JP5366608B2 - 車体の前部構造 - Google Patents

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本発明は、車体の前部構造に関する。さらに詳しくは、車両のバンパーに配設したバンパーステイの構造に関する。
従来から、左右一対のサイドメンバの前端同士を車幅方向に延びるバンパーレインフォースを介して橋渡し、該バンパーレインフォースの左右両端部にバンパーステイを設け、このバンパーステイに牽引フックを取り付ける車体構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−013157号公報
しかしながら、かかる従来の車体の前部構造では、牽引フックのフック取付部がバンパーステイの前壁面から後壁面に亘って延在しているため、牽引フックの支持剛性を高く維持できるが、フック取付部の前後長が長くなって重量が増加するという問題があった。
そこで、本発明は、バンパーステイのフック支持剛性を維持しつつフック取付部の前後長を短く設定して重量軽減を図ることのできる車体の前部構造を提供するものである。
本発明にかかる車体の前部構造にあっては、サイドメンバの前面に設けたバンパーステイと、該バンパーステイに取り付けたフック取付部と、該フック取付部を介して取り付けた牽引フックとを備え、前記バンパーステイには、車両前方側の前壁面と、該前壁面およびサイドメンバの前面との間に配置された支持部材とが設けられ、前記フック取付部は、前壁面と支持部材との双方に接合されると共に、後端部を支持部材近傍に配置され、さらに前記バンパーステイには、側面に車両前後方向に沿ってビードが設けられており、該ビードの車両前方側の端部と前記支持部材の車両後方側の面とが接続されていることを主要な特徴としている。
本発明にかかる車体の前部構造によれば、バンパーステイのフック支持剛性を維持しつつフック取付部の前後長を短く設定して重量軽減を図ることができる。
本発明の第1実施形態にかかる車体全体を示す斜視図である。 図1のバンパー近傍を分解した斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかるバンパーステイを示す斜視図である。 図3のA−A線による断面図である。 図3のB−B線による断面図である。 図4におけるバンパーステイの前壁面近傍を拡大した断面図である。 図6における支持部材の外周縁近傍を拡大した断面図である。 図5におけるバンパーステイの前壁面近傍を拡大した断面図である。 本発明の第2実施形態にかかるバンパーステイを示す斜視図である。 図9のC−C線による断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態にかかる車体全体を示す斜視図である。
この車両1の前端には、バンパーフェイシャ3を有するバンパー5が車幅方向に沿って延設されており、このバンパーフェイシャ3の背面側には、車両の左右両側に前後方向に延びるサイドメンバ7,7が左右一対に配設されている。この一対のサイドメンバ7,7の前端同士をバンパーレインフォース9が車幅方向に亘って連結している。
図2は図1のバンパー近傍を分解した斜視図、および図3は本発明の第1実施形態にかかるバンパーステイを示す斜視図である。
前述したサイドメンバ7は、角筒状に形成されており、前面には取付プレート11が配設されている。該取付プレート11は矩形状に形成されており、その角部には4つのボルト穴11aが穿設されている。
サイドメンバ7の取付プレート11には、バンパーステイ21が不図示のボルトを介して締結される。バンパーステイ21は、図3に示すように、後側に配置された底壁面23と、該底壁面23の外周部から車両前方に延びる側壁面25と、該側壁面25の前端に配設された前壁面27と、から構成され、前記前壁面27から筒状のフック取付部29が車両前方に突出している。
前記底壁面23の外周部には、4つのボルト穴23aが穿設され、不図示のボルトを底壁面23のボルト穴23aを挿通させてサイドメンバ7の取付プレート11のボルト穴11aに螺合させることによってバンパーステイ21をサイドメンバ7の前面に固定する。
また、図2に示すように、バンパーレインフォース9の端部には、矩形状の挿通孔15が形成されており、この挿通孔15にバンパーステイ21が挿入されて配置される。バンパーフェイシャ3にも、矩形状の開口部17が設けられており、該開口部17から牽引フック31のフック部33を把持して先端部のねじ部35をバンパーステイ21のフック取付部29に螺合させることができる。
図4は図3のA−A線による断面図、図5は図3のB−B線による断面図、図6は図4におけるバンパーステイの前壁面近傍を拡大した断面図である。また、図7は図6における支持部材の外周縁近傍を拡大した断面図、および、図8は図5におけるバンパーステイの前壁面近傍を拡大した断面図である。
これらの図に示すように、バンパーステイ21の後側には底壁面23が配設されており、該底壁面23の外周部には、側壁面25の後端部が溶接されて固定されている。なお、図面に示されたWは、溶接部を示す。
