、下層を抜き出すだけで容易に溶
媒である水からの分離が可能である。また、下層を抜き
出した後に、原料であるアルコールを添加して改めて含
フッ素オレフィン化合物を導入することにより続けて反
応を行うことが可能である。続けて反応を行う場合、適
宜、水や塩基性化合物を補充しても何ら問題ない。ま
た、本発明では、副生物であるオレフィン化合物の生成
を抑えることができる。これはアルコキシドと含フッ素
オレフィンの付加反応により生成する中間体カルバニオ
ンが、溶媒である水のプロトンと速やかに反応するため
であると考えられる。本発明の製造例を実施例を挙げて
説明する。もちろん、本発明は以下の例によって限定さ
れるものではない。
【0012】
【実施例】次に本発明を実施例及び比較例を挙げて詳述
する。
【0013】比較例1 内容量25mlのステンレス製圧力反応器に、2,2,
2−トリフルオロエタノール3.03gと水酸化カリウ
ム168mgを仕込んだ。液体窒素で反応容器を冷やし
ながら系内を脱気した後、真空ラインを用いてヘキサフ
ルオロプロパン1.50gを仕込んだ。反応器を25℃
に保ち24時間攪拌した。反応により得られた粗生成物
1H−NMR、19F−NMRで測定した結果、NMR
面積比で目的とする1,1,2,3,3,3−ヘキサフ
ルオロ−1−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)プ
ロパン2.23g(収率89%)と副生成物である1,
2,3,3,3−ペンタフルオロ−1−(2,2,2−
トリフルオロエトキシ)−1−プロペン0.232g
(収率10%)を得た。
【0014】比較例2 内容量25mlのステンレス製圧力反応器に2,2,
3,3,3−ペンタフルオロプロパノール4.51gと
水酸化カリウム168mgを仕込んだ。液体窒素で反応
容器を冷やしながら系内を脱気した後、真空ラインを用
いてヘキサフルオロプロパン1.50gを仕込んだ。反
応器を25℃に保ち24時間攪拌した。反応により得ら
れた粗生成物を1H−NMR、19F−NMRで測定した
結果、NMR面積比で目的とする1,1,2,3,3,
3−ヘキサフルオロ−1−(2,2,3,3,3−ペン
タフルオロプロポキシ)プロパン2.53g(収率84
%)と副生成物である1,2,3,3,3−ペンタフル
オロ−1−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロ
ポキシ)−1−プロペン0.391g(収率14%)を
得た。
【0015】比較例3 内容量25mlのステンレス製圧力反応器に2,2,
3,3−テトラフルオロプロパノール3.96gと水酸
化カリウム169mgを仕込んだ。液体窒素で反応容器
を冷やしながら系内を脱気した後、真空ラインを用いて
ヘキサフルオロプロパン1.50gを仕込んだ。反応器
を25℃に保ち24時間攪拌した。反応により得られた
粗生成物を1H−NMR、19F−NMRで測定した結
果、NMR面積比で目的とする1,1,2,3,3,3
−ヘキサフルオロ−1−(2,2,3,3−テトラフル
オロプロポキシ)プロパン2.52g(収率89%)と
副生成物である1,2,3,3,3−ペンタフルオロ−
1−(2,2,3,3−テトラフルオロプロポキシ)−
1−プロペン0.293g(収率11%)を得た。
【0016】比較例4 内容量25mlのステンレス製圧力反応器に2,2,2
−トリフルオロエタノール1.12gと水酸化カリウム
168mgと1,4−ジオキサン5mlを仕込んだ。液
体窒素で反応容器を冷やしながら系内を脱気した後、真
空ラインを用いてヘキサフルオロプロパン1.5gを仕
込んだ。反応器を25℃で24時間攪拌した。反応によ
り得られた粗生成物を1H−NMR、19F−NMRで測
定した結果、NMR面積比で目的とする1,1,2,
3,3,3−ヘキサフルオロ−1−(2,2,2−トリ
フルオロエトキシ)プロパン1.72g(収率69%)
と副生成物である1,2,3,3,3−ペンタフルオロ
−1−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1−プ
ロペン0.463g(収率20%)を得た。
【0017】実施例1 内容量200mlのステンレス製圧力反応器に2,2,
2−トリフルオロエタノール10.0gと水酸化カリウ
ム5.61gとイオン交換水50mlを仕込んだ。液体
窒素で反応器を冷やしながら系内を脱気した後、室温に
戻しヘキサフルオロプロペンで0.5Mpaまで加圧し
た。ヘキサフルオロプロペンの圧力を約0.5Mpaに
保ったまま、反応器を75℃まで昇温し24時間攪拌し
た。反応後、二層分離した下層を抜き出し、得られた粗
生成物を1H−NMR、19F−NMRで分析した結果、
目的とする1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロ−
1−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)プロパン2
4.1g(収率96%)を得た。また19F−NMRから
粗生成物中に副生成物である1,2,3,3,3−ペン
タフルオロ−1−(2,2,2−トリフルオロエトキ
シ)−1−プロペンは認められなかった。
【0018】実施例2 内容量200mlのステンレス製圧力反応器に2,2,
3,3,3−ペンタフルオロプロパノール15.0gと
水酸化カリウム5.61gとイオン交換水50mlを仕
込んだ。液体窒素で反応器を冷やしながら系内を脱気し
た後、室温に戻しヘキサフルオロプロペンで0.5Mp
aまで加圧した。ヘキサフルオロプロペンの圧力を約
0.5Mpaに保ったまま、反応器を75℃まで昇温し
24時間攪拌した。反応後、二層分離した下層を抜き出
し、得られた粗生成物を1H−NMR、19F−NMRで
測定した結果、NMR面積比で目的とする1,1,2,
3,3,3−ヘキサフルオロ−1−(2,2,3,3,
3−ペンタフルオロプロポキシ)プロパン28.3g
(収率95%)と副生成物である1,2,3,3,3−
ペンタフルオロ−1−(2,2,3,3,3−ペンタフ
ルオロプロポキシ)−1−プロペン0.60g(収率2
%)を得た。
【0019】実施例3 内容量200mlのステンレス製圧力反応器に2,2,
3,3−テトラフルオロプロパノール13.2gと水酸
化カリウム5.61gとイオン交換水50mlを仕込ん
だ。液体窒素で反応器を冷やしながら系内を脱気した
後、室温に戻しヘキサフルオロプロペンで0.5Mpa
まで加圧した。ヘキサフルオロプロペンの圧力を約0.
5Mpaに保ったまま、反応器を75℃まで昇温し24
時間攪拌した。反応後、二層分離した下層を抜き出し、
得られた粗生成物を1H−NMR、1 9F−NMRで測定
した結果、NMR面積比で目的とする1,1,2,3,
3,3−ヘキサフルオロ−1−(2,2,3,3−テト
ラフルオロプロポキシ)プロパン27.5g(収率97
%)と副生成物である1,2,3,3,3−ペンタフル
オロ−1−(2,2,3,3−テトラフルオロプロポキ
シ)−1−プロペン0.51g(収率2%)を得た。
【0020】次に、前記アルコールとヘキサフルオロプ
ロペンとの反応の結果を次表にまとめて示す。
【0021】
【表1】
【0022】実施例4 内容量200mlのステンレス製圧力反応器に2,2,
3,3,3−ペンタフルオロプロパノール15.0gと
水酸化カリウム11.2gとイオン交換水50mlを仕
込んだ。液体窒素で反応器を冷やしながら系内を脱気し
た後、室温に戻しヘキサフルオロプロペンで0.5Mp
aまで加圧した。ヘキサフルオロプロペンの圧力を約
0.5Mpaに保ったまま、反応器を80℃まで昇温し
24時間攪拌した。反応後、二層分離した下層を抜き出
し、得られた粗生成物を1H−NMR、19F−NMRで
測定した結果、NMR面積比で目的とする2,2,3,
3,3−ペンタフルオロ−1−(1,1,2,2−テト
ラフルオロエトキシ)プロパン15.1g(収率60
%)を得た。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、塩基性条件下、アルコ
ールと含フッ素オレフィン化合物の反応を水溶媒中で行
うことにより、副生成物であるオレフィン化合物の生成
を抑え、反応後の分離が容易な含フッ素エーテル化合物
の製造が可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 潤治 東京都文京区本郷2−40−17本郷若井ビル 6階 財団法人地球環境産業技術研究機構 新規冷媒等プロジェクト室内 (72)発明者 関屋 章 茨城県つくば市東1丁目1番 工業技術院 物質工学工業技術研究所内 (72)発明者 田村 正則 茨城県つくば市東1丁目1番 工業技術院 物質工学工業技術研究所内 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC21 AC30 AC43 BA02 BA06 BA28 BA29 BA69 GN35 GP01 4H039 CA50 CA61 CF10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩基性化合物の存在下、下記一般式
    (1) 【化1】CmnopOH (1) (式中、Xはハロゲン原子を示し、mは1〜5の整数を
    示し、n、o及びpは0以上の整数を示すが、n+o+
    pの合計は2m−1である。)で表されるアルコール
    と、下記一般式(2) 【化2】CF2=CYZ (2) (式中、Y及びZはそれぞれ独立してトリフルオロメチ
    ル基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子又は水素原子を
    示す)で表される含フッ素オレフィンとを水溶媒中で反
    応させることを特徴とする下記一般式(3) 【化3】CmnopOCF2CHYZ (3) (式中、m、n、o、p、Y及びZは前記と同じ意味を
    有する)で表される含フッ素エーテルの製造方法。
  2. 【請求項2】 塩基性化合物の存在下、下記一般式
    (1) 【化4】CmnopOH (1) (式中、Xはハロゲン原子を示し、mは1〜5の整数を
    示し、n、o及びpは0以上の整数を示すが、n+o+
    pの合計は2m−1である。)で表されるアルコール
    と、ヘキサフルオロプロペンとを水溶媒中で反応させる
    ことを特徴とする下記一般式(4) 【化5】CmnopOCF2CHFCF3 (4) (式中、m、n、o、pは前記と同じ意味を有する)で
    表される含フッ素エーテルの製造方法。
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