JP6953723B2 - 免震構造物の施工方法 - Google Patents

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本発明は、免震構造物の施工方法に関する。
特許文献1には、免震構造物が開示されている。具体的には、地盤上に底盤が設けられ、底盤には凸部が杭の直上の位置に形成され、その凸部上に免震ゴムが設置されている。建物躯体の底部には基礎梁が縦横に設けられており、免震ゴムが基礎梁の交差部の下には免震ゴムが設置され、基礎梁の交差部の上には躯体の柱が構築されている。
特開平9−273162号公報
特許文献1の免震構造物の施工にあたっては、まず地盤上に底盤を構築した後、底盤の凸部上に免震ゴムを設置する。次に、基礎梁を縦横に構築した後、基礎梁の交差部の上に柱を構築する。従って、基礎梁の交差部のコンクリートが硬化しないと、建物躯体の柱を構築することができない。そのため、躯体建物の構築が遅れてしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、免震構造物の上側の建物躯体の工期を短縮できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の一態様は、地盤上の下部基礎上に免震支承を設置する工程と、プレキャストコンクリート製の底版の上面から突出して起立した縦筋を有する前記底版を前記免震支承上に設置して、プレキャストコンクリート製の柱脚部材を前記底版上に立設する工程と、前記柱脚部材の立設後に、プレキャストコンクリート製の梁部材の端面を前記底版の側面に沿わせるように前記梁部材を前記柱脚部材の側方に配置して前記梁部材を支持台により支持するとともに、前記梁部材と前記柱脚部材を鉄筋により連結する工程と、前記鉄筋による前記梁部材と前記柱脚部材の連結後に、横筋を前記縦筋に交差させるよう前記横筋を前記縦筋に配筋する工程と、前記柱脚部材の周囲且つ前記底版の上にコンクリートを打設することによって前記柱脚部材、前記鉄筋、前記縦筋及び前記横筋を前記コンクリートに埋設する工程と、を備えることを特徴とする免震構造物の施工方法である。
好ましくは、前記柱脚部材の立設後に前記柱脚部材の上に柱を構築する。
以上によれば、プレキャスト製の柱脚部材を底盤上に立設したので、底盤の上にコンクリートを打設する前でも、またそのコンクリートの硬化前でも、建物躯体の柱を柱脚部材の上に構築することができる。よって、建物躯体を短期に構築することができる。
また、基礎梁を施工することができる。
本発明によれば、建物躯体を短期に構築することができる。
免震構造物の斜視図である。 免震構造物の鉛直断面図である。 免震構造物の施工工程を説明するための鉛直断面図である。 図3に示す後の工程を説明するための鉛直断面図である。 図3に示す後の工程を説明するための斜視図である。 図4に示す後の工程を説明するための鉛直断面図である。 図4に示す後の工程を説明するための斜視図である。 図6に示す後の工程を説明するための鉛直断面図である。 図6に示す後の工程を説明するための斜視図である。 図8に示す後の工程を説明するための鉛直断面図である。 図8に示す後の工程を説明するための斜視図である。 図10に示す後の工程を説明するための鉛直断面図である。 図10に示す後の工程を説明するための斜視図である。 図12に示す後の工程を説明するための鉛直断面図である。 図12に示す後の工程を説明するための斜視図である。 図14に示す後の工程を説明するための斜視図である。 図16に示す後の工程を説明するための鉛直断面図である。 柱脚部材に柱部材を接合する工程を説明するための斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
1. 免震構造物
図1は免震構造物の斜視図であり、図2は免震構造物の鉛直断面図である。
鉄筋コンクリート造の耐圧盤10が地盤上に構築されている。耐圧盤10は地盤に打ち込まれた杭の頭部に接合されている。耐圧盤10上には、鉄筋コンクリート造の下部基礎11が凸状に設置されている。
下部基礎11上には免震支承20が設置されている。具体的には、下部基礎11の上面にプレート12が埋設されることによって下部基礎11とプレート12が一体化されており、免震支承20の下側フランジ21がボルト等によってプレート12に締結されている。
免震支承20は、上下一対の対向フランジ21,22の間にゴム層と鋼板が交互に積層されたものである。免震支承20は、水平方向の振動について、それよりも下側の耐圧盤10とそれよりも上側の建物の躯体とを絶縁するものである。
