JP2004278820A - 蒸気発生機能付き高周波加熱装置 - Google Patents

蒸気発生機能付き高周波加熱装置 Download PDF

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Abstract

【課題】貯水タンクの水を供給するための専用のポンプ手段を省略して、蒸気供給機構の構成の単純化や小型化を実現できる蒸気発生機能付き高周波加熱装置を得る。
【解決手段】蒸気発生機能付き高周波加熱装置100において、加熱室3内に加熱蒸気を供給する蒸気供給機構7は、装置本体に着脱可能に装備される貯水タンク21と、加熱室3内に装備される給水受け皿25,25と、この給水受け皿25,25を加熱して給水受け皿25,25上の水を蒸発させる加熱手段27,27と、貯水タンク21の水を加熱手段27,27による加熱域を経由して給水受け皿25,25に導く給水路29,29とを備えた構成とし、加熱手段27,27の発生熱による給水路29,29内の水の熱膨張を利用して、貯水タンク21内の水を給水受け皿25,25に供給する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被加熱物を収容する加熱室内に高周波を出力する高周波発生手段と、加熱室内に蒸気を供給する蒸気供給機構とを備え、高周波と蒸気との少なくともいずれかを加熱室に供給して被加熱物を加熱処理する蒸気発生機能付き高周波加熱装置に関し、特に、蒸気供給機構の構成の単純化や小型化を実現するための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
被加熱物を収容する加熱室内に高周波を出力する高周波発生手段を備えた高周波加熱装置は、加熱室内の被加熱物に対して、短時間で効率のよい加熱ができるため、食材等の加熱調理機器である電子レンジとして急速に普及した。
しかし、高周波加熱による加熱だけでは、加熱調理の幅が限られるなどの不便があった。
そこで、加熱室内で発熱する電熱器を追加して、オーブン加熱を可能にした高周波加熱装置が提案され、近年では、更に、加熱室内に加熱蒸気を供給する蒸気供給機構を追加して、高温蒸気による加熱調理も可能にした蒸気発生機能付き高周波加熱装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭54−115448号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の高周波加熱装置における蒸気供給機構は、装置本体に着脱可能に装備される貯水タンクと、加熱室内に装備される給水受け皿と、この給水受け皿を加熱して給水受け皿上の水を蒸発させる加熱手段と、貯水タンクの水を給水受け皿に供給するための専用のポンプ手段とを備えた構成で、このポンプ手段の装備のために、構成が繁雑化したり、大型化するという問題があった。
【0005】
また、専用のポンプ手段を使用した従来の蒸気供給機構では、加熱室への蒸気の供給量を制御するためには、加熱手段の温度制御と同時に、ポンプ手段による供給量の制御も必要になり、蒸気の供給量制御に必要な制御処理が複雑になるという問題もあった。
【0006】
更に、貯水タンクに貯めた水は専用のポンプ手段によって給水受け皿まで送給されるが、その間、予備加熱等を一切受けることなく(温水によるポンプ障害の発生を避けるためにも)送給されるため、給水受け皿に供給される水温が低く、加熱手段が給水受け皿を温めて蒸気を発生させるまでの間、長い時間がかかるという問題もあった。
【0007】
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、貯水タンクの水を給水受け皿に供給するための専用のポンプ手段が不要で、ポンプ手段の省略によって蒸気供給機構の構成の単純化や小型化を実現でき、また、蒸気の供給量制御に必要な制御処理を単純にでき、更に、蒸気の発生までの所要時間を短縮して、迅速な蒸気加熱が可能な蒸気発生機能付き高周波加熱装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る蒸気発生機能付き高周波加熱装置は、請求項1に記載したように、被加熱物を収容する加熱室内に高周波を出力する高周波発生手段と、前記加熱室内に加熱蒸気を供給する蒸気供給機構とを備え、高周波と加熱蒸気との少なくともいずれかを前記加熱室に供給して前記被加熱物を加熱処理する蒸気発生機能付き高周波加熱装置であって、
