JP2005332514A - 薄膜磁気ヘッド、該薄膜磁気ヘッドを備えたヘッドジンバルアセンブリ及び該ヘッドジンバルアセンブリを備えた磁気ディスク装置 - Google Patents

薄膜磁気ヘッド、該薄膜磁気ヘッドを備えたヘッドジンバルアセンブリ及び該ヘッドジンバルアセンブリを備えた磁気ディスク装置 Download PDF

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憲和 太田
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太郎 大池
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Abstract

【課題】 発熱体を設け、TPTP現象を積極的に利用してマグネティックスペーシングを制御する場合に、ヘッド素子が記録媒体表面に接触することを防止できる薄膜磁気ヘッド、この薄膜磁気ヘッドを備えたHGA及びこのHGAを備えた磁気ディスク装置を提供する。
【解決手段】 少なくとも1つのヘッド素子と、少なくとも1つのヘッド素子の周囲に設けられた保護層と、少なくとも1つの発熱体とを備えており、保護層及び少なくとも1つのヘッド素子は、発熱体の発熱によって保護層の方が記録媒体表面により近接するように記録媒体方向に共に突出するように構成されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、薄膜磁気ヘッド、この薄膜磁気ヘッドを備えたヘッドジンバルアセンブリ(HGA)及びこのHGAを備えた磁気ディスク装置に関する。
磁気ディスク装置においては、スピンドルモータによって回転させられた磁気ディスクに対して、薄膜磁気ヘッドが信号の書込み及び読出しを行う。薄膜磁気ヘッドは、HGAのサスペンションの先端部に固着されたスライダを本体として、このスライダ上に形成された書込み用のインダクティブ素子と読出し用の磁気抵抗効果(MR)素子とを有する。信号の書込み又は読出し時において、薄膜磁気ヘッドは、スイングが可能なアームによって磁気ディスク上の所望の位置に駆動させられる。
薄膜磁気ヘッドは、信号の書込み又は読出しに際して、回転する磁気ディスクの表面に対して、流体力学的に所定の間隙(マグネティックスペーシング)をもって浮上する。薄膜磁気ヘッドは、この浮上状態において、インダクティブ書込みヘッド素子から発生する磁界を用いて磁気ディスクに信号の書込みを行い、MR読出しヘッド素子によって磁気ディスクからの信号磁界を感受して読出しを行う。
近年、磁気ディスク装置の大容量化及び高記録密度化が進んでおり、これに伴って薄膜磁気ヘッドのトラック幅がより狭小化してきている。トラック幅が狭くなると、書込み磁気ヘッド素子においては磁気ディスクへの信号の書込み能力が低下し、読出し磁気ヘッド素子においては磁気ディスクからの信号の読出し能力が低下してしまう。その一方、書込みされた磁気ディスク上の記録ビットは高記録密度化に伴って年々微小化しており、書込みヘッド素子及びMR読出しヘッド素子においてはより高い能力が要求される。
このような書込み及び/又は読出し能力の問題を回避すべく、最近の磁気ディスク装置においては、マグネティックスペーシングをより小さくする傾向にある。即ち、薄膜磁気ヘッドに届く磁気ディスクからの信号磁界は、このスペーシングが小さいほど強くなることを利用している。従って、今日では高記録密度化に伴い、マグネティックスペーシングの値はかなり小さくなるよう設計されている。
しかしながら、信号の書込み時には、インダクティブ書込みヘッド素子内のコイル層から信号電流によるジュール熱が発生し、さらにはインダクティブ書込みヘッド素子内の上下部磁極層に渦電流損失に伴う熱が発生する。この発熱分が内部に蓄積され、絶縁膜であるオーバーコート層(保護層)が熱膨張し、インダクティブ書込みヘッド素子及び/又はMR読出しヘッド素子が磁気ディスク表面方向に押し出されるTPTP(Thermal Pole Tip Protrusion)現象が生じる。従って、マグネティックスペーシングの設計値が非常に小さい場合には、突出したMR読出しヘッド素子部が磁気ディスク表面に接触し、その際の摩擦熱によってMR読出しヘッド素子の電気抵抗値が変化し、異常信号(サーマルアスペリティ(thermal asperity))が発生することがある。
