JP2004272177A - 個人情報保護シール - Google Patents
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Abstract
【課題】使用済みの葉書や封筒、請求書など、個人情報が記載された書類を処分した後に、当該個人情報が第三者に見られることを防ぐことができる個人情報保護シールを提供すること。
【解決手段】透かし見が不能な遮蔽層1aと、当該遮蔽層1a上の一方に難剥離性を有する粘着剤が塗布された粘着剤層1bと、当該粘着剤層1b上に剥離性を有する剥離層2とから構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】透かし見が不能な遮蔽層1aと、当該遮蔽層1a上の一方に難剥離性を有する粘着剤が塗布された粘着剤層1bと、当該粘着剤層1b上に剥離性を有する剥離層2とから構成する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用済みの葉書や封筒、請求書など、個人情報が記載された書類を処分する際に用いる個人情報保護シールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従前より、使用済みの葉書や封筒、請求書など、個人情報が記載された書類を処分する場合には、当該個人情報をマジックで黒く塗りつぶしたり、手で破いたり、シュレッダーにかけたりして処分していた。
【0003】
また、個人情報を遮蔽することを目的したシールも種々存在する(特許文献1乃至3参照)。
【0004】
【特許文献1】
特許公開2001−334777
【特許文献2】
特許公開平11−129654
【特許文献3】
特許公開平09−265257
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したように、葉書等をマジックで黒くぬりつぶしたり、手で破いたりするという手法は非常に面倒な作業であった。さらに、マジックで黒く塗りつぶしても、光に透かせば個人情報を判読することが可能であった。また手で破いたりシュレッダーにかけたりしても、時間をかければ裁断されたくずを繋ぎ合わせて個人情報を知ることが可能であった。
【0006】
さらに、上記先行技術文献も、その目的は個人情報の第三者による閲覧を、一時的に防ぐためのものであって、当該個人情報を処分した後まで保護するものではなかった。
【0007】
【発明の目的】
本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、使用済みの葉書や封筒、請求書など、個人情報が記載された書類を処分した後に、当該個人情報が第三者に見られることを防ぐことができる個人情報保護シールを提供することを、その目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明によると、透かし見が不能な遮蔽層と、当該遮蔽層上の一方に難剥離性を有する粘着剤が塗布された粘着剤層と、当該粘着剤層上に剥離性を有する剥離層とから構成される。
【0009】
ここで、「個人情報」とは、氏名や住所など個人を特定できる情報のほか、銀行の口座番号や電話番号など、安易に第三者に知られることは好ましくない情報をも含む。
【0010】
本発明によると、個人情報が記載されている箇所にシールを貼り着けることによって、第三者が当該シールを剥がしたり透かし見を行って当該個人情報を見ることが不可能になる。こうして、前述した目的を達成する。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図1乃至図3に基づいて説明する。ここで、以下の詳細な説明は、本発明の実施形態の一例を示すものであって、本発明の権利範囲がこれに限定されるものではない。当業者において、通常用いられる代替手段の採用が可能である。
【0012】
以下、上記個人情報保護シール10を図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係る個人情報保護シール10の外観を示す側面図である。
【0013】
個人情報保護シール10は、黒色シール1と剥離紙2とから構成される。さらに黒色シール1は、透かし見が不能な黒色の遮蔽層1aと、当該遮蔽層上の一方に難剥離性を有する強力な粘着剤が塗布された粘着剤層1bとから構成される。
【0014】
遮蔽層1aには、射光による透かし見が不能になるように、十分に黒色塗料が塗布された塗工紙が用いられている。また、粘着剤層1bには、アクリル系の強粘性の接着剤が用いられている。また、剥離紙2は、ポリエチレンラミネート加工が施された剥離性を有する紙が用いられている。
【0015】
図2は、個人情報保護シール10を、黒色シール1の真上から見た正面図である。黒色シール1は、剥離紙2上に貼られている。また、黒色シール1の外周は、剥離紙2の外周よりも小さく設定されている。これにより、黒色シール1と剥離紙2との間に段差を生じさせることができるため、使用者は容易に剥離紙2から黒色シール1を剥がすことができる。
【0016】
剥離紙2のサイズ及び形状は、郵便葉書と同じである。一方、黒色シール1の形状は、郵便葉書と同じであるが、サイズは剥離紙2よりも、0.5センチ程度、一回り小さく設定されている。
【0017】
図3は、個人情報保護シール10の使用状態を示す図である。使用者は、剥離紙2から黒色シール1を剥がし、当該黒色シール1を、葉書の表面全てを覆うように貼り付ける。こうして、宛先、宛名、差出人名はもちろん、宛先の郵便番号、差出人名の郵便番号といった個人情報全てを、黒色シール1で遮蔽する。
【0018】
