JP2004276951A - 封緘装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】左右のフラップを突合せ対向させた封緘前の段ボール箱を前後方向に向かう一定の搬送経路に沿って搬送し、搬送される段ボール箱上に乗り上げられて左右フラップの突合せ部位に沿って貼付けローラで粘着テープを貼付けてゆくとともに、段ボール箱を越えた位置において貼り付けた粘着テープを切断するよう構成した封緘装置において、長手方向中間部位での強度が低下しがちな細長い段ボール箱でも、精度よく粘着テープを貼り付けることができるようにする。
【解決手段】貼付けローラ14,15が段ボール箱Wに乗り上げ作動する状態あることを検出する貼付け開始検出手段34と、貼付け開始検出手段34の検出作動に基づいて貼付けローラ14,15を段ボール箱Wのテープ貼付けレベルまで強制的に移動させるローラ強制移動手段29を備えている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、段ボール箱の製函装置に利用する封緘装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、段ボール箱の製函装置に利用される封緘装置としては、左右のフラップを突合せ対向させた封緘前の段ボール箱を前後方向に向かう一定の搬送経路に沿って搬送し、搬送される段ボール箱に当接して段ボール箱上に乗り上げられる貼付けローラで左右フラップの突合せ部位に沿って粘着テープを押圧して貼付け、段ボール箱を越えた位置において貼り付けた粘着テープを搬送経路に付勢突入するテープカッタで切断するよう構成したものが知られている(特許文献1、2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−203527号公報
【特許文献2】
特開2000−203528号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来装置においては、貼付けローラをバネよって箱側に付勢して粘着テープを貼り付けるものであるために、蛍光灯やアンテナ支柱などの長物を梱包する細長い段ボール箱を封緘する場合、左右フラップの突合せ部位の長手方向中間部位に向かうに連れて箱強度が低下するために、貼付けローラの付勢押圧力によってフラップが内側に撓むことになり、粘着テープを均一に貼り付けることができなくなることがあった。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、長手方向中間部位での強度が低下する細長い段ボール箱でも、均一、かつ、精度よく粘着テープを貼り付けることができる封緘装置を提供することを主たる目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は、上記目的を達成するために次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に係る本発明は、左右のフラップを突合せ対向させた封緘前の段ボール箱を前後方向に向かう一定の搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送経路中に付勢突入された貼付けローラを備え、搬送されてきた段ボール箱に前記貼付けローラを乗り上がらせて左右フラップの突合せ部位に沿って粘着テープを貼付けるよう構成した封緘装置において、
前記貼付けローラが段ボール箱に乗り上げ作動する状態にあることを検出する貼付け開始検出手段と、
この貼付け開始検出手段の検出作動に基づいて貼付けローラを突入付勢力に抗して段ボール箱のテープ貼付けレベルまで強制的に移動させるローラ強制移動手段と
を備えたことを特徴とするものである。
【0008】
(作用・効果)請求項1の構成によると、搬送経路に沿って搬送されてきた段ボール箱が所定位置に至ると、貼付けローラが段ボール箱上に乗り上がり作動し、これが貼付け開始検出手段によって検出されて、貼付けローラが段ボール箱のテープ貼付けレベルまで強制的に移動される。
