JP2004268043A - スポット溶接用電極チップ、スポット溶接用電極チップの製造方法及び製造装置 - Google Patents

スポット溶接用電極チップ、スポット溶接用電極チップの製造方法及び製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】製造が容易で、材料を無駄にすることなく、且つ安価に製造できるスポット溶接用電極チップ、スポット溶接用電極チップの製造方法及び製造装置を提供すること。
【解決手段】銅又は銅合金材料で一体的に成形されたスポット溶接用電極チップの製造装置であって、所定形状で且つ内面を鏡面にした電極チップ成形用穴31aが形成された成形ダイス本体31と該成形ダイス本体31の外周をダイスサポートリング32で補強した構造の成形ダイス30と、成形ダイス30の電極チップ成形用穴31aの内径より所定寸法小さい外形寸法を有する成形ポンチ37と、成形ダイス30の電極チップ成形用穴31aの内径と同寸法の外形寸法を有する成形ポンチ37とを具備し、この装置でスポット溶接用電極チップを冷間鍛造プレスで成形して製造する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は銅合金材料で一体的に成形されたスポット電気溶接に用いられるスポット溶接用電極チップ、スポット溶接用電極チップの製造方法及び製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車製造工場等では、鉄板等の金属板と金属板を接合するのに、スポット電気溶接が多く採用されている。このスポット電気溶接は、図1にその概略構成を示すように、上部電極11と、下部電極12を具備し、上部電極11には、電極ホルダー13を固着すると共に、電極ホルダー13にサブホルダー14を取り付け、更に該サブホルダー14の先端に電極チップ15が取り付けられている。また、下部電極12には、電極ホルダー16を固着すると共に、電極ホルダー16にサブホルダー17を取り付け、更に該サブホルダー17の先端に電極チップ15が取り付けられている。
【0003】
そして上下の電極チップ15と電極チップ15の間に位置する鉄板等の金属板19と金属板20の接合部を電極チップ15と電極チップ15で加圧(例えば、270kg)し、大電流(例えば、9800アンペア)を十数サイクル(例えば、12サイクル)で通電し、金属板19と金属板20の接合部をスポット溶接する。
【0004】
上記電極チップ15は図2に示すような断面形状で、通常銅や銅合金(例えばクロム銅)からなり、銅や銅合金の丸棒を切削加工により製造している。しかしながら、このように丸棒から切削加工で電極チップを製造すると、加工時間が長く、且つ切削加工による削り屑が発生する分材料が無駄になり、コストが高くなるという問題がある。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−226466号公報
【特許文献2】
特開平7−108388号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、製造が容易で、材料を無駄にすることなく、且つ安価に製造できるスポット溶接用電極チップ、スポット溶接用電極チップの製造方法及び製造装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため請求項1に記載の発明は、銅又は銅合金材料で一体的に成形されたスポット溶接用電極チップであって、銅又は銅合金材料からなる厚板円板材を冷間鍛造プレスにより所定の電極チップ形状に成形したことを特徴とする。
【0008】
上記のように電極チップを、銅又は銅合金材料からなる厚板円板材を冷間鍛造プレスにより所定の電極チップ形状に成形した構成とするので、短時間で加工ができると共に、削り屑等が発生しない分、材料の無駄がなく、且つコストが安価となる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、銅又は銅合金材料で一体的に成形されたスポット溶接用電極チップの製造方法において、銅又は銅合金材料からなる丸棒材を所定の厚さ寸法で切断し、該切断された銅又は銅合金材料を冷間鍛造プレス工法により所定の電極チップ形状に成形することを特徴とする。
