JPH107116A - 開封用カットテープの貼着装置 - Google Patents

開封用カットテープの貼着装置

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JPH107116A
JPH107116A JP15973896A JP15973896A JPH107116A JP H107116 A JPH107116 A JP H107116A JP 15973896 A JP15973896 A JP 15973896A JP 15973896 A JP15973896 A JP 15973896A JP H107116 A JPH107116 A JP H107116A
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JP
Japan
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cut tape
packaging film
opening
bar
reaction force
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JP15973896A
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Inventor
Shinichi Abe
眞一 阿部
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Omori Machinery Co Ltd
Original Assignee
Omori Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 真空吸着機構を用いずに廉価に製造できる開
封用カットテープの貼着装置を提供する。 【解決手段】 包装フィルム原反4からの包装フイルム
8の繰り出しを一定量ずつ断続させて間欠的に行わせる
繰り出し手段と、この一定量ずつ間欠的に繰り出される
包装フィルム8の搬送経路の所定部位に、開封用カット
テープ原反14から繰り出した長尺な開封用カットテー
プ16の前端部を導いて、該前端部を一定量ずつ間欠的
に包装フィルム8面上に供給するカットテープ供給手段
と、上記所定部位で停止状態にある包装フィルム8とカ
ットテープ16の前端部とを挟持して加熱などにより貼
り合わせる貼着手段と、包装フィルム8に前端部が貼着
された開封用カットテープ16を切断してその前端部を
帯ヒモ状に細く切り離す切断手段とを備えて開封用カッ
トテープの貼着装置2を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピロー包装機等に
送給する長尺な包装フィルムに、その幅方向に沿って帯
ヒモ状の開封用カットテープを予め貼着する開封用カッ
トテープの貼着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ピロー包装機等により被包装物を
密封包装した包装袋には、その開封を容易にするために
帯ヒモ状の開封用カットテープを装着したものが増えて
おり、このような開封用カットテープを製袋前の長尺な
包装フィルムに予め貼着しておく装置として、例えば特
公昭59−414号公報のものが知られている。
【0003】当該公報の開封用カットテープの貼着装置
は、原反に巻回された長尺な開封用カットテープを上記
帯ヒモ幅寸法で少しずつ間欠的に繰り出してその前端部
を切断し、切断後の帯ヒモ状のカットテープを回転体の
外周面に真空吸着させて、回転体の回転により、ピロー
包装機に送給される途中の包装フィルム面上に搬送して
当該包装フィルム面に幅方向に沿わせて加熱貼着させる
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、帯ヒモ状に細く切断した後の開封用カッ
トテープを回転体で真空吸着しながら包装フィルム面に
搬送していくので、回転運動する回転体の真空吸着部を
吸引減圧させるための機構が複雑になり、製造コストが
高くつくという課題がある。
【0005】この発明は上記課題を解決するものであっ
て、その目的は、真空吸着機構を用いずに廉価に製造で
きる開封用カットテープの貼着装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明に係る開封用カットテープの貼着装置では、
