JP2004253263A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池収納部に電池が逆挿入されても、絶縁性の確保を確実に行う。
【解決手段】電池の円形凸部形状をした正電極3aと接触する正極端子9と、電池の円形平面形状をした負電極3bと接触する負極端子12c,14とを具備する電池収納部2を有し、前記正極端子と前記負極端子の少なくとも一方がバネ性能をもち、所定の接触圧をもって電池の各電極に接触する構造の電子機器において、前記負極端子は、前記電池の正電極の前記円形凸部の円径よりも大きくかつ前記電池の負電極の前記円形平面の円径よりも小さい範囲で、前記電池の負電極と接触する負極接触部12cと、該負極接触部の内周側に配置され、凹部状に陥没しその陥没量が前記円形凸部の突起量よりも少ない絶縁凹部14とを有する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電池の円形凸部形状をした正電極側と接触する正極端子と、電池の円形平面形状をした負電極側と接触する負極端子とを具備する電池収納部を有する電子機器の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
小型携帯式の電子機器には、単三電池のような汎用の円筒形電池がよく用いられる。図12に一例として、デジタルカメラ21の電池収納部22に複数の電池23〜26を収納する様子を示す。
【0003】
電池23〜26は電池収納部22に対してそれぞれ挿入方向が指定されており、ユーザーは電池23と25は正極側から、電池24と26は負極側から電池収納部22に対して挿入し、電池蓋27を閉じる。
【0004】
すると、図13のように、電池収納部22の中に設けられた正極端子28および29が正電極23aおよび25aに接触し、負極端子30および31が負電極24bおよび26bに接触する。このとき、各端子28〜31はバネ性能を有しているので、所定の接触圧をもって各電極に接触している。また、絶縁性の樹脂で形成された電池蓋27の内側面に設けられている負極端子32および33が負電極23bおよび25bに接触し、正極端子34および35が正電極24aおよび26aに接触する。ここで、負極端子30と正極端子29、負極端子32と正極端子34、負極端子33と正極端子35はそれぞれ直結されているので、結局、正極端子28と負極端子31の間に直列の電池4本分の電圧が得られ、デジタルカメラ21の駆動電源として内部に取り込むことができる。
【0005】
ところで、電池23〜26は円筒形であり、ユーザーによって所定の挿入方向と逆方向に電池収納部22へ挿入されてしまうことも起こりうる。もし誤って、あるいは故意にこのような逆挿入が行われた場合、所望の電圧が得られぬばかりか、逆挿入された電池には正しい放電電流とは逆方向に通電が生じ、電池の発熱や液漏れを起こす危険がある。
【0006】
そこでこれを防ぐために、電池23〜26の正電極23a〜26aの円形凸形状を利用した逆挿入時の接触防止機構が設けられている。すなわち、電池蓋27に設けられた負極端子32および33は、中央部に穴が空けられ、その周囲が盛り上がっており、穴に絶縁部材36,37が設けられている。この構造だと、電池23,25が正しく挿入された場合は負電極23b,25bが負極端子32,34に接触して通電可能であるが、例えば電池23が逆挿入された場合は、図14に示すように、正電極23aが絶縁部材36に当たるので、負極端子32に接触せず、通電不可能である。
【0007】
