JP2004263507A - 建物の基礎工法及び建築用基礎構造物 - Google Patents
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Abstract
【目的】建物の基礎工事を短期間で容易に行うことのできる基礎工法と基礎構造物を提供する。
【構成】地盤を根切りして成る施工部1に割栗地業2を施し、その上に防水シート3を介してモルタルを打設し、その固化前に耐圧板5を設置する。次に、耐圧板5上にレベル調整ボルト9を装着した座板8を配置し、これに穿設される長孔8Aに耐圧板上面から突出するアンカーボルト6を貫通させる。又、座板上面から突出するアンカーボルト11をベースプレート12の長孔12Aに貫通させ、長孔8A,12Aが直交する状態で座板8上にベースプレート12を配置する。そして、ベースプレート12上の支持脚14で横架材15を支持した後、座板8の高さ調整をして横架材15を水平状と成し、次いでアンカーボルト6,11にナットを締め付けて耐圧板5と座板8とベースプレート12とを緊結した後、耐圧板5と座板8の間隙に硬化剤18を充填する。
【選択図】 図1
【構成】地盤を根切りして成る施工部1に割栗地業2を施し、その上に防水シート3を介してモルタルを打設し、その固化前に耐圧板5を設置する。次に、耐圧板5上にレベル調整ボルト9を装着した座板8を配置し、これに穿設される長孔8Aに耐圧板上面から突出するアンカーボルト6を貫通させる。又、座板上面から突出するアンカーボルト11をベースプレート12の長孔12Aに貫通させ、長孔8A,12Aが直交する状態で座板8上にベースプレート12を配置する。そして、ベースプレート12上の支持脚14で横架材15を支持した後、座板8の高さ調整をして横架材15を水平状と成し、次いでアンカーボルト6,11にナットを締め付けて耐圧板5と座板8とベースプレート12とを緊結した後、耐圧板5と座板8の間隙に硬化剤18を充填する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は建物の基礎に係わり、特に建物の基礎工事を短期間で完結することのできる基礎工法、及びこれに用いる基礎構造物に関する。
【0002】
【従来の技術】
建物の基礎は、上部構造からの荷重を地盤に伝えるための重要な下部構造であり、これは形式によって独立フーティング(独立基礎)、連続フーティング(布基礎)、複合フーティング(複合基礎)、並びにベタ基礎(マット基礎)などに分類される。
【0003】
上記の各基礎は、杭などを用いずに上部構造からの荷重を基礎版から直接地盤に伝える直接基礎に属するが、このうち連続フーティングは掘削した地盤の底部に割栗事業を施し、その上に鉄筋及び型枠を組んでコンクリート製のフーティングを形成し、そのコンクリートが固化してから該フーティング上に型枠を再度組み上げて布基礎を形成するという手順を経る(例えば、特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−152889号公報(段落0002、図4)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
然し乍ら、上記のような基礎工法では、建物の外周や間仕切に沿ってフーティングや布基礎を連続して形成するので多くの生コンクリートを必要とする。又、鉄筋や型枠をその都度組み上げなければならず、しかもフーティングを成す生コンクリートが固化してからでないと布基礎を形成することができないので工期が長く、コンクリートの養生を含めると基礎工事全体で2週間程度を要した。
【0006】
尚、独立フーティングや複合フーティングではコンクリートブロックを用いる場合もあるが、各ブロックを定位置に正確に設置しないと、基礎梁や柱の組み付けに支障を来すという難点がある。
【0007】
