JPH09265968A - 電気機器の電池蓋 - Google Patents
電気機器の電池蓋Info
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- JPH09265968A JPH09265968A JP8075685A JP7568596A JPH09265968A JP H09265968 A JPH09265968 A JP H09265968A JP 8075685 A JP8075685 A JP 8075685A JP 7568596 A JP7568596 A JP 7568596A JP H09265968 A JPH09265968 A JP H09265968A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外部からの衝撃によって電池収納部から外れ
にくく、もって乾電池が電気機器の落下によって外に飛
び出すことのない電気機器の電池蓋を提供すること。 【解決手段】 電池収納室１の開口を塞ぐ蓋体２と、蓋
体２の略中央に２つの位置間で回動自在に保持された操
作体３と、操作体３に保持されて電池１０の一方の極が
接触するねじりコイルばね６及び操作体３を一方の位置
に回動したときに電池収納室１内に配設した電気供給板
７に大略狭持された状態で蓋体２を係止するとともに他
方の位置に回転させたときに電気供給板７に非接触の状
態で蓋体２を取り外し自在とする係止部４ｅを有した導
電性接触板４と、を備えた電気機器の電池蓋において、
操作体３と導電性接触板４との間で操作体３に保持され
て係止部４ｅを補強する補強板５を設ける。
にくく、もって乾電池が電気機器の落下によって外に飛
び出すことのない電気機器の電池蓋を提供すること。 【解決手段】 電池収納室１の開口を塞ぐ蓋体２と、蓋
体２の略中央に２つの位置間で回動自在に保持された操
作体３と、操作体３に保持されて電池１０の一方の極が
接触するねじりコイルばね６及び操作体３を一方の位置
に回動したときに電池収納室１内に配設した電気供給板
７に大略狭持された状態で蓋体２を係止するとともに他
方の位置に回転させたときに電気供給板７に非接触の状
態で蓋体２を取り外し自在とする係止部４ｅを有した導
電性接触板４と、を備えた電気機器の電池蓋において、
操作体３と導電性接触板４との間で操作体３に保持され
て係止部４ｅを補強する補強板５を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、乾電池を使用する
電気機器の電池蓋に関する。
電気機器の電池蓋に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の電池蓋として図６乃至図
８に示すものがある。即ち、合成樹脂によって形成され
る蓋体２は、電池収納室１の開口を塞ぎ略中央に２つの
位置間で回動自在に保持された開閉操作手段である操作
体３を有している。この操作体３は、電池の一方の極が
接触する接触部であるねじりコイルばね６及び一方の位
置に回動したときに電池収納室内１に配設した電気供給
板７に大略狭持された状態で蓋体２を係止するとともに
他方の位置に回転させたときに電気供給板７に非接触の
状態で蓋体２を取り外し自在とする係止部４ｅを有した
導電性接触板４をを有している。そして、この蓋体２
は、突起部２ｂが電池収納室１の開口周縁に引っかけら
れ、操作体３が回動されることによって係止部４ｅが係
止あるいは取り外し状態となるよう乾電池１０が収納さ
れる。また、操作体３の係止あるいは取り外し状態の位
置における回り止めは、蓋体２の操作体３を保持する開
口部分の周縁の電池収納室１に面する所定の位置に形成
された溝２ｄと、導電性接触板４に設けられた２つの突
起４ｄ、４ｄとが対向しなされる。
８に示すものがある。即ち、合成樹脂によって形成され
る蓋体２は、電池収納室１の開口を塞ぎ略中央に２つの
位置間で回動自在に保持された開閉操作手段である操作
体３を有している。この操作体３は、電池の一方の極が
接触する接触部であるねじりコイルばね６及び一方の位
置に回動したときに電池収納室内１に配設した電気供給
板７に大略狭持された状態で蓋体２を係止するとともに
他方の位置に回転させたときに電気供給板７に非接触の