また、電池蓋27に設けられた正極端子34および35は、中央部は平面で、その周囲に絶縁部材38,39が設けられている。この構造だと、電池24,26が正しく挿入された場合は、正電極24a,26aが正極端子34,35に接触して通電可能であるが、例えば電池24が逆挿入された場合は、図14に示すように、負電極24bが絶縁部材38に当たるので、負極端子34に接触せず、通電不可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、電池23〜26の挿脱を容易で確実なものにするために、電池収納部22が電池外径を上回るサイズとなるよう、隙間を設定することは当然であるが、ここで問題となるのは、この隙間分のガタツキにより、図15(a)のように、逆挿入された電池23が、図15(b)のように横ずれして、正電極23aが負極端子32に接触し、逆通電が発生してしまうことである。特に単三電池のように世界的に汎用電池では、機器本体と同時開発できる専用電池とは異なり、ある程度の電池外径のバラツキを想定せねばならず、電池と電池収納部とのクリアランス量を相当量多めに設定しておかねばならない。しかも、複数の電池をまとめて収納するとなると、各電池毎のクリアランスが累積し、より大きなガタツキをもつ事となる。
【0009】
(発明の目的)
本発明の目的は、電池収納部に電池が逆挿入されても、絶縁性の確保を確実に行うことのできる電子機器を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、電池の円形凸部形状をした正電極と接触する正極端子と、電池の円形平面形状をした負電極と接触する負極端子とを具備する電池収納部を有し、前記正極端子と前記負極端子の少なくとも一方がバネ性能をもち、所定の接触圧をもって電池の各電極に接触する構造の電子機器において、前記負極端子は、前記電池の正電極の前記円形凸部の円径よりも大きくかつ前記電池の負電極の前記円形平面の円径よりも小さい範囲で、前記電池の負電極と接触する負極接触部と、該負極接触部の内周側に配置され、凹部状に陥没しその陥没量が前記円形凸部の突起量よりも少ない絶縁凹部とを有する電子機器とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
【0012】
(実施の第1の形態)
図1乃至図7を用いて、本発明の実施の第1の形態について説明する。
【0013】
図1は本発明の実施の第1の形態に係る電子機器の一例であるカメラを示す図であり、同図において、1はカメラ本体、2は電池収納部、3〜6は電池収納部2に収納される第1〜第4の単三電池、7は電池収納部2の入口を閉塞する電池蓋である。なお、他の本体構造については本発明とは直接関係しないので、ここでは省略する。
【0014】
次に、図2を用いて電池収納部2について説明する。
【0015】
図2(a)は電池収納部2の平面図、図2(b)は図2(a)のA−A断面図であり、同図において、8は樹脂材で形成された端子保持部で、電池収納部2の奥壁を成し、後述の第4端子12、第5端子13が設けられる電池室7の内側面が電池収納部2の手前の壁を成す。9は第1端子、10は第2端子、11は第3端子であり、それぞれ端子保持部8に対して取付部9a,10a,11aにて固定され、バネ部9b,10b,10d,11bを介して、第1正極接触部9cが第1の単三電池3の正電極3aに、第2負極接触部10cが第2の単三電池4の負電極4bに、第3正極接触部10eが第3の単三電池5の正電極5aに、第4負極接触部11cが第4の単三電池6の負電極6bに、それぞれ接触圧を加えている。また、第1端子9は接続部9eからカメラ本体内部へ導電し、同じく第3負極端子11も接続部11eからカメラ本体内部へ導電して、カメラの駆動電源を供給する構造となっている。
【0016】
次に、図3を用いて、電池収納部2の手前の壁を成す、電池蓋7の内側面に設けられる端子について説明する。
【0017】
図3(a)は電池蓋7の内側面の平面図、図3(b)は図3(a)のB−B断面図であり、同図において、電池蓋7は樹脂材で形成されている。12は第4端子、13は第5端子であり、それぞれ電池蓋7に対して取付部12a,13aにて固定され、バネ部12b,12d,13b,13dを介して、第1負極接触部12cが第1の単三電池3の負電極3bに、第2正極接触部12eが第2の単三電池4の正電極4aに、第3負極接触部13cが第3の単三電池5の負電極5bに、第4正極接触部13eが第4の単三電池6の正電極6aに、それぞれ接触圧を加えている。また、第1負極接触部12cおよび第3負極接触部13cはそれぞれ内周部分が陥没し、中央に絶縁部材14,15が取り付けられている。絶縁部材14,15は断面が円錐形状となっており、円周部は負極接触部12c,13cに対して陥没量が浅く、中央部は深い。さらにその陥没量は、単三電池3,5の正電極3a,5a(図2(b)参照)の突起量よりも少なく設定されているが、これの詳細については後述する。