包装フィルム原反から繰り出されてピロー包装機等に送
給される包装フィルムに、その幅方向に沿って帯ヒモ状
の開封用カットテープを所定間隔毎に貼着する開封用カ
ットテープの貼着装置において、該包装フィルムの搬送
経路の途中に設けられて、該搬送経路の所定部位におけ
る該包装フィルムの送給を一時停止させて間欠的に行わ
せる間欠送給手段と、開封用カットテープ原反から長尺
な該開封用カットテープを繰り出し、その前端部を一定
量ずつ間欠的に該所定部位に導いて該包装フィルム面上
に供給するカットテープ供給手段と、該所定部位で停止
状態にある該包装フィルムと該カットテープの前端部と
を貼り合わせる貼着手段と、該包装フィルムに貼着され
た該開封用カットテープの該前端部を帯ヒモ状に切り離
す切断手段とを備えたことを特徴とし、開封用カットテ
ープ原反から繰り出した開封用カットテープの前端部
を、包装フィルム原反から繰り出し送給されて所定部位
で一時停止される包装フィルム面上に供給し、その前端
部を包装フィルムの間欠送給停止中に包装フィルムに貼
着させて当該前端部を帯ヒモ状に細く切断するから、帯
ヒモ状に細く切断された開封用カットテープを吸引手段
で保持しながら包装フィルム面に搬送する必要が無く、
構造が複雑になってコスト上昇を招く減圧吸引機構を用
いずに、廉価に開封用カットテープの貼着装置を製造し
得る(請求項1)。
【0007】ここで、前記間欠繰り出し手段には段差ロ
ーラ機構を使用することができ、段差ローラ機構を用い
ることにより開封用カットテープの貼着部における包装
フィルムの搬送を一時停止させて間欠的に行わせながら
も、ピロー包装機などへの送給は一定速度で連続的に行
わせることができる(請求項2)。
【0008】また、前記貼着手段には、前記包装フィル
ムと前記開封用カットテープ前端部とに向けて近接離間
移動する加熱バーと、該加熱バーが当接される固定され
た反力受けバーとを用い、加熱バーは開封用カットテー
プ側に配置する一方、反力受けバーは包装フィルム側に
これに接触させてて配置し、該加熱バーと反力受けバー
との間に包装フィルムと開封用カットテープ先端部とを
挟んでこれらを加熱して貼着させる構成とすることがで
きる(請求項3)。
【0009】また、前記切断手段には、前記反力受けバ
ーに隙間をあけて並設固定された受け刃と、該受け刃に
向けて近接離間移動する切断刃とを用い、前記包装フィ
ルムは該反力受けバーを案内にして鋭角に屈曲転換させ
て該反力受けバーとの間の隙間を挿通させる一方、前記
開封用カットテープは該受け刃と該切断刃との間を挿通
させ、該切断刃は該開封用カットテープの切断時に該受
け刃と該反力受けバーとの間の隙間に進入させる構成と
することができ、これにより包装フィルムを切断刃から
逃がして、開封用カットテープのみを容易に切断し得る
(請求項4)。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の好ましい実施
の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は本発明に係る開封用カットテープの
貼着装置を示す側断面図である。同図に示すように貼着
装置2は包装フィルム原反4から繰り出されてピロー包
装装置6に送給される長尺な包装フィルム8の搬送経路
の途中に設けられて、包装フィルム8の幅方向に沿って
帯ヒモ状の開封用カットテープを所定間隔毎に貼着す
る。
【0012】この貼着装置2は、包装フィルム原反4か
ら繰り出される包装フイルム8の搬送を所定部位で一時
停止させて間欠的に行わせる間欠繰り出し手段200
と、この搬送経路の所定部位で一時停止される包装フィ
ルム8の面上に、開封用カットテープ原反14から繰り
出した長尺な開封用カットテープ16の前端部を一定量
ずつ間欠的に導いて供給するカットテープ供給手段30
0と、上記所定部位で停止状態にある包装フィルム8と
カットテープ16の前端部16aとを貼り合わせる貼着
手段40と、包装フィルム8に前端部が貼着された開封
用カットテープ16を切断してその前端部を帯ヒモ状に
切り離す切断手段500とを備える。
【0013】上記間欠繰り出し手段200は、図2にも
示すように段差ローラ機構202でなり、機枠10に軸
端が回転自在に軸支されて包装フィルムが卷回される4
つの固定ローラ204a〜dとこれらの各固定ローラ2