免震支承20上には、プレキャストコンリート製(以下、「プレキャストコンクリート」を「PC」と略記する。)の底版30が設置されている。具体的には、底版30の下面にプレート31が埋設されることによって底版30とプレート31が一体化されており、免震支承20の上側フランジ22がボルト等によってプレート31に締結されている。
底版30上には鉄筋コンリート造の上部基礎35が形成されており、上部基礎35のコンクリートと底版30が一体化されている。ここで、底版30の鉄筋32が底版30の上面から上方に突出するように配筋されており、それら鉄筋32が上部基礎35のコンクリートに埋設されている。
底版30の中央部上にはPC製の柱脚部材40が立設されており、柱脚部材40の下端面と底版30の上面との間にグラウト41が充填されている。柱脚部材40と底版30の一体性を高めるために、柱脚部材40の下端面から突出した主筋が底版30に定着されてもよいし、底版30の上面から突出した鉄筋が柱脚部材40の下端に埋設されたスリーブ継手に接合されてもよい。なお、グラウトが設けられずに、柱脚部材40の下端面が底版30に直接突き当てられてもよい。
柱脚部材40の下部が上部基礎35のコンクリートに埋設されており、柱脚部材40の上部が上部基礎35の上面から突出している。柱脚部材40のうち上部基礎35の上面から突出した部分は、建物の躯体の柱の一部である。なお、柱脚部材40の全体が上部基礎35のコンクリートに埋設されて、柱脚部材40の上端面と上部基礎35の上面が揃っていてもよい。
柱脚部材40と上部基礎35のコンクリートの付着性を高めるため、柱脚部材40の側面が目荒し加工等によって凸凹に形成されている。
柱脚部材40の上端には、建物の躯体の柱となるPC製の柱部材50が接合されている。ここで、柱脚部材40の主筋42が柱脚部材40の上端面から突出しており、柱部材50の主筋52に接続されたスリーブ継手が柱部材50の下端部に埋設されており、柱脚部材40の主筋42がスリーブ継手に接合されている。また、柱脚部材40の上端面と柱部材50の下端面との間にはグラウト51が充填されている。
上部基礎35の側部には基礎梁60が設置されており、この基礎梁60が上部基礎35から隣りの上部基礎まで架設されている。基礎梁60はハーフPC製である。つまり、基礎梁60の下部61がPC製であり、基礎梁60の上部62が現場打ち鉄筋コンクリート造である。ここで、基礎梁60の上部62のコンクリートは上部基礎35のコンクリートと一体打ちされたものである。
基礎梁60の主筋65は柱脚部材40に定着されている。具体的には、基礎梁60の主筋65の一部が上部基礎35まで至って柱脚部材40を貫通しており、主筋65のうち上部基礎35のコンクリートに埋設された部分がそのコンクリートに付着し、柱脚部材40のコンクリートに埋設された部分が柱脚部材40のコンクリートに付着している。ここで、基礎梁60の主筋65は、柱脚部材40と一体化された連結鉄筋65aと、連結鉄筋65aの端部に機械式継手65bによって連結された鉄筋65cと、から構成されている。連結鉄筋65aの中央部が柱脚部材40のコンクリートに埋設されており、柱脚部材40の側面から突き出た部分が上部基礎35のコンクリートに埋設されている。鉄筋65cの中央部が基礎梁60のコンクリートに埋設されており、鉄筋65cの端部が上部基礎35のコンクリートに埋設されている。機械式継手65bは例えばねじ節鉄筋継手、端部ねじ加工継手若しくはモルタル充填式継手又はこれらの方式の併用継手である。機械式継手65bを他の継手(例えば、ガス圧接継手、溶接継手)に変更してもよい。
基礎梁60と上部基礎35によって囲われた領域にはスラブ(図示略)が設けられている。スラブはハーフPC製であり、スラブの下部がPC製であり、スラブの上部が現場打ち鉄筋コンクリート造である。
2. 免震構造物の施工方法
まず、図3に示すように耐圧盤10用の鉄筋及び下部基礎11用の鉄筋11bを配筋し、更に型枠を設置した上で、耐圧盤10のコンクリートを打設する。
次に、図4及び図5に示すように、下部基礎11のコンクリートを打設するとともに、下部基礎11の上面にプレート12に設置する。
次に、図6及び図7に示すように、下部基礎11上に免震支承20を設置する。具体的には、免震支承20をプレート12上に配置して、免震支承20の下側フランジ21をボルト等によってプレート12に締結する。
次に、図8及び図9に示すように、免震支承20の上側フランジ22よりも面積の大きい底版30を免震支承20上に設置する。具体的には、PC製の底版30を免震支承20の上側フランジ22上に配置して、その底版30を支持台によって支持した後、底版30の下面に設けられたプレート31をボルト等によって上側フランジ22に締結する。ここで、底版30のコンクリートに埋設された鉄筋32の一部が底版30の上面から突出している。