状態で蓋体２を取り外し自在とする係止部４ｅを有した
導電性接触板４をを有している。そして、この蓋体２
は、突起部２ｂが電池収納室１の開口周縁に引っかけら
れ、操作体３が回動されることによって係止部４ｅが係
止あるいは取り外し状態となるよう乾電池１０が収納さ
れる。また、操作体３の係止あるいは取り外し状態の位
置における回り止めは、蓋体２の操作体３を保持する開
口部分の周縁の電池収納室１に面する所定の位置に形成
された溝２ｄと、導電性接触板４に設けられた２つの突
起４ｄ、４ｄとが対向しなされる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の電池
蓋の構造にあっては、乾電池１０からねじりコイルばね
６を介して係止部４ｅに直接に荷重が掛かっている。従
って、電気機器が落下した場合においては、落下の衝撃
が直接係止部４ｅにかかることとなる。その結果、係止
部４ｅが変形し、蓋体２が電池収納室１から外れて乾電
池１０が電気機器から外に飛び出すことがあった。
蓋の構造にあっては、乾電池１０からねじりコイルばね
６を介して係止部４ｅに直接に荷重が掛かっている。従
って、電気機器が落下した場合においては、落下の衝撃
が直接係止部４ｅにかかることとなる。その結果、係止
部４ｅが変形し、蓋体２が電池収納室１から外れて乾電
池１０が電気機器から外に飛び出すことがあった。
【０００４】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、外部からの衝撃によって
電池収納部から外れにくく、もって乾電池が電気機器の
落下によって外に飛び出すことのない電気機器の電池蓋
を提供することにある。
で、その目的とするところは、外部からの衝撃によって
電池収納部から外れにくく、もって乾電池が電気機器の
落下によって外に飛び出すことのない電気機器の電池蓋
を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１記載の電気機器の電池蓋は、電気機器の電
池収納室の開口を塞ぐ蓋体と、該蓋体の略中央に２つの
位置間で回動自在に保持された開閉操作手段と、該開閉
操作手段に保持されて電池の一方の極が接触する接触部
及び開閉操作手段を一方の位置に回動したときに電池収
納室内に配設した電気供給板に大略狭持された状態で蓋
体を係止するとともに他方の位置に回転させたときに電
気供給板に非接触の状態で蓋体を取り外し自在とする係
止部を有した導電性接触板と、を備えた電気機器の電池
蓋において、前記開閉操作手段と導電性接触板との間で
開閉操作手段に保持されて係止部を補強する補強板を設
けている。これにより、補強板によって導電性接触板に
設けた係止部が補強されるものとなる。
に、請求項１記載の電気機器の電池蓋は、電気機器の電
池収納室の開口を塞ぐ蓋体と、該蓋体の略中央に２つの
位置間で回動自在に保持された開閉操作手段と、該開閉
操作手段に保持されて電池の一方の極が接触する接触部
及び開閉操作手段を一方の位置に回動したときに電池収
納室内に配設した電気供給板に大略狭持された状態で蓋
体を係止するとともに他方の位置に回転させたときに電
気供給板に非接触の状態で蓋体を取り外し自在とする係
止部を有した導電性接触板と、を備えた電気機器の電池
蓋において、前記開閉操作手段と導電性接触板との間で
開閉操作手段に保持されて係止部を補強する補強板を設
けている。これにより、補強板によって導電性接触板に
設けた係止部が補強されるものとなる。
【０００６】また、請求項２記載の電気機器の電池蓋
は、請求項１記載の補強板は、導電性材料によって形成
されている。これにより、補強板によっても電気供給板
と電気的に接続されるものとなる。
は、請求項１記載の補強板は、導電性材料によって形成
されている。これにより、補強板によっても電気供給板
と電気的に接続されるものとなる。
【０００７】また、請求項３記載の電気機器の電池蓋
は、請求項１又は２記載の蓋体は、導電性接触板又は補
強板との対向面に２つの凸部及び該凸部間に形成された
溝を有し、前記補強板又は導電性接触板の一方に、取り
外し自在とする位置と蓋体を係止する位置とでで溝に嵌
合して開閉操作手段の回転止めを行う２つの突起を有す
