JP2004251095A - 防水パン - Google Patents

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Yashio Suzuki
弥志雄 鈴木
Mitsuru Iwai
満 岩井
Kenichi Miyazaki
謙一 宮崎
Makoto Okada
誠 岡田
Eisuke Tadaoka
英介 唯岡
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Abstract

【課題】使用後の防水パンの表面を、短時間のうちに乾燥状態にすることができる防水パンを提供する。
【解決手段】表面に滑り止め用の凸部と、これら凸部の間に排水口又は流し溝に連続する流路が形成され、その流路に水の凝集現象を防止する親水性処理を施された防水パン。親水性処理は、表面に微細な凹凸を施すことによりおこなうことができる。微細な凹凸は、凹凸の平均間隔Smと最大高さRyとの比Sm/Ry(但し、Ry及びSmは、レーザ顕微鏡で、X−Y(横縦)方向の分解能を0.2913μm、Z(高さ)方向の分解能を0.5μm、測定長を298μmに設定して測定した場合の値である)が5以下であるようにすることが好ましい。親水性処理は、親水性膜を形成することによって行ってもよい。
【選択図】 なし。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用後はその表面が乾きやすい浴室用の防水パンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、浴室用の防水パンは、意匠性を重視して、その表面は300mm角程度の大きさの目地割りによる田の字又は格子状のパターンが施され、そのパターンを形成する溝は目地と呼ばれて、通常、その幅は3〜10mm程度、深さは0.3〜1.0mm程度である。また、上記溝で囲まれる最小区画(一箇のタイルに相当する部分)の表面は、自然感を持たせるために、天然石や見本板を真似て岩肌調に加工され、あるいはシボ加工されていることが多い。
【0003】
しかし、このような防水パンは、表面の意匠性が重視されてはいるが、排水性(速乾燥性)は不十分であり、また、防水パンの素材は、比較的撥水性の高いFRPなどのプラスチック類が多く用いられていることから、入浴後の防水パン上の湯水はその防水パンの上で接触角の大きな水玉を形成し、翌日になってもこの水玉状の残水は乾きにくく、自然乾燥せずに残ってしまう。従って、翌日、使用者が浴槽の清掃を行う際、防水性のぞうり等をはかなければ足がぬれるなど、煩わしいことになる。特に冬には残り水が冷たくなっているため、寒さを助長する。
【0004】
このような問題を解決するものとして、防水パンの表面に、凸部と流路を有し、その流路の上に凹凸形状部が重ねて形成されている製品が提案されている(特許文献1参照)。これは、滑り止め用の比較的長尺形状の凸部と、この凸部の間に連続する流路で構成され、その流路の上に凹凸形状部が線状に、凸部及び流路を横切る方向に形成され、その結果、流路の中を流れる水の速度が凹凸形状部に邪魔されて抑制され、ゆっくり流し、流路内で水が途切れることがないとしたものである。この構成と作用により、流路内に一時捕水した水と、新たに防水パン表面で水玉を形成した残水とを接触させることで、これら二つの水の表面張力によって発生する力を流路内への誘引・導水力として利用し、単独で残留する水玉を削減することで、防水パンの表面を速やかに乾燥させることができる。
