JP2004262776A - 血管新生促進剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】血管新生促進剤の提供。
【解決手段】アセチルサリチル酸またはその薬理学的に許容される塩を有効成分とする血管新生促進剤。
【選択図】なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、有効成分としてアセチルサリチル酸を配合した、血管新生促進作用を持つ優れた薬剤、および該薬剤を用いる血管新生疾患患者の治療方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
血管新生は、既存の血管から小血管が形成される現象である。心筋梗塞など種々の循環器疾患の予後は、多くの因子によって影響を受けるが、側副血行路の発達の程度は、最も重要な予後決定因子の一つであると考えられている。側副血行路の充分な発達があれば、狭窄や閉塞が生じても虚血や組織の壊死が抑さえられ、梗塞サイズの縮小や予後の改善が得られる。
従来、側副血行路形成の機序として、血管内圧や血流の変化が重要視されてきたが、側副血行路形成時に血管内皮細胞や血管平滑筋細胞にDNA合成を伴う細胞分裂像が認められることが報告され、側副血行路の形成過程は、単に既存の吻合血管の物理的要因による拡張だけでなく、少なくともその一部は血管壁構成細胞の増殖が関与する血管新生の過程であると理解されるようになっている。
一方、血管新生は、創傷治癒などの生理的現象においても広く認められる。その機序は、従来既存の細静脈、毛細血管からの血管内皮細胞の遊走、増殖あるいは管腔形成によると考えられている。また、血管内皮細胞をとりまく他の細胞(線維芽細胞、平滑筋細胞)との間のサイトカインや成長因子などを介したクロストークも、創傷治癒に関する重要な因子の一つであると考えられている。
現在、線維芽細胞増殖因子(FGF)、肝細胞増殖因子(HGF)など血管新生促進活性を持つ物質や血管内皮細胞増殖因子(VEGF)などの血管新生促進因子について、血管新生療法剤としての可能性が検討され、その結果について報告がなされている(非特許文献1、非特許文献2など)。しかし、まだ実用化に至っておらず、優れた物質の解明や薬剤の開発が期待されている。
【0003】
【非特許文献1】
内科 85巻5号893−897頁(2000年5月)
【非特許文献2】
内科 85巻5号886−892頁(2000年5月)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的とするところは、副作用が少なく、血管新生の促進作用を持つ血管新生疾患(angiogenic diseases) 治療剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、アセチルサリチル酸またはその薬理学的に許容される塩を有効成分とする血管新生促進剤(以下単に本発明の血管新生促進剤または本発明の薬剤と略記することもある。)に関する。
本発明は、アセチルサリチル酸またはその薬理学的に許容される塩の含有量が0.01〜80重量%である血管新生促進剤に関する。
本発明は、またアセチルサリチル酸またはその薬理学的に許容される塩を有効成分とする薬剤の有効量を血管新生疾患患者に投与することからなる、血管新生を促進する方法に関する。
【0006】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、アセチルサリチル酸またはその薬理学的に許容される塩が、全く意外にも血管新生に対して強い促進作用を示すことを見出し、本発明を完成した。
本発明者らは、ヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC;Human Umbilical Vein Endotherial Cells)を用いたin vitro試験において、アセチルサリチル酸添加によるHUVECの増殖促進作用が認められることを確認した。
また、ヒト血管内皮細胞と繊維芽細胞の混合系を用いたin vitro試験において、アセチルサリチル酸添加による管腔の形成促進作用が認められ、さらに、ラットを用いた血管新生試験においても血管新生が促進されていることを確認した。さらに、この効果は薬剤中のアセチルサリチル酸濃度に依存しているが、ある一定以上のアセチルサリチル酸濃度においては薬効薬理作用がほとんど変化しなくなる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の血管新生促進剤は、通常、全身的または局所的に、そして経口的または非経口的に投与される。
本発明の血管新生促進剤の投与量および投与方法は、特に制限されず、投与形態や患者の年齢、性別、症状の程度や発生頻度、体重などの条件に応じて、最適な量が決定される。
経口投与、注射および坐剤などの全身的投与の場合には、成人では1日当たり0.01〜4.5gを1日1回ないし複数回に分けて行われる。
