JP2004260411A - デジタル信号送受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】受信と送信とで別々の周波数変調回路が必要になる。
【解決手段】受信用ミキサ8の他方の入力には周波数変調回路5の出力を接続し、受信時においては前記周波数変調回路5を無変調出力とするとともに、この周波数変調回路5から出力される発振信号の位相雑音波形を送信時と前記受信時とで切替えるものであり、これにより、一個の周波数変調回路5を用いて共用して小型化されたデジタル送受信機を提供することができるものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル信号送受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のデジタル信号送受信機は、以下に示す構成をしていた。即ち、図4において、受信系は、アンテナ41が接続されるアンテナ端子42と、このアンテナ端子42に接続されたアンテナスイッチ43と、このアンテナスイッチ43の一方の端子43aが接続された受信用フィルタ52と、この受信用フィルタ52の出力が接続された高周波増幅器53と、この高周波増幅器53の出力が一方の入力に接続されるとともに、他方の入力にはPLL発振回路51の出力が接続された受信用ミキサ54と、この受信用ミキサ54の出力が接続された出力端子55とで構成されていた。また、PLL発振回路51には、PLL制御用入力端子51aが接続され、このPLL制御用入力端子51aからの制御データによりPLL発振回路51は制御されていた。
【0003】
一方、送信系は、送信変調用入力端子49の出力が一方の入力に接続されるとともに、他方の入力には局部発振器50の出力が接続された変調器47と、この変調器47の出力が一方の入力に接続されるとともに、他方の入力にはPLL発振回路51の出力が接続された送信用ミキサ46と、この送信用ミキサ46の出力が接続された送信用フィルタ45と、この送信用フィルタ45の出力とアンテナスイッチ43の他方の端子43bとの間に接続された電力増幅器44とで構成されていた。
【0004】
以上のように構成されたデジタル信号送受信機において、以下にその動作を説明する。
【0005】
先ず、受信系について説明する。アンテナ41で受信された高周波信号はアンテナ端子42に導かれる。この高周波信号はアンテナスイッチ43を介して受信用フィルタ52で希望信号を通過させる。この希望信号は高周波増幅器53で増幅される。この増幅された信号は受信用ミキサ54でPLL発振回路51の出力と混合され、中間周波数となって出力端子55から出力される。
【0006】
次に送信系について説明する。送信系では、送信変調用入力端子49に入力された信号は局部発振器50から出力される信号により変調器47で変調される。この変調信号は送信用ミキサ46でPLL発振回路51の出力と混合される。この送信用ミキサ46の出力は送信用フィルタ45により高調波が除去される。そして、電力増幅器44で電力増幅されてアンテナスイッチ43の他方の端子43bに入力され、アンテナスイッチ43を介して、アンテナ41から送信される。
【0007】
ここで、送信用ミキサ46では、変調器47の出力とPLL発振回路51の出力とがミキシングされるため高次の高調波も併せて出力される。この高次の高調波を除くため、送信用フィルタ45が設けられている。また、送信変調用入力端子49からのデジタル信号を変調するため、局部発振器50と変調器47を用いて変調していた。このように、局部発振器50、変調器47、送信用ミキサ46、送信用フィルタ45と多くの部品を要していた。
【0008】
一方、近年デジタル信号を直接入力して直接変調できる周波数変調回路が開発されている。この周波数変調回路61を用いると図4のデジタル信号送受信機は図5に示すように簡略化できると考えられる。このことにより、局部発振器50、変調器47、PLL発振回路51、送信用ミキサ46、送信用フィルタ45は周波数変調回路61に置換できる。
【0009】
ここで、周波数変調回路61は送信変調用入力端子61bよりデジタル信号が入力され、PLLデータ用入力端子61cによりPLL制御データが入力される。そして、出力端子61aから出力信号が出力されるものである。ここで、図5で使用した部品について、図4と同じものは同一の符号を付して説明を簡略化している。
【0010】
