JP2004276829A - 建設機械の表示モニタ - Google Patents

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JP2004276829A
JP2004276829A JP2003073347A JP2003073347A JP2004276829A JP 2004276829 A JP2004276829 A JP 2004276829A JP 2003073347 A JP2003073347 A JP 2003073347A JP 2003073347 A JP2003073347 A JP 2003073347A JP 2004276829 A JP2004276829 A JP 2004276829A
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JP
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monitor
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monitor case
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JP2003073347A
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Eiji Akabane
英司 赤羽根
Akiyasu Yamada
晃廉 山田
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Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Abstract

【課題】モニタの角度調整ができ、視認性が良好であるうえに、意匠面の一体化が保持できる構造を提供しようとする。
【解決手段】運転室内装備カバー体1のモニタ取付開口端を、モニタケース21の周囲を覆うように内方に張り出させるとともに、少なくとも、モニタケースの傾動軸に平行な周縁に当接する部分10に柔軟材を用いる。また、モニタケース21を傾動自在に支持する軸支部22を、前記モニタ取付開口内に配置させ、その開口内でモニタケース21を傾動自在とさせる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、建設機械の運転室に装備される表示モニタに関する。
【0002】
【従来の技術】
油圧ショベル等の建設機械の運転室内に設置されるモニタ3には、角度調整できない固定タイプ3aと、調整可能な可動タイプ3b,3cとがある。図3は、固定タイプ3aの一例であり、図4及び図5は可動タイプ3b,3cの一例である。図4に示すタイプ3bは、図3に示す固定モニタ3aと同じ位置で傾動自在に支持されており、その傾動角度が調整できるものである。また、図5に示すタイプ3cは、実開平9−28号(特許文献1)において提案されているものであり、コンソール4の前方に突出するモニタ取付部5を別設し、その取付部5にモニタ3cを起倒自在に取り付けたものである。
【0003】
【特許文献1】
実開平9−28号(4−12頁、図1、図2、図4、図5)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
固定タイプのモニタ3aの場合、装備カバー体1に嵌め込まれるので、それと一体的に意匠面を構成できるが、モニタ3aの方向が調整できないため、運転者の体型や作業姿勢によってモニタ3aの表示が見づらい場合がある。
【0005】
一方、可動タイプのモニタ3b,3cの場合、モニタの視認性の問題はないが、可動させるために、モニタ3b,3c部分だけが装備カバー体から切り離された形状となり、意匠面の一体化がない。特に、図5に示す構造では、コンソール4から飛び出した状態となり、一体感とはほど遠い形態となる。
【0006】
すなわち、従来のモニタ設置構造では、モニタ周囲の装備カバー体との一体的な意匠面を重視して固定タイプとすると、モニタの角度調整ができず、運転者の体型や作業姿勢によってはモニタが見づらいという問題があり、一方可動タイプとすると、モニタのみが突出して一体的な意匠面の外観を崩す問題があり、いずれにしても両タイプには相矛盾した問題を有していた。
【0007】
この発明は、従来技術の以上のような問題に鑑み創案されたもので、モニタの角度調整ができ、視認性が良好であるうえに、意匠面の一体化が保持できる構造を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決しようとする手段】
このため、この発明に係る建設機械の表示モニタは、運転室内装備カバー体のモニタ取付開口端を、モニタケースの周囲を覆うように内方に張り出させるとともに、少なくとも、モニタケースの傾動軸に平行な周縁に当接する部分に柔軟材を用い、一方、モニタケースを傾動自在に支持する軸支部を、前記モニタ取付開口内に配置させ、その開口内でモニタケースを傾動自在とさせたことを特徴とする。
【0009】
前記柔軟材としては、ゴムなどの弾性体のほか、シリコンや軟質樹脂及び樹脂フィルム等、それと当接するモニタケースが傾動する際、その傾動動作を妨げない程度の摩擦力を有する素材が好ましい。
【0010】