しかし、この防水パンは、実験の結果、流路内の水が途切れやすく、水玉が凝集した状態で表面に残り、速やかに乾燥しないことが判明した。その詳細は、後述する。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−242410号公報(第3〜6頁、第2〜6図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、凸部と流路といった基本的な構成を有しながら、前記の原理とは異なった原理により、使用後の防水パンの表面を、短時間のうちに乾燥状態にすることができる防水パンを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、次のものに関する。
1、表面に滑り止め用の凸部と、これら凸部の間に排水口又は流し溝に連続する流路が形成され、その流路が、水の凝集現象を防止する親水性処理を施された防水パン。
2、親水性処理が、表面に微細な凹凸を施すことである項1に記載の防水パン。
3、微細な凹凸が、凹凸の平均間隔Smと最大高さRyとの比Sm/Ry(但し、Ry及びSmは、レーザ顕微鏡で、X−Y(横縦)方向の分解能を0.2913μm、Z(高さ)方向の分解能を0.5μm、測定長を298μmに設定して測定した場合の値である(この設定を、以下、「設定A」という)が5以下であるように施された項2に記載の防水パン。
4、親水性処理が、親水性膜を形成することである項1に記載の防水パン。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る一実施例の防水パンの平面図である。
図1に示すように、防水パン1は、浴槽設置部2に隣接する洗場部に相当する部分であり、浴槽設置部2は洗場側防水パンと別体で形成され、接続される。また、防水パン1は、隣接する浴槽と一体に成形されていてもよい。
【0009】
防水パン1には、排水のための排水口凹部3が形成され、排水口凹部3の中に排水口4が配置されている。
防水パン1は、上記排水口凹部3が最も低くなるように排水勾配が取られており、浴室使用時には、湯水が防水パン1上の水が排水勾配に沿って流れ、排水口凹部3に集水されるようになっている。また、排水を補助するための排水流し溝5を浴槽に沿って設けている。排水流し溝5内に落ちた排水は排水口凹部3に集水されるようになっている。
【0010】
本発明における防水パンの素材は、無機質材料とすることもできるが、通常は、成形が容易であること、量産性に富むことから、ガラス繊維強化プラスチック製が好ましく、その樹脂材料としては、不飽和ポリエステル樹脂が一般的である。
本発明おける排水勾配は、使用時に、湯水が、排水口又は排水溝に向って流れるようにするための傾斜であり、排水口又は排水溝に向って1/20〜1/100の範囲内の下り勾配を有する。排水口に向けて下り勾配を付けることが一般的であるが、グレーチングを載せた排水溝が洗い場周りにあるような浴室では、その排水溝へ向かうような下り勾配でもよい。防水パンには、一般に排水勾配を設けることが好ましい。
【0011】
本発明に係る防水パンは、その表面に、滑り止め用の凸部と、これら凸部の間に排水口又は流し溝に連続する流路を有する。
凸部は、流路よりも凸状に形成されていれば、その高さ、形状、間隔、上面の柄や凹凸は特に限定されないが、滑り止め効果を高めるためには、上面の算術平均粗さRaが、2μm以上であることが好ましい。
【0012】
流路は、表面を短時間に乾燥状態にするための原理により、その構成が異なってくる。本発明は、表面を親水化し、表面に付着した水を凝集させず、薄い膜状に広げ、短時間に乾燥状態にするものであるため、流路の形状、幅、深さは特に限定されず、親水化処理が施されていることが必要になる。このような流路は、流路内の水が途切れても、溝幅が広くても、短時間に乾燥する性能が損なわれることがない。
一方、前述した特許文献1では、流路内の水を途切れさせないように、凹凸形状部を重ねて形成する手段や、深さ0.5mm、幅2mmの深くて細い溝により、流路内の流速を抑制させる手段が講じられている。したがって、凹凸形状部が、水を途切れさせない効果がない場合、溝の幅が広い場合は、短時間に乾燥する性能が損なわれることになる。
