JP2004264655A - アルカリ現像型感光性樹脂組成物及びその樹脂組成物を用いたグリーンシート上へのパターン形成方法。 - Google Patents

アルカリ現像型感光性樹脂組成物及びその樹脂組成物を用いたグリーンシート上へのパターン形成方法。 Download PDF

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孝造 尾木
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Abstract

【課題】グリーンシートに特別な処理を施すことなく、高精度のパターンをグリーンシート上に形成すること。
【解決手段】無機粉末を40〜97重量部、カルボキシル基含有バインダー樹脂を0.5〜30重量部、光反応性重合化合物を0.5〜30重量部、光重合開始剤を0.2〜20重量部、及び有機溶剤を1〜30重量部含有する感光性樹脂組成物をグリーンシート上に印刷後、乾燥させて感光性フィルム層を形成し、その感光性フィルム層にフォトマスクを載せて、露光、現像することによりグリーンシート上にパターンを形成する。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子材料分野においてますます高まっている高密度化、ファインライン化に対応したフォトリソグラフィー法で好適にパターン形成することが可能なパターン形成材料及びそのパターンの形成方法に関する。さらに詳細には、グリーンシート上にパターンを形成するために用いるアルカリ現像型感光性樹脂組成物及びその樹脂組成物を用いたグリーンシート上へのパターン形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、焼結済みのセラミック基板、あるいは未焼成のセラミック粉体を有機バインダーや溶剤などを用いてスラリー状にし、ドクターブレード法などでシート状に造膜したグリーンシート等の電子セラミック部品への導体パターンの形成は、導電性ペーストを用いてスクリーン印刷法によって行われていた。スクリーン印刷法は低コストであるという利点は有するが、印刷精度に問題があり、ライン幅とスペースが80μm以下の微細なパターンを形成することは困難であり、近年、要求が高まっている高精細パターン化に対応することができない。
【0003】
このようなことから、微細なパターンを形成できるフォトリソグラフィー法により配線パターンを形成する技術が各種提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4参照)。
【0004】
特許文献1には、「導電性を有する金属粒子と、バインダー樹脂としてカルボキシル基を有するアクリル系主鎖ポリマにグリシジル基を有するエチレン性不飽和化合物を付加させたものと、光反応重合性化合物と、光重合開始剤を含む感光性導電ペーストを用いて導体パターンを形成する方法。」が開示されている。
【0005】
特許文献2には、「光硬化性樹脂組成物および紫外線吸収剤を含有する感光性グリーンシート上に紫外線を照射することにより、グリーンシートの耐薬品性や耐溶解性を改善し、導電性ペースト中に含まれる有機溶剤とグリーンシート中のポリマーバインダーの反応を抑制してパターンを形成する方法。」が開示されている。
【0006】
特許文献3には、「グリーンシート上に感光性樹脂組成物を光硬化した層を設けることにより、グリーンシートの耐薬品性や耐溶解性を改善し、導電性ペースト中に含まれる有機溶剤とグリーンシート中のポリマーバインダーの反応を抑制してパターンを形成する方法。」が開示されている。
【0007】
特許文献4には、「グリーンシートの表面に有機ビヒクルのバインダー成分をしみ込ませることにより感光性ビヒクルのしみ込みを防止する緻密層を形成して、パターンを形成する方法 。」が開示されている。
【0008】
【特許文献1】
特開平5−67405号公報
【特許文献2】
特開平7−135386号公報
【特許文献3】
特開平8−34096号公報
【特許文献4】
特開2001−320151号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に開示された方法によれば、ペースト中の感光性成分がグリーンシートに吸収されることにより感度不良となり、高精度の導体パターンを形成することはできないという欠点がある。
【0010】