本発明の血管新生促進剤は、アセチルサリチル酸またはその薬理学的に許容される塩をそのまま単独で用いることも勿論可能であるが、通常、製剤化に用いられる担体、賦形剤、その他の添加剤を加えて当業者に公知の方法で調製することができる。
【0008】
本発明の薬剤の有効成分であるアセチルサリチル酸の血中濃度は1ng/mL〜550μg/mL(0.005〜3000μM)であり、好ましくは10ng/mL〜55μg/mL、より好ましくは100ng/mL〜25μg/mLである。アセチルサリチル酸の血中濃度が、1ng/mL未満では効果が十分ではなく、550μg/mLより多くなれば副作用の可能性が高くなる。
本発明の薬剤の有効成分であるアセチルサリチル酸の組織中濃度は0.01ng/g〜1000μg/gであり、好ましくは0.1ng/g〜500μg/g、より好ましくは1ng/g〜100μg/gである。アセチルサリチル酸の組織中濃度が0.01ng/g未満では効果が十分ではなく、1000μg/gより多くなれば副作用の可能性が高くなる。
【0009】
本発明の薬剤の有効成分であるアセチルサリチル酸は、アセチルサリチル酸の他、アセチルサリチル酸の薬理学的に許容されるDL−リジン等のアミノ酸との塩およびナトリウム塩等の無機塩基との塩を形成したものでもよい。
本発明の薬剤の剤型は、経口投与、あるいは注射剤、坐剤、外用剤などの非経口投与に適した固体組成物、液体組成物およびその他の組成物のいずれの投与形態であってもよく、必要に応じて最適な剤型が選択される。
経口剤としては、錠剤、丸剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤、液剤などが用いられる。
【0010】
一方、外用剤としては、皮膚の局所表面に有効成分を直接投与できる剤形であれば特に限定されず、例えば軟膏剤、クリーム剤、ゲル剤、軟膏貼付剤、液剤(懸濁剤、乳剤、ローション剤等)、パップ剤、テープ剤、外用散剤およびエアゾール剤等の製剤を用いることができる。
通常、アセチルサリチル酸またはその薬理学的に許容される塩の含有量は剤型によって異なるが、製剤全重量に対して、十分な効果の得られる0.005〜80重量%であり、好ましくは0.01〜70重量%、より好ましくは0.01〜50重量%である。アセチルサリチル酸含有量が、0.005重量%未満ではアセチルサリチル酸の持つ作用が十分に発揮されないために好ましくなく、80重量%より多くなれば、製剤作製が困難となる。
【0011】
本発明の治療対象となる血管新生疾患としては、組織修復に伴う血管新生であり、例えば、火傷、熱傷、熱傷性潰瘍、凍傷などの温度障害、裂創、擦過創、切創、刺創、挫創、咬創、などの外傷、バージャー病、リンパ浮腫、下腿潰瘍などの血管およびリンパ管障害、採皮創、縫合創などの術後創、褥瘡、圧迫性潰瘍、糖尿病性潰瘍・脱疽、ストーマ、放射性障害、化学的障害などの皮膚創傷、水疱、糜爛など皮膚障害を伴う皮膚疾患並びに心筋梗塞などの種々の虚血性疾患(循環器疾患)、などが挙げられる。
【0012】
【実施例】
以下に、本発明の実施例として、アセチルサリチル酸を用いての試験例および製剤例につき説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0013】
試験例
本発明の血管新生促進作用について、in vitro試験において検討した。
試験例1
ヒト臍帯静脈内皮細胞 (HUVEC) の増殖試験
96穴プレートに一定数(2000〜4000 cells)のヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)を播種し、5%ウシ胎仔血清(FBS)添加CS−C培地(Cell Systems Co.,)中で一晩培養し、接着させた。培地を吸引除去後、1%FBS添加Minimum essential medium(MEM)培地に各濃度(0, 0.055, 0.55, 5.5, 55, 555μM)のアセチルサリチル酸を加えて培養し、0、24、48時間後の生細胞数を測定した。なお、陽性対照群として血管内皮細胞増殖因子(VEGF;Vascular Endothelial Growth Factor−A)20ng/mLを用いた。測定には、Cell Counting Kit−8((株)同仁化学研究所)を用いた。
その結果を表1に示す。
【0014】
【表1】
Figure 2004262776
表1の結果より、アセチルサリチル酸の添加量が0.055μM以上でヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)の増殖促進作用が見られ、その効果は、血管内皮細胞増殖因子(VEGF)とほぼ同等であった。アセチルサリチル酸添加量が555μM以上では、増殖促進作用が見られないかまたは、細胞増殖が抑制される傾向が認められた。
【0015】
試験例2
血管新生能測定