このサーマルアスペリティを回避するために、マグネティックスペーシングを制御する方法が提案されている。例えば、特許文献1には、磁気ヘッド素子であるトランスデューサを備えたスライダにおいて、スライダ本体内に、又はスライダ本体とトランスデューサとの間にトランンスデューサに近接して発熱体を設ける方法が開示されている。この発熱体を通電によって発熱させ、保護層を含むトランスデューサ形成領域とスライダ本体との熱膨張率の差を利用して、トランスデューサを突出させてマグネティックスペーシングを制御している。
また、特許文献2には、熱膨張体に通電することによって、書込み用及び読出し用の素子を磁気ディスク面に接近させる薄膜磁気ヘッド構造が開示されている。本構造においては、発熱体と熱膨張体とを一対にして配置し、発熱体の熱によって発熱体と対になった熱膨張体を熱膨張させ、その歪力でオーバーコート層を歪ませて書込み用及び読出し用の素子を磁気ディスク面に接近させている。
さらに、特許文献3には、磁気ヘッド素子の浮上面(ABS)とは反対側の位置に設けられた発熱手段を備えた薄膜磁気ヘッドが開示されている。磁気ヘッド素子の動作時に発熱手段が発熱せしめられることにより、磁気ヘッド素子をABS方向に突出させ、マグネティックスペーシングを調整している。
米国特許第5,991,113号明細書 特開2003−272335号公報 特開2003−168274号公報
しかしながら、このような発熱体や熱膨張体を具備した従来の薄膜磁気ヘッドは、磁気ヘッド素子の部分の突出量、即ちマグネティックスペーシングを制御するものであり、素子周辺のオーバーコート層(保護層)の突出量をどのように制御するかについては考慮していなかった。
例えば、マグネティックスペーシングを制御する場合、MR読出しヘッド素子部が最初に磁気ディスク表面に接触してしまうと、サーマルアスペリティによる特性劣化やクラッシュによるダメージを受けてしまう。特にMR読出しヘッド素子は、繊細な素子であるため、磁気ディスク表面との接触が全く生じないようにする必要がある。
従って、本発明の目的は、発熱体を設け、TPTP現象を積極的に利用してマグネティックスペーシングを制御する場合に、ヘッド素子が記録媒体表面に接触することを防止できる薄膜磁気ヘッド、この薄膜磁気ヘッドを備えたHGA及びこのHGAを備えた磁気ディスク装置を提供することにある。
本発明によれば、少なくとも1つのヘッド素子と、少なくとも1つのヘッド素子の周囲に設けられた保護層と、少なくとも1つの発熱体とを備えており、保護層及び少なくとも1つのヘッド素子は、発熱体の発熱によって保護層の方が記録媒体表面により近接するように記録媒体方向に共に突出するように構成されている薄膜磁気ヘッドが提供される。
発熱体の発熱により熱膨張が生じ、保護層及びヘッド素子が記録媒体方向に共に突出する。この場合、ヘッド素子よりも保護層の方が記録媒体表面により近接するように突出する。これにより、たとえ薄膜磁気ヘッドが記録媒体表面に接触した場合にも接触するのは保護層であり、ヘッド素子の記録媒体表面への接触は抑止することができる。その結果、TPTP現象を積極的に利用してマグネティックスペーシングを制御する場合にも、ヘッド素子の記録媒体表面への接触を極めて容易に防止することができ、マグネティックスペーシング制御が容易になるのみならず、サーマルアスペリティによる特性劣化やクラッシュによるダメージのない高い信頼性を確保することができる。
少なくとも1つの発熱体が、少なくとも1つのヘッド素子のトラック幅方向の両側にそれぞれ配置された2つの発熱体を含んでいることが好ましい。
少なくとも1つの素子が、インダクティブ書込みヘッド素子を含んでいることが好ましい。
