JP2004216989A - サスペンションメンバと、その製造方法 - Google Patents
サスペンションメンバと、その製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004216989A JP2004216989A JP2003004578A JP2003004578A JP2004216989A JP 2004216989 A JP2004216989 A JP 2004216989A JP 2003004578 A JP2003004578 A JP 2003004578A JP 2003004578 A JP2003004578 A JP 2003004578A JP 2004216989 A JP2004216989 A JP 2004216989A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suspension
- cross member
- cross
- members
- joined
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
【課題】各部材を小型化できるためプレス金型の費用を低減でき、溶接等の接合作業を容易にすることができるサスペンションメンバを提供する。
【解決手段】車両の左右のサスペンション部材を支持するサスペンションメンバ1は、中央に位置し車両の車幅方向に延伸するクロスメンバ10と、クロスメンバの左右端部に接合されたサイドメンバとしてレフトメンバ20及びライトメンバ30とを備え、クロスメンバ10は管材より構成される。クロスメンバ10は、車両の前後方向に並設された2本の液圧成形された角パイプ11,12材で構成され、2本の角パイプ材は空間13を有して離間している。
【選択図】 図1
【解決手段】車両の左右のサスペンション部材を支持するサスペンションメンバ1は、中央に位置し車両の車幅方向に延伸するクロスメンバ10と、クロスメンバの左右端部に接合されたサイドメンバとしてレフトメンバ20及びライトメンバ30とを備え、クロスメンバ10は管材より構成される。クロスメンバ10は、車両の前後方向に並設された2本の液圧成形された角パイプ11,12材で構成され、2本の角パイプ材は空間13を有して離間している。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のサスペンション部材を支持するサスペンションメンバに係り、特に、クロスメンバと該クロスメンバの左右端部に固着されたサイドメンバとを備えるサスペンションメンバに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のサスペンションメンバは、車両の車幅方向に架け渡され、中空構造体で車両前後方向に沿って切断した切断面が閉断面であるクロスメンバと、クロスメンバの右側に接合されクロスメンバから右側に行くにしたがって車両前後方向の長さが徐々に長くなる形状の中空構造体でクロスメンバとの接合部周辺を車両前後方向に沿って切断した切断面が閉断面であるライトメンバと、クロスメンバの左側に接合されライトメンバと略左右対称のレフトメンバとを備えている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、従来の一般的なサスペンションメンバ50は、図5に示されるように、基本的にはアッパ部材51と、フロント側ロア部材52と、リア側ロア部材53の3部材から構成され、さらに局所的に補強が必要であるため、リア側やフロント側に複数のアーム取付部補強体54,54を備えている。そして、複数の小物部材55や取付軸部56…が固定されている。このように、サスペンションメンバ50は大型部材3つと、補強体や、さらに多くの部材や部品を溶接等により接合して構成されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−344130号公報(図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前者のサスペンションメンバは、中央のクロスメンバと、左右のレフトメンバ及びライトメンバはそれぞれプレス成形により形成され、それらを溶接により接合している。このように、3つの部材をプレス部品で構成しているため、プレス金型の投資額が嵩むという問題点があった。また、複数の分割メンバは高張力鋼板が曲げ加工されて中空構造体となるように形成されると共に対向し合う端縁同士が突き合わされた状態又は重ね合わされた状態で接合されるため、工程が煩雑となる問題点があった。
【0006】
また、後者のサスペンションメンバは、3乃至それ以上の部品点数を有し、大小の部品が混在して接合作業が煩雑となる問題点があった。そして、補強体を除く3つの部材が大きいためプレス金型が大型となり、しかも金型数が多数となるため金型費用が膨大となる問題点もあった。さらに、3つの大型部材は、それぞれ肉厚が一定となるため部分的な補強は補強体を取り付けることにより行われており、その結果、部品点数が増え接合作業が煩雑となっていた。