【0009】
この状態で段ボール箱が引き続き搬送されることで、テープ貼付けレベルまで強制的に移動された貼付けローラはテープ貼付けレベルに位置したままで粘着テープを左右フラップの突合せ部位に沿って貼付けてゆく。
【0010】
したがって、貼付けローラは、その周面に備えた弾性層の弾性だけで粘着テープを軽く押圧することになり、左右フラップの突合せ部位における長手方向中央付近に至っても、貼付けローラのテープ貼付け面に対する位置変化はなく、フラップを撓ませることなく貼付けを進行してゆくことができる。その結果、長物の段ボール箱などのおいても粘着テープを均一かつ精度よく貼り付けることができる。
【0011】
また、請求項2に係る本発明は、請求項1に記載の封緘装置において、
前記搬送経路中に付勢突入されたテープカッタを備え、段ボール箱に貼り付けた粘着テープを、段ボール箱を越えた後方位置において搬送経路中に付勢突入する前記テープカッタで切断するよう構成するとともに、前記貼付け開始検出手段の検出作動に基づいて前記テープカッタを突入付勢力に抗して搬送経路外に強制退避させるカッタ強制移動手段と、
段ボール箱が貼付け終了位置近くにまで搬送されたことを検知する終端検知手段を設け、
前記終端検知手段の検知作動に基づいて、前記ローラ強制移動手段および前記カッタ強制移動手段による強制移動作動を解除するよう構成したことを特徴とするものである。
【0012】
(作用・効果)
請求項2の構成によると、搬送経路に沿って搬送されてきた段ボール箱が所定位置に至ると、貼付けローラが段ボール箱上に乗り上がり作動し、これが貼付け開始検出手段によって検出されて、貼付けローラが段ボール箱のテープ貼付けレベルまで強制的に移動されるとともに、テープカッタも強制移動されて搬送経路外に後退させられる。
【0013】
フラップを撓ませることなく貼付けが進行して、段ボール箱が貼付け終了位置近くにまで搬送されると、その位置が検出されてローラ強制移動手段による作動が解除され、貼付けローラは搬送経路への付勢突入状態となって段ボール箱の貼付け面に弾性押圧されるとともに、テープカッタも付勢突入状態に復帰する。この場合、貼付けローラは突入付勢力によってフラップに強く押圧されるが、段ボール箱の終端部に近い箇所ではフラップの強度は高くなっているので、フラップを撓ませることなく粘着テープの貼付けが進行する。
【0014】
そして、段ボール箱が所定位置に到達すると、テープカッタが段ボール箱から外れた位置において搬送経路側に付勢突入して粘着テープが切断されるとともに、箱の前進に伴って貼付けローラが段ボール箱の後面を押圧しながら付勢移動することで粘着テープの切断後端部が段ボール箱の後面に貼付けられてゆく。
【0015】
したがって、左右フラップの突合せ部位をカッタが押圧することがなく位置変化もしないので、フラップを撓ませることない、結果、長物の段ボール箱などのおいても粘着テープを均一かつ精度よく貼り付けることができる。
【0016】
また、請求項3に係る本発明は、左右のフラップを突合せ対向させた封緘前の段ボール箱を前後方向に向かう一定の搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送経路中に付勢突入された貼付けローラを備え、搬送されてきた段ボール箱に前記貼付けローラを乗り上がらせて左右フラップの突合せ部位に沿って粘着テープを貼付けるよう構成した封緘装置において、
前記貼付けローラが段ボール箱上に乗り上がり状態にあることを検出する乗り上がり検出手段と、
この乗り上がり検出手段の検出作動に基づいて貼付けローラが乗り上がりレベルから段ボール箱側に付勢移動するのを阻止する移動規制手段と
を備えたことを特徴とするものである。
【0017】