【0010】
上記のように銅又は銅合金材料からなる丸棒材を所定の厚さ寸法で切断し、これを冷間鍛造プレス工法により所定の電極チップ形状にするので、高価な銅又は銅合金材料を無駄にすることなく、しかも短時間で加工できるから、コストが安価となる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のスポット溶接用電極チップの製造方法において、冷間鍛造プレス工法は、スポット溶接用電極チップの外形形状の電極チップ成形用穴が形成された成形ダイスの該電極チップ成形用穴の上部開口に所定の厚さ寸法に切断された銅又は銅合金材料を載置し、該銅又は銅合金材料を電極チップ成形用穴の内径より所定寸法小さい外形寸法を有する成形ポンチで加圧成形する第1成形工程と、第1成形工程で成形された銅又は銅合金材料を前記成形ダイス又は同じ形状の電極チップ成形用穴を有する成形ダイスの該電極チップ成形用穴に挿入した後、該電極チップ成形用穴内径と同径の外径を有する成形ポンチで加圧成形する第2成形工程からなることを特徴とする。
【0012】
上記のように冷間鍛造プレス工法を、第1成形工程と第2成形工程に分けて行うので、第1成形工程で電極チップの概略形状、即ち半製品を成形し、第2成形工程で電極チップ全体の形状を整えることにより、加圧成形工程に無理なく、所定の電極チップ形状に成形することができる。
【0013】
請求項4に記載の発明は、銅又は銅合金材料で一体的に成形されたスポット溶接用電極チップの製造装置であって、所定形状で且つ内面を鏡面にした電極チップ成形用穴が形成された成形ダイス本体と該成形ダイス本体の外周をダイスサポートリングで補強した構造の成形ダイスと、成形ダイスの電極チップ成形用穴の内径より所定寸法小さい外形寸法を有する成形ポンチと、成形ダイスの電極チップ成形用穴の内径と同寸法の外形寸法を有する成形ポンチとを具備することを特徴とする。
【0014】
上記のように成形ダイスを所定形状で且つ内面が鏡面の成形用穴が形成された成形ダイス本体と、該成形ダイス本体の外周をダイスサポートリングで補強した構造とすることにより、従来この種の銅又は銅合金からなる製品を鍛造プレス工法で成形しようとすると、成形ダイスが割れるという問題があったが、ここでは成形ダイス本体の成形用穴の内面を鏡面にすると共に、該ダイス本体の外周をダイスサポートリングで補強したので、押し込み成形で成形ダイスが割れるということがなくなり、安価にスポット溶接用電極チップの製造が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図3は本発明に係るスポット溶接用電極チップの製造用冷間鍛造プレス装置の構成を示す図で、同図は第1成形工程に用いる冷間鍛造プレス装置の構成例を示す。図3において、31は成形ダイス本体であり、該成形ダイス本体31はHAP材からなり、スポット溶接用電極チップを成形するための、所定形状の成形用穴31aが形成されている。成形用穴31aは、放電加工で形成した後、内面をラッピング仕上げにより鏡面に仕上げている。また、成形ダイス本体31の外周をダイスサポートリング32で補強している。これは、ダイスサポートリング32を成形ダイス本体31に焼嵌めして構成する。
【0016】
上記成形ダイス本体31の外周をダイスサポートリング32で補強してなる成形ダイス30はダイプレート33上に固定され、ダイプレート33は装置台35に固定されている。成形ダイス本体31とダイプレート33には、リフターピン34が貫通する貫通穴31b、33aが形成されており、該リフターピン34はリフター36の頂部に取り付けられ、リフター量D1(例えば、5.0mm)で上下動できるようになっている。
【0017】