【0007】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、各部材を小型化できるためプレス金型の費用を低減でき、大型部品と小型部品が混在しないため溶接等の接合作業を容易にすることができるサスペンションメンバを提供することにある。また、各部材は必要強度に合わせて肉厚を設定できるので補強部材を必要とせず、構成を単純にすることができるサスペンションメンバを提供し、さらに、クロスメンバ部分に他の部材を設置するスペースを設けることができるサスペンションメンバと、その製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成すべく、本発明に係るサスペンションメンバは、車両の左右のサスペンション部材を支持するものであって、サスペンションメンバは、中央に位置し車両の車幅方向に延伸するクロスメンバと、クロスメンバの左右端部に接合されたサイドメンバとを備え、クロスメンバは管材より構成されることを特徴とする。
【0009】
前記のごとく構成された本発明のサスペンションメンバは、サスペンションメンバをクロスメンバと、サイドメンバとで構成したので、左右の2つのサイドメンバを小型化できるためプレスの金型を小型化でき、中央のクロスメンバは管材から形成するためプレスが不要で、金型費用を削減できる。また、メンバごとに必要な強度に応じて肉厚を設定できるため、局部的な補強用の部材が不要となる。この結果、構成が簡単となり、製造が容易となる。
【0010】
また、本発明に係るサスペンションメンバの好ましい具体的な態様としては、前記サイドメンバは、アッパメンバとロアメンバとから構成され接合されることを特徴とする。この構成によれば、サイドメンバは上下の2つのメンバから構成され溶接等により接合されるため中空構造体となって強度を向上でき、クロスメンバとの接合も確実となる。
【0011】
また、本発明に係るサスペンションメンバの好ましい他の具体的な態様としては、前記管材は、液圧成形された角パイプ材であることを特徴としている。この構成によれば、クロスメンバを構成する角パイプ材は液圧成形により高剛性に形成でき、プレス金型が不要でとなり、両端のサイドメンバは小型のプレス金型で成形できるため、金型費用を削減できる。そして、角パイプ材とサイドメンバとの接合は確実に行える。
【0012】
さらに、本発明に係るサスペンションメンバの好ましい具体的な更に他の態様としては、前記クロスメンバは、車両の前後方向に並設された2本の管材で構成され、2本の管材は離間していることを特徴としている。この構成によれば、両端のサイドメンバを連結するクロスメンバを補強でき、離間しているスペース内をステアリングギアボックス等の他の部品の取付スペースとして利用でき、省スペースに寄与できる。
【0013】
本発明のサスペンションメンバの製造方法は、前記のサスペンションメンバを製造する方法であって、前記クロスメンバを液圧成形する工程と、前記サイドメンバをプレス成形する工程と、前記クロスメンバとサイドメンバとを接合する工程とを備えることを特徴とする。サイドメンバはクロスメンバを上下より挟む形状とし、挟んだ部分で溶接等により接合することが好ましい。
【0014】
このように構成されたサスペンションメンバの製造方法によれば、中央のクロスメンバは液圧成形で角パイプ状に形成し、左右端部に接合されるサイドメンバは小型のプレス金型でプレス成形し、そのあとクロスメンバの左右端部にサイドメンバを溶接等により接合する。このためプレス金型の費用を削減でき、工程を簡略化することができ、製造が容易となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るサスペンションメンバの一実施形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るサスペンションメンバの上方から見た正面図、図2は、図1の平面図、図3は、図1のA−A線断面図、図4は、図1の一部を分解した状態の斜視図である。
【0016】
図1〜4において、サスペンションメンバ1は、例えばFF車のフロントサスペンションメンバであって、車両の左右のサスペンション部材を支持すると共に、エンジンを支持するものであり、中央に位置し車両の車幅方向に延伸するクロスメンバ10と、該クロスメンバの左右端部に溶接等により接合されたサイドメンバ20,30とを備えている。クロスメンバ10やサイドメンバ20,30は、要求される強度に応じてそれぞれ任意の肉厚の材料を使用している。
【0017】
中央のクロスメンバ10は、液圧成型加工により剛性を高められて形成された断面形状が矩形の閉断面である2本の角パイプ材11,12を並設している。フロント側の角パイプ材11は断面が正方形に近く、リア側の角パイプ材12は断面が長方形で、フロント側の角パイプ材11と同じ高さで前後方向に幅広に形成され、両角パイプ材の板厚は例えば1.6mm程度に設定されている。そして、2本の角パイプ材11,12間には空間13が形成されている。この空間13は、その間隔を所定の間隔に設定することにより、クロスメンバ10上に位置するステアリングボックス(図示せず)や、これに関連する部品や他の器具を、空間13内に配置することができる。
【0018】
フロント側のサスペンションメンバ1は、エンジンを支持すると共に、ステアリンボックス等の各種の機器を支持するため強度が必要であり、クロスメンバ10を2本の角パイプ材11,12で構成することにより必要な強度を得ることができる。すなわち、1本の矩形断面を有する角パイプ材でクロスメンバを構成する場合と比較して、2本の角パイプ材11,12から構成されるクロスメンバ10は、中間部に2枚の縦壁を有する構成となり、エンジン等の重量部品を支持する強度を得ることができる。
