JP2004291710A - 車両用フレーム - Google Patents

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JP2004291710A
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mounting portion
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JP2003084130A
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Masahiro Owada
昌宏 大和田
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UD Trucks Corp
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UD Trucks Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/02Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted comprising longitudinally or transversely arranged frame members
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D27/00Connections between superstructure or understructure sub-units
    • B62D27/02Connections between superstructure or understructure sub-units rigid

Abstract

【課題】中空パイプからなるクロスメンバをサイドメンバ内側面に結合するガセットの製作性を向上させる。
【解決手段】中空パイプからなるクロスメンバ14を、ガセット12を介してサイドメンバ10の内側面10Aに固定するようにした車両用フレームであって、ガセット12を、サイドメンバ10の内側面10Aに固定される台座部12Aと、台座部12Aから車両内方に向けて突出し、クロスメンバ14の端部内周に嵌合固定される薄肉円筒状の取付部12Bと、を含んで構成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用フレームに関し、特に、中空パイプからなるクロスメンバの取付技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用フレームとして、はしご型フレームが公知である。はしご型フレームの最も基本的な構造は、2本のサイドメンバ(縦材)を車両前後方向に平行に配置し、これと直角にクロスメンバ(横材)を適当数配置し、両者を適当な方法で結合してはしご型を形成したものである。
【0003】
かかるはしご型フレームとして、小型トラックなどでは、その軽量化や高剛性化を図るため、特許文献1及び特許文献2に記載されるように、中空円形パイプからなるクロスメンバが広く採用されている。この場合、図3(A)又は(B)に示すように、クロスメンバ1は、ガセット2を介して、矩形断面を有するサイドメンバ3に結合されている。即ち、ガセット2は、サイドメンバ3の内側面に固定される円形又は方形の台座部2Aと、台座部2Aの略中央から車両内方に突出する薄肉円筒状の取付部2Bと、を含んで構成される。そして、サイドメンバ3と直角に配置されたクロスメンバ1の端部外周が、同図(C)に示すように、取付部2Bの内周に嵌合された後、溶接などで固定されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−338161号公報
【特許文献2】
特開平11−208502号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる車両用フレームにあっては、次のような問題点があった。即ち、クロスメンバ1の端部は、ガセット2の取付部2B内周に嵌合固定されるため、フレームの高剛性化を図るべく、図4に示すように、クロスメンバ1の外径d1を大きくすると、取付部2Bの外径d2及び台座部2Aの外径d3も併せて大きくする必要がある。しかし、サイドメンバ3からはみでないように台座部2Aを固定する必要上、その外径d3をサイドメンバ3の幅よりも小さくしなければならないという制約がある。そこで、外径d3の台座部2Aをプレス成形するのに必要な材料を投入し、成型加工後にその上端及び下端の幅Lを切断して、その高さを小さくしなければならなかった。このため、ガセット2の製作性が劣り、その材料費や加工費が嵩み高価なものとなっていた。
【0006】
そこで、本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、中空パイプからなるクロスメンバをサイドメンバ内側面に結合する構造を見直し、ガセットの製作性を向上した車両用フレームを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1記載の発明では、中空パイプからなるクロスメンバを、ガセットを介してサイドメンバ内側面に固定するようにした車両用フレームであって、前記ガセットを、サイドメンバ内側面に固定される台座部と、該台座部から車両内方に向けて突出し、クロスメンバの端部内周に嵌合固定される薄肉円筒状の取付部と、を含んで構成したことを特徴とする。