側壁面25の前端部には、前壁面27のフランジ部37(図7参照)が溶接によって接合されている。つまり、前壁面27は、側壁面25の前側の開口を封鎖する本体部39と、該本体部39の外周縁から車両後方に向けて屈曲して延びるフランジ部37と、が一体形成されて構成されている。このフランジ部37の内面には、前壁面27の本体部39から所定間隔をおいた後方側の位置に支持部材41が溶接によって接合されている。具体的に、支持部材41は、プレート状の部材であり、その中央部が後方側に向けて凹状に凹んだ形状に形成されている。支持部材41の外周縁は、前壁面27のフランジ部37の内面であって側壁面25の前側部分に溶接されており、支持部材41の中央部には、挿通孔が形成され、該挿通孔に筒状のフック取付部29が挿入された状態で溶接接合されている。従って、支持部材41における中央部の前後位置は、外周縁の前後位置よりも車両後方側に配置されている。また、支持部材41の前後位置は、前壁面27よりも後方側でかつ底壁面23の前方側に設定されている。なお、図6にも示すように、フック取付部29は前壁面27の挿通孔および支持部材41の挿通孔に挿通され、フック取付部29の外周面に沿って周状に溶接することによって、フック取付部29を前壁面27の本体部39および支持部材41の双方に溶接して接合されている。また、フック取付部29の後端部29aは、支持部材41の近傍に配置されている。
以下に、本実施形態による作用効果を説明する。
(1)前記バンパーステイ21は、車両前方側の前壁面27と、該前壁面27およびサイドメンバ7の前面との間に配置された支持部材41とを有し、前記フック取付部29は、前壁面27と支持部材41との双方に接合されると共に、後端部を支持部材41の近傍に配置している。
このように、支持部材41は前壁面27とサイドメンバ7の前面との間に配置され、フック取付部29の後端が支持部材41の近傍に配置されるため、フック取付部29の後端部を底壁面23に接合する場合よりも、フック取付部29の前後長さを短く設定することができる。従って、バンパーステイ21のフック支持剛性を維持しつつ重量を軽減することができる。
(2)バンパーステイ21の支持部材41は、フック取付部29との接合部位が車両後方側に凹状にへこんで形成されているため、フック取付部29の後端部をより後方側で支持することができ、支持剛性が向上する。
[第2実施形態]
次いで、本発明の第2実施形態について説明するが、前記第1実施形態と同一構造の部位には、同一符号を付してその説明を省略する。
図9は本発明の第2実施形態にかかるバンパーステイを示す斜視図、および、図10は図9のC−C線による断面図である。
本実施形態によるバンパーステイ51は、基本的に、前記第1実施形態によるバンパーステイ21と同一構造に構成されている。
即ち、本実施形態によるバンパーステイ51は、後端に配置された底壁面23と、該底壁面23の外周部から前方に向けて延びる筒状の側壁面53と、該側壁面53の前端開口を封鎖するように配設された前壁面27と、支持部材41と、これらの前壁面27および支持部材41の双方に溶接接合されたフック取付部29と、から構成されている。
前記側壁面53の側部には、上下方向に沿って細長く延びる略矩形状の開口部55が設けられている。また、この開口部55に対応する部位における側壁面53の内面には、支持部材41のフランジ部37が当接されており、図10に示すように、開口部55からフランジ部37が見えるようになっている。従って、開口部55に沿って上から下に向けて図外の溶接治具のトーチ先端を移動させれば、バンパーステイ51の外方から溶接作業を行うことができる。
以下に、本実施形態による作用効果を説明する。
(1)前記側壁面53には、支持部材41との接合部位に開口部55が形成されており、前記支持部材41のフランジ部37を、側壁面53における開口部55が形成された部位に当接し、この開口部55に溶接治具の先端を挿入して移動させながら溶接を施すことにより、前記支持部材41のフランジ部37を側壁面53の内面に接合させるように構成している。
従って、支持部材41と側壁面53とを接合する溶接作業を外方から行うことができるため、バンパーステイ51の組付作業工数を低減することができる。
7…サイドメンバ
21,51…バンパーステイ
27…前壁面
29…フック取付部
29a…後端部
31…牽引フック
41…支持部材
53…側壁面
55…開口部

Claims (3)

  1. サイドメンバの前面にバンパーステイを設け、該バンパーステイにフック取付部を介して牽引フックを設けた車体の前部構造であって、
    前記バンパーステイは、車両前方側の前壁面と、該前壁面およびサイドメンバの前面との間に配置された支持部材とを有し、前記フック取付部は、前壁面と支持部材との双方に接合されると共に、後端部を支持部材近傍に配置され、
    さらに前記バンパーステイには、側面に車両前後方向に沿ってビードが設けられており、該ビードの車両前方側の端部と前記支持部材の車両後方側の面とが接続されていることを特徴とする車体の前部構造。
  2. 前記バンパーステイの支持部材は、フック取付部との接合部位が車両後方側に凹状にへこんで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車体の前部構造。
  3. 前記バンパーステイは、前記前壁面と、該前壁面の外周縁から後方に延びる側壁面と、該側壁面に接合された支持部材とを有し、前記側壁面には、支持部材との接合部位に開口部が形成されており、
    前記支持部材のフランジ部を、側壁面における開口部が形成された部位に当接し、この開口部に溶接治具の先端を挿入して移動させながら溶接を施すことにより、前記支持部材のフランジ部を側壁面の内面に接合させるように構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の車体の前部構造。
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