次に、図10及び図11に示すように、クレーン等によってPC製の柱脚部材40を立てた状態で底版30の中央部上に設置して、柱脚部材40の下端面と底版30との間にグラウト41を充填する。ここで、柱脚部材40の設置に際しては、柱脚部材40の主筋42が柱脚部材40の下端面から突出している場合には、柱脚部材40の主筋42を底版30に定着する。また、底版30の鉄筋が底版30の中央部の上面から突出している場合には、底版30の鉄筋を柱脚部材40の下端のスリーブ継手に接合する。
免震支承20の上側フランジ22よりも面積の大きい底版30が支持台によって支持されているので、底版30が安定して、柱脚部材40の設置作業を容易に行える。
柱脚部材40には連結鉄筋65aが予め設けられている。連結鉄筋65aが水平に延在していて、連結鉄筋65aの中央部が柱脚部材40のコンクリートに埋設され、連結鉄筋65aの端部が柱脚部材40の側面から突き出ており、連結鉄筋65aの端部に機械式継手65bが取り付けられている。
なお、柱脚部材40の設置前又は設置後に、柱脚部材40の側面をウォータージェット法等により粗面化する。
グラウト41の硬化後は、柱脚部材40の上端にPC製の柱部材50の下端を接合して、柱脚部材40を柱部材50に組み付けることができる。柱部材50の組み付け後も、柱部材50の上に複数のPC製の柱部材を順次積み上げるよう、これら柱部材を組み付けて、建物の躯体の柱を構築することができる。柱の構築の際に上部基礎35が施工されていなくても、柱脚部材40や建物の躯体の柱が安定する。これは、柱脚部材40がPC製であるので、建物の躯体の柱が柱脚部材40に安定して支持されるためである。
柱の構築は、後述の上部基礎35及び基礎梁60の施工と並行して行うことができる。よって、建物躯体を短期間に施工できる。
柱脚部材40の設置後、図12及び図13に示すように、完成後の基礎梁60の下部61に相当するPC製の梁部材61Aを柱脚部材40の側方に配置して、梁部材61Aを支持台によって支持する。そして、梁部材61Aの端面から突き出た鉄筋65cの端部を機械式継手65bによって連結鉄筋65aの端部に連結する。
また、基礎梁60の上部62の主筋65の一部である鉄筋65cを梁部材61Aの上に配筋して、鉄筋65cの端部を機械式継手65bによって連結鉄筋65aの端部に連結する。
次に、図14及び図15に示すように、上部基礎35用の鉄筋36を配筋する。次に、上部基礎35用の型枠を底版30の側面に沿わせて柱脚部材40の周囲に設置して、柱脚部材40を型枠によって囲繞する。ここで、梁部材61Aの端面の位置には型枠の開口があり、梁部材61Aの端面がその開口を通じて型枠の内側で露出している。
次に、図16に示すように、PC製の床版70を梁部材61Aによって囲われた領域に敷設する。ここで、床版70のコンクリートに一部埋め込まれたトラス筋が床版70のコンクリートの上面から突出している。なお、図16を見やすくするために、トラス筋の図示を省略する。
次に、図17に示すように、底版30の上にコンクリートを打設して、そのコンクリートに柱脚部材40の下部を埋設する。底版30上のコンクリートが硬化すると、上部基礎35が完成する。
また、底版30の上のコンクリートの打設と並行して、梁部材61Aの上及び床版70の上にもコンクリートを打設する。梁部材61Aの上のコンクリートが硬化すると、基礎梁60が完成し、底版30の上のコンクリートが硬化すると、スラブが完成する。よって、上部基礎35のコンクリート、基礎梁60の上部62のコンクリート、スラブの上部のコンクリートは一体成形されたものとなる。
上述したように、上部基礎35、基礎梁60及びスラブの施工作業と並行して、建物の躯体の柱を柱脚部材40の上に構築する。例えば、図18に示すように、床版70の設置作業後に柱脚部材40の上端にPC製の柱部材50の下端を接合し、その後、柱部材50の上に柱部材を順次組み上げていくが、柱の構築と並行して底版30、梁部材61A及び床版70のコンクリートを打設する。
なお、上部基礎35、基礎梁60及びスラブの施工後に建物の躯体の柱を柱脚部材40の上に構築してもよい。
3. 効果
(1) PC製の柱脚部材40を底版30上に立設したので、上部基礎35のコンクリートの打設前でも、建物躯体の柱を柱脚部材40上に構築することができる。また、柱脚部材40の立設後に、上部基礎35及び基礎梁60の施工と柱の構築を並行して行うことによって、建物の躯体を短期間に構築することができる。
(2) 底版30及び柱脚部材40がPC製であるので、建物躯体の柱の脚部となるフーチング(柱脚部材40の下部、底版30及び上部基礎35からなる)が高品質である。
(3) 柱脚部材40は、建物躯体の柱の脚部となるフーチング(柱脚部材40の下部、底版30及び上部基礎35からなる)よりも小型且つ軽量である。そのため、柱脚部材40を貨物自動車によって工場から現場に運搬することができる。底版30についても同様である。