ることとしている。これにより、２つの突起によって回
転が止められるものとなる。
は、請求項１又は２記載の蓋体は、導電性接触板又は補
強板との対向面に２つの凸部及び該凸部間に形成された
溝を有し、前記補強板又は導電性接触板の一方に、取り
外し自在とする位置と蓋体を係止する位置とでで溝に嵌
合して開閉操作手段の回転止めを行う２つの突起を有す
ることとしている。これにより、２つの突起によって回
転が止められるものとなる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気機器の電池蓋
の一実施の形態を図１乃至図５に基づいて説明する。図
１は、電気機器の電池蓋を装着した状態を示す要部の側
面断面図である。図２は、電気機器から電池蓋を外した
状態を示す要部の斜視図である。図３は、電池蓋の分解
斜視図である。図４は、図１のＡ方向から見た矢視図と
しての操作の説明図で、（ａ）は開放状態、（ｂ）は係
止状態である。図５は、図４の裏面図で、（ａ）は開放
状態、（ｂ）は係止状態である。
の一実施の形態を図１乃至図５に基づいて説明する。図
１は、電気機器の電池蓋を装着した状態を示す要部の側
面断面図である。図２は、電気機器から電池蓋を外した
状態を示す要部の斜視図である。図３は、電池蓋の分解
斜視図である。図４は、図１のＡ方向から見た矢視図と
しての操作の説明図で、（ａ）は開放状態、（ｂ）は係
止状態である。図５は、図４の裏面図で、（ａ）は開放
状態、（ｂ）は係止状態である。
【０００９】この電気機器の電池蓋は、携帯用の計測器
などの本体内部の電池収納室１の開口部分に装着される
もので、蓋体２と、開閉操作手段に相当する操作体３
と、導電性接触板４と、補強板５と接触部に相当するね
じりコイルばね６とを有している。また、電池収納室１
には、蓋体２を係止するための電気供給板７が配置され
ている。
などの本体内部の電池収納室１の開口部分に装着される
もので、蓋体２と、開閉操作手段に相当する操作体３
と、導電性接触板４と、補強板５と接触部に相当するね
じりコイルばね６とを有している。また、電池収納室１
には、蓋体２を係止するための電気供給板７が配置され
ている。
【００１０】蓋体２は、電池収納室１の開口部分の縁部
１ａと周縁２ａが当接し開口を塞ぐもので、該開口の周
縁に引っかけて蓋体２を係止するための突起部２ｂを有
し、合成樹脂材料によって形成される。この蓋体２は、
略中央に操作体３を所定の回転角度だけ回動自在に配設
するための円状の開口部分を有し、この開口部分の周縁
の電池収納室１に面する所定の位置に、２つの凸部２
ｃ、２ｃ及び該凸部間に形成された溝２ｄを有してい
る。
１ａと周縁２ａが当接し開口を塞ぐもので、該開口の周
縁に引っかけて蓋体２を係止するための突起部２ｂを有
し、合成樹脂材料によって形成される。この蓋体２は、
略中央に操作体３を所定の回転角度だけ回動自在に配設
するための円状の開口部分を有し、この開口部分の周縁
の電池収納室１に面する所定の位置に、２つの凸部２
ｃ、２ｃ及び該凸部間に形成された溝２ｄを有してい
る。
【００１１】操作体３は、蓋体２の略中央の開口部分に
２つの位置間で回動自在に保持される開閉操作手段に相
当するもので、合成樹脂材料によって、蓋体２の開口の
円径より僅かに小さい円柱状の外形を有し、この円柱の
外径寸法より僅かに小さい外径寸法を持っている円柱状
の段部３ａを有して形成される。段部３ａは、周縁に操
作体３を一方の位置と他方の位置との回動の角度を規制
する所定の位置に位置規制リブ３ｂと、上面に後述する
導電性接触板４、補強板５を保持し固着するための所定
の高さの円柱状の凸部３ｃ及び角状の凸部３ｄ、３ｄと
を有している。
２つの位置間で回動自在に保持される開閉操作手段に相
当するもので、合成樹脂材料によって、蓋体２の開口の
円径より僅かに小さい円柱状の外形を有し、この円柱の
外径寸法より僅かに小さい外径寸法を持っている円柱状
の段部３ａを有して形成される。段部３ａは、周縁に操
作体３を一方の位置と他方の位置との回動の角度を規制
する所定の位置に位置規制リブ３ｂと、上面に後述する
導電性接触板４、補強板５を保持し固着するための所定
の高さの円柱状の凸部３ｃ及び角状の凸部３ｄ、３ｄと
を有している。
【００１２】導電性接触板４は、操作体３に保持され