また、特許文献2に開示された方法によれば、高精度のパターン形成が可能であるが、感光性グリーンシート中の感光性成分が架橋し、強固な3次元網目構造を形成する。このため、熱分解開始温度が高く、また、その架橋成分の樹脂量が多いため、脱バイ(脱バインダー)不良を起こし易いという欠点がある。
【0011】
また、特許文献3に開示された方法によれば、高精度のパターン形成が可能であるが、感光性樹脂組成物を光硬化した表面層(架橋成分)と未硬化のグリーンシート(非架橋成分)との間の熱分解開始温度の差に起因するマッチング不良から、光硬化した表面層の剥離が生じやすいという欠点がある。
【0012】
さらに、特許文献4に開示された方法によれば、グリーンシートの有機ビヒクル成分と感光性ペーストの有機ビヒクル成分の性質、特に、有機溶剤に対する溶解性が類似しているため、印刷した感光性ペーストのビヒクル成分のしみ込みを防止するには不十分であり、高精度のパターン形成をするのは困難である。
【0013】
本発明は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、グリーンシートに特別な処理を施すことなく、高精度のパターンを形成することができるアルカリ現像型感光性樹脂組成物、及びその樹脂組成物を用いて、少ない工程で、しかも低コストでグリーンシート上へパターンを形成することができる方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明者は前記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、
(a)無機粉末40〜97重量部、
(b)カルボキシル基含有バインダー樹脂0.5〜30重量部、
(c)光反応性重合化合物0.5〜30重量部、
(d)光重合開始剤0.2〜20重量部、および
(e)有機溶剤1〜30重量部を含むアルカリ現像型感光性樹脂組成物を用いることで、グリーンシートに特別な処理を施すことなく、グリーンシート上に高精度のパターンを、少ない工程で、しかも低コストで形成可能なことを見いだし、本発明を完成するに至った。
【0015】
上記のような配合の感光性樹脂組成物をグリーンシート上に印刷後、乾燥させて感光性フィルム層を形成し、その感光性フィルム層にフォトマスクを載せて、露光、現像することによりグリーンシート上に高精度のパターンを形成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
すなわち、本発明のグリーンシート上へのパターン形成方法は、感光性樹脂組成物をグリーンシート上に印刷後、乾燥させて感光性フィルム層を形成し、その感光性フィルム層にフォトマスクを載せて、露光、現像することによりパターン形成することを特徴している。
【0017】
また、そのための感光性樹脂組成物はアルカリ現像型であって、
(a)無機粉末40〜97重量部、
(b)カルボキシル基含有バインダー樹脂0.5〜30重量部、
(c)光反応性重合化合物0.5〜30重量部、
(d)光重合開始剤0.2〜20重量部、および
(e)有機溶剤1〜30重量部を含むことを特徴としている。
【0018】
各配合成分の限定理由は下記のとおりである。
【0019】
無機粉末が40重量部未満では、焼成後の膜密度が粗になるため、所定の電気特性が得られないという欠点があり、97重量部を超えると、グリーンシートへの密着が不可能になるという欠点がある。
【0020】
カルボキシル基含有バインダー樹脂は、未硬化時にはアルカリ可溶性であって、光硬化した部分のみがアルカリに対して不溶化するという特性を有し、フォトリソグラフィー法によるパターン形成のためのバインダー樹脂として好適に利用できるもので、非常に高いコントラストが得られる。カルボキシル基含有バインダー樹脂が0.5重量部未満では、光重合性が不十分でアルカリ現像時の解像度が低下するという欠点があり、30重量部を超えると樹脂組成物のペースト粘度が高くなりすぎて印刷性、塗工性が低下するという欠点がある。
【0021】
光反応性重合化合物は、感光性樹脂組成物の粘度を下げるため、また、架橋成分として使用されるものである。光反応性重合化合物が0.5重量部未満では、感光性の低下による解像度の低下が見られるという欠点があり、30重量部を超えると、硬化性が高くなりすぎてアルカリ現像時における現像性が低下するという欠点がある。
【0022】
光重合開始剤は、露光部を硬化させるための重合を開始するために添加されるものである。光重合開始剤が0.2重量部未満では、硬化不足から解像度が低下するという欠点があり、20重量部を超えると、樹脂組成物の保存安定性が低下するという欠点がある。