前記蒸気供給機構は、装置本体に着脱可能に装備される貯水タンクと、前記加熱室内に装備される給水受け皿と、この給水受け皿を加熱して前記給水受け皿上の水を蒸発させる加熱手段と、前記貯水タンクの水を前記加熱手段による加熱域を経由して前記給水受け皿に導く給水路とを備え、前記加熱手段の発生熱による熱伝導を受けて熱膨張する前記給水路内の水を前記給水受け皿に供給することを特徴とする。
【0009】
このように構成された蒸気発生機能付き高周波加熱装置においては、給水路を加熱手段による加熱域を経由するように配索して、加熱手段の発生熱による給水路内の水の熱膨張でポンプ機能を得ているもので、貯水タンクの水を給水受け皿に供給するための専用のポンプ手段が不要である。
従って、専用のポンプ手段の省略によって蒸気供給機構の構成の単純化や小型化を実現できる。
また、給水受け皿への給水を、加熱手段の発生熱によって行っているため、蒸気の供給量制御は、加熱手段の発熱動作の制御だけで実現することが可能で、専用のポンプ手段を制御しなければならなかった従来のものと比較すると、蒸気の供給量制御に必要な制御処理を単純にできる。
更に、給水受け皿に供給される水は、加熱手段の発生熱で昇温した状態にあるため、給水受け皿に供給されてから蒸気の発生までの所要時間を短縮することができ、迅速な蒸気加熱が可能になる。
【0010】
また、請求項2に記載の蒸気発生機能付き高周波加熱装置は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の蒸気発生機能付き高周波加熱装置において、更に、前記蒸気供給機構は、前記加熱手段又は給水受け皿の温度を検出する温度検出センサを備え、該温度検出センサの検出信号を、前記貯水タンクの残量0検出や、前記加熱手段の動作制御(蒸気供給量の制御)に利用することを特徴とするものである。
【0011】
例えば、貯水タンクの残量が0(ゼロ)になって、給水受け皿上の残水量が減ると、水の蒸発に費やされる熱量が減るため、加熱手段や給水受け皿自体の温度の昇温が起こる。
従って、上記のように、これらの加熱手段又は給水受け皿の温度を検出する温度センサを装備して、その温度センサの検出信号を監視することで、比較的に簡単に貯水タンクの残量0検出が可能になる。
更に、温度センサの検出信号を利用して、例えば、貯水タンクの残量0の検出時に、加熱手段の動作を停止させたり、給水用の警報を行うなどの多種の制御が可能で、高周波加熱装置の取り扱い性を向上させることができる。
【0012】
また、請求項3に記載の蒸気発生機能付き高周波加熱装置は、上記目的を達成するために、請求項2に記載の蒸気発生機能付き高周波加熱装置において、前記加熱手段は、アルミダイキャスト製の組付けブロックにヒータを配置して形成され、前記温度検出センサは、前記組付けブロックに取り付けたサーミスタとして、単一のサーミスタが前記蒸気量の発生制御と水が無くなったときの異常検出を行うことを特徴としても良い。
【0013】
組付けブロックに配置されたサーミスタは、組付けブロックに装備したヒータ温度を、この組付けブロックに接する給水受け皿の水の温度で低下させた温度として検出することができる。したがって、給水受け皿に水が無くなれば、ヒータ温度に略一致した温度を検出し、水が有れば、蒸気発生に至るまでの昇温状態を単一のサーミスタで検出することができる。
【0014】
また、請求項4に記載の蒸気発生機能付き高周波加熱装置は、上記目的を達成するために、請求項2または3に記載の蒸気発生機能付き高周波加熱装置において、前記蒸気供給機構は、前記サーミスタの検出温度が所定の上限基準値を超えたとき前記ヒータの通電を遮断すると共に時間経過により所定の下限基準値を下回ったとき前記ヒータに再通電するサイクルを少なくとも2回以上実施したとき前記貯水タンクの残量0と判定して蒸気加熱を停止する制御回路を備えたことを特徴としても良い。
【0015】
蒸気供給機構は、サーミスタの検出温度が例えば2回上限基準値を超えたときヒータへの通電を遮断して蒸気加熱を停止させる。これにより、ヒータの長寿命化と給水受け皿の耐熱温度内での使用が可能となり、例えば給水受け皿に施したフッ素処理材の劣化防止を図ることができる。