【0019】
サイドメンバの一方のレフトメンバ20は、クロスメンバ10の左側端部に接合される部材であり、例えば2.3mm程度の板厚の高張力鋼板等をプレスにより曲げ加工して形成したレフトアッパメンバ21とレフトロアメンバ22とを接合して形成されている。すなわち、2つのメンバ21,22の外周端縁部23が溶接等により接合されて中空構造体に形成され、中央側のクロスメンバ側にはクロスメンバが挿入可能の矩形状の開口部が形成されている。レフトアッパメンバ21及びレフトロアメンバ22は小型のプレス部品であり、この部品を形成するプレス型は小型化できるため、金型費用を削減できる。
【0020】
サイドメンバの他方のライトメンバ30は、クロスメンバ10の右側端部に接合される部材であり、レフトメンバ20と略対称の形状をしており、同様に2.3mm程度の板厚の高張力鋼板等をプレスにより曲げ加工して形成したライトアッパメンバ31とライトロアメンバ32とを接合して形成されている。ライトメンバ30もライトアッパメンバ31とライトロアメンバ32とが外周端縁部33が溶接等により接合されて中空構造体に形成され、中央側のクロスメンバ側には同様にクロスメンバ10が挿入可能の矩形状の開口部が形成されている。ライトアッパメンバ31及びライトロアメンバ32も小型のプレス部品であり、プレス金型の小型化と金型費用の削減が可能となる。
【0021】
レフトメンバ20及びライトメンバ30は、フロントボディマウント部24,34及びリアボディマウント部25,35を備えている。また、サスペンション部品であるロアアームの前側アーム取付部26,36を備えている。レフトメンバ20及びライトメンバ30は、ボディとの結合、エンジン、ステアリングボックス、サスペンション部品の支持の他に、他の複数の部品等を支持する機能を有し、前記のように構造が複雑となるため、前記のようにプレス成形による部品で構成し、肉厚を大きくしている。
【0022】
また、図4に示すように、レフトメンバ20のレフトアッパメンバ21は、外周端縁部23より高い位置に、直線状の上方接合面27を形成してある。そして、レフトロアメンバ22は、外周端縁部23より低い位置に直線状の下方接合面28を形成してある。レフトアッパメンバ21とレフトロアメンバ22とを接合したとき、上方接合面27と下方接合面28との間隔はクロスメンバ10の高さと同一あるいは僅かに大きくなるように設定され、クロスメンバ10を挿入する開口部を構成している。そして、図示していないが、ライトメンバ30も上方接合面37及び下方接合面38を有し、クロスメンバ10を挿入する開口部を有する同様の構成となっている。
【0023】
本実施形態のレフトメンバ20及びライトメンバ30は、前記のようにプレス部品で構成したが、レフトメンバ及びライトメンバ本実施形態とは異なる管材で構成すると、多数の機能に対応するためにレーザートリム等の加工処理が必要となり、設備投資額が増大してしまうが、本実施形態では、レフトメンバ及びライトメンバを小型のプレス金型によりプレス成形するため加工処理を低減でき、金型サイズがコンパクトになって金型費用を低減できる。
【0024】
このように本実施形態のサスペンションメンバ1は、クロスメンバ10の左端部にレフトメンバ20の開口部を嵌合させ、上方接合面27と下方接合面28をクロスメンバ10の上下面に接合している。そして、クロスメンバ10の右端部にライトメンバ30の開口部を嵌合させ、上方接合面37と下方接合面38をクロスメンバ10の上下面に溶接等により接合して、一体化している。そして、各メンバ材10,20,30は、それぞれの部品に必要な強度に基づき肉厚を変えて形成しているため、部分的な強度を必要な個所に補強材を固定する必要がなく、部品点数を低減でき構成を簡単することができる。また、上方接合面27,37及び下方接合面28,38は直線状であり、クロスメンバ10の上下面との接合は容易に、しかも確実に行える。
【0025】
前記の如く構成された本実施形態のサスペンションメンバ1の製造方法について以下に説明する。クロスメンバ10は、2本の角パイプ材11,12を液圧成形により形成する。この工程は、丸パイプ材を角パイプ材に形状を変更する工程であり、角パイプとすることにより剛性を高めることができると共に、レフトメンバ20、ライトメンバ30との接合を容易に、しかも確実にするものである。また、液圧成形の金型は単純であるため、金型費用を大幅に低減できる。
【0026】
つぎに、レフトメンバ20とライトメンバ30から構成されるサイドメンバを、それぞれプレス成形により形成する。レフトアッパメンバ21とレフトロアメンバ22を、それぞれ形成し、次いでライトアッパメンバ31とライトロアメンバ32を形成する。このとき、それぞれのメンバ21,22,31,32は必要強度に合わせて板材の肉厚を任意に設定できる。
【0027】
このように形成された各メンバは溶接により接合される。レフトアッパメンバ21とレフトロアメンバ22は、対接する外周端縁部23をアーク溶接又はスポット溶接することにより中空構造体に形成され、上方接合面27と下方接合面28とは平行に対向して開口部を構成する。ライトアッパメンバ31とライトロアメンバ32は、同様に対接する外周端縁部33を溶接することにより中空構造体に形成され、上方接合面37と下方接合面38とは平行に対向して開口部を構成する。