て、電池収納室１に収納される乾電池１０の一方の極と
の接続及び操作体３とともに蓋体２を電池収納室１に係
止するものである。この導電性接触板４は、黄銅板材料
などの導電性材料によって、電池の一方の極が接触する
ねじりコイルばね６の終端を挿通し係止するための挿通
孔４ａ、４ａと、導電性接触板４を操作体３の円柱状の
凸部３ｃに固着するための固着孔４ｂ及び角孔４ｃ、４
ｃと、前記蓋体２の２つの凸部２ｃ、２ｃ及び該凸部間
に形成された溝２ｄに対向する２つの突起４ｄ、４ｄ
と、係止部４ｅとを有して形成される。
て、電池収納室１に収納される乾電池１０の一方の極と
の接続及び操作体３とともに蓋体２を電池収納室１に係
止するものである。この導電性接触板４は、黄銅板材料
などの導電性材料によって、電池の一方の極が接触する
ねじりコイルばね６の終端を挿通し係止するための挿通
孔４ａ、４ａと、導電性接触板４を操作体３の円柱状の
凸部３ｃに固着するための固着孔４ｂ及び角孔４ｃ、４
ｃと、前記蓋体２の２つの凸部２ｃ、２ｃ及び該凸部間
に形成された溝２ｄに対向する２つの突起４ｄ、４ｄ
と、係止部４ｅとを有して形成される。
【００１３】固着孔４ｂは、円柱状の凸部３ｃより僅か
に大きい内径を持っている円形孔の周囲に、孔の内方に
向け突出する突出部４ｆを例えば４カ所にて対向して有
した孔で、この固着孔４ｂに円柱状の凸部３ｃが挿通さ
れることによって導電接触板４が操作体３に固着され保
持される。角穴４ｃ、４ｃは、導電接触板４が回転する
のを防止するためのもので、操作体３の角状の凸部３
ｄ、３ｄより僅かに大きい寸法を持って形成されてい
る。突起４ｄ、４ｄは、操作体３を位置規制リブ３ｂに
て規制される所定の角度を回動し、蓋体２を取り外し自
在とする一方の位置と係止する他方の位置とで溝２ｄに
嵌合して操作体２の回転止めを行うための突起である。
係止部４ｅは、電池収納室１内に配設した電気供給板７
に大略狭持された状態で蓋体２を係止するとともに他方
の位置に回転させたときに電気供給板７に非接触の状態
で蓋体２を取り外し自在とするもので、所定の幅を有し
て形成されている。
に大きい内径を持っている円形孔の周囲に、孔の内方に
向け突出する突出部４ｆを例えば４カ所にて対向して有
した孔で、この固着孔４ｂに円柱状の凸部３ｃが挿通さ
れることによって導電接触板４が操作体３に固着され保
持される。角穴４ｃ、４ｃは、導電接触板４が回転する
のを防止するためのもので、操作体３の角状の凸部３
ｄ、３ｄより僅かに大きい寸法を持って形成されてい
る。突起４ｄ、４ｄは、操作体３を位置規制リブ３ｂに
て規制される所定の角度を回動し、蓋体２を取り外し自
在とする一方の位置と係止する他方の位置とで溝２ｄに
嵌合して操作体２の回転止めを行うための突起である。
係止部４ｅは、電池収納室１内に配設した電気供給板７
に大略狭持された状態で蓋体２を係止するとともに他方
の位置に回転させたときに電気供給板７に非接触の状態
で蓋体２を取り外し自在とするもので、所定の幅を有し
て形成されている。
【００１４】なお、電気供給板７は、導電性接触板４と
接触することによって乾電池１０の一方の極とねじりコ
イルばね６、導電性接触板４を介し電気的に接続するも
ので、電池収納室１の内方の所定の位置に固着されてい
る。この電気供給板７は、後述する補強板５の係止部５
ｃに当接する係止片７ａと、導電性接触板４の係止部４
ｅとバネ性を有して接触する接触片７ｂを有し、適宜リ
ード線等の一端がはんだ付けなどによって接続され電気
機器の内部回路などと電気的に接続されている。
接触することによって乾電池１０の一方の極とねじりコ
イルばね６、導電性接触板４を介し電気的に接続するも
ので、電池収納室１の内方の所定の位置に固着されてい
る。この電気供給板７は、後述する補強板５の係止部５
ｃに当接する係止片７ａと、導電性接触板４の係止部４
ｅとバネ性を有して接触する接触片７ｂを有し、適宜リ
ード線等の一端がはんだ付けなどによって接続され電気
機器の内部回路などと電気的に接続されている。
【００１５】補強板５は、導電性接触板４とともに操作
体３に保持されて、操作体３とともに蓋体２を電池収納
室１に係止するものである。この補強板５は、黄銅板材
料などの導電性材料によって、操作体３の円柱状の凸部