【0016】
また、請求項5に記載の蒸気発生機能付き高周波加熱装置は、上記目的を達成するために、請求項1乃至4に記載の蒸気発生機能付き高周波加熱装置において、更に、前記蒸気供給機構は、前記給水路の基端側に、熱膨張した水の貯水タンク側への逆流を防止する逆止弁を備え、
前記給水受け皿及び前記加熱手段が複数組装備される場合に、各給水受け皿毎に装備される各給水路相互は、前記加熱手段による加熱域から先端の水吹出し口までの距離を等距離に設定したことを特徴とするものである。
【0017】
高周波加熱装置の加熱室内での加熱蒸気による加熱ムラの発生を防止する点では、給水受け皿及び加熱手段によって構成される蒸気発生部を加熱室内の複数箇所に分散装備することで、加熱室内での加熱蒸気の供給自体を均等化することが望ましい。しかし、蒸気発生部を複数箇所に分散装備すると、それらの複数箇所の給水受け皿に均等に給水を行うための工夫が必要になる。
そこで、上記のように、給水受け皿及び加熱手段が複数組装備される場合に、各給水受け皿毎に装備される各給水路相互は、加熱手段による加熱域から先端の水吹出し口までの距離を等距離に設定して構成とすると、特に給水流量の制御を行わなくとも、それぞれの給水路での供給量を揃えることができ、加熱室内での加熱蒸気の均等供給を安価に、実現することができる。
【0018】
また、請求項6に記載の蒸気発生機能付き高周波加熱装置は、上記目的を達成するために、請求項1乃至5に記載の蒸気発生機能付き高周波加熱装置において、前記蒸気供給機構は、着脱可能に設けられた前記貯水タンクの貯水タンク側及び前記給水路の基端側のそれぞれに漏水防止用の止水弁が設けられたことを特徴としても良い。
【0019】
貯水タンクの取り外し時、貯水タンク側及び給水路側の配管のそれぞれに止水弁が設けられているので、管内の水の漏れ出しを防止できる。
【0020】
また、請求項7に記載の蒸気発生機能付き高周波加熱装置は、上記目的を達成するために、請求項6に記載の蒸気発生機能付き高周波加熱装置において、前記止水弁は互いに対向する先端部同士を当接して押圧させることで給水路が確保でき、互いを離間させることによりバネ力で給水路を閉鎖することを特徴としても良い。
【0021】
2つの止水弁は先端同士を双方に押圧すると、弁体が互いに変位して給水路が確保でき、押圧を解除すると、双方の弁体がバネ力により弾性復帰して給水路を閉鎖できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施の形態に係る蒸気発生機能付き高周波加熱装置を詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明に係る蒸気発生機能付き高周波加熱装置の一実施の形態の外観図である。
【0023】
この一実施の形態の蒸気発生機能付き高周波加熱装置100は、食材の加熱調理に高周波加熱及び加熱蒸気による加熱が可能な電子レンジとして使用されるもので、食材等の被加熱物を収容する加熱室3内に高周波を出力する高周波発生手段(マグネトロン)5と、加熱室3内に加熱蒸気を供給する蒸気供給機構7とを備え、高周波と加熱蒸気との少なくともいずれかを加熱室3に供給して加熱室3内の被加熱物を加熱処理する。
【0024】
加熱室3は、前面開放の箱形の本体ケース10内部に形成されており、本体ケース10の前面に、加熱室3の被加熱物取出口を開閉する透光窓13a付きの開閉扉13が設けられている。開閉扉13は、下端が本体ケース10の下縁にヒンジ結合されることで、上下方向に開閉可能となっており、上部に装備された取っ手13bを掴んで手前に引くことによって、図2に示す開いた状態にすることができる。
【0025】
加熱室3と本体ケース10との壁面間には所定の断熱空間が確保されており、必要に応じてその空間には断熱材が装填されている。
特に加熱室3の背後の空間は、加熱室3内の雰囲気を攪拌する循環ファン及びその駆動モータ(図示略)を収容した循環ファン室となっており、加熱室3の後面の壁が、加熱室3と循環ファン室とを画成する仕切壁となっている。