(作用・効果) 請求項3の構成によると、搬送経路に沿って搬送されてきた段ボール箱が所定位置に至って、貼付けローラが段ボール箱のテープ貼付け面上に乗り上がると、この状態が検出されて移動規制手段が作動し、貼付けローラは乗り上がりレベルから段ボール箱内側に移動作動することが阻止された状態となり、この状態で段ボール箱が引き続き搬送されることで、貼付けローラはテープ貼付けレベルに位置したままで粘着テープを左右フラップの突合せ部位に沿って貼付けてゆく。この場合、貼付けローラは、その周面に備えた弾性層の弾性だけで粘着テープを軽く押圧することになり、左右フラップの突合せ部位における長手方向中央付近に至っても、押圧作動規制手段によって位置規制された貼付けローラの段ボール箱に対する位置変化はなく、フラップを撓ませることなく貼付けが進行してゆく。
【0018】
したがって、貼付けローラは、その周面に備えた弾性層の弾性だけで粘着テープを軽く押圧することになり、左右フラップの突合せ部位における長手方向中央付近に至っても、貼付けローラのテープ貼付け面に対する位置変化はなく、フラップを撓ませることなく貼付けを進行してゆくことができる。その結果、長物の段ボール箱などのおいても粘着テープを均一かつ精度よく貼り付けることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る封緘装置を使用した段ボール箱製凾装置の一実施例を図面に基づいて説明する。
<第1実施例>
図1は、本実施例の段ボール箱製函装置の外観斜視図である。
【0020】
図1の側面図に示すように、この段ボール箱製凾装置は、機台1に、水平な搬送台2、互いに平行に対向配備された左右一対の搬送ベルト3、内フラップ折込みガイド4、外フラップ折込みガイド5、および、本発明に係る封緘装置6等を装備して構成されている。
【0021】
搬送台2は、封緘処理する面を上向きにした段ボール箱Wを載置して前後方向に水平直線移動する搬送経路Aを形成するものであって、機台1の上端に設けた調節ハンドル8の回転操作によって高さ調節可能に架設され、その前端には搬入台2a、後端には搬出台2bがそれぞれ取り外し可能に連結されている。
【0022】
左右の搬送ベルト3a,3bは、搬送フレーム9の前後に縦向きに軸支した一対のプーリ間に張設されたものであり、後部上方に配備した一対のモータ10a,10bによって独立的に駆動される。また、左右の搬送フレーム9は機台1の上部後方に設けた調節ハンドル11の回転操作によって背反的に左右移動して左右搬送ベルト3a,3bの間隔を調節して段ボール箱Wを適切に挟持搬送することができるように構成されている。
【0023】
図2に示すように、封緘装置6は、原反ロールRTから導出した粘着テープTを巻回案内するガイドローラ12、逆転防止用ガイドローラ13、搬送経路Aの前後に位置する前部貼付けローラ14と後部貼付けローラ15、および、テープカッタ16、等を備えている。前部貼付けローラ14および後部貼付けローラ15は、支点P1 ,P2 を中心に上下揺動可能にフレーム板17に支持された揺動アーム18および19の遊端にそれぞれ遊転自在に装備されるとともに、テープカッタ16は、前記フレーム板17に支点P3 を中心に上下揺動可能に支持された揺動アーム20の遊端部に刃先を下向きにして取り付けられている。また、揺動アーム20の先端部には、前後に位置調節可能に当接部材21が取付けられている。
【0024】
そして、前後の貼付けローラ14,15を装着した両揺動アーム18および19がリンク22で連動連結されて、互いに逆回転で同調上下動するとともに、フレーム板17と揺動アーム19とに亘って張設したバネ23によって両揺動アーム18および19が、その遊端を段ボール箱Wの搬送経路Aに突入させるように揺動付勢されている。また、揺動アーム18の遊端近くにはガイドローラ12,13で案内されてきた粘着テープTを保持するガイドローラ24とテープホルダ25とが装備され、粘着テープTの先端部taを、その粘着面が搬送経路Aの上手(図2では右方)に向かう姿勢で前部貼付けローラ14の前面に案内保持している。また、テープカッタ16を装備した揺動アーム20も、フレーム板17とに亘って張設したバネ26によってその先端部が搬送経路Aに突入するように揺動付勢されている。
【0025】