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
【0011】
【特許文献1】
特開平6−284037号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来のデジタル信号送受信機において、単に周波数変調回路61のみを図5に示すように置き換えると次のような問題が発生する。即ち、図6において、送信時には、周波数変調回路61では送信変調用入力端子61bに入力されるデジタル信号で周波数変調されるため、周波数変調回路61は高速にしなければならない。すなわち、広帯域の周波数を有するデジタル信号に対応した高速のPLL応答性が要求されることになる。この高速のPLL応答性を満たすにはPLLのループゲインを大きくする必要がある。このPLLループゲインを大きくすると周波数変調回路61から出力されるある瞬間における発振信号の位相雑音は図6の波形73aまたは73bに示すようになる。
【0013】
一方、受信時においては、アンテナ41より受信用ミキサ54に入力される受信信号は、71のように表されたとする。すなわち、この受信信号71は、希望信号71aと、この希望信号71aの近傍に、この希望信号71aよりレベルの大きい妨害信号71bが存在したとする。そうすると、希望信号71aと妨害信号71bと周波数変調回路61の出力74とが受信用ミキサ54で混合されるので、受信用ミキサ54の出力からは希望信号72aと妨害信号72bとが出力されることになる。
【0014】
この希望信号72aは妨害信号72bに比べてレベルが低いので妨害信号72bの位相雑音72cに隠れてしまい、希望信号72aを取り出すことができなくなる。即ち、アンテナ41に入力される希望信号71aを受信できなくなるのである。
【0015】
この受信時での課題を解決するには、周波数変調回路61からの出力信号として、出力信号74の位相雑音レベル74aを小さくすることが必要となる。即ち、受信と送信とで別々の周波数変調回路61が必要になるという問題があった。なお図6で使用した部品について、図5と同じものについては同一の符号を付して説明を簡略化している。
【0016】
本発明は、この問題を解決したもので、一個の周波数変調回路を共用して小型化されたデジタル送受信機を提供することを目的としたものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明のデジタル信号送受信機は、受信用ミキサの他方の入力には周波数変調回路の出力を接続し、受信時においては前記周波数変調回路を無変調出力とするとともに、この周波数変調回路から出力される発振信号の位相雑音波形を送信時と前記受信時とで切替えるものであり、これにより、一個の周波数変調回路を用いて共用して小型化されたデジタル送受信機を提供することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、デジタル信号が入力される送信変調用入力端子と、この送信変調用入力端子に入力されたデジタル信号で直接変調されるとともにPLLデータ用入力端子に入力されたPLL制御データにより出力信号が設定される周波数変調回路と、この周波数変調回路の出力が供給される電力増幅器と、この電力増幅器の出力が一方の端子に供給されるアンテナスイッチと、このアンテナスイッチの共通端子が接続されたアンテナ端子と、前記アンテナスイッチの他方の端子が接続された受信用フィルタと、この受信用フィルタの出力に接続された高周波増幅器と、この高周波増幅器の出力が一方の入力に供給される受信用ミキサと、この受信用ミキサの出力が供給される出力端子とを備え、前記受信用ミキサの他方の入力には前記周波数変調回路の出力を接続し、受信時においては前記周波数変調回路を無変調出力とするとともに、この周波数変調回路から出力される発振信号の位相雑音波形を送信時と前記受信時とで切替えるデジタル信号送受信機であり、一個の周波数変調回路を送信時の送信周波数の変調に用いるとともに、受信用ミキサの発振器とも共用化しているので、小型化されたデジタル送受信機を実現することができる。
【0019】
また、周波数変調回路を構成している一個のPLL発振回路の動作条件を切替えることにより周波数変調回路からの出力信号の位相雑音波形を、送信時と受信時に対してそれぞれ最適化設定ができる。その結果、送信時には高速のPLL応答性を持たせることができる。さらに、受信時には小さい位相雑音レベルとすることにより、希望信号に近接した妨害信号に対する排除能力を向上させることができる。