３ｃを貫挿するための貫挿孔５ａ及び角孔５ｂ、５ｂ
と、係止部５ｃとを有して形成される。係止部５ｃは、
電池収納室１内に配設した電気供給板７に大略狭持され
た状態で蓋体２を係止するときに導電性接触板４の係止
部４ｅを補強して係止するもので、係止部４ｅと同等若
しくは僅かに小さい幅寸法を持って形成される。
体３に保持されて、操作体３とともに蓋体２を電池収納
室１に係止するものである。この補強板５は、黄銅板材
料などの導電性材料によって、操作体３の円柱状の凸部
３ｃを貫挿するための貫挿孔５ａ及び角孔５ｂ、５ｂ
と、係止部５ｃとを有して形成される。係止部５ｃは、
電池収納室１内に配設した電気供給板７に大略狭持され
た状態で蓋体２を係止するときに導電性接触板４の係止
部４ｅを補強して係止するもので、係止部４ｅと同等若
しくは僅かに小さい幅寸法を持って形成される。
【００１６】上記の電気機器の電池蓋の組立の手順は、
まず、蓋体２を挟むように表面側に操作体３を、裏面側
に補強板５、導電性接触板４の順に円柱状の凸部３ｃ及
び角状の凸部３ｄ、３ｄに、貫挿孔５ａ及び角孔５ｂ、
５ｂ及び固着孔４ｂ及び角孔４ｃ、４ｃを貫挿し、固着
孔４ｂの突出部４ｆが円柱状の凸部３ｃを圧接すること
によって固着する。そして、ねじりコイルばね６の下側
の終端を導電性接触板４の挿通孔４ａ、４ａに挿通して
係止する。
まず、蓋体２を挟むように表面側に操作体３を、裏面側
に補強板５、導電性接触板４の順に円柱状の凸部３ｃ及
び角状の凸部３ｄ、３ｄに、貫挿孔５ａ及び角孔５ｂ、
５ｂ及び固着孔４ｂ及び角孔４ｃ、４ｃを貫挿し、固着
孔４ｂの突出部４ｆが円柱状の凸部３ｃを圧接すること
によって固着する。そして、ねじりコイルばね６の下側
の終端を導電性接触板４の挿通孔４ａ、４ａに挿通して
係止する。
【００１７】次に、以上説明した電気機器の電池蓋によ
って電池収納室１に乾電池１０を収納する手順について
説明する。まず、乾電池１０を電池収納室１に所定の極
性の方向に挿入し上記の手順によって組み立てられて、
操作体３、導電性接触板４及び補強板５が保持されてい
る蓋体２を電池収納室１の開口部分を塞ぐようにして取
り付ける。そして、図４の（ａ）に示す開放状態から右
方向に操作体３を回動し（ｂ）に示す係止状態とし蓋体
２を電池収納室１に係止する。なお、このとき図５の裏
面図に示すように蓋体２の開口終縁の２つの凸部２ｃ、
２ｃ間に形成された溝２ｄには、（ａ）の開放状態即ち
取り外し自在とする位置と（ｂ）の係止状態即ち蓋体を
係止する位置とにおいて導電性接触板４に設けられた開
閉操作手段の２つの突起４ｄ、４ｄのどちらか一方が嵌
合して回転が止められる。また、このとき、導電性接触
板４の係止部４ｅは補強板５の係止部５ｃとともに電気
供給板７の係止片７ａと接触片７ｂによって大略狭持さ
れている。そして、蓋体２を電池収納室１の開口から取
り外す場合は、図４のｂ）に示す係止状態から左方向に
操作体３を回動し（ａ）に示す開放状態とし蓋体２は電
池収納室１から取り外し自在となる。
って電池収納室１に乾電池１０を収納する手順について
説明する。まず、乾電池１０を電池収納室１に所定の極
性の方向に挿入し上記の手順によって組み立てられて、
操作体３、導電性接触板４及び補強板５が保持されてい
る蓋体２を電池収納室１の開口部分を塞ぐようにして取
り付ける。そして、図４の（ａ）に示す開放状態から右
方向に操作体３を回動し（ｂ）に示す係止状態とし蓋体
２を電池収納室１に係止する。なお、このとき図５の裏
面図に示すように蓋体２の開口終縁の２つの凸部２ｃ、
２ｃ間に形成された溝２ｄには、（ａ）の開放状態即ち
取り外し自在とする位置と（ｂ）の係止状態即ち蓋体を
係止する位置とにおいて導電性接触板４に設けられた開
閉操作手段の２つの突起４ｄ、４ｄのどちらか一方が嵌
合して回転が止められる。また、このとき、導電性接触
板４の係止部４ｅは補強板５の係止部５ｃとともに電気
供給板７の係止片７ａと接触片７ｂによって大略狭持さ
れている。そして、蓋体２を電池収納室１の開口から取
り外す場合は、図４のｂ）に示す係止状態から左方向に
操作体３を回動し（ａ）に示す開放状態とし蓋体２は電
池収納室１から取り外し自在となる。
【００１８】以上説明した実施の形態の電気機器の電池