37は成形ポンチであり、該成形ポンチ37はポンチホルダー40により、バッキングプレート41を介在させてダイプレート42に取り付けられている。38はストッパーであり、該ストッパー38は吊りボルト43を介してダイプレート42に吊下げられている。該吊りボルト43の外周でストッパー38とポンチホルダー40の間にはコイルバネ39が設けられ、ストッパー38はコイルバネ39により、ポンチホルダー40から離間する方向に弾発されている。また、成形ポンチ37はダイス鋼からなる。
【0018】
図3に示す冷間鍛造プレス装置において、成形ダイス本体31の成形用穴31aの頂部には成形用穴31aの径より所定寸法大きい径の穴44aを有するガイド板44が載置されている。該ガイド板44の穴44a内に電極チップ15となる銅又は銅合金材からなる厚板円板材Mを挿入載置する。これにより厚板円板材Mは位置決めされ、成形用穴31aの開口部を閉塞する。この状態で、成形ポンチ37を所定の力で下降させると、図4に示すようにストッパー38がコイルバネ39に押された状態でガイド板44上面に当接すると共に、厚板円板材Mが成形用穴31a内に押し込まれる。更に成形ポンチ37を所定量下降させることにより、厚板円板材Mは更に押し込まれ、厚板円板材Mは成形用穴31aの内壁面に沿った形状の外形形状に成形される。
【0019】
厚板円板材Mは、図9に示すように銅又は銅合金(例えば、クロム銅)からなる丸棒100を所定の厚さに切断することによって得られる。
【0020】
図5は上記のように成形ポンチ37を下降させて厚板円板材Mを成形ダイス本体の成形用穴31a内に押し込んで成形した半製品の電極チップ15’の断面形状を示す図である。図示するように、厚板円板材Mを成形ポンチ37で成形用穴31a内に押し込んだだけの電極チップ15’では、成形が完全ではなく、特に端部15’aが平坦にならない。そこで本発明においては、第2成形工程で更に成形を行い電極チップ15’の全体を整え、電極チップ15を完成させている。
【0021】
図6は第2成形工程に用いる冷間鍛造プレス装置の構成例を示す図である。同図において、図3と同一符号を付した部分は同一部分を示す。50は成形ポンチであり、51はノックアウトピンである。成形ポンチ50はダイス鋼からなり、ポンチホルダー52を介してダイプレート53に取り付けられている。ノックアウトピン51は成形ポンチ50の中央部に形成された貫通穴50aを貫通しており、コイルバネ54で押圧されている。なお、D2はノックアウト量(例えば、5.0mm)である。
【0022】
上記構成の冷間鍛造プレス装置において、上記成形ポンチ37で厚板円板材Mを成形用穴31a内に押し込んで成形した半製品である電極チップ15’を成形ダイス本体31の成形用穴31aに挿入し、その上にノックアウトピン51及び成形ポンチ50を載置し、成形ポンチ50に高荷重を加え、電極チップ15’を成形用穴31aに押し込むことにより、電極チップ15’は全体の形状が整えられ(特に図5の端部が平坦に成形される)、図2に示す断面形状の電極チップ15ができる。
【0023】
従来このような銅又は銅合金からなる棒状の製品を成形ダイス30の成形用穴31aに挿入し、加圧押し込み成形しようとすると、成形ダイスが割れるため、このような銅又は銅合金からなる製品の冷間鍛造プレス工法は困難であった。ここでは、HAP材からなる成形ダイス本体31に成形用穴31aを形成しその内面をラッピング仕上げにより鏡面に仕上げ、更に成形ダイス本体31の外周にS45C材からなるダイスサポートリング32を焼嵌めして取り付け、補強したので、成形ダイス本体31を割ることなく、電極チップ15の表面を成形用穴31aの内面形状に成形することができる。
【0024】
上記のように成形された電極チップ15を用いたスポット電気溶接において、溶接作業を繰り返すと、100打点程度で図7に示すように電極チップ15の通電頭部表面に母材の変質層21が形成される。そこでこの変質層21を化学研磨剤を用いて化学研磨により除去し、この変質層21を除去した電極チップ15を図6に示す冷間鍛造プレス装置の成形ダイス本体31の成形用穴31aに挿入し、その上にノックアウトピン51及び成形ポンチ50を載置し、成形ポンチ50に高荷重を加え、電極チップ15を成形用穴31aに押し込むことにより、電極チップ15は成形用穴31aの形状に加圧成形され、電極チップ15は再生できる。