【0020】
さらに、一個のPLL発振回路を用いた構成により部品点数を少なくすることができるので、低価格化を実現することができるという効果がある。
【0021】
請求項2に記載の発明は、位相雑音波形は、周波数変調回路を形成する位相比較器に入力する位相比較周波数を、送信時には低い周波数に設定するとともに受信時には高い周波数に設定する請求項1に記載のデジタル信号送受信機であり、送信時には低い位相比較周波数を選択することによって周波数偏移の最小ステップ周波数を小さくでき、その結果として目標とする周波数偏移に対してより正確な周波数偏移の設定ができる。また受信時には高い位相比較周波数を用いることで位相雑音を小さくして希望信号に近接した妨害信号に対する排除能力を向上させることができる。
【0022】
請求項3に記載の発明は、位相雑音波形は、周波数変調回路を形成するチャージポンプの充放電電流を、送信時には大きな値に設定するとともに受信時には小さな値に設定する請求項1に記載のデジタル信号送受信機であり、送信時にはチャージポンプの充放電電流を大きな値に設定するので、高速つまり広帯域の周波数を有するデジタル信号に対しても高い追従性を有するPLL応答性とすることができる。また、受信時には、チャージポンプの充放電電流を小さな値に設定することにより、位相雑音を小さくして希望信号に近接した妨害信号に対する排除能力を向上させることができる。
【0023】
請求項4に記載の発明の位相雑音波形は、周波数変調回路を形成するローパスフィルタのカットオフ周波数を、送信時には高い値に設定するとともに受信時に低い値に設定する請求項1に記載のデジタル信号送受信機であり、送信時にはローパスフィルタのカットオフ周波数を高い値に設定するので、高速つまり広帯域の周波数を有するデジタル信号に対しても高い追従性を有するPLL応答性とすることができる。また、受信時にはローパスフィルタのカットオフ周波数を低い値に設定することにより、位相雑音を小さくして希望信号に近接した妨害信号に対する排除能力を向上させることができる。
【0024】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施の形態におけるデジタル信号送受信機のブロック図である。本実施の形態におけるデジタル信号送受信機は、デジタル信号が入力される送信変調用入力端子5bと、PLL制御データが入力されるPLLデータ用入力端子5cとを有し、送信変調用入力端子5bに入力されたデジタル信号で直接変調されるとともにデータ用入力端子5cに入力されたPLL制御データにより出力信号が設定される周波数変調回路5と、この周波数変調回路5の出力端子5aが接続された電力増幅器4と、この電力増幅器4の出力が一方の端子3bに接続されたアンテナスイッチ3と、このアンテナスイッチ3の共通端子が接続されたアンテナ端子2と、アンテナスイッチ3の他方の端子3aが接続された受信用フィルタ6と、この受信用フィルタ6の出力に接続された高周波増幅器7と、この高周波増幅器7の出力が一方の入力に接続された受信用ミキサ8と、この受信用ミキサ8の出力が接続された出力端子9とで構成されている。
【0025】
さらに、受信用ミキサ8の他方の入力には周波数変調回路5の出力端子5aが無変調出力として接続されている。また、周波数変調回路5からの出力される発振信号の位相雑音波形とアンテナスイッチ3とは送信時と受信時とで切替える構成としている。
【0026】
以上のように構成されたデジタル信号送受信機について、以下その動作を説明する。最初に受信時について説明する。先ずアンテナスイッチ3の共通端子を3aに導通するように切替える。すると、アンテナ1により受信された高周波信号は、アンテナスイッチ3の端子3aを介して受信用フィルタ6により受信帯域外の信号が抑圧され、受信帯域の信号が入力される。
【0027】
この受信用フィルタ6から出力される信号は、高周波増幅器7により増幅されたのち、受信用ミキサ8に入力される。このとき、周波数変調回路5は単一の周波数を出力するモードに切替えられており、出力端子5aからは無変調信号である発振信号が出力される。この発振信号が受信用ミキサ8の他端に入力される。そして、この受信用ミキサ8の出力端子9からは中間周波数信号が出力される。
【0028】