【0028】
つぎに、上下のメンバ材が溶接により接合されたレフトメンバ20及びライトメンバ30は、クロスメンバ10の左右端部に溶接等により接合される。すなわち、レフトメンバ20の開口部にクロスメンバ10の左端部を挿入し、上方接合面27とクロスメンバ10の上面とを接合すると共に、下方接合面28とクロスメンバ10の下面とを接合する。同様にして、ライトメンバ30の開口部にクロスメンバ10の右端部を挿入し、上方接合面37とクロスメンバ10の上面とを接合すると共に、下方接合面38とクロスメンバ10の下面とを接合する。これにより、クロスメンバ10の左右端部にレフトメンバ20とライトメンバ30とを接合して一体化する。
【0029】
このようにして、サスペンションメンバ1は、液圧成形により形成したクロスメンバの左右端部に、小型のプレス金型で成形した左右のサイドメンバを接合し、補強体を必要としないため、少ない工程で容易に製造できる。また、プレス金型が小型であるため、プレス機自体も小型のものを使用できるため、プレス作業が容易となり、節電も達成できる。
【0030】
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、サイドメンバとクロスメンバとの接合工程は、サイドメンバの上下の各メンバを接合してから、その開口部にクロスメンバを挿入して接合したが、クロスメンバの下側に例えばレフトロアメンバを接合し、このあとレフトアッパメンバをレフトロアメンバ上に載置して外周端縁部を接合すると共に、レフトアッパメンバとクロスメンバの上面を接合するようにしてもよい。レフトメンバ20及びライトメンバ30と、クロスメンバ10との接合は、上方接合面27,37及び下方接合面28,38のみを接合する例を示したが、さらに側方の面を接合するようにしてもよいのは勿論である。
【0031】
【発明の効果】
以上の説明から理解できるように、本発明のサスペンションメンバは、サイドメンバを小型化できるためプレス型等の金型を小型化でき、金型費用を削減することができる。また、剛性を高めることができ、局部的な補強用の部材が不要となるため、構成が簡単となり、製造が容易となる。
【0032】
また、本発明のサスペンションメンバの製造方法によれば、プレス金型の費用を削減でき、工程を簡略化することができ、製造が容易となる。さらに、小型のプレス機を使用でき、節電にも貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサスペンションメンバの一実施形態を上方から見た正面図。
【図2】図1のサスペンションメンバの平面図。
【図3】図1のA−A線断面図。
【図4】図1のサスペンションメンバの一部を分解した状態の斜視図。
【図5】従来のサスペンションメンバの分解した状態の斜視図。
【符号の説明】
1…サスペンションメンバ、10…クロスメンバ、11,12…角パイプ材,13…空間、20…レフトメンバ(サイドメンバ)、21…レフトアッパメンバ、22…レフトロアメンバ、23…外周端縁部、27…上方接合面、28…下方接合面、30…ライトメンバ(サイドメンバ)、31…ライトアッパメンバ、32…ライトロアメンバ、33…外周端縁部、37…上方接合面、38…下方接合面
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のサスペンション部材を支持するサスペンションメンバに係り、特に、クロスメンバと該クロスメンバの左右端部に固着されたサイドメンバとを備えるサスペンションメンバに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のサスペンションメンバは、車両の車幅方向に架け渡され、中空構造体で車両前後方向に沿って切断した切断面が閉断面であるクロスメンバと、クロスメンバの右側に接合されクロスメンバから右側に行くにしたがって車両前後方向の長さが徐々に長くなる形状の中空構造体でクロスメンバとの接合部周辺を車両前後方向に沿って切断した切断面が閉断面であるライトメンバと、クロスメンバの左側に接合されライトメンバと略左右対称のレフトメンバとを備えている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、従来の一般的なサスペンションメンバ50は、図5に示されるように、基本的にはアッパ部材51と、フロント側ロア部材52と、リア側ロア部材53の3部材から構成され、さらに局所的に補強が必要であるため、リア側やフロント側に複数のアーム取付部補強体54,54を備えている。そして、複数の小物部材55や取付軸部56…が固定されている。このように、サスペンションメンバ50は大型部材3つと、補強体や、さらに多くの部材や部品を溶接等により接合して構成されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−344130号公報(図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前者のサスペンションメンバは、中央のクロスメンバと、左右のレフトメンバ及びライトメンバはそれぞれプレス成形により形成され、それらを溶接により接合している。このように、3つの部材をプレス部品で構成しているため、プレス金型の投資額が嵩むという問題点があった。また、複数の分割メンバは高張力鋼板が曲げ加工されて中空構造体となるように形成されると共に対向し合う端縁同士が突き合わされた状態又は重ね合わされた状態で接合されるため、工程が煩雑となる問題点があった。
