JPS605504Y2 - 電池収納装置 - Google Patents
電池収納装置Info
- Publication number
- JPS605504Y2 JPS605504Y2 JP1978183333U JP18333378U JPS605504Y2 JP S605504 Y2 JPS605504 Y2 JP S605504Y2 JP 1978183333 U JP1978183333 U JP 1978183333U JP 18333378 U JP18333378 U JP 18333378U JP S605504 Y2 JPS605504 Y2 JP S605504Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- lid
- electrode
- battery storage
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は水銀電池にように扁平でかつ一方の電極が突出し
ている電池の収納装置に係り、その目的とするところは
簡単な構成で製造が容易であり、かつ逆挿入を完全に防
止できる優れた電池収納装置を提供することにある。
ている電池の収納装置に係り、その目的とするところは
簡単な構成で製造が容易であり、かつ逆挿入を完全に防
止できる優れた電池収納装置を提供することにある。
一般に水銀電池はその外装ケースが正極、突部が負極と
なって正、負両極を同一面（突部のある面）側で得るこ
とができるので正、負２つの電極片を電池の一方の面側
に間隔をおいて配置し、これらの電極片に電池の突部の
ある面を押付ければ電源の引出しが可能となるものであ
る。
なって正、負両極を同一面（突部のある面）側で得るこ
とができるので正、負２つの電極片を電池の一方の面側
に間隔をおいて配置し、これらの電極片に電池の突部の
ある面を押付ければ電源の引出しが可能となるものであ
る。
それ故、水銀電池の収納部に収納した時、この収納部を
閉じる蓋体は単に電池の抜は止めを行なうようにしてお
けば良いようになっている。
閉じる蓋体は単に電池の抜は止めを行なうようにしてお
けば良いようになっている。
しかるに正、負２つの電極片を接近して配置することが
難しい場合には収納部を閉じる蓋体側に一方の電極片を
持ってこなければならなくなるが、このようにした場合
電池を逆方向に挿入しても電気的な接続がなされること
になり、電気回路を破損する虞れがあるという問題があ
った。
難しい場合には収納部を閉じる蓋体側に一方の電極片を
持ってこなければならなくなるが、このようにした場合
電池を逆方向に挿入しても電気的な接続がなされること
になり、電気回路を破損する虞れがあるという問題があ
った。
本考案はこのように蓋体側に一方の電極片をもって来た
電池収納装置において、電池を逆方向に挿入した場合に
は電気的な接続がなされないようにした優れた構造の電
池収納装置を提供するものである。
電池収納装置において、電池を逆方向に挿入した場合に
は電気的な接続がなされないようにした優れた構造の電
池収納装置を提供するものである。
以下、その一実施例について図面と共に説明する。
第１図は本実施例の装置の分解斜視図であり、１は合成
樹脂製のキャビネット、２は水銀電池収納用の凹部３を
形成するキャビネット１に一体の有底円筒体、４は上記
凹部３を閉鎖するための蓋体である。
樹脂製のキャビネット、２は水銀電池収納用の凹部３を
形成するキャビネット１に一体の有底円筒体、４は上記
凹部３を閉鎖するための蓋体である。
この蓋体４はその上面に硬貨係合溝５が設けられ、その
周面には切欠きが設けられ、この切欠き部分を補うよう
に下面側に１対のＬ字状の保合片６が設けられている。
周面には切欠きが設けられ、この切欠き部分を補うよう
に下面側に１対のＬ字状の保合片６が設けられている。
上記切欠きは蓋体４全体を合成樹脂で成形する際の金型
の逃げとなる部分であるのでなくとも良い。
の逃げとなる部分であるのでなくとも良い。
この蓋体４はキャビネット１の凹部３の周囲の段部７に
載置され、その上面がキャビネット１の上面に合致する
ようになっているが、この時、蓋体４の係合片６，６は
上記段部７の周縁部に形成した開口８，８に挿入される
。
載置され、その上面がキャビネット１の上面に合致する
ようになっているが、この時、蓋体４の係合片６，６は
上記段部７の周縁部に形成した開口８，８に挿入される
。
この状態で蓋体４を時計方向に回動させればその係合片
６，６がスリット９，９を通して段部７の下面側に当接
腰蓋体４がキャビネット１に取付けられるようになって
いる。
６，６がスリット９，９を通して段部７の下面側に当接
腰蓋体４がキャビネット１に取付けられるようになって
いる。
その時、上記係合片６に設けた突起６ａが段部７の下面
側に設けた溝？ａ（第３図参照）に係合し位置決めされ
るようになっている。
側に設けた溝？ａ（第３図参照）に係合し位置決めされ
るようになっている。