次に、送信時について説明する。送信時には、アンテナスイッチ3の共通端子は3b側に導通するように切替えられるとともに、周波数変調回路5は変調モードに切替えられる。そして、送信変調用入力端子5bから入力されたデジタル信号は直接変調されて変調信号として出力端子5aから出力される。この出力端子5aからの変調信号は、電力増幅器4により送信電力として十分な大きさのレベルまで増幅される。さらに、この送信信号はアンテナスイッチ3の端子3bに入力されてアンテナ端子2を介してアンテナ1から送信される。
【0029】
このアンテナスイッチ3と周波数変調回路5は、送受信時において切替え制御される。つまり、受信時ではアンテナスイッチ3は端子3aが選択され、ほぼ同時に周波数変調回路5は単一の周波数を出力するモードに切替えられて出力端子5aからは無変調信号である発振信号が出力される。また、送信時では、アンテナスイッチ3は端子3bが選択され、ほぼ同時に周波数変調回路5は変調モードに切替えられて、送信変調用入力端子5bから入力されたデジタル信号が直接変調されて変調信号として出力端子5aから出力される。
【0030】
図2は、本発明の実施の形態におけるデジタル信号送受信機の周波数変調回路5のブロック図である。図2において、周波数変調回路5は、以下のように構成されている。すなわち、送信変調用入力端子5bと、この送信変調用入力端子5bからのデジタル信号が一方の入力端子21aに入力される分周器21と、この分周器21の出力端子21cからの出力信号が一方の入力端子24aに入力されるとともに基準信号器22の出力が分周器23を介して他方の入力端子24bに入力される位相比較器24と、この位相比較器24の出力端子24cの出力信号が入力されるチャージポンプ25と、このチャージポンプ25の出力が共通端子26aに接続されるスイッチ26と、このスイッチ26の一方の出力端子26bが接続されるローパスフィルタ27と、スイッチ26の他方の出力端子26cが接続されるローパスフィルタ28と、ローパスフィルタ27および28の出力が接続される電圧制御発振器29と、この電圧制御発振器29の出力信号が接続される出力端子5aと、周波数変調回路5に接続されるとともに、PLL制御データが入力されるデータ用入力端子5cとから構成されている。また、電圧制御発振器29の出力が前記分周器21の他方の入力端子21bに入力されている。そして、電圧制御発振器29はデータ用入力端子5cからのPLL制御データによりPLL制御される。
【0031】
以上のように構成された周波数変調回路5について以下にその動作を説明する。最初に受信時について説明する。受信時においては、希望信号に近接した妨害信号があったとしても、その影響をなくすため、位相雑音レベルの小さい電圧制御発振器29とする必要がある。
【0032】
この電圧制御発振器29からの発振周波数f(vco)を持つ信号は出力端子5aに出力されるとともに、分周器21の入力端子21bに入力される。この、入力端子21bに入力された信号は、電子式に形成されたスイッチ30の共通端子30aを介して一方の出力端子30bに導かれ、そののち、1/Fの分周比を持つ受信用分周器30dで分周される。
【0033】
さらに、受信用分周器30dからの出力信号は、位相比較器24の一方の入力端子24aに入力される。つまり、分周器21の出力端子21cから出力される周波数はf(vco)/Fとなって、位相比較器24の入力端子24aに入力される。
【0034】
一方、基準信号器22からは周波数f(xtal)が出力される。この周波数f(xtal)は分周器23で分周比1/Rに分周されてf(xtal)/Rとなり、位相比較器24の入力端子24bに入力される。
【0035】
この位相比較器24からの出力信号はチャージポンプ25を介して電子式に形成されたスイッチ26の共通端子26aに入力される。さらに、このスイッチ26により出力端子26cに接続されてカットオフ周波数が低く設定されたローパスフィルタ28が選択されて電圧制御発振器29の発振周波数f(vco)が所定の周波数を出力する。なお、この所定の周波数は、データ入力端子5cからのPLL制御データによりPLL制御されて決定される。
【0036】
このように、位相比較器24の入力端子24aに入力される発振周波数f(vco)/Fと入力端子24bに入力される周波数f(xtal)/Rとが位相比較されてPLL制御される。その結果、位相が一致すると(数1)の関係となる。
【0037】
【数1】
Figure 2004260411
【0038】
さらに、(数1)より電圧制御発振器29から出力される発振周波数f(vco)は(数2)となる。