図示はしていないが、加熱室3の後面壁である仕切壁15には、加熱室3側から循環ファン室側への吸気を行う吸気用通風孔と、循環ファン室側から加熱室3側への送風を行う送風用通風口とが形成エリアを区別して設けられている。各通風孔は、多数のパンチ孔として形成されている。
【0026】
本実施の形態の場合、図2に示すように、高周波発生手段(マグネトロン)5は、加熱室3の下側の空間に配置されており、この高周波加熱装置5から発生した高周波を受ける位置にはスタラー羽根17が設けられている。そして、高周波発生手段5からの高周波を、回転するスタラー羽根17に照射することにより、該スタラー羽根17によって高周波を加熱室3内に撹拌しながら供給するようになっている。なお、高周波発生手段5やスタラー羽根17は、加熱室3の底部に限らず、加熱室3の上面や側面側に設けることもできる。
【0027】
蒸気供給機構7は、図3に示すように、装置本体に着脱可能に装備される1基の貯水タンク21と、加熱室3内に装備される2つの給水受け皿25,25と、これらの給水受け皿25,25を加熱して給水受け皿25,25上の水を蒸発させる加熱手段27,27と、貯水タンク21の水を加熱手段27,27による加熱域を経由して給水受け皿25,25に導く2系統の給水路29,29と、貯水タンク21と各給水路29,29との接続部に装備されて貯水タンク21の取り外し時に貯水タンク及び給水路内の水の漏れ出しを防止するタンク側の止水弁33及び給水路側の止水弁45と、給水路側の止水弁45よりも下流に配置されて給水路29から貯水タンク21への水の逆流を防止する逆止弁47,47とを備えて構成される。
【0028】
上記した2系統よりなる給水路29,29の特長的構成は、後で詳述するが、各加熱手段27,27による加熱域から給水路先端の水吹出し口29e,29eまでの距離が等距離に設定されていることにある。
なお、蒸気供給機構7は、図4に示すように、1系統の給水路29から一つの給水受け皿25に水を供給して蒸気を発生させる構成とすることもできる。
【0029】
本実施の形態において、貯水タンク21は、取り扱い性に優れる偏平な直方体状のカートリッジ式で、装置本体(本体ケース10)に対して着脱が容易にでき、しかも、加熱室3内の加熱によって熱的なダメージを受けにくいように、図1にも示すように、本体ケース10の側面に組み付けられたタンク収納部35に差込装着される。
【0030】
タンク収納部35は、図5に示すように、後端側が本体ケース10にヒンジ結合されていて、図5(a)に矢印(イ)で示す前端部の係合を外すと、図5(b)に矢印(ロ)で示すように、前端側が外側に回動して、前端のタンク挿入口36が露出する。
タンク挿入口36を露出した状態では、図5(c)に矢印(ハ)で示す方向に、貯水タンク21を抜き取ることができる。
貯水タンク21の装着は、抜き取り方向と逆方向に、貯水タンク21をタンク挿入口36に差し込むことで、完了する。
【0031】
貯水タンク21は、図6に示すように、上方を開放した偏平な直方体状の容器本体22と、この容器本体22の上部開口部を覆う開閉蓋23とから構成されている。容器本体22及び開閉蓋23は、樹脂で形成されていている。
容器本体22は、内部の水の残量が視認可能なように、透明な樹脂で形成されていて、容器本体22の両側面には、残量水位を示す目盛り22aが装備されている。この目盛り22aを装備した部位は、図5及び図7にも示したように、タンク収納部35の前端縁に形成された切り欠き窓37から外部に露出して、外部から貯水タンク21内の水の残量が視認可能にされている。
【0032】
図6に示すように、容器本体22の背面の下部寄りの位置には、給水路29に嵌合接続する円筒状の接続口22bが突設されている。この接続口22bには、図8(a)に示すように、貯水タンク21を装置本体から取り出した状態では接続口22bを閉じて、貯留水の流出を防止するタンク側の止水弁33が装備されている。
【0033】
本実施の形態の給水受け皿25は、加熱室3の底板4の一部に給水を受ける窪みを形成したもので、底板4と一体である。
給水受け皿25は、既述したとおり、本実施の形態では、底板4の後部の左右にそれぞれ装備されている。
【0034】