【0025】
上記のように化学研磨により母材の変質層21を除去することにより、図6に示す第2成形工程に用いる冷間鍛造プレス装置を用いることにより、通電頭部表面に母材の変質層21が形成した電極チップ15を容易に再生できる。即ち、電極チップ15の製造と通電頭部表面の母材の変質層21の除去再生を同一の冷間鍛造プレス装置を用いて実施できる。この化学研磨剤には、例えば硫酸及び過酸化水素を主成分とする銅及び銅化合物の化学研磨剤を用いる。このような化学研磨剤の一例としては、日本パーオキサイド株式会社製の「ハイブライト」がある。このような化学研磨剤の溶液に通電頭部表面に母材の変質層21が形成されたスポット溶接用電極チップ15を浸漬し、変質層21を除去した後、水洗い等により化学研磨剤を除去する。
【0026】
図8(a)、(b)、(c)は本発明に係るスポット溶接用電極チップの再生装置でΦ=16mmのスポット溶接用電極チップを再生する場合の再生工程を示す図である。図8(a)により化学研磨により母材の変質層が除去されたスポット溶接用電極チップ15を成形ダイス本体31の成形用穴31aに挿入する。この化学研磨により、変質層が除去されたスポット溶接用電極チップ15の頂部の径Φは、Φ=8mmである。これを図8(b)に示すように成形用穴31aの底部まで挿入するとスポット溶接用電極チップ15の頂部の外周(Φ=8mm)が成形ダイス本体31の内壁面に当接し、スポット溶接用電極チップ15の頂部と成形用穴31aの底面との間に間隙dができる。この状態でスポット溶接用電極チップ15はリフターピン34とノックアウトピン51の間に挟まれている。
【0027】
成形ポンチ50に高荷重を加え、スポット溶接用の電極チップ15を押し込むと、その頭部の外周部が成形用穴31aの壁面に押され、図8(c)に示すように成形用穴31aの底部壁面とスポット溶接用電極チップ15の頭部の外周面が密接するまで押し込まれ、該頭部の外径Φ=6mmとなり再生される。
【0028】
また、上記実施形態例では、第1成形工程に用いる冷間鍛造プレス装置(図3参照)と第2成形工程に用いる冷間鍛造プレス装置(図6参照)を別装置としたが、一つの装置とし、成形ダイス30を共通にし、成形ポンチ37を含む押圧部及び成形ポンチ50を含む押圧部を替える構成としてもよい。
【0029】
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお、直接明細書及び図面に記載がない何れの形状や構造や材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように各請求項に記載の発明によれば、下記のような優れた効果が得られる。
【0031】
請求項1に記載の発明によれば、電極チップを銅又は銅合金材からなる厚板円板材を冷間鍛造プレスにより所定の電極チップ形状に成形した構成とするので、短時間で加工ができると共に、削り屑等が発生しない分、材料の無駄がなく、且つコストが安価なスポット溶接用電極チップを提供できる。
【0032】
請求項2に記載の発明によれば、銅又は銅合金材料からなる丸棒材を所定の厚さ寸法で切断し、これを冷間鍛造プレス工法により所定の電極チップ形状にするので、高価な銅又は銅合金材料を無駄にすることなく、しかも短時間で加工できるから、コストが安価なスポット溶接用電極チップの製造方法を提供できる。
【0033】
請求項3に記載の発明によれば、冷間鍛造プレス工法を、第1成形工程と第2成形工程に分けて行うので、第1成形工程で電極チップの概略形状、即ち半製品を成形し、第2成形工程で電極チップ全体の形状を整えることにより、加圧成形工程に無理なく、所定の電極チップ形状に成形することができるスポット溶接用電極チップの製造方法を提供できる。
【0034】
