JP2004259351A - 薄膜磁気ヘッド、ヘッドジンバルアセンブリ及びハードディスク装置 - Google Patents

薄膜磁気ヘッド、ヘッドジンバルアセンブリ及びハードディスク装置 Download PDF

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Abstract

【課題】薄膜磁気ヘッドの磁気抵抗効果素子や磁気抵抗効果素子と、記録媒体と、の間隔をより微少にすることのできる薄膜磁気ヘッド、ヘッドジンバルアセンブリ、及びハードディスク装置を提供する。
【解決手段】通電されることにより発熱する発熱体80をオーバーコート層21中に設ける。これにより、発熱体80が発熱し薄膜磁気ヘッド10が熱膨張するので、磁気抵抗効果素子40や電磁変換素子60と、記録媒体2と、の距離が低減される。また、このような構成は製造が容易である。さらに、記録ヘッド部40が、オーバーコート層21とGMR素子20との間に設けられているので、発生する熱が磁気抵抗効果素子40に伝わりにくくなって磁気抵抗効果素子40の温度上昇による不具合が抑制される。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁変換素子及び磁気抵抗効果素子を有する薄膜磁気ヘッド、ヘッドジンバルアセンブリ及びハードディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
書込用の電磁変換素子や再生用の磁気抵抗効果素子が設けられた薄膜磁気ヘッドは、ハードディスク装置への記録再生時に、記録媒体であるハードディスクから浮上するように構成されている。具体的には、薄膜磁気ヘッドをジンバルに搭載し、該ジンバルを可撓性のサスペンションアームの先端部に取り付けることでヘッドジンバルアセンブリ(HGA)を構成する。そして、ハードディスクの回転に伴う空気流が薄膜磁気ヘッドの下方に流れることでサスペンションアームが撓み、該ヘッドが浮上する。
【0003】
そして、ハードディスクの高密度化に伴い、薄膜磁気ヘッドとハードディスクとの空隙すなわちヘッド浮上量は、20nmから15nm、更には10nmと極限まで小さくなってきている。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−20635号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
さらなる高密度化のためには、薄膜磁気ヘッドの電磁変換素子や磁気抵抗効果素子と、記録媒体と、の間の距離を従来よりも微少な状態にすることが求められている。
【0006】
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、薄膜磁気ヘッドの電磁変換素子や磁気抵抗効果素子と、記録媒体と、の間隔をより微少にすることのできる薄膜磁気ヘッド、ヘッドジンバルアセンブリ、及びハードディスク装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る薄膜磁気ヘッドは、基台上に形成された薄膜磁気ヘッドであって、書き込み用の電磁変換素子及び読み出し用の磁気抵抗効果素子と、上記電磁変換素子及び上記磁気抵抗効果素子を挟んで上記基台と反対側に設けられたオーバーコート層と、を有し、上記オーバーコート層中に、通電されることにより発熱する発熱体を備える。
【0008】
本発明の薄膜磁気ヘッドによれば、通電により発熱体が発熱して薄膜磁気ヘッドが熱膨張するので、磁気抵抗効果素子や電磁変換素子と、これら磁気抵抗効果素子や電磁変換素子と対向する記録媒体と、の距離を低減させることができる。また、オーバーコート層中に発熱体を有しているので、磁気抵抗効果素子や電磁変換素子より下の部分、あるいは、電磁変換素子や磁気抵抗効果素子と同一の高さの部分に発熱体を設けるのに比して薄膜磁気ヘッドの製造が容易となる。このため、高密度記録が低コストで可能となる。
【0009】
ここで、上記電磁変換素子は、上記オーバーコート層と上記磁気抵抗効果素子との間に設けられることが好ましい。
【0010】
この場合、発熱体が磁気抵抗効果素子から離れることとなるので、発生する熱が磁気抵抗効果素子に伝わりにくくなり、磁気抵抗効果素子の温度上昇による不具合を抑制することができる。
【0011】
