JP3369480B2 - 無線回路装置 - Google Patents
無線回路装置Info
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- JP3369480B2 JP3369480B2 JP21813498A JP21813498A JP3369480B2 JP 3369480 B2 JP3369480 B2 JP 3369480B2 JP 21813498 A JP21813498 A JP 21813498A JP 21813498 A JP21813498 A JP 21813498A JP 3369480 B2 JP3369480 B2 JP 3369480B2
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/38—Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
- H04B1/40—Circuits
- H04B1/403—Circuits using the same oscillator for generating both the transmitter frequency and the receiver local oscillator frequency
Description
分割多重方式を用いた高周波無線通信システムに用いら
れる無線回路装置全体の小型化に関するものである。
発展にともない、無線回路装置を用いた様々なアプリケ
ーションが市場に現れ、無線回路装置の小型化はますま
す重要となってきている。
す。同図において401は基準発振器、402は第1局
部発振器、403は第2局部発振器、404は送信回
路、405は受信回路、406は共用器、407はアン
テナである。基準発振器401の出力信号は第1局部発
振器402および第2局部発振器403に入力される。
また第2局部発振器403の出力周波数は送信時および
受信時においてそれぞれ固定である。
器、412はフィルタ、413は送信周波数変換器、4
14はフィルタ、415は電力増幅器である。送信時に
おいて、変調器411は第2局部発振器403の出力信
号をベースバンド信号で変調する。変調器411の出力
信号はフィルタ412により不要周波数成分を低減され
た後に送信周波数変換器413に入力され、第1局部発
振器402の出力信号により送信信号の周波数に変換さ
れる。送信周波数変換器413の出力信号はフィルタ4
14で不要周波数成分を低減された後に電力増幅器41
5で増幅され、共用器406を通ってアンテナ407よ
り送信される。
増幅器、422は第1受信周波数変換器、423はフィ
ルタ、424は第2受信周波数変換器である。アンテナ
407において受信された信号は共用器406を通って
低雑音増幅器421に入力される。低雑音増幅器421
の出力信号は第1周波数変換器422に入力され、第1
局部発振器402の出力信号により第1中間周波数に変
換される。第1周波数変換器422の出力信号はフィル
タ423により不要周波数成分を低減される。フィルタ
423の出力信号は第2周波数変換回路424に入力さ
れ、第2局部発振器403の出力信号により第2中間周
波数に変換される。
うな構成では、送信時に第2局部発振器の出力信号の高
調波成分が送信周波数帯域内に発生し、不要周波数成分
となりやすい。これを防ぐためには、フィルタの数を多
くする必要があり、その結果、無線回路装置全体が大き
くなる。
分が送信周波数帯域内に発生せず、小型化が可能な無線
回路装置を提供することを目的とする。
ために、第1の本発明(請求項1に対応)は、局部発振
器と、分周器と、変調器と、送信周波数変換器と、第1
受信周波数変換器と、第1受信中間周波数を選択的通過
させる帯域通過フィルタと、第2受信周波数変換器とを
備え、送信時に前記局部発振器の出力信号は前記送信周
波数変換器に入力すると共に前記分周器に入力して所定
の分周数に分周されて送信中間周波数の信号となり、前
記変調器は前記送信中間周波数の信号を変調信号で変調
して前記送信周波数変換器に出力し、前記送信周波数変
換器は前記変調器の出力信号を前記局部発振器の出力信
号により送信信号に変換し、受信時に前記局部発振器の
出力信号は前記第1受信周波数変換器に入力し、前記第
1受信周波数変換器は受信信号を前記局部発振器の出力
信号により前記第1受信中間周波数の信号に変換した後
に前記帯域通過フィルタを介して前記第2受信周波数変
換器に出力し、前記第2受信周波数変換器は前記第1受
信中間周波数の信号を固定周波数の信号により前記第2
受信中間周波数の信号に変換し、送信時と受信時におい
て前記局部発振器の出力周波数を切り換えることを特徴
とする時分割多重方式で用いられ、送信時に前記送信信