流路は、排水口又は排水溝に向かって水が流れやすいように傾斜を有する。この傾斜は前記の排水勾配と異なった勾配の大きさでもよい。
【0013】
本発明おいて、親水性とは、水の接触角が60度未満のことをいう。水の接触角を測るときは、接触角測定器の水平台に測定物を載せ、横方向から光を当てて投影拡大し、測定物と液滴との境界を基準にして、液滴端部を通る液滴への接線と、その基準がなす角度を読み取る。防水パンのように大きな測定物は、小片に切断して測定すればよい。また、親水性の尺度として、水の接触角を測る場合、(1)単に表面に水滴を静置して測定する方法、(2)水滴を約300mmの高さから表面に自然落下させて測定する方法、(3)水滴を落とした後、水をおしなべて、その再凝集の状態を見る方法がある。(1)の場合、表面に水滴を落とした結果、水の接触角が60度未満であれば、本発明における親水性といえる。(2)の場合も、水の接触角が60度未満であれば、本発明における親水性といえる。(3)の場合、再凝縮した水の接触角が60度未満であれば、本発明における親水性であり、再凝縮しない場合も本発明における親水性といえる。尚、本発明では、接触角が40度以下であれば、さらに好ましい。
表面を親水性にするために、多くの場合、親水性処理が必要である。それには、親水性膜を形成する方法、表面形状を調整する方法などがある。
【0014】
親水性膜を形成する方法としては、表面に親水性の物質を塗装する方法が一般的である。親水性の物質としては、ポリシラザンや、酸化チタンを含む光触媒など、表面エネルギーが高く、結果として、水との接触角が60度以下になる物質であれば特に限定されない。因みに、FRPは水との接触角が70〜80度であるが、ポリシラザンを塗装した場合は約40度、光触媒を塗装した場合は約10度にすることができる。水の凝縮が観察されない。その他親水性の物質としては、親水性塗料がある。
【0015】
表面形状を調整する方法としては、表面の微細な凹凸形状によって、擬似的に親水化する方法である。
【0016】
表面の凹凸形状によって、擬似的に親水化する方法のさらにもう一つは、凹凸の平均間隔Smと最大高さRyとの比Sm/Ry(設定Aで測定)が5以下であるように表面に微細な凹凸を施し、表面積を増大させることである。比Sm/Ryの下限は、特に制限はないが、0.05であることが好ましく、下限を0.1とするとより好ましい。比Sm/Ryが小さすぎると凹凸の作製が難しくなる。表面の算術平均粗さRaは100μm以下であることが好ましい。このRaも、レーザ顕微鏡で、設定Aの条件で測定した場合の値である。
このような凹凸形状を施す方法としては、防水パン表面の凹凸形状を施したい部分をサンドペーパー等を用いてサンディングする方法、防水パンを金型成形するに際し、金型として、防水パンの凹凸形状を施す部分に対応した金型表面にサンドブラストを施したり、エッチング処理をした金型を使用する方法などがある。
FRPで鏡面の場合は、例えば、Ra=0.051μm、Ry=0.31μm、Sm=9.97μm、Sm/Ry=32.2であり、水を表面に流すと、凝縮する現象が観察される。一方、FRPの表面を粒度20μmのサンドペーパーでサンディングした場合、例えば、Ra=0.328μm、Ry=2.89μm、Sm=13.899μm、Sm/Ry=4.8とすることができ、水を表面に流すと、水が広がった状態が保たれ、凝縮しないことが観察される。また、金型表面にエッチング処理を施した金型で防水パンを成形した場合、その表面は、例えば、Ra=1.523μm、Ry=8.72μm、Sm=38.579μm、Sm/Ry=4.4とすることができ、これにより水が広がった状態が保たれ、凝縮しないことが観察される。
従来の岩肌調といわれているものは、算術平均粗さRaは1.77μm、最大高さRyは10.05μm、凹凸の平均間隔Smは97.95μm、Sm/Ryは9.7であり、上記の凹凸と区別され、また、この岩肌調といわれているものには、親水性化の機能はない。