【0018】
また、第2正極接触部12eおよび第4正極接触部13eの近傍にもそれぞれ絶縁部材16,17が取り付けられている。その取付位置は、単三電池4,6の正電極4a,6aの円形凸部の円径よりも大きく、負電極4b,6b(図2(b)参照)の円形平面の円径よりも小さい範囲内に納まるようになっており、かつ、その突起量は、正電極4a,6aの円形凸部の突起量よりも少ない。この詳細についても後述する。
【0019】
本発明の実施の第1の形態に係る電子機器の一例であるカメラの主要部分は、以上のように構成されている。
【0020】
次に、上記構成のカメラに電池が挿入される際について説明する。
【0021】
まず、第1〜第4の単三電池3〜6が電池収納部2内へ全て正しい向きに挿入された場合は、図4のようになる。すなわち、第1の単三電池3の正電極3aには第1端子9の第1正極接触部9cが、負電極3bには第4端子12の第1負極接触部12cが、それぞれ接し、バネ部9bおよび12b(図4では不図示)のバネ圧によって適正な接触圧が加えられている。以下同様に、第2〜第4の単三電池4〜6にもそれぞれ端子が接触し、第1端子9と第3端子11の間に直列に電池4本分の電圧が得られ、カメラ本体内部へ導電されている。
【0022】
ここで、図5にて、第1の単三電池3の負電極3bと第4端子12の第1負極接触部12cとの接触状態をみると、負電極3bは第1の単三電池3の端面を広く占める円形となっている。それに相対するように第1負極接触部12cも円形を成しているが、中央の内周部分が陥没しており、負電極3bと接触するのは円周部ということになる。また、中央に絶縁部材14が設けられているが、前述の様に絶縁部材14は第1負極接触部12cに対して陥没した位置にあるため、負電極3bとの間には隙間L1が確保され、負電極3bと第1負極接触部12cが接触するのを妨げない。
【0023】
これは、第3の単三電池5の負電極5bと第5端子13の第3負極接触部13cとの接触状態においても同様である。
【0024】
次に、第2の単三電池4の正電極4aと第4端子12の第2正極接触部12eとの接触状態をみると、正電極4aは第2の単三電池4の端面の中央に突出した円形凸部である。それに相対して接触できるように、第2正極接触部12eは平面を成している。また、第2正極接触部12eの近傍に絶縁部材16が取り付けられているが、これも前述のように正電極4aの円形凸部の円径よりも大きい離れた位置にあり、かつ、その突起量は正電極4aの円形凸部の突起量よりも少ないので、第2の単三電池4との間には隙間L2が確保され、正電極4aと第2正極接触部12eが接触するのを妨げない。
【0025】
これは、第4の単三電池6の正電極6aと第5端子13の第4正極接触部13fとの接触状態においても同様である。
【0026】
次に、図6を用いて、電池が逆挿入された場合を説明する。
【0027】
まず、第1の単三電池3が逆挿入された場合、正電極3aが第4端子12の第1負極接触部12cと相対することになる。ところが第1負極接触部12cは導電部分が円周部だけで、中央の内周部分は陥没し、そこに絶縁部材14が設けられている。しかも前述の様に、その陥没量は正電極3aの突起量よりも少なく設定されているため、第1単三電池3と第1負極接触部12cの間には隙間L3が確保され、接触導通してしまうことはない。しかも、絶縁部材14は円周部14aの陥没量が浅く、中央部14bが深い円錐断面形状となっているため、第4端子12がバネ部12bを介して第1負極接触部12cが第1の単三電池3の正電極3aに加えている接触圧により、正電極3aは常に絶縁部材14の円錐断面の中央部14bに向かって寄せられ、第1負極接触部12cとの距離を保つ様に作用する。