本発明は以上のような事情に鑑みて成されたものであり、その目的は建物の基礎工事を短期間で容易に行うことのできる基礎工法と基礎構造物を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成する基礎工法として、所定の体積を有して上面から複数の第1アンカーボルトが突出されるコンクリート製の耐圧板を所定の間隔で施工部に設置し、その耐圧板上に第1アンカーボルトを貫通せしめる長孔を有して上面から複数の第2アンカーボルトが突出される高さ調整可能な座板を配置し、次いでその座板上に第2アンカーボルトを貫通せしめる長孔を備えたベースプレートをその長孔が前記座板の長孔と直交する状態に配置し、このベースプレート上に固着される支持脚を介して鉄骨などから成る横架材を支持した後、前記座板の高さ調整をして前記横架材を水平状と成し、次いで第1アンカーボルトと第2アンカーボルトにナットを締め付けて耐圧板と座板とベースプレートとを緊結することを特徴とする。
【0009】
又、耐圧板と座板とベースプレートとを緊結した後、耐圧板と座板の間隙に硬化剤を充填することを特徴し、更に施工部に耐圧板を設置する前に、その施工部に防水シートを介してセメントペースト、モルタル、又は生コンクリートを打設し、これが固化する前に耐圧板の設置を行うことを特徴とする。
【0010】
一方、基礎構造物として、所定の体積を有して上面から複数の第1アンカーボルトが突出されるコンクリート製の耐圧板と、その第1アンカーボルトを貫通せしめる長孔を有して前記耐圧板上に配置される高さ調整可能な座板と、この座板上に立てられる支持脚と、この支持脚により支持される横架材とを備え、前記座板にはその上面から複数の第2アンカーボルトが突出されると共に、前記支持脚の下端には第2アンカーボルトを貫通せしめる長孔を有したベースプレートが固着され、このベースプレートと前記座板が互いに長孔を直交させた状態で重なり合うようにしたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の適用例を図面に基づいて詳しく説明する。先ず、図1において、1は建物の構築するための施工部であり、この施工部1は地盤を所定の深さに根切りして形成される。尚、根切りは総掘り、布掘り、壷掘りの何れでも良いが、本例では壷掘りとされる。又、施工部1の底部には割栗地業2が施され、その上に防水シート3を介してセメントペースト、モルタル、又は生コンクリートを打設することにより固定化層4が形成される。
【0012】
そして、その種の施工部1には基礎底盤(フーティング)を成すコンクリート製(PC:プレキャストコンクリート)の耐圧板5が設置される。耐圧板5は所定の体積を有する上面が平らなブロック状の重量構造物であり、これには図示せぬ鉄筋と4本のアンカーボルト6(第1アンカーボルト)が埋設され、その上面からはアンカーボルト6の各上端が突出される。
【0013】
7はアンカーボルト6の引張強度を増すべく該アンカーボルトに取り付けられるアンカープレートであり、このアンカープレート7は耐圧板5の内部と上面にあって該耐圧板に一体的に固着される。又、8は耐圧板上に配置される鋼板製の座板であり、この座板8はレベル調整ボルト9により耐圧板5上で高さ調整可能に支持される。又、座板8にはアンカーボルト6が貫通され、その上部にナット10を装着して締め付けることにより、座板8が所定の高さで耐圧板5に緊結されるようになっている。更に、座板8には4本のアンカーボルト11(第2アンカーボルト)が固定され、その各上端が座板8の上面より突出されている。
【0014】
12は座板上に摺動可能に配置されるベースプレートであり、このベースプレート12にはアンカーボルト11が貫通され、そのアンカーボルト11にナット13を装着して締め付けることにより、ベースプレート12が所定の位置で座板8に緊結されるようになっている。又、ベースプレート12の上面中央部には束(つか)状を成す支持脚14の下端が固着され、その支持脚14により横架材15(布基礎に相当)が支持される構成としてある。
【0015】
そして、以上のような部材から構成される基礎構造物によれば、横架材15上に建物の柱16を立てて順次組み上げられる上部構造の荷重を地盤に伝える役割を果たす。尚、横架材15の上面と柱16の下端には夫れ夫れ連結用の結合金具17A,17Bが取り付けられ、その結合金具17A,17Bを介して横架材15と柱16が連結されるようにしてある。又、図1において、18は無収縮性のモルタルなどから成る硬化剤であり、これは根切りした施工部1を埋め戻す前に耐圧板5と座板8との間に充填され、両者の間隙を耐力的に埋める働きをする。