号の周波数をMチャネル分切り換える場合に前記局部発
振器の出力周波数が変化する間隔と受信時に前記受信信
号の周波数をMチャネル分切り換える場合に前記局部発
振器の出力周波数が変化する間隔とが異なり、送信時に
前記送信信号の周波数が変化するとき前記送信中間周波
数も変化し、受信時に前記受信信号の周波数が変化する
とき前記受信中間周波数は変化しない無線回路装置であ
る。また第2の本発明(請求項2に対応)は、送信信号
の周波数と受信信号の周波数が異なることを特徴とする
第1の発明の無線回路装置である。また第3の本発明
(請求項3に対応)は、前記第2受信周波数変換器に入
力される固定周波数の信号としてPLL周波数シンセサ
イザの出力信号を用いることを特徴とする第1の発明ま
たは第2の発明の無線回路装置である。また第4の本発
明(請求項4に対応)は、前記局部発振器に入力する信
号を発生する基準発信器を有し、 前記第2受信周波数
変換器に入力される固定周波数の信号として前記基準発
信器の出力信号の逓倍波を用いることを特徴とする第1
の発明または第2の発明の無線回路装置である。また第
5の本発明(請求項5に対応)は、前記局部発振器は、
位相比較器と、低域通過フィルタと、電圧制御発振器
と、可変分周器と、分周数制御回路とを有し、前記可変
分周器が前記電圧制御発振器の出力信号を分周し、前記
位相比較器が前記可変分周器の出力信号と位相比較周波
数の信号との位相差を検出し、前記低域通過フィルタが
前記位相比較器の出力信号を平滑化し、前記電圧制御発
振器が前記低域通過フィルタの出力により出力信号の周
波数を制御する分数分周方式のPLL周波数シンセサイ
ザであり、前記分周数制御回路が前記可変分周器の分周
数を周期的に変化させて、前記電圧制御発振器から前記
位相比較周波数の非整数倍の周波数を出力することを特
徴とする第1〜4の発明のいずれかの無線回路装置であ
る。また第6の本発明(請求項6に対応)は、送信時と
受信時の前記局部発振器の位相比較周波数が等しいこと
を特徴とする第5の発明の無線回路装置である。また第
7の本発明(請求項7に対応)は、電力増幅器と、共用
器と、アンテナとを備え、前記送信周波数変換器の出力
信号は前記電力増幅器に入力して増幅され、送信時は前
記電力増幅器の出力信号は前記共用器によって選択され
て前記アンテナより出力され、受信時は前記アンテナよ
り入力した受信信号は前記共用器によって選択されて前
記第1受信周波数変換器に入力されることを特徴とする
第1〜6の発明のいずれかの無線回路装置である。
実施形態について図面を参照しながら説明する。
態1における無線回路装置の構成を示したものである。
同図において101は基準発振器、102は第1局部発
振器、103は第2局部発振器、104は分周器、10
5は送信回路、106は受信回路、107は共用器、1
08はアンテナである。基準発振器101の出力信号
は、第1局部発振器102および第2局部発振器103
に入力される。また第2局部発振器103の出力周波数
は固定である。
器、112は送信周波数変換器、113はフィルタ、1
14は電力増幅器である。送信時において、第1局部発
振器102の出力信号は送信周波数変換器112に入力
されると共に分周器104に入力され分周された後に変
調器111に入力される。変調器111は分周器104
の出力信号をベースバンド信号で変調する。変調器11
1の出力信号は送信周波数変換器112に入力され、第
1局部発振器102の出力信号により送信信号の周波数
に変換される。送信周波数変換器112の出力信号はフ
ィルタ113で不要周波数成分を低減された後に電力増
幅器114で増幅され、共用器107を通ってアンテナ
108より送信される。
増幅器、122は第1受信周波数変換器、123はフィ
ルタ、124は第2受信周波数変換器である。受信時に
おいて、アンテナ108において受信された信号は共用
器107を通って低雑音増幅器121に入力される。低
雑音増幅器121の出力信号は第1周波数変換器122
に入力され、第1局部発振器102の出力信号により第
1中間周波数に変換される。第1周波数変換器122の
出力信号はフィルタ123により不要周波数成分を低減
される。フィルタ123の出力信号は第2周波数変換回
路124に入力され、第2局部発振器103の出力信号
により第2中間周波数に変換される。
数成分について説明する。まず本発明のように変調器1
11に入力されるキャリア信号が第1局部発信器102
の出力信号を分周器104で分周されたものである場
合、送信周波数近傍に不要周波数成分が現れない。しか
し従来例のように変調器に入力されるキャリア信号が第
1局部発信器の出力信号を分周器で分周されたものでな
い場合、送信周波数近傍に不要周波数成分が現れる可能
性がある。このことをまず表1を参照して説明する。