04a〜dの両側に設けられたガイドローラ206に支
持されて往復直線運をする一対の段差ローラ208a,
b及びこの段差ローラ208a,bを作動させる梃子ク
ランク機構220とからなる。
【0014】固定ローラ204a〜dは上下一対で前後
に並設され、上下の固定ローラ両側のガイドローラ20
6間にて段差ローラ208a,bのフレーム210を挟
持している。フレーム210の上下面には案内溝212
が形成されており、この案内溝212にガイドローラ2
08a,bが嵌合している。
【0015】段差ローラ208a,bはフレーム210
のほぼ中央部にそれぞれ回転自在に軸支されて並設され
ており、フレーム210と一体となって前後に往復移動
可能になっている。
【0016】フレーム210の前端両外側部には梃子ク
ランク機構220のコンロッド222の一端がピン結合
されており、このコンロッド222の他端はクランクピ
ン224に連結されている。クランクピン224は回転
円盤226に立設されており、この回転円盤226は回
転軸228に一体的に固設されている。そして、回転軸
228には被動ギヤ230が取り付けられていて、この
被動ギヤ230はモータ232で回転駆動される駆動軸
234の駆動ギヤ236に噛合されている。
【0017】そして、この段差ローラ機構202の上方
には開封用カットテープ16を包装フィルム8に貼着さ
せる貼着手段400が設けられている。貼着手段400
は、機枠10に固定された反力受けバー402とこの反
力受けバー402に向けて水平に近接離間往復移動して
当接する加熱バー404とからなる。
【0018】反力受けバー402は角柱状をなし、上記
段差ローラ機構202の前方の固定ローラ204cの真
上に位置されて水平に並設され、その後方には機枠10
に軸端が固定された回転自在な第2固定ローラ12bが
設けられている。また上記段差ローラ機構202の後方
にも機枠10に軸端が固定された第1固定ローラ12a
が設けられていて、包装フィルム原反4から繰り出され
れてピロー包装機6に送給される包装フィルム8はその
搬送経路の途中で、上記第1固定ローラ12aに掛け回
されて段差ローラ機構202に導かれ、後方側の第1段
差ローラ208a及び後方側の上部固定ローラ204a
とに卷回されてからその上方の上記第2固定ローラ12
bに掛け回され、これより水平に前方に延びて上記反力
受けバー402に掛け回された後、下方に鉛直に折り返
されて再び段差ローラ機構202の前方側の上部固定ロ
ーラ204cと前方側の第2段差ローラ208b及び前
方側の下部固定ローラ204dとに順次掛け回されて、
後方側の下部固定ローラ204bの下側を通ってピロー
包装機6へと送給されるようになっている。なお、上記
反力受けバー402の包装フィルム8が接触する角部は
円弧状に面取形成されている。
【0019】即ち、モータ232の回転により梃子クラ
ンク機構220を介してフレーム210が前後に往復移
動されると、後方の第1段差ローラ208aの前方への
移動時にその移動ストロークの2倍分の長さの包装フィ
ルム8が原反4から繰りだされ、このとき同時に一体的
に前方に移動する第2段差ローラ208bによって、同
量の長さの包装フィルム8がピロー包装機6に送給され
る。この際、この繰り出し速度はピロー包装機6側の引
っ張り速度に一致されており、従って第1段差ローラ2
08aと第2段差ローラ208bとの間の包装フィルム
8は停止状態になる。
【0020】一方、第2段差ローラ208bが後方に移
動するときには第1段差ローラ208a側で蓄えた包装
フィルム量が第2段差ローラ208b側に移って蓄えら
れることになる。この際には、ピロー包装機6側からの
引っ張り速度と第2段差ローラ208bでの引っ張り速
度とが加わり、第1段差ローラ208aと第2段差ロー
ラ208b間の包装フィルム8の平均搬送速度はピロー
包装機6側の引っ張り速度の2倍となるが、原反4から
繰り出される速度はピロー包装機6側の速度と同じにな
る。つまり、第1段差ローラ208aと第2段差ローラ
208bとの間だけ包装フィルム8は平均して2倍速で
間欠的に送給される。
【0021】また、反力受けバー402の上方には、当
該部位に長尺な開封用カットテープ16の前端部を間欠
的に所定量だけ供給するカットテープ供給手段300が
設けられている。このカットテープ供給手段300は機