本発明に係るヘッドジンバルアセンブリは、基台と、上記基台上に形成された薄膜磁気ヘッドと、上記基台を固定するジンバルと、を備え、上記薄膜磁気ヘッドは、書き込み用の電磁変換素子及び読み出し用の磁気抵抗効果素子と、上記電磁変換素子及び上記磁気抵抗効果素子を挟んで上記基台と反対側に設けられたオーバーコート層と、を有し、上記オーバーコート層中に、通電されることにより発熱する発熱体を備える。
【0012】
また、本発明に係るハードディスク装置は、基台と、上記基台上に形成された薄膜磁気ヘッドと、上記薄膜磁気ヘッドと対向する記録媒体と、を備え、上記薄膜磁気ヘッドは、書き込み用の電磁変換素子及び読み出し用の磁気抵抗効果素子と、上記電磁変換素子及び上記磁気抵抗効果素子を挟んで上記基台と反対側に設けられたオーバーコート層と、を有し、上記オーバーコート層中に、通電されることにより発熱する発熱体を備える。
【0013】
このような、ヘッドジンバルアセンブリやハードディスク装置は、上述の薄膜磁気ヘッドを備えることにより、同様に高密度記録が低コストで可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において、同一または相当要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0015】
図1は、本実施形態の薄膜磁気ヘッドを備えたハードディスク装置を示す図である。ハードディスク装置1は、ヘッドジンバルアセンブリ(HGA:Head Gimbals Assembly)15を作動させて、高速回転するハードディスク(記録媒体)2の記録面(図1の上面)に、薄膜磁気ヘッド10によって磁気情報を記録及び再生するものである。ヘッドジンバルアセンブリ15は、薄膜磁気ヘッド10が形成されたヘッドスライダ11を搭載したジンバル12と、これが接続されたサスペンションアーム13とを備え、支軸14周りに例えばボイスコイルモータによって回転可能となっている。ヘッドジンバルアセンブリ15を回転させると、ヘッドスライダ11は、ハードディスク2の半径方向、すなわちトラックラインを横切る方向に移動する。
【0016】
図2は、ヘッドスライダ11の拡大斜視図である。ヘッドスライダ11は、略直方体形状をなし、アルティック(Al・TiC)を主とする基台11a上に、薄膜磁気ヘッド10が形成されている。同図における手前側の面は、ハードディスク2の記録面に対向する記録媒体対向面であり、エアベアリング面(ABS:Air Bearing Surface)Sと称される。ハードディスク2が回転する際、この回転に伴う空気流によってヘッドスライダ11が浮上し、エアベアリング面Sはハードディスク2の記録面から離隔する。薄膜磁気ヘッド10には、薄膜磁気ヘッド10を保護するために、図中破線で示したオーバーコート層21(詳しくは後述)が設けられている。オーバーコート層21上には、記録用パッド18a,18b、再生用パッド19a,19b、及び、後述するヒータ用パッド86a、86bが取り付けられており、図1に示したサスペンションアーム13には、各パットに接続される、電気信号の入出力用の配線(図示省略)が取付けられている。尚、エアベアリング面Sに、DLC(Diamond Like Carbon)等のコーティングを施してもよい。
【0017】
図3は、薄膜磁気ヘッド10におけるエアベアリング面Sに対して垂直な方向の断面図である。薄膜磁気ヘッド10は、基台11a上に形成されており、基台11a側から順に、磁気抵抗効果素子としてGMR(Giant Magneto Resistive)素子40を有する再生ヘッド部30と、誘導型の電磁変換素子としての記録ヘッド部60と、記録ヘッド部60上に設けられたオーバーコート層21と、を主として有する複合型薄膜磁気ヘッドとなっている。
【0018】
基台11aは、アルティック(Al・TiC)等からなるウエハ状の基板である。そして、この基台11a上には、アルミナ等の絶縁材料からなるアンダーコート層113が厚さ約1μm〜約10μmで形成されている。
【0019】
再生ヘッド部30は、アンダーコート層113上に設けられており、アンダーコート層113側から順に、下部シールド層32、GMR素子40を含みこのGMR素子40を上下から挟む絶縁層36、及び、上部シールド層38、が積層されることにより構成されている。GMR素子40は、磁気抵抗変化率が高い巨大磁気抵抗効果を利用したものであり、多層構造(図示は省略)を有してABS面側に露出している。下部シールド層32及び上部シールド層38は、不要な外部磁界をGMR素子40が感知するのを防止する機能を有し、磁性材料を含む。下部シールド層32の厚さは約1μm〜約3μm程度で、上部シールド層の厚さは厚さ約1μm〜約4μm程度である。また、絶縁層36の厚みは、約0.05μm〜1.0μm程度である。尚、本明細書において、シールド層のように「上部」及び「下部」という語を用いる場合があるが、「下部」とは基台11aに近い側であることを意味し、「上部」とは基台11aから遠い側であることを意味する。