これにより、第三者は光に透かしても個人情報を見ることができなくなる。また、強力な粘着剤を使用しているため、第三者が無理やり黒色シール1を剥がそうとしても、黒色シール1の粘着面(裏面)に葉書の表紙面が削れ剥れたものが付着してしまい、結局は個人情報を見ることができない。
【0019】
以上が、本発明の一本実施形態に係る説明である。ここで、上述したように本発明の形態はこの実施形態に限られるものではない。例えば、黒色シール1の貼付面積を大きくすれば、手紙の文面やクレジット会社からの請求書など、比較的紙面の大きい書類に容易に貼り付けることができる。また、黒色シール1の貼付面積を小さくして、封筒の表面の宛名を覆うことができるのに十分な大きさにしても良い。さらに、黒色シール1の色であるが、文字の透かし見が不能になるならば、色は黒でなくともよい。
【0020】
このように本実施形態によると、個人情報が記載された書類を処分した後に、当該個人情報を第三者に見られることを防ぐことができる。
【0021】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成され機能するので、使用済みの葉書や封筒、請求書など、個人情報が記載された書類を処分した後に、当該個人情報を第三者に見られることを防ぐことができるという、従来にない優れた個人情報保護シールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る個人情報保護シールの側面図である。
【図2】個人情報保護シールを、黒色シールの真上から見た正面図である。
【図3】個人情報保護シールの使用状態を示す図である。
【符号の説明】
1 黒色シール
1a 遮蔽層
1b 粘着剤層
2 剥離紙
10 個人情報保護シール
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用済みの葉書や封筒、請求書など、個人情報が記載された書類を処分する際に用いる個人情報保護シールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従前より、使用済みの葉書や封筒、請求書など、個人情報が記載された書類を処分する場合には、当該個人情報をマジックで黒く塗りつぶしたり、手で破いたり、シュレッダーにかけたりして処分していた。
【0003】
また、個人情報を遮蔽することを目的したシールも種々存在する(特許文献1乃至3参照)。
【0004】
【特許文献1】
特許公開2001−334777
【特許文献2】
特許公開平11−129654
【特許文献3】
特許公開平09−265257
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したように、葉書等をマジックで黒くぬりつぶしたり、手で破いたりするという手法は非常に面倒な作業であった。さらに、マジックで黒く塗りつぶしても、光に透かせば個人情報を判読することが可能であった。また手で破いたりシュレッダーにかけたりしても、時間をかければ裁断されたくずを繋ぎ合わせて個人情報を知ることが可能であった。
【0006】
さらに、上記先行技術文献も、その目的は個人情報の第三者による閲覧を、一時的に防ぐためのものであって、当該個人情報を処分した後まで保護するものではなかった。
【0007】
【発明の目的】
本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、使用済みの葉書や封筒、請求書など、個人情報が記載された書類を処分した後に、当該個人情報が第三者に見られることを防ぐことができる個人情報保護シールを提供することを、その目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明によると、透かし見が不能な遮蔽層と、当該遮蔽層上の一方に難剥離性を有する粘着剤が塗布された粘着剤層と、当該粘着剤層上に剥離性を有する剥離層とから構成される。
【0009】
ここで、「個人情報」とは、氏名や住所など個人を特定できる情報のほか、銀行の口座番号や電話番号など、安易に第三者に知られることは好ましくない情報をも含む。
【0010】
本発明によると、個人情報が記載されている箇所にシールを貼り着けることによって、第三者が当該シールを剥がしたり透かし見を行って当該個人情報を見ることが不可能になる。こうして、前述した目的を達成する。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図1乃至図3に基づいて説明する。ここで、以下の詳細な説明は、本発明の実施形態の一例を示すものであって、本発明の権利範囲がこれに限定されるものではない。当業者において、通常用いられる代替手段の採用が可能である。
【0012】
以下、上記個人情報保護シール10を図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係る個人情報保護シール10の外観を示す側面図である。
【0013】
個人情報保護シール10は、黒色シール1と剥離紙2とから構成される。さらに黒色シール1は、透かし見が不能な黒色の遮蔽層1aと、当該遮蔽層上の一方に難剥離性を有する強力な粘着剤が塗布された粘着剤層1bとから構成される。
【0014】
遮蔽層1aには、射光による透かし見が不能になるように、十分に黒色塗料が塗布された塗工紙が用いられている。また、粘着剤層1bには、アクリル系の強粘性の接着剤が用いられている。また、剥離紙2は、ポリエチレンラミネート加工が施された剥離性を有する紙が用いられている。
【0015】
図2は、個人情報保護シール10を、黒色シール1の真上から見た正面図である。黒色シール1は、剥離紙2上に貼られている。また、黒色シール1の外周は、剥離紙2の外周よりも小さく設定されている。これにより、黒色シール1と剥離紙2との間に段差を生じさせることができるため、使用者は容易に剥離紙2から黒色シール1を剥がすことができる。
