JP2004286814A - 4色表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像の表示輝度の向上と良好な色相とを両立させた4色表示装置を提供すること。
【解決手段】4色表示装置では表示対象となるRGBカラー画像の画素入力値(赤画素値Ri,緑画素値Gi,青画素値Bi)の内の最小値Imin、4色表示装置のRGB3原色による白色最大発光輝度L1と、白色Wの最大発光輝度L2とを用いて制御するにより、RGB各画素値(Ri,Gi,Bi)から当該の4色表示装置に最適な4色の出力制御値(赤出力制御値Ro,緑出力制御値Go、青出力制御値Bo、白出力制御値Wo)の絶対値制御と配分を実現する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、RGB3原色で構成されるカラー画像を、R、G、B、及びW(白色)の4色にて表示するカラー表示装置(以下「4色表示装置」という。)に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この4色表示装置としては、例えば特許文献1に記載されているようなものがあった。図9は、特許文献1に記載された従来の4色表示装置のデコーダのブロック図である。
【0003】
図9において、このデコーダには画素毎のRGB3原色画素値(赤画素値Ri、緑画素値Gi、青画素値Bi)が入力され、コンパレータ901にて赤画素値Riと緑画素値Giと青画素値Biとのうちの最小値Yminと最大値Ymaxとが求められる。最小値Yminはこれを引数とした参照テーブルLUT902で変換され、カラー表示パネル910の白出力を制御する白出力制御値Woを出力する。最大値Ymaxは、赤画素値Ri、緑画素値Gi、青画素値Biそれぞれを入力とする演算回路903乃至905の係数値として入力される。演算回路903乃至905では赤画素値Ri、緑画素値Gi、青画素値Biに上記の白色成分を加えた後の赤色成分、緑色成分、および青色成分の比率がオリジナル画像の赤色成分、緑色成分、および青色成分の比率となるように換算して、赤出力制御値Roと緑出力制御値Goと青出力制御値Boとを出力する。
【0004】
そして、これら4色の出力制御値が各表示色の駆動回路に入力され、各投射管回路(906乃至909)から表示色が投射されることによって4色表示を得ている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−147666号公報(第2−5頁、第3図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の構成では、カラー画像値RGBから想定される各画素の輝度に比例した白色を各画素に加えているため画像中の輝度成分のコントラスト比が保たれ、結果として画像の暗黒部が白く浮きあがることは無く全体表示輝度を上昇させることができる。しかし、色度を保持した変換を行って白色を加えても、輝度(無彩色)表示範囲が拡張されたのに反して、有彩度方向については拡張しないことから表示画像の彩度は低下し、結局、薄くくすんだ色の表示となってしまうという課題があった。
【0007】
また、4色表示の再現可能な表示色領域は、RGB3原色の最大発光時の白色Wmaxを白色基準Wstdとし、RGB各色の単独表示からなる1次色、及び2色の組合せからなる2次色で張られる有彩度方向への広がりによって形成される3原色表示の再現可能な表示色領域に比べて3原色の最大発光時白色Wmaxに白色Wが加わることにより白色基準Wstdの輝度が増加しているので、RGBの1次色、2次色に白色Wを加えても変化の無い、有彩度方向の広がりについては同等という特徴を持つ。言いかえれば、白色基準Wstdに対する有彩色の広がり(即ち、表示できる最大彩度)が低くなる。
【0008】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、その目的とするところは、画像の表示輝度の向上と良好な色相とを両立させた4色表示装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記従来の課題を解決する本発明に係る4色表示装置では表示対象となるRGBカラー画像の画素入力値(赤画素値Ri,緑画素値Gi,青画素値Bi)の内の最小値Imin、4色表示装置のRGB3原色による白色最大発光輝度L1と、白色Wの最大発光輝度L2とを用いて制御する。
【0010】
これにより、RGB各画素値(Ri,Gi,Bi)から当該の4色表示装置に最適な4色の出力制御値(赤出力制御値Ro,緑出力制御値Go、青出力制御値Bo、白出力制御値Wo)の絶対値制御と配分を実現する。