【0020】
記録ヘッド部60は、再生ヘッド部30上に絶縁層39を介して形成され、長手記録方式の誘導型磁気変換素子である。尚、絶縁層39としては厚さ約0.1μm〜約2.0μm程度のアルミナ等を利用できるが、必ずしも設ける必要はない。そして、記録ヘッド部60は、絶縁層39側から順に、軟磁性材料からなる下部磁極61、非磁性の絶縁材料からなるギャップ層63を有している。また、ギャップ層63上には、ABS面側に磁極部分層64aが、ABS面から離れた側に上下2段の薄膜コイル70を含む絶縁層72が積層されている。さらに、磁極部分層64a上及び絶縁層72上には、薄膜コイル70の一部を下部磁極61との間に挟むと共に、エアベアリング面Sから離れた側で下部磁極61と磁気的に連結するヨーク部分層64bを有している。そして、下部磁極61、ギャップ層63、薄膜コイル70、絶縁層72、上部磁極64が記録ヘッド部60を構成している。
【0021】
下部磁極61は、パーマロイ(NiFe)等の磁性材料であり、例えば、厚さ約1μm〜約3μm程度で形成される。
【0022】
ギャップ層63は、アルミナ(Al)等の非磁性絶縁体あるいは非磁性導電体と非磁性絶縁体との組合せであり、例えば、厚さ約0.05μm〜約0.5μm程度に形成される。
【0023】
磁極部分層64aは、ヨーク部分層64bとともに上部磁極64を構成するものであり、例えばパーマロイ(NiFe)の他、(1)鉄及び窒素原子を含む材料、(2)鉄、ジルコニア、及び酸素原子を含む材料、並びに、(3)鉄及びニッケル元素を含む材料等で形成することができる。磁極部分層64aの厚みは、例えば約0.5μm〜約3.5μm程度であり、好ましくは1.0μm〜2.0μmである。
【0024】
ヨーク部分層64bの材質は磁極部分層64aと同様であり、例えば、厚さ約1μm〜約5μm程度である。
【0025】
また、薄膜コイル70は、Cu等の導体で、例えば、各厚みは約1μm〜約3μm程度である。
【0026】
また、絶縁層72は、アルミナやレジスト等の絶縁体で、例えば、厚さ約0.1μm〜約3μm程度である。
【0027】
そして、薄膜コイル70に記録電流を流すと、磁極部分層64aと下部磁極との間に磁束が発生し、ハードディスク等の記録媒体に情報を記録することができる。
【0028】
オーバーコート層21は、薄膜磁気ヘッド10の記録ヘッド部60を保護するためのアルミナ等の絶縁材料からなる層であり、記録ヘッド部60上に厚さ約5.0μm〜約30μmで設けられている。また、オーバーコート層21において、ABS面と、基台11aから一番遠い上面と、によって形成される稜部には、切欠部100が形成されている。
【0029】
そして、特に、本実施形態では、このオーバーコート層21中に、Cu,NiFe,Ta,Ti,CoNiFe合金,FeAlSi合金等で形成された発熱層(発熱体)80が設けられている。この発熱層80は、ABS面Sから所定距離離間されて、オーバーコート層21内に上部シールド層38等と平行に形成されている。
【0030】
発熱層80には図中上方に伸びたCu等の導電材料からなる導電部84a,84bが電気的に接続されており、該導電部84a,84bの上端にはそれぞれヒータ用パッド86a,86bが取り付けられている。なお、同様にして、記録ヘッド部60は記録用パッド18a,18b(図2参照)と、再生ヘッド部30の磁気抵抗効果素子40は再生用パッド19a,19bと、各々接続されているが、図3においては簡単のため図示を省略している。
【0031】
図4は、発熱層80の一例を示す平面図である。図4の発熱層80のIII−III断面が図3の発熱層80の断面に対応する。また、エアベアリング(ABS)面Sは、図4中の水平方向かつ図4の紙面に垂直な方向に延びて、発熱層80よりも図4中下方に位置している。発熱層80は、一本のラインを層内で蛇行させた構造となっており、ラインの両端にはそれぞれ引出電極85a,85bを有している。引出電極85a,85bは、それぞれ図3に示した導電部84a,84bに接続されている。
【0032】