【0008】
かかる構成によれば、クロスメンバの端部内周をガセットの取付部外周に嵌合固定するため、ガセットを同一としたとき、その取付部の外径と同一寸法の内径を有するクロスメンバを結合することが可能となる。このため、クロスメンバの外径が大きくなることから、車両用フレームの高剛性化が図られる。また、ガセットの取付部及び台座部の外形寸法が変わらないため、ガセットの成型加工後に台座部の上端及び下端を切断する必要がなく、必要最小限の材料でガセットが製作可能であることから、その製作性が向上する。
【0009】
請求項2記載の発明では、前記台座部及び取付部は、プレス機により一体成形されることを特徴とする。
かかる構成によれば、ガセットの台座部及び取付部が一体成形されるため、その加工工数が低減される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付された図面を参照して本発明を詳述する。
図1は、本発明に係る車両用フレームの一部を示す。
【0011】
車両前後方向に配置されるサイドメンバ10は、2つのチャンネル鋼材からなる矩形断面形状に形成される。そして、その内側面10Aには、ガセット12を介して、車両左右方向に延びる中空パイプからなるクロスメンバ14が結合される。
【0012】
ガセット12は、同図(A)及び(B)に示すように、円形又は方形の台座部12Aと、薄肉円筒状の取付部12Bと、を含んで構成される。台座部12Aは、サイドメンバ10の内側面10Aに溶接,ボルト,リベットなどで固定される。また、取付部12Bは、同図(C)に示すように、台座部12Aの略中央から車両内方に向かって突出し、その外周にクロスメンバ14の内周が嵌合される。ここで、台座部12A及び取付部12Bは、加工工数を斟酌すると、プレス機などで一体成形することが望ましい。
【0013】
かかる車両用フレームにあっては、次のような利点がある。
即ち、従来技術では、図2(A)に示すように、クロスメンバ14の外周を取付部12Bの内周に嵌合固定していたため、取付部12Bの外径Dよりも小さい外径を有するクロスメンバ14しか結合できなかった。しかし、本発明では、同図(B)に示すように、クロスメンバ14の内周を取付部12Bの外周に嵌合固定するため、取付部12Bの外径Dを従来と同一とした場合、その外径Dと同一の内径Dを有するクロスメンバ14を結合することができる。このため、ガセット12の外径寸法を変えずに、より大径のクロスメンバ14を結合することが可能となり、フレームの高剛性化を容易に図ることができる。
【0014】
また、ガセット12の台座部12A及び取付部12Bの外形寸法が変わらないため、ガセット12の成型加工後に台座部12Aの上端及び下端を切断する必要がなく、必要最小限の材料でガセット12が製作可能であることから、その製作性を向上させることができる。そして、ガセット12の製作性が向上することから、その部品単価を低減することができ、昨今のコスト低減要求にも容易に対応することができる。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、同一の外形寸法を有するガセットを使用したときであっても、より大径のクロスメンバを結合することが可能となるため、車両用フレームの高剛性化を図ることができる。また、ガセットの台座部及び取付部の外形寸法が変わらないため、ガセットの成型加工後に台座部の上端及び下端を切断する必要がなく、必要最小限の材料でガセットが製作可能であることから、その製作性を向上させることができる。
【0016】
請求項2記載の発明によれば、加工工数が低減することから、さらなる原価低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用フレームの一部を示し、(A)はクロスメンバ結合形態の一例を示す斜視図、(B)はクロスメンバ結合形態の他の例を示す斜視図、(C)は要部断面図
【図2】ガセットに結合可能なクロスメンバの外径を示し、(A)は従来技術の説明図、(B)は本発明の説明図
【図3】従来技術に係る車両用フレームの一部を示し、(A)はクロスメンバ結合形態の一例を示す斜視図、(B)はクロスメンバ結合形態の他の例を示す斜視図、(C)は要部断面図
【図4】従来技術における問題点の説明図
【符号の説明】
10 サイドメンバ
12 ガセット
12A 台座部
12B 取付部
14 クロスメンバ

Claims (2)

  1. 中空パイプからなるクロスメンバを、ガセットを介してサイドメンバ内側面に固定するようにした車両用フレームであって、前記ガセットを、サイドメンバ内側面に固定される台座部と、該台座部から車両内方に向けて突出し、クロスメンバの端部内周に嵌合固定される薄肉円筒状の取付部と、を含んで構成したことを特徴とする車両用フレーム。
  2. 前記台座部及び取付部は、プレス機により一体成形されることを特徴とする請求項1記載の車両用フレーム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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