【0011】
さらに、そこで得られた出力制御値Ro,Go,Boのいずれかが最大制御値を超えた(4色表示装置の表示不能領域に至った)場合には、最大制御値を超えた出力制御値で最大制御値を除算した商を、出力制御値Ro,Go,Boそれぞれに乗じた値で出力制御値Ro,Go,Boを更新する。
【0012】
これにより、4色表示装置の表示可能領域内にマッピングするので、4色表示装置での輝度表示が向上し、かつ良好な色合い表示を実現することが可能になる。
【0013】
さらに、4色表示装置での表示対象が限定可能な場合には、表示対象画像の全画素値(Ri,Gi,Bi)から求められるRi−Imin、Gi−Imin、Bi−Iminに対して、共通の最大値Maxを変数とした関数F(Max)、もしくは、平均値Avg、および、分散値Varを変数とした関数F(Avg,Var)を用いて、赤出力制御値Ro、緑出力制御値Go、青出力制御値Bo、白出力制御値Woを生成する。
【0014】
これにより、限定された表示対象に対してはより最適な表示を実現することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に係る4色表示装置は、4色出力用の出力制御値(赤出力制御値Ro,緑出力制御値Go,青出力制御値Bo,白出力制御値Wo)を、RGB3原色カラー画像の画素入力値(赤画素値Ri,緑画素値Gi,青画素値Bi)の内の最小値Imin、赤出力制御値Roと前記緑出力制御値Goと前記青出力制御値Boの各最大出力制御値での白色発光輝度L1、および、白出力制御値Woの最大出力制御値での発光輝度L2を用いて制御することを特徴とするものである。
【0016】
これにより、最大輝度L1分の白色成分を加えた場合の4色表示装置の表示可能色の分布形状に最適な4色の出力制御値を生成することができる。
【0017】
また、本発明に係る4色表示装置は、RGB3原色カラー画像の画素入力値(赤画素値Ri,緑画素値Gi,青画素値Bi)の内の最小値Iminを求めるMin演算器と、4色表示装置の4色の出力制御値(赤出力制御値Ro,緑出力制御値Go,青出力制御値Bo,白出力制御値Wo)の内の赤出力制御値Roと緑出力制御値Goと青出力制御値Boの各最大出力制御値での白色発光輝度L1、および、白出力制御値Woの最大出力制御値での発光輝度L2を記憶している記憶部と、Min演算器で求めた最小値Iminと、記憶部に記憶している白色発光輝度L1と、発光輝度L2とを用いて、4色の出力制御値を制御する制御部とを有している。
【0018】
また、本発明に係る4色表示装置は、4色に対して同じ値域で正規化された4色の出力制御値を用いて表示する場合において、白出力制御値Woを最小値Iminに係数(L1+L2)/L2を乗じて求め、
求められた白出力制御値Woが最大出力制御値Cmaxを超える場合には、白出力制御値Woを最大出力制御値Cmaxとすることを特徴とするものである。
【0019】
これにより、RGBが共に最大画素入力値(Rimax,Gimax,Bimax)に対して、表示出力を4色表示装置の最大白色と一致させ、かつ、任意の画素入力値(Ri,Gi,Bi)に対して、最大白色の増加による表示色の変化を補うように生成される出力制御値Ro,Go,Boを制御することができる白出力制御値Woを生成することができる。
【0020】
また、本発明に係る4色表示装置は、4色の出力制御値を
【0021】
【数5】
Figure 2004286814
【0022】
【数6】
Figure 2004286814
【0023】
【数7】
Figure 2004286814
【0024】
で求め、求めた4色の出力制御値の内のいずれかが最大制御値を超えた場合には、前記最大制御値を超えた出力制御値で最大制御値を除算し、その商の内の最小値を全ての前記4色の出力制御値に乗算することで、4色の出力制御値を更新することを特徴とするものである。
【0025】
これにより、全ての最大画素入力値(Rimax,Gimax,Bimax)に対して表示出力を4色表示装置の最大白色と一致させ、かつ、3原色表示装置で表示した場合と同等に視覚できる4色表示装置での画像表示を可能にする4色の出力制御値を生成することができる。
【0026】
また、本発明に係る4色表示装置は、表示対象の画像を構成する全ての前記画素入力値(前記赤画素値Ri,前記緑画素値Gi,前記青画素値Bi)から求められる画素値と前記最小値との隔たり量(Ri−Imin、Gi−Imin、Bi−Imin)からなる集合の隔たり量の統計値Sを用いた関数F(S)から求めた値を、前記発光輝度L2に乗じて得られる輝度値LPを前記発光輝度L2に置換することを特徴としたものである。