また、フレーム板17には、揺動アーム19にピン27と長孔28を介して連係されたエアーシリンダ(ローラ強制移動手段)29と、揺動アーム20の基端から延出された突片20aに当接作用するエアーシリンダ(カッタ強制移動手段)30が装着されている。エアーシリンダ29は伸長方向に付勢されており、加圧空気が供給されていない最大伸長状態では、図2中に示すように、バネ振り下げ付勢された揺動アーム19はフレーム板17に固定されたストッパ31に受止め支持された状態にある。また、エアーシリンダ30は短縮方向に付勢されており、加圧空気が供給されていない最大短縮状態では、図2中に示すように、揺動アーム20はフレーム板17に固定されたストッパ32に受止め支持された状態にある。
【0026】
これらエアーシリンダ29,30は電磁バルブ33によって作動制御されるものであり、この電磁バルブ33が、フレーム板17の後部および前部に装着されたリミットスイッチ34,35の作動に基づいて作動されるよう、電磁バルブ33およびリミットスイッチ34,35が制御装置36に接続されている。
ここで、後部のリミットスイッチ34は、揺動アーム19の基部に固着されたカム37によって操作され、また、前部のリミットスイッチ35は、フレーム板17の前端下部に支点Q周りに上下揺動可能に支持された検知部材38によって操作されるようになっている。なお、リミットスイッチ34は、本発明の貼付け開始検出手段に、リミットスイッチ35は終端検知手段に、エアーシリンダ29,30および電磁バルブ33などはローラ強制移動手段、カッタ強制移動移動手段のそれぞれに相当する。
【0027】
この粘着テープ貼付け機構7の作動を順に追って以下に説明する。
(1) 図2に示すように、段ボール箱Wが到着しない初期状態では粘着テープTを支持した前部貼付けローラ14、後部貼付けローラ15、および、テープカッタ16はそれぞれ段ボール箱Wの搬送経路Aに突入した位置にある。
【0028】
(2)封緘処理される段ボール箱Wは、図11(a)に示すように、底面を上向きにした姿勢で供給され、左右の搬送ベルト3a,3bに挟持されて搬送されながら、前後の内フラップfa,fbが内フラップ折込みガイド4によって折り込まれるとともに、その上に左右の外フラップfc,fdが前記外フラップ折込みガイド5によって折り込まれてテープ貼付け処理箇所に向けて搬送される。
【0029】
(3)図3に示すように、搬送されてきた段ボール箱Wは、先ず検知部材38を押し上げ揺動させるとともに、前部貼付けローラ14に当接する。これによって、前部貼付けローラ14の背部に位置させて保持された粘着テープTの先端部taが段ボール箱Wの前面に貼付けられながら前部貼付けローラ14がバネ22に抗して上方に後退する。また、揺動アーム18にリンク22を介して連動連結された揺動アーム19が振り上げ回動されて後部貼付けローラ15も上昇後退する。なお、この時、検知部材38が段ボール箱Wによって支点Q周りに押し上げ回動されてリミットスイッチ35がオン操作されることになるが、このスイッチオン作動はシリンダ制御には関係がない。
【0030】
(4)図4に示すように、揺動アーム19が反時計方向に所定角度回動すると、カム37によってリミットスイッチ34がオン操作され、これに基づいて電磁バルブ33が切換えられ、両エアーシリンダ29,30に加圧空気が供給される。そして、エアーシリンダ29の短縮作動によって揺動アーム19が強制的に振り上げ作動されるとともに、これに連動して揺動アーム18も振り上げ揺動される。揺動アーム19の振り上げ作動はストッパに39への当接によって制限されており、揺動アーム19がストッパ39に当接した状態で、前後の貼付けローラ14,15が段ボール箱Wの上面に乗り上がるレベル、厳密には、ローラ表面の弾性層が1mm程度押圧変形されて段ボール箱Wに乗り上がるレベルとなるようにストッパ38が予め位置調節されている。
【0031】
また、エアーシリンダ29の伸長作動によって揺動アーム18がストッパ40に当接するまで強制的に振り上げ作動され、これによってテープカッタ16および当接部材21が段ボール箱Wの上方に退避される。
【0032】