請求項4に記載の発明によれば、成形ダイスを所定形状で且つ内面が鏡面の成形用穴が形成された成形ダイス本体と、該成形ダイス本体の外周をダイスサポートリングで補強した構造とすることにより、従来この種の銅又は銅合金からなる製品を鍛造プレス工法で成形しようとすると、成形ダイスが割れるという問題があったが、ここでは成形ダイス本体の成形用穴の内面を鏡面にすると共に、該ダイス本体の外周をダイスサポートリングで補強したので、押し込み成形で成形ダイスが割れるということがなくなり、安価にスポット溶接用電極チップの製造が可能となるスポット溶接用電極チップの製造装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スポット電気溶接の概略構成を示す図である。
【図2】スポット溶接用電極チップの形状を示す断面図である。
【図3】本発明に係るスポット溶接用電極チップの製造方法の第1成形工程に用いる冷間鍛造プレス装置の構成を示す図である。
【図4】本発明に係るスポット溶接用電極チップの製造方法の第1成形工程を説明する図である。
【図5】本発明に係るスポット溶接用電極チップの製造方法の第1成形工程で成形された電極チップの断面形状を示す図である。
【図6】本発明に係るスポット溶接用電極チップの製造方法の第2成形工程に用いる冷間鍛造プレス装置の構成を示す図である。
【図7】通電頭部に母材の変質層が形成されたスポット溶接用電極チップを示す断面図である。
【図8】本発明に係るスポット溶接用電極チップの製造装置による電極チップの再生工程を示す図である。
【図9】電極チップ成形用丸棒及び厚板円板材を示す図である。
【符号の説明】
11 上部電極
12 下部電極
13 電極ホルダー
14 サブホルダー
15 電極チップ
15’ 電極チップ
16 電極ホルダー
17 サブホルダー
19 金属板
20 金属板
21 変質層
30 成形ダイス
31 成形ダイス本体
32 ダイスサポートリング
33 ダイプレート
34 リフターピン
35 装置台
36 リフター
37 成形ポンチ
38 ストッパー
39 コイルバネ
40 ポンチホルダー
41 バッキングプレート
42 ダイプレート
43 吊りボルト
44 ガイド板
50 成形ポンチ
51 ノックアウトピン
52 ポンチホルダー
53 ダイプレート
54 コイルバネ

Claims (4)

  1. 銅又は銅合金材料で一体的に成形されたスポット溶接用電極チップであって、
    銅又は銅合金材料からなる厚板円板材を冷間鍛造プレスにより所定の電極チップ形状に成形したことを特徴とするスポット溶接用電極チップ。
  2. 銅又は銅合金材料で一体的に成形されたスポット溶接用電極チップの製造方法において、
    銅又は銅合金材料からなる丸棒材を所定の厚さ寸法で切断し、該切断された銅又は銅合金材料を冷間鍛造プレス工法により所定の電極チップ形状に成形することを特徴とするスポット溶接用電極チップの製造方法。
  3. 請求項2に記載のスポット溶接用電極チップの製造方法において、
    前記冷間鍛造プレス工法は、スポット溶接用電極チップの外形形状の電極チップ成形用穴が形成された成形ダイスの該電極チップ成形用穴の上部開口に前記所定の厚さ寸法に切断された銅又は銅合金材料を載置し、該銅又は銅合金材料を前記電極チップ成形用穴の内径より所定寸法小さい外形寸法を有する成形ポンチで加圧成形する第1成形工程と、
    前記第1成形工程で成形された銅又は銅合金材料を前記成形ダイス又は同じ形状の電極チップ成形用穴を有する成形ダイスの該電極チップ成形用穴に挿入した後、該電極チップ成形用穴内径と同径の外径を有する成形ポンチで加圧成形する第2成形工程からなることを特徴とするスポット溶接用電極チップの製造方法。
  4. 銅又は銅合金材料で一体的に成形されたスポット溶接用電極チップの製造装置であって、
    所定形状で且つ内面を鏡面にした電極チップ成形用穴が形成された成形ダイス本体と該成形ダイス本体の外周をダイスサポートリングで補強した構造の成形ダイスと、
    前記成形ダイスの電極チップ成形用穴の内径より所定寸法小さい外形寸法を有する成形ポンチと、
    前記成形ダイスの電極チップ成形用穴の内径と同寸法の外形寸法を有する成形ポンチとを具備することを特徴とするスポット溶接用電極チップの製造装置。
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