【0027】
これにより、表示対象を良好に表示するために4色表示装置に加えられるべき白色成分の最適な最大輝度LPを、画素値と前記最小値との差の統計値から推定される表示対象の有彩色分布に応じた関数F(Max)もしくは、F(Ave,Var)によって求め、4色表示装置の白色の最大発光輝度L2が、あたかも輝度値LPであるように4色の出力制御値を制御することで、当該の表示対象に対して最適な表示状態を設定することができる。
【0028】
また、本発明に係る4色表示装置は、集合の最大値Maxが、
【0029】
【数8】
Figure 2004286814
【0030】
の条件を満たすとき、
前記関数F(Max)および、関数F(Ave,Var)の値が1であることを特徴とするものである。
【0031】
これにより、表示対象に高彩度の画素が含まれず、4色表示装置の表示可能色の分布形状から逸脱しない場合には、輝度値LPを白色の最大発光輝度L2となるように制御することで、4色表示装置の表示性能を最大限生かした表示状態に設定することができる。
【0032】
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
【0033】
(実施の形態1)
図1(a)は、本発明の第1の実施の形態における4色表示装置のブロック図を示す。
【0034】
図1において、4色表示装置101は、γ特性除去装置105と、4原色制御値生成部103と、γ特性付加装置107と、4原色表示デバイス108とから構成されている。図1(a)のブロック図からγ特性除去装置105とγ特性付加装置107とを除いた図1(b)に示す4色表示装置のブロック構成も本発明の簡易な実現法として有効であるといえる。
【0035】
このγ特性除去装置105は、参照テーブル(図中「LUT」と記す。)104からなり、入力信号からγ特性を除去する。
【0036】
また、4原色制御値生成部103は、入力信号を詳細に後述する方法により4原色表示デバイス108用信号に変換する。この4原色制御値生成部103は、制御部に相当する。
【0037】
γ特性付加装置107は、参照テーブル(図中「LUT」と記す。)106からなり、入力信号を4原色表示デバイス108の入出力特性であるγ特性が付与された4原色表示デバイス制御値Ro、Go、Bo、Woに変換する。
【0038】
また、4原色表示デバイス108はフルカラー表示を行うものであり、各色駆動回路に入力された信号で単色画像を各投射管から投影する。
【0039】
次に、4色表示装置101の動作概要を説明する。
【0040】
まず、4色表示装置101は画像再生装置102から3原色信号Ri、Gi、Biを入力されると、γ特性除去装置105でγ特性が除かれ、輝度線形な発光特性を仮定したγ除去済み3原色信号Ri’、Gi’、Bi’に変換される。
【0041】
ここで画像再生装置102とは従来型の3原色カラー画像を再生する3原色信号を出力するものである。
【0042】
その後、3原色信号Ri’、Gi’、Bi’’は、4原色制御値生成部103により4色信号Ro’、Go’、Bo’、Wo’に変換される。
【0043】
そして、4色信号Ro、Go、Bo、Woはγ特性付加装置107によってγ特性が付与された4原色表示デバイス用信号Ro、Go、Bo、Woに変換される。
【0044】
最後に、4原色表示デバイス用信号Ro、Go、Bo、Woが4原色表示デバイス108に入力されることで単色画像が各投射管から投影され、それらがスクリーン上で重畳表示されることでフルカラー表示が実現する。
【0045】
3原色カラー画像の各画素値の持つγ特性は、CRTでの表示を前提としたものであり、RGB各色独立の蛍光体の電圧発光輝度特性である。
【0046】
そして、これら3原色信号の制御値Ri、Gi、Biは0乃至255の値域を持つとした場合、一般的には(式5)乃至(式7)の特性を持っている。
【0047】
Ri’=255×POW((Ri/255),2.2) (5)
Gi’=255×POW((Gi/255),2.2) (6)
Bi’=255×POW((Bi/255),2.2) (7)
なお、POW(A,B)はAのB乗のべき乗関数である。
【0048】
本発明の第1の実施の形態における画素入力値である3原色信号の制御値Ri、Gi、Biと出力制御値である4原色表示デバイス制御値Ro、Go、Bo、Woは、γ特性を含まない輝度線形な値として定義することが望ましいが、一般的な画像表示上で要求される表示特性において、軸独立のγ特性を含んだまま、本発明を実施しても、表示色が大きく変化して表示に重大な影響を及ぼすようなことは無い。