【0006】
また、後者のサスペンションメンバは、3乃至それ以上の部品点数を有し、大小の部品が混在して接合作業が煩雑となる問題点があった。そして、補強体を除く3つの部材が大きいためプレス金型が大型となり、しかも金型数が多数となるため金型費用が膨大となる問題点もあった。さらに、3つの大型部材は、それぞれ肉厚が一定となるため部分的な補強は補強体を取り付けることにより行われており、その結果、部品点数が増え接合作業が煩雑となっていた。
【0007】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、各部材を小型化できるためプレス金型の費用を低減でき、大型部品と小型部品が混在しないため溶接等の接合作業を容易にすることができるサスペンションメンバを提供することにある。また、各部材は必要強度に合わせて肉厚を設定できるので補強部材を必要とせず、構成を単純にすることができるサスペンションメンバを提供し、さらに、クロスメンバ部分に他の部材を設置するスペースを設けることができるサスペンションメンバと、その製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成すべく、本発明に係るサスペンションメンバは、車両の左右のサスペンション部材を支持するものであって、サスペンションメンバは、中央に位置し車両の車幅方向に延伸するクロスメンバと、クロスメンバの左右端部に接合されたサイドメンバとを備え、クロスメンバは管材より構成されることを特徴とする。
【0009】
前記のごとく構成された本発明のサスペンションメンバは、サスペンションメンバをクロスメンバと、サイドメンバとで構成したので、左右の2つのサイドメンバを小型化できるためプレスの金型を小型化でき、中央のクロスメンバは管材から形成するためプレスが不要で、金型費用を削減できる。また、メンバごとに必要な強度に応じて肉厚を設定できるため、局部的な補強用の部材が不要となる。この結果、構成が簡単となり、製造が容易となる。
【0010】
また、本発明に係るサスペンションメンバの好ましい具体的な態様としては、前記サイドメンバは、アッパメンバとロアメンバとから構成され接合されることを特徴とする。この構成によれば、サイドメンバは上下の2つのメンバから構成され溶接等により接合されるため中空構造体となって強度を向上でき、クロスメンバとの接合も確実となる。
【0011】
また、本発明に係るサスペンションメンバの好ましい他の具体的な態様としては、前記管材は、液圧成形された角パイプ材であることを特徴としている。この構成によれば、クロスメンバを構成する角パイプ材は液圧成形により高剛性に形成でき、プレス金型が不要でとなり、両端のサイドメンバは小型のプレス金型で成形できるため、金型費用を削減できる。そして、角パイプ材とサイドメンバとの接合は確実に行える。
【0012】
さらに、本発明に係るサスペンションメンバの好ましい具体的な更に他の態様としては、前記クロスメンバは、車両の前後方向に並設された2本の管材で構成され、2本の管材は離間していることを特徴としている。この構成によれば、両端のサイドメンバを連結するクロスメンバを補強でき、離間しているスペース内をステアリングギアボックス等の他の部品の取付スペースとして利用でき、省スペースに寄与できる。
【0013】
本発明のサスペンションメンバの製造方法は、前記のサスペンションメンバを製造する方法であって、前記クロスメンバを液圧成形する工程と、前記サイドメンバをプレス成形する工程と、前記クロスメンバとサイドメンバとを接合する工程とを備えることを特徴とする。サイドメンバはクロスメンバを上下より挟む形状とし、挟んだ部分で溶接等により接合することが好ましい。
【0014】
このように構成されたサスペンションメンバの製造方法によれば、中央のクロスメンバは液圧成形で角パイプ状に形成し、左右端部に接合されるサイドメンバは小型のプレス金型でプレス成形し、そのあとクロスメンバの左右端部にサイドメンバを溶接等により接合する。このためプレス金型の費用を削減でき、工程を簡略化することができ、製造が容易となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るサスペンションメンバの一実施形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るサスペンションメンバの上方から見た正面図、図2は、図1の平面図、図3は、図1のA−A線断面図、図4は、図1の一部を分解した状態の斜視図である。
【0016】
図1〜4において、サスペンションメンバ1は、例えばFF車のフロントサスペンションメンバであって、車両の左右のサスペンション部材を支持すると共に、エンジンを支持するものであり、中央に位置し車両の車幅方向に延伸するクロスメンバ10と、該クロスメンバの左右端部に溶接等により接合されたサイドメンバ20,30とを備えている。クロスメンバ10やサイドメンバ20,30は、要求される強度に応じてそれぞれ任意の肉厚の材料を使用している。