【0016】
次に、図2〜図4において、係る基礎構造物を構成する部材の形態を説明すれば、先ず図2において、アンカープレート7は方形状の鋼板で成り、その四隅に上記のアンカーボルト6が貫通されている。
【0017】
又、図3において、座板8はアンカープレート7と同等の面積を有する方形状の鋼板で成り、その四隅にはアンカーボルト7に対応して4つの長孔8Aが左右2つずつ並列状に穿設されている。更に、座板8の中央部には上記のアンカーボルト11が左右2本ずつ平行状態で立てられ、その各アンカーボルト11で囲まれる領域の外側には、その領域を挟んで図1に示したレベル調整ボルト9を螺入するためのネジ孔8Bが形成される。
【0018】
更に、図4において、ベースプレート12は図3に示したネジ孔8Bの間隔より幅狭な方形状の鋼板で成り、これにはアンカーボルト11に対応する長孔12Aが支持脚14を挟んで2つずつ並列状に穿設されている。尚、図4から明らかなように、本例において支持脚14はH形鋼で成り、その下端は溶接によってベースプレート12の上面に固着されている。
【0019】
次に、図5は係る基礎構造物の斜視分解図を示す。この図から明らかなように、座板8は4つの長孔8Aに夫れ夫れアンカーボルト6を貫通せしめた状態で耐圧板5上に配置され、そのネジ孔8Bにはレベル調整ボルト9がねじ込まれる。よって、座板8はレベル調整ボルト9により耐圧板5上で高さ調整可能に支持され、しかも長孔8Aによって耐圧板5の上面に沿う水平面内で一方向にのみ移動を許容される。
【0020】
一方、ベースプレート12はこれに穿設した長孔12Aが座板の長孔8Aと直交する状態で座板8上に配置され、4つの長孔12Aには夫れ夫れ座板8の上面より突出するアンカーボルト11が貫通される。よって、ベースプレート12は座板8の上面に沿って該座板の移動方向と直交する一方向にのみ摺動可能とされる。尚、図5のように横架材15も支持脚14と同じくH形鋼であり、その下端には予め所定の間隔で支持脚14が固着される。本例において、その固着は溶接により行われるが、これをボルト止めすることも可能である。
【0021】
ここで、以上のような基礎構造物を用いて建物の基礎を構築する方法を説明する。図6はその工程図であり、係る基礎工法によれば、先ず建物の建築用地内において、図6(A)のようにその地盤を所定深度に根切り(主として壷掘り)して施工部1と成し、その底部に割栗地業2を施し、その上に防水シート3を敷設する。
【0022】
次に、図6(B)のように、防水シート3上にセメントペースト、モルタル、又は生コンクリート(本例においてモルタル)を打設して所定厚の固定化層4を形成する。そして、その固定化層4(モルタル)が固化する前に、図6(C)のように耐圧板5を施工部1上に所定の間隔で設置する。尚、その設置にはクレーン車などが好適に用いられる。又、防水シート3は耐圧板5の設置圧によって固定化層4を成すモルタルが地盤中に浸透するのを防ぐものであり、これにはビニールシートその他の合成樹脂シートが好適に用いられる。
【0023】
よって、固定化層4上に耐圧板5を設置すると、これが防水シート3上にモルタルを介して隙間なく水平状に設置される一方、耐圧板5により加圧されたもモルタルの多くは図6(D)のように地盤中に浸透せずして耐圧板5の周囲に押し出され、その固化によって耐圧板5が地盤に対して強力に定着される。
【0024】
斯くて、耐圧板5の設置が完了したら、その上面上に図6(E)のようにレベル調整ボルト9を貫通せしめた座板8を配置し、その長孔8A(図5参照)に耐圧板の上面から突出するアンカーボルト6を貫通せしめ、次いで図6(F)のように座板8上にベースプレート12を配置し、その長孔12A(図5参照)に座板の上面から突出するアンカーボルト11を貫通せしめる。そして、ベースプレート12上に立てられる支持脚14を介して横架材15を支持するのであるが、このとき座板8とベースプレート12が両者の接合面に沿って互いに直交方向に摺動することによって各耐圧板5の間で横架材15の架設が不能になることがなく、各耐圧板5の設置位置が前後左右に多少ずれていても、そのずれを座板8とベースプレート12の摺動により修正することができる。尚、ベースプレート12、支持脚14、及び横架材15は工場にて予め結合したものを現場に搬送するが、それらを現場で溶接するなどして結合してもよい。