【0023】
有機溶剤は、樹脂組成物としての取り扱いをよくするための粘度調整用として添加されるものである。有機溶剤が1重量部未満では、粘度が高くて取り扱いが不便であるという欠点があり、30重量部を超えると、流動性過多により所望の厚さのペースト膜を印刷することができないという欠点がある。
【0024】
かくして、以上のような配合成分を有する感光性樹脂組成物をグリーンシート上に印刷後、乾燥させて感光性フィルム層を形成し、その感光性フィルム層にフォトマスクを載せて、露光、現像するという簡単な操作で、グリーンシートに特別な処理を施すことなく、高精度のパターンをグリーンシートに形成することが可能となる。
【0025】
光反応性重合化合物としては、分子量が400以上で且つ不飽和二重結合数が2以上である化合物が好ましい。というのは、分子量が400未満のものはグリーンシートに吸収されやすく、また、不飽和二重結合数が2以上でなければ、紫外線硬化後の架橋が不十分で、高精度のパターンを得るのが困難だからである。この点で、2−ヒドロキシエチルアクリレート(分子量116、不飽和二重結合数1)やトリメチロールプロパントリアクリレート(分子量296、不飽和二重結合数3)等の液状且つ低粘度の化合物は好ましくない。
【0026】
光反応性重合化合物としては、エポキシ(メタ)アクリレートオリゴマー、または、ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーが好ましい。これらの化合物は、分子量が大きいため、カルボキシル基含有バインダー樹脂と絡まりやすく、また、有機溶剤への溶解度が低分子化合物と比較して小さいため、グリーンシートへ吸収されにくいからである。また、紫外線に対する感度が高く、良好な架橋構造を形成するため、光反応性重合化合物として好適に使用しうる。なお、本明細書において、(メタ)アクリレートオリゴマーとは、アクリレートオリゴマーとメタアクリレートオリゴマーを総称する用語である。
【0027】
次に、本発明で用いることができる各配合成分の具体例について説明する。
(1)無機粉末について
無機粉末としては、Au、Ag、Cu、Pd、Pt、Ni、Al、W、Mo及びMn、もしくはこれらの合金からなる群から選択される金属粉末の少なくとも1種類を使用することができる。これらの金属粉末は、導体パターン形成のための樹脂組成物の配合成分として利用することができる。
【0028】
また、無機粉末としては、Si、Pb、B、P、Zn、Al、Ca、Mg、Ba、Na、K、Li、Ti及びNdの酸化物並びにこれらの酸化物を含有するガラスからなる群から選択される無機物粉末の少なくとも1種類を使用することができる。これらの無機物粉末は、誘電体パターン形成のための樹脂組成物の配合成分として利用することができる。
【0029】
さらに、無機粉末としては、Au、Ag、Cu、Pd、Pt、Ni、Al、W、Mo及びMn、もしくはこれらの合金からなる群から選択される少なくとも1種類の金属粉末と、Si、Pb、B、P、Zn、Al、Ca、Mg、Ba、Na、K、Li、Ti及びNdの酸化物並びにこれらの酸化物を含有するガラスからなる群から選択される少なくとも1種類の無機物粉末との組み合わせを用いることにより、グリーンシートへの良好な密着性と耐メッキ性と焼結時のグリーンシートに対する材質適合性が確保される。
【0030】
ガラスフリットとしては、例示するならば、B・Bi系、PbO・B系、PbO・SiO系、PbO・B・SiO系、PbO・Al・SiO系、ZnO・PbO・B系、ZnO・B系、SiO・B・BaO系、SiO・B・ZnO系、CaO・B系、CaO・B・ SiO系、CaO・PbO・SiO系、CaO・PbO・B・SiO系、MgO・B系、MgO・B・SiO系、MgO・PbO・SiO系、MgO・PbO・B・SiO系、SiO・B・RO系(Rはアルカリ金属で、Li、NaまたはK)、Nd・TiO・SiO系、SnO・ZnO・P系のガラス等の1種類もしくは2種類以上を含有するものを使用できる。
【0031】
また、必要に応じ、前記のAu、Ag、Cu、Pd、Pt、Ni、Al、W、Mo及びMn等の金属粉末の酸化物及び珪化物、Bi等も併用することができる。
【0032】
さらに、前記無機粉末については、その90重量%以上のマイクロトラックによる粒度分布の数値は、累積50%粒径が1.5〜4μmで、最大粒径が15μm以下で、粒度分布の標準偏差が1.5以下であることが好ましい。
