JP2004268305A - 折り畳み記録シート - Google Patents
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Abstract
【課題】テーマや議題毎に一件一葉として嵩張らず、また持ち運び易くするとともに、記録紙面を大きく使用することができ、整理し易く保管を容易にした折り畳み記録シートを提供する。
【解決手段】所定の四辺形状、例えば、日本工業規格A列3番の大きさに対して長辺の長さ寸法を綴じ代(4)分短く形成したシート(1)とし、前記綴じ代(4)分を含んだ長辺における日本工業規格A列4番の大きさの短辺長の位置を折曲(5)して折り畳んだ外形寸法を前記A列4番の大きさにし、表裏4面を形成したことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】所定の四辺形状、例えば、日本工業規格A列3番の大きさに対して長辺の長さ寸法を綴じ代(4)分短く形成したシート(1)とし、前記綴じ代(4)分を含んだ長辺における日本工業規格A列4番の大きさの短辺長の位置を折曲(5)して折り畳んだ外形寸法を前記A列4番の大きさにし、表裏4面を形成したことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、会議や打ち合わせ時に使用する記録シートに係り、特に折り畳み自在として使用し整理保管する記録シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、経営戦略や営業方針などの検討過程や打ち合わせ会議の内容を記録するものとしてはシステム手帳などのノート類を使用することが一般的であるが、システム手帳は嵩張って重く、持ち運びが煩雑であるとともに用紙サイズが比較的小さく、打ち合わせ内容を検討のため整理したり個々にファイル保管するには適していなかった。
【0003】
そして、打ち合わせ後の検討のために活用したり保管する記録シートの構成としては、種々の形態が提案され商品化されており、横長の用紙を長手方向の折り線によって折り畳み、端面に書籍、雑誌への綴じ込み片を有して重合させた印刷物があり(例えば、特許文献1参照)、また、横長の用紙の縦短辺の端面から印刷された見出し部を空けた状態で折り畳み、見開き状態および頁めくりによってそれぞれの面欄を使用するようにしたノート類が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
実公平7−21345号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2002−154285号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載の印刷物は書籍、雑誌への綴じ込み頁であって、綴じ込み片を有するものの折り畳み後の紙面の大きさについては全く考えられておらず、当然単独片での検討活用やファイル保管を考慮したものではなかった。また、特許文献2の端面に設けられているのは見出し部であり、ファイルやバインダーへの綴じ込みや綴じ込み後の利用については考慮されていなかった。
【0007】
本発明は、上記点を考慮してなされたもので、テーマや議題毎に一件一葉として嵩張らず、また持ち運び易くするとともに、記録紙面を大きく使用することができ、整理し易く保管を容易にした折り畳み記録シートを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の折り畳み記録シートは、所定の四辺形状の大きさに対して長辺の長さ寸法を綴じ代分短く形成したシートであって、前記綴じ代分を空けて二つ折りに重合することで表裏4面を形成したことを特徴とするものであり、好ましい実施態様としては、形状を日本工業規格A列3番またはB列4番の大きさに対して長辺の長さ寸法を綴じ代分短く形成したシートとし、前記綴じ代分を含んだ長辺における日本工業規格A列4番またはB列5番の大きさの短辺長の位置を折曲することで、折り畳んだ外形寸法を前記A列4番またはB列5番の大きさにしたものである。
【0009】
この構成により、例えば、シートのサイズはほぼA3版であっても折り畳みによりA4サイズとなり、しかも折り畳み面の端面は綴じ代より外側となるのでファイルに綴じ込んだ場合も容易に開くことができて記録事項を確認するのに便利であり、さらに折り畳み部は他のA4サイズ紙の端面と一致するのでファイルやバインダーに綴じ込み整理がし易くなる。
【0010】