【0025】
そして、支持脚14による横架材15の支持後、レベル調整ボルト9の操作により座板8の高さ調整を行って横架材15を水平出し(レベル調整)をしたら、アンカーボルト6,11に夫れ夫れナット10,13(図5参照)を締め付けて耐圧板5、座板8、及びベースプレート12を緊結する。
【0026】
その後、横架材15上に結合金具17A,17Bを介して柱16を立てて建物の上部構造を順次組み上げる一方、耐圧板5と座板8との間にはその周囲に図示せぬ型枠パネルを当てて長孔8Aから硬化剤18(図1参照)を充填し、その間隙を上部からの圧縮荷重に耐え得るよう埋めてやる。尚、硬化剤18としては、モルタルそれも硬化収縮を発生しない無収縮性モルタル、又は合成樹脂が好適に用いられる。そして、硬化剤18の硬化後、耐圧板5の設置部分(地盤を掘削した施工部1)を埋め戻して基礎工事を完了する。
【0027】
ここで、耐圧板5は図7のように建物の外周や間仕切に沿って所定の間隔で設置され、その各耐圧板5上に架設される横架材15の間には基礎梁19が架設され、基礎梁19は耐圧板5より小型のコンクリートブロック20により部分的に支持される。
【0028】
以上、本発明について説明したが、支持脚や横架材はH形鋼に限らず、I形鋼、溝形鋼、又は角パイプといった鉄骨を用いることができる。又、施工部は地盤を根切りして形成することに限らず、整地するだけでもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、所定の体積を有して上面から複数の第1アンカーボルトが突出されるコンクリート製の耐圧板を所定の間隔で施工部に設置することから、コンクリートの現場打ちによりフーティングを連続して形成するものに比べコンクリートの使用量を大幅に削減でき、しかも現場でのコンクリートの養生を必要としないので工期の短縮を図れる。
【0030】
又、耐圧板上に高さ調整可能な座板を介してベースプレートを配置し、そのベースプレート上に直立状に固着される支持脚により布基礎と成す横架材を支持するようにしていることから、横架材の水平出しを容易かつ確実に行え、しかも座板とベースプレートが耐圧板の上面に沿って互いに直交方向へ摺動可能とされることから耐圧板の設置位置が前後左右に多少ずれていても横架材を適正に支持することができる。
【0031】
更に、耐圧板の上面より突出される第1アンカーボルトと、座板の上面より突出される第2アンカーボルトに夫れ夫れナットを締め付けて耐圧板、座板、及びベースプレートを緊結することから引張り応力に対して大きな耐力を有し、しかも耐圧板と座板との間には硬化剤を充填するので上部構造からの圧縮応力に対しても大きな耐力を有した基礎と成すことができる。
【0032】
又、施工部に耐圧板を設置する前に、その施工部に防水シートを介してセメントペースト、モルタル、又は生コンクリートを打設し、これが固化する前に耐圧板の設置を行うようにしていることから、耐圧板を地盤に対して隙間なく強力に定着せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基礎構造を示す部分断面図
【図2】アンカープレートの平面図
【図3】座板の平面図
【図4】ベースプレートの平面図
【図5】本発明に係る基礎構造物の斜視分解図
【図6】本発明に係る基礎工法の工程図
【図7】本発明に係る基礎伏図
【符号の説明】
1 施工部
2 割栗地業
3 防水シート
4 固定化層(モルタル)
5 耐圧板
6 第1アンカーボルト
7 アンカープレート
8 座板
8A 長孔
9 レベル調整ボルト
10 ナット
11 第2アンカーボルト
12 ベースプレート
12A 長孔
13 ナット
14 支持脚
15 横架材
18 硬化剤
【発明の属する技術分野】