モニタは、そのケースの周囲を、内方に張り出しているモニタ取付開口端で覆われており、このためモニタとその取付部が一体的となって、デザイン的にも違和感のない構造となる。また、モニタケースを傾動自在に支持する軸支部を、前記モニタ取付開口内に配置させ、その開口内でモニタケースを傾動自在とさせているので、モニタケースを傾動させれば、オペレータがもっとも見やすい角度に調整できる。開口端が内方に張り出してモニタケースを覆っているが、覆われる部分はモニタケースの周囲だけなので、モニタ表示部はどの角度に傾動させても開口から露出することになり、視認性に問題なはい。また、取付部開口端とケース周囲とが当接しているが、その当接部に柔軟材が用いられているので、モニタケースの傾動動作を妨げることがない一方、柔軟材の摩擦抵抗力により所定の角度でのケース固定の便にも供している。なお、モニタケースの固定を徹底させる構成として、後述する形態例のように、開口端当接部の柔軟材でモニタケース周囲を圧接する構成としても、また傾動軸やケース等を固定するストッパを別途設ける構成としても良い。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の具体的実施形態例を図1に基づき説明する。なお、以下の形態例はあくまで一例であり、本発明が本形態例に限定されるものでないことは当然である。
【0012】
本形態例は、油圧ショベルの運転室に配置される例であり、図3に示す固定タイプが設置される装備カバー体と同じ箇所(以下、この設置部位を右前方装備カバー体1という)に設置される場合の例である。
【0013】
図1は右前方装備カバー体1を上下方向に切断した際の断面図である。右前方装備カバー体1には、モニタ取付開口が穿設されており、その開口端は、図示のように、略円弧状に内方に張り出している。この張出部の先端10は、ゴム等の柔軟材で形成される(以下この先端部をブレード10という)。
【0014】
モニタ2は、モニタ表示部20の周囲がモニタケース21で覆われており、モニタケース21はその下部に軸支部22が形成されている。モニタケース21の上部側の周縁は、前記開口端の円弧状に沿った形状であるが、その曲率が開口端のそれよりやや小さいテーパ状に形成される。モニタケース21は、その軸支部22が前記右前方装備カバー体1のモニタ取付開口内に配置され、該開口内の回転軸11で軸支される。また、軸支された状態では、図示のように、モニタ表示部20が開口外に露出しつつ、モニタケース21の回転軸11に平行な周縁を含むテーパ状周縁に前記ブレード10が当接する。該ブレード10は、当接部分の曲率がモニタケース21周縁より大きく、またその素材が柔軟材で形成されるため、その当接状態では、モニタケース21周縁に対して圧接することになり、この圧接抵抗力によって、モニタケース21を傾動させてもモニタケース21がブレード10から外れることがない。さらに、素材の摩擦抵抗力によって、所定の位置においてモニタケース21の遊びが防止される。すなわち、モニタケース21の固定が徹底される。なお、モニタケース21の固定手段として、回転軸11を固定する構成としても良いが、そうすると、回転軸11の半径に対してモニタ2が大きいため、本形態例よりも強固な固定力が必要となる。加えて本形態例では、モニタケース21の周縁全体が当接することになるので、圧接の程度も小さくて足りる。
【0015】
本形態例において、オペレータがモニタ2角度を調整する場合は、ブレード10の圧接に抗してモニタケース21(あるいはモニタ表示部20)を押す。モニタケース21が軸11を中心として傾動するので、その傾動動作によりモニタ表示部20が見やすい任意の角度に合わせられる。その際、前記圧接抵抗力に加えて、ブレード10の摩擦抵抗力によって、その傾動位置で遊びなく固定される。
【0016】
モニタケース21の周縁形状とブレード10(開口端)の形状は、図示のように、ほぼ同様の円弧状をなし、このためモニタ2角度が変わっても、右前方装備カバー体1の外形と一体的な印象は変わらないので、意匠面の一体感は保持される。
【0017】
なお、本形態例においては、右前方装備カバー体1にモニタ2を配置するものとしているが、他の箇所、例えば図2に示す箇所(前記右前方装備カバー体1のやや下方部)など、建設機械の特性やオペレータの趣向等に適応する種々の箇所に配置してももちろん良い。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に係る建設機械の表示モニタによれば、モニタの角度調整ができ、視認性が良好であるうえに、意匠面の一体化が保持できるといった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例を示したもので、右前方装備カバー体1を上下方向に切断した際の断面図である。(a)はモニタ表示部が水平状態、(b)はモニタ表示部が傾動した状態をそれぞれ示している。
【図2】本発明の他の形態例を示した説明図である。
【図3】従来の固定タイプのモニタ構造を示した説明図である。
【図4】従来の可動タイプのモニタ構造を示した説明図である。
【図5】特許文献1に示される従来の可動タイプのモニタ構造を示した説明図である。
【符号の説明】
1 右前方装備カバー体
2 モニタ
10 ブレード
11 傾動軸
20 モニタ表示部
21 モニタケース
22 軸支部

Claims (1)

  1. 運転室内装備カバー体のモニタ取付開口端を、モニタケースの周囲を覆うように内方に張り出させるとともに、少なくとも、モニタケースの傾動軸に平行な周縁に当接する部分に柔軟材を用い、一方、モニタケースを傾動自在に支持する軸支部を、前記モニタ取付開口内に配置させ、その開口内でモニタケースを傾動自在とさせたことを特徴とする建設機械の表示モニタ。
JP2003073347A 2003-03-18 2003-03-18 建設機械の表示モニタ Withdrawn JP2004276829A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015004947A (ja) * 2013-05-23 2015-01-08 アルパイン株式会社 表示装置
JP2018134941A (ja) * 2017-02-21 2018-08-30 日立建機株式会社 転圧機械のモニタ装置
JP2019085055A (ja) * 2017-11-10 2019-06-06 三菱マヒンドラ農機株式会社 作業車両

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Effective date: 20060606