枠10に回転自在に設けられて長尺な開封用カットテー
プ16を卷回した開封用カットテープ原反14とこの原
反14から繰り出された開封用カットテープ16が掛け
回される固定ローラ302及び駆動ローラ304とアイ
ドラーローラ306とからなり、開封用カットテープ1
6は駆動ローラ304とアイドラーローラ306とに挟
まれて、駆動ローラ304の回転により、間欠的に帯ヒ
モ状の幅分だけ少量ずつ送り出され、開封用カットテー
プ16の前端部がガイド板308に沿って鉛直に下降し
て反力受けバー402の前方に繰り出され、当該部位で
包装フィルム8に重なり合う。なお、駆動ローラ304
は段差ローラ機構202の動作にタイミングを合わせて
図示していないモータによって作動されるようになって
いる。
【0022】前記貼着手段400の加熱バー404は反
力受けバー402に対抗して水平に往復移動するように
設けられており、包装フィルム8と開封用カットテープ
16の前端部とはこれら加熱バー404と反力受けバー
402との間に挿通されて、開封用カットテープ16側
に設けられた加熱バー404の近接移動により当該加熱
バー404と反力受けバー402とに挟まれて熱貼着さ
れる。
【0023】また、この貼着手段400の上側には包装
フィルム8に貼着された開封用カットテープ16の前端
部を帯び紐状の幅で切断して切り離す切断手段500が
設けられている。この切断手段500は、上記反力受け
バー402の上方に所定の小さな隙間をあけて設けられ
た受け刃502と、この受け刃502に対向して設けら
れて水平に往復して近接離間移動する切断刃504とを
有し、切断刃504の先端は傾斜形成されて近接時には
当該先端部504aは上記隙間に進入して開封用カット
テープ16を切断するようになっている。なお、包装フ
ィルム8は切断刃504の下側を通って反力受けバー4
02と受け刃502との間に挿通されている。
【0024】そして、上記加熱バー404と切断刃50
4とは共に図3に示すように段差ローラ機構202とタ
イミングを合わせて駆動される揺動レバー機構520に
よって往復作動されるようになっている。この揺動レバ
ー機構520は前記駆動軸234に一体的に固設された
円盤状の端面カム板522と、下端部が機枠10に揺動
自在に軸止された揺動レバー524と、この揺動レバー
524の中央部に固設されて上記端面カム板522の溝
カム522aに係合されたカムフォロワー526と、揺
動レバー524の上端部に一端がピン結合された連接棒
528と、この連接棒528の他端に連結された第1ス
ライドバー530とを有し、第1スライドバー530は
その両端に設けられた軸体530aが、機枠10に固定
されたクロスバー532の摺動筒534に嵌合されて往
復移動可能に支持されている。
【0025】そして、この第1スライドバー530には
上記切断刃504が一体的に取り付けられて受け刃50
2に向けて近接離間移動されるようになっている。ま
た、第1スライドバー530には上記左右の軸体530
aの内側に更に一対の摺動筒536が取り付けられ、こ
の摺動筒536に軸部538が摺動自在に嵌合されて第
2スライドバー540が取り付けられている。第2スラ
イドバー540は軸体538の外周に介装されたコイル
スプリング542によって貼着手段400の反力受けバ
ー402に向けて付勢されており、この第2スライドバ
ー540に加熱バー404が一体的に取り付けられてい
て、当該加熱バー404の先端面は切断刃504の先端
504aよりも突出している。
【0026】そして、揺動レバー524の揺動により第
1スライドバー530が貼着手段400の反力受けバー
402及び切断手段500の受け刃502に向けて前進
移動されると、先ず第2スライドバー540に取り付け
られた加熱バー404が反力受けバー402に当接して
それらの間に包装フィルム8と開封用カットテープ16
の前端部とを挟んで貼着させる。このとき、加熱バー4
04が反力受けバー402に当接した以後は、第1スラ
イドバー530の更なる前進によりコイルスプリング5
42が収縮され、加熱バー404は所定の圧力で反力受
けバー402に押圧されつつ、切断刃504が更に前進
して受け刃502の下側の隙間に侵入し、包装フィルム
8に貼着された開封用カットテープ16の前端部を切断
して切り離すようになっている。また、後退時には切断
刃504が加熱バー404の後方に待避するまで、加熱