本発明は建物の基礎に係わり、特に建物の基礎工事を短期間で完結することのできる基礎工法、及びこれに用いる基礎構造物に関する。
【0002】
【従来の技術】
建物の基礎は、上部構造からの荷重を地盤に伝えるための重要な下部構造であり、これは形式によって独立フーティング(独立基礎)、連続フーティング(布基礎)、複合フーティング(複合基礎)、並びにベタ基礎(マット基礎)などに分類される。
【0003】
上記の各基礎は、杭などを用いずに上部構造からの荷重を基礎版から直接地盤に伝える直接基礎に属するが、このうち連続フーティングは掘削した地盤の底部に割栗事業を施し、その上に鉄筋及び型枠を組んでコンクリート製のフーティングを形成し、そのコンクリートが固化してから該フーティング上に型枠を再度組み上げて布基礎を形成するという手順を経る(例えば、特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−152889号公報(段落0002、図4)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
然し乍ら、上記のような基礎工法では、建物の外周や間仕切に沿ってフーティングや布基礎を連続して形成するので多くの生コンクリートを必要とする。又、鉄筋や型枠をその都度組み上げなければならず、しかもフーティングを成す生コンクリートが固化してからでないと布基礎を形成することができないので工期が長く、コンクリートの養生を含めると基礎工事全体で2週間程度を要した。
【0006】
尚、独立フーティングや複合フーティングではコンクリートブロックを用いる場合もあるが、各ブロックを定位置に正確に設置しないと、基礎梁や柱の組み付けに支障を来すという難点がある。
【0007】
本発明は以上のような事情に鑑みて成されたものであり、その目的は建物の基礎工事を短期間で容易に行うことのできる基礎工法と基礎構造物を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成する基礎工法として、所定の体積を有して上面から複数の第1アンカーボルトが突出されるコンクリート製の耐圧板を所定の間隔で施工部に設置し、その耐圧板上に第1アンカーボルトを貫通せしめる長孔を有して上面から複数の第2アンカーボルトが突出される高さ調整可能な座板を配置し、次いでその座板上に第2アンカーボルトを貫通せしめる長孔を備えたベースプレートをその長孔が前記座板の長孔と直交する状態に配置し、このベースプレート上に固着される支持脚を介して鉄骨などから成る横架材を支持した後、前記座板の高さ調整をして前記横架材を水平状と成し、次いで第1アンカーボルトと第2アンカーボルトにナットを締め付けて耐圧板と座板とベースプレートとを緊結することを特徴とする。
【0009】
又、耐圧板と座板とベースプレートとを緊結した後、耐圧板と座板の間隙に硬化剤を充填することを特徴し、更に施工部に耐圧板を設置する前に、その施工部に防水シートを介してセメントペースト、モルタル、又は生コンクリートを打設し、これが固化する前に耐圧板の設置を行うことを特徴とする。
【0010】
一方、基礎構造物として、所定の体積を有して上面から複数の第1アンカーボルトが突出されるコンクリート製の耐圧板と、その第1アンカーボルトを貫通せしめる長孔を有して前記耐圧板上に配置される高さ調整可能な座板と、この座板上に立てられる支持脚と、この支持脚により支持される横架材とを備え、前記座板にはその上面から複数の第2アンカーボルトが突出されると共に、前記支持脚の下端には第2アンカーボルトを貫通せしめる長孔を有したベースプレートが固着され、このベースプレートと前記座板が互いに長孔を直交させた状態で重なり合うようにしたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の適用例を図面に基づいて詳しく説明する。先ず、図1において、1は建物の構築するための施工部であり、この施工部1は地盤を所定の深さに根切りして形成される。尚、根切りは総掘り、布掘り、壷掘りの何れでも良いが、本例では壷掘りとされる。又、施工部1の底部には割栗地業2が施され、その上に防水シート3を介してセメントペースト、モルタル、又は生コンクリートを打設することにより固定化層4が形成される。