【0017】
中央のクロスメンバ10は、液圧成型加工により剛性を高められて形成された断面形状が矩形の閉断面である2本の角パイプ材11,12を並設している。フロント側の角パイプ材11は断面が正方形に近く、リア側の角パイプ材12は断面が長方形で、フロント側の角パイプ材11と同じ高さで前後方向に幅広に形成され、両角パイプ材の板厚は例えば1.6mm程度に設定されている。そして、2本の角パイプ材11,12間には空間13が形成されている。この空間13は、その間隔を所定の間隔に設定することにより、クロスメンバ10上に位置するステアリングボックス(図示せず)や、これに関連する部品や他の器具を、空間13内に配置することができる。
【0018】
フロント側のサスペンションメンバ1は、エンジンを支持すると共に、ステアリンボックス等の各種の機器を支持するため強度が必要であり、クロスメンバ10を2本の角パイプ材11,12で構成することにより必要な強度を得ることができる。すなわち、1本の矩形断面を有する角パイプ材でクロスメンバを構成する場合と比較して、2本の角パイプ材11,12から構成されるクロスメンバ10は、中間部に2枚の縦壁を有する構成となり、エンジン等の重量部品を支持する強度を得ることができる。
【0019】
サイドメンバの一方のレフトメンバ20は、クロスメンバ10の左側端部に接合される部材であり、例えば2.3mm程度の板厚の高張力鋼板等をプレスにより曲げ加工して形成したレフトアッパメンバ21とレフトロアメンバ22とを接合して形成されている。すなわち、2つのメンバ21,22の外周端縁部23が溶接等により接合されて中空構造体に形成され、中央側のクロスメンバ側にはクロスメンバが挿入可能の矩形状の開口部が形成されている。レフトアッパメンバ21及びレフトロアメンバ22は小型のプレス部品であり、この部品を形成するプレス型は小型化できるため、金型費用を削減できる。
【0020】
サイドメンバの他方のライトメンバ30は、クロスメンバ10の右側端部に接合される部材であり、レフトメンバ20と略対称の形状をしており、同様に2.3mm程度の板厚の高張力鋼板等をプレスにより曲げ加工して形成したライトアッパメンバ31とライトロアメンバ32とを接合して形成されている。ライトメンバ30もライトアッパメンバ31とライトロアメンバ32とが外周端縁部33が溶接等により接合されて中空構造体に形成され、中央側のクロスメンバ側には同様にクロスメンバ10が挿入可能の矩形状の開口部が形成されている。ライトアッパメンバ31及びライトロアメンバ32も小型のプレス部品であり、プレス金型の小型化と金型費用の削減が可能となる。
【0021】
レフトメンバ20及びライトメンバ30は、フロントボディマウント部24,34及びリアボディマウント部25,35を備えている。また、サスペンション部品であるロアアームの前側アーム取付部26,36を備えている。レフトメンバ20及びライトメンバ30は、ボディとの結合、エンジン、ステアリングボックス、サスペンション部品の支持の他に、他の複数の部品等を支持する機能を有し、前記のように構造が複雑となるため、前記のようにプレス成形による部品で構成し、肉厚を大きくしている。
【0022】
また、図4に示すように、レフトメンバ20のレフトアッパメンバ21は、外周端縁部23より高い位置に、直線状の上方接合面27を形成してある。そして、レフトロアメンバ22は、外周端縁部23より低い位置に直線状の下方接合面28を形成してある。レフトアッパメンバ21とレフトロアメンバ22とを接合したとき、上方接合面27と下方接合面28との間隔はクロスメンバ10の高さと同一あるいは僅かに大きくなるように設定され、クロスメンバ10を挿入する開口部を構成している。そして、図示していないが、ライトメンバ30も上方接合面37及び下方接合面38を有し、クロスメンバ10を挿入する開口部を有する同様の構成となっている。
【0023】
本実施形態のレフトメンバ20及びライトメンバ30は、前記のようにプレス部品で構成したが、レフトメンバ及びライトメンバ本実施形態とは異なる管材で構成すると、多数の機能に対応するためにレーザートリム等の加工処理が必要となり、設備投資額が増大してしまうが、本実施形態では、レフトメンバ及びライトメンバを小型のプレス金型によりプレス成形するため加工処理を低減でき、金型サイズがコンパクトになって金型費用を低減できる。
【0024】
このように本実施形態のサスペンションメンバ1は、クロスメンバ10の左端部にレフトメンバ20の開口部を嵌合させ、上方接合面27と下方接合面28をクロスメンバ10の上下面に接合している。そして、クロスメンバ10の右端部にライトメンバ30の開口部を嵌合させ、上方接合面37と下方接合面38をクロスメンバ10の上下面に溶接等により接合して、一体化している。そして、各メンバ材10,20,30は、それぞれの部品に必要な強度に基づき肉厚を変えて形成しているため、部分的な強度を必要な個所に補強材を固定する必要がなく、部品点数を低減でき構成を簡単することができる。また、上方接合面27,37及び下方接合面28,38は直線状であり、クロスメンバ10の上下面との接合は容易に、しかも確実に行える。
【0025】