加熱手段27は、それぞれの給水受け皿25の下面に接触配置されたシーズヒータで、図9に示すように、給水受け皿25の背面に密着状態に取り付けられるアルミダイキャスト製の組付けブロック27aにヒータ本体が組み付けられた構造である。本実施の形態の場合、組付けブロック27aから延出したヒータ両端の一対の電極27b,27c間には、該加熱手段27の温度を検出する温度検出センサとしてのサーミスタ41が接続されている。
【0035】
サーミスタ41は、一対の電極27b,27c間で、組付けブロック27aに埋設状態に装備されている。このサーミスタ41の検出信号は、図示せぬ制御回路によって監視され、貯水タンク21の残量0検出や、加熱手段27の動作制御(発熱量制御)に利用される。
【0036】
サーミスタ41は、図10に示すように、貯水タンク21より給水されて給水受け皿25に水が充填されている場合には、加熱手段21の温度上昇に伴い検出温度レベルが上昇する。しかし、図中記号aで示す給水受け皿25に水が無くなった場合、加熱手段21には通電が行われているので、検出温度レベルが急激に上昇し、bで示す上限基準値を超える。
図示略の制御回路は、上限基準値を超えた時点で加熱手段21への通電を遮断する。この時点でオーバシュートは有るものの、サーミスタ41の検出温度レベルは降下する。やがて、サーミスタ41の検出温度レベルが、cで示す下限基準値に達した時点で、制御回路は、再び、加熱手段21への通電を実施してヒータを加熱する。しかし、給水受け皿25には水が無いため、サーミスタ41の検出温度レベルは再び上昇して、dで示す上限基準値を超える。この時点で、制御回路は、給水受け皿25に水が無く加熱手段21が空焼き状態であると判断して、eで示すように、加熱手段21への通電を遮断すると共に、警報を発して蒸気加熱処理を停止させる制御を行う。
【0037】
本実施の形態では、上記したように、単一のサーミスタで、蒸気量の発生制御と給水受け皿に水が無くなったときの異常検出を行うことができる。
また、上記した制御によって、ヒータの長寿命化と給水受け皿の耐熱温度内での使用を可能にして給水受け皿のフッ素樹脂コーティング面の劣化を防止することができる。
【0038】
なお、本実施の形態では、上記したように、ヒータをオン、オフするサイクルを繰り返してサーミスタが上限基準値となる温度を2回検出したとき給水受け皿に水が無いと判断する構成としたが、2回に限らず、複数回検出して判定を行うものであっても良い。
また、本実施の形態では、加熱手段27としてシーズヒータを使用したが、シーズヒータの代わりに、ガラス管ヒータ、プレートヒータ等を利用することも可能である。
【0039】
給水路29は、図3及び図9に示すように、貯水タンク21の接続口22bに2系統に分岐して接続される基端配管部29aと、この基端配管部29aから各加熱手段27による加熱域を経由するように加熱室3の底板4の下に配索される水平配管部29bと、この水平配管部29bの先端から加熱室3の側方を垂直に立ち上がる垂直配管部29cと、この垂直配管部29cの上端から各給水受け皿25の上方に延出して、垂直配管部29cから圧送された水を給水受け皿25に滴下する上部配管部29dと、各上部配管部29dの先端を形成する水吹出し口29eとから構成される。
水平配管部29bは、図3に示すように、加熱手段27の組付けブロック27aに接触するように配管されていて、図9に示す組付けブロック27aとの接触部30が加熱手段27による加熱域となる。
従って、既述した蒸気供給機構7での2系統における特長的構成は、各接触部0から各水吹出し口29eまでの配管路の長さが等距離に設定されていることを示す。
【0040】
本実施の形態では、このように、各給水路29の水平配管部29bを加熱手段27による加熱域に設定して、各加熱手段27の発生熱による熱伝導を受けて熱膨張する各水平配管部29b内の水をそれぞれの給水受け皿25に供給する。
【0041】
蒸気発生の様子について更に詳述すると、貯水タンク21がタンク収納部35に差し込まれ、水平配管部29b,29b内に水が充満した状態で、各加熱手段27,27が発熱すると、組付けブロック27a,27aとの接触部30,30で配管内の水に熱が供給されて水が膨張する。逆止弁47,47は膨張する配管内の水の圧力を一次的に止めるため、圧力が垂直配管部29c,29cの方向にのみ向かうこととなる。そして、膨張した水は、上部配管部29d,29dを通過して各水吹出し口29e,29eより滴下され、給水受け皿25,25に供給されことになる。