尚、算術平均粗さRa、最大高さRy、凹凸の平均間隔Smは、レーザ顕微鏡(例えば、(株)キーエンス製のレーザ顕微鏡VK−8500シリーズ)を用いて測定することができる。
【0017】
【作用】
防水パンは、排水勾配を有するので、浴室使用中の湯水の大部分は、これにより、すなわち、重力の働きで、排水口又は排水溝に向けて流れ落ちる。このとき残った湯水は、例えば、従来の滑らかな表面、鏡面、岩肌調などの表面では、接触角70〜80度の水玉が多数残るように、水の表面張力により凝縮する。水玉が占める面積は、防水パン面積の十数%程度である。この水玉は、水の量に対し表面積が小さいため、8時間程度では自然乾燥することなく、翌朝になっても残ってしまう。
一方、排水勾配を有する防水パンが、親水性である場合、浴室使用中の湯水の大部分は、重力の働きで、排水口又は排水溝に向けて流れ落ちるが、残った湯水は、防水パンが、親水性であるため水で良く濡れることになり、残存する湯水は、膜状に薄く広がり乾きやすくなる。
さて、本発明のように、滑り止め用の凸部と、その凸部の間に水の凝集現象を防止する親水性処理を施した流路を設けることにより、浴室使用中の湯水の大部分は、上記と同様、重力の働きで、排水口又は排水溝に向けて流れ落ちるが、残った湯水は、流路では、接触角の大きな水玉にはならず、良く濡れた状態になる。一方、凸部上に残った湯水は、使用直後では、流路の水と繋がっており、凸部の撥水性により、流路に移動する。これにより、流路に残存又は誘導された水は、一部は排水口又は排水溝に導かれて排水され、残りは、流路に薄く広がるため、体積に対して、表面積が大きく、従って、自然乾燥しやすい。
凸部と流路は、凸部が流路を取り囲むように隣接して、しかも流路が連続して防水パン全面に配されると、特に、水玉ができにくくなるので乾燥効果が優れる。
さらに、流路が排水口又は排水溝に連続して至るように配されると、一部の水が排水口又は排水溝に導かれて排水される排水効果も期待できるため、乾燥効果を高めることができる。
以上の機序により、本発明に係る防水パンは、使用後に早く乾きやすい。なお、凸部に水玉が残ることがあるかもしれないが、凸部の面積を0.1〜20cmにすれば、十分に小さいため、蒸発により十分早く乾く。
凸部の間隔は、適宜決定される。
本発明おいて、親水性とは、水を表面に流した後、表面張力によって、再度凝縮しようとする現象を防止する手段であるといえる。
【0018】
本発明のような表面テクスチュアを有する防水パンは、防水パンの表面凹凸模様に対応する型(金属製)を用いて、シートモールディングコンパウンド(SMC)を成形して製造することができる。また、同様にして成形した防止パンに処理を施すことにより本発明に係る防水パンを作製することができる。
【0019】
【実施例】
実施例1
図1に示した防水パンを作製した。表面テクスチュアは図2及び図3に示すものとした。図2は、表面テクスチュアを示す部分平面図、図3はそのA−A断面図である。
本実施例における防水パン1は、凸部6と流路7に対応する部分の金型表面を所定のエッチングが施された金型を用いてシートモールディングコンパウンド(SMC)成形することにより作製したものである。
本実施例における防水パン1において、滑り止め用の凸部6は、長辺側が9.5mm、短辺側が7.5mmの小判形状をしており、長辺側が流し溝5へ向いていて、その表面は、高さ0.8mmの位置にRaが2.5μmの岩肌調の柄が施されている。凸部6のRaは、一般的な触針式の粗さ測定器(例えば、(株)東京精密製SURFCOM1400A)で測定したときに2.5μmであって、測定方法によって、その数値は異なる。
例えば、その凸部6の表面を、レーザ顕微鏡を用い、前記設定Aで測定した場合、Ra=1.77μm、Ry=10.05μm、Sm=97.95μm、Sm/Ry=9.7になる。また、レーザ顕微鏡の設定を、X−Y方向の分解能を0.03641μm、Z方向の分解能を0.05μm、測定長を5μmにした場合(以下、設定Bとする)、Ra=0.12μm、Ry=0.707μm、Sm=0.253μm、Sm/Ry=0.513になる。