数をf1、変調器111に入力されるキャリア信号の周
波数をf2とする。従来例では、キャリア信号の周波数
は第1局部発振器102とは関係なく一定の周波数とす
る。また本実施の形態ではキャリア信号の周波数は第1
局部発振器102の出力を分周器104で1/Nに分周
したものとする。このとき送信周波数foは、第1局部
発信器102の出力周波数f1と変調器111に入力さ
れるキャリア信号の周波数f2との和になる。ここで、
f1とf2の関係は、従来例では501のように書け
る。また本実施の形態では、変調器111に入力される
キャリア信号は第1局部発振器102の出力信号を分周
器104で分周されたものであるので、505のように
なる。さらにfoとf2の関係は従来例では502のよ
うになり、本実施の形態では506のようになる。従っ
て変調器111に入力されるキャリア信号の周波数f2
の高調波で送信周波数foに最近接する周波数のものは
次のようになる。すなわち従来例では503のようにな
り、また本実施の形態では507のようになる。ただ
し、本実施の形態では、(N+1)・f2の成分は常に
送信周波数foと重なる。送信信号に埋もれてしまうた
め、他には影響を与えない。さらにこの周波数と送信周
波数foとの差の絶対値は、従来例では504のように
なり、また本実施の形態では508のようになる。N=
Pの場合常に509が成立する。すなわち、本実施の形
態より従来例のほうが、送信周波数foの近傍に変調器
111に入力されるキャリア信号の高調波が現れる。ま
たfo=f1ーf2の場合も同様である。
ア信号が第1局部発信器102の出力信号を分周器10
4で分周されたものである場合、送信周波数近傍に不要
周波数成分が現れないが、変調器111に入力されるキ
ャリア信号が第1局部発信器102の出力信号を分周器
104で分周されたものでない場合、送信周波数近傍に
不要周波数成分が現れる可能性があることがわかった。
分減衰させなけらばならないものである。そして変調器
111の高調波は不要周波数成分である。さらに送信信
号から離れた不要周波数成分ほどフィルタなどで減衰さ
せやすい。
置の構成をとることによりフィルタの簡素化が可能とな
り、その結果、無線回路装置全体の小型化が可能とな
る。
方式のPLL周波数シンセサイザを用いることが好まし
い。
の周波数間隔が等間隔の場合、第1局部発振器102の
周波数間隔が、送信時と受信時において異なることを説
明する。送信波の周波数をfrf(1)、frf
(2)、・・・・とし、受信波の周波数をfRF
(1)、fRF(2)、・・・・とすると、frf(m
+1)ーfrf(m)=△fまたfRF(m+1)−f
RF(m)=△fとなる。すなわち送信時においても受
信時においてもチャネル間隔は一定の△fである。ただ
し、m=1,2,3,4,・・・である。このとき第1
局部発振器102の送信時における隣接するチャネルの
周波数間隔と受信時における隣接するチャネルの周波数
間隔を求める。変調器111の出力周波数をfif
(1)、fif(2)・・・・とし、送信時の第1局部
発振器102の出力周波数をflo(1)、flo
(2)・・・・とし、受信時の第1局部発振器102の
出力周波数をfLO(1)、fLO(2)、・・・・と
する。また受信時の第1中間周波数は固定であり、これ
をfIF1とする。
1の出力周波数は数2のようになる。また受信時におけ
る周波数の関係は数3のようになる。ただし、n=1、
2、3、・・・・である。数2を数1に代入して、fi
f(n)を消去すると、数4のようになる。
る。数4から数5を辺々引いて、数6が得られる。数6
で、frf(n)ーfrf(n−1)=△fであるか
ら、数7が得られる。数7を整理して、数8が得られ
る。すなわち送信時における第1局部発振器102の出
力周波数の間隔はN・△f/(N+1)となる。
ら辺々引くと、数9が得られる。さらに数8を数9に代
入して、数10が得られる。すなわち送信時における変
調器111の出力周波数間隔は△f/(N+1)とな
る。さらに、数3よりfRF(n)−fLO(n)>0
のとき数3でnをn−1とおいたものを数3から辺々引
いて、数11が得られる。数11でfRF(n)ーfR
F(n−1)=△fであるから数12が得られる。fR
F(N)ーfLO(n)<=0のときも同様である。従
って、受信時における第1局部発振器102の出力周波
数間隔は△fとなる。以上で送信および受信のためのチ
ャネルの周波数間隔が等間隔の場合、第1局部発振器1
02の周波数間隔が、送信時と受信時において異なるこ
とを説明した。
サイザの構成を示したものである。同図において、20
1は電圧制御発振器、202は可変分周器、203は位
相比較器、204は低域通過フィルタ、205は分周数
制御回路、206は基準分周器である。可変分周器20
2は分周数制御回路205から設定された値に従って電