【0012】
そして、その種の施工部1には基礎底盤(フーティング)を成すコンクリート製(PC:プレキャストコンクリート)の耐圧板5が設置される。耐圧板5は所定の体積を有する上面が平らなブロック状の重量構造物であり、これには図示せぬ鉄筋と4本のアンカーボルト6(第1アンカーボルト)が埋設され、その上面からはアンカーボルト6の各上端が突出される。
【0013】
7はアンカーボルト6の引張強度を増すべく該アンカーボルトに取り付けられるアンカープレートであり、このアンカープレート7は耐圧板5の内部と上面にあって該耐圧板に一体的に固着される。又、8は耐圧板上に配置される鋼板製の座板であり、この座板8はレベル調整ボルト9により耐圧板5上で高さ調整可能に支持される。又、座板8にはアンカーボルト6が貫通され、その上部にナット10を装着して締め付けることにより、座板8が所定の高さで耐圧板5に緊結されるようになっている。更に、座板8には4本のアンカーボルト11(第2アンカーボルト)が固定され、その各上端が座板8の上面より突出されている。
【0014】
12は座板上に摺動可能に配置されるベースプレートであり、このベースプレート12にはアンカーボルト11が貫通され、そのアンカーボルト11にナット13を装着して締め付けることにより、ベースプレート12が所定の位置で座板8に緊結されるようになっている。又、ベースプレート12の上面中央部には束(つか)状を成す支持脚14の下端が固着され、その支持脚14により横架材15(布基礎に相当)が支持される構成としてある。
【0015】
そして、以上のような部材から構成される基礎構造物によれば、横架材15上に建物の柱16を立てて順次組み上げられる上部構造の荷重を地盤に伝える役割を果たす。尚、横架材15の上面と柱16の下端には夫れ夫れ連結用の結合金具17A,17Bが取り付けられ、その結合金具17A,17Bを介して横架材15と柱16が連結されるようにしてある。又、図1において、18は無収縮性のモルタルなどから成る硬化剤であり、これは根切りした施工部1を埋め戻す前に耐圧板5と座板8との間に充填され、両者の間隙を耐力的に埋める働きをする。
【0016】
次に、図2〜図4において、係る基礎構造物を構成する部材の形態を説明すれば、先ず図2において、アンカープレート7は方形状の鋼板で成り、その四隅に上記のアンカーボルト6が貫通されている。
【0017】
又、図3において、座板8はアンカープレート7と同等の面積を有する方形状の鋼板で成り、その四隅にはアンカーボルト7に対応して4つの長孔8Aが左右2つずつ並列状に穿設されている。更に、座板8の中央部には上記のアンカーボルト11が左右2本ずつ平行状態で立てられ、その各アンカーボルト11で囲まれる領域の外側には、その領域を挟んで図1に示したレベル調整ボルト9を螺入するためのネジ孔8Bが形成される。
【0018】
更に、図4において、ベースプレート12は図3に示したネジ孔8Bの間隔より幅狭な方形状の鋼板で成り、これにはアンカーボルト11に対応する長孔12Aが支持脚14を挟んで2つずつ並列状に穿設されている。尚、図4から明らかなように、本例において支持脚14はH形鋼で成り、その下端は溶接によってベースプレート12の上面に固着されている。
【0019】
次に、図5は係る基礎構造物の斜視分解図を示す。この図から明らかなように、座板8は4つの長孔8Aに夫れ夫れアンカーボルト6を貫通せしめた状態で耐圧板5上に配置され、そのネジ孔8Bにはレベル調整ボルト9がねじ込まれる。よって、座板8はレベル調整ボルト9により耐圧板5上で高さ調整可能に支持され、しかも長孔8Aによって耐圧板5の上面に沿う水平面内で一方向にのみ移動を許容される。
【0020】
一方、ベースプレート12はこれに穿設した長孔12Aが座板の長孔8Aと直交する状態で座板8上に配置され、4つの長孔12Aには夫れ夫れ座板8の上面より突出するアンカーボルト11が貫通される。よって、ベースプレート12は座板8の上面に沿って該座板の移動方向と直交する一方向にのみ摺動可能とされる。尚、図5のように横架材15も支持脚14と同じくH形鋼であり、その下端には予め所定の間隔で支持脚14が固着される。本例において、その固着は溶接により行われるが、これをボルト止めすることも可能である。