一方、流路7は、凸部6の周囲に幅5mmで設けられ、レーザ顕微鏡を用い、前記設定Aで測定した場合、Raは13.48μm、Ryは97.91μm、Smは14.15μm、Sm/Ryは0.14の梨地である。流路7の梨地の各項目を、設定Bで測定した場合は、Ra=0.974μm、Ry=6.546μm、Sm=0.546μm、Sm/Ry=0.083になる。
尚、凸部6は防水パン1全体に等間隔に配置されている。
本実施例における接触角は、凸部6は約70度であり、流路7は約15度である。尚、測定は、水滴約10μLを約300mmの高さから表面に自然落下させて測定する方法を用いた。
排水勾配は、1/50であるが、流路も排水勾配の最大傾き方向には、同様の勾配を有したものとした。流し溝5付近では1/10の急勾配が施されている。以上の排水勾配は、以下の実施例及び比較例でも同様である。
このような防水パン1を作製し、防水パン1を所定の配置に固定し、シャワーを用いて、防水パン1全体に放水し、水を流した後、室温15℃、湿度66%の雰囲気に放置して、防水パン表面が完全に乾燥するまでの時間を測定した。
その結果、放水直後には、流し溝5への水の流れが途切れ、また流路7内の水も途切れたが、床全体に水が薄く水膜状に広がり、約1時間後、凸部6の水は流路7に吸収され、さらに約4時間後、流路7の水がすべて乾燥した。
【0020】
実施例2
実施例1におけるのと同様の防水パンを作製した。ただし、表面テクスチュアは図4及び5に示すものとした。
図4は、防水パンの部分平面図、図5はそのB−B断面図である。
本実施例における防水パン1において、滑り止め用の凸部6は、長辺側が9.5mm、短辺側が7.5mmの小判形状をしており、長辺側が流し溝5へ向いていて、その表面は、高さ0.8mmの位置にRaが2.5μm(但し、一般的な触針式の粗さ測定器(例えば、(株)東京精密製SURFCOM1400A)で測定したとき)の岩肌調の柄が施されている。その凸部6の表面を、レーザ顕微鏡で設定Aとした場合、Ra=2.38μm、Ry=12.88μm、Sm=85.87μm、Sm/Ry=6.67になる。また、レーザ顕微鏡の設定を、設定Bとした場合、Ra=0.102μm、Ry=0.676μm、Sm=0.265μm、Sm/Ry=0.392になる。
一方、流路7は、凸部6の周囲に幅5mmで設けられ、レーザ顕微鏡で設定Aとした場合、Raは24.34μm、Ryは144.78μm、Smは20.56μm、Sm/Ryは0.14の梨地である。流路7の梨地の各項目を設定Bで測定した場合は、Ra=1.503μm、Ry=10.295μm、Sm=0.801μm、Sm/Ry=0.078になる。また、流路7の間には、凸部6のほかに、長辺側が9.5mm、短辺側が7.5mmの小判形状の鏡面部8を流路7から0.1mmの深さに配置した。
本実施例における接触角は、凸部6と鏡面部8は約70度であり、流路7は約15度である。尚、測定は、水滴約10μLを約300mmの高さから表面に自然落下させて測定する方法を用いた。
本実施例における防水パン1を所定の配置に固定し、シャワーを用いて、防水パン1全体に放水し、水を流した後、室温15℃、湿度66%の雰囲気に放置して、乾燥するまでの時間を測定した。
その結果、放水直後には、流し溝5への水の流れが途切れ、また流路7内の水も途切れたが、床全体に水が薄く水膜状に広がり、約1時間後、凸部6の水は流路7に吸収され、さらに約4時間後、流路7の水がすべて乾燥した。尚、鏡面部8と流路7の間の水の挙動も、鏡面部8が撥水性を示すため、前述したように、凸部6と流路7の間と同じ挙動を示した。
【0021】
実施例3
実施例1におけるのと同様の防水パンを作製した。ただし、表面テクスチュアを図6及び7に示すものとした。