他の好ましい実施態様としては、折り畳みにより表裏4面を形成し、各面を用途別に罫線、升目模様印刷などで区画構成して使い分けるようにし、さらに、見開き左頁を罫線を印刷した随時記録欄とし、見開き右頁を升目模様を印刷した文字および図形グラフの多用途欄とするとともに、右頁の折り畳み表面頁を罫線を印刷した整理結論欄とし、さらに折り畳み後の裏頁を備考記録欄に区画することを特徴とするものであり、例えば、折り畳みによりA4サイズになるほぼA3サイズの紙面を用途別に4面に分けて印刷構成し、検討の過程に沿って記録し、また推考記入することができ、書き易いとともに内容説明や整理に際しても使い易い効果を奏することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の1実施形態の折り畳み記録シートにつき、図面にしたがって説明する。
【0012】
図1は、企業における経営戦略会議や技術開発・営業方針打ち合わせなどの議事、あるいは顧客との打ち合わせ内容を記録する記録シート(1)の表面の左面(2)および右面(3)を示す平面図であり、左端縁にはファイルブックやバインダーへの綴じ代(4)を所定幅で設け、日本工業規格A列3番(以下、A3サイズという。)の大きさに対して長辺の長さ寸法を綴じ代分短く形成したシートで形成されている。
【0013】
この記録シート(1)は、比較的紙厚の厚い紙シートを使用しており、前記綴じ代(4)分を含んだ長辺において、日本工業規格A列4番(以下、A4サイズという。)の大きさの短辺長の位置に折り線(5)を形成して折曲可能とし、折り畳んだ際には、図2に示すように、外形寸法がA4サイズの大ききになるようにしている。
【0014】
そして、見開き状態での前記折り線(5)から綴じ代(4)までの左頁(2)には、上方にテーマや顧客名を記入するための表題欄(6)を罫線で印刷して設け、その下方には、頁のほぼ全体に亙って打ち合わせ議事内容を随時記録する記録欄(7)を、コピー機でのコピーでは写りにくい枠と罫線によって印刷するとともに、見開き右頁(3)には、升目模様(8a)や複数の同心円(8b)を前記同様のコピー機では写りにくい罫線で印刷し、左頁の随時記録欄(7)に対して、文字ばかりでなく図面やグラフを描き易い多用途欄(8)としている。
【0015】
また、前記多用途欄(8)の上方は、前記左頁(2)上部の表題欄(6)に対向させてミシン目(9)を入れ、必要に応じて切り取ることで、前記右頁(3)を左頁(2)上に折り畳んでシート外形をA4サイズとした際にも、表面上に表題欄(6)を表わすことができる。
【0016】
前記のように、右頁(3)を左頁(2)上に折り畳んだ際に表面頁となる右頁(3)の裏面頁(10)には、図3に示すように、前記同様の印刷で枠罫線を形成した打ち合わせ事項の整理や結論を記載する欄(11)を設け、さらに折り畳み後の裏頁となる左頁の裏面頁(12)には、数種類の枠や罫線を印刷して公表しない内部情報や備考記録欄(13)を形成している。
【0017】
すなわち、上記構成の記録シート(1)は、前記したように、長辺長さが綴じ代(4)分だけ短く形成したほぼA3サイズのシートの表裏面を使用するとともに、折り畳みにより4区画(2)(3)(10)(12)に区分し、それぞれの区画を用途別に使い易いようにあらかじめ枠罫線を印刷して使い分けるものであり、使用に際しては、ひとつの案件や顧客につき1枚の評価シート(1)を持参して打ち合わせに臨み、議事の進行に沿って前記見開き左頁の記録欄(7)に会議の内容を随時メモ記録し、必要に応じて見開き右頁の多用途欄(8)を利用して図示したりグラフを描いてイメージ化することで、説明内容の理解や相互の確認のための補助ツールとして活用するものである。このとき、記録シート(1)の各区画面はそれぞれほぼA4サイズに近いスペースを有しており、記載欄(7)(8)(11)(13)が大きく使用できるとともに記録し易くなる効果がある。
【0018】
また、前記多用途欄(8)の枠罫線は、図示したように、単純な升目模様のみでなく、縦横3升目ずつの正方形状の太枠(8c)を1升目間隔を空けて印刷すれば、グラフや関連系統図、あるいは間取り図などの作成がより容易になり、また、縦横の罫線のみでなく、複数の同心円を印刷することで、円形グラフを作成して使用することもでき、種々の用途に利用できるため、打ち合わせ場所での活用度が向上するものである。
【0019】
記録欄(7)に随時記載した打ち合わせ内容事項は、右頁の裏面となる整理欄(11)に項目毎に整理したり結論などを箇条書きに記載して活用するものであり、記載内容を同席者に見せて決定事項に対する確認にも利用することができるとともに、折り畳んだ際は整理欄(11)のみが表面に位置することになり、整理された議事内容が見易く確認し易い。
【0020】