従って、もしこの状態でカメラ本体1に強い衝撃を加えて第1の単三電池3が横ずれして正電極3aが第1負極接触部12cに瞬間的に当たったとしても、直ちに絶縁部材14の中央位置に戻され絶縁状態が復活するので、安全である。また、この絶縁部材14は第1負極接触部12cに固設されて一体に変位する構成であるので、第1負極接触部12cがバネ部12bを介して変位しても常に所定位置を維持する機能を持つ為、第4端子12は絶縁構造と接触圧構造の両方をコンパクトに形成することが出来る。
【0028】
これは、第3の単三電池5が逆挿入された場合においても同様である。
【0029】
次に、第2の単三電池4が逆挿入された場合について説明する。第2の単三電池4が逆挿入されると、図6に示すように、負電極4bが第4端子12の第2正極接触部12fと相対することになる。ところが第2正極接触部12fの近傍には負電極4bの円形平面の円径よりも小さい範囲内に絶縁部材16が取り付けられているので、負電極4bと第2正極接触部12fとの間には隙間L4が確保され、接触導通してしまうことはない。また、この絶縁部材16は第2正極接触部12fに固設して一体に変位するようにしたので、第2正極接触部12fがバネ部12eを介して変位しても常に所定位置を維持でき、第4端子12に絶縁構造と接触圧構造の両方をコンパクトに形成している。
【0030】
なお、図6(図7(a),(b)は第4端子12と絶縁部材16のみを示す)では、絶縁部材16は円弧状に形成しているようにしたが、この場合、絶縁部材16は体積が大きく第2正極接触部12fとの共有面積も十分確保でき、強固に固設できるため、電池蓋7を頻繁に開閉したり、電池交換の最中に電池や手で接触しやすい場合にも強度を確保することができる。また、図7(c),(d)のように、柱状に形成した場合は、絶縁部材16′の面積を必要最小限にしてコンパクトに形成し、例えば電池蓋7に必要な開閉機構のスペースを取りやすくできる。
【0031】
これは、第4の単三電池6が逆挿入された場合においても同様である。
【0032】
(実施の第2の形態)
次に、図8乃至図11を用いて、本発明の実施の第2の形態について説明する。
【0033】
本発明の実施の第2の形態が、上記実施の第1の形態と異なる点は、負極端子に設ける絶縁部材を、円錐断面形状から、コの字断面形状に変更した点である。この実施の第2の形態におけるカメラの外観図は図1と、電池収納部2の断面図は図2と、それぞれ同様であるものとする。
【0034】
まず、図8を用いて電池蓋7について説明する。
【0035】
図8(a)は電池収納部2の一部を成す電池蓋7の内側面の平面図、図8(b)は図8(a)のD−D断面図であり、同図において、第4端子12および第5端子13は実施の第1の形態と同様に、第1負極接触部12cおよび第3負極接触部13cのそれぞれ内周部分が陥没し、中央に穴12d,13dが開いた形状となっており、そこに絶縁部材18,19が取り付けられている。絶縁部材18,19は実施の第1の形態と異なり、断面がコの字形状となっている。そして第1、第3負極接触部12c,13cから底部18a,19aまでの陥没量は、単三電池3,5の正電極3a,5aの突起量よりも少なく設定されている。
その他の構成は、上記実施の第1の形態と同様であるので、ここではその説明は省略する。
【0036】
次に、上記構成のカメラに電池が挿入される際について説明する。
【0037】
まず、第1〜第4の単三電池3〜6が電池収納部2内へ全て正しい向きに挿入された場合は、図9のように、第1の単三電池3の負電極3bには第4端子12の第1負極接触部12cが接し、バネ部12bのバネ圧によって適正な接触圧が加えられている。ここで、図10にて、第1の単三電池3の負電極3bと第4端子12の第1負極接触部12cとの接触状態をみると、負電極3bは第1の単三電池3の端面を広く占める円形となっている。それに相対するように、第1負極接触部12cも円形を成しているが、中央の内周部分は実施の第1の形態と同様に陥没しており、負電極3bと接触するのは円周部ということになる。また、中央に絶縁部材18が設けられているが、前述の様に絶縁部材18は第1負極接触部12cに対して陥没した位置にあるため、負電極3bとの間には隙間L1が確保され、負電極3bと第1負極接触部12cが接触するのを妨げない。