【0049】
図2は、図1(b)に示した4原色制御値生成部103の詳細な構成を示したブロック図である。以降の図面において、同一の構成物は同一の符号を用いる。
【0050】
図2において、Min演算器201は3入力1出力の変換器であり、3つの入力値の内の最小の値を出力する。
【0051】
LT比較器202は、2入力1出力の変換器で、2入力値の内の小さい値を出力する。
【0052】
係数メモリ204は、4色表示装置の内部定数を格納するメモリであり、出力制御値のビット数で決定される最大制御値(’255’とする。)と、あらかじめ算出しておいた演算係数L2/(L1+L2)と(L1+L2)/L1とを記憶している。ここで、L1、及びL2は、4色表示装置が構成された時点で定まる定数であり、L1は4原色表示デバイスの出力制御値Ro,Go,Boの内の最大出力制御値での発光輝度であり、L2は白色制御値Woの最大出力制御値での発光輝度である。この係数メモリ204は記憶部に相当する。
【0053】
除算器205はMin演算器201からの出力を係数メモリ中の係数L2/(L1+L2)で除算する演算器である。
【0054】
色域外処理部203は入力値Ro*、Go*、Bo*のいずれかが出力可能領域外の値になっている場合に、可能領域内の値に丸め込む処理を行う。
【0055】
以上のように構成された4原色制御値生成部103について、以下にその動作、作用を説明する。
【0056】
まず、4原色制御値生成部103に入力された画素入力値Ri、Gi、Biは、Min演算器によって画素入力値Ri、Gi、Biの内の最小値Iminに変換される。その後、最小値Iminは除算器205により係数L2/(L1+L2)を用いて、(式8)に示した演算がなされる。
【0057】
Imin’ ={Imin × (L1+L2)}/L2 (8)
その後、LT比較器202にて最大制御値(”255”)と比較され、小さい方の値が白出力制御値Woとなる。これにより、白出力制御値Woは原色表示デバイスの出力可能領域内に制限される。
【0058】
一方、各画素入力値Ri、Gi、Biは減算器207と乗算器206、208とにより、白出力制御値Woと係数(L1+L2)/L1と、L2/(L1+L2)とを用いて(式9)乃至(式11)に示した演算がなされる。
【0059】
【数9】
Figure 2004286814
【0060】
【数10】
Figure 2004286814
【0061】
【数11】
Figure 2004286814
【0062】
これにより得られた各制御値Ro*,Go*,Bo*は、色域外処理部203により以下に示す色域外処理が実施され、4原色表示デバイス制御値Ro,Go,Boを得る。
【0063】
次に、図3を用いて色域外処理を以下に説明する。
【0064】
図3は図2に示した色域外処理部203の内部構成を示したブロック図である。
【0065】
図3において、GT比較器302は2入力1出力の変換器で、2入力値の内の大きい方の値を出力する。
【0066】
除算器301はGT比較器302の出力を係数メモリ204に記憶されている最大制御値で除算するものである。
【0067】
ここで、4色の画像入力値Ri、Gi、Biのビット精度を8ビットとし、最大制御値を255、発光輝度L1とL2を共に255cd/mとして具体的に解説する。なお、4色表示装置が出力制御値Ro、Go、Boの最大値で発光したときに得られる白色の色度と、上記の白色制御値Woの最大値で発光したときの白色の色度とが一致しているものとする。これにより、白色制御値Woは次のように求められる。
【0068】
Wo <255のとき
Wo=[(L1+L2)/L2]×MIN(Ri,Gi,Bi)=2×MIN(Ri,Gi,Bi) (12)
但し、MIN(Ri,Gi,Bi)は、Ri,Gi,Biのうちの最小値を返す。
【0069】
Wo>=255 のとき、 Wo=255
4色表示では、後述するように3原色表示に比べて表示可能な彩度が低下するので、画素入力値Ri、Gi、Biに含まれる白色成分を、白色画素で表示することが望ましい。これによって、出力制御値Ro、Go、Boによる各原色の発光は極力有彩色の表示に振り向けることができる。
【0070】
本実施の形態においては、全ての画素入力値Ri、Gi、Biが最大制御値”255”であった場合白色発光輝度はL1とL2の加算となるので、510cd/m(=255+255)となり、これが最大白色発光輝度となる。
【0071】