図6は、防水パンの部分平面図、図7はそのC−C断面図である。
本実施例における防水パン1において、滑り止め用の凸部6は、一辺が5mmの正方形をしており、その表面は、高さ0.8mmの位置に、一般的な触針式の粗さ測定器(例えば、(株)東京精密製SURFCOM1400A)で測定したRaが2.5μmの岩肌調の柄が施されている。その凸部6の表面を、レーザ顕微鏡で設定Aとした場合、Ra=2.337μm、Ry=11.05μm、Sm=60.16μm、Sm/Ry=5.44になる。また、レーザ顕微鏡の設定を、設定Bとした場合、Ra=0.128μm、Ry=0.707μm、Sm=0.244μm、Sm/Ry=0.345になる。
また、凸部6の周囲には、一辺が10mmの正方形の鏡面部8が流路7から0.1mmの深さに配置されている。
一方、流路7は、レーザ顕微鏡で設定Aとした場合、鏡面部8の周囲に、Raは13.52μm、Ryは137.24μm、Smは17.88μm、Sm/Ryは0.13の梨地である。流路7の梨地の各項目は、設定Bで測定した場合は、Ra=1.089μm、Ry=7.959μm、Sm=0.759μm、Sm/Ry=0.095になる。
尚、凸部6と鏡面部8は床表面にランダムに配置されているが、流路7は、床全体に途切れることなく配置され、本実施例では、最も狭い間隔が2.2mmになっている。
本実施例における接触角は、凸部6と鏡面部8は約70度であり、流路7は約15度である。尚、測定は、水滴約10μLを約300mmの高さから表面に自然落下させて測定する方法を用いた。
本実施例における防水パン1を所定の配置に固定し、シャワーを用いて、防水パン1全体に放水し、水を流した後、室温15℃、湿度66%の雰囲気に放置して、乾燥するまでの時間を測定した。
その結果、放水直後には、流し溝5への水の流れが途切れ、また流路7内の水も途切れたが、床全体に水が薄く水膜状に広がり、約1時間後、凸部6の水は流路7に吸収され、さらに約4時間後、流路7の水がすべて乾燥した。尚、鏡面部8と流路7の間の水の挙動も、鏡面部8が撥水性を示すため、前述したように、凸部6と流路7の間と同じ挙動を示した。
【0022】
実施例4
実施例1におけるのと同様の防水パンを作製した。ただし、表面テクスチュアを図8及び9に示すものとした。
図8は、防水パンの部分平面図、図9はそのD−D断面図である。
本実施例における防水パン1において、滑り止め用の凸部6は、大きさがランダムの多角形をしており、その表面は、高さ0.8mmの位置にRaが、一般的な触針式の粗さ測定器(例えば、(株)東京精密製SURFCOM1400A)で測定したとき、2.5μmの岩肌調の柄が施されていて、その面積は最も大きい多角形が、1.5cmで、最も小さい多角形が0.1cmである。また、凸部6の周囲には、凸部6よりも約1〜1.5mm大きい鏡面部8が流路7から0.1mmの深さに配置されている。その凸部6の表面を、レーザ顕微鏡で設定Aとした場合、Ra=1.71μm、Ry=7.74μm、Sm=58.06μm、Sm/Ry=7.5になる。レーザ顕微鏡の設定を、設定Bとした場合、Ra=0.106μm、Ry=0.615μm、Sm=0.311μm、Sm/Ry=0.506になる。
流路7は、鏡面部8の周囲に、レーザ顕微鏡で設定Aとした場合、Raは6.57μm、Ryは39.46μm、Smは16.07μm、Sm/Ryは0.41の梨地である。流路7の梨地の各項目は、設定Bで測定した場合は、Ra=1.214μm、Ry=7.375μm、Sm=0.737μm、Sm/Ry=0.1になる。
尚、凸部6と鏡面部8は床表面にランダムに配置されているが、流路7は、床全体に途切れることなく配置され、本実施例では、最も狭い間隔が0.8mm、最も広い間隔が4.5mmになっている。
本実施例における接触角は、凸部6と鏡面部8は約70度であり、流路7は約15度である。尚、測定は、水滴約10μLを約300mmの高さから表面に自然落下させて測定する方法を用いた。