【0039】
【数2】
Figure 2004260411
【0040】
本実施の形態では、代表例として915MHzの信号を受信したときには、基準信号器22の周波数f(xtal)を16.8MHzとし、分周器23の分周比1/Rを1とし、受信用分周器30dの分周比1/Fを1/62.2045として設定している。この場合には、(数2)より電圧制御発振器29の発振周波数f(vco)は、1045.0356MHzとなる。
【0041】
次に、送信時について説明する。送信時には、送信変調用入力端子5bに入力されたデジタル信号は分周器21の入力端子21aに入力されるとともに、以下4つの設定を切替えて制御する。すなわち、一番目には、分周器21のスイッチ30aが他方の出力端子30cに接続されて、電圧制御発振器29の出力信号はスイッチ30の共通端子30aを介して他方の出力端子30cに導かれ、その後送信用分周器30eに入力される。例えば、送信変調用入力端子5bに0と1のデジタル信号が入力されたとして、0のデータの時には送信用分周器30eの分周比が1/(F−ΔF)に設定され、1のデータの時には送信用分周器30eの分周比が1/(F+ΔF)に設定される。そして、これらの出力信号は、位相比較器24の入力端子24aに入力されてPLL制御され電圧制御発振器29の発振周波数が制御される。
【0042】
送信変調用入力端子5bに入力された0または1のデジタル信号に対応して、電圧制御発振器29の発振周波数が周波数変調されて出力端子5aから出力されるのである。
【0043】
二番目には、チャージポンプ25の充放電電流の値を大きくする。これにより、高速ロックアップが可能となり、高速つまり広帯域の周波数を有するデジタル信号に対応して速い追従性を持たせたPLL回路とすることができる。
【0044】
三番目には、スイッチ26により出力端子26bを選択してカットオフ周波数が高く設定されたローパスフィルタ27を選択した設定としている。これにより、高速つまり広帯域の周波数を有するデジタル信号に対して十分な帯域幅を持たせている。
【0045】
四番目には、分周器23の分周比1/RのRの設定を大きくしている。これにより、低い位相比較周波数を選択することによって周波数偏移の最小ステップ周波数を小さくでき、その結果として目標とする周波数偏移に対してより正確な周波数偏移の設定ができる。
【0046】
以上のように設定した周波数変調回路5についての動作を式を用いて以下説明する。最初に、送信用分周器30eからの出力信号は位相比較器24の入力端子24aに入力される。このとき、位相比較器24の入力端子24aと24bとが位相比較されて一致した時には、(数1)と同様の考え方であって、(数3)で表すことができる。
【0047】
【数3】
Figure 2004260411
【0048】
さらに、電圧制御発振器29の発振周波数f(vco)については、(数3)より(数4)で表すことができる。
【0049】
【数4】
Figure 2004260411
【0050】
また、周波数変調における周波数偏移f(dev)は(数5)で表すことができる。
【0051】
【数5】
Figure 2004260411
【0052】
つまり、送信変調用入力端子5bから入力された0と1のデジタル信号により電圧制御発振器29の発振周波数f(vco)がf(dev)の周波数偏移をもって周波数変調されることになる。さらに、この周波数偏移f(dev)の最小ステップ周波数f(step)については、(数6)で表すことができる。
【0053】
【数6】
Figure 2004260411
【0054】
この最小ステップ周波数f(step)とは、1ビットのデータにより発振周波数を変化できる周波数を表しており、データ入力端子5cに入力されるPLL制御用データによって2の乗数であるnを指定することができる。このnが大きいほど最小ステップ周波数f(step)を小さくできることになる。さらに、周波数偏移f(dev)は(数7)で表すことができる。
【0055】
【数7】
Figure 2004260411
【0056】
つまり、周波数偏移f(dev)は、最小ステップ周波数であるf(step)にm(1から127の自然数)を掛けたものとして設定できる。このmは、データ入力端子5cに入力されるPLL制御用データによって指定することができる。さらに、(数5)と(数7)により、(数8)が導き出せる。
【0057】
【数8】