【0033】
上記粒度範囲に限定した無機粉末はその単分散に由来して紫外線の透過率が高いため高感度であり、高精度のパターンを形成することが可能である。また、最大粒径を限定しているため、パターンの欠けや膨れがなく、直線性が良好である。
【0034】
上記粒度範囲に限定した無機粉末は、1種類のみでもよく、複数混合して使用することもできる。
【0035】
累積50%粒径とは、一つの粉体の集団の全体積を100%として体積累積カーブを求めたとき、その体積累積カーブが50%となる点の粒径を表したものであり、累積平均径として一般的に粒度分布を評価するパラメータの1つとして利用されている。
【0036】
粒度分布の標準偏差は次式により求められ、粒度分布の分布幅の目安となるものである。
【0037】
標準偏差=(d84%−d16%)/2
d84%とは、体積累積カーブが84%となる点の粒径であり、 d16%とは、体積累積カーブが16%となる点の粒径である。
【0038】
なお、無機粉末の粒度分布の測定は、次のようにして行った。すなわち、100ミリリットルのビーカーに無機粉末1gと50ミリリットルの2−プロパノールを入れ、45Wの出力の超音波洗浄器で5分間分散させた後、粒度分布をマイクロトラック法(マイクロトラック社製レーザー回折式粒度分布測定装置による方法)で測定した。
(2)カルボキシル基含有バインダー樹脂について
カルボキシル基含有バインダー樹脂としては、以下の化学式3で表されるカルボキシル基含有セルロース誘導体、または該カルボキシル基含有セルロース誘導体に、グリシジル基と不飽和二重結合を有する化合物および/またはイソシアネート基と不飽和二重結合を有する化合物を付加させてなる化合物が好ましい。
【0039】
【化3】
Figure 2004264655
【0040】
(化学式3において、Rは水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、−CRCOOH(Rは、炭素数2〜4のアルキル基、フェニル基もしくはシクロヘキシル基を表す)、−COHまたは−COCHを表し、各Rは同じでも異なっていてもよく、グルコースユニットあたり少なくとも0.1モルの−CRCOOHを含む)
また、カルボキシル基含有バインダー樹脂としては、下記の化学式4で表されるカルボキシル基含有アクリル系樹脂、または該カルボキシル基含有アクリル系樹脂に、グリシジル基と不飽和二重結合を有する化合物および/またはイソシアネート基と不飽和二重結合を有する化合物を付加させてなる化合物が好ましい。
【0041】
【化4】
Figure 2004264655
【0042】
(化学式4において、Rは水素原子もしくはCHを表し、それぞれ同じでも異なっていてもよく、Rは炭素数1〜18のアルキル基、フェニル基またはアリールアルキル基を表し、k、m、nは1以上の整数を表す)
さらに、カルボキシル基含有バインダー樹脂として、アルカリ可溶性を有する樹脂、例えば、スチレン−マレイン酸共重合体(および、これにグリシジルメタクリレート等を付加して、不飽和二重結合を導入した化合物)等も好適に使用できる。
【0043】
本発明の感光性樹脂組成物に用い得る、グリシジル基と不飽和二重結合を有する化合物の具体例としては、グリシジル(メタ)アクリレート、メチルグリシジル(メタ)アクリレート、アリルグリシジルエーテル、ダイセル化学工業社製サイクロマーM100及びA200などが挙げられ、これらの1種類もしくは2種類以上を組み合わせて使用することができる。なお、本明細書において、(メタ)アクリレートとは、アクリレートとメタアクリレートを総称する用語である。
【0044】
本発明の感光性樹脂組成物に用い得る、イソシアネート基と不飽和二重結合を有する化合物の具体例としては、メタクリロイルオキシエチルイソシアネート、もしくは(トリレンジイソシアネート(TDI)やメタンジイソシアネート(MDI)等のポリイソシアネートと2−ヒドロキシエチルアクリレートや4−ヒドロキシブチルアクリレート等の水酸基含有アクリレートの等モル反応生成物などが挙げられ、これらの1種類もしくは2種類以上を組み合わせて使用することができる。
【0045】
本発明におけるカルボキシル基含有バインダー樹脂の分子量は、1,000〜100,000の範囲であることが、アルカリ現像性、作業性の面から好ましい。この分子量が1,000未満の場合、最終的に得られる感光性樹脂組成物の粘度が低すぎるため、印刷性等が劣ることとなる。また、この分子量が100,000を超える場合には、バインダー能が高すぎるため、アルカリ現像時における現像性が劣ることとなる。