本実施例における防水パン1を所定の配置に固定し、シャワーを用いて、防水パン1全体に放水し、水を流した後、室温15℃、湿度66%の雰囲気に放置して、乾燥するまでの時間を測定した。
その結果、放水直後には、流し溝5への水の流れが途切れ、また流路7内の水も途切れたが、床全体に水が薄く水膜状に広がり、約1時間後、凸部6の水は流路7に吸収され、さらに約4時間後、流路7の水がすべて乾燥した。尚、鏡面部8と流路7の間の水の挙動も、鏡面部8が撥水性を示すため、前述したように、凸部6と流路7の間と同じ挙動を示した。
【0023】
実施例5
実施例1におけるのと同様の防水パンを作製した。ただし、表面テクスチュアを図2に示すものである。
本実施例における防水パンにおいて、滑り止め用の凸部6は、長辺側が9.5mm、短辺側が7.5mmの小判形状をしており、長辺側が流し溝5へ向いていて、その表面は、高さ0.8mmの位置にRaが、一般的な触針式の粗さ測定器(例えば、(株)東京精密製SURFCOM1400A)で測定したとき、2.5μmの岩肌調の柄が施されている。その凸部6の表面を、レーザ顕微鏡で設定Aとした場合、Ra=1.61μm、Ry=10.14μm、Sm=76.94μm、Sm/Ry=7.59になる。また、レーザ顕微鏡の設定を、設定Bとした場合、Ra=0.117μm、Ry=0.73μm、Sm=0.26μm、Sm/Ry=0.366になる。
一方、流路7は、凸部6の周囲に幅5mmで設けられ、その表面には梨地は施されていない。表面の親水性膜11として次のような処方でポリシラザンがコーティングされている。
予め脱脂処理したFRP製の防水パンに、5%のシランカップリング剤A−1100(イソプロピルアルコール溶液)(日本ユニカー株式会社製)をスプレーコートで塗布し、100℃の乾燥炉内で10分乾燥させた。次いで、5%のポリシラザンNL−110(キリレン溶媒)(クラリアントジャパン株式会社製)をスプレーコートで塗布し、140℃の乾燥炉内で60分乾燥(架橋)させた。その後、0.02%の水酸化ナトリウム水溶液で処理した。尚、撥水性を示す部分6は、マスキング等によりコーティングされない処置を施した。
本実施例における接触角は、凸部は約70度であり、流路は約20度である。尚、測定は、水滴約10μLを約300mmの高さから表面に自然落下させて測定する方法を用いた。
本実施例における防水パン1を作製し、防水パン1を所定の配置に固定し、シャワーを用いて、防水パン1全体に放水し、水を流した後、室温15℃、湿度66%の雰囲気に放置して、乾燥するまでの時間を測定した。
その結果、放水直後には、流し溝5への水の流れが途切れ、また流路7内の水も途切れたが、床全体に水が薄く水膜状に広がり、約1時間後、凸部6の水は親水性膜に吸収され、さらに約4時間後、親水性膜の水がすべて乾燥した。
【0024】
比較例1
実施例1におけるのと同様の防水パンを作製した。ただし、表面テクスチュアを図10及び11に示すものとした。
図10は、防水パンの部分平面図、図11はそのE−E断面図である。
この防水パンは、滑り止め用の凸部6が比較的長尺形状であり、この凸部6の間に流路7が形成されている。この凸部6は流路7に対して、0.3mmの凸形状になっている。一方、流路7には、線状で、凸部6及び流路7を横切る方向に凹凸形状部9が施されている。この凹凸形状部9は、凸部6及び流路7に対して、0.1mmの高さになっている。その凸部6の表面を、レーザ顕微鏡で設定Aとした場合、Ra=0.328μm、Ry=2.89μm、Sm=18.837μm、Sm/Ry=6.52になる。また、レーザ顕微鏡の設定を、設定Bとした場合、Ra=0.328μm、Ry=2.186μm、Sm=0.714μm、Sm/Ry=0.352になる。
このような防水パン1を用い、実施例と同じ試験を行った。