【0021】
ここで、以上のような基礎構造物を用いて建物の基礎を構築する方法を説明する。図6はその工程図であり、係る基礎工法によれば、先ず建物の建築用地内において、図6(A)のようにその地盤を所定深度に根切り(主として壷掘り)して施工部1と成し、その底部に割栗地業2を施し、その上に防水シート3を敷設する。
【0022】
次に、図6(B)のように、防水シート3上にセメントペースト、モルタル、又は生コンクリート(本例においてモルタル)を打設して所定厚の固定化層4を形成する。そして、その固定化層4(モルタル)が固化する前に、図6(C)のように耐圧板5を施工部1上に所定の間隔で設置する。尚、その設置にはクレーン車などが好適に用いられる。又、防水シート3は耐圧板5の設置圧によって固定化層4を成すモルタルが地盤中に浸透するのを防ぐものであり、これにはビニールシートその他の合成樹脂シートが好適に用いられる。
【0023】
よって、固定化層4上に耐圧板5を設置すると、これが防水シート3上にモルタルを介して隙間なく水平状に設置される一方、耐圧板5により加圧されたもモルタルの多くは図6(D)のように地盤中に浸透せずして耐圧板5の周囲に押し出され、その固化によって耐圧板5が地盤に対して強力に定着される。
【0024】
斯くて、耐圧板5の設置が完了したら、その上面上に図6(E)のようにレベル調整ボルト9を貫通せしめた座板8を配置し、その長孔8A(図5参照)に耐圧板の上面から突出するアンカーボルト6を貫通せしめ、次いで図6(F)のように座板8上にベースプレート12を配置し、その長孔12A(図5参照)に座板の上面から突出するアンカーボルト11を貫通せしめる。そして、ベースプレート12上に立てられる支持脚14を介して横架材15を支持するのであるが、このとき座板8とベースプレート12が両者の接合面に沿って互いに直交方向に摺動することによって各耐圧板5の間で横架材15の架設が不能になることがなく、各耐圧板5の設置位置が前後左右に多少ずれていても、そのずれを座板8とベースプレート12の摺動により修正することができる。尚、ベースプレート12、支持脚14、及び横架材15は工場にて予め結合したものを現場に搬送するが、それらを現場で溶接するなどして結合してもよい。
【0025】
そして、支持脚14による横架材15の支持後、レベル調整ボルト9の操作により座板8の高さ調整を行って横架材15を水平出し(レベル調整)をしたら、アンカーボルト6,11に夫れ夫れナット10,13(図5参照)を締め付けて耐圧板5、座板8、及びベースプレート12を緊結する。
【0026】
その後、横架材15上に結合金具17A,17Bを介して柱16を立てて建物の上部構造を順次組み上げる一方、耐圧板5と座板8との間にはその周囲に図示せぬ型枠パネルを当てて長孔8Aから硬化剤18(図1参照)を充填し、その間隙を上部からの圧縮荷重に耐え得るよう埋めてやる。尚、硬化剤18としては、モルタルそれも硬化収縮を発生しない無収縮性モルタル、又は合成樹脂が好適に用いられる。そして、硬化剤18の硬化後、耐圧板5の設置部分(地盤を掘削した施工部1)を埋め戻して基礎工事を完了する。
【0027】
ここで、耐圧板5は図7のように建物の外周や間仕切に沿って所定の間隔で設置され、その各耐圧板5上に架設される横架材15の間には基礎梁19が架設され、基礎梁19は耐圧板5より小型のコンクリートブロック20により部分的に支持される。
【0028】
以上、本発明について説明したが、支持脚や横架材はH形鋼に限らず、I形鋼、溝形鋼、又は角パイプといった鉄骨を用いることができる。又、施工部は地盤を根切りして形成することに限らず、整地するだけでもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、所定の体積を有して上面から複数の第1アンカーボルトが突出されるコンクリート製の耐圧板を所定の間隔で施工部に設置することから、コンクリートの現場打ちによりフーティングを連続して形成するものに比べコンクリートの使用量を大幅に削減でき、しかも現場でのコンクリートの養生を必要としないので工期の短縮を図れる。