(3)光反応性重合化合物について
光反応性重合化合物は感光性樹脂組成物の粘度を下げるため、また、架橋成分として使用されるもので、上記したように、エポキシ(メタ)アクリレートオリゴマーまたはウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーが好ましく、具体的には、エポキシ(メタ)アクリレートオリゴマーとしては、NKオリゴEA−1020(新中村化学工業社製の分子量520、不飽和二重結合数2のもの)、NKオリゴEMA−1020(新中村化学工業社製の分子量540、不飽和二重結合数2のもの)、NKオリゴEA−6320(新中村化学工業社製の分子量1900、不飽和二重結合数4のもの)等を挙げることができる。
【0046】
ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーとしては、NKオリゴU−4HA(新中村化学工業社製の分子量600、不飽和二重結合数4のもの)、NKオリゴU−6HA(新中村化学工業社製の分子量1200、不飽和二重結合数6のもの)、NKオリゴUA−122P(新中村化学工業社製の分子量2700、不飽和二重結合数2のもの)等を挙げることができる。
【0047】
なお、感光性樹脂組成物の粘度を下げて作業性等を改善するために、高分子量のオリゴマーに、低分子量のモノマー成分を添加することができる。
(4)光重合開始材剤について
光重合開始剤は、露光部を硬化させるための重合を開始するために添加されるものであり、ベンジル、ベンゾフェノン、ミヒラーズケトン、アシルホスフィンオキシド類、ビスアシルホスフィンオキシド類、ベンジルケタール類、ベンゾイン類、ベンゾインエーテル類、アセトフェノン類、チオキサントン類やその誘導体等の公知の化合物が挙げられる。また、必要に応じ、アミノ安息香酸類や色素等の増感助剤を併用することもできる。
(5)有機溶剤について
有機溶剤は、感光性樹脂組成物としての取り扱いをよくするために粘度の調整用として添加されるものであり、テルピネオール、ジヒドロテルピネオール、エチルセルソルブ、ブチルセルソルブ、エチルカルビトール、ブチルカルビトール、及びこれらの酢酸エステル、ペンタンジオールアルキルエーテル、その他、芳香族系、アルコール系、エステル系、ケトン系等の有機溶剤を添加することができる。
【0048】
また、形成したパターンに可撓性を持たせて、ラインの欠損を抑制したり、印刷時の版乾きを防ぐために、いわゆる可塑剤を添加することもできる。
(6)その他の添加剤について
また、本発明では、感光性樹脂組成物の保存安定性を改善するために安定剤を添加することができる。特に、カルボキシル基とイオン架橋を形成し易い多価の金属の粉末、もしくは金属酸化物の粉末、または、ガラスフリット等を使用する場合には、安定剤を添加することにより保存安定性の改善が期待できる。例示するなら、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アクリル酸、オレイン酸、リノール酸等の脂肪酸、乳酸、ヒドロキシアクリル酸、酒石酸、クエン酸、サリチル酸、o−ヒドロキシフェニル酢酸、p−ヒドロキシフェニル酢酸、アスコルビン酸等のオキシカルボン酸、コハク酸、マロン酸、シュウ酸、アジピン酸等のジカルボン酸、グリシン、アスパラギン酸、アントラニル酸等のアミノ酸、その他、ベンゾトリアゾール類、リン酸エステル系界面活性剤、高分子量ポリカルボン酸の長鎖アミン塩、長鎖ポリアミノアマイドと高分子量ポリエステル酸の塩等がある。これらの安定剤は、1種もしくは2種以上を使用することができる。
【0049】
なお、本発明の特性を損なわない範囲で、アクリル系やシリコーン系の消泡剤・レベリング剤、基材への濡れ性を改善する界面活性剤、その他、酸化防止剤、熱重合禁止剤、カップリング剤、分散剤等を添加することができる。
【0050】
【実施例】
以下に本発明の好ましい実施例を説明するが、本発明は下記実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱しない範囲において適宜変更と修正が可能である。
1.カルボキシル基含有バインダー樹脂の合成例
(1)合成例1