ヒト血管内皮細胞(HUVEC)と繊維芽細胞の混合系において形成される管腔をCD31染色キット(倉敷紡績(株))を用いて染色して視覚化し、解析ソフト(NIH Image)を用いてスコアリング化した。ヒト血管内皮細胞と繊維芽細胞を混合した血管新生キット(Angiogenesis Kit KZ−1000;倉敷紡績(株))にアセチルサリチル酸添加培地(0.5, 5.5, 55μM;3日ごとに交換)を加え、11日間培養後、CD31染色キットを用いて染色し、写真撮影した。得られた画像をNIH Imageを用いて解析し、形成された管腔量を面積としてスコアリングし、評価した。陽性対照群として血管内皮細胞増殖因子(VEGF;10ng/mL)を、陰性対象群としてスラミン(100μM)を同様に添加した。
その結果を表2に示す。
【0016】
【表2】
Figure 2004262776
表2の結果より、アセチルサリチル酸を添加した群において管腔形成促進作用が認められた。
【0017】
試験例3
ラットを用いた血管新生試験
ウイスター系の雄性ラット(7週齢;n=6)にエーテル麻酔を施し、右側肩甲部皮下に、予め試験薬剤を含ませたウレタン製スポンジ(直径8mm)を挿入した。試験薬剤は、アセチルサリチル酸2mgおよび陽性対照としてレチノイド0.5mgをそれぞれ投与した。スポンジ挿入後4日目にエーテル麻酔下、37℃に保持した5%カルミン色素含有5%ゼラチン溶液を尾静脈より注入した。注入後、仮死状態のラットを4℃下に約2時間放置し、血管内に分布したカルミン色素含有ゼラチン溶液を凝固させた。ラットを屠殺後、スポンジを肉芽組織とともに摘出し、色素を抽出、530nmの吸光度を測定してカルミン色素量を算出した。
その結果を表3に示す。
【0018】
【表3】
Figure 2004262776
表3の結果より、対照に比べて、カルミン色素量が多いことから血管新生が促進されていることが認められた。
以上、ヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)などを用いたin vitro試験において、細胞増殖および管腔形成に対するアセチルサリチル酸の影響を検討したところ、HUVECの増殖促進作用などが認められたことから、血管新生促進剤として極めて有用であることが解る。
【0019】
製剤例1
錠剤
アセチルサリチル酸を100重量部、乳糖200重量部、デンプン50重量部、結晶セルロース147重量部およびステアリン酸マグネシウム3重量部を混合し、1錠100mgで打錠し、1錠当たり20mgのアセチルサリチル酸を含有する錠剤とした。
【0020】
製剤例2
カプセル剤
アセチルサリチル酸200mgに対して、微結晶性セルロース400mg、二酸化ケイ素10mgおよびステアリン酸マグネシウム5mgを加えて、硬ゼラチンカプセル剤を得た。
【0021】
製剤例3
坐剤
ショ糖脂肪酸エステル50mgを一部のハードファットに分散した後、90℃以上で溶解した。アセチルサリチル酸750mgおよび残りのハードファットは60℃で分散後、先の溶液とよく混合し、坐剤容器に充填、冷却、固化して全量2500mgの坐剤を得た。
【0022】
製剤例4
軟膏剤
ゲル化炭化水素93重量部とアジピン酸ジイソプロピル5重量部を加温、混合し、これにアセチルサリチル酸2重量部を加えて十分に攪拌して混合し、軟膏剤を得た。
【0023】
製剤例5
テープ剤
スチレン−イソプレン−スチレン共重合体30重量部、水素添加ロジングリセリンエステル25重量部、ポリブテン9重量部およびジブチルヒドロキシトルエン1重量部を加温したニーダーに投入し、加温攪拌溶解した。別に、アセチルサリチル酸10重量部、ミリスチン酸イソプロピル10重量部および水素添加ロジングリセリンエステル15重量部を混合攪拌し、先の混合物に加えて、さらに十分攪拌連合した。得られた粘着膏体を織布上に塗工し、所望の大きさに裁断してテープ剤を得た。
【0024】
製剤例6
散剤
バレイショデンプン76重量部と酸化亜鉛4重量部およびアセチルサリチル酸20重量部を全質均等になるまでよく混和して散剤を得た。
【0025】
【発明の効果】
本発明の血管新生促進剤は、アセチルサリチル酸またはその薬理学的に許容される塩を有効成分とすることにより、血管新生疾患(火傷、熱傷、熱傷性潰瘍、凍傷などの温度障害、裂創、擦過創、切創、刺創、挫創、咬創などの外傷、バージャー病、リンパ浮腫、下腿潰瘍などの血管およびリンパ管障害、採皮創、縫合創などの術後創、褥瘡、圧迫性潰瘍、糖尿病性潰瘍・脱疽、ストーマ、放射性障害、化学的障害などの皮膚創傷、心筋梗塞など種々の虚血性疾患(循環器疾患))に対し、優れた治療効果を期待できる。

Claims (3)

  1. アセチルサリチル酸またはその薬理学的に許容される塩を有効成分とする血管新生促進剤。
  2. アセチルサリチル酸またはその薬理学的に許容される塩の含有量が0.01〜80重量%である請求項1に記載の血管新生促進剤。
  3. アセチルサリチル酸またはその薬理学的に許容される塩を有効成分とする薬剤の有効量を血管新生疾患患者に投与することからなる、血管新生を促進する方法。
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