ここで、画素入力値(Ri,Gi,Bi) が (128,64,32)の場合の白色成分は、32(=MIN(128, 64, 32))となり、白色成分の発光輝度は64cd/m(=510×32/255)となる。
【0072】
一方、白色制御値Woは(式12)より64(=2×32)であり、白色投射管からの発光輝度は、64cd/m(=255×64/255)となる。
【0073】
これより、画素入力値(Ri,Gi,Bi) が (128,64,32)の場合の白色成分は、すべて白色投射管からの発光でまかなわれることになる。
【0074】
白色制御値Woに係る係数が2(=(L1+L2)/L2)よりも小さい、たとえば”1.5”の場合、白色投射管からの白色発光輝度は、48cd/m(=255×1.5×32/255)となる。これは必要とする白色成分の発光輝度64cd/mに対し、16cd/mの不足である。この不足分の白色の発光輝度を発光するために出力制御値(Ro,Go,Bo)=(16,16,16)が白色発光に使用される。
【0075】
たとえば、赤方向の彩度については、白出力制御値Woに係る係数が’2’の場合、出力制御値(Ro,Go,Bo,Wo)が(255,0,0,64)のとき、最大彩度発光の限界値となるが、係数が’1.5’の場合には、 出力制御値(Ro,Go,Bo,Wo)が(255,16,16,48)のとき限界値となる。
【0076】
赤方向の有彩色を生成するために使用される出力制御値Roは、前者では255、後者では239(=255−16)となり、前者の出力制御値による表示の方が赤の彩度が高くなる。
【0077】
また、白色制御値Woに係る係数が2より大きい場合には、白色投射管からの白色発光輝度が出力制御値(Ro,Go,Bo,Wo)に含まれる白色成分よりも大きくなってしまい、余分に発光した白色成分については、出力制御値Ro、Go、Boをどの様に制御しても減らすことはできないことから、良好な表示を実現することはできない。
【0078】
図4は、画素入力値の表示範囲(以下単に「表示範囲」という。)を示した図である。
【0079】
図4において、細い実線で囲まれた立方体401は画素入力値(Ri,Gi,Bi)の表示可能範囲であり、太い破線で囲まれた立方体402はそれに一致する出力制御値(Ro,Go,Bo)で表示する3原色表示装置での表示可能範囲を示している。また、Wmax403は白出力制御値Woを加えた場合の4色表示装置の最大白色点 (Ro,Go,Bo,Wo)=(255,255,255,255)である。
【0080】
本実施の形態では、4色表示装置が出力制御値Ro、Go、Boの最大値で発光したときに得られる白色の色度と、白色制御値Woの最大値で発光する白色の色度とが一致しているため3色表示装置での最大制御値での白色発光Wmax404と最大白色制御値の白色発光Wmaxは同一線上にあり、白色発光Wmaxは白色発光Wmaxの2倍の輝度となる。
【0081】
(実施の形態2)
図8は、本発明の第2の実施の形態における4色表示装置のブロック図を示す。
【0082】
図2に示した4原色制御値生成部103とは、係数メモリ204に画素入力値が全て表示可能となるように設定するための係数Pを保持している点と、その係数Pが白出力制御値と乗算されたものが4原色表示デバイスの制御値となる点とが異なる。
【0083】
また、本実施の形態における4原色制御値生成部801は、第1の実施の形態における図2に示した4原色制御値生成部103と係数メモリ802の内容の違いと、乗算器801が追加されている点である。
【0084】
すなわち、係数メモリ802は画素入力値が全て表示可能となるように設定するための係数Pを保持おり、仮想白出力制御値の係数となる。また、除算器205や乗算器206、208で使用する係数として、白出力制御値Woの最大値での発光輝度L2の代わりに仮想白色輝度LPを使用している。
【0085】
以上のように構成された4原色制御値生成部801の動作、作用について、以下に説明する。
【0086】
まず、係数LP/(L1+LP)および(L1+LP)/L1は、図2中の係数L2/(L1+L2)および(L1+L2)/L1と全く同様の処理経過を辿り、結果として、白色成分L2の代わりに仮想白色成分LPを加えた出力制御値Wo*,Ro*,Go*,Bo*が求められる。
【0087】
そして、この後に仮想白出力制御値Wo*は、乗算器801にて係数Pと乗算して白出力制御値Woに変換され、出力制御値Ro*,Go*,Bo*は第1の実施の形態と同一の処理を行い、4原色表示デバイスへの出力制御値Ro,Go,Boを求める。
【0088】
この係数Pについて以下に説明する。
【0089】
図5は、図4と同様に画素入力値の表示範囲を示した図である。
【0090】