Figure 2004260411
【0058】
つまり、送信用分周器30eの分周比の変化分ΔFは、mに比例し、2のn乗に反比例することになる。例えばnを大きく設定すると送信用分周器30eの分周比の変化分ΔFを小さくでき、その上にmを最適に設定することにより目標のΔFが得られる。つまり、(数7)より明らかなように周波数偏移f(dev)の目標値に対して非常に正確に設定することが可能となる。
【0059】
次に、周波数変調回路5における受信時と送信時での具体的な設定例について説明する。最初に、受信時において詳細を説明する。受信時には、チャージポンプ25の充放電電流を小さく(本実施の形態では0.3mAとしている。)設定することにより位相雑音レベルを小さくできる。さらに、スイッチ26を26cとしてカットオフ周波数を略0.49MHzと低くしたローパスフィルタ28を用いることにより位相雑音レベルを小さくできる。また、位相比較周波数frを決定する分周器23の分周比1/RのRを小さくし、位相比較器24の端子24bに入力する位相比較周波数fr(本実施の形態は16.8MHzを使用している。)を大きくしてさらに位相雑音レベルを小さくしている。
【0060】
このようにして位相雑音レベルを小さくすることにより、たとえ近傍に大きな妨害信号があったとしても良好な受信状態を得ることができる。すなわち、第1にチャージポンプ25の充放電電流を小さくする。第2に、位相比較器24の入力端子24bに入力される位相比較周波数frを高くする。第3に、カットオフ周波数を略0.49MHzと低くしたローパスフィルタ28を用いる。以上の第1、第2、第3の方法により位相雑音レベルを小さくする寄与の度合いは以下のようになる。すなわち、第3より第2の効果の方が大きく、さらに第2より第1の効果の方が大きい。特に、第1のチャージポンプ25の充放電電流を小さくすることによる影響が最も大きい。
【0061】
次に、送信時において詳細を説明する。送信時には、チャージポンプ25の充放電電流(本実施の形態では2mAとしている。)を大きく設定することにより高速のPLL応答性を実現している。さらに、スイッチ26を26bとしてカットオフ周波数を略3.7MHzと高くしたローパスフィルタ27を用いることにより、高速つまり広帯域の周波数を有するデジタル信号を通過させることができる。
【0062】
また、分周器23の分周比1/RのRを3として、位相比較器24の端子24bに入力する位相比較周波数fr(本実施の形態では5.6MHzを使用している。)を低く設定する。このとき、最小ステップ周波数f(step)はnを12として(数6)より1.367kHzとなり、さらに周波数偏移f(dev)は(数7)より5.47kHzとしている。
【0063】
ここで、周波数偏移f(dev)/発振周波数f(vco)は、5.98ppmとなる。この比は発振周波数、デジタル信号の速度、水晶の温度特性や経時変化での変化量により目標値を決めることが必要となる。このように目標値が装置によって異なったとしても、分周器23の分周比1/R、最小ステップ周波数f(step)を設定するn、周波数偏移f(dev)を設定するmについて、PLLデータ用入力端子5cから入力されるPLL制御データにより最適に設定できるので精度の高い周波数偏移の設定が可能となる。
【0064】
以上のように、電圧制御発振器29からの出力信号は、受信時には位相雑音レベルを小さくした設定とし、送信時にはPLLとして高速応答性を重視するとともに周波数偏移を精度よく設定できるものである。
【0065】
図3は、本実施の形態における送受信時の信号を表している。図3を用いて、最初に受信時について説明する。入力信号31が受信用ミキサ8の一方の入力端子に入力される。また、他方の入力端子には周波数変調回路5からの出力信号33が入力される。この受信用ミキサ8の出力は出力端子9に接続されて、この出力端子9からは出力信号32が出力される。
【0066】
ここで入力信号31のうち、希望信号31aのレベルに対して近接する妨害信号31bのレベルが大きい場合を表しており、受信用ミキサ8の出力からは出力信号32が出力される。この出力信号32は、希望信号32aと、この希望信号32aに近接する妨害信号32bとが出力される。このとき受信用ミキサ8の他方の入力端子に入力される周波数変調回路5からの出力信号33は図3に示すように位相雑音レベルを小さくしている。このため、近接する妨害信号32bの雑音成分は、希望信号32aの周波数において十分に抑圧されることになる。従って、希望信号32aは出力端子9から出力されて信号処理され、受信性能を保証できるのである。