より具体的には、所定の始点180から折返点181まで矩形波状に蛇行するように形成された上り部186と、折返点181から始点180の近傍の終点182まで上り部186に沿って蛇行しながら戻るように形成された下り部187を有しており、互いに沿うように形成された上り部186と下り部187との間隔190は、互いに面する上り部186同士の間隔192や、互いに面する下り部187同士の間隔193よりも狭くされている。
【0033】
また、発熱層80において、ABS面Sに対して略垂直な方向に延在する部分の長さの総和は、ABS面Sに対して略平行な方向に延在する部分の長さの総和よりも大きくなるようにされている。
【0034】
次に、このような構成の薄膜磁気ヘッド10、ヘッドジンバルアセンブリ15、及びハードディスク装置1の作用を説明する。図5に示すように、ハードディスク2が図中矢印方向に回転すると、空気流によって薄膜磁気ヘッド10は浮上し、記録ヘッド部60の上部磁極64側がハードディスク2に近づくようにうつむく姿勢(前傾姿勢)となる。この際、発熱層80に通電すると、当該発熱層80から発生する熱によって薄膜磁気ヘッド10における発熱層80の周囲が熱膨張し、薄膜磁気ヘッド10及び基台11aのABS面Sが、記録媒体2側に向かって二点鎖線で示すように突出する。これにより、GMR素子40や記録ヘッド部60とハードディスク2との間隔が低減され、高い再生出力が得られると共に、より高密度の書込等を行うことができる。ここで、発熱層80への通電量を制御することにより、突出量を調節でき、記録ヘッド部60やGMR素子40と記録媒体2との間の距離を制御できる。
【0035】
また、発熱層80が、オーバーコート層21中に設けられると共に、記録ヘッド部60が、オーバーコート層21とGMR素子40との間に設けられているので、GMR素子40と発熱層80との間隔は、記録ヘッド部60と発熱層80との間隔よりも広くなっている。このため、特に発熱による影響を比較的受けやすいGMR素子40が高温による悪影響を受けにくくされ、信頼性を向上できる。
【0036】
また、発熱層80において、ABS面Sに対して略垂直な方向に延在する部分の長さの総和が、ABS面Sに対して略平行な方向に延在する部分の長さの総和よりも大きくなるようにされている。このため、発熱層80自体がABS面Sに対して垂直な方向に膨張しやすくなり、GMR素子40や記録ヘッド部60を効率よく記録媒体2に向かって突出させられる。
【0037】
また、薄膜磁気ヘッド10のオーバーコート層21には切欠部100が形成されているので、薄膜磁気ヘッド10のABS面Sが熱膨張によりハードディスク2に突出しても、記録媒体2と接触しにくくなっている。なお、この切欠部100の形状は、本実施形態のような1段の切欠に限られず、多段の切欠としてもよいし傾斜面を有する切欠等としてもよい。
【0038】
さらに、発熱層80においては、図4に示すように、上り部186と下り部187とが互いに寄り添うようにして蛇行しているので、アンペールの右ねじの法則から分かるように、始点180及び終点182と、折返点181との間において上り部186と下り部187とから発生する磁界が、互いにうち消し合う。このため、磁界の漏洩が少なくなって記録ヘッド部60や磁気抵抗効果素子40に悪影響を及ぼしにくくなる。また、間隔190が間隔193や間隔192よりも狭くされているので、互いに近接するように設けられた上り部186と下り部187とが、この上り部186と下り部186とから遠く離された他の上り部186と下り部187とから磁界の影響を受けにくくされ、通電により発生する磁界がより好適にキャンセルされる。このため、特に、発熱層80の最外側で互いに沿うように配置される下り部186Aや上り部187Aからの磁界の漏洩が少なくされる。
【0039】
以上説明したように、本実施形態によれば、ハードディスク2との距離を低減でき、さらなる高密度化が可能な薄膜磁気ヘッド10、ヘッドジンバルアセンブリ15及びハードディスク装置1が提供される。
【0040】
次に、本実施形態に係る薄膜磁気ヘッドの製造方法の一例を説明する。尚、公知の製造過程については、説明を簡略化する。
【0041】
まず、図6に示すように、アルティック(Al・TiC)等からなる基板である基台11aに、スパッタリング法によって、例えばアルミナ(Al)等の絶縁材料からなるアンダーコート層113を形成する。
【0042】
次に、アンダーコート層113の上に、例えばめっき法によって、パーマロイ等の磁性材料からなる下部シールド層32を形成する。さらに、下部シールド層32上に、公知の手法によってGMR素子40と、これを上下左右から挟むAl等の絶縁層36を形成する。GMR素子40は、実際は複数の膜から構成されるが、図においては単層で示している。また、このGMR素子40は、ABS面側に形成される。続いて、絶縁層36上に、例えばめっき法によって上部シールド層38をで形成する。以上により、再生ヘッド部30が得られる。