図5において、細い実線で囲まれた立体領域501は表示輝度向上のため、4色表示の最大白色(Ro,Go,Bo,Wo)=(255,255,255,255)と入力画像の最大白色(Ri,Gi,Bi)=(255,255,255)とを一致させるように再定義したものである。この図5において太い実線で囲まれた(Ro,Go,Bo,Wo)が(0,0,0,0)と(255,255,255,255)を頂点とする12面体は4色表示装置の表示可能領域を示す。
【0091】
図5から明らかなように、入力画像空間(Ri,Gi,Bi)におけるRi軸近辺のRiが255に近い領域と、Gi軸近辺のGiが255に近い領域と、Bi軸近辺のBiが255に近い領域は高彩度部分であり、この部分は、4色表示の最大白色と入力画像の最大白色とを一致させるようにした4色表示装置では表示できない。そのため、4色表示装置で任意の入力画像を良好に表示するためには、4色表示装置の表示可能領域と表示範囲の違いを考慮した出力制御値(Ro,Go,Bo,Wo) の生成が必要となる。
【0092】
本実施の形態では、4色表示装置が出力制御値Ro、Go、Boの最大値で発光したときに得られる白色と、白色出力制御値Woの最大値で発光する白色の色度とが一致しているため、点P502で示す表示可能領域の外縁一杯の画像入力値 (Ri,Gi,Bi)=(127.5,255,255)は、(式1)乃至(式3)により出力制御値 (Ro,Go,Bo,Wo)=(0,255,255,255)に変換され、表示する色は全く同一となる。
【0093】
また、表示可能領域の外である例えば点Q503の画素入力値(Ri,Gi,Bi)=(255,192,64)は、(式1)乃至(式3)により制御値 (Ro,Go,Bo,Wo)=(382,256,0,128)に変換される。しかし、赤色出力制御値Roは最大制御値255を超えるため色域外処理を行い、点R504 (Ro,Go,Bo,Wo)=(255,170.89,0,128)に変換する。この点R504(Ro,Go,Bo,Wo)=(255,170.89,0,128)の表示する色は、白色成分を除いた有彩色を形成する原色比率255:170.89:0が入力値(Ri,Gi,Bi)=(255,192,64)から白色成分を引いた後の有彩色成分の比率191:128:0と等しく、色相(色味)は変化していない。
【0094】
次に、図6(a)乃至(d)と図7(a)乃至(d)とは3原色の画素入力値の表示範囲をRiGi平面へ射影した射影図である、この射影図は2次元であるが、本願発明の解決すべき課題、作用については3次元での図示と同様に説明できる。
【0095】
図6(a)乃至(d)と図7(a)乃至(d)において、細い実線で囲まれた4角形領域601は図5に示した4色表示の最大白色(Ro,Go,Bo,Wo)=(255,255,255,255)と入力画像の最大白色(Ri,Gi,Bi)=(255,255,255)とを一致させるように再定義された表示範囲である。
【0096】
また、太い実線で囲まれた6角形領域は4色表示装置の表示可能領域を示している。
【0097】
また、点描の集合はRiGi平面に一般的な映像を表示したときの画素入力値を1画素ずつ点描したものであり、表示範囲内に分布している。
【0098】
図6(a)は、従来型の3原色表示装置での表示を仮定した場合における表示範囲内の画素の分布と表示可能領域の関係を示したものである。
【0099】
図6(b)は、RiGiBiの合成により生成される白色成分を4色表示装置の最大白色表示に合致するように再定義した場合の、表示範囲内における画素分布と表示可能領域の関係を示す。前述したようにこの再定義により表示輝度の向上を図ることができる。しかし、図6(b)に例示した入力画像の画素分布は、表示可能領域外の高彩度な画素を含むため、色域外処理部203での対処が必要になる。第1の実施の形態の色域外処理では、色相および表示輝度の変化を極力抑えた代用色での表示を実現するが、画像中に含まれる表示不能な高彩度色の頻度があまりに大きく(画像中の領域が広く)、代用色での領域が表示の大局を占めてしまうような場合には、入力画像の理想的な表示とは異なってしまう。
【0100】
このような場合は、表示可能領域全体をあえて使用せず、図6(c)に示すように、画素入力値Ri、Gi、Biでの最大白色を抑えた表示範囲を設定することにより、表示不能な画素を減らすことができる。
【0101】
この場合の出力制御値Ro、Go、Bo、Woの生成は、図6(d)に太い破線で示すような仮想の4色表示装置(実際の4色表示装置の白色成分を抑制した仮想4色表示装置)を想定した出力制御値を生成すれば良い。