バー404はコイルスプリング542によって反力受け
バー402に押圧され続けて、帯ヒモ状に細く切断され
た開封用カットテープ16を包装フィルム8に確実に貼
着させるようになっている。
【0027】即ち、以上に説明したように、段差ローラ
機構202とカットテープ供給手段300及び貼着手段
400並びに切断手段500はそれぞれ図4のタイミン
グチャートに示すように作動されるようになっている。
【0028】従って、以上のようにしてなる本実施例の
開封用カットテープの貼着装置2では、開封用カットテ
ープ原反14から繰り出した開封用カットテープ16の
前端部を、包装フィルム原反4から繰り出されて一対の
段差ローラ208a,b間で一時停止されて間欠搬送さ
れる包装フィルム8の面上に一定量ずつ間欠的に供給
し、その前端部を包装フィルム8の間欠搬送の停止中に
当該包装フィルム8に貼着させて当該前端部を帯ヒモ状
に細く切断するから、帯ヒモ状に細く切断された開封用
カットテープ16を吸引手段で保持しながら包装フィル
ム8面上に搬送する必要が無く、構造が複雑になってコ
スト上昇を招く減圧吸引機構を用いずに、廉価に開封用
カットテープの貼着装置2を製造し得る。
【0029】また、前記間欠繰り出し手段200に段差
ローラ機構202を用いることにより、開封用カットテ
ープ16の貼着部における包装フィルム8の搬送は一定
量ずつを間欠的に行わせながらも、ピロー包装機などへ
の送給は一定速度で連続的に行わせることができる。
【0030】また、前記切断手段500には、前記反力
受けバー402に隙間をあけて並設固定された受け刃5
02と、この受け刃502に向けて近接離間移動する切
断刃504とを用い、前記包装フィルム8は反力受けバ
ー402を案内にして鋭角に屈曲転換させて反力受けバ
ー402との間の隙間を挿通させる一方、前記開封用カ
ットテープ16は受け刃502と切断刃504との間を
挿通させ、切断刃504は開封用カットテープ16の切
断時に受け刃502と反力受けバー402との間の隙間
に進入させる構成とすることができ、これにより包装フ
ィルム8を切断刃504から逃がして、開封用カットテ
ープ16のみを容易に切断し得る。
【0031】
【発明の効果】以上実施例で詳細に説明したように、本
発明に係る開封用カットテープの貼着装置にあっては、
開封用カットテープ原反から繰り出した開封用カットテ
ープの前端部を、包装フィルム原反かィルム面上に供給
し、その前端部を包装フィルムの間欠搬送の停止中に当
該包ら繰り出されて搬送経路の途中の所定部位で一時停
止されて間欠搬送される包装フ装フィルムに貼着させて
当該前端部を帯ヒモ状に細く切断するから、帯ヒモ状に
細く切断された開封用カットテープを吸引手段で保持し
ながら包装フィルム面に搬送する必要が無く、構造が複
雑になってコスト上昇を招く減圧吸引機構を用いずに、
廉価に開封用カットテープの貼着装置を製造し得る(請
求項1)。
【0032】ここで、前記間欠繰り出し手段に段差ロー
ラ機構を用いることにより、開封用カットテープの貼着
部における包装フィルムの搬送は一定量ずつを間欠的に
行わせながらも、ピロー包装機などへの送給は一定速度
で連続的に行わせることができる(請求項2)。
【0033】また、前記貼着手段には、前記包装フィル
ムと前記開封用カットテープ前端部とのラップ部位に向
けて近接離間移動する加熱バーと、該加熱バーが当接さ
れる固定された反力受けバーとを用い、加熱バーは開封
用カットテープ側に配置する一方、反力受けバーは包装
フィルム側にこれに接触させてて配置し、該加熱バーと
反力受けバーとの間に包装フィルムと開封用カットテー
プ前端部とを挟んでこれらを加熱して貼着させる構成と
することができる(請求項3)。
【0034】また、前記切断手段には、前記反力受けバ
ーに隙間をあけて並設固定された受け刃と、該受け刃に
向けて近接離間移動する切断刃とを用い、前記包装フィ
ルムは該反力受けバーを案内にして鋭角に屈曲転換させ
て該反力受けバーとの間の隙間を挿通させる一方、前記
開封用カットテープは該受け刃と該切断刃との間を挿通
させ、該切断刃は該開封用カットテープの切断時に該受
け刃と該反力受けバーとの間の隙間に進入させる構成と
することができ、これにより包装フィルムを切断刃から
逃がして、開封用カットテープのみを容易に切断し得る
(請求項4)。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る開封用カットテープの貼着装置