前記の如く構成された本実施形態のサスペンションメンバ1の製造方法について以下に説明する。クロスメンバ10は、2本の角パイプ材11,12を液圧成形により形成する。この工程は、丸パイプ材を角パイプ材に形状を変更する工程であり、角パイプとすることにより剛性を高めることができると共に、レフトメンバ20、ライトメンバ30との接合を容易に、しかも確実にするものである。また、液圧成形の金型は単純であるため、金型費用を大幅に低減できる。
【0026】
つぎに、レフトメンバ20とライトメンバ30から構成されるサイドメンバを、それぞれプレス成形により形成する。レフトアッパメンバ21とレフトロアメンバ22を、それぞれ形成し、次いでライトアッパメンバ31とライトロアメンバ32を形成する。このとき、それぞれのメンバ21,22,31,32は必要強度に合わせて板材の肉厚を任意に設定できる。
【0027】
このように形成された各メンバは溶接により接合される。レフトアッパメンバ21とレフトロアメンバ22は、対接する外周端縁部23をアーク溶接又はスポット溶接することにより中空構造体に形成され、上方接合面27と下方接合面28とは平行に対向して開口部を構成する。ライトアッパメンバ31とライトロアメンバ32は、同様に対接する外周端縁部33を溶接することにより中空構造体に形成され、上方接合面37と下方接合面38とは平行に対向して開口部を構成する。
【0028】
つぎに、上下のメンバ材が溶接により接合されたレフトメンバ20及びライトメンバ30は、クロスメンバ10の左右端部に溶接等により接合される。すなわち、レフトメンバ20の開口部にクロスメンバ10の左端部を挿入し、上方接合面27とクロスメンバ10の上面とを接合すると共に、下方接合面28とクロスメンバ10の下面とを接合する。同様にして、ライトメンバ30の開口部にクロスメンバ10の右端部を挿入し、上方接合面37とクロスメンバ10の上面とを接合すると共に、下方接合面38とクロスメンバ10の下面とを接合する。これにより、クロスメンバ10の左右端部にレフトメンバ20とライトメンバ30とを接合して一体化する。
【0029】
このようにして、サスペンションメンバ1は、液圧成形により形成したクロスメンバの左右端部に、小型のプレス金型で成形した左右のサイドメンバを接合し、補強体を必要としないため、少ない工程で容易に製造できる。また、プレス金型が小型であるため、プレス機自体も小型のものを使用できるため、プレス作業が容易となり、節電も達成できる。
【0030】
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、サイドメンバとクロスメンバとの接合工程は、サイドメンバの上下の各メンバを接合してから、その開口部にクロスメンバを挿入して接合したが、クロスメンバの下側に例えばレフトロアメンバを接合し、このあとレフトアッパメンバをレフトロアメンバ上に載置して外周端縁部を接合すると共に、レフトアッパメンバとクロスメンバの上面を接合するようにしてもよい。レフトメンバ20及びライトメンバ30と、クロスメンバ10との接合は、上方接合面27,37及び下方接合面28,38のみを接合する例を示したが、さらに側方の面を接合するようにしてもよいのは勿論である。
【0031】
【発明の効果】
以上の説明から理解できるように、本発明のサスペンションメンバは、サイドメンバを小型化できるためプレス型等の金型を小型化でき、金型費用を削減することができる。また、剛性を高めることができ、局部的な補強用の部材が不要となるため、構成が簡単となり、製造が容易となる。
【0032】
また、本発明のサスペンションメンバの製造方法によれば、プレス金型の費用を削減でき、工程を簡略化することができ、製造が容易となる。さらに、小型のプレス機を使用でき、節電にも貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサスペンションメンバの一実施形態を上方から見た正面図。
【図2】図1のサスペンションメンバの平面図。
【図3】図1のA−A線断面図。
【図4】図1のサスペンションメンバの一部を分解した状態の斜視図。
【図5】従来のサスペンションメンバの分解した状態の斜視図。
【符号の説明】
1…サスペンションメンバ、10…クロスメンバ、11,12…角パイプ材,13…空間、20…レフトメンバ(サイドメンバ)、21…レフトアッパメンバ、22…レフトロアメンバ、23…外周端縁部、27…上方接合面、28…下方接合面、30…ライトメンバ(サイドメンバ)、31…ライトアッパメンバ、32…ライトロアメンバ、33…外周端縁部、37…上方接合面、38…下方接合面
Claims (5)
- 車両の左右のサスペンション部材を支持するサスペンションメンバであって、
該サスペンションメンバは、中央に位置し車両の車幅方向に延伸するクロスメンバと、該クロスメンバの左右端部に接合されたサイドメンバとを備え、前記クロスメンバは管材より構成されることを特徴とするサスペンションメンバ。 - 前記サイドメンバは、アッパメンバとロアメンバとから構成され接合されることを特徴とする請求項1に記載のサスペンションメンバ。
- 前記管材は、液圧成形された角パイプ材であることを特徴とする請求項1又は2に記載のサスペンションメンバ。
- 前記クロスメンバは、前記車両の前後方向に並設された2本の管材で構成され、前記2本の管材は離間していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のサスペンションメンバ。