(5) 段ボール箱Wがさらに前進することで、前後の部貼付けローラ14,15が粘着テープTを左右の外フラップfc,fdの突き合わせ端辺に沿って貼付けてゆく。この場合、両貼付けローラ14,15は所定の高さ位置に固定されているので、外フラップfc,fdの長手方向中間部位においても、前後の部貼付けローラ14,15は外フラップfc,fdを強く押圧して箱内側に撓ませることはない。
【0033】
(6)段ボール箱Wがさらに前進して、その後端が検知部材38から外れると、図5に示すように、検知部材38が回動してリミットスイッチ35がオフ作動し、このスイッチオフ作動によって電磁バルブ33が復帰作動してエアーシリンダ29,30への加圧空気の供給が解除される。これによって自由状態となった揺動アーム18,19がバネ23によって振り下げ付勢されることで、前後の貼付けローラ14,15が段ボール箱Wの上面に押圧されるとともに、自由状態となった揺動アーム20がバネ26によって振り下げ付勢され、揺動アーム20の先端に取付けた当接部材21が段ボール箱Wの上面に乗りかかる。
【0034】
この場合、前後の貼付けローラ14,15はバネ付勢力で外フラップfc,fdを強く押圧することになるが、貼付けローラ14,15はフラップ強度が高くなっている箱端部近くにあるために、貼付けローラ14,15の押圧力で外フラップfc,fdが大きく撓み変形するようなことはない。
【0035】
(7) 図6に示すように、段ボール箱Wがさらに前進して前部貼付けローラ14が段ボール箱Wの後端から外れても、後部貼付けローラ15が未だ段ボール箱W上に位置している間は前部貼付けローラ14は上昇位置に保持され、段ボール箱W後端からはみ出した粘着テープTは緊張状態にある。ここで、揺動アーム20の先端部に備えた当接部材21が段ボール箱Wの後端から外れると、図7に示すように、揺動アーム20がバネ26によって下方揺動することで、上記のように緊張されている粘着テープTがテープカッタ16で切断される。
【0036】
(8) 段ボール箱Wがさらに前進することで、図8に示すように、下降付勢されている後部貼付けローラ15が段ボール箱Wの上面から後面に亘って押圧接触しながら相対移動して、粘着テープTの後端部tbを段ボール箱Wの後面に周り込んで貼付けてゆき、図11(b)に示すように、底部のテープ封緘が完了した段ボール箱Wが搬送経路Aの後端から搬出されてゆく。
【0037】
以上で、1回の粘着テープ貼付け作動が完了して初期状態に戻り、次の箱到達に備える。
【0038】
<第2実施例>
本実施例における粘着テープ貼付け作動に必要な基本的な構成は先の第1実施例と同様であるが、前後の貼付けローラ14,15およびテープカッタ16を振り上げ位置に保持する構造が以下のように構成されている。
【0039】
つまり、図9に示すように、後部の貼付けローラ15を備えた揺動アーム19の基部とテープカッタ16を備えた揺動アーム20の基部には、これら揺動アーム19,20を任意の位置で摩擦保持する移動規制手段としての電磁ブレーキ41,42がそれぞれ備えられるとともに、揺動アーム18の基部にはその揺動角度を検出するポテンショメータなどの角度セン43が備えられており、角度センサ43からの検出値が制御装置36において基準値と比較される。この基準値は、前部貼付けローラ14が段ボール箱Wの上面に乗り上がった時の揺動角度として予め設定入力されており、検出値が基準値と一致すると両電磁ブレーキ41,42が通電励磁され、また、前記検出部材38がオフ作動したことが検出されると、両電磁ブレーキ41,42の通電励磁が解除されるようになっている。
【0040】
これによると、搬送されてきた段ボール箱Wに当接して、前後の貼付けローラ14,15がバネ23の付勢力に抗して段ボール箱Wの上面に押し上げられるとともに、揺動アーム20がバネ26の付勢力に抗して振り上げられて当接部材21が段ボール箱Wの上面に押し上げられると、両両電磁ブレーキ41,42が通電励磁されて、各揺動アーム18,19、および、20がそのレベルに固定され、以後は、外フラップfc,fdが貼付けローラ14,15で強く押圧することなく粘着テープTの貼付けが進行してゆく。そして、段ボール箱Wの後端が検知部材38から外れてリミットスイッチ35がオフ作動すると両電磁ブレーキの通電励磁が解除され、自由状態となった揺動アーム18,19がバネ23によって振り下げ付勢されることで、前後の貼付けローラ14,15が段ボール箱Wの上面に押圧されるとともに、自由状態となった揺動アーム20がバネ26によって振り下げ付勢され、揺動アーム20の先端に取付けた当接部材21が段ボール箱Wの上面に乗りかかる。