また、見開き状態および折り畳んだ際のいずれにおいても、裏面となる左頁裏面(12)の備考記録欄(13)には、複数に区画印刷した枠罫線(13a)や名刺等の貼り付けスペース(13b)を設けるとともに、打ち合わせや折衝時に相手方には公表しない自社側のデータや情報などを記載しておき、必要に応じて随時確認するようにすれば、確認のために都度議事を中断することなくスムーズに進行させることができる。
【0021】
打ち合わせが終了した後には、この記録シート(1)の整理欄(11)を用いて課題の整理を容易におこなえるだけでなく、社内上層部への報告にも使用することができ、記録シート(1)自体を多機能記録シートとして広く活用できるものであり、打ち合わせ会議や商談折衝時の持ち運びに嵩張らず、議事内容の記録や、決定事項の説明および確認の際にもシート1葉で効率的に網羅できる効果がある。
【0022】
そして、最終的にファイルに綴じ込む場合には、記録シート(1)のサイズはほぼA3版であっても折り線(5)から折り畳むことで外形がA4サイズとなり、図4に示すように、通常のA4サイズのファイルブック(14)やバインダーに綴じ込むことができる。しかも折り畳み面となる右頁(3)の端面は綴じ代(4)より外側となるので、ファイル(14)に綴じ込んだ場合も容易に右頁(3)を開くことができて、見開き状態で記録事項を確認するのに便利であるとともに、綴じ込み後は、他のA4サイズのシート(15)の端面と同一端面となることからめくり易く、内容確認や整理がし易くなり、ファイル保管が容易となる。
【0023】
なお、上記実施例の説明においては、ほぼA3サイズのシートをA4サイズに折り畳む構成で説明したが、本発明はこれに限るものではなく、日本工業規格B列4番の大きさに対して長辺の長さ寸法を綴じ代分短く形成したシートで形成し、綴じ代分を含んだ長辺において同B列5番の大きさの短辺長の位置を折曲して折り畳んだ際には外形寸法がB5サイズの大ききになるように形成してもよい。その他シートサイズは、特寸と呼ばれる規格外の寸法も含め種々の大きさに適用できるものであり、要は、所定の四辺形状の大きさに対して長辺の長さ寸法を綴じ代分短く形成したシートであって、綴じ代分を空けて二つ折りに重合することで表裏4面を形成するものであればよい。
【0024】
また、記録シート(1)の紙厚を、通常に記録シートに対してやや厚い紙で形成することにより、記載し易いだけでなく、打ち合わせ時やファイル保管時にも折れ曲がったり皺になったりすることを防いで長期に亙って使い易く、また保管することができる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明構成によれば、シートのサイズは、例えば、ほぼA3サイズであっても折り畳みによりA4サイズとなり、しかも折り畳み面の端面は綴じ代より外側となるのでファイルに綴じ込んだ場合も容易に開くことができて記録事項を確認するのに便利であり、さらに折り畳み部は他のA4サイズ紙の端面と一致するのでファイルやバインダーに綴じ込み整理がし易くなる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明1実施形態の記録シートの開いた状態を示す平面図である。
【図2】図1の記録シートの折り畳み状態を示す平面図である。
【図3】図1の記録シートの裏面図である。
【図4】記録シートをファイルに綴じ込んだ状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…記録シート 2…表面左頁 3…表面右頁
4…綴じ代 5…折り線 6…表題欄
7…随時記録欄 8…多用途欄 9…ミシン目
10…右頁裏面頁 11…整理欄 12…左頁裏面頁
13…備考記録欄 14…ファイルブック 15…他のシート
【発明の属する技術分野】
本発明は、会議や打ち合わせ時に使用する記録シートに係り、特に折り畳み自在として使用し整理保管する記録シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、経営戦略や営業方針などの検討過程や打ち合わせ会議の内容を記録するものとしてはシステム手帳などのノート類を使用することが一般的であるが、システム手帳は嵩張って重く、持ち運びが煩雑であるとともに用紙サイズが比較的小さく、打ち合わせ内容を検討のため整理したり個々にファイル保管するには適していなかった。
【0003】
そして、打ち合わせ後の検討のために活用したり保管する記録シートの構成としては、種々の形態が提案され商品化されており、横長の用紙を長手方向の折り線によって折り畳み、端面に書籍、雑誌への綴じ込み片を有して重合させた印刷物があり(例えば、特許文献1参照)、また、横長の用紙の縦短辺の端面から印刷された見出し部を空けた状態で折り畳み、見開き状態および頁めくりによってそれぞれの面欄を使用するようにしたノート類が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