少なくとも1つのヘッド素子が、MR読出しヘッド素子を含んでいることも好ましい。このMR読出しヘッド素子が、面内通電型(CIP)構造若しくは垂直通電型(CPP)構造の巨大磁気抵抗効果(GMR)読出しヘッド素子又はトンネル磁気抵抗効果(TMR)読出しヘッド素子であることも好ましい。
本発明によれば、さらに、上述した薄膜磁気ヘッドと、薄膜磁気ヘッドを支持する支持機構とを備えたHGA、及びこのHGAを少なくとも1つ備えた磁気ディスク装置が提供される。
本発明によれば、ヘッド素子の記録媒体表面への接触は抑止することができるので、TPTP現象を積極的に利用してマグネティックスペーシングを制御する場合にも、ヘッド素子の記録媒体表面への接触を極めて容易に防止することができ、マグネティックスペーシング制御が容易になるのみならず、サーマルアスペリティによる特性劣化やクラッシュによるダメージのない高い信頼性を確保することができる。
図1は本発明による磁気ディスク装置の一実施形態における要部の構成を概略的に示す斜視図であり、図2はHGA全体を表す斜視図であり、図3はHGAの先端部に装着されている磁気ヘッドスライダの斜視図である。
図1において、10はスピンドルモータの回転軸11の回りを回転する複数の磁気ディスク、12は磁気ヘッドスライダに形成された薄膜磁気ヘッドをトラック上に位置決めするためのアセンブリキャリッジ装置、13は薄膜磁気ヘッドの読み書き動作及び発熱動作を制御するための記録再生回路をそれぞれ示している。
アセンブリキャリッジ装置12には、複数の駆動アーム14が設けられている。これらの駆動アーム14は、ボイスコイルモータ(VCM)15によってピボットベアリング軸16を中心にして角揺動可能であり、この軸16に沿った方向にスタックされている。各駆動アーム14の先端部には、HGA17が取り付けられている。各HGA17には、磁気ヘッドスライダが、各磁気ディスク10の表面に対向するように設けられている。磁気ディスク10、駆動アーム14、HGA17及び磁気ヘッドスライダは、単数であっても良い。
図2に示すように、HGA17は、サスペンション20の先端部に、薄膜磁気ヘッドを有する磁気ヘッドスライダ21を固着し、さらにその磁気ヘッドスライダ21の端子電極に配線部材25の一端を電気的に接続して構成される。
サスペンション20は、ロードビーム22と、このロードビーム22上に固着され支持された弾性を有するフレクシャ23と、ロードビーム22の基部に設けられたベースプレート24と、フレクシャ23上に設けられておりリード導体及びその両端に電気的に接続された接続パッドからなる配線部材25とから主として構成されている。
本発明のHGAにおけるサスペンションの構造は、以上述べた構造に限定されるものではないことは明らかである。なお、図示されていないが、サスペンション20の途中にヘッド駆動用ICチップを装着してもよい。
図3に示すように、本実施形態における磁気ヘッドスライダ21は、互いに積層された書込み磁気ヘッド素子及び読出し磁気ヘッド素子を含む薄膜磁気ヘッド30と、これらの素子に接続された4つの信号端子電極31と、図3には示されていない発熱体に流す電流用の2つの駆動端子電極32とを、その素子形成面33上に備えている。なお、図3において、34は磁気ヘッドスライダ21のABSである。
図4は本実施形態における薄膜磁気ヘッドの一構成例を概略的に示す斜視断面図であり、図5は図4の薄膜磁気ヘッドの断面図である。
これらの図において、40は磁気ヘッドスライダ、42は読出し用のMR読出しヘッド素子、43は書込み用のインダクティブ書込みヘッド素子をそれぞれ示している。
磁気ヘッドスライダ40はABS40aを有し、書込み又は読出し動作時には回転する磁気ディスク表面41上において流体力学的に所定の間隙をもって浮上している。このスライダ40のABS40aを底面とした際の一つの側面(素子形成面)40bに、MR読出しヘッド素子42と、インダクティブ書込みヘッド素子43と、これらの素子を覆うオーバーコート層44とが形成されている。