攪拌器、コンデンサー、空気導入管および温度計を取り付けた1リットルのフラスコにハイドロキノンを0.055gと、化1または化3で表されるカルボン酸変性セルロース誘導体I(ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、信越化学工業製、HPMCPと略称)を110.0gと、エチルカルビトールアセテート185.0gを仕込み、70℃まで昇温してこれらの化合物を溶解した。
【0051】
これに空気を導入しながらグリシジルメタクリレートを35.8g仕込み、90℃まで昇温した。そのまま90〜95℃で5時間攪拌を継続した後、70℃まで降温し、メタクリロイルオキシエチルイソシアネート(昭和電工(株)製、カレンズMOI)を39.1g仕込み、そのまま70℃で4時間攪拌を継続して、カルボキシル基含有バインダー樹脂(P−1)を得た。
(2)合成例2
攪拌器、コンデンサー、空気導入管および温度計を取り付けた1リットルのフラスコにハイドロキノンを0.05gと、化1または化3で表されるカルボン酸変性セルロース誘導体II(ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、信越化学工業製、HPMCPと略称)を90.0gと、ブチルカルビトールアセテート210.0gを仕込み、70℃まで昇温してこれらの化合物を溶解した。
【0052】
これに空気を導入しながらメタクリロイルオキシエチルイソシアネート(昭和電工(株)製、カレンズMOI)を17.5g仕込み、そのまま70〜80℃で3時間攪拌を継続して、カルボキシル基含有バインダー樹脂(P−2)を得た。
(3)合成例3
攪拌器、コンデンサー、空気導入管および温度計を取り付けた1リットルのフラスコにハイドロキノンを0.05gと、化1または化3で表されるカルボン酸変性セルロース誘導体III(ヒドロキシプロピルメチルセルロースヘキサヒドロフタレート、信越化学工業製、HPMCHHPと略称)を90.0gと、ブチルカルビトールアセテート210.0gを仕込み、70℃まで昇温してこれらの化合物を溶解した。
【0053】
これに空気を導入しながらグリシジルメタクリレートを9.97g仕込み、90℃まで昇温した。そのまま90〜95℃で5時間攪拌を継続して、カルボキシル基含有バインダー樹脂(P−3)を得た。
(4)比較合成例1
攪拌器、コンデンサー、空気導入管および温度計を取り付けた1リットルのフラスコにハイドロキノンを0.05gと、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(信越化学工業製)を90.0gと、γ−ブチロラクトン210.0gを仕込み、70℃まで昇温してこれらの化合物を溶解した。
【0054】
これに空気を導入しながらメタクリロイルオキシエチルイソシアネート(昭和電工(株)製、カレンズMOI)を17.5g仕込み、そのまま70〜80℃で3時間攪拌を継続して、感光性バインダー樹脂(P−4)を得た。
【0055】
カルボン酸変性セルロース誘導体I〜IVのR1置換基は、以下の表1に示すとおりである。
【0056】
【表1】
Figure 2004264655
【0057】
2.各感光性樹脂組成物の配合成分は、それぞれ以下のとおりである。
(1)無機粉末
▲1▼無機粉末(A)
累積50%粒径が2.9μmで、最大粒径が13.1μmで、粒度分布の標準偏差が1.2の銀粉末
▲2▼無機粉末(B)
累積50%粒径が1.8μmで、最大粒径が7.8μmで、粒度分布の標準偏差が0.7の銀粉末
▲3▼無機粉末(C)
累積50%粒径が11.9μmで、最大粒径が62.2μmで、粒度分布の標準偏差が5.9の銀粉末
▲4▼無機粉末(D)
累積50%粒径が5.3μmで、最大粒径が26.2μmで、粒度分布の標準偏差が2.5の銀粉末
▲5▼無機粉末(E)
平均粒径が1μmの酸化チタン
▲6▼無機粉末(F)
SiO・B・BaO系で、軟化点が780℃で、平均粒径が1μmのガ ラスフリット
(2)カルボキシル基含有バインダー樹脂
合成例1〜3と比較合成例1にて得られた感光性バインダー樹脂(P−1〜P−4)と、表1記載のカルボキシル基含有セルロース誘導体IVと、サイクロマーP ACA250(メタクリル酸とアクリル酸ブチルの共重合体に脂環式エポキシアクリレートを付加させたもの)をバインダー樹脂として用いて、導体ペーストを作製した。
【0058】
なお、セルロース誘導体IVはγ―ブチロラクトンに溶解したもの(固形分40重量%)を使用した。
(3)光反応性重合化合物
▲1▼光反応性重合化合物(A)