(4) 柱脚部材40がPC製であり、基礎梁60の主筋65の一部である連結鉄筋65aが予め柱脚部材40を貫通するように設けられている。そのため、基礎梁60の主筋65と柱脚部材40のコンクリートとの定着の品質が高い。
4. 変形例
(1) 上述の実施形態では、基礎梁60がハーフPC製である。それに対して、基礎梁60の全体がPC製であってもよい。この場合、柱脚部材40の設置後にPC製の梁部材61Aを設置した場合と同様に、PC製の梁部材(この梁部材は完成後の基礎梁60に相当する)を柱脚部材40の側方に配置して、梁部材を支持台によって支持する。そして、梁部材の端面から突き出た鉄筋の端部を機械式継手65bによって連結鉄筋65aの端部に連結する。その後、梁部材の上に鉄筋を配筋することなく、上記実施形態の場合と同様に、上部基礎35用の鉄筋及び型枠を設置した後、PC製の床版70を設置する。その後、底版30の上及び床版70の上にコンクリートを打設する。
なお、基礎梁60の全体がPC製である場合、スラブの全体もPC製であってもよい。この場合、床版70が上述の実施形態よりも厚く、床版70の鉄筋は床版70の上面から突出していない。また、床版70の上にコンクリートを打設しない。
(2) 上述の実施形態では、基礎梁60及びスラブがハーフPC製である。それに対して、基礎梁60の全体及びスラブの全体が現場打ちの鉄筋コンクリート造であってもよい。この場合、柱脚部材40の設置後に、PC製の梁部材を設置することなく、基礎梁60の主筋及びせん断補強筋を配筋して、主筋の端部を機械式継手65bによって連結鉄筋65aの端部に連結する。更に、上部基礎35の鉄筋及びスラブの鉄筋も配筋する。その後、基礎梁60用、上部基礎35用及びスラブ用の型枠を設置した後、コンクリートを型枠内に打設する。
(3) 上記実施形態では、別体の底版30と柱脚部材40を組み付ける。それに対して、底版30と柱脚部材40が一体化されたPC製の部材を免震支承20上に設置してもよい。
(4) 連結鉄筋65aが柱脚部材40の側面から突出しておらず、機械式継手65bの全体又は一部が柱脚部材40のコンクリートに埋設されるようにして、機械式継手65bが柱脚部材40の側面に設けられていてもよい。この場合、梁部材61Aの端面から突出した鉄筋65cを機械式継手65bにより連結鉄筋65aに連結する。
(5) 鉄筋65cが梁部材61Aの端面から突出していなくてもよい。この場合、柱脚部材40の側面から突出した連結鉄筋65aを梁部材61Aの端面において機械式継手65bにより梁部材61Aの鉄筋に連結する。
(6) 連結鉄筋65aが柱脚部材40に設けられていなくてもよい。この場合、柱脚部材40の一方の側方に配置した梁部材61Aの端面から突出した鉄筋65cを柱脚部材40に貫通させ(その貫通孔にモルタル等の充填材を充填する)、柱脚部材40の他方の側方に配置した梁部材61Aの鉄筋65c(この鉄筋65cは梁部材61Aの端面から突出していてもよいし、突出していなくてもよい。)に継手により連結する。
(7) 梁部材61Aと柱脚部材40を梁主筋65により連結するのであれば、上述の実施形態や上記(4)〜(6)以外の方式を採用してもよい。
10…耐圧盤, 11…下部基礎, 20…免震支承, 30…底版, 35…上部基礎, 40…柱脚部材, 50…柱部材, 60…基礎梁, 61A…梁部材, 65…主筋, 65a…連結鉄筋, 65b…機械式継手, 65c…鉄筋

Claims (2)

  1. 地盤上の下部基礎上に免震支承を設置する工程と、
    プレキャストコンクリート製の底版の上面から突出して起立した縦筋を有する前記底版を前記免震支承上に設置して、プレキャストコンクリート製の柱脚部材を前記底版上に立設する工程と、
    前記柱脚部材の立設後に、プレキャストコンクリート製の梁部材の端面を前記底版の側面に沿わせるように前記梁部材を前記柱脚部材の側方に配置して前記梁部材を支持台により支持するとともに、前記梁部材と前記柱脚部材を鉄筋により連結する工程と、
    前記鉄筋による前記梁部材と前記柱脚部材の連結後に、横筋を前記縦筋に交差させるよう前記横筋を前記縦筋に配筋する工程と、
    前記柱脚部材の周囲且つ前記底版の上にコンクリートを打設することによって前記柱脚部材、前記鉄筋、前記縦筋及び前記横筋を前記コンクリートに埋設する工程と、を備えることを特徴とする免震構造物の施工方法。
  2. 前記柱脚部材の立設後に前記柱脚部材の上に柱を構築する工程を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の免震構造物の施工方法。
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