【0043】
次に、上部シールド層38上に、例えばスパッタリング法によって、Al等の絶縁材料からなる絶縁層39を形成する。
【0044】
次いで、絶縁層39上に、パーマロイからなる下部磁極61を例えばスパッタリング法で形成する。次に、下部磁極61上に例えばスパッタリング法で非磁性絶縁体あるいは非磁性導電体と非磁性絶縁体とを組み合わせたものからなるギャップ層63を形成する。さらに、ギャップ層63上に、フォトリソグラフィやドライエッチング等を用いた公知の方法で、2段の薄膜コイル70を有する絶縁層72と、上部磁極64の磁極部分層64aと、上部磁極64のヨーク部分層64bと、を形成する。ここで、薄膜コイル70の一部が、下部磁極61と上部磁極64との間に挟まれるようにこれらを形成する。本実施形態では2段の薄膜コイル70を形成するが、段数はこれに限られず、また、ヘリカルコイルのようなものを形成してもよい。これにより、記録ヘッド部60が完成する。
【0045】
次に、記録ヘッド部60を覆うように、非磁性のオーバーコート下層21aを形成する。そして、オーバーコート下層21a上に、スパッッタリングによってCu,NiFe,Ta,Ti,CoNiFe合金,FeAlSi合金等の導電性材料からなる発熱層80を形成する。
【0046】
ここで、発熱層80をスパッタリングで形成すると、発熱層80の膜厚のバラツキを低減でき、薄膜磁気ヘッド毎の発熱層80の抵抗値のバラツキを低減できる。具体的には、例えば、NiFeの発熱層80をメッキ法で2447個形成した場合、発熱層の抵抗値の標準偏差は11.6Ωであったのに対し、NiFeの発熱層80をスパッタ法を用いて7931個形成した場合は発熱層の抵抗値の標準偏差は4.66Ωとなった。なお、発熱層80をメッキ法で作成することもできる。
【0047】
次に、発熱層80の引出電極85a,85b上に、例えばめっき法によって導電部84a,84bを形成し、その後、スパッタ法によって、Al等の絶縁材料を上層として積層し、例えば、ポリッシング法によってこの絶縁材料を所望の高さとし、オーバーコート層上層21bとする。その後、導電部84a,84bの上端部にヒーター用パッド86a、86bを配設する。ここで、オーバーコート下層21a及びオーバーコート上層21bがオーバーコート層21に対応する。なお、図示は省略するが、このとき、図示しない記録用パッドや再生用パッドも形成する。さらに、オーバーコート層21の稜を切削して、切欠部100を形成する。
【0048】
以上により、本実施形態の薄膜磁気ヘッド10が完成する。
【0049】
このように、本実施形態に係る薄膜磁気ヘッド10は、比較的複雑な再生ヘッド部30及び記録ヘッド部60の形成工程の後に行われる、比較的簡単なオーバーコート層21を形成する工程において発熱層80を形成すればよい。このため、再生ヘッド部30や記録ヘッド部60より下の部分、あるいは、記録ヘッド部60や再生ヘッド部30と同一の高さの部分に発熱体80を設けるのに比して、低コストでの製造が可能となる。
【0050】
続いて、イオンミリング等によって基台11aにスライダレールを形成することにより、図2に示したヘッドスライダ11が得られ、このヘッドスライダ11をジンバル12に搭載した後、サスペンションアーム13に接続することにより図1に示したヘッドジンバルアセンブリ15が完成する。また、ヘッドジンバルアセンブリ15を作製した後、ヘッドスライダ11がハードディスク2上を移動可能で、且つ、磁気信号の記録及び再生が可能となるように組み立てることにより、図1に示したハードディスク装置1が完成する。
【0051】
以上、本発明者らによってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
【0052】
例えば、発熱層80の位置は上記実施形態に限られず、オーバーコート層21中であれば、任意の位置に設けることができる。また、2つ以上の発熱層80を有していても良い。また、発熱層80のABS面S側からの距離も限定されない。また、上記実施形態において、ABS面Sに対して略垂直な方向に延在する部分の長さの総和が、ABS面Sに対して略平行な方向に延在する部分の長さの総和よりも大きくなるように発熱層80が形成されているが、この条件を満たさない構成、例えば、ABS面Sが、図4中の垂直方向かつ図4の紙面に対して垂直な方向に延びて、発熱層80よりも図4中左方に位置する構成としても動作は可能である。さらに、発熱層80の形態も限定されない。