実公平7−21345号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2002−154285号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載の印刷物は書籍、雑誌への綴じ込み頁であって、綴じ込み片を有するものの折り畳み後の紙面の大きさについては全く考えられておらず、当然単独片での検討活用やファイル保管を考慮したものではなかった。また、特許文献2の端面に設けられているのは見出し部であり、ファイルやバインダーへの綴じ込みや綴じ込み後の利用については考慮されていなかった。
【0007】
本発明は、上記点を考慮してなされたもので、テーマや議題毎に一件一葉として嵩張らず、また持ち運び易くするとともに、記録紙面を大きく使用することができ、整理し易く保管を容易にした折り畳み記録シートを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の折り畳み記録シートは、所定の四辺形状の大きさに対して長辺の長さ寸法を綴じ代分短く形成したシートであって、前記綴じ代分を空けて二つ折りに重合することで表裏4面を形成したことを特徴とするものであり、好ましい実施態様としては、形状を日本工業規格A列3番またはB列4番の大きさに対して長辺の長さ寸法を綴じ代分短く形成したシートとし、前記綴じ代分を含んだ長辺における日本工業規格A列4番またはB列5番の大きさの短辺長の位置を折曲することで、折り畳んだ外形寸法を前記A列4番またはB列5番の大きさにしたものである。
【0009】
この構成により、例えば、シートのサイズはほぼA3版であっても折り畳みによりA4サイズとなり、しかも折り畳み面の端面は綴じ代より外側となるのでファイルに綴じ込んだ場合も容易に開くことができて記録事項を確認するのに便利であり、さらに折り畳み部は他のA4サイズ紙の端面と一致するのでファイルやバインダーに綴じ込み整理がし易くなる。
【0010】
他の好ましい実施態様としては、折り畳みにより表裏4面を形成し、各面を用途別に罫線、升目模様印刷などで区画構成して使い分けるようにし、さらに、見開き左頁を罫線を印刷した随時記録欄とし、見開き右頁を升目模様を印刷した文字および図形グラフの多用途欄とするとともに、右頁の折り畳み表面頁を罫線を印刷した整理結論欄とし、さらに折り畳み後の裏頁を備考記録欄に区画することを特徴とするものであり、例えば、折り畳みによりA4サイズになるほぼA3サイズの紙面を用途別に4面に分けて印刷構成し、検討の過程に沿って記録し、また推考記入することができ、書き易いとともに内容説明や整理に際しても使い易い効果を奏することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の1実施形態の折り畳み記録シートにつき、図面にしたがって説明する。
【0012】
図1は、企業における経営戦略会議や技術開発・営業方針打ち合わせなどの議事、あるいは顧客との打ち合わせ内容を記録する記録シート(1)の表面の左面(2)および右面(3)を示す平面図であり、左端縁にはファイルブックやバインダーへの綴じ代(4)を所定幅で設け、日本工業規格A列3番(以下、A3サイズという。)の大きさに対して長辺の長さ寸法を綴じ代分短く形成したシートで形成されている。
【0013】
この記録シート(1)は、比較的紙厚の厚い紙シートを使用しており、前記綴じ代(4)分を含んだ長辺において、日本工業規格A列4番(以下、A4サイズという。)の大きさの短辺長の位置に折り線(5)を形成して折曲可能とし、折り畳んだ際には、図2に示すように、外形寸法がA4サイズの大ききになるようにしている。
【0014】
そして、見開き状態での前記折り線(5)から綴じ代(4)までの左頁(2)には、上方にテーマや顧客名を記入するための表題欄(6)を罫線で印刷して設け、その下方には、頁のほぼ全体に亙って打ち合わせ議事内容を随時記録する記録欄(7)を、コピー機でのコピーでは写りにくい枠と罫線によって印刷するとともに、見開き右頁(3)には、升目模様(8a)や複数の同心円(8b)を前記同様のコピー機では写りにくい罫線で印刷し、左頁の随時記録欄(7)に対して、文字ばかりでなく図面やグラフを描き易い多用途欄(8)としている。
【0015】
また、前記多用途欄(8)の上方は、前記左頁(2)上部の表題欄(6)に対向させてミシン目(9)を入れ、必要に応じて切り取ることで、前記右頁(3)を左頁(2)上に折り畳んでシート外形をA4サイズとした際にも、表面上に表題欄(6)を表わすことができる。