その結果、直後から水が凝縮しはじめ、流路7の水が途切れ、また、凸部6、流路7に拘わらず、水玉状に複数の箇所で残存し、約8時間経過しても乾燥しなかった。すなわち、流路7にこのような寸法の凹凸形状部9を形成しても、短時間で乾燥する防水パンは得られない。
【0025】
比較例2
実施例1におけるのと同様の防水パンを作製した。ただし、表面テクスチュアを図12及び13に示すものとした。
図12は、防水パンの部分平面図、図13はそのF−F断面図である。
本実施例における防水パンにおいて、滑り止め用の凸部6は、対角線寸法の長い方が21.6mm、短い方が10.8mmの略菱形形状をしており、長い方が流し溝5へ向いていて、その表面は、高さ0.8mmの位置にRaが2.5μmの岩肌調の柄が施されている。一方、流路7は、凸部6の周囲に幅3mm、深さ0.5mmで設けられ、その表面には梨地は施されていない。凸部6のRaは、一般的な触針式の粗さ測定器(例えば、(株)東京精密製SURFCOM1400A)で測定したときに2.5μmであって、測定方法によって、その数値は異なる。
その凸部6の表面を、レーザ顕微鏡で設定Aとした場合、Ra=1.91μm、Ry=8.54μm、Sm=65.86μm、Sm/Ry=7.71になる。
また、レーザ顕微鏡の設定を、設定Bとした場合、Ra=0.097μm、Ry=0.85μm、Sm=0.298μm、Sm/Ry=0.351になる。
このような防水パン1を用い、実施例と同じ試験を行った。
その結果、直後から水が凝縮しはじめ、流路7の水が途切れ、また、凸部6、流路7に拘わらず、水玉状に複数の箇所で残存し、約8時間経過しても乾燥しなかった。すなわち、このような寸法の流路7では、誘引・導水作用は発現されず、短時間で乾燥する防水パンは得られない。
【0026】
【発明の効果】
本発明に係る防水パンによれば、凸部の水が流路の水に確実に導かれるとともに、流路の水が途切れても、流路の水が膜状に濡れ広がるため、速やかに乾燥する。また、凸部と流路をランダムに配置でき、また凸部の周囲に鏡面部も配置できるので、意匠の自由度が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における防水パンの平面図である。
【図2】本発明の一実施例における防水パンの部分平面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】本発明の一実施例における防水パンの部分平面図である。
【図5】図4のB−B断面図である。
【図6】本発明の一実施例における防水パンの部分平面図である。
【図7】図6のC−C断面図である。
【図8】本発明の一実施例における防水パンの部分平面図である。
【図9】図8のD−D断面図である。
【図10】比較例における防水パンの部分平面図である。
【図11】図10のE−E断面図である。
【図12】本発明の一比較例における防水パンの部分平面図である。
【図13】図12のF−F断面図である。
【符号の説明】
1:防水パン
2:浴槽設置部
3:排水口凹部
4:排水口
5:排水流し溝
6:凸部
7:流路
8:鏡面部
9:凹凸形状部

Claims (4)

  1. 表面に滑り止め用の凸部と、これら凸部の間に排水口又は流し溝に連続する流路が形成され、その流路が、水の凝集現象を防止する親水性処理を施された防水パン。
  2. 親水性処理が、表面に微細な凹凸を施すことである請求項1に記載の防水パン
  3. 微細な凹凸が、凹凸の平均間隔Smと最大高さRyとの比Sm/Ry(但し、Ry及びSmは、レーザ顕微鏡で、X−Y(横縦)方向の分解能を0.2913μm、Z(高さ)方向の分解能を0.5μm、測定長を298μmに設定して測定した場合の値である)が5以下であるように施された請求項2に記載の防水パン。
  4. 親水性処理が、親水性膜を形成することである請求項1に記載の防水パン。
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