NKオリゴEA−1020(新中村化学工業社製の分子量520、不飽和二重結合数2のもの)
▲2▼光反応性重合化合物(B)
NKオリゴEA−6320(新中村化学工業社製の分子量1900、不飽和二重結合数4のもの)
▲3▼光反応性重合化合物(C)
NKオリゴU−6HA(新中村化学工業社製の分子量1200、不飽和二重結合数6のもの)
▲4▼光反応性重合化合物(D)
2−ヒドロキシエチルアクリレート(分子量116、不飽和二重結合数1)
▲5▼光反応性重合化合物(E)
トリメチロールプロパントリアクリレート(分子量296、不飽和二重結合数3)
(4)光重合開始剤
2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モリフォリノプロパン−1−オン 1重量部
2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン 1重量部
2,4−ジエチルチオキサントン 1重量部
p−ジメチルアミノ安息香酸エチルエステル 1重量部
(5)有機溶剤
ブチルカルビトールアセテート
3.感光性樹脂組成物による評価基板の作製
以上の各配合成分を以下の表2〜表4に示すように配合したものを予備混合後、3本ロールミルで混練し、ペースト化した。そして、得られたペーストを#250メッシュのステンレススクリーンを用いてグリーンシート(日本電気硝子製のMLS−1000)上に20ミクロンの厚みで印刷後、80℃の熱風乾燥機で20分間乾燥し、図1に示すクロムマスクをのせて、200mJ/cmの平行光で露光した。次いで、液温30℃、濃度0.5重量%のNaCO水溶液でシャワリングしてアルカリ現像し、水洗、乾燥した。さらに、所定のパターンが印刷されたグリーンシートをベルトコンベヤ式焼成炉にて、空気中、ピーク温度900℃で10分間焼成することによって評価基板を作製した。
【0059】
【表2】
Figure 2004264655
【0060】
【表3】
Figure 2004264655
【0061】
【表4】
Figure 2004264655
【0062】
4.作製した評価基板の特性評価
(1)特性評価方法
作製した評価基板の特性としては、解像度を評価した。すなわち、ライン幅とスペースがそれぞれ75μm(75/75)の焼成パターンと、ライン幅とスペースがそれぞれ50μm(50/50)の焼成パターンを、80倍の光学顕微鏡で観察することによって、ライン形成性を評価した。その結果を表2〜表4に示す。表2〜表4において、解像度の記号の意味は次のとおりである。
【0063】
○=断線、短絡等の欠陥がない。
【0064】
△=断線、短絡もしくは、ラインの欠けや膨れがある。
【0065】
×=アルカリ現像できずグリーンシート全面に無機物が付着するか、又は、アルカリ現像時にパターンが剥離した。
(2)特性評価結果
▲1▼ 表2について
表2に明らかなように、分子量が400以上で、不飽和二重結合数が2以上の光反応性重合化合物を含む実施例1〜7の感光性樹脂組成物で作製した評価基板の解像度は良好であるが、光反応性重合化合物として分子量が400未満および/又は不飽和二重結合数が1であるもののみを含有する比較例1〜3の感光性樹脂組成物で作製した評価基板の解像度は良くない。
▲2▼ 表3について
表3に明らかなように、その90重量%以上のマイクロトラックによる粒度分布の数値について、累積50%粒径が1.5〜4μmで、最大粒径が15μm以下で、粒度分布の標準偏差が1.5以下である無機粉末を含有する実施例8〜11の感光性樹脂組成物で作製した評価基板の解像度は良好であるが、その90重量%以上のマイクロトラックによる粒度分布の数値について、累積50%粒径と最大粒径と粒度分布の標準偏差が上記範囲を外れている比較例4〜7の感光性樹脂組成物で作製した評価基板の解像度は良くない。
▲3▼ 表4について
表4に明らかなように、カルボキシル基を含有する化合物をバインダー樹脂とする実施例12〜16の感光性樹脂組成物で作製した評価基板の解像度は良好であるが、カルボキシル基を含有しない化合物をバインダー樹脂とする比較例8の感光性樹脂組成物で作製した評価基板の解像度は良くない。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の感光性樹脂組成物を用いると、グリーンシートに特別な処理を施すことなく、グリーンシートへの直接のパターン形成が可能であり、グリーンシート上に高精度のパターンを少ない工程で、しかも低コストで形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