圧制御発振器201の出力信号周波数を分周して出力す
る。基準分周器206は基準信号を分周して位相比較周
波数として出力する。位相比較器203は可変分周器2
02の出力信号と基準分周器206の出力信号の位相を
比較して位相差信号を出力する。この位相差信号は低域
通過フィルタ204で平滑化された後に電圧制御発振器
201に入力される。電圧制御発振器201は入力され
た位相差信号に基づいて出力信号の周波数を制御する。
以上のような構成において、分周数制御回路205によ
り可変分周器202の分周数を周期的に変化させること
により平均値として小数点以下の精度の分周数を実現
し、その結果、位相比較周波数を所望の出力信号の周波
数間隔よりも高くすることができる。そして、位相比較
周波数が高いため出力信号の周波数を高速に切り換える
ことができる。
器の周波数チャネル間隔と受信時の局部発振器の周波数
チャネル間隔が異なる。この場合における局部発振器と
して分数分周方式のPLL周波数シンセサイザを用いる
ことにより、位相比較周波数を局部発振器の周波数チャ
ネル間隔に保つ必要がないため、送信時と受信時で位相
比較周波数を同じにすることが可能となる。その結果、
送信時と受信時で基準発振器の周波数を切り換える必要
がなくなるため、局部発振器の出力が安定した特性とな
る。
ザでは入力される基準信号の周波数が決まれば出力の周
波数間隔がある値に決まるが、本実施の形態のように第
1局部発振器102の発振周波数間隔が受信時と送信時
で異なる場合は、送信時と受信時で基準信号の周波数を
変える必要がある。このためには基準発振器を2つ持つ
等の必要があり、回路規模が大きくなってしまう。とこ
ろが分数分周方式のPLL周波数シンセサイザを用いれ
ば、基準信号の周波数を変化させずに、さらに回路規模
をほとんど変えずに局部発振器の周波数間隔が異なる信
号を出力できる。
の間、低雑音増幅器121と第1周波数変換器122の
間、もしくはその両方にフィルタを備えてもよい。
固定周波数の信号としてPLL周波数シンセサイザの出
力信号を用いることも可能である。すなわち第2局部発
信器としてPLL周波数シンセサイザの出力信号を用い
ることも可能である。
発明の局部発振器の例である。
態2における無線回路装置の構成を示したものである。
同図において301は基準発振器、302は第1局部発
振器、303は分周器、304は逓倍器、305はフィ
ルタ、306は送信回路、307は受信回路、308は
共用器、309はアンテナである。基準発振器301の
出力信号は、第1局部発振器302に入力されると共
に、逓倍器304に入力され逓倍された後にフィルタ3
05で不要周波数成分を低減される。
器、312は送信周波数変換器、313はフィルタ、3
14は電力増幅器である。送信時において、第1局部発
振器302の出力信号は送信周波数変換器312に入力
されると共に分周器303に入力され分周された後に変
調器311に入力される。変調器311は分周器303
の出力信号をベースバンド信号で変調する。変調器31
1の出力信号は送信周波数変換器312に入力され、第
1局部発振器302の出力信号により送信信号の周波数
に変換される。送信周波数変換器312の出力信号はフ
ィルタ313で不要周波数成分を低減された後に電力増
幅器314で増幅され、共用器308を通ってアンテナ
309より送信される。
増幅器、322は第1受信周波数変換器、323はフィ
ルタ、324は第2受信周波数変換器である。アンテナ
309において受信された信号は共用器308を通って
低雑音増幅器321に入力される。低雑音増幅器321
の出力信号は第1周波数変換器322に入力され、第1
局部発振器302の出力信号により第1中間周波数に変
換される。第1周波数変換器322の出力信号はフィル
タ323により不要周波数成分を低減される。フィルタ
323の出力信号は第2周波数変換器324に入力さ
れ、フィルタ305の出力信号により第2中間周波数に
変換される。
と異なる点は、第2受信周波数変換器に第2局部発振器
の出力信号を入力する代わりに基準発振器の逓倍波を入
力していることである。本実施の形態においても実施の
形態1と同様に送信時における不要周波数成分はフィル
タにより容易に減衰でき、無線回路装置全体の小型化が
可能となる。また回路規模が大きく、消費電力の大きい
第2局部発振器をなくすことにより、無線回路装置の小
型化、低消費電力化が図れる。
302として分数分周方式のPLL周波数シンセサイザ
を用いることが好ましい。
の間、低雑音増幅器321と第1周波数変換器322の
間、もしくはその両方にフィルタを備えてもよい。
発明の局部発振器の例である。
が送信周波数帯域内に発生せず、小型化が可能な無線回
路装置を実現することができる。
成を示すブロック図