【0038】
これは、第3の単三電池5の負電極5bと第5端子13の第3負極接触部13cとの接触状態においても同様である。
【0039】
次に、図11にて、電池が逆挿入された場合を説明する。
【0040】
まず、第1の単三電池3が逆挿入された場合、正電極3aが第4端子12の第1負極接触部12cと相対することになる。ところが第1負極接触部12cは導電部分が円周部だけで、中央の内周部分は陥没し、そこに絶縁部材18が設けられている。しかも前述の様に、その陥没量は正電極3aの突起量よりも少なく設定されているため、第1の単三電池3と第1負極接触部12cの間には隙間L3が確保され、接触導通してしまうことはない。
【0041】
また、本発明の実施の第2の形態では、上記実施の第1の形態と異なり、絶縁部材18aがコの字断面形状となっているため、バネ部12bを介して第1負極接触部12cが第1の単三電池3の正電極3aに加えている接触圧により、正電極3aは常に絶縁部材18の底部18aに当接し、側壁18bによって横方向の移動範囲を制限される。従って、もしこの状態でカメラ本体1に強い衝撃を加えて第1の単三電池3が横ずれしても、正電極3aが第1負極接触部12cに接触することはなく、絶縁状態が維持されるので、一層安全である。
【0042】
なお、上記実施の各形態では、電池収納部に設けられる例えば正極端子(例えば9)と負極端子(例えば12)の両方にバネ性能をもたせ、これら所定の接触圧にて電池の各電極と各端子とを接触させる構造にしているが、これに限定されるものではなく、正極端子と負極端子の少なくとも一方にバネ性能をもたせ、所定の接触圧にて電池の各電極と各端子とを接触させる構造にしても良い。
【0043】
また、4本の電池を電池収納部に挿入可能なカメラを例にしているが、1本以上の電池を電池収納部に挿入させる電子機器に対して、同様の効果を有することは言うまでもない。
【0044】
上記の実施の各形態によれば、以下のような効果を有する。
【0045】
1)上記実施の第1の形態によれば、例えば電池3のみを収納する場合を例示すると、電池3の円形凸部形状をした正電極3aと接触する正極端子(第1端子9)と、電池3の円形平面形状をした負電極3bと接触する負極端子(第4端子12、絶縁部材14)とを具備する電池収納部2を有し、前記正極端子と負極端子の両方にバネ性能(9b,12b)をもち、所定の接触圧をもって電池3の各電極に接触する構造の電子機器の一例であるカメラにおいて、前記負極端子は、電池3の正電極3aの円形凸部の円径よりも大きくかつ負電極3bの円形平面の円径よりも小さい範囲で、電池3の負電極と接触する負極接触部(第1負極接触部12c)と、該負極接触部の内周側に、断面形状が円錐状を成し、該円錐状に陥没しその陥没量が前記円形凸部の突起量よりも少ない絶縁凹部とを有する構造にしているので、電池3が図6のように逆挿入されて、正電極3aが負極端子側にきたとしても、電池3の接触圧により正電極3aの円形凸部が絶縁凹部の円錐状断面の中央に中寄せされて固定されるので、より確実に逆挿入時の絶縁性を確保することができる。
【0046】
なお、前記電池は、略円筒形の一端に、該略円筒中心位置に円形凸部をした正電極を有し、略円筒形の他端に、凸部の無い円形平面の負電極を有する形状のものである。
【0047】