【0016】
前記のように、右頁(3)を左頁(2)上に折り畳んだ際に表面頁となる右頁(3)の裏面頁(10)には、図3に示すように、前記同様の印刷で枠罫線を形成した打ち合わせ事項の整理や結論を記載する欄(11)を設け、さらに折り畳み後の裏頁となる左頁の裏面頁(12)には、数種類の枠や罫線を印刷して公表しない内部情報や備考記録欄(13)を形成している。
【0017】
すなわち、上記構成の記録シート(1)は、前記したように、長辺長さが綴じ代(4)分だけ短く形成したほぼA3サイズのシートの表裏面を使用するとともに、折り畳みにより4区画(2)(3)(10)(12)に区分し、それぞれの区画を用途別に使い易いようにあらかじめ枠罫線を印刷して使い分けるものであり、使用に際しては、ひとつの案件や顧客につき1枚の評価シート(1)を持参して打ち合わせに臨み、議事の進行に沿って前記見開き左頁の記録欄(7)に会議の内容を随時メモ記録し、必要に応じて見開き右頁の多用途欄(8)を利用して図示したりグラフを描いてイメージ化することで、説明内容の理解や相互の確認のための補助ツールとして活用するものである。このとき、記録シート(1)の各区画面はそれぞれほぼA4サイズに近いスペースを有しており、記載欄(7)(8)(11)(13)が大きく使用できるとともに記録し易くなる効果がある。
【0018】
また、前記多用途欄(8)の枠罫線は、図示したように、単純な升目模様のみでなく、縦横3升目ずつの正方形状の太枠(8c)を1升目間隔を空けて印刷すれば、グラフや関連系統図、あるいは間取り図などの作成がより容易になり、また、縦横の罫線のみでなく、複数の同心円を印刷することで、円形グラフを作成して使用することもでき、種々の用途に利用できるため、打ち合わせ場所での活用度が向上するものである。
【0019】
記録欄(7)に随時記載した打ち合わせ内容事項は、右頁の裏面となる整理欄(11)に項目毎に整理したり結論などを箇条書きに記載して活用するものであり、記載内容を同席者に見せて決定事項に対する確認にも利用することができるとともに、折り畳んだ際は整理欄(11)のみが表面に位置することになり、整理された議事内容が見易く確認し易い。
【0020】
また、見開き状態および折り畳んだ際のいずれにおいても、裏面となる左頁裏面(12)の備考記録欄(13)には、複数に区画印刷した枠罫線(13a)や名刺等の貼り付けスペース(13b)を設けるとともに、打ち合わせや折衝時に相手方には公表しない自社側のデータや情報などを記載しておき、必要に応じて随時確認するようにすれば、確認のために都度議事を中断することなくスムーズに進行させることができる。
【0021】
打ち合わせが終了した後には、この記録シート(1)の整理欄(11)を用いて課題の整理を容易におこなえるだけでなく、社内上層部への報告にも使用することができ、記録シート(1)自体を多機能記録シートとして広く活用できるものであり、打ち合わせ会議や商談折衝時の持ち運びに嵩張らず、議事内容の記録や、決定事項の説明および確認の際にもシート1葉で効率的に網羅できる効果がある。
【0022】
そして、最終的にファイルに綴じ込む場合には、記録シート(1)のサイズはほぼA3版であっても折り線(5)から折り畳むことで外形がA4サイズとなり、図4に示すように、通常のA4サイズのファイルブック(14)やバインダーに綴じ込むことができる。しかも折り畳み面となる右頁(3)の端面は綴じ代(4)より外側となるので、ファイル(14)に綴じ込んだ場合も容易に右頁(3)を開くことができて、見開き状態で記録事項を確認するのに便利であるとともに、綴じ込み後は、他のA4サイズのシート(15)の端面と同一端面となることからめくり易く、内容確認や整理がし易くなり、ファイル保管が容易となる。
【0023】
なお、上記実施例の説明においては、ほぼA3サイズのシートをA4サイズに折り畳む構成で説明したが、本発明はこれに限るものではなく、日本工業規格B列4番の大きさに対して長辺の長さ寸法を綴じ代分短く形成したシートで形成し、綴じ代分を含んだ長辺において同B列5番の大きさの短辺長の位置を折曲して折り畳んだ際には外形寸法がB5サイズの大ききになるように形成してもよい。その他シートサイズは、特寸と呼ばれる規格外の寸法も含め種々の大きさに適用できるものであり、要は、所定の四辺形状の大きさに対して長辺の長さ寸法を綴じ代分短く形成したシートであって、綴じ代分を空けて二つ折りに重合することで表裏4面を形成するものであればよい。
【0024】