【0041】
この場合、前後の貼付けローラ14,15はバネ付勢力で外フラップfc,fdを強く押圧することになるが、貼付けローラ14,15はフラップ強度が高くなっている箱端部近くにあるために、貼付けローラ14,15の押圧力で外フラップfc,fdが大きく撓み変形するようなことはない。以後は、第1実施例と同様にして粘着テープTが切断されるとともに、そのテープ後端部tbが後部の貼付けローラ15によって段ボール箱Wの後面に周り込んで貼付けられる。
【0042】
<第3実施例>
本実施例における粘着テープ貼付け作動に必要な基本的な構成は先の第1実施例と同様であるが、前後の貼付けローラ14,15およびテープカッタ16を振り上げ位置に保持する構造が以下のように構成されている。
【0043】
つまり、図10に示すように、前部の貼付けローラ14を備えた揺動アーム18の基部とテープカッタ16を備えた揺動アーム20の基部には、これら揺動アーム19,20と任意の位置で停止規制する移動規制手段を構成するギア50,51がそれぞれ一体形成されている。また、ギア50,51のそれぞれの溝に噛み込むL字状のフック54,55が検知部材38に設けられたアーム52,53と連結されている。
【0044】
このような構成によると、段ボール箱Wの上面に検知部材38が乗り上がった時にフック54,55の先端がギア溝に噛み込み、バネ付勢による揺動アーム19、20の振り下げ付勢を規制し、搬送されてきた段ボール箱Wに当接している前後の貼付けローラ14,15の位置も規制(固定)される。つまり、貼付けローラ14,15は、その周面に備えた弾性層の弾性だけで粘着テープTを軽く押圧しながら外フラップfc,fdに粘着テープTの貼付けが進行してゆく。
【0045】
そして、段ボール箱Wの後端が検知部材38から外れると、フック54,55のギア50,51への噛み込みが解除され、自由状態となった揺動アーム18,19がバネ23によって振り下げ付勢されることになる。したがって、先の第1実施例と同様にして粘着テープTが切断されるとともに、そのテープ後端部tbが後部の貼付けローラ15によって段ボール箱Wの後面に周り込んで貼付けられる。
【0046】
本発明は上述した実施例のものに限らず、次のように変形実施することもできる。
(1)上記実施例では、段ボール箱Wの上面のみを封緘処理する場合を例示したが、搬送経路Aの上側と下側に封緘装置6をそれぞれ配備して、段ボール箱Wの上面と下面とを一挙に封緘処理する形態で実施することもできる。
【0047】
(2)テープカッタ16を常時は搬送経路外に待機させておいて、段ボール箱Wの後端を光センサなどで検知した時点でテープカッタ16を搬送経路に駆動突入させるような形態で実施することもできる。
【0048】
(3)テープカッタとしては、上記のように押し切り型の他に、回転円盤を出退させるもの、あるいは、横走査させるもの、などを適宜選択して利用することができる。
【0049】
(4)ローラ強制移動手段としては、上記のようにエアーシリンダを利用するほかに電磁ソレノイドなどの伝動アクチュエータを利用することもできる。
【0050】
(5)上記実施例では、段ボール箱Wの後端を検出して、強制移動させた貼付けローラ、あるいは、乗り上げレベルに固定した貼付けローラを搬送経路中に付勢突入可能な状態に復帰させるようにしているが、同じサイズの段ボール箱Wを繰返し処理するような場合には、電磁バルブ33を作動させた時点、あるいは、電磁ブレーキ41,42を通電作動させた時点から予め設定した時間経過後に上記復帰を自動的に行わせてもよい。ただし、これらの設定時間は段ボール箱Wの長さ、および、搬送速度に応じて調整しておく必要がある。