14、423 フィルタ 201 電圧制御発振器 202 可変分周器 203 位相比較器 204 低域通過フィルタ 205 分周数制御回路 206 基準分周器
Claims (7)
- 【請求項1】 局部発振器と、 分周器と、 変調器と、 送信周波数変換器と、 第1受信周波数変換器と、第1受信中間周波数を選択的通過させる帯域通過フィル
タと、 第2受信周波数変換器とを備え、 送信時に前記局部発振器の出力信号は前記送信周波数変
換器に入力すると共に前記分周器に入力して所定の分周
数に分周されて送信中間周波数の信号となり、 前記変調器は前記送信中間周波数の信号を変調信号で変
調して前記送信周波数変換器に出力し、 前記送信周波数変換器は前記変調器の出力信号を前記局
部発振器の出力信号により送信信号に変換し、 受信時に前記局部発振器の出力信号は前記第1受信周波
数変換器に入力し、 前記第1受信周波数変換器は受信信号を前記局部発振器
の出力信号により前記第1受信中間周波数の信号に変換
した後に前記帯域通過フィルタを介して前記第2受信周
波数変換器に出力し、 前記第2受信周波数変換器は前記第1受信中間周波数の
信号を固定周波数の信号により前記第2受信中間周波数
の信号に変換し、 送信時と受信時において前記局部発振器の出力周波数を
切り換える時分割多重方式で用いられ、 送信時に前記送信信号の周波数をMチャネル分切り換え
る場合に前記局部発振器の出力周波数が変化する間隔と
受信時に前記受信信号の周波数をMチャネル分切り換え
る場合に前記局部発振器の出力周波数が変化する間隔と
が異なり、 送信時に前記送信信号の周波数が変化するとき前記送信
中間周波数も変化し、 受信時に前記受信信号の周波数が変化するとき前記受信
中間周波数は変化しない ことを特徴とする無線回路装
置。 - 【請求項2】 送信信号の周波数と受信信号の周波数が
異なることを特徴とする請求項1記載の無線回路装置。 - 【請求項3】 前記第2受信周波数変換器に入力される
固定周波数の信号としてPLL周波数シンセサイザの出
力信号を用いることを特徴とする請求項1または2記載
の無線回路装置。 - 【請求項4】 前記局部発振器に入力する信号を発生す
る基準発信器を有し、 前記第2受信周波数変換器に入力される固定周波数の信
号として前記基準発信器の出力信号の逓倍波を用いるこ
とを特徴とする請求項1または2記載の無線回路装置。 - 【請求項5】 前記局部発振器は、位相比較器と、 低域通過フィルタと、 電圧制御発振器と、 可変分周器と、 分周数制御回路とを有し、 前記可変分周器が前記電圧制御発振器の出力信号を分周
し、 前記位相比較器が前記可変分周器の出力信号と位相比較
周波数の信号との位相差を検出し、 前記低域通過フィルタが前記位相比較器の出力信号を平
滑化し、 前記電圧制御発振器が前記低域通過フィルタの出力によ
り出力信号の周波数を制御する分数分周方式のPLL周
波数シンセサイザであり、 前記分周数制御回路が前記可変分周器の分周数を周期的
に変化させて、 前記電圧制御発振器から前記位相比較周波数の非整数倍
の周波数を出力することを特徴とする請求項1〜4のい
ずれかに記載の無線回路装置。 - 【請求項6】 送信時と受信時の前記局部発振器の位相
比較周波数が等しいことを特徴とする請求項5記載の無
線回路装置。 - 【請求項7】 電力増幅器と、 共用器と、 アンテナとを備え、 前記送信周波数変換器の出力信号は前記電力増幅器に入
力して増幅され、 送信時は前記電力増幅器の出力信号は前記共用器によっ
て選択されて前記アンテナより出力され、 受信時は前記アンテナより入力した受信信号は前記共用
器によって選択されて前記第1受信周波数変換器に入力
されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載
の無線回路装置。
Priority Applications (5)
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---|---|---|---|
JP21813498A JP3369480B2 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 無線回路装置 |
US09/359,663 US6226499B1 (en) | 1998-07-13 | 1999-07-26 | Radio circuit apparatus and radio communication equipment |
EP99114843A EP0977368B1 (en) | 1998-07-31 | 1999-07-29 | Radio transceiver and circuit |
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