【0053】
また、発熱層80に流す電流の量等によっては、発熱層80を軟磁性を含むシールド層で覆っても良く、これによれば、発熱層80からの磁界が漏洩した場合でも、記録ヘッド部60や再生ヘッド部30に悪影響を及ぼすことを防止できる。
【0054】
さらに、再生ヘッド部30において、上述のGMR素子40の代わりに、CPP(Current Perpendicular to Plane)−GMR素子や、異方性磁気抵抗効果を利用するAMR(Anisotropy Magneto Resistive)素子、トンネル接合で生じる磁気抵抗効果を利用するTMR(Tunnel−type Magneto Resistive)素子等の他のMR素子を利用してもよい。また、薄膜磁気ヘッドを面内記録方式ではなく、垂直記録方式としてもよい。
【0055】
また、図2においては、記録ヘッド部60やGMR素子40を含む薄膜磁気ヘッド10が、スライダ11の先端部の内、トラックラインと直交するトラック幅方向の一方側の端部に設けられているが、他方側の端部でも、トラック幅方向の中央部に設けられていてもよく、要は、薄膜磁気ヘッド10が、スライダ11でABS面に臨む位置に設けられていれば良い。
【0056】
また、図2において、ヒータ用パッド86a,86bは、記録用パッド18a,18bと再生用パッド19a,19bとに挟まれるように配置されているが、これに限られず、任意の配置が可能である。
【0057】
【発明の効果】
上述のように、本発明によれば、通電されることにより発熱する発熱体をオーバーコート層中に設ける。これにより、発熱体が発熱し薄膜磁気ヘッドが熱膨張するので、磁気抵抗効果素子や電磁変換素子と、記録媒体と、の距離が低減される。また、このような構成は製造が容易である。このため、高い信頼性を有し、高密度記録が可能な薄膜磁気ヘッド等を、低コストで実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハードディスク装置の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】ヘッドスライダを示す斜視図である。
【図3】本実施形態に係る薄膜磁気ヘッドを示す断面図である。
【図4】本実施形態に係る薄膜磁気ヘッドの発熱層を示す平面図である。
【図5】本実施形態にかかる薄膜磁気ヘッドが熱膨張している様子を示す模式図である。
【図6】本実施形態に係る薄膜磁気ヘッドの製造方法を示す図である。
【符号の説明】
1…ハードディスク装置、2…ハードディスク(記録媒体)、10…薄膜磁気ヘッド、11a…基台、12…ジンバル、40…GMR素子(磁気抵抗効果素子)、60…記録ヘッド部(電磁変換素子)、21…オーバーコート層、80…発熱層(発熱体)、15…ヘッドジンバルアセンブリ。

Claims (4)

  1. 基台上に形成された薄膜磁気ヘッドであって、
    書き込み用の電磁変換素子及び読み出し用の磁気抵抗効果素子と、前記電磁変換素子及び前記磁気抵抗効果素子を挟んで前記基台と反対側に設けられたオーバーコート層と、を有し、
    前記オーバーコート層中に、通電されることにより発熱する発熱体を備える薄膜磁気ヘッド。
  2. 前記電磁変換素子は、前記オーバーコート層と前記磁気抵抗効果素子との間に設けられた請求項1に記載の薄膜磁気ヘッド。
  3. 基台と、前記基台上に形成された薄膜磁気ヘッドと、前記基台を固定するジンバルと、を備え、
    前記薄膜磁気ヘッドは、書き込み用の電磁変換素子及び読み出し用の磁気抵抗効果素子と、前記電磁変換素子及び前記磁気抵抗効果素子を挟んで前記基台と反対側に設けられたオーバーコート層と、を有し、
    前記オーバーコート層中に、通電されることにより発熱する発熱体を備えるヘッドジンバルアセンブリ。
  4. 基台と、前記基台上に形成された薄膜磁気ヘッドと、前記薄膜磁気ヘッドと対向する記録媒体と、を備え、
    前記薄膜磁気ヘッドは、書き込み用の電磁変換素子及び読み出し用の磁気抵抗効果素子と、前記電磁変換素子及び前記磁気抵抗効果素子を挟んで前記基台と反対側に設けられたオーバーコート層と、を有し、
    前記オーバーコート層中に、通電されることにより発熱する発熱体を備えるハードディスク装置。
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