露光時に用いたクロムマスクパターンの平面図である。
【符号の説明】
L…ライン幅
S…スペース

Claims (11)

  1. 感光性樹脂組成物をグリーンシート上に印刷後、乾燥させて感光性フィルム層を形成し、その感光性フィルム層にフォトマスクを載せて、露光、現像することによりパターン形成することを特徴とするグリーンシート上へのパターン形成方法。
  2. 請求項1記載のパターン形成のために使用するアルカリ現像型の感光性樹脂組成物であって、
    (a)無機粉末40〜97重量部、
    (b)カルボキシル基含有バインダー樹脂0.5〜30重量部、
    (c)光反応性重合化合物0.5〜30重量部、
    (d)光重合開始剤0.2〜20重量部、および
    (e)有機溶剤1〜30重量部を含むことを特徴とする感光性樹脂組成物。
  3. 光反応性重合化合物の分子量が400以上で且つ不飽和二重結合数が2以上の(メタ)アクリレートであることを特徴とする請求項2記載の感光性樹脂組成物。
  4. 光反応性重合化合物がエポキシ(メタ)アクリレートオリゴマーであることを特徴とする請求項2または3記載の感光性樹脂組成物。
  5. 光反応性重合化合物がウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーであることを特徴とする請求項2または3記載の感光性樹脂組成物。
  6. 無機粉末がAu、Ag、Cu、Pd、Pt、Ni、Al、W、Mo及びMn、もしくはこれらの合金からなる群から選択される金属粉末の少なくとも1種類であることを特徴とする請求項2乃至5の何れかに記載の感光性樹脂組成物。
  7. 無機粉末がSi、Pb、B、P、Zn、Al、Ca、Mg、Ba、Na、K、Li、Ti及びNdの酸化物並びにこれらの酸化物を含有するガラスからなる群から選択される無機粉末の少なくとも1種類であることを特徴とする請求項2乃至5の何れかに記載の感光性樹脂組成物。
  8. 無機粉末がAu、Ag、Cu、Pd、Pt、Ni、Al、W、Mo及びMn、もしくはこれらの合金からなる群から選択される少なくとも1種類の金属粉末と、Si、Pb、B、P、Zn、Al、Ca、Mg、Ba、Na、K、Li、Ti及びNdの酸化物並びにこれらの酸化物を含有するガラスからなる群から選択される少なくとも1種類の無機粉末とを含むことを特徴とする請求項2乃至5の何れかに記載の感光性樹脂組成物。
  9. 無機粉末の90重量%以上のマイクロトラックによる粒度分布の数値は、累積50%粒径が1.5〜4μmで、最大粒径が15μm以下で、粒度分布の標準偏差が1.5以下であることを特徴とする請求項2乃至8の何れかに記載の感光性樹脂組成物。
  10. カルボキシル基含有バインダー樹脂が、下記の化学式1で表されるカルボキシル基含有セルロース誘導体、または該カルボキシル基含有セルロース誘導体に、グリシジル基と不飽和二重結合を有する化合物および/またはイソシアネート基と不飽和二重結合を有する化合物を付加させてなる化合物であることを特徴とする請求項2乃至9の何れかに記載の感光性樹脂組成物。
    Figure 2004264655
    (化学式1において、Rは水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、−CRCOOH(Rは、炭素数2〜4のアルキル基、フェニル基もしくはシクロヘキシル基を表す)、−COHまたは−COCHを表し、各Rは同じでも異なっていてもよく、グルコースユニットあたり少なくとも0.1モルの−CRCOOHを含む)
  11. カルボキシル基含有バインダー樹脂が、下記の化学式2で表されるカルボキシル基含有アクリル系樹脂、または該カルボキシル基含有アクリル系樹脂に、グリシジル基と不飽和二重結合を有する化合物および/またはイソシアネート基と不飽和二重結合を有する化合物を付加させてなる化合物であることを特徴とする請求項2乃至9の何れかに記載の感光性樹脂組成物。
    Figure 2004264655
    (化学式2において、Rは水素原子もしくはCHを表し、それぞれ同じでも異なっていてもよく、Rは炭素数1〜18のアルキル基、フェニル基またはアリールアルキル基を表し、k、m、nは1以上の整数を表す)
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