【0042】
このとき、各給水路29,29の、組付けブロック27a,27aとの接触部30,30から各水吹出し口29e,29eまでの距離が等距離に設定してあるので、各水平配管部29b,29bには、同じ仕様の加熱手段27,27を適用して接触部30,30から同じ熱量を加えることができ、これにより、それぞれの給水受け皿25,25に均等に給水を行うことができる。
また、接触部30から各水吹出し口29e,29eまでの距離が等距離に設定してあれば、各給水路29,29や接触部30,30の温度を同一にすることができ、蒸気発生制御がし易くなる。
【0043】
給水受け皿25,25に供給された水は、各加熱手段27,27の発生熱で昇温した状態にあるため、給水受け皿25,25に供給されてから蒸気発生までの所要時間を短縮することができ、迅速な蒸気加熱が可能になる。
加熱を中断すれば、各給水路29,29中の垂直配管部29c,29cの水が膨張しなくなり、空気取入れ口29f,29fまで達することかできず、空気取入れ口29f,29fから大気圧が管内に入って給水は中止する。
【0044】
基端配管部29aは、図8(a)に示すように、容器本体22の接続口22bが嵌合する基端円管部43に、貯水タンク22が取り外された際に水平配管部29b側からの漏水を防止するための管側の止水弁45が装備される共に、水平配管部29bとの接続部には、水平配管部29bでの水の熱膨張による水平配管部29b側からの逆流(図中の矢印(ニ)方向の流れ)を防止する逆止弁47が装備されている。
タンク側の止水弁33と管側の止水弁45とは、それぞれ弁体33a,45aを付勢するばね33b,45bの向きが逆で、容器本体22の接続口22bを基端円管部43に適正に嵌合させると、図8(b)に示すように、両者の弁体33a,45a相互の先端部同士が互いに突き当たって、相手をばね33b,45bの付勢力に抗して変位させて、流路を開いた状態にする。
容器本体22の接続口22bの外周部には、基端円管部43との間の隙間を塞ぐシール材としてのOリング49が装備されている。
【0045】
図8(a)に示した状態は、容器本体22の接続口22bが基端円管部43に未嵌合の状態で、未だ、タンク側の止水弁33及び管側の止水弁45の双方が流路を閉じた状態にある。
容器本体22の接続口22bが、基端円管部43から外れている状態では、給水路29側は、管側の止水弁45で封止されて、給水路29内の水の逆流が確実に防止される。つまり、図3に示すように、貯水タンク21がタンク収納部35に差し込まれると、各給水路29の垂直配管部29c内には貯水タンク21と同じ水位まで水が流入する。このような水圧下で、貯水タンク21が抜き出されても、管側の止水弁45で水の逆流を防止することができる。
【0046】
タンク収納部35の背面側の底部には、貯水タンク21をタンク収納部35から抜き出す時に、タンク側の止水弁33と管側の止水弁45との間に残留した小量の水が滴下するのを受ける凹部51が装備されていて、この凹部51には、滴下した水を吸収する吸水シート53が装備されている。吸水シート53としては、例えば、吸水性に優れた不織布等が使用される。
【0047】
なお、図3及び図4に示すように、上部配管部29dが接続される垂直配管部29cの上端は、貯水タンク21内における貯水の最高レベル位置Hmaxよりも高い位置に設定されている。これは、貯水タンク21側の貯水が、連通管作用で、不用意に、また連続的に、上部配管部29d側に流出することを防止するためである。
また、給水路29は、貯水タンク21における貯水の最低レベルHminよりも更に下がった位置で、基端配管部29aを介して、貯水タンク21に接続される。
これは、貯水タンク21内の貯水を、残さず、給水路29側に取り込み可能にするためである。
【0048】
本実施の形態の場合、給水受け皿25及び加熱手段27は、加熱室3の底板4の後部の左右にそれぞれ装備されている。そのため、2系統の給水路29,29は、図4に示すように、例えば、基端配管部29a,29aの下流で、それぞれに逆止弁47,47を経て二本の水平配管部29b,29bに分岐し、各加熱手段27,27に、水平配管部29b,29b、垂直配管部29c,29c、上部配管部29d,29d、組付けブロック27aと接触して配管内の水にヒータの熱を供給する接触部30,30が敷設されることになるが、各給水受け皿25,25に装備される各給水路29相互は、接触部30,30から配管先端の水吹出し口29e,29eまでの距離を等距離に設定している。