【0102】
抑えられた白色成分の発光輝度LPを白色制御値Woの最大値での発光輝度L2に係数Pを乗算したものとすると、係数Pは全入力画素(Ri,Gi,Bi)について求めたRi−Imin、Gi−Imin、Bi−Iminを母集合(以下単に「母集合」という。)とする統計量を用いて制御することができる。たとえば、全ての画素が表示可能な領域に入るように設定する場合、
母集合の最大値Maxが、(式13)の条件を満たす係数Pを(式14)により求めることができる。
【0103】
L1/(L1+L2×P)= Max/Cmax (13)
P = L1×(Cmax−Max)/(L2×Max) (14)
そして、この白色成分の発光輝度LPから4色表示装置での出力制御値Ro、Go、Bo、Woを生成する。
【0104】
上記の様にすべての画素を4色表示装置の表示可能領域内に収める制御では、入力画像(Ri,Gi,Bi)の表示色は、発光輝度(L1+LP)の輝度を持つ仮想最大白色に対して忠実に再現されるが、係数Pが小さくなり、結果として、4色表示装置の特性である表示輝度の向上を抑制することになる。このため、全ての画素を4色表示装置の表示可能領域内に収めるのではなく、ある程度の画素が4色表示装置の表示可能領域の外に有ることを許して色域外処理による代用色で表示することで、係数Pによる表示輝度の抑制を適切な程度で制御することができる。このような制御を実施する場合、(式13)を満たすことが、Max以下の母集合に対応する全ての入力画像が4色表示装置の表示可能領域内に収まることを示すことから、このMaxの代わりに、表示対象画像の内の4色表示装置の表示可能領域内に収めたい閾値Thrを母集合の統計量から導けば良い。たとえば、閾値Thrを(式15)とすれば、母集合の分布形態にもよるが、およそ8割程度の表示画素が4色表示装置の表示可能領域内に収まっているという目安となる。
【0105】
Thr=F*(Avg,Var)=Avg+SQRT(var) (15)
但し、Avgは平均値、Varは分散値、SQRT(var)は分散の平方根。
【0106】
一般的な画像では、
Thr=F*(Avg,Var)=Avg+0.5×SQRT(var)
とすることで良い結果が得られている。
【0107】
この場合の係数Pは以下の(式16)になる。
【0108】
Figure 2004286814
係数Pによって、想定される仮想4色表示装置の出力制御値Ro、Go、Bo、Woの生成には、第1の実施の形態に示した手法を応用することで容易に求められる。
【0109】
すなわち、出力制御値Woは、まず仮想出力制御値Wo*を以下の(式17)で求め、仮想出力制御値Wo*が最大制御値以上の場合には最大制御値を仮想出力制御値Wo*とする。
【0110】
Wo*=(L1+LP)/ LP×MIN(Ri,Gi,Bi) (17)
次に、仮想出力制御値Wo*に係数Pを乗算して白色制御値Woを得る。
【0111】
Wo = Wo*×P
また、出力制御値Ro、Go、Boについては、(式18)乃至(式20)で求め、最大制御値を超える場合には色域外処理を実施することになる。
【0112】
Ro = ( L1+ LP )/L1×( Ri−(LP/(L1+ LP))×Wo*) (18)
Go = ( L1+ LP )/L1×( Gi−(LP/(L1+ LP))×Wo*) (19)
Bo = ( L1+ LP )/L1×( Bi−(LP/(L1+ LP))×Wo*) (20)
但し、LP=L2×Pとする。
【0113】
図7(a)乃至(d)は係数Pが1より大きい場合の射影図である。
【0114】
図7(b)に示すように、低彩度の画素しか含まない画像分布では、4色表示装置の表示可能領域に対して彩度方向に余裕がある。また、彩度をできるだけ一杯に表示するためには、図7(c)の様に4色表示装置の表示可能領域よりも表示輝度を向上させる係数Pを生成することが必要である。この場合、4色表示装置の表示可能領域よりも高輝度方向に外れる入力画素701a乃至701eが存在することになり、それらの画素は図7(d)に示されるように4色表示装置の表示可能領域の高輝度部の外縁702、703の色で代用表示されることになる。これは、本実施の形態にて統計値の処理により高彩度画素の一部を代用色で表示したのと同様に輝度方向についても代用色の使用を許容するという意味に等しい。しかし、輝度方向で代用色を許容することは入力画像の表示状態を大きく劣化させることになる。これは一般の画像が最適な輝度コントラストを保存するように、入力画素範囲の最大値と最小値とにおいて適性調整されているためと、人間の視覚が輝度コントラストの変化に鋭敏であることとによる。