- 請求項1〜4のいずれかに記載のサスペンションメンバを製造する方法であって、前記クロスメンバを液圧成形する工程と、前記サイドメンバをプレス成形する工程と、前記クロスメンバとサイドメンバとを接合する工程とを備えることを特徴とするサスペンションメンバの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003004578A JP2004216989A (ja) | 2003-01-10 | 2003-01-10 | サスペンションメンバと、その製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003004578A JP2004216989A (ja) | 2003-01-10 | 2003-01-10 | サスペンションメンバと、その製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004216989A true JP2004216989A (ja) | 2004-08-05 |
Family
ID=32895514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003004578A Pending JP2004216989A (ja) | 2003-01-10 | 2003-01-10 | サスペンションメンバと、その製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004216989A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101608791B1 (ko) | 2009-12-28 | 2016-04-04 | 가부시키가이샤 요로즈 | 서스펜션 서브 프레임 |
-
2003
- 2003-01-10 JP JP2003004578A patent/JP2004216989A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101608791B1 (ko) | 2009-12-28 | 2016-04-04 | 가부시키가이샤 요로즈 | 서스펜션 서브 프레임 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6631942B1 (en) | Front body structure for vehicle | |
US20060284449A1 (en) | Sub-frame of vehicle | |
JP2005343454A (ja) | 車両用フロント・エンド構造体 | |
JP2010076540A (ja) | 中空スタビライザ | |
KR20080028103A (ko) | 복합 공법으로 제작된 차량용 알루미늄 서브프레임 | |
JP2001233240A (ja) | 車両の衝撃吸収構造 | |
US7520713B2 (en) | Boom assembly | |
JP2003034106A (ja) | アクスルハウジング及びその製造方法 | |
JP2005271702A (ja) | 車体フレーム用サイドレール及びその製造方法 | |
JP2004216989A (ja) | サスペンションメンバと、その製造方法 | |
WO2012169525A1 (ja) | ビーム部材 | |
JP5172502B2 (ja) | 車体フレームの接続構造及び成形方法 | |
JP4083613B2 (ja) | アクスルハウジング | |
JPH0558338A (ja) | 車両のフレーム構造 | |
JP2003306169A (ja) | インストルメントパネルのリインホースメント | |
JP2004344955A (ja) | 中空部材を有する鋳造構造体およびその製造方法 | |
JPH0999870A (ja) | 自動車のフロア構造 | |
JP2002234309A (ja) | 車両用アクスルハウジング | |
JP3814552B2 (ja) | 車体構造 | |
JP2009126434A (ja) | 自動二輪車用車体フレーム | |
JP2004291710A (ja) | 車両用フレーム | |
JP4533739B2 (ja) | ロアアーム | |
JP4555658B2 (ja) | リンクの製法 | |
JP2004255891A (ja) | サイドメンバ及びその製造方法 | |
KR101889199B1 (ko) | 차량용 크로스 멤버 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050623 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080325 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080327 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20080715 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |