JP2004291776A - 自動車のエアダクト構造 - Google Patents

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Toru Yasuda
徹 安田
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Abstract

【課題】床下に搭載したユニットへ空気を取り入れるためのエアダクトの空気取入れ口から異物の侵入を防止する。
【解決手段】ダッシュパネル19前方のモータルーム3には車両駆動用モータ13およびDC−DCコンバータ15を配置し、これらとダッシュパネル19との間にエアダクト21を配置する。エアダクト21の上端の空気取入れ口25は、車両後方に向けて開口し、かつ車両駆動用モータ13とDC−DCコンバータ15との隙間部17より上方に位置する。空気取入れ口25は、ダッシュパネル19のエンボス部27の下縁部29に向けて開口させ、開口上側25bとダッシュパネル19との隙間を大きく、開口下側25aとダッシュパネル19との隙間を小さくする。またエアダクト21の上部は、弾性支持構造の上部取付け具33を介して取付け、下部は下部取付け具53を介して、ユニットを搭載するマウントフレーム51に取付ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、床下に搭載したユニットへ空気を取り入れるための自動車のエアダクト構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の床下に搭載したユニットへ空気を取り入れるためのエアダクト構造として、例えば特許文献1には、空気取入れ口を、床下へ搭載したユニットの車両前方で開口させたものが記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−268720号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のエアダクト構造においては、空気取入れ口を、床下へ搭載したユニットの車両前方で開口させているため、走行中にタイヤや走行風により跳ね上げられた水の飛沫や粉塵などの異物を、空気取入れ口より吸入しやすいという問題がある。
【0005】
そこで、この発明は、床下に搭載したユニットへ空気を取り入れるためのエアダクトの空気取入れ口から異物の侵入を防止することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この発明は、床下に搭載したユニットへ空気を取り入れるための自動車のエアダクト構造において、前記ユニットに一端を接続したエアダクトの他端を、車両上方へ延ばしてその先端を空気取入れ口とし、この空気取入れ口を、車両後方へ向けて開口させた構成としてある。
【0007】
【発明の効果】
この発明によれば、エアダクトの他端を車両上方へ延ばし、その先端の空気取入れ口を車両後方へ向けて開口したため、走行中にタイヤや走行風により跳ね上げられた水の飛沫や粉塵などの異物の空気取入れ口からの侵入を防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0009】
図1は、この発明の一実施形態に係わる自動車のエアダクト構造を示す側面断面図であり、図1中で左方向が車両前方側である。このエアダクト構造は、図2に斜視として示す自動車の車体1に適用している。
【0010】
図2に示すように、車体1の前部にはモータルーム3を備え、モータルーム3の下部の左右両側には、車両前後方向に沿ってサイドメンバ5を設けてある。この各サイドメンバ5の前端部5a同士は、車幅方向に延びるフロントクロスメンバ7によって連結する。
【0011】
サイドメンバ5とフロントクロスメンバ7の下部には、平面視略井桁状のサスペンションメンバ9をボルト11を介して取り付けてあり、サスペンションメンバ9上には、車両駆動用モータ13を取り付けてある。車両駆動用モータ13は、図1に示すように、モータ軸を収容するモータ本体13aと、モータ本体13aの上部に配置してあるコントローラ13bとを含む。コントローラ13bは、モータ本体13aを制御する制御部や配線を含む。
【0012】
車両駆動用モータ13の上方には、車両駆動用モータ13に電力を供給するための電力供給装置としてのDC−DCコンバータ15を、所定の隙間部17を介して配置してある。これらDC−DCコンバータ15および前記したコントローラ13bは、図2では省略してある。
【0013】
上記したコントローラ13bおよびDC−DCコンバータ15と、車体パネルとしてのダッシュパネル19との間には、車両の床下に搭載した図示しないユニット(例えば燃料電池スタック)へ空気を取り入れるためのエアダクト21を設けてある。
【0014】
エアダクト21の斜視図を図3に、エアダクト21の車両前方から見た前面図を図4に、それぞれ示す。このエアダクト21は、車幅方向の幅寸法を車両前後方向の厚さ寸法に比べて大きくした扁平形状を呈している。
【0015】
エアダクト21の上端部23は、車両前後方向に延び、その先端を車両後方(図1中で右側)へ開口させて、この開口を空気取入れ口25としている。そしてこの空気取入れ口25を、前記した隙間部17より上方位置に設定する。
【0016】
また、前記したダッシュパネル19のDC−DCコンバータ15に対向する位置には、車両後方へ突出し、車体前方側に凹状となるエンボス部27を形成してある。このエンボス部27は、ダッシュパネル19の面剛性を向上させるため、あるいはダッシュパネル19に取付ける部品の取付剛性向上のために設定する。
【0017】
上記したエンボス部27の下縁部29付近に、前記した空気取入れ口25を開口させる。この場合、下縁部29は、車体後方上部から車体前方下部に向けて傾斜する傾斜面29aを備え、傾斜面29aの下端29bにほぼ対向して、空気取入れ口25の開口下側25aを位置させる。一方、空気取入れ口25の開口上側25bは、傾斜面29aの上端29cより上方のエンボス部27に対向するよう位置させる。
【0018】
これにより、空気取入れ口25の開口上側25bと車体パネル(ダッシュパネル19)との隙間が大きく、同開口下側25aと車体パネル(ダッシュパネル19)との隙間が小さくなる。
【0019】
上記エアダクト21の上端部23における車両前端部側は、上下方向に延びるダクト本体部31の上端に連通接続する。このダクト本体部31の上端部をダッシュパネル19に上部取付け具33により取付ける。この上部取付け具33は、エアダクト上部の車体への取付け部を構成している。
【0020】
図5は、図1の拡大したA−A断面図で、上部取付け具33は、ダッシュパネル19に固定する車体側ブラケット35と、エアダクト21側に固定するダクト側ブラケット37と、各ブラケット35,37相互間に介装するゴムなどの弾性部材39と、各ブラケット35,37で弾性部材39を挟持するようにして締結固定するボルト41およびナット43とで構成してある。すなわち、この上部取付け具33は、弾性部材39を備える弾性支持構造としてある。
【0021】
上記したダクト本体部31は、図1に示すように、その上下方向中央付近で車体後方に向けて曲線状に屈曲しており、下端付近は、図4に示すように車幅方向の寸法が短くなっている。この狭くなった下端の車両後方側の面に、結合ホース45を介してエアフィルタ47を接続する。エアフィルタ47は、図示しないユニットへエアダクト31を通して取入れる空気から粉塵などを取り除く。このエアフィルタ47の後方に、空気を取り入れる前記したユニットを接続する。
【0022】
すなわち、車両床下に搭載したユニットに一端を接続したエアダクト21の他端を、車両上方へ延ばしてその先端を空気取入れ口25とし、この空気取入れ口25を、車両後方向へ向けて開口させている。
【0023】
また、上記したユニットは、図2に示してある車体1のクロスメンバ49などの車体骨格部材に固定してあるマウントフレーム51に搭載してあり、前記したエアダクト21の下端は、このマウントフレーム51に下部取付け具53を用いて取り付ける。
【0024】
下部取付け具53は、前記図3および図4に示すように、車両後方に向けて車幅方向に広がる三角形状を呈しており、車両前方側の端部53aをダクト本体部31の下端に連結し、同後方側の端部の下方に屈曲する屈曲部53bをマウントフレーム51の前端面に連結する。
【0025】
次に作用を説明する。
【0026】
上記した自動車のエアダクト構造によれば、エアダクト21上端の空気取入れ口25から取り入れた空気は、上端部23およびダクト本体部31を通って下端の連結ホース45に達し、さらにエアフィルタ47によって異物を除去して図示しないユニットに取り入れられる。
【0027】
このようなエアダクト構造による効果を以下に述べる。
【0028】
(1)床下に搭載したユニットに一端を接続したエアダクト21の他端を、車両上方へ延ばしてその先端の空気取入れ口25を、車両後方へ向けて開口させているので、車両走行中にタイヤや走行風により跳ね上げられた水の飛沫や粉塵などの異物の空気取入れ口からの侵入を防止することができる。
【0029】
(2)エアダクト21の空気取入れ口25を、車体パネル(ダッシュパネル19)のエンボス部27の下縁部29付近で開口させて、開口上側25bと車体パネルとの隙間を大きく、開口下側25aと車体パネルとの隙間を小さくしたため、空気取入れ口25からの空気の吸入性を悪化させることなく、走行中にタイヤや走行風により跳ね上げられた水の飛沫や粉塵などの異物の吸入防止性を向上できる。
【0030】
(3)エアダクト21の空気取入れ口25を、電力供給装置(DC−DCコンバータ15)と車両駆動用モータ13との隙間部17より上方で開口させたため、電力供給装置や車両駆動用モータ13の前方に配置される図示しないラジエータファンなどからの水の飛沫や粉塵などを、空気取入れ口25より吸入することを防止できる。
【0031】
(4)エアダクト21を、車幅方向の幅寸法が車両前後方向の厚さ寸法に比べて大きくなる偏平形状としたため、空気取入れ口25からの空気の吸入性を悪化させることなく、エアダクト21の車体前後方向長さを短くし、エアダクト21のレイアウト性を向上できる。
【0032】
(5)エアダクト21上部の車体1への上部取付け部33を弾性支持構造としたため、エアダクト21の組付け時の作業性や誤差吸収性を向上できる。
【0033】
すなわち、エアダクト21の車体1への取付けは、まず上部取付け具33でエアダクト21をダッシュパネル19に仮保持した後、モータルーム3内にDC−DCコンバータ15を、床下にマウントフレーム51をそれぞれ組付ける。このとき、マウントフレーム51には図示しないユニットを搭載済みであり、このユニットにはエアフィルタ47および結合ホース45も接続しておく。
【0034】
その後、エアダクト21の下端に端部53aを連結済みの下部取付け具53の屈曲部53bを、マウントフレーム51に連結固定するとともに、エアダクト21の下後端を結合ホース45に結合する。
【0035】
これにより、DC−DCコンバータ15とダッシュパネル19との間の間隔が狭くても、エアダクト21をダッシュパネル19に容易に取付けることができる。この際、エアダクト21の下端の取付け時は、上部取付け具33の弾性変形により、マウントフレーム51とエアダクト21との組み付け誤差が吸収されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係わる自動車のエアダクト構造を示す側面断面図である。
【図2】図1のエアダクト構造を備えた自動車の車体を示す一部を分解した斜視図である。
【図3】図1のエアダクト構造におけるエアダクトの斜視図である。
【図4】図1のエアダクト構造におけるエアダクトの車両前方から見た前面図である。
【図5】図1の拡大したA−A断面図である。
【符号の説明】
13 車両駆動用モータ
15 DC−DCコンバータ(電力供給装置)
17 車両駆動用モータとDC−DCコンバータとの隙間部
19 ダッシュパネル(車体パネル)
21 エアダクト
25 空気取入れ口
25a 開口下側
25b 開口上側
27 エンボス部
29 エンボス部の下縁部
33 上部取付け具(エアダクト上部の車体への取付け部)

Claims (5)

  1. 床下に搭載したユニットへ空気を取り入れるための自動車のエアダクト構造において、前記ユニットに一端を接続したエアダクトの他端を、車両上方へ延ばしてその先端を空気取入れ口とし、この空気取入れ口を、車両後方へ向けて開口させたことを特徴とする自動車のエアダクト構造。
  2. 前記空気取入れ口を、車体パネルの車体前方側に凹状となるエンボス部の下縁部で開口させて、この開口上側と前記車体パネルとの隙間を大きくする一方、前記開口下側と前記車体パネルとの隙間を小さくしたことを特徴とする請求項1記載の自動車のエアダクト構造。
  3. 前記空気取入れ口を、前記エアダクトより車両前方のモータルーム内に配置した車両駆動用モータと電力供給装置との隙間部より上方で開口させたことを特徴とする請求項1または2記載の自動車のエアダクト構造。
  4. 前記エアダクトを、車幅方向の幅寸法が車両前後方向の厚さ寸法に比べて大きくなる偏平形状としたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の自動車のエアダクト構造。
  5. 前記エアダクト上部の車体への取付け部を弾性支持構造としたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の自動車のエアダクト構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009234510A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Honda Motor Co Ltd 電動車両の車体前部構造
FR3080824A1 (fr) * 2018-05-03 2019-11-08 Psa Automobiles Sa Dispositif de support d’une machine electrique motrice de vehicule, reglable en fonction des besoins

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