また、記録シート(1)の紙厚を、通常に記録シートに対してやや厚い紙で形成することにより、記載し易いだけでなく、打ち合わせ時やファイル保管時にも折れ曲がったり皺になったりすることを防いで長期に亙って使い易く、また保管することができる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明構成によれば、シートのサイズは、例えば、ほぼA3サイズであっても折り畳みによりA4サイズとなり、しかも折り畳み面の端面は綴じ代より外側となるのでファイルに綴じ込んだ場合も容易に開くことができて記録事項を確認するのに便利であり、さらに折り畳み部は他のA4サイズ紙の端面と一致するのでファイルやバインダーに綴じ込み整理がし易くなる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明1実施形態の記録シートの開いた状態を示す平面図である。
【図2】図1の記録シートの折り畳み状態を示す平面図である。
【図3】図1の記録シートの裏面図である。
【図4】記録シートをファイルに綴じ込んだ状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…記録シート 2…表面左頁 3…表面右頁
4…綴じ代 5…折り線 6…表題欄
7…随時記録欄 8…多用途欄 9…ミシン目
10…右頁裏面頁 11…整理欄 12…左頁裏面頁
13…備考記録欄 14…ファイルブック 15…他のシート
Claims (4)
- 所定の四辺形状の大きさに対して長辺の長さ寸法を綴じ代分短く形成したシートであって、前記綴じ代分を空けて二つ折りに重合することで表裏4面を形成したことを特徴とする折り畳み記録シート。
- 形状を日本工業規格A列3番またはB列4番の大きさに対して長辺の長さ寸法を綴じ代分短く形成したシートとし、前記綴じ代分を含んだ長辺における日本工業規格A列4番またはB列5番の大きさの短辺長の位置を折曲することで、折り畳んだ外形寸法を前記A列4番またはB列5番の大きさにしたことを特徴とする請求項1記載の折り畳み記録シート。
- 折り畳みにより表裏4面を形成し、各面を用途別に罫線、升目模様印刷などで区画構成して使い分けるようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の折り畳み記録シート。
- 見開き左頁を罫線を印刷した随時記録欄とし、見開き右頁を升目模様を印刷した文字および図形グラフの多用途欄とするとともに、右頁の折り畳み表面頁を罫線を印刷した整理結論欄とし、さらに折り畳み後の裏頁を備考記録欄に区画したことを特徴とする請求項3記載の折り畳み記録シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003059236A JP2004268305A (ja) | 2003-03-05 | 2003-03-05 | 折り畳み記録シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003059236A JP2004268305A (ja) | 2003-03-05 | 2003-03-05 | 折り畳み記録シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004268305A true JP2004268305A (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=33122101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003059236A Pending JP2004268305A (ja) | 2003-03-05 | 2003-03-05 | 折り畳み記録シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004268305A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014100870A (ja) * | 2012-11-21 | 2014-06-05 | Brownie:Kk | メモ帳 |
-
2003
- 2003-03-05 JP JP2003059236A patent/JP2004268305A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014100870A (ja) * | 2012-11-21 | 2014-06-05 | Brownie:Kk | メモ帳 |
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