MR読出しヘッド素子42は、MR層42aと、この層を挟む位置に配置される下部シールド層42b及び上部シールド層42cとを含む。MR層42aは、CIP−GMR多層膜、CPP−GMR多層膜又はTMR多層膜からなり、非常に高い感度で信号磁界を感知する。下部シールド層42b及び上部シールド層42cは磁性層であり、MR層42aに対して雑音となる外部磁界を遮断する役割を有する。インダクティブ書込みヘッド素子43は、下部磁極層43a、上部磁極層43b及びコイル層43cを含む。下部磁極層43a及び上部磁極層43bは、コイル層43cから発生した磁束を、書込みがなされる磁気ディスク表面41まで収束させながら導くための磁路である。
MR読出しヘッド素子42及びインダクティブ書込みヘッド素子43の磁気ディスク表面41側の端は、磁極端リセス(PTR)面44aとなっている。このPTR面44aには、保護膜としてダイアモンドライクカーボン(DLC)等のコーディングが施されている。なお、磁気ヘッド素子部のPTR面と磁気ディスク表面との磁気ヘッド素子動作時における距離がマグネティックスペーシングとなる。
図4に示すように、本実施形態において、発熱体45a及び45bは、MR読出しヘッド素子42及び/又はインダクティブ書込みヘッド素子43のトラック幅方向(ABSから見て積層面方向)の両側のオーバーコート層44内にそれぞれ形成されている。
このようにMR読出しヘッド素子42のみを、インダクティブ書込みヘッド素子43のみを、又はMR読出しヘッド素子42及びインダクティブ書込みヘッド素子43の両方を挟んでその両側に発熱体45a及び45bをそれぞれ形成することにより、図4の2点鎖線46に示すように、ヘッド素子部よりも発熱体45a及び45bに近いオーバーコート層44の方が磁気ディスク表面により近接するように突出する。
図6は従来の薄膜磁気ヘッドと本実施形態の薄膜磁気ヘッドとの突出量のプロファイルを比較して示す図である。同図の横軸は基板表面からの高さ(μm)による位置を表しており、縦軸はその位置の突出量(nm)を表している。
同図より、従来の薄膜磁気ヘッドの突出量プロファイルAは、オーバーコート層の先端部の突出量が大きくかつそれより基板側の素子部がさほど突出していない。このため、マグネティックスペーシングを小さくとろうとすると、直ちにオーバーコート層の先端部が磁気ディスク表面に接触してしまうので、マグネティックスペーシング制御が非常に難しかった。これに対して本実施形態の薄膜磁気ヘッドの突出量プロファイルBは、オーバーコート層の先端部の突出量ではなく、これより基板側の素子部におけるオーバーコート層の突出量が大きくなっている。しかも、前述したように、本実施形態の構成によれば、トラック幅方向に見て素子部よりも発熱体45a及び45bに近いオーバーコート層44の方が磁気ディスク表面により近接するように突出する。従って、マグネティックスペーシング制御により、たとえ、この薄膜磁気ヘッドが磁気ディスク表面に接触した場合にも接触するのはオーバーコート層であり、ヘッド素子、特にMR読出しヘッド素子42の磁気ディスク表面への接触は抑止することができる。その結果、TPTP現象を積極的に利用してマグネティックスペーシングを制御する場合にも、ヘッド素子の磁気ディスク表面への接触を極めて容易に防止することができ、マグネティックスペーシング制御が容易になるのみならず、サーマルアスペリティによる特性劣化やクラッシュによるダメージのない高い信頼性を確保することができる。
なお、図示されていないが、単一若しくは複数の発熱体をMR読出しヘッド素子42及びインダクティブ書込みヘッド素子43の磁気ヘッドスライダ40とは反対側の位置となる、オーバーコート層44内に形成した場合、単一若しくは複数の発熱体をPTR面44aから見てMR読出しヘッド素子42の後側に形成した場合、単一若しくは複数の発熱体をMR読出しヘッド素子42と書込みヘッド素子43との間に形成した場合、単一若しくは複数の発熱体をPTR面44aから見て書込みヘッド素子43の後側に形成した場合、又は単一若しくは複数の発熱体を薄膜磁気ヘッドのその他の位置に形成した場合にも、それら発熱体の構造、形状、構成材料、位置及びその駆動方法や薄膜磁気ヘッド自体の構造、形状及び構成材料等を調整することにより、ヘッド素子部よりも発熱体に近いオーバーコート層の方が磁気ディスク表面により近接するように突出するという作用効果を得ることが可能である。