【0030】
又、耐圧板上に高さ調整可能な座板を介してベースプレートを配置し、そのベースプレート上に直立状に固着される支持脚により布基礎と成す横架材を支持するようにしていることから、横架材の水平出しを容易かつ確実に行え、しかも座板とベースプレートが耐圧板の上面に沿って互いに直交方向へ摺動可能とされることから耐圧板の設置位置が前後左右に多少ずれていても横架材を適正に支持することができる。
【0031】
更に、耐圧板の上面より突出される第1アンカーボルトと、座板の上面より突出される第2アンカーボルトに夫れ夫れナットを締め付けて耐圧板、座板、及びベースプレートを緊結することから引張り応力に対して大きな耐力を有し、しかも耐圧板と座板との間には硬化剤を充填するので上部構造からの圧縮応力に対しても大きな耐力を有した基礎と成すことができる。
【0032】
又、施工部に耐圧板を設置する前に、その施工部に防水シートを介してセメントペースト、モルタル、又は生コンクリートを打設し、これが固化する前に耐圧板の設置を行うようにしていることから、耐圧板を地盤に対して隙間なく強力に定着せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基礎構造を示す部分断面図
【図2】アンカープレートの平面図
【図3】座板の平面図
【図4】ベースプレートの平面図
【図5】本発明に係る基礎構造物の斜視分解図
【図6】本発明に係る基礎工法の工程図
【図7】本発明に係る基礎伏図
【符号の説明】
1 施工部
2 割栗地業
3 防水シート
4 固定化層(モルタル)
5 耐圧板
6 第1アンカーボルト
7 アンカープレート
8 座板
8A 長孔
9 レベル調整ボルト
10 ナット
11 第2アンカーボルト
12 ベースプレート
12A 長孔
13 ナット
14 支持脚
15 横架材
18 硬化剤
Claims (4)
- 所定の体積を有して上面から複数の第1アンカーボルトが突出されるコンクリート製の耐圧板を所定の間隔で施工部に設置し、その耐圧板上に第1アンカーボルトを貫通せしめる長孔を有して上面から複数の第2アンカーボルトが突出される高さ調整可能な座板を配置し、次いでその座板上に第2アンカーボルトを貫通せしめる長孔を備えたベースプレートをその長孔が前記座板の長孔と直交する状態に配置し、このベースプレート上に固着される支持脚を介して鉄骨などから成る横架材を支持した後、前記座板の高さ調整をして前記横架材を水平状と成し、次いで第1アンカーボルトと第2アンカーボルトにナットを締め付けて耐圧板と座板とベースプレートとを緊結することを特徴とする建物の基礎工法。
- 耐圧板と座板とベースプレートとを緊結した後、耐圧板と座板の間隙に硬化剤を充填することを特徴とする請求項1に記載した建物の基礎工法。
- 施工部に耐圧板を設置する前に、その施工部に防水シートを介してセメントペースト、モルタル、又は生コンクリートを打設し、これが固化する前に耐圧板の設置を行うことを特徴とする請求項1に記載した建物の基礎工法。
- 所定の体積を有して上面から複数の第1アンカーボルトが突出されるコンクリート製の耐圧板と、その第1アンカーボルトを貫通せしめる長孔を有して前記耐圧板上に配置される高さ調整可能な座板と、この座板上に立てられる支持脚と、この支持脚により支持される横架材とを備え、前記座板にはその上面から複数の第2アンカーボルトが突出されると共に、前記支持脚の下端には第2アンカーボルトを貫通せしめる長孔を有したベースプレートが固着され、このベースプレートと前記座板が互いに長孔を直交させた状態で重なり合うようにしたことを特徴とする建築用基礎構造物。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2003
- 2003-03-04 JP JP2003056990A patent/JP2004263507A/ja active Pending
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