【0051】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る封緘装置によれば、貼付けローラによる押圧を制限することで、長手方向中間部位での強度が低下しがちな細長い段ボール箱でも、貼付けローラによる押圧力でフラップを撓ませることなく、均一かつ精度よく粘着テープを貼り付けることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】段ボール箱の製函装置の外観斜視図である。
【図2】第1実施例の封緘装置の側面図である。
【図3】封緘処理工程における封緘装置の側面図である。
【図4】封緘処理工程における封緘装置の側面図である。
【図5】封緘処理工程における封緘装置の側面図である。
【図6】封緘処理工程における封緘装置の側面図である。
【図7】封緘処理工程における封緘装置の側面図である。
【図8】封緘処理工程における封緘装置の側面図である。
【図9】第2実施例の封緘装置の側面図である。
【図10】第3実施例の封緘装置の要部拡大図である。
【図11】(a)封緘処理前の段ボール箱を底面側から見た斜視図、(b)封緘処理後の段ボール箱を底面側から見た斜視図である。
【符号の説明】
3a,3b … 搬送ベルト(搬送手段)
14 … 貼付けローラ(前部)
15 … 貼付けローラ(後部)
16 … テープカッタ
29 … エアーシリンダ(ローラ強制移動手段)
30 … エアーシリンダ(カッタ強制移動手段)
34 … リミットスイッチ(貼付け開始検出手段)
41,42 … 電磁ブレーキ(移動規制手段)
A … 搬送経路
T … 粘着テープ
W … 段ボール箱
fc,fd … フラップ(外)

Claims (3)

  1. 左右のフラップを突合せ対向させた封緘前の段ボール箱を前後方向に向かう一定の搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送経路中に付勢突入された貼付けローラを備え、搬送されてきた段ボール箱に前記貼付けローラを乗り上がらせて左右フラップの突合せ部位に沿って粘着テープを貼付けるよう構成した封緘装置において、
    前記貼付けローラが段ボール箱に乗り上げ作動する状態にあることを検出する貼付け開始検出手段と、
    この貼付け開始検出手段の検出作動に基づいて貼付けローラを突入付勢力に抗して段ボール箱のテープ貼付けレベルまで強制的に移動させるローラ強制移動手段と
    を備えたことを特徴とする封緘装置。
  2. 請求項1に記載の封緘装置において、
    前記搬送経路中に付勢突入されたテープカッタを備え、段ボール箱に貼り付けた粘着テープを、段ボール箱を越えた後方位置において搬送経路中に付勢突入する前記テープカッタで切断するよう構成するとともに、前記貼付け開始検出手段の検出作動に基づいて前記テープカッタを突入付勢力に抗して搬送経路外に強制退避させるカッタ強制移動手段と、
    段ボール箱が貼付け終了位置近くにまで搬送されたことを検知する終端検知手段を設け、
    前記終端検知手段の検知作動に基づいて、前記ローラ強制移動手段および前記カッタ強制移動手段による強制移動作動を解除するよう構成したことを特徴とする封緘装置。
  3. 左右のフラップを突合せ対向させた封緘前の段ボール箱を前後方向に向かう一定の搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送経路中に付勢突入された貼付けローラを備え、搬送されてきた段ボール箱に前記貼付けローラを乗り上がらせて左右フラップの突合せ部位に沿って粘着テープを貼付けるよう構成した封緘装置において、
    前記貼付けローラが段ボール箱上に乗り上がり状態にあることを検出する乗り上がり検出手段と、
    この乗り上がり検出手段の検出作動に基づいて貼付けローラが乗り上がりレベルから段ボール箱側に付勢移動するのを阻止する移動規制手段と
    を備えたことを特徴とする封緘装置。
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