の側断面図である。
【図2】図1中に示す段差ローラ部の平面図である。
【図3】図1中に示す貼着手段と切断手段の往復移動機
構部を示す平面図である。
【図4】段差ローラ機構と開封用カットテープの供給手
段及び貼着手段並びに切断手段の作動タイミングを示す
タイミングチャートである。
【符号の説明】
2 開封用カットテープの貼着装置 4 包装フィルム原反 6 ピロー包装機 8 包装フイルム 14 開封用カットテープ原反 16 開封用カットテープ 200 間欠繰り出し手段 202 段差ローラ機構 300 カットテープ供給手段 400 貼着手段 402 反力受けバー 404 加熱バー 500 切断手段 502 受け刃 504 切断刃

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装フィルム原反から繰り出されてピロ
    ー包装機等に送給される包装フィルムに、その幅方向に
    沿って帯ヒモ状の開封用カットテープを所定間隔毎に貼
    着する開封用カットテープの貼着装置において、 該包装フィルムの搬送経路の途中に設けられて、該搬送
    経路の所定部位における該包装フィルムの送給を一時停
    止させて間欠的に行わせる間欠送給手段と開封用カット
    テープ原反から長尺な該開封用カットテープを繰り出
    し、その前端部を一定量ずつ間欠的に該所定部位に導い
    て該包装フィルム面上に供給するカットテープ供給手段
    と、 該所定部位で停止状態にある該包装フィルムと該カット
    テープの前端部とを貼り合わせる貼着手段と、 該包装フィルムに貼着された該開封用カットテープの該
    前端部を帯ヒモ状に切り離す切断手段と、 を備えたことを特徴とする開封用カットテープの貼着装
    置。
  2. 【請求項2】 前記間欠送給手段が段差ローラ機構であ
    ることを特徴とする請求項1記載の開封用カットテープ
    の貼着装置。
  3. 【請求項3】 前記貼着手段が、前記包装フィルムと前
    記開封用カットテープ前端部とに向けて近接離間移動す
    る加熱バーと、該加熱バーが当接される固定された反力
    受けバーとでなり、加熱バーは開封用カットテープ側に
    配置される一方、反力受けバーは包装フィルム側にこれ
    に接触して配置されて、該加熱バーと反力受けバーとの
    間に包装フィルムと開封用カットテープ前端部とを挟ん
    でこれらを加熱して貼着させることを特徴とすると請求
    項1または2に記載の開封用カットテープの貼着装置。
  4. 【請求項4】 前記切断手段が、前記反力受けバーに隙
    間をあけて並設固定された受け刃と、該受け刃に向けて
    近接離間移動する切断刃とからなり、前記包装フィルム
    は該反力受けバーを案内にして鋭角に屈曲されて該反力
    受けバーとの間の隙間を挿通される一方、前記開封用カ
    ットテープは該受け刃と該切断刃との間を挿通され、該
    切断刃は該開封用カットテープの切断時に該受け刃と該
    反力受けバーとの間の隙間に進入されることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の開封用カットテープ
    の貼着装置。
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JPH107116A true JPH107116A (ja) 1998-01-13

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JP15973896A Pending JPH107116A (ja) 1996-06-20 1996-06-20 開封用カットテープの貼着装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4662290A (en) * 1986-09-04 1987-05-05 Keystoker, Inc. Automatic coal stoker

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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