この状態で蓋体４を反時計方向に回動させれば保合片６
が開口８の位置まで戻り蓋体４の取外しが行なえる。
が開口８の位置まで戻り蓋体４の取外しが行なえる。
上記蓋体４の下面には第２図にも示すように金属製の電
極板１０が溶着されている。
極板１０が溶着されている。
すなわち電極板１０に設けた１対の孔１１に蓋体４の下
面に設けたピンを挿通させ、このピンの先端を半田ごて
等で溶かすことによって取付けが行なわれている。
面に設けたピンを挿通させ、このピンの先端を半田ごて
等で溶かすことによって取付けが行なわれている。
第２図の１２はその溶着部である。この電極板１０はそ
の中央部に半球状の突起１０ａを有しており、この突起
１０ａは第３図、第４図に示すように水銀電池１３の突
起（負極）１３ａに接触するようになっている。
の中央部に半球状の突起１０ａを有しており、この突起
１０ａは第３図、第４図に示すように水銀電池１３の突
起（負極）１３ａに接触するようになっている。
さらにこの電極板１０の周縁の一部には逆り字状の弾性
片１４が一体に形成されている。
片１４が一体に形成されている。
一方、キャビネット１の凹部３の周囲には突片１５が一
体に形成されており、この突片１５には線ばねを折曲げ
て形成した負電極端子１６が取付けられている。
体に形成されており、この突片１５には線ばねを折曲げ
て形成した負電極端子１６が取付けられている。
この端子１６には、上記蓋体４をキャビネット１に取付
け、位置決めした時（第４図参照）、電極板１０の弾性
片１４が圧接されるようになっている。
け、位置決めした時（第４図参照）、電極板１０の弾性
片１４が圧接されるようになっている。
この端子１６の遊端はプリント基板１７の電源回路形成
用導電箔１８に圧接される。
用導電箔１８に圧接される。
このプリント基板１７には上記円筒体２挿通用の孔１９
を有しており、キャビネット１に取付けられている。
を有しており、キャビネット１に取付けられている。
なお第４図に示すようにキャビネット１の内面には端子
１６位置決め用の突片２０が設けられている。
１６位置決め用の突片２０が設けられている。
上記円筒体２の下方外周面には開口２１があけてあり、
この開口２１を通して正電極端子となるコイルばね２２
が円筒体２内に挿入されている。
この開口２１を通して正電極端子となるコイルばね２２
が円筒体２内に挿入されている。
このコイルばね２２はその一部２２ａが円筒体２の切欠
き２３に係合され、円筒体２の底壁を上下から弾性的に
挾持し、さらにその一部が第４図に示すように円筒体２
の底面壁と突片２４との間に挾み込まれることで位置決
めされている。
き２３に係合され、円筒体２の底壁を上下から弾性的に
挾持し、さらにその一部が第４図に示すように円筒体２
の底面壁と突片２４との間に挾み込まれることで位置決
めされている。
このコイルばね２２は水銀電池１３の外装ケース（正極
）１３ｂに接触すると共に水銀電池１３を凹部３外に押
出す方向に付勢している。
）１３ｂに接触すると共に水銀電池１３を凹部３外に押
出す方向に付勢している。
このコイルばね２２はリード線を介して電源回路に接続
されている。
されている。
以上の説明から明らかなように、凹部３内に電池１３を
挿入し、蓋体４をキャビネット１の段部７に押当てて時
計方向に回動させると最終的には電極板１０の弾性片１
４が端子１６に接触され電池１３から電源供給を行なう
ことができるようになるとともに蓋体４がキャビネット
１に係止されて電池１３が抜は止めされる。
挿入し、蓋体４をキャビネット１の段部７に押当てて時
計方向に回動させると最終的には電極板１０の弾性片１
４が端子１６に接触され電池１３から電源供給を行なう
ことができるようになるとともに蓋体４がキャビネット
１に係止されて電池１３が抜は止めされる。
この状態で蓋体４を反時計方向に回動させればその係合
片６が開口８に合致したところでばね２２の力で蓋体４
が押出され電池１３の取出しが可能となる。
片６が開口８に合致したところでばね２２の力で蓋体４
が押出され電池１３の取出しが可能となる。
なお第２図、第５図に示すように蓋体４の裏面外周部に
は突出壁２５が設けであるので、電池１３を逆に挿入し
た時には電極板１０に電池１３の正極が接触せず、もっ
て電源の誤供給は行なわれない。
は突出壁２５が設けであるので、電池１３を逆に挿入し
た時には電極板１０に電池１３の正極が接触せず、もっ
て電源の誤供給は行なわれない。
以上説明したように本考案の電池収納装置によれば電池
収納用凹部を閉鎖する蓋体に電極板を取付は電池収納用
凹部の底面に設けた電極との間で電源供給をなすように
構成しているため、電極そのものを比較的離して配置す
ることができ、スペース的に有効な電池収納装置とする
ことができる。
収納用凹部を閉鎖する蓋体に電極板を取付は電池収納用
凹部の底面に設けた電極との間で電源供給をなすように
構成しているため、電極そのものを比較的離して配置す
ることができ、スペース的に有効な電池収納装置とする