2)上記実施の第2の形態によれば、例えば電池3のみを収納する場合を例示すると、電池3の円形凸部形状をした正電極3aと接触する正極端子(第1端子9)と、電池3の円形平面形状をした負電極3bと接触する負極端子(第4端子12、絶縁部材18)とを具備する電池収納部2を有し、前記正極端子と負極端子の両方にバネ性能(9b,12b)をもち、所定の接触圧をもって電池3の各電極に接触する構造の電子機器の一例であるカメラにおいて、前記負極端子は、電池3の正電極3aの円形凸部の円径よりも大きくかつ負電極3bの円形平面の円径よりも小さい範囲で、電池3の負電極と接触する負極接触部(第1負極接触部12c)と、該負極接触部の内周側に、断面形状がコの字状を成し、該コの字状に陥没しその陥没量が前記円形凸部の突起量よりも少ない絶縁凹部とを有する構造にしているので、電池3が図11のように逆挿入されて、正電極3aが負極端子側にきたとしても、電池3の接触圧により正電極3aの円形凸部が絶縁凹部のコの字状断面に保持されて負極接触部に接触できないので、より確実に逆挿入時の絶縁性を確保することができる。
【0048】
3)前記負極端子(第4端子12)を、負極接触部(第1負極接触部12c)から所定量離れた取付部(12a)にて固定し、板バネ状に湾曲して変位して電池3に接触圧を加える構造とし、絶縁凹部(14又は18)を、負極接触部と一体に変位するようにしたので、負極端子12側に絶縁構造と接触圧構造の両方をコンパクトに形成できるものとなる。
【0049】
4)例えば電池3と電池4を収納する場合を例示すると、電池4側の前記正極端子は、電池4の正電極4aの円形凸部と接する正極接触部(第1正極接触部12e)と、前記円形凸部の円径よりも大きく、かつ電池4の負電極4bの円形平面の円径よりも小さい範囲内に絶縁凸部(絶縁部材16,16′)を有し、該絶縁凸部の突起量を前記円形凸部の突起量よりも少ないようにしたので、電池4が例えば図6のように逆挿入されて、負電極4bが正極端子12側にきたとしても、負電極4bが絶縁凸部(16)に邪魔されて正極接触部(12e)に接触できないので、より確実に逆挿入時の絶縁性を確保することができる。
【0050】
5)前記絶縁凸部(絶縁部材16)を、前記円形凸部の円径よりも大きく、かつ電池4の負電極4bの円形平面の円径よりも小さい範囲内となる円弧状に形成しているので、前記絶縁凸部の体積を大きくでき、その強度を確保することができる。
【0051】
6)前記絶縁凸部(絶縁部材16′)を、前記円形凸部の円径よりも大きく、かつ電池4の負電極4bの円形平面の円径よりも小さい範囲内に柱状に形成したので、前記絶縁凸部の面積を必要最小限にでき、よりコンパクトに形成できる。
【0052】
7)例えば電池3と電池4を収納する場合を例示すると、電池4側の正極端子12は、正極接触部(12e)から所定量離れた取付部(12a)にて固定され、板バネ状に湾曲して変位して電池4に接触圧を加える構造であり、かつ絶縁凸部(16,16′)を、前記正極接触部(12e)と一体に変位するようにしたので、正極端子側に絶縁構造と接触圧構造の両方をコンパクトに形成できる。
【0053】
8)電池収納部2には複数の電池(3〜4の2本の場合を例示)を収納でき、同一の電池に接触する一対の、正極端子および負極端子(9,10,12,13)のうち、一方(12,13)には絶縁凹部もしくは該絶縁凸部を有し、他方(9,10)にはこれを有さないようにしたので、一つの電池に必要な絶縁機構を片側の端子のみに集約でき、部品点数やスペースを少なくすることができる。
【0054】
最後に、請求項1に記載の発明の構成以外の本発明に係る電子機器の実施態様について以下に列挙する。
【0055】
(実施態様1) 電池の円形凸部形状をした正電極と接触する正極端子と、電池の円形平面形状をした負電極と接触する負極端子とを具備する電池収納部を有し、前記正極端子と前記負極端子の少なくとも一方がバネ性能をもち、所定の接触圧をもって電池の各電極に接触する構造の電子機器において、前記負極端子は、前記電池の正電極の前記円形凸部の円径よりも大きくかつ前記電池の負電極の前記円形平面の円径よりも小さい範囲で、前記電池の負電極と接触する負極接触部と、該負極接触部の内周側に配置され、断面形状が円錐状を成し、該円錐状に陥没しその陥没量が前記円形凸部の突起量よりも少ない絶縁凹部とを有することを特徴とする電子機器。