【0115】
したがって、高輝度表示部が潰れて4色表示装置の表示可能領域の高輝度外縁部に表示画素が集中することにより輝度コントラストが崩れる場合では、入力画像の表示意図を大きく崩す結果となる。このためP>1の場合には、P=1で固定し、輝度コントラストが崩れない制御することが良好な表示の実現には必須である。
【0116】
以上のように、係数Pを用いて4色表示装置を制御することにより、全ての画素入力値について表示可能な状態で、表示輝度を高めると共に、良好な色合いで表示することができるようになる。
【0117】
【発明の効果】
本発明により、画像の表示輝度の向上と良好な色合いを両立した4色表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)本発明の第1の実施の形態における4色表示装置のブロック図
【図2】本発明の第1の実施の形態における4原色制御値生成部のブロック図
【図3】本発明の第1の実施の形態における色域外処理部のブロック図
【図4】本発明の第1の実施の形態における画素入力値の表示範囲を示す図
【図5】本発明の第2の実施の形態における画素入力値の表示範囲を示す図
【図6】(a)、(b)、(c)従来の3原色表示装置の表示範囲の射影図
(d)本発明の実施の形態2における仮想4色表示装置の表示範囲の射影図
【図7】(a)、(b)、(c)、(d)本発明の第2の実施の形態における仮想4色表示装置の表示範囲の射影図
【図8】本発明の第2の実施の形態における4原色制御値生成部のブロック図
【図9】従来の4色表示装置のデコーダのブロック図
【符号の説明】
101 4色表示装置
102 画像再生装置
103 4原色制御値生成部
104 参照テーブル
105 γ特性除去装置
106 参照テーブル
107 γ特性付加装置
108 4原色表示デバイス
201 Min演算器
202 LT比較器
203 色域外処理部
204 係数メモリ
205 除算器
206、208 乗算器
207 減算器
301 除算器
302 GT比較器
303 Min演算器
304 乗算器
801 乗算器
802 係数メモリ

Claims (5)

  1. RGB3原色カラー画像の画素入力値(赤画素値Ri,緑画素値Gi,青画素値Bi)の内の最小値Iminを求めるMin演算器と、
    4色表示装置の4色の出力制御値(赤出力制御値Ro,緑出力制御値Go,青出力制御値Bo,白出力制御値Wo)の内の前記赤出力制御値Roと前記緑出力制御値Goと前記青出力制御値Boの各最大出力制御値での白色発光輝度L1、および、前記白出力制御値Woの最大出力制御値での発光輝度L2を記憶している記憶部と、
    前記Min演算器で求めた前記最小値Iminと、前記記憶部に記憶している前記白色発光輝度L1と、前記発光輝度L2とを用いて、前記4色の出力制御値を制御する制御部と
    を有する4色表示装置。
  2. 同じ値域で正規化された前記4色の出力制御値を用いて表示する場合において、
    前記白出力制御値Woを前記最小値Iminに係数(L1+L2)/L2を乗じて求め、
    求められた前記白出力制御値Woが最大出力制御値Cmaxを超える場合には、前記白出力制御値Woを最大出力制御値Cmaxとすることを特徴とする請求項1記載の4色表示装置。
  3. 前記4色の出力制御値を
    Figure 2004286814
    Figure 2004286814
    Figure 2004286814
    で求め、
    求めた前記4色の出力制御値の内のいずれかが最大制御値を超えた場合には、前記最大制御値を超えた出力制御値で最大制御値を除算し、その商の内の最小値を全ての前記4色の出力制御値に乗算することで、前記4色の出力制御値を更新することを特徴とする請求項2記載の4色表示装置。
  4. 表示対象の画像を構成する全ての前記画素入力値(前記赤画素値Ri,前記緑画素値Gi,前記青画素値Bi)から求められる画素値と前記最小値との隔たり量(Ri−Imin、Gi−Imin、Bi−Imin)からなる集合の隔たり量の統計値Sを用いた関数F(S)から求めた値を、前記発光輝度L2に乗じて得られる輝度値LPを前記発光輝度L2に置換することを特徴とした請求項1乃至3のいずれかに記載の4色表示装置。
  5. 前記集合の最大値Maxが、
    Figure 2004286814
    の条件を満たすとき、
    LP=L2
    とすることを特徴とする請求項4記載の4色表示装置。
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