【0049】
以上に説明した蒸気発生機能付き高周波加熱装置100においては、給水路29を加熱手段27による加熱域を経由するように配索して、加熱手段27の発生熱による給水路29内の水の熱膨張でポンプ機能を得るもので、貯水タンク21の水を給水受け皿25に供給するための専用のポンプ手段が不要である。
従って、専用のポンプ手段の省略によって蒸気供給機構7の構成の単純化や小型化を実現できる。
【0050】
また、給水受け皿25への給水を、加熱手段27の発生熱によって行っているため、蒸気の供給量制御は、加熱手段27の発熱動作の制御だけで実現することが可能で、専用のポンプ手段を制御しなければならなかった従来のものと比較すると、蒸気の供給量制御に必要な制御処理を単純にできる。
【0051】
更に、給水受け皿25に供給される水は、加熱手段27の発生熱で昇温した状態にあるため、給水受け皿25に供給されてから蒸気の発生までの所要時間を短縮することができ、迅速な蒸気加熱が可能になる。
【0052】
また、上記の構成において、貯水タンク21の残量が0(ゼロ)になって、給水受け皿25上の残水量が減ると、水の蒸発に費やされる熱量が減るため、加熱手段27や給水受け皿25自体の温度の昇温が起こる。
しかし、本実施の形態の蒸気供給機構7は、加熱手段27の温度を検出するサーミスタ41を備えているため、そのサーミスタ41の検出信号を監視することで、比較的に簡単に貯水タンク21の残量0検出が可能で、空だき等の不都合の発生を防止することができる。
更に、サーミスタの検出信号を利用して、例えば、貯水タンク21の残量0の検出時に、加熱手段27の動作を停止させたり、給水用の警報を行うなどの多種の制御が可能で、高周波加熱装置100の取り扱い性を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、サーミスタ41は、加熱手段27に直接接触させたが、給水受け皿25に接触させるように装備してもよい。
【0053】
また、蒸気発生機能付き高周波加熱装置の加熱室内での加熱蒸気による加熱ムラの発生を防止する点では、給水受け皿25及び加熱手段27によって構成される蒸気発生部を加熱室3内の複数箇所に分散装備することで、加熱室3内での加熱蒸気の供給自体を均等化することが望ましい。しかし、蒸気発生部を複数箇所に分散装備すると、それらの複数箇所の給水受け皿25に均等に給水を行うための工夫が必要になる。
しかし、上記のように、給水受け皿25及び加熱手段27が複数組装備される場合に、各給水受け皿25に装備される各給水路29相互は、ヒータの接触部から配管先端の水吹出し口までの距離を等距離に設定した構成とすると、特に給水流量の制御を行わなくとも、それぞれの給水路29での供給量を揃えることができ、加熱室3内での加熱蒸気の均等供給を安価に、実現することができる。
【0054】
【発明の効果】
本発明の蒸気発生機能付き高周波加熱装置は、加熱手段の発生熱による給水路内の水の熱膨張でポンプ機能を得て、専用のポンプ手段を不要にしているため、蒸気供給機構の構成の単純化や小型化を実現できる。
また、蒸気の供給量制御は、加熱手段の発熱動作を制御するだけで達成することができるため、制御処理を単純にできる。
更に、貯水タンクの残量が0(ゼロ)になって、給水受け皿上の残水量が減ると、水の蒸発に費やされる熱量が減るため、加熱手段や給水受け皿自体の昇温が起こるが、加熱手段又は給水受け皿の温度を検出する温度センサを装備していれば、その温度センサの検出信号を監視することで、比較的に簡単に貯水タンクの残量ゼロの検出が可能になる。
また、給水受け皿及び加熱手段によって構成される蒸気発生部を加熱室内の複数箇所に分散装備した場合に、加熱室内での加熱蒸気の均等供給を安価に、実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る蒸気発生機能付き高周波加熱装置の一実施の形態の外観斜視図である。
【図2】図1に示した蒸気発生機能付き高周波加熱装置の加熱室の開閉扉を開いた状態で、加熱室内を前面から見た時の概略構成図である。