【0056】
(実施態様2) 電池の円形凸部形状をした正電極と接触する正極端子と、前記電池の円形平面形状をした負電極と接触する負極端子とを具備する電池収納部を有し、前記正極端子と負極端子の少なくとも一方がバネ性能をもち、所定の接触圧をもって電池の各電極に接触する構造の電子機器において、前記負極端子は、前記電池の正電極の円形凸部の円径よりも大きくかつ前記電池の負電極の前記円形平面の円径よりも小さい範囲で、前記電池の負電極と接触する負極接触部と、該負極接触部の内周側に配置され、断面形状がコの字状を成し、該コの字状に陥没しその陥没量が前記円形凸部の突起量よりも少ない絶縁凹部とを有することを特徴とする電子機器。
【0057】
(実施態様3) 前記正極端子は、前記電池の円形凸部と接触する接触点を有することを特徴とする請求項1、実施態様1又は2に記載の電子機器。
【0058】
(実施態様4) 前記負極端子は、前記負極接触部から所定量離れた取付部にて固定され、板バネ状に湾曲して変位し電池に接触圧を加える構造をしており、前記絶縁凹部が、前記負極接触部と一体に変位するように構成されていることを特徴とする実施態様1又は2に記載の電子機器。
【0059】
(実施態様5) 電池の円形凸部形状をした正電極と接触する正極端子と、電池の円形平面形状をした負電極と接触する負極端子とを具備する電池収納部を有し、前記正極端子と前記負極端子の少なくとも一方がバネ性能をもち、所定の接触圧をもって電池の各電極に接触する構造の電子機器において、前記正極端子は、前記電池の正電極の前記円形凸部と接する正極接触部と、前記電池の正電極の前記円形凸部の円径よりも大きく、かつ前記電池の負電極の前記円形平面の円径よりも小さい範囲内に配置される絶縁凸部とを有し、該絶縁凸部の突起量を前記円形凸部の突起量よりも少ないように形成したことを特徴とする電子機器。
【0060】
(実施態様6) 前記負極端子は、前記電池の負電極の前記円形平面部と接触する接触点を有することを特徴とする実施態様5に記載の電子機器。
【0061】
(実施態様7) 複数の電池の円形凸部形状をした正電極と接触する第1,第2の正極端子と、複数の電池の円形平面形状をした負電極と接触する複第1,第2の負極端子とを具備する電池収納部を有し、前記第1,第2の正極端子と前記第1,第2の負極端子の少なくとも一方がバネ性能をもち、所定の接触圧をもって電池の各電極に接触する構造の電子機器において、前記第1の負極端子は、前記電池の正電極の前記円形凸部の円径よりも大きくかつ前記電池の負電極の前記円形平面の円径よりも小さい範囲で、前記電池の負電極と接触する負極接触部と、該負極接触部の内周側に配置され、断面形状が円錐状を成し、該円錐状に陥没しその陥没量が前記円形凸部の突起量よりも少ない絶縁凹部とを有し、前記第2の負極端子は、前記電池の円形平面と接触する接触点を有し、前記第1の正極端子は、前記電池の正電極の前記円形凸部と接する正極接触部と、前記電池の正電極の前記円形凸部の円径よりも大きく、かつ前記電池の負電極の前記円形平面の円径よりも小さい範囲内に配置される絶縁凸部とを有し、該絶縁凸部の突起量を前記円形凸部の突起量よりも少ないように形成され、前記第2の正極端子は、前記電池の負電極の前記円形平面と接触する接触点を有することを特徴とする電子機器。
【0062】
(実施態様8) 前記第1の正極端子の前記絶縁凸部を、前記電池の正電極の前記円形凸部の円径よりも大きく、かつ前記電池の負電極の円形平面の円径よりも小さい範囲内となる円弧状に形成したことを特徴とする実施項態様7に記載の電子機器。
【0063】
(実施態様9) 前記第1の正極端子の前記絶縁凸部を、前記電池の正電極の前記円形凸部の円径よりも大きく、かつ前記電池の負電極の円形平面の円径よりも小さい範囲内に柱状に形成したことを特徴とする実施態様8に記載の電子機器。
【0064】