【0067】
次に図3を用いて送信時について説明する。送信変調用入力端子5bからのデジタル信号は周波数変調回路5に入力され、この周波数変調回路5からは送信用出力信号34が出力される。ここで、送信用出力信号34aは、送信変調用入力端子5bから0データが入力されて周波数変調されたときの周波数変調回路5からの送信用出力信号を表している。また、送信変調用入力端子5bに1のデータが入力されて周波数変調されたときは、送信用出力信号34aに対して2×f(dev)だけ周波数偏移された送信用出力信号34bが周波数変調回路5から出力される。さらに、0と1のデータが順次入力されると周波数変調回路5からは送信用出力信号34が順次出力されて、電力増幅器4で増幅されたのちアンテナスイッチ3を介してアンテナ1より送信される。
【0068】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、送信時にデジタル信号で直接変調される周波数変調回路において、受信時には送信用で用いた周波数変調回路を無変調出力として受信用ミキサの他方の入力に接続されるとともに、前記周波数変調回路から出力される発振周波数の位相雑音波形を送信時と受信時とで切替えるものである。このように、前記周波数変調回路からの出力である位相雑音波形を一個のPLL発振回路の動作条件を切替えることにより、送信時と受信時に対してそれぞれ最適化設定ができる。その結果、受信時には良好な位相雑音特性により、たとえ近接して大きな妨害信号が存在しても良好な感度で受信できる。送信時には高速つまり広帯域な周波数を有するデジタル信号に対しても高速のPLL応答性と正確な周波数偏移を持たせることができるものである。
【0069】
また、一個のPLL発振回路を用いた構成により部品点数を少なくすることができるので、小型化と低価格化を実現することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるデジタル信号送受信機のブロック図
【図2】同、周波数変換回路のブロック図
【図3】同、周波数変換回路の周辺における信号図
【図4】従来におけるデジタル信号送受信機のブロック図
【図5】同、他の例におけるデジタル信号送受信機のブロック図
【図6】同、周波数変換回路の周辺の信号図
【符号の説明】
2 アンテナ端子
3 アンテナスイッチ
4 電力増幅器
5 周波数変調回路
5b 送信変調用入力端子
5c PLLデータ用入力端子
6 受信用フィルタ
7 高周波増幅器
8 受信用ミキサ
9 出力端子

Claims (4)

  1. デジタル信号が入力される送信変調用入力端子と、この送信変調用入力端子に入力されたデジタル信号で直接変調されるとともにPLLデータ用入力端子に入力されたPLL制御データにより出力信号が設定される周波数変調回路と、この周波数変調回路の出力が供給される電力増幅器と、この電力増幅器の出力が一方の端子に供給されるアンテナスイッチと、このアンテナスイッチの共通端子が接続されたアンテナ端子と、前記アンテナスイッチの他方の端子が接続された受信用フィルタと、この受信用フィルタの出力に接続された高周波増幅器と、この高周波増幅器の出力が一方の入力に供給される受信用ミキサと、この受信用ミキサの出力が供給される出力端子とを備え、前記受信用ミキサの他方の入力には前記周波数変調回路の出力を接続し、受信時においては前記周波数変調回路を無変調出力とするとともに、この周波数変調回路から出力される発振信号の位相雑音波形を送信時と前記受信時とで切替えるデジタル信号送受信機。
  2. 位相雑音波形は、周波数変調回路を形成する位相比較器に入力する位相比較周波数を、送信時には低い周波数に設定するとともに受信時には高い周波数に設定する請求項1に記載のデジタル信号送受信機。
  3. 位相雑音波形は、周波数変調回路を形成するチャージポンプの充放電電流を、送信時には大きな値に設定するとともに受信時には小さな値に設定する請求項1に記載のデジタル信号送受信機。
  4. 位相雑音波形は、周波数変調回路を形成するローパスフィルタのカットオフ周波数を、送信時には高い値に設定するとともに受信時に低い値に設定する請求項1に記載のデジタル信号送受信機。
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