【0016】
剥離紙2のサイズ及び形状は、郵便葉書と同じである。一方、黒色シール1の形状は、郵便葉書と同じであるが、サイズは剥離紙2よりも、0.5センチ程度、一回り小さく設定されている。
【0017】
図3は、個人情報保護シール10の使用状態を示す図である。使用者は、剥離紙2から黒色シール1を剥がし、当該黒色シール1を、葉書の表面全てを覆うように貼り付ける。こうして、宛先、宛名、差出人名はもちろん、宛先の郵便番号、差出人名の郵便番号といった個人情報全てを、黒色シール1で遮蔽する。
【0018】
これにより、第三者は光に透かしても個人情報を見ることができなくなる。また、強力な粘着剤を使用しているため、第三者が無理やり黒色シール1を剥がそうとしても、黒色シール1の粘着面(裏面)に葉書の表紙面が削れ剥れたものが付着してしまい、結局は個人情報を見ることができない。
【0019】
以上が、本発明の一本実施形態に係る説明である。ここで、上述したように本発明の形態はこの実施形態に限られるものではない。例えば、黒色シール1の貼付面積を大きくすれば、手紙の文面やクレジット会社からの請求書など、比較的紙面の大きい書類に容易に貼り付けることができる。また、黒色シール1の貼付面積を小さくして、封筒の表面の宛名を覆うことができるのに十分な大きさにしても良い。さらに、黒色シール1の色であるが、文字の透かし見が不能になるならば、色は黒でなくともよい。
【0020】
このように本実施形態によると、個人情報が記載された書類を処分した後に、当該個人情報を第三者に見られることを防ぐことができる。
【0021】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成され機能するので、使用済みの葉書や封筒、請求書など、個人情報が記載された書類を処分した後に、当該個人情報を第三者に見られることを防ぐことができるという、従来にない優れた個人情報保護シールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る個人情報保護シールの側面図である。
【図2】個人情報保護シールを、黒色シールの真上から見た正面図である。
【図3】個人情報保護シールの使用状態を示す図である。
【符号の説明】
1 黒色シール
1a 遮蔽層
1b 粘着剤層
2 剥離紙
10 個人情報保護シール
Claims (1)
- 透かし見が不能な遮蔽層と、当該遮蔽層上の一方に難剥離性を有する粘着剤が塗布された粘着剤層と、当該粘着剤層上に剥離性を有する剥離層とから構成されることを特徴とする、個人情報保護シール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003105858A JP2004272177A (ja) | 2003-03-05 | 2003-03-05 | 個人情報保護シール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003105858A JP2004272177A (ja) | 2003-03-05 | 2003-03-05 | 個人情報保護シール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004272177A true JP2004272177A (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=33127883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003105858A Pending JP2004272177A (ja) | 2003-03-05 | 2003-03-05 | 個人情報保護シール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004272177A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016200644A (ja) * | 2015-04-07 | 2016-12-01 | 東京金属工業株式会社 | 個人情報保護用粘着シート |
JP2019035009A (ja) * | 2017-08-11 | 2019-03-07 | コクヨ株式会社 | 両面粘着テープまたは両面粘着シート |
WO2020189104A1 (ja) * | 2019-03-20 | 2020-09-24 | ソニー株式会社 | データ保護体、データ保護シールおよび描画装置 |
-
2003
- 2003-03-05 JP JP2003105858A patent/JP2004272177A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016200644A (ja) * | 2015-04-07 | 2016-12-01 | 東京金属工業株式会社 | 個人情報保護用粘着シート |
JP2019035009A (ja) * | 2017-08-11 | 2019-03-07 | コクヨ株式会社 | 両面粘着テープまたは両面粘着シート |
JP7232972B2 (ja) | 2017-08-11 | 2023-03-06 | コクヨ株式会社 | 両面粘着テープまたは両面粘着シート |
WO2020189104A1 (ja) * | 2019-03-20 | 2020-09-24 | ソニー株式会社 | データ保護体、データ保護シールおよび描画装置 |
JP7505482B2 (ja) | 2019-03-20 | 2024-06-25 | ソニーグループ株式会社 | データ保護体および描画装置 |
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