ことができる。
そして特に本案によれば、蓋体の裏面外周部に突出壁を
設けこの突出壁によって電池を逆方向に挿入した場合に
は電池の電極が蓋体の電極板に接触しないようにしてい
るため、従来のように電源の誤供給が発生することが全
くなく実用上きわめて有利なものである。
設けこの突出壁によって電池を逆方向に挿入した場合に
は電池の電極が蓋体の電極板に接触しないようにしてい
るため、従来のように電源の誤供給が発生することが全
くなく実用上きわめて有利なものである。
しかも、蓋体を回転させて電池収納用凹部を塞ぐように
係合させたとき上記電極板に一体に設けた弾性片が上記
電池収納用凹部の開口近傍に設けた端子に接触して電気
的な導通を図るようにしているため、内部の電気回路と
の接続が比較的簡便にして実現できる利点を有する。
係合させたとき上記電極板に一体に設けた弾性片が上記
電池収納用凹部の開口近傍に設けた端子に接触して電気
的な導通を図るようにしているため、内部の電気回路と
の接続が比較的簡便にして実現できる利点を有する。
′
第１図は本考案の一実施例における電池収納装置の分解
斜視図、第２図は同装置を構成する蓋の裏面斜視図、第
３図、第４図は同装置の電池収納状態を示す側面断面図
、第５図は電池の逆挿入防土構造を説明する断面図であ
る。 １・・・・・・キャビネット、３・・・・・・凹部、４
・・・・・・蓋 体、１０・・・・・・電極板、１４・・・・・・弾性片
、端子、２５・・・・・・突出壁。 １６・・・・・・
斜視図、第２図は同装置を構成する蓋の裏面斜視図、第
３図、第４図は同装置の電池収納状態を示す側面断面図
、第５図は電池の逆挿入防土構造を説明する断面図であ
る。 １・・・・・・キャビネット、３・・・・・・凹部、４
・・・・・・蓋 体、１０・・・・・・電極板、１４・・・・・・弾性片
、端子、２５・・・・・・突出壁。 １６・・・・・・
Claims (1)
- 電池収納用凹部の底面に電池の突出しない一方の電極に
接触する電極を設けると共にこの凹部を閉鎖すべく着脱
自在に取付けられる蓋体の裏面に上記電池の突出した他
方の電極に接触する電極板を設け、上記蓋体を回転させ
て上記電池収納用凹部を塞ぐように係合させたとき上記
電極板に一体に設けた弾性片が上記電池収納用凹部の開
口近傍に設けた端子と接触して電気的な導通を図るよう
に構成した電池収納装置において、上記蓋体の裏面外周
部に突出壁を設け、上記凹部に電池の突出しない一方の
電極が蓋体側に来るように上記電池を収納したとき、上
記突出しない一方の電極が上記突出壁に当接し蓋体に設
けた電極板に接触しないように構成した電池収納装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978183333U JPS605504Y2 (ja) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | 電池収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978183333U JPS605504Y2 (ja) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | 電池収納装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5526899U JPS5526899U (ja) | 1980-02-21 |
| JPS605504Y2 true JPS605504Y2 (ja) | 1985-02-20 |
Family
ID=29194998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978183333U Expired JPS605504Y2 (ja) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | 電池収納装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS605504Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4812104U (ja) * | 1971-06-25 | 1973-02-10 |
-
1978
- 1978-12-26 JP JP1978183333U patent/JPS605504Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4812104U (ja) * | 1971-06-25 | 1973-02-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5526899U (ja) | 1980-02-21 |
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