【図3】図1に示した蒸気発生機能付き高周波加熱装置における蒸気供給機構の概略構成図である。
【図4】給水受け皿が一つの場合の蒸気供給機構の概略構成図である。
【図5】図1に示した蒸気発生機能付き高周波加熱装置における貯水タンクの着脱操作の説明図で、(a)は貯水タンクの装着状態、(b)はタンク挿入口を露出させた状態、(c)は貯水タンクの抜き取り状態である。
【図6】図4に示した蒸気供給機構で使用する貯水タンクの拡大斜視図である。
【図7】図4に示した蒸気供給機構の装置側面における取付構造の説明図である。
【図8】図6に示した貯水タンクと給水路の基端部との連結部における逆流防止構造の説明図である。
【図9】図6のA矢視図で、給水路が装置底部に配置された加熱手段によって加熱される構成の説明図である。
【図10】サーミスタによる蒸発量制御と異常検出とを説明する図である。
【符号の説明】
3 加熱室
4 底板
5 高周波発生手段
7 蒸気供給機構
13 開閉扉
15 仕切壁
17 スタラー羽根
21 貯水タンク
22 容器本体
22b 接続口
23 開閉蓋
25 給水受け皿
27 加熱手段
27a 組付けブロック
29 給水路
29a 基端配管部
29b 水平配管部
29c 垂直配管部
29d 上部配管部
33 タンク側の止水弁
35 タンク収納部
36 タンク挿入口
41 サーミスタ(温度検出センサ)
45 管側の止水弁
47 逆止弁

Claims (7)

  1. 被加熱物を収容する加熱室内に高周波を出力する高周波発生手段と、前記加熱室内に加熱蒸気を供給する蒸気供給機構とを備え、高周波と加熱蒸気との少なくともいずれかを前記加熱室に供給して前記被加熱物を加熱処理する蒸気発生機能付き高周波加熱装置であって、
    前記蒸気供給機構は、装置本体に着脱可能に装備される貯水タンクと、前記加熱室内に装備される給水受け皿と、この給水受け皿を加熱して前記給水受け皿上の水を蒸発させる加熱手段と、前記貯水タンクの水を前記加熱手段による加熱域を経由して前記給水受け皿に導く給水路とを備え、前記加熱手段の発生熱による熱伝導を受けて熱膨張する前記給水路内の水を前記給水受け皿に供給することを特徴とする蒸気発生機能付き高周波加熱装置。
  2. 前記蒸気供給機構は、前記加熱手段又は給水受け皿の温度を検出する温度検出センサを備え、該温度検出センサの検出信号を、前記貯水タンクの残量0検出や、前記加熱手段の動作制御に利用することを特徴とする請求項1記載の蒸気発生機能付き高周波加熱装置。
  3. 前記加熱手段は、アルミダイキャスト製の組付けブロックにヒータを配置して形成され、前記温度検出センサは、前記組付けブロックに取り付けたサーミスタとして、単一のサーミスタが前記蒸気量の発生制御と水が無くなったときの異常検出を行うことを特徴とする請求項2記載の蒸気発生機能付き高周波加熱装置。
  4. 前記蒸気供給機構は、前記サーミスタの検出温度が所定の上限基準値を超えたとき前記ヒータの通電を遮断すると共に時間経過により所定の下限基準値を下回ったとき前記ヒータに再通電するサイクルを少なくとも2回以上実施したとき前記貯水タンクの残量0と判定して蒸気加熱を停止する制御回路を備えたことを特徴とする請求項2または3記載の蒸気発生機能付き高周波加熱装置。
  5. 前記蒸気供給機構は、前記給水路の基端側に、熱膨張した水の貯水タンク側への逆流を防止する逆止弁を備え、
    前記給水受け皿及び前記加熱手段が複数組装備される場合に、給水受け皿毎に装備される各給水路相互は、前記加熱手段による加熱域から先端の水吹出し口までの距離を等距離に設定したことを特徴とする請求項1乃至4記載の蒸気発生機能付き高周波加熱装置。
  6. 前記蒸気供給機構は、着脱可能に設けられた前記貯水タンクの貯水タンク側及び前記給水路の基端側のそれぞれに漏水防止用の止水弁が設けられたことを特徴とする請求項1乃至5記載の蒸気発生機能付き高周波加熱装置。
  7. 前記止水弁は互いに対向する先端部同士を当接して押圧させることで給水路が確保でき、互いを離間させることによりバネ力で給水路を閉鎖することを特徴とする請求項6記載の蒸気発生機能付き高周波加熱装置。
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