蓋によると、補強板５によって導電性接触板４に設けた
係止部４ｅが補強されるものとなるので、外部からの衝
撃によって変形しにくいものとなる。その結果、蓋体２
が電池収納部１から外れにくく、もって乾電池１０が電
気機器の落下によって外に飛び出すことがなくなる。ま
た、補強板５によっても電気供給板７と電気的に接続さ
れるものとなるので、電気的な接触の信頼性が従来通り
確保され安定したものとなる。また、２つの突起によっ
て回転が止められるものとなるので、簡単な構造によっ
て操作体２の回転止めが実現され成形金型の構造も簡単
なものとなり低コストなものとなる。
蓋によると、補強板５によって導電性接触板４に設けた
係止部４ｅが補強されるものとなるので、外部からの衝
撃によって変形しにくいものとなる。その結果、蓋体２
が電池収納部１から外れにくく、もって乾電池１０が電
気機器の落下によって外に飛び出すことがなくなる。ま
た、補強板５によっても電気供給板７と電気的に接続さ
れるものとなるので、電気的な接触の信頼性が従来通り
確保され安定したものとなる。また、２つの突起によっ
て回転が止められるものとなるので、簡単な構造によっ
て操作体２の回転止めが実現され成形金型の構造も簡単
なものとなり低コストなものとなる。
【００１９】なお、上記の実施の形態の説明において、
補強板を黄銅板材料などの導電性材料によって形成され
たものの例を示したが本発明はそのものに限定するもの
でなく、鋼板材料などの導電率の低い金属板あるいは合
成樹脂材料であっても良い。また、開閉操作手段である
操作体３の回転止めは、２つの突起によって溝に嵌合し
て行うもののみに限定するものでなく、例えば、突起を
１つとして溝を２つ形成し行うものであっても良い。
補強板を黄銅板材料などの導電性材料によって形成され
たものの例を示したが本発明はそのものに限定するもの
でなく、鋼板材料などの導電率の低い金属板あるいは合
成樹脂材料であっても良い。また、開閉操作手段である
操作体３の回転止めは、２つの突起によって溝に嵌合し
て行うもののみに限定するものでなく、例えば、突起を
１つとして溝を２つ形成し行うものであっても良い。
【００２０】
【発明の効果】請求項１記載の電気機器の電池蓋は、補
強板によって導電性接触板に設けた係止部が補強される
ものとなるので、外部からの衝撃によって変形しにくい
ものとなり、蓋体が電池収納部から外れにくく、もって
乾電池が電気機器の落下によって外に飛び出すことがな
くなる。
強板によって導電性接触板に設けた係止部が補強される
ものとなるので、外部からの衝撃によって変形しにくい
ものとなり、蓋体が電池収納部から外れにくく、もって
乾電池が電気機器の落下によって外に飛び出すことがな
くなる。
【００２１】また、請求項２記載の電気機器の電池蓋
は、請求項１記載のものの効果に加え、補強板によって
も電気供給板と電気的に接続されるものとなるので、電
気的な接触の信頼性が安定したものとなる。
は、請求項１記載のものの効果に加え、補強板によって
も電気供給板と電気的に接続されるものとなるので、電
気的な接触の信頼性が安定したものとなる。
【００２２】また、請求項３記載の電気機器の電池蓋
は、請求項１又は２記載のものの効果に加え、２つの突
起によって回転が止められるものとなるので、簡単な構
造によって操作体の回転止めが実現され低コストなもの
となる。
は、請求項１又は２記載のものの効果に加え、２つの突
起によって回転が止められるものとなるので、簡単な構
造によって操作体の回転止めが実現され低コストなもの
となる。
【図１】本発明の電気機器の電池蓋を装着した状態を示
す要部の側面断面図である。
す要部の側面断面図である。
【図２】図１に示される電気機器から電池蓋を外した状
態を示す要部の斜視図である。
態を示す要部の斜視図である。
【図３】図１に示される電池蓋の分解斜視図である。
【図４】図１に示されるもののＡ方向から見た矢視図と
しての操作の説明図で、（ａ）は開放状態、（ｂ）は係
止状態である。
しての操作の説明図で、（ａ）は開放状態、（ｂ）は係
止状態である。
【図５】図４の裏面図で、（ａ）は開放状態、（ｂ）は
係止状態である。
係止状態である。
【図６】従来例を示す側面断面図である。
【図７】その外観を示す斜視図である。
【図８】その分解斜視図である。