(実施態様10) 前記第1の負極端子および前記第1の正極端子は、前記負極接触部および前記正極接触部から所定量離れた取付部にて固定され、板バネ状に湾曲して変位し前記電池に接触圧を加える構造であり、かつ前記絶縁凸部が、前記負極接触部および前記正極接触部と一体に変位するように構成されていることを特徴とする実施態様7乃至9の何れかに記載の電子機器。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、電池収納部に電池が逆挿入されても、絶縁性の確保を確実に行うことができる電子機器を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の各形態に係る電子機器の一例であるカメラの外観図である。
【図2】図1のカメラの電池収納部の平面および断面を示す図である。
【図3】本発明の実施の第1の形態に係るカメラの電池蓋の平面および断面を示す図である。
【図4】本発明の実施の第1の形態に係るカメラにおいて電池収納部に電池が正しく挿入された状態を示す図である。
【図5】本発明の実施の第1の形態に係るカメラにおいて単三電池の電極と端子の接触部との接触状態を示す図である。
【図6】本発明の実施の第1の形態に係るカメラにおいて逆挿入された単三電池の電極と端子の接触部との接触状態を示す図である。
【図7】本発明の実施の第1の形態に係るカメラにおいて絶縁部材を示す断面図である。
【図8】本発明の実施の第2の形態に係るカメラの電池蓋の平面および断面を示す図である。
【図9】本発明の実施の第2の形態に係るカメラにおいて電池収納部に電池が正しく挿入された状態を示す図である。
【図10】本発明の実施の第2の形態に係るカメラにおいて単三電池の電極と端子の接触部との接触状態を示す図である。
【図11】本発明の実施の第2の形態に係るカメラにおいて逆挿入した単三電池の電極と端子の接触部との接触状態を示す図である。
【図12】従来例の電子機器の一例であるカメラの分解図である。
【図13】従来のカメラにおいて電池収納部に電池が正しく挿入された状態を示す図である。
【図14】従来のカメラにおいて電池収納部に電池が逆挿入された状態を示す図である。
【図15】従来のカメラにおいて逆挿入された電池の状態を示す図である。
【符号の説明】
1 カメラ本体
2 電池収納部
3〜6 第1〜第4単三電池
3a〜6a 正電極
3b〜6b 負電極
7 電池蓋
9 第1端子
9a 取付部
9b バネ部
9c 第1正極接触部
9e 接続部
10 第2端子
10a 取付部
10b バネ部
10c 第2負極接触部
10d バネ部
10e 第3正極接触部
11 第3端子
11a 取付部
11b バネ部
11c 第4負極接触部
11e 接続部
12 第4端子
12a 取付部
12b バネ部
12c 第1負極接触部
12d バネ部
12e 第2正極接触部
13 第5端子
13a 取付部
13b バネ部
13c 第3負極接触部
13d バネ部
13e 第4正極接触部
14,15 絶縁部材
14a,15a 円周部
14b,15b 中央部
16,17 絶縁部材
16’,17’ 絶縁部材
18,19 絶縁部材

Claims (1)

  1. 電池の円形凸部形状をした正電極と接触する正極端子と、電池の円形平面形状をした負電極と接触する負極端子とを具備する電池収納部を有し、前記正極端子と前記負極端子の少なくとも一方がバネ性能をもち、所定の接触圧をもって電池の各電極に接触する構造の電子機器において、
    前記負極端子は、前記電池の正電極の前記円形凸部の円径よりも大きくかつ前記電池の負電極の前記円形平面の円径よりも小さい範囲で、前記電池の負電極と接触する負極接触部と、該負極接触部の内周側に配置され、凹部状に陥没しその陥没量が前記円形凸部の突起量よりも少ない絶縁凹部とを有することを特徴とする電子機器。
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JPH08227703A (ja) * 1995-02-22 1996-09-03 Sony Corp 電池収納装置

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