以上述べた実施形態及び実施例は全て本発明を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することができる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
本発明による磁気ディスク装置の一実施形態における要部の構成を概略的に示す斜視図である。 HGA全体を表す斜視図である。 HGAの先端部に装着されている磁気ヘッドスライダの斜視図である。 図1の実施形態における薄膜磁気ヘッドの一構成例を概略的に示す斜視断面図である。 図4の薄膜磁気ヘッドの断面図である。 従来の薄膜磁気ヘッドと図1の実施形態の薄膜磁気ヘッドとの突出量のプロファイルを比較して示す図である。
符号の説明
10 磁気ディスク
11 回転軸
12 アセンブリキャリッジ装置
13 記録再生回路
14 駆動アーム
15 ボイスコイルモータ
16 ピボットベアリング軸
17 HGA
20 サスペンション
21、40 磁気ヘッドスライダ
22 ロードビーム
23 フレクシャ
24 ベースプレート
25 配線部材
30 薄膜磁気ヘッド
31 信号端子電極
32 駆動端子電極
33、40b 素子形成面
34、40a ABS
41 磁気ディスク表面
42 MR読出しヘッド素子
42a MR層
42b 下部シールド層
42c 上部シールド層42c
43 インダクティブ書込みヘッド素子
43a 下部磁極層
43b 上部磁極層
43c コイル層
44 オーバーコート層
44a PTR面
45a、45b 発熱体

Claims (7)

  1. 少なくとも1つのヘッド素子と、該少なくとも1つのヘッド素子の周囲に設けられた保護層と、少なくとも1つの発熱体とを備えており、前記保護層及び前記少なくとも1つのヘッド素子は、前記発熱体の発熱によって前記保護層の方が記録媒体表面により近接するように該記録媒体方向に共に突出するように構成されていることを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
  2. 前記少なくとも1つの発熱体が、前記少なくとも1つのヘッド素子のトラック幅方向の両側にそれぞれ配置された2つの発熱体を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の薄膜磁気ヘッド。
  3. 前記少なくとも1つの素子が、インダクティブ書込みヘッド素子を含んでいることを特徴とする請求項1又は2に記載の薄膜磁気ヘッド。
  4. 前記少なくとも1つのヘッド素子が、磁気抵抗効果読出しヘッド素子を含んでいることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の薄膜磁気ヘッド。
  5. 前記磁気抵抗効果読出しヘッド素子が、面内通電型構造若しくは垂直通電型構造の巨大磁気抵抗効果読出しヘッド素子又はトンネル磁気抵抗効果読出しヘッド素子であることを特徴とする請求項4に記載の薄膜磁気ヘッド。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の薄膜磁気ヘッドと、該薄膜磁気ヘッドを支持する支持機構とを備えたことを特徴とするヘッドジンバルアセンブリ。
  7. 請求項6に記載のヘッドジンバルアセンブリを少なくとも1つ備えたことを特徴とする磁気ディスク装置。
JP2004151705A 2004-05-21 2004-05-21 薄膜磁気ヘッド、該薄膜磁気ヘッドを備えたヘッドジンバルアセンブリ及び該ヘッドジンバルアセンブリを備えた磁気ディスク装置 Withdrawn JP2005332514A (ja)

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