１ 電池収納室 ２ 蓋体 ２ｃ 凸部 ２ｄ 溝 ３ 操作体（開閉操作手段） ４ 導電性接触板 ４ｅ 係止部 ４ｄ 突起 ５ 補強板 ５ｃ 係止部 ６ ねじりコイルばね（接触部） ７ 電気供給板
Claims (3)
- 【請求項１】 電気機器の電池収納室の開口を塞ぐ蓋体
と、該蓋体の略中央に２つの位置間で回動自在に保持さ
れた開閉操作手段と、該開閉操作手段に保持されて電池
の一方の極が接触する接触部及び開閉操作手段を一方の
位置に回動したときに電池収納室内に配設した電気供給
板に大略狭持された状態で蓋体を係止するとともに他方
の位置に回転させたときに電気供給板に非接触の状態で
蓋体を取り外し自在とする係止部を有した導電性接触板
と、を備えた電気機器の電池蓋において、 前記開閉操作手段と導電性接触板との間で開閉操作手段
に保持されて係止部を補強する補強板を設けたことを特
徴とする電気機器の電池蓋。 - 【請求項２】 前記補強板は、導電性材料によって形成
されたことを特徴とする請求項１記載の電気機器の電池
蓋。 - 【請求項３】 前記蓋体は、導電性接触板又は補強板と
の対向面に２つの凸部及び該凸部間に形成された溝を有
し、前記補強板又は導電性接触板の一方に、取り外し自
在とする位置と蓋体を係止する位置とで溝に嵌合して開
閉操作手段の回転止めを行う２つの突起を有することを
特徴とする請求項１又は２記載の電気機器の電池蓋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8075685A JPH09265968A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 電気機器の電池蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8075685A JPH09265968A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 電気機器の電池蓋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09265968A true JPH09265968A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13583304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8075685A Withdrawn JPH09265968A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 電気機器の電池蓋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09265968A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103531732A (zh) * | 2013-10-24 | 2014-01-22 | 中国重汽集团济南动力有限公司 | 一种轻量化电瓶箱体 |
| CN111009630A (zh) * | 2019-12-10 | 2020-04-14 | 湖北华中光电科技有限公司 | 伸缩式便捷装卸电池仓装置 |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP8075685A patent/JPH09265968A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103531732A (zh) * | 2013-10-24 | 2014-01-22 | 中国重汽集团济南动力有限公司 | 一种轻量化电瓶箱体 |
| CN111009630A (zh) * | 2019-12-10 | 2020-04-14 | 湖北华中光电科技有限公司 | 伸缩式便捷装卸电池仓装置 |
| CN111009630B (zh) * | 2019-12-10 | 2022-04-15 | 湖北华中光电科技有限公司 